JP2007146782A - マグネットスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】固定磁気コアを構成するベース部と薄板を積層してなるディスク部との抜け止めを図ると共にディスク部の撓みを低減したマグネットスイッチを提供する。
【解決手段】マグネットスイッチ1によれば、固定磁気コア26のディスク部30を構成する複数の薄板32〜35のうち薄板32が、その内径部32aにて延設部54の外周に保持されてベース部28の抜け止めを図ることができる。また、マグネットスイッチ1を作動させて可動接点13が固定接点12に当接し、プランジャ6が固定磁気コア26のベース部28に当接する時に、デイスク部30全体が撓んで可動接点13と固定接点12との接触が不安定になることを防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンを始動させるためのスタータに用いるマグネットスイッチに関する。
従来、スタータのマグネットスイッチで用いられる固定磁気コアは、通常、押し出し成形で一体成形されている。このような磁気コアの欠点は、形状が複雑であるので、製造コストが増加することである。この問題を解決するために、固定磁気コアを、ベース部とディスク部との2つの部材で構成することが提案されている。その場合、簡単な構造のベース部は、押し出し成形、旋削、またはセンタリングで製造され、ディスク部は、プレス工程において、厚肉の金属板をスタンピングすることにより製造される。
しかし、可動磁気コアに接続された可動接触子を良好に案内するのに必要な厚肉のディスク部は、プレス成形しなければならないために、製造効率が悪く、また、ハイパワーのプレス機が必要であるので、製造コストが増加する。この問題を解決するために、ディスク部を薄板の積層体から構成し、ディスク部の内径部にベース部を圧入し保持して固定磁気コアを構成する旨の技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。
特表2002−524826号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された従来技術の固定磁気コアでは、ベース部をディスク部に圧入で保持しているため、ディスク部を構成する薄板毎の圧入部内径寸法のばらつきや、楕円、プレスの場合のせん断面による平面不足等により、保持荷重がばらついたり、スイッチの作動によりプランジャがベース部に当接することで、歪が繰り返し発生し、最悪の場合はベース部がディスク部から抜けるという問題点があった。また、ディスク部の剛性は板厚の3乗と枚数との積に比例するので、複数枚の薄板を積層してディスク部を構成した場合、1枚の厚肉板でディスク部を構成した場合よりも剛性が低下する。このため、マグネットスイッチを作動させて可動接点が固定接点に当接し、続いてプランジャが固定磁気コアのベース部に当接する時に、ディスク部の剛性が低いことに起因してデイスク全体が撓み、接点の接触が不安定になるという問題点もあった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、固定磁気コアを構成するベース部と薄板を積層してなるディスク部との抜け止めを図ると共にディスク部の撓みを低減したマグネットスイッチを提供することをその目的としている。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.通電されて磁束を発生する励磁コイルと、その励磁コイルの一端側内周に配置される固定磁気コアと、前記励磁コイルの内周に前記固定磁気コアと対向して挿入され、前記励磁コイルへの通電時に前記固定磁気コア側へ吸引されるプランジャとを備え、モータの通電回路に接続される固定接点に対向して可動接点を駆動するマグネットスイッチであって、
前記固定磁気コアは、大径の円筒部と軸方向に延設された小径の延設部とを有するベース部と、内径部を有する複数の中空円板状の薄板を積層してなり且つ各内径部にて前記ベース部の延設部に取付けられるディスク部とを備え、
前記ベース部には、前記延設部の外周の一部に切欠部が形成されると共に、前記ディスク部を構成する複数の薄板のうち少なくとも一つの薄板が、その内径部にて前記延設部の切欠部に締まり嵌めされたことを特徴とするマグネットスイッチ。
手段1によれば、ディスク部を構成する複数の中空円板状の薄板のうち少なくとも一つの薄板が、その内径部にて延設部の外周の一部に形成された切欠部に締まり嵌めされているので、複数の薄板が軸方向に確実に保持され、ベース部とディスク部との抜け止めを図ることができる。また、ディスク部の撓みを低減することにより、マグネットスイッチを作動させて可動接点が固定接点に当接すると共に、プランジャが固定磁気コアのベース部に当接する時に、デイスク全体が撓んで接点の接触が不安定になることを防止することができる。
2.前記少なくとも一つの薄板の内径部及び前記延設部の切欠部は、前記内径部が前記切欠部に締まり嵌めされた状態で前記少なくとも一つの薄板と前記延設部との磁気的結合が図られるように寸法設定されたことを特徴とする手段1に記載のマグネットスイッチ。
手段2によれば、少なくとも一つの薄板の内径部及び延設部の切欠部は、内径部が切欠部に締まり嵌めされた状態で少なくとも一つの薄板と延設部との磁気的結合が図られることにより、確実に固定磁気回路を形成することができる。また、ベース部の保持荷重のための寸法管理が不要であり、磁気的なロスの少ない寸法を選定することができると共に、比較的低い荷重で組み付け可能であるので高い生産性を得ることができる。
3.前記少なくとも一つの薄板は、皿ばね形状に形成されたことを特徴とする手段1又は2に記載のマグネットスイッチ。
手段3によれば、少なくとも一つの薄板が皿ばね形状に形成され、その内径部に延設部の切欠部が挿通された状態で平坦な円板状に変形させることによって切欠部に締まり嵌めされる。よって、皿ばね形状の薄板をベース部に取付けた後には、隣接する他の薄板との間に隙間のない積層状態が形成されると共に、複雑な締まり嵌め構造を設けることなく、簡単な構造で特定の薄板の内径部を延設部の切欠部に締まり嵌めすることができる。
以下、本発明のマグネットスイッチの好適な実施形態について図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるマグネットスイッチ1を示す断面図である。マグネットスイッチ1は、図1に示すように、カップ形状を有するスイッチヨーク2と、ボビン3に巻線されてスイッチヨーク2の内部に収容される励磁コイル4と、ボビン3の内周にスリーブ5を介して挿入されるプランジャ6と、このプランジャ6に固定されるシャフト7と、スタータ(図示せず)のモータ回路を開閉するモータ接点(後述する)等より構成される。
スイッチヨーク2は、径方向中央部に丸孔が開口する底壁部2aと、この底壁部2aの外周から筒状に延びて励磁コイル4の外周を覆う外壁部2bとが設けられている。このスイッチヨーク2は、マグネットスイッチ1の外枠を形成すると共に、固定磁気コア26と協働して励磁コイル4の周囲に磁気回路を形成している。
励磁コイル4は、プランジャ6を吸引するための磁力を発生する吸引コイル4aと、吸引されたプランジャ6を保持するための磁力を発生する保持コイル4bとで構成され、ボビン3に二重状態で巻線されている。
スリーブ6は、例えば、ステンレス製で円筒形状に設けられ、ボビン3の内周からスイッチヨーク2の底壁部2aに開口する丸孔の内周にかけて配設されている。
プランジャ6は、スリーブ5の内側に挿入され、そのスリーブ5をガイド面として軸方向に可動すると共に、固定磁気コア26との間に配置されるリターンスプリング9によって反鉄心方向(図示左方向)に付勢されている。
このプランジャ6は、励磁コイル4への通電によって固定磁気コア26が磁化されると、その固定磁気コア26との間に作用する吸引力により、リターンスプリング9を押し縮めながら図1の右方向へ移動する。また、励磁コイル4への通電が停止して吸引力が消滅すると、リターンスプリング9の反力を受けて、図1の左方向へ押し戻される。なお、図1の中心線より上側は、マグネットスイッチ1の作動状態を示し、中心線より下側は、マグネットスイッチ1の非作動状態を示している。
シャフト7は、一方の端部にフランジ部7aが設けられ、このフランジ部7aの端面がプランジャ6の端面に溶接等により固定されて、プランジャ6と一体に可動する。
モータ接点は、2本の端子ボルト10,11を介してモータ回路に接続される一組の固定接点12と、この一組の固定接点12に対向して可動する可動接点13とで構成され、可動接点13が両固定接点12に当接して両固定接点12間を導通することによりモータ接点が閉状態となり、可動接点13が両固定接点12から離れて両固定接点12間の導通が遮断されることでモータ接点が開状態となる。
2本の端子ボルト10,11は、樹脂製の接点カバー14に固定され、その接点カバー14の内側にそれぞれ固定接点12が設けられている。接点カバー14は、図1に示すように、固定磁気コア26との間にゴムパッキン15を挟んで配置され、スイッチヨーク2の開口部にかしめ固定されている。
次に、固定磁気コア26の詳細構成について図2を参照しつつ説明する。図2は、固定磁気コア26の断面図である。固定磁気コア26は、ベース部28とディスク部30とから構成されている。ベース部28は、プランジャ6の凹型円錐台面6aと係合する凸型円錐台面36、大径の円筒部41、及び軸方向に延びている小径の延設部54を備えている。凸型円錐台面38と円筒部41とにより、ショルダ面40が形成されている。ショルダ面40は、プランジャ6が軸線方向に移動すると、プランジャ6の前端にある係合面42と係合する。また、円筒部41は、プランジャ6が軸線方向に移動することにより、軸線方向の位置が制御されるシャフト7の通路及び案内となる中心孔44を有している。延設部54の内径は、上述した中心孔44となっている。延設部54の外径は、円筒部41の直径よりも小さく、ディスク部30の中心孔56に嵌合され、ディスク部30は、中央で保持される。延設部54基端部分の外周には、後述する薄板32の板厚より僅かに大きい幅で凹溝状の切欠部54aが全周に形成されている。
ディスク部30は、軸方向に積層された4枚の薄板32〜35のアッセンブリからなる。各薄板32〜35は、ディスク部30の中心孔56を形成する各内径部32a〜35aを有し(図3参照)、薄板32〜35の積層体は、ベース部28の延設部54と等しい厚さとなっている。従って、延設部54の端面は、端面側に配置された薄板35の前面と同一面となる。
次に、ディスク部30のベース部28への組み付け前の状態及び各部の寸法関係について、図3乃至図5を参照しつつ説明する。図3は、固定磁気コア26のベース部28とディスク部30とを分解して示す断面図である。図4(a)は、薄板32の平面図、同図(b)は組付け前の断面図、同図(c)は組付け後の断面図である。図5(a)は、薄板33〜35の平面図、同図(b)は断面図である。
ディスク部30を構成する4枚の薄板32〜35の内、薄板32は、中心に内径部32aが設けられた反りをもつ平面視円形の皿ばね状に形成されている(図4参照。)。一方、残りの3枚の薄板33〜35は、中心に各内径部33a〜35aが設けられた平坦な円板形状に形成されている(図5参照。)。図3において、D1は、薄板33〜35の内径を、D2は、薄板32のベース部28への組み付け前の内径を、D3(≦D2)は、延設部54の切欠部54a以外における直径を、D4(<D3)は、延設部54の切欠部54aにおける直径をそれぞれ表している。
次に、ディスク部30を構成する薄板32〜35のベース部28への組み付け方法について説明する。薄板32の内径部32aに延設部54を先端から挿通させ、内径部32aが切欠部54aに位置する状態で、薄板32の周縁部32bに全体の反りをなくす方向へ外力を加える。これにより、薄板32は、内径がD2(≧D3)からD2’(<D3)に縮小して(図4参照)、内径部32aが延設部54の切欠部54aに係合して締まり嵌めされると共に、薄板32が薄板33〜35と同様の反りのない平坦な円板形状に変形する。続いて、薄板33〜35の内径部33a〜35aを延設部54に圧入して薄板32〜35を積層することによりディスク部30が構成され、固定磁気コア26の組み付けが完了する。
次に、マグネットスイッチ1の作動を説明する。励磁コイル4が通電されて固定磁気コア26が磁化されると、固定磁気コア26とプランジャ6との間に吸引力が作用するため、プランジャ6が固定磁気コア26に吸引されて、リターンスプリング9を押し縮めながら図1の右方向へ移動する。このプランジャ6の移動により、シャフト7の端部に支持された可動接点13の接点部13cが固定接点12に当接してモータ接点が閉状態になる。その後、励磁コイル4への通電停止により吸引力が消滅して、リターンスプリング9の反力でプランジャ6が図1の左方向へ押し戻されると、可動接点13が固定接点12から引き離されて、モータ接点が開状態となる。
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。本実施形態のマグネットスイッチ1によれば、固定磁気コア26のディスク部30を構成する複数の薄板32〜35のうち薄板32が、その内径部32aにて延設部54の外周に形成された切欠部54aに締まり嵌めされているので、ディスク部30が軸方向に確実に保持されてベース部28の抜け止めを図ることができる。
また、マグネットスイッチ1を作動させて可動接点13が固定接点12に当接し、プランジャ6が固定磁気コア26のベース部28に当接する時に、デイスク部30全体が撓んで可動接点13と固定接点12との接触が不安定になることを防止することができる。すなわち、ディスク部30の剛性は板厚の3乗と枚数との積に比例するので、複数枚の薄板を積層してディスク部30を構成した場合、1枚の厚肉板でディスク部30を構成した場合よりも剛性が低下して撓みやすくなるが、本実施形態では、薄板32が内径部32aにて延設部54の切欠部54aに締まり嵌めされることにより、ディスク部30の撓みを低減されるので、デイスク部30全体が撓んで可動接点13と固定接点12との接触が不安定になることが防止される。
また、薄板32の内径部32a及び延設部54の切欠部54aは、内径部32aが切欠部54aに締まり嵌めされた状態で薄板32と延設部54との磁気的結合が図られるように寸法設定されているので、確実に固定磁気回路を形成することができる。また、ベース部28の保持荷重のための寸法管理が不要であり、磁気的なロスの少ない寸法を選定することができると共に、比較的低い荷重で組み付け可能であるので高い生産性を得ることができる。
また、薄板32は、皿ばね形状に形成され、内径部32aに延設部54の切欠部54aを挿通した状態で平坦な円板状に変形させることによって切欠部54aに締まり嵌めされる。よって、皿ばね形状の薄板32をベース部28に取付けた後は、隣接する薄板33との間に隙間のない積層状態が形成されると共に、複雑な締まり嵌め構造を設けることなく、簡単な構造で薄板32の内径部32aを延設部54の切欠部54aに締まり嵌めすることができる。
さらに、各薄板32〜35は、ローパワーの油圧プレスを使って、短時間でプレスできるので、製造コストを削減することができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
例えば、前記実施形態では、延設部54において最も基端側に配置される薄板32に対応する位置に切欠部54aを形成した例を示したが、延設部54の先端を除く軸方向の任意の位置に切欠部を形成することが可能である。図6(a)は、延設部54において基端側から3枚目の薄板34に対応する位置に切欠部54bを形成した第一の変形例の固定磁気コア26のベース部28とディスク部30とを分解して示すを示す断面図、同図(b)は組付け後の状態を示す断面図である。本変形例によれば、薄板34が、その内径部34aにて延設部54の外周に形成された切欠部54bに締まり嵌めされているので、ディスク部30が軸方向に確実に保持されてベース部28の抜け止めを図ることができる。
また、前記実施形態では、1枚の薄板32を切欠部54aに締まり嵌めする構成としたが、延設部54に2枚以上の薄板の厚さ分に相当する切欠部を形成し、2枚以上の薄板を切欠部に締まり嵌めする構成としてもよい。図7(a)は、延設部54において基端側から1枚目の薄板32及び2枚目の薄板33に対応する位置に薄板2枚分の厚さに相当する切欠部54cを形成した第二の変形例の固定磁気コア26のベース部28とディスク部30とを分解して示すを示す断面図、(b)は組付け後の状態を示す断面図である。本変形例によれば、薄板32,33が、それらの内径部32a,33aにて延設部54の外周に形成された切欠部54cに締まり嵌めされているので、ディスク部30が軸方向に確実に保持されてベース部28の抜け止めを図ることができる。
また、前記実施形態では、切欠部54aに締まり嵌めされる薄板32を皿ばね形状に形成し、内径部32aに切欠部54aを挿通した状態で、反りのない形状に変形させて締まり嵌めする構成としたが、これには限られない。例えば、薄板32を平坦な円板状に形成し且つ内径を延設部54(切欠部54aを除く)の直径より小さく設定しておき、薄板32を加熱して内径を延設部54の直径よりも大きく拡径させた状態で、延設部54の切欠部54a位置まで挿通し、その後、常温で冷却されて内径が元の大きさまで縮径することによって切欠部54aに締まり嵌めする構成としてもよい。
本発明は、スタータ用のマグネットスイッチにおいて固定磁気コアを構成するベース部と薄板を積層してなるディスク部との抜け止めを図ると共にディスク部の撓みを低減することが必要な場合に利用可能である。
本発明の一実施形態であるマグネットスイッチの断面図である。 本実施形態の固定磁気コアを示す断面図である。 固定磁気コアのベース部とディスク部とを分解して示す断面図である。 (a)は、薄板32の平面図、(b)は組付け前の断面図、(c)は組付け後の断面図である。 (a)は、薄板33〜35の平面図、(b)は断面図である。 (a)は、第一の変形例の固定磁気コアのベース部とディスク部とを分解して示すを示す断面図、(b)は組付け後の状態を示す断面図である。 (a)は、第二の変形例の固定磁気コアのベース部とディスク部とを分解して示すを示す断面図、(b)は組付け後の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 マグネットスイッチ
4 励磁コイル
6 プランジャ
12 固定接点
13 可動接点
26 固定磁気コア
28 ベース部
30 ディスク部
32 薄板
32a 内径部
33 薄板
33a 内径部
34 薄板
34a 内径部
35 薄板
35a 内径部
41 円筒部
54 延設部
54a 切欠部
54b 切欠部
54c 切欠部

Claims (3)

  1. 通電されて磁束を発生する励磁コイルと、その励磁コイルの一端側内周に配置される固定磁気コアと、前記励磁コイルの内周に前記固定磁気コアと対向して挿入され、前記励磁コイルへの通電時に前記固定磁気コア側へ吸引されるプランジャとを備え、モータの通電回路に接続される固定接点に対向して可動接点を駆動するマグネットスイッチであって、
    前記固定磁気コアは、大径の円筒部と軸方向に延設された小径の延設部とを有するベース部と、内径部を有する複数の中空円板状の薄板を積層してなり且つ各内径部にて前記ベース部の延設部に取付けられるディスク部とを備え、
    前記ベース部には、前記延設部の外周の一部に切欠部が形成されると共に、前記ディスク部を構成する複数の薄板のうち少なくとも一つの薄板が、その内径部にて前記延設部の切欠部に締まり嵌めされたことを特徴とするマグネットスイッチ。
  2. 前記少なくとも一つの薄板の内径部及び前記延設部の切欠部は、前記内径部が前記切欠部に締まり嵌めされた状態で前記少なくとも一つの薄板と前記延設部との磁気的結合が図られるように寸法設定されたことを特徴とする請求項1に記載のマグネットスイッチ。
  3. 前記少なくとも一つの薄板は、皿ばね形状に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネットスイッチ。
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