JP4329215B2 - ソレノイドおよびソレノイドの組立方法 - Google Patents

ソレノイドおよびソレノイドの組立方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、各種機器の流体制御等を行うソレノイドバルブに適用されるソレノイドおよびソレノイドの組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のソレノイドは、DUTY制御を行うソレノイドバルブ等に適用されている。このような従来技術に係るソレノイドについて図8を参照して説明する。図8は従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの概略構成断面図である。
【0003】
図に示すように、ソレノイドバルブ200は、概略、コイル202を内包するケース(モールドコイル)201と、ケース201内に収納されるプランジャ203,センターポスト204,スプリング205等、とから構成される。
【0004】
そして、コイル202への非通電時には、プランジャ203はスプリング205によってセンターポスト204から離間する方向に付勢されて、プランジャ203の先端の弁部203aが、ケース201内部のシート面201aに当接して閉弁状態を維持する。
【0005】
一方、コイル202に通電すると、コイル202から発生する磁界によってセンターポスト204が電磁石となり、プランジャ203はスプリング205の付勢力に抗してセンターポスト204に向かって磁気的に吸引されて、プランジャ203の先端の弁部203aがシート面201aから離間して開弁状態となる。
【0006】
これにより、図示のように流入圧P0側から制御圧P1側への流体の流路が確保される。
【0007】
このような構成によって、コイル202へ通電を行う時間(ONの時間)と、通電を行わない時間(OFFの時間)の割合を制御することによって、流体の流量や圧力(制御圧P1)の制御を行う。
【0008】
このような従来技術に係るソレノイドの場合においては、プランジャ203が作動する際に、プランジャ203が周囲の壁面等に衝突することによって、作動音が発生してしまう。
【0009】
そこで、近年、より一層の静粛性の要求に答えるべく、プランジャを板ばね等で支持するようにして、かつ、ケースを分割して、この分割面によって板ばねを挟持することで、プランジャを位置決めする構造として、プランジャが周囲の壁面等に衝突することを防止したものが開発されている。
【0010】
このような従来技術に係るソレノイドおよびその組立方法について図5〜図7を参照して説明する。図5は従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの部品分解(部品組立前)図であり、図6は従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの組立途中を示す概略構成図であり、図7は従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの概略構成図((a)はその正面図,(b)はその側面図)である。
【0011】
ソレノイド101は、概略、分割された第1ケース(モールドコイル)103および第2ケース(ベース)102と、これらのケース内に収納される、プランジャ105,センターポスト107及びスプリング108と、ケース内外を密封する(特に、内部への異物の侵入を防止する)Oリング111と、各部品の最終的な組立を行うカバープレート110と、から構成されている。
【0012】
ここで、プランジャ105は板バネ106によって支持されており、この板バネ106の外周部が第1ケース103と第2ケース102との分割面にて挟持されることによって、プランジャ105は位置決め支持される。
【0013】
各部の動作等については、上記図8に示した例と同様であるので、その説明は省略するが、本ソレノイド101の場合には、コイルへの通電・非通電によってプランジャ105を動作させた場合に、板バネ106によって支持したことによりプランジャ105が周囲の壁面等に衝突することを防止でき、静粛性に優れるものである。
【0014】
次に組立方法について、組立順に説明する。なお、図5には、説明簡単のため各部品を組立方向に沿って並べた状態を示している。
【0015】
まず、第1ケース103と第2ケース102によって、これらの分割面でプランジャ105の板バネ106部分を挟持するように、これらのケースを合わせると共に、Oリング111を第1ケース103の所定位置に嵌め込む。以上により図6に示す状態となる。
【0016】
次に、第1ケース103内にスプリング103を落とし込む。この際、スプリング103はプランジャ105の所定位置に当接する状態となる。また、センターポスト107も同様に同方向から第1ケース103内に挿入する。
【0017】
そして、カバープレート110によって、センターポスト107をプランジャ105の方向に押し込みつつ、カバープレート110の先端部110aを、第2ケース102に設けられた段差部の形状に沿ってかしめることによって、各部品は全て位置決めされる。
【0018】
以上の手順によって、組立が完了する(図7に示す状態)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0020】
上述したように、プランジャ105を板バネ106によって支持することによって、静粛性を向上させることができるようになったものの、このプランジャ105を位置決めさせるために、ケースを分割する構造としなければならないため、ソレノイド(ソレノイドバルブ)の組立作業性が悪くなるという問題が生じた。
【0021】
すなわち、プランジャ105の板バネ106部分を、第1ケース103と第2ケース102によって挟持した後に、スプリング103やセンターポスト107を第1ケース103内に収納した際、また、特にカバープレート110によってセンターポスト107を押し込む際に、プランジャ105およびこれを支持する板バネ106が第2ケース102側に押し込まれるため、第2ケース102が第1ケース103から離れてしまう。
【0022】
従って、これを防止するために、組立作業中に、第1ケース103と第2ケース102が離れてしまわないようにするための治具を必要としていた。この場合において、治具には、各組立作業中における分離防止の他にも、各組立作業について、最後のかしめ工程に至るまで容易に行えるようにすることが要求されていた。
【0023】
しかしながら、治具を、全ての作業を容易にするような構造にするのは非常に困難であり、また、構造が複雑になってしまうため、十分に要求に答えることはできなかった。
【0024】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、組立作業の簡易化を図ったソレノイドおよびソレノイドの組立方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、板状の弾性部に支持されたプランジャと、該プランジャを磁気的に吸引するセンターポストと、該プランジャを前記センターポストから引き離す付勢部材と、これらプランジャ,センターポストおよび付勢部材を収納するケースと、各部品の最終的な組立を行うカバープレートと、を備えたソレノイドであって、前記ケースは、磁気力を発生するコイルを内包する第1ケースと、前記プランジャを介して前記第1ケースと反対側に設けられる第2ケースとに分割されており、前記プランジャは、前記第1ケースに形成される分割面前記第2ケースに形成される分割面とで前記弾性部が挟持されて位置決めされると共に、前記第1ケース内には、該第1ケースに設けられた貫通孔から挿入された、前記付勢部材及びセンターポストが配置されるように構成されており、前記カバープレートは、前記センターポストを前記プランジャ側に押し込みつつ前記第2ケースにかしめ固定される構成であり、前記カバープレートによるかしめ固定がなされていない状態で、前記第1ケースと第2ケースとを係止する係止機構が設けられていることを特徴とする。
【0026】
従って、弾性部を第1ケースと第2ケースとの分割面にて挟持しつつ、これらのケースを係止することによって、その後、センターポストや付勢部材を収納する作業等の組立作業において、第1ケースと第2ケースが分割してしまうことを防止できる。
【0027】
本発明のソレノイドの組立方法にあっては、板状の弾性部に支持されたプランジャと、該プランジャを磁気的に吸引するセンターポストと、該プランジャを前記センターポストから引き離す付勢部材と、これらプランジャ,センターポストおよび付勢部材を収納するケースと、各部品の最終的な組立を行うカバープレートと、を備え、前記ケースが、磁気力を発生するコイルを内包する第1ケースと、前記プランジャを介して前記第1ケースと反対側に設けられる第2ケースとに分割されており、これら第1ケースと第2ケースとを係止する係止機構が設けられたソレノイドの組立方法であって、前記プランジャの前記弾性部を、前記第1ケースの分割面と前記第2ケースの分割面とで挟持しつつ、前記係止機構によって、これら第1ケースと第2ケースとを係止させる第1工程と、前記付勢部材が前記プランジャとセンターポストとの間に位置するように、これら付勢部材およびセンターポストを、前記第1ケースに設けられた貫通孔から該第1ケース内に収納する第2工程と、前記カバープレートによって、前記センターポストをプランジャ側に押し込みつつ、該カバープレートを前記第2ケースにかしめ固定する第3工程と、を有することを特徴とする。
【0028】
従って、まず、第1工程でケース同士を係止した後に、第2工程において付勢部材およびセンターポストをケース内に収納する際に、ケース同士が分割することはないので容易に作業ができ、更に、第3工程においてカバープレートでセンターポストを押し込みながらかしめを行う場合でもケース同士が分割することはないので容易に作業ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0030】
図1〜図4を参照して、本発明の実施の形態に係るソレノイドおよびその組立方法について説明する。
【0031】
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係るソレノイドの全体構成等について説明する。図1は本発明の実施の形態に係るソレノイドの模式的断面図である。
【0032】
本実施の形態に係るソレノイド1は、概略、分割された第1ケース(モールドコイル)3および第2ケース(ベース)2と、これらのケース内に収納される、プランジャ5,センターポスト7及び付勢部材としてのスプリング8と、ケース内外を密封する(特に、内部への異物の侵入を防止する)Oリング11と、各部品の最終的な組立を行うカバープレート10と、から構成されている。
【0033】
また、その他、磁路を形成するためのアンダープレート9や外部電源から電気の供給を受けるためのターミナル12等も備えている。
【0034】
ここで、プランジャ5は略板状の弾性部としての板バネ6によって支持されており、この板バネ6の外周部が第1ケース3と第2ケース2との分割面にて挟持されることによって、プランジャ5は位置決め支持される。
【0035】
第1ケース3は、コイル4やアンダープレート9を内包するように一体的に成形されており、その胴体部3Aは略円筒形状でその中心には貫通孔34を有し、内周がボビン31となっている。また、胴体部3Aと一体的にその一端側にコネクタ部3Bが設けられ、この内側に上述したターミナル12が備えられ、外部電源とコイル4とを電気的に接続できるようにしている。
【0036】
一方、第2ケース2は本実施の形態ではバルブ部として機能する構造をとっている。
【0037】
以上のような構成により、コイル4への非通電時には、プランジャ5はスプリング8によってセンターポスト7から離間する方向に付勢されて、プランジャ5の先端の弁部51が、第2ケース2内部のシート面24に当接して閉弁状態を維持する。
【0038】
一方、ターミナル12を介してコイル4に通電すると、コイル4から発生する磁界によってセンターポスト7が電磁石となり、プランジャ5はスプリング8の付勢力に抗してセンターポスト7に向かって磁気的に吸引されて、プランジャ5の先端の弁部51がシート面24から離間して開弁状態となる。
【0039】
これにより、図示のように流入圧P0側から制御圧P1側への流体の流路が確保される。
【0040】
このような構成によって、コイル4へ通電を行う時間(ONの時間)と、通電を行わない時間(OFFの時間)の割合を制御することによって、流体の流量や圧力(制御圧P1)の制御を行う(DUTY制御)。
【0041】
この場合に、プランジャ5が作動する際に、プランジャ5は板バネ6によって支持されているので、プランジャ5が周囲の壁面に衝突することはなく、静粛性に優れる。
【0042】
次に、特に図2,図3および図4を参照して、組立方法について、組立順に説明する。図2は本発明の実施の形態に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの部品分解(部品組立前)図であり、図3は本発明の実施の形態に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの組立途中を示す概略構成図であり、図4は本発明の実施の形態に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの概略構成図((a)はその正面図,(b)はその側面図)である。
【0043】
なお、図2には、説明簡単のため各部品を組立方向に沿って並べた状態を示しており、また、図中(P)はカバープレート10の側面図の一部を示し、(Q)は第1ケース3の底面図を示し、(R)は第2ケース2に設けられた係止片21の側面図を示している。
【0044】
まず、第1ケース3と第2ケース2によって、第1ケース3の分割面32と第2ケースの分割面22でプランジャ5の板バネ6部分を挟持するように、これらのケースを係止(サブAssy)する(第1工程)。すなわち、第1ケース3の分割面32を有する略平板部3Cには、複数(図では4個)の溝33が形成されており、一方、第2ケース2にはこれらの溝33に対応する位置に複数(図では4個)の係止片21が形成されている。
【0045】
従って、これらの係止片21をそれぞれ溝33に係止することで、第1ケース3と第2ケース2とを係止して、サブAssyすることができる。
【0046】
また、Oリング11を第1ケース3の所定位置に嵌め込む。以上により、図3に示す状態となる。なお、このOリング11の嵌め込み作業については、上記係止作業(第1工程)の前でも後でも良い。
【0047】
次に、第1ケース3内に貫通孔34からスプリング8を落とし込む。この際、スプリング8はプランジャ5の所定位置に当接する状態となる。また、センターポスト7も同様に貫通孔34から同方向に第1ケース3内に挿入する(以上、第2工程)。
【0048】
このスプリング8およびセンターポスト7の挿入作業(第2工程)においては、上記係止作業(第1工程)によって第1ケース3と第2ケース2とは係止されているので、従来のように治具等を必要とすることなく、簡単に作業を行うことができる。
【0049】
次に、カバープレート10によってセンターポスト7をプランジャ5側に押し込みつつ、このカバープレート10を第2ケース2にかしめて固定する(第3工程)。
【0050】
すなわち、カバープレート10には、その先端にかしめ固定を行うためのかしめ突起10Aが複数(図示の例では4個)設けられており、また、位置決め突起10Bも設けられている。
【0051】
一方、第1ケース3の略平板部3Cには、これらの突起に対応する位置に、貫通孔35,36がそれぞれ対応する数分だけ設けられている。
【0052】
これらの構成によって、複数のかしめ突起10Aをそれぞれに対応する貫通孔35に貫通させると共に、位置決め突起10Bも貫通孔36に貫通させて、各かしめ突起10Aを、第2ケース2に形成した段差部23の形状に沿ってかしめ固定する。
【0053】
このかしめ作業(第3工程)においても、上記係止作業(第1工程)によって第1ケース3と第2ケース2とは係止されているので、簡単に作業を行うことができる。
【0054】
以上の作業によって、各部品は全て位置決めされ、組立が完了する(図4に示す状態)。
【0055】
なお、係止作業(第1工程)の際に必要とした係止片21は、かしめ作業(第3工程)後は不必要なものとなるが、図示の例のように、第2ケース2と一体的に成形しておけば、仮に他の独立部品として設けた場合に起こり得る、製品完成後の脱落防止を図ることができる。また、この係止片21を他の部材に干渉することのない位置に設けておくことで、かしめ固定後に切り取り除去などを行う必要もなくなる。
【0056】
このように本発明の実施の形態に係るソレノイドの構成およびソレノイドの組立方法によれば、従来のように、組立工程の始めから終わりまで一貫した分離防止のための治具等を必要とすることなく組立作業を行うことができるので、治具等の設計開発の労力を必要とすることなく、また、非常に簡易に組立作業を行うことができる。
【0057】
なお、上記説明における係止機構として、第2ケース2側に係止片21を設けて第1ケース3側に溝33を設けることで係止させる機構を示したが、勿論これに限ることはなく、例えば、係止片と溝を設ける関係を逆にしても良いし、係止片と孔との関係によって係止させても良いし、係止片同士で係止させても良いし、係止片の形状は図示のものに限る必要もなく、適宜、公知の係止機構等を適用できることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のソレノイドは、第1ケースと第2ケースとを係止する係止機構を設けたので、これらのケースを係止することによって、その後の、センターポストや付勢部材を収納する作業等の組立作業において、第1ケースと第2ケースが分割してしまうことを防止でき、組立作業の簡易化を図ることができる。
【0059】
また、本発明のソレノイドの組立方法は、第1工程でケース同士を係止することで、第2工程において付勢部材およびセンターポストをケース内に収納する際に、ケース同士が分割することはないので容易に作業ができ、更に、第3工程においてカバープレートでセンターポストを押し込みながらかしめを行う場合でもケース同士が分割することはないので容易に作業ができ、組立作業の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るソレノイドの模式的断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの部品分解(部品組立前)図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの組立途中を示す概略構成図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの概略構成図である。
【図5】従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの部品分解(部品組立前)図である。
【図6】従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの組立途中を示す概略構成図である。
【図7】従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの概略構成図である。
【図8】従来技術に係るソレノイドが適用されたソレノイドバルブの概略構成断面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド
2 第2ケース
21 係止片
22 分割面
23 段差部
24 シート面
3 第1ケース
3A 胴体部
3B コネクタ部
3C 略平板部
31 ボビン
32 分割面
33 溝
34 貫通孔
35,36 貫通孔
4 コイル
5 プランジャ
51 弁部
6 板バネ
7 センターポスト
8 スプリング
9 アンダープレート
10 カバープレート
10A かしめ突起
10B 位置決め突起
11 Oリング
12 ターミナル

Claims (2)

  1. 板状の弾性部に支持されたプランジャと、
    該プランジャを磁気的に吸引するセンターポストと、
    該プランジャを前記センターポストから引き離す付勢部材と、
    これらプランジャ,センターポストおよび付勢部材を収納するケースと、
    各部品の最終的な組立を行うカバープレートと、
    を備えたソレノイドであって、
    前記ケースは、磁気力を発生するコイルを内包する第1ケースと、前記プランジャを介して前記第1ケースと反対側に設けられる第2ケースとに分割されており、
    前記プランジャは、前記第1ケースに形成される分割面前記第2ケースに形成される分割面とで前記弾性部が挟持されて位置決めされると共に、
    前記第1ケース内には、該第1ケースに設けられた貫通孔から挿入された、前記付勢部材及びセンターポストが配置されるように構成されており、
    前記カバープレートは、前記センターポストを前記プランジャ側に押し込みつつ前記第2ケースにかしめ固定される構成であり、
    前記カバープレートによるかしめ固定がなされていない状態で、前記第1ケースと第2ケースとを係止する係止機構が設けられていることを特徴とするソレノイド。
  2. 板状の弾性部に支持されたプランジャと、
    該プランジャを磁気的に吸引するセンターポストと、
    該プランジャを前記センターポストから引き離す付勢部材と、
    これらプランジャ,センターポストおよび付勢部材を収納するケースと、
    各部品の最終的な組立を行うカバープレートと、
    を備え、
    前記ケースが、磁気力を発生するコイルを内包する第1ケースと、前記プランジャを介して前記第1ケースと反対側に設けられる第2ケースとに分割されており、これら第1ケースと第2ケースとを係止する係止機構が設けられたソレノイドの組立方法であって、
    前記プランジャの前記弾性部を、前記第1ケースの分割面と前記第2ケースの分割面とで挟持しつつ、前記係止機構によって、これら第1ケースと第2ケースとを係止させる第1工程と、
    前記付勢部材が前記プランジャとセンターポストとの間に位置するように、これら付勢部材およびセンターポストを、前記第1ケースに設けられた貫通孔から該第1ケース内に収納する第2工程と、
    前記カバープレートによって、前記センターポストをプランジャ側に押し込みつつ、該カバープレートを前記第2ケースにかしめ固定する第3工程と、
    を有することを特徴とするソレノイドの組立方法。
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