JPH074555A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH074555A
JPH074555A JP14202793A JP14202793A JPH074555A JP H074555 A JPH074555 A JP H074555A JP 14202793 A JP14202793 A JP 14202793A JP 14202793 A JP14202793 A JP 14202793A JP H074555 A JPH074555 A JP H074555A
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JP
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filter
case
press
plunger
solenoid valve
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JP14202793A
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Tadayoshi Nishikawa
忠佳 西川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁弁へのフィルタの装着を容易にすると共
に装着時のカエリが流路に流出するのを防ぐことを目的
とする。 【構成】 入力ポート10側に装着するフィルタ21の
側面に圧入突起部を数カ所設け、この圧入突起部をフィ
ルタ21を固定しシートする面から距離を置いた場所に
設け、フィルタ21とケース1の圧入面とバルブシート
7とにより収納部を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の油圧回路
の油圧を制御する電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平3−157576号
公報,実開昭64−55380号公報に示される従来の
電磁弁を示す断面図である。図において、1はケース
で、第1ケース1aと第2ケース1bとからなってい
る。2はコイル、3はコイル2が巻き付けられるボビ
ン、4は第2ケース1bに固定されてボビン3の中心部
に突入されるコア、5はコイル2への通電によりコア4
へ吸引されるプランジャ、6はプランジャ5をコア4に
対して吸引される方向と反対方向に付勢するリターンス
プリング、7は流路の開閉を行うためのバルブシート、
8はバルブシート7に当接可能なボール、9はプランジ
ャ5に固定されてボール8を押すためのロッド、10は
流体が入ってくる入力ポート、11は制御された流体が
出ていく出力ポート、12は流体が排出される排出ポー
ト、13は入力ポート10と出力ポート11との間をシ
ールする第1シールリング、14は出力ポート11と排
出ポート12との間をシールする第2シールリング、1
5は入力ポート10から流れ込むコンタミをろ過して流
路内への侵入を防ぎかつ第1ケース1aに装着されたフ
ィルタである。
【0003】次に動作について説明する。コイル2へ通
電していない時には、入力ポート10と出力ポート11
が連通している。この状態からコイル2が通電すると、
プランジャ5がコア4側へ吸引されてボール8を押さえ
ていたロッド9が移動し、ボール8は入力ポート10か
らの流体の力によりバルブシート7へ当接する。ボール
8がバルブシート7へ当接することで、入力ポート10
と出力ポート11との連通が塞がれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁弁は以上の
ように構成され、流体中のコンタミをろ過するためには
入力ポート10側にフィルタ15を装着する必要があ
り、フィルタ15を装着する際にフィルタ15を圧入し
て装着するとフィルタ15の圧入部が摩擦して変形を起
こしフィルタ15は装着方向の逆向きへカエリを発生し
流路内方向へ流出するため、装着により発生したカエリ
を除去する必要があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、フィルタの装着を容易にすると
共に装着時のカエリが流路内に流出するのを防止できる
電磁弁を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電磁弁
は、入力ポート側に装着するフィルタに圧入突起部を設
け、フィルタとケースとバルブシートとで前記圧入突起
部のカエリを収納する収納部を構成したものである。
【0007】
【作用】この発明における電磁弁は、フィルタにより流
体内のコンタミをろ過し、流体の乱れを少なくする。ま
たフィルタの圧入突起部にカエリが発生してもフィルタ
とケースとバルブシートとにより形成される収納部に保
持されてカエリが流路内へ流出しない。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図1〜図4につ
いて説明する。図1は断面図、図2は図1の部分IIの拡
大断面図、図3は図1のフィルタを示す斜視図、図4は
図1の取付状態を示す断面図であり、前記従来のものと
同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図において、16はフランジで、これと共に第1ケ
ース1aを変形させて第2ケース1bに固定されてい
る。17は磁気回路の一部をなすホルダ、18は弾性力
を有する波板、19はコア4とプランジャ5の離れを良
くするスペーサ、20はボール8をバルブシート7の方
向に付勢しかつリターンスプリング6よりもはるかに小
さい付勢力を有する弱スプリング、21はスプリング2
0を支持すると共に第1ケース1aの内側に圧入されか
つバルブシート7により固定しシートされて入力ポート
10から入ってくる流体内のコンタミをろ過する樹脂性
のコップ状フィルタ、21aはフィルタ21の上部に設
けられて第1ケース1aに圧入される数ケ所の圧入突起
部、21bはフィルタ21の圧入突起部21aが発生す
るカエリ、22は電磁弁が挿入されるバルブボディ、2
3はバルブボディ22と第1ケース1aとの間をシール
する第3シールリング、24はバルブボディ22と第1
ケース1aとの間をシールすると共に電磁弁を弾性支持
するために弾性体からなるインシュレータ、25はイン
シュレータ24を介して電磁弁をバルブボディ22に押
えて固定する固定プレート、26はフィルタ21と第1
ケース1aとバルブシート7により形成されるカエリ2
1bの収納部である。
【0009】次に、作用について説明する。フィルタ2
1を装着することにより入力ポート10から入ってくる
流体内のコンタミをろ過し、流体の乱れを少なくする。
フィルタ21を第1ケース1aに圧入するとき、圧入突
起部21aが数カ所の突起のため小さい力で装着でき
る。その際、フィルタ21の圧入突起部21aはバルブ
シート7の方向へカエリ21bを発生するが、フィルタ
21を固定しシートするバルブシート7から距離を置い
て圧入突起部21aがあるために圧入突起部21aの長
さを短くその発生するカエリ21bも小さくできるの
で、発生するカエリ21bはフィルタ21の外側面と第
1ケース1aの内側面とバルブシート7の端面とにより
形成される収納部26に保持され、カエリ21bがフィ
ルタ21より剥離しても流路内へカエリ21bを流出し
ない。よって、従来実施していたカエリ21bの除去作
業が必要なく、容易にフィルタ21を装着できる。ま
た、収納部26はフィルタ21の外側にあるため、カエ
リ21bがフィルタ21より剥離して収納部26から出
たとしても、フィルタ21自身でろ過されるし、弱スプ
リング20の支持も容易に行える。
【0010】実施例2.次に、この発明の他の実施例を
図5,図6について説明する。図中前記実施例1と同一
または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、27はフィルタ21を固定しシートを行う
キャップ、28はフィルタ21と第1ケース1aとキャ
ップ27により形成されるカエリ21bの収納部であ
る。この実施例2のフィルタ21は筒状(実施例1では
コップ状)に簡略化してキャップ27を外して下方向か
ら挿入するタイプである。第1ケース1aのフィルタ挿
入部がストレートのため圧入突起部21aをフィルタ2
1の下部に設けている。フィルタ21,第1ケース1
a,バルブシート7,キャップ27が流路と遮断されて
いるため、カエリ21bが剥離してもフィルタ21を通
過しないと流路内へ侵入しない。つまり剥離したカエリ
21bはフィルタ21自身によりろ過される。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によればフィル
タの装着が容易に行えコスト低減が図れると共に電磁弁
の信頼性を向上させるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による電磁弁を示す断面図
である。
【図2】図1の部分IIの拡大断面図である。
【図3】図1のフィルタを示す斜視図である。
【図4】図1の取付状態を示す断面図である。
【図5】この発明の実施例2による電磁弁を示す断面図
である。
【図6】図5の部分VIの拡大断面図である。
【図7】従来の電磁弁を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 コイル 3 ボビン 4 コア 5 プランジャ 6 リターンスプリング 7 バルブシート 8 ボール 9 ロッド 10 入力ポート 11 出力ポート 12 排出ポート 21 フィルタ 21a 圧入突起部 21b カエリ 26 収納部 27 キャップ 28 収納部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内に収納されてコ
    イルが巻き付けられたボビンと、このボビンの中心部に
    突入されるコアと、前記コイルの通電により前記コアへ
    吸引されるプランジャと、このプランジャを前記コアに
    対して吸引される方向と反対方向へ付勢するリターンス
    プリングと、前記プランジャの移動により流路の開閉が
    行われるバルブシートとを有する電磁弁において、 流体中のコンタミをろ過するフィルタを前記ケースの入
    力ポート側に設け、このフィルタに前記ケースに圧入す
    る圧入突起部を設け、さらに前記フィルタと前記ケース
    と前記バルブシートとで圧入時に生じるカエリを収納し
    てこれを流路内へ流出させない収納部を構成するように
    したことを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 ケースと、このケース内に収納されてコ
    イルが巻き付けられたボビンと、このボビンの中心部に
    突入されるコアと、前記コイルの通電により前記コアへ
    吸引されるプランジャと、このプランジャを前記コアに
    対して吸引される方向と反対方向へ付勢するリターンス
    プリングと、前記プランジャの移動により流路の開閉が
    行われるバルブシートとを有する電磁弁において、 流体中のコンタミをろ過するフィルタを前記ケースの入
    力ポート側に設け、このフィルタに前記ケースに圧入す
    る圧入突起部を設け、前記ケースに前記フィルタを固定
    するキャップを設け、さらにこのキャップと前記フィル
    タと前記ケースとで圧入時に生じるカエリを収納してこ
    れを流路内へ流出させない収納部を構成するようにした
    ことを特徴とする電磁弁。
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