JP2007145370A - ボトル容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボトル本体1と、ボトル本体の首部11を嵌合により閉塞する第1中栓20と第1中栓に嵌め込まれる第2中栓30とからなる中栓2と、中栓とボトル本体首部に被せられるオーバーキャップ4とからなるボトル容器であって、第1中栓20には天面21の上側に内筒体24から連続して形成される周状突起26と薄肉部25の内側で天面の中央に形成される突起係止部27が設けられ、第2中栓30には中央部分が突起係止部を嵌入させるべく開口した中栓天面31が形成され、オーバーキャップ4にはキャップ天面41の中央に突起係止部に嵌入される棒状突起46が垂設されている。
【選択図】図2
Description
前記第1中栓は、天面と、天面の周縁に垂設されボトル本体の首部の外側面と嵌合される周壁と、周壁の内側に設けられボトル本体の首部の内側面に当接されボトル首部と嵌合される外筒体と、外筒体の内側に設けられる内筒体とが順次天面の下側に設けられ、内筒体の内側に内筒体の内側を囲む環状の薄肉部が形成され、天面の上側には内筒体から連続して形成される周状突起と、薄肉部の内側で天面の中央に形成される縦断面がU字状の突起係止部とが順次設けられ、突起係止部の上端縁外側には第2中栓を保持するための環状突起が形成されてなり、
前記第2中栓は、オーバーキャップの内側で第1中栓の上側から第1中栓に嵌合され、中央部分が突起係止部を嵌入させるべく開口された中栓天面と、中栓天面の周縁に垂設されキャップ内筒体の内側面に嵌合される中栓周壁と、中栓天面の開口縁から垂設され第1中栓の突起係止部に嵌合される中栓内筒体と、中栓周壁と中栓内筒体の間に垂設される中栓第2筒体とから形成され、中栓周壁の外側面には、オーバーキャップのキャップ環状突
起に嵌合される中栓環状突起が形成され、中栓内筒体の外側面には、第1中栓の突起係止部に形成された環状突起に嵌合される中栓突起が環状に形成されてなり、
前記オーバーキャップは、中栓を覆うキャップ天面と、キャップ天面の周縁に設けられ、ボトル本体に装着されるキャップ周壁とからなり、キャップ周壁の先端縁内側にはボトル本体の肩部に嵌合されるキャップ嵌合突起が周設され、キャップ天面のキャップ周壁より内側にはキャップ内筒体が垂設され、キャップ内筒体の内側端縁には第2中栓を嵌合保持するためのキャップ環状突起が設けられ、キャップ天面の中央には第1中栓の突起係止部に嵌入される棒状突起が垂設された構造からなることを特徴とする、ボトル容器である。
ない。
本発明のボトル容器は、例えば、図1、図2に示すように、ボトル本体(1)と、ボトル本体の首部(11)の開口部分(12)を嵌合により閉塞する第1中栓(20)と第1中栓の上に嵌め込まれる第2中栓(30)とからなる中栓(2)と、中栓(2)とボトル本体首部(11)に被せられるオーバーキャップ(4)とからなるボトル容器(10)である。
にはキャップ内筒体(44)が垂設され、キャップ内筒体(44)の内側端縁には第2中栓(30)を嵌合保持するためのキャップ環状突起(45)が設けられ、キャップ天面(41)の中央には第1中栓の突起係止部(27)に嵌入される棒状突起(46)が垂設された構造からなる。
すなわち、図10に示すように、天面(21)の上側に周状突起(26)の内側面に接して環状の上側V字溝(25a)を形成させ、天面の下側で上側V字溝の内側に環状の下側V字溝(25b)を形成させ、上側V字溝(25a)と下側V字溝(25b)の間を薄肉部(25)とする構造である。
第2の方法は、第1中栓と第2中栓をセットし、その中栓をオーバーキャップの中に組み込んでおく方法である。この場合は、ボトル本体に内容物を充填後、オーバーキャップをボトル本体の開口部分に打栓する一工程だけで良く、充填ラインの合理化になる。
オーバーキャップ(4)を開けると、オーバーキャップ(4)に嵌合している第2中栓(30)がオーバーキャップと共に上方に持ち上がる。第2中栓(30)に嵌合している第1中栓(20)の中央部分の突起係止部(27)が持ち上げられ、薄肉部(25)が破断して注出口が出現し、そこから内容物を注ぎ出すことができる。第1中栓(20)から切り離された突起係止部(27)は第2中栓(30)に保持されたままとなり、その後のオーバーキャップの開閉に悪影響を与えることはない。
内筒体に連続する周状突起(26)の位置を、第1中栓に第2中栓を嵌め込んだ際に、第2中栓(30)の中栓内筒体(33)の外側面に当接させるように形成すると、薄肉部の内側が比較的狭くなり、従って、突起係止部(27)の持ち上がりによって生じる注出口の口径も比較的小さくなる。
すなわち、通常は図7、図8に示すように、天面(21)の下側で内筒体(24)の内側に内筒体に沿った状態で形成されるが、図9に示すような、先端(st)を突起係止部(27)の中心部分に発し、一回転以上渦巻き状に回転して末端(mt)を周状突起(26)の内側面に接して形成させても良い。
2‥‥中栓
4‥‥オーバーキャップ
11‥‥首部
12‥‥開口部分
13‥‥肩部
20‥‥第1中栓
21‥‥天面
22‥‥周壁
23‥‥外筒体
24‥‥内筒体
25‥‥薄肉部
25a‥上側V字溝
25b‥下側V字溝
26‥‥周状突起
27‥‥突起係止部
28‥‥環状突起
30‥‥第2中栓
31‥‥中栓天面
32‥‥中栓周壁
33‥‥中栓内筒体
34‥‥中栓第2筒体
35‥‥中栓環状突起
36‥‥中栓突起
41‥‥キャップ天面
42‥‥キャップ周壁
43‥‥キャップ嵌合突起
44‥‥キャップ内筒体
45‥‥キャップ環状突起
46‥‥棒状突起
m‥‥上側V字溝の最深部と天面の下側面との幅
n‥‥下側V字溝の最深部と天面の上側面との幅
st‥‥渦巻き状の薄肉部の先端部分
mt‥‥渦巻き状の薄肉部の末端部分
Claims (7)
- ボトル本体と、ボトル本体の首部の開口部分を嵌合により閉塞する第1中栓と第1中栓の上に嵌め込まれる第2中栓とからなる中栓と、中栓とボトル本体首部に被せられるオーバーキャップとからなるボトル容器であって、
前記第1中栓は、天面と、天面の周縁に垂設されボトル本体の首部の外側面と嵌合される周壁と、周壁の内側に設けられボトル本体の首部の内側面に当接されボトル首部と嵌合される外筒体と、外筒体の内側に形成される内筒体とが順次天面の下側に設けられ、内筒体の内側に内筒体の内側面を囲む環状の薄肉部が形成され、天面の上側には内筒体から連続して形成される周状突起と、薄肉部の内側で天面の中央に形成される縦断面がU字状の突起係止部とが順次設けられ、突起係止部の上端縁外側には第2中栓を保持する環状突起が形成されてなり、
前記第2中栓は、オーバーキャップの内側で第1中栓の上側から第1中栓に嵌合され、
中央部分が突起係止部を嵌入させるべく開口された中栓天面と、中栓天面の周縁に垂設されキャップ内筒体の内側面に嵌合される中栓周壁と、中栓天面の開口縁から垂設され第1中栓の突起係止部に嵌合される中栓内筒体と、中栓周壁と中栓内筒体の間に垂設される中栓第2筒体とから形成され、
中栓周壁の外側面には、オーバーキャップのキャップ環状突起に嵌合される中栓環状突起が形成され、
中栓内筒体の外側面には、第1中栓の突起係止部に形成された環状突起に嵌合される中栓突起が環状に形成されてなり、
前記オーバーキャップは、中栓を覆うキャップ天面と、キャップ天面の周縁に設けられ、ボトル本体に装着されるキャップ周壁とからなり、キャップ周壁の先端縁内側にはボトル本体の肩部に嵌合されるキャップ嵌合突起が周設され、キャップ天面のキャップ周壁より内側にはキャップ内筒体が垂設され、キャップ内筒体の内側端縁には第2中栓を嵌合保持するためのキャップ環状突起が設けられ、キャップ天面の中央には第1中栓の突起係止部に嵌入される棒状突起が垂設された構造からなることを特徴とする、ボトル容器。 - 前記第1中栓に形成される内筒体に連続する周状突起は、第1中栓を第2中栓に嵌入させた際、第2中栓の中栓内筒体の外側面に当接させるように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のボトル容器。
- 前記周状突起の先端部分は、内側面が直線状に切り欠かれていることを特徴とする、請求項2に記載のボトル容器。
- 前記第1中栓に形成される内筒体に連続する周状突起は、第1中栓を第2中栓に嵌入させた際、第2中栓の中栓第2筒体の外側面に当接させるように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のボトル容器。
- 前記周状突起の先端部分は、外側に反って形成されていることを特徴とする、請求項4に記載のボトル容器。
- 前記第1中栓の内筒体の内側に形成される薄肉部は、先端を突起係止部の中心部分に発し、一回転以上渦巻き状に回転して末端を周状突起の内側面に接して形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のボトル容器。
- 前記第1中栓の内筒体の内側に形成される薄肉部は、天面の上側に周状突起の内側面に接して環状に形成される上側V字溝と、天面の下側に上側V字溝の内側に環状に形成される下側V字溝からなり、上側V字溝の最深部と天面の下側面との幅は、下側V字溝の最深部と天面の上側面との幅よりも広く形成されてなることを特徴とする、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載のボトル容器。
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