JP2007145230A - フィラパイプの保護構造 - Google Patents

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【課題】路面などに接地(接触)したり、縁石や障害物に衝突して損傷しないようにフィラパイプを保護する保護構造を提供する。
【解決手段】車両1の運転席8および助手席9と重なる部分の床下に配置される燃料タンク10から車両1のリア側に設けられる給油口13に至るまで床下を通して配管されるフィラパイプ14の車両1の後方から見える部分を保護するように、カバー部28aとガード部28bとで構成される保護部材28を車体フレーム14に取り付ける。これにより、路面などに接地したり、縁石や障害物に衝突して損傷しないようにフィラパイプ14を保護する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィラパイプの保護構造に係り、特に車両の幅方向の左右に分かれて配置される座席と重なる部分の床下に燃料タンクを配置し、この燃料タンクに燃料を供給するために、該燃料タンクから床下を通して車両の後部側(リア側)に備えられる給油口に至るまで配管されるフィラパイプが接地(接触)や衝突などによって損傷しないように保護するための保護構造に関する。
近年、車体の大きさ(外観寸法)を維持しつつ、車室内(キャビン)の空間スペースを一層広くすることが望まれている。しかし、一般の車両(乗用車)においては後部座席の下方や後方などの車両の後部側に燃料タンクが配置されている。このために、燃料タンクのスペース分、車両後部のスペース利用に限界がある。つまり、車室内の空間スペースを広くする上で限界があった。
そこで、本願出願人は、燃料タンクの配置を、車両の後部側から車室内の床下に変更することで、燃料タンクを配置するために取られていた車両後部の配置スペースを不要とし、これにより、車室内の空間スペースを広くするようにした燃料タンクの配置構造について先に提案している(例えば特許文献1参照)。具体的には、車両の幅方向において左右に分かれる運転席と助手席との間の座席と重なる車両のほぼ中央部分の床下を有効に利用して、燃料タンクを配置したものである。
この特許文献1において開示されている配置構造では、運転者の足元が位置する床面は勿論、搭乗者の足元に位置する床面をも車室側に膨出させることなく、床面の低底を維持する。つまり、車室内の上下方向の居住性において、特に後部座席側の居住性を広く確保する。そして、車室内とトランク室との間を区画するための仕切りがない所謂2ボックスカーにおいては、後部座席を折り畳むように倒すことによって、車両後部の荷物の収納スペースをより広く確保できるようにしている。
特開2000−85382号公報(段落番号0024および0052、図14〜図17参照)
ところで、前記した燃料タンクの配置構造では、運転席と助手席との間の座席と重なる車両のほぼ中央部分の床下に燃料タンクを配置することで、車室内の空間スペースをより一層広くすることが達成された。
しかしながら、このように車両のほぼ中央付近に燃料タンクを配置した場合には、燃料タンクから車両の後部側(リア側)の側部であって、側部の上方の位置(高所)に設けられている給油口までの距離が長くなり、また、燃料タンクに燃料を供給するために、燃料タンクから給油口に至るまで配管されるフィラパイプを通す位置が課題となる。単に給油口から車両の床下に向け、床下に沿ってフィラパイプを通したのでは、フィラパイプが路面などに接地(接触)したり、縁石や障害物などに衝突して損傷するおそれがあるなどの心配がある。
そこで、本発明は、前記課題を解消すべく創案されたものであり、車両の幅方向の左右に分かれて配置される座席と重なる部分に燃料タンクを配置し、この燃料タンクに燃料を供給するために、該燃料タンクから車両の後部側に設けられる給油口に至るまで配管されるフィラパイプであって、路面などに接地(接触)したり、縁石や障害物に衝突して損傷しないようにフィラパイプを保護することができるように改良された保護構造を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明は、請求項1では、車両の幅方向に分かれて配置される座席と重なる部分の床下に燃料タンクを配置し、この燃料タンクに燃料を供給するために、該燃料タンクから床下を通して前記車両のリア側の側部に設けられる給油口に至るまで配管されるフィラパイプを保護する保護構造であって、前記車両の後方から見える前記フィラパイプを保護するように、前記車両に保護部材を取り付けたことを特徴とする。
請求項1に記載の構成によれば、車両の床下を通して配管され、車両の後方から見えるフィラパイプを保護部材によって保護する。これにより、フィラパイプを路面などに接地(接触)したり、縁石や障害物に衝突して損傷しないように保護することができる。
また、請求項2では、前記保護部材が、前記フィラパイプを被覆するように取り付けられるカバー部と、前記車両の後方から見える前記フィラパイプの後方であって、該フィラパイプから所定の寸法をおいて離れた車両の後部位置に取り付けられるガード部と、から構成され、前記ガード部は、前記カバー部よりも大きな剛性を有していることを特徴とする。
ここで、前記ガード部は、フィラパイプの後方に存在する車体フレームの大きな剛性を有するリアクロスメンバに取り付けられていることが好適なものとなる(請求項3)。
請求項2に記載の構成によれば、フィラパイプは、被覆するように取り付けられるカバー部と、車両の後部位置に取り付けられて大きな剛性を有するガード部とによって保護される。そして、請求項3に記載の構成によれば、ガード部は、車体フレームに剛性をもたせて取り付けられてフィラパイプを保護する。つまり、ガード部は、縁石や障害物に衝突した際の衝撃などによって車体フレームから簡単に外れることがなく、フィラパイプを確実に保護するものである。
また、請求項4では、前記フィラパイプが、リア側のサスペンション部材の下を通り、かつ、フロアパネルの幅方向のほぼ中央部位において車両の前後方向に設けられるセンタトンネルを通って前記燃料タンクから前記給油口に至るまで配管されていることを特徴とする。
請求項4に記載の構成によれば、前記したように保護部材により保護されるフィラパイプは、車両の幅方向に分かれて配置される座席と重なる部分のフロアパネルの床下からセンタトンネルを通り、そして、該センタトンネルからリア側のサスペンション部材の下を通って車両のリア側の側部に設けられる給油口に至るまで配管される。これにより、フィラパイプは、給油口から燃料タンクへ燃料が供給されるに際して、燃料の流れが乱れる蛇行などの曲がり部が少ないほぼ直線的な配管経路を通して床下に配管されることになる。
本発明に係るフィラパイプの保護構造は以上のように構成されていることで、路面などに接地(接触)したり、縁石や障害物などに衝突して損傷しないようにフィラパイプを保護することができる。よって、信頼性の高いフィラパイプの保護構造を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るフィラパイプの保護構造を採用した車両の実施形態を示す概略側面図である。
なお、本実施形態では、運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。
≪車両の説明≫
車両1は、車室(キャビン)2とトランク室3との間を区画する仕切りがない所謂2ボックスカーである。図1に示すように、車両1は、車体フレーム4の前部にエンジン5を搭載し、車体フレーム4の前部と後部の前輪6と後輪7との間に車室2を有している。
また、車両1の幅方向に分かれて配置される運転席8と助手席9との下方位置で、かつ、運転席8および助手席9と重なる床下のほぼ中央部分に燃料タンク10を配置している(後記の図5参照)。そして、車体フレーム4の上にほぼ全面に付設されるフロアパネル11によって燃料タンク10を覆い、このフロアパネル11の後部分をトランク室3の床としている(図1参照)。
また、図1に示すように、車体フレーム4のほぼ中央部分に配置される燃料タンク10に燃料を供給するために、燃料タンク10から車体の床下を通し、かつ、リア側のサスペンション部材12の下を通して、車両1の後部側(リア側)の側部であって、側部の上方の位置(高所)に設けられている給油口13に至るまでフィラパイプ14が配管されている。
≪車体フレームの説明≫
図2は、同車両の車体フレームからフロアパネルを外した状態を示す概略平面図であり、図3は、図1における要部を拡大して示す概略側面図であり、図4は、図2を車両の後方から見た状態を拡大して示す概略背面図である。
図2に示すように、車体フレーム4は、車両1の前側の左側と右側において車体の前後方向に延びるフロアサイドフレーム15を備え、このフロアサイドフレーム15の前端部の間に掛け渡されるフロントクロスメンバ16を備えている。
そして、フロアサイドフレーム15の車幅方向の外側で、かつ、斜め上方に位置して車体の前後方向に延びるアッパメンバ17と、このアッパメンバ17の後端部に接合されて車体の前後方向に延びるサイドシル18と、このサイドシル18の後端部から車両1の後側の左側と右側において車体の前後方向に延びるリアサイドフレーム19を備えている。
また、車体フレーム4は、サイドシル18の後端部の間に掛け渡されるミドルクロスメンバ20と、リアサイドフレーム19の車体の前後方向の途中部位の間と、その後端部の間にそれぞれ掛け渡される第1のリアクロスメンバ21と第2のリアクロスメンバ22を備えている。
また、車体フレーム4は、図2に示すように、車両1のほぼ中央部位に4本のフロアフレーム23〜26を平面視がほぼ井桁状になるように備えている。これにより、燃料タンク10の周囲を囲み、該燃料タンク10を図示省略のボルト止めなどによって支持させるとともに、フロアパネル11を補強する(図1参照)。つまり、重量物である燃料タンク10が配置される部分を補強するとともに、床全体を剛性に富んだ床にすることができる。
なお、以上、説明した車体フレーム4の枠組み構成形態は一例であって、特に限定されるものではない。
≪フィラパイプの説明≫
フィラパイプ14は、耐蝕性などに優れた金属材料から所定の長さに形成されている。このフィラパイプ14は、図1および図2に示すように、車体フレーム4のほぼ中央部分に配置される燃料タンク10からフロアパネル11のセンタトンネル27を通り、そして、センタトンネル27からリア側のサスペンション部材12の下を通るように車体の床下を通して給油口13に至るまで配管されるものである。
そして、このようにして、床下を通して配管されるフィラパイプ14の車両1の後方から見える部分を保護するように、車体フレーム4に保護部材28を取り付けている(図3および図4参照)。
≪センタトンネルの説明≫
図5は、図2のV―V線に沿った拡大断面図であり、図6は、図2のVI―VI線に沿った拡大断面図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、センタトンネル27は、燃料タンク10を覆うように上方(車室側)に膨出されたフロアパネル11の膨出部29(図5参照)から車体フレーム4のミドルクロスメンバ20にかけて、フロアパネル11の幅方向のほぼ中央部位において車両1の前後方向に設けられている(図6参照)。
このように、フロアパネル11に膨出部29を設けることで、燃料タンク10の車体の裏面側への飛び出し量(出っ張り度合い)を低減することができる(図5参照)。そして、センタトンネル27を設けることで、燃料タンク10からフィラパイプ14を給油口13にわたり配管するに際して、リア側のサスペンション部材12の下を通してフロアパネル11の床下にほぼ直線的に配管することが可能になる(図1および図2参照)。
≪保護部材の説明≫
ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
保護部材28は、路面への接地(接触)や、縁石や路面から突出している障害物との衝突などによってフィラパイプ14が損傷しないように保護するためのものである。
この保護部材28は、図1および図3に示すように、フィラパイプ14を被覆するように取り付けられるカバー部28aと、車両1の後方から見える前記フィラパイプ14の後方であって、該フィラパイプ14から所定の寸法をおいて離れた車両1の後部位置に取り付けられるガード部28bと、から構成されている。
ここで、フィラパイプ14の後方であって、該フィラパイプ14から離れた所定の寸法とは、例えば車両1を後退させたときに、路面から突出している障害物などを早めに検知することができる寸法を意味する。つまり、運転者に対し、障害物の存在を早めに知らせることで、フィラパイプ14の衝突を確実に回避することができる寸法であり、フィラパイプ14からできるだけ離れた車両1の後部位置にガード部28bを取り付けることが好適なものとなる。
≪カバー部の説明≫
図7は、フィラパイプと保護部材のカバー部とを示す斜視図である。
カバー部28aは、合成樹脂材料によって形成される第1のカバー部30および第2のカバー部31を備えている。
第1のカバー部30は、図7に示すように、平面視が略L字形を呈し、断面が半円状を呈する2部材からなり、縁方向の数ヶ所に備えられている図示省略の係止爪や係止孔などの係止によって互いに結合されてフィラパイプ14の外側を被覆するように形成されて、フィラパイプ14に取り付けられる。
一方、第2のカバー部31は、図7に示すように、平面視が略直線形を呈し、断面が半円状を呈する2部材を、一方の縁方向の数ヶ所に備えられているヒンジ32などによって開閉自在とし、他方の縁方向の数ヶ所に備えられている図示省略の係止爪や係止孔などの係止によって互いに結合されてフィラパイプ14の外側を被覆するように形成されて、フィラパイプ14に取り付けられる。
また、図7に示すように、第1のカバー部30と第2のカバー部31には、フィラパイプ14を被覆して保護するのみではなく、フィラパイプ14と同じく燃料タンク10から給油口13の近傍に至るまで配管されるブリーザパイプ33を(図2参照)、フィラパイプ14とともに保護するブリーザパイプ用のカバー部34,35をそれぞれ一体に備えている。
≪ガード部の説明≫
図8は、保護部材のガード部を示し、(a)は、斜め上から見た斜視図であり、(b)は、車両に取り付けた状態を、車両の斜め下から見た斜視図である。
ガード部28bは、前記したカバー部28aの第1のカバー部30および第2のカバー部31よりも大きな剛性を有する所望の材料、例えば金属材料やその他の剛性材料から形成されている。
このガード部28bは、図8の(a)に示すように、平面視がほぼ正三角形状で、下方に向けて膨出させたほぼ山形形状に形成されている。
また、図8の(a)に示すように、ガード部28bは、開口する三辺縁に締結縁片36を備えるとともに、一辺縁と一側コーナーの締結縁辺部36にボルト締結孔37をそれぞれ備えている。これにより、ガード部28bは、図2および図3に示すように、フィラパイプ14から所定の寸法をおいて離れた後方位置に存在する車体フレーム4の第1のリアクロスメンバ21と第2のリアクロスメンバ22にボルト41によって締結されて取り付けられるように形成されている。また、ガード部28bには雨水などの浸入などに備えて抜け孔38が設けられている。
なお、締結縁辺部36を備えているガード部28bの開口縁形状は、第1のリアクロスメンバ21と第2のリアクロスメンバ22とに対する取り付け高さの位置関係にあわせて段差を持たせている(図3参照)。
また、ガード部28bの締結縁辺部36の第2のリアクロスメンバ22に対するボルト41による取り付けは、図3に示すように、第2のリアクロスメンバ22に溶接やその他の固着手段によって剛性をもたせて取り付けられている剛体部39に対して行われる。この剛体部39には牽引用のフック部40が取り付けられている。
以上のように、本実施形態の保護構造によれば、カバー部28aとガード部28bとから構成される保護部材28によって、車両1の床下を通って配管されるフィラパイプ14を保護する。これにより、路面などに接地(接触)したり、縁石や障害物に衝突して損傷しないようにフィラパイプ14を保護することできる。しかも、ガード部28bは、車体フレーム4の高い剛性を有する第1のリアクロスメンバ21と第2のリアクロスメンバ222に剛性をもたせて取り付けられている。つまり、ガード部28bは、縁石や障害物に衝突した際の衝撃などによって車体フレーム4から簡単に外れることなく、フィラパイプ14を確実に保護するものである。
また、フィラパイプ14は、車両1の幅方向に分かれて配置される運転席8と助手席9とが重なる部分のフロアパネル11の床下からセンタトンネル27を通り、そして、このセンタトンネル27からリア側のサスペンション部材12の下を通って車両1のリア側の側部に設けられる給油口13に至るまで配管される。
これにより、フィラパイプ14は、給油口13から燃料タンク10へ燃料が供給されるに際して、燃料の流れが乱れる蛇行などの曲がり部が少ないほぼ直線的な配管経路を通して床下に配管されることになる。よって、車両1のほぼ中央部分に配置されている燃料タンク10に燃料を速やかに(滑らかに)供給することができる。
なお、本発明の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1〜請求項4に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計において変更などがあっても本発明に含まれるものである。
例えば、座席が前後2列タイプではなく、3列タイプの車両の場合には運転席8と助手席9との1列目は勿論のこと、2列目において車両の幅方向に分かれて配置される座席と重なる床下に配置される燃料タンク10と、車両1の後部側に設けられる給油口13にわたり配管されるフィラパイプにおいても前記した実施形態と同様に、カバー部28aとガード部28bから構成される保護部材28を用いて保護することができるものである。
また、前記した実施形態においてはカバー部28aを、第1のカバー部30と第2のカバー部31との二本ものとして説明したが、フィラパイプ14の配管形態によってはカバー部28aを一本ものとしたり、あるいは三本、四本ものとするもよい。要するに、カバー部28aは、フィラパイプ14の配管にあわせて任意に形成されるものである。
本発明に係るフィラパイプの保護構造を備えた車両の実施形態を示す概略側面図である。 同車両の車体フレームからフロアパネルを外した状態を示す概略平面図である。 図1における要部を拡大して示す概略側面図である。 図2を車両の後方から見た状態を拡大して示す概略背面図である。 図4のV―V線に沿った拡大断面図である。 図4のVI―VI線に沿った拡大断面図である。 フィラパイプと保護部材のカバー部との関係を示す斜視図である。 保護部材のガード部を示し、(a)は、斜め上から見た斜視図であり、(b)は、車両に取り付けた状態を、車両の斜め下から見た斜視図である。
符号の説明
1 車両
2 車室(キャビン)
3 トランク室
4 車体フレーム
5 エンジン
6 前輪
7 後輪
8 運転席(座席)
9 助手席(座席)
10 燃料タンク
11 フロアパネル
12 サスペンション部材
13 給油口
14 フィラパイプ
21,22 リアクロスメンバ
27 センタトンネル
28 保護部材
28a カバー部
28b ガード部

Claims (4)

  1. 車両の幅方向に分かれて配置される座席と重なる部分の床下に燃料タンクを配置し、この燃料タンクに燃料を供給するために、該燃料タンクから床下を通して前記車両の後部側に設けられる給油口に至るまで配管されるフィラパイプを保護する保護構造であって、
    前記車両の後方から見える前記フィラパイプを保護するように、前記車両に保護部材を取り付けたことを特徴とするフィラパイプの保護構造。
  2. 前記保護部材は、前記フィラパイプを被覆するように取り付けられるカバー部と、前記車両の後方から見える前記フィラパイプの後方であって、該フィラパイプから所定の寸法をおいて離れた車両の後部位置に取り付けられるガード部と、から構成され、
    前記ガード部は、前記カバー部よりも大きな剛性を有していることを特徴とする請求項1に記載のフィラパイプの保護構造。
  3. 前記ガード部は、車体フレームの高い剛性を有するリアクロスメンバに取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のフィラパイプの保護構造。
  4. 前記フィラパイプは、リア側のサスペンション部材の下を通り、かつ、フロアパネルの幅方向のほぼ中央部位において車両の前後方向に設けられるセンタトンネルを通って前記燃料タンクから前記給油口に至るまで配管されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のフィラパイプの保護構造。
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