JP2007144701A - 筆記具の軸筒 - Google Patents

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JP2007144701A
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Kumiko Yagyu
久美子 柳生
Kazuoki Tamura
和意 田村
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Abstract

【課題】筆記先端からの距離を変更することなく、回転方向によって把持感触の相違を得ることができる筆記具の軸筒を簡単な構造で提供する。
【解決手段】本願発明は、軸筒本体に、他の軸筒の外径よりも小径の把持部を形成し、該把持部に軟質材からなるグリップ部材を装着してなる筆記具の軸筒において、グリップ部材の横断面の内壁形状を略真円形にするとともに、前記把持部の横断面の外壁形状を楕円形に形成したことを特徴とする。あるいは、前記グリップ部材の横断面の内壁形状及び前記把持部の横断面の外壁形状を略真円形にするとともに、前記把持部の外壁の中心が、軸筒本体の軸心に対して偏心した位置に形成してあることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸筒本体に、他の軸筒の外径よりも小径の把持部を形成し、該把持部に軟質材からなるグリップ部材を装着してなる筆記具の軸筒に関する。
従来から、軸筒本体に、他の軸筒の外径よりも小径の把持部を形成し、該把持部に軟質材からなるグリップ部材を装着してなる軸筒は知られている。
こうした筆記具の軸筒において、特開2005−41040号公報の「軸体」に、グリップ部材の外表面に環状突部を複数設け、この環状突部の幅及び/または環状溝部の幅を異ならしめ、グリップ部材の把持感触が良好となる筆記具の軸筒が開示されている。
また、実開平7−15373号公報「軸体のグリップ」には、グリップ部材と軸筒との間に空隙部を形成し、把持した時にグリップ部材が内側に撓む構造とし、弾力を得られる筆記具の軸筒が開示されている。
「特開2005−41040号公報」 「実開平7−15373号公報」
確かに、グリップ部材を把持した時に、親指及び/又は中指が当接し、把持する力によってグリップ部材を変形させて、把持感触を変更することは可能である。しかしながら使用者には、硬い把持感触を好む人と、軟らかい把持感触を好む人と、好みは様々である。
ところで、筆記具を把持する位置は、グリップ部材の軸筒先端側を把持する人と、グリップ部材の軸筒後端側を把持する人と、筆記先端からの距離は、軸筒の外径やインキの種類によっても多少異なるが、人によって好みがあるのが現状である。
前述した特許文献1、2では、把持力によっても異なるが、筆記先端からの距離によってグリップの撓む量が略決定されるので、結果として把持感触も決まってしまう。そのため、把持感触を変更するには、筆記具を把持する位置(筆記先端からの距離)を変更することが必要であった。
本発明の目的は、筆記先端からの距離を変更することなく、回転方向によって把持感触の相違を得ることができる筆記具の軸筒を簡単な構造で提供することである。
本発明は、軸筒本体に、他の軸筒の外径よりも小径の把持部を形成し、該把持部に軟質材からなるグリップ部材を装着してなる筆記具の軸筒において、グリップ部材の横断面の内壁形状を略真円形にするとともに、前記把持部の横断面の外壁形状を楕円形に形成したことを特徴とする。
また、軸筒本体に、他の軸筒の外径よりも小径の把持部を形成し、該把持部に軟質材からなるグリップ部材を圧入装着してなる筆記具の軸筒において、前記グリップ部材の横断面の内壁形状及び前記把持部の横断面の外壁形状を略真円形にするとともに、前記把持部の外壁の中心が、軸筒本体の軸心に対して偏心した位置に形成してあることを特徴とする。
本発明の軟質材は、弾性変形可能なシリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル樹脂、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹脂、その他合成ゴム、熱可塑性エラストマー等、筆記具のグリップ部材として一般的に知られている弾性体のなかから適宜選定すればよい。
筆記先端からの距離を変更することなく、回転方向によって把持感触の相違を得ることができる筆記具の軸筒を簡単な構造で提供することができた。
次に図面を参照しながら、本発明の筆記具の軸筒の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1から図4に示す実施例1の筆記具の軸筒1は、軸筒本体2に他の軸筒本体の外径より小径の把持部3を形成してあり、この把持部3に半透明のシリコーンゴムからなる円筒形のグリップ部材5を装着して筆記具の軸筒1を得ている。また、軸筒本体2の先端部に形成した雄ねじ部7に口金6の雌ねじ部8を着脱自在に螺合してある。
小径の把持部3は、横断面形状における外壁形状を楕円形、内壁形状を略真円形に形成してある。また、グリップ部材5の横断面形状の内壁形状を略真円形に、把持部13を、横断面形状における外壁形状を楕円形に形成することによって、グリップ部材5を把持部3に装着すると、把持部3の短径K側とグリップ部材5の内壁との間に隙間4が形成され、この部分を指で把持すると、グリップ部材5が内側に撓み柔らかい把持感触を得ることができる。
また、把持部3を、横断面形状における外壁形状を楕円形に形成することによって、図2に示すように、矢印P、R方向のグリップ部材5の内壁と把持部外壁に隙間4を有する部分では柔らかい把持感触、矢印Q、S方向では隙間のない部分では硬い把持感触を得ることができ、回転方向によって把持感触が相違する。
具体的には、回転方向において、短径K側から長径L側に向かって隙間4の幅Nが徐々に小さくなるので、これに対応して把持感触も、柔らかい把持感触から硬い把持感触、或いは硬い把持感触から柔らかい把持感触に徐々に変化していくので、好みの硬さの部分を把持することができる。
また、把持する位置(把持部先端3aからの距離)が変化しても一定方向(例えば図5の矢印P方向)での把持感触は同一であるので、筆記先端からの距離のみによって把持感触が相違することはない。
把持部の横断面の外壁形状を楕円形にすることによって、他の形状、例えば、三角形や四角形に比べて成形性も良好で、寸法精度も高く、把持した感触も良好である。
図5から図7に示す実施例2の筆記具の軸筒11は、実施例1と同様に、軸筒本体12に他の軸筒本体の外径より小径の把持部13を形成してあり、この把持部13に半透明のシリコーンゴムからなる円筒形のグリップ部材15を装着して筆記具の軸筒11を得ている。また、軸筒本体12の先端部に形成した雄ねじ部17に口金16の雌ねじ部18を着脱自在に螺合してある。
グリップ部材5の横断面の内壁形状と把持部13の横断面における外壁形状を略真円形にするとともに、把持部13の外壁の中心Gを軸筒本体12の軸心Jに対して偏心した位置にしてあるので、グリップ部材15を把持部13に装着すると、把持部13の外壁を偏心させた分、グリップ部材15の内壁との間に隙間14が形成され、この部分を指で把持すると、グリップ部材15が内側に撓み柔らかい把持感触を得ることができる。
具体的には、把持部13の外壁の軸心Gを軸筒本体の軸心Jに対して偏心した位置にしたことによって、図6に示すように、矢印P方向のグリップ部材15の内壁と把持部13の外壁に大きな隙間14を有するM1部分では柔らかい把持感触、矢印R方向の隙間のないM2部分では硬い把持感触、矢印Q、S方向のグリップ部材5の内壁と把持部外壁に小さな隙間14を有する部分では、矢印P方向よりも硬く、矢印R方向よりも柔らかい把持感触を得ることができ、回転方向によって把持感触が相違する。
また、実施例1と同様に、把持する位置が、把持部先端13aからの距離が変化しても一定方向(例えば図5の矢印P方向)での把持感触は同一であるので、筆記先端からの距離のみによって把持感触が相違することはない。
さらに、把持部13の外壁を偏心するだけで、外壁を略真円形に形成してあるので、金型製作が容易であり、成形性も良好で、寸法精度も高く、把持した感触も良好である。
本実施例では、便宜上、筆記体を図示していないが、筆記具として使用する場合には、軸筒内にボールペンレフィル等の筆記体を配設して使用する。
キャップ式、ノック式等、筆記具の軸筒として広く実施可能であり、ボールペンや塗布具等、インキの種類に限定されるこのなく実施することができる。
実施例1の筆記具の軸筒を示す一部省略した縦断面図である。 図1におけるA−A拡大断面図である。 図1における、P方向からみた軸筒本体の一部省略した外観図である。 図1における、R方向からみた軸筒本体の一部省略した外観図である。 実施例2の筆記具の軸筒を示す一部省略した縦断面図である。 図5におけるB−B拡大断面図である。 図5における、Q又Sは方向からみた軸筒本体の一部省略した外観図である。
符号の説明
1、11 筆記具の軸筒
2、12 軸筒本体
3、13 把持部
4、14 隙間
5、15 クリップ部材
6、16 口金
7、17 雄ねじ部
8、18 雌ねじ部

Claims (2)

  1. 軸筒本体に、他の軸筒の外径よりも小径の把持部を形成し、該把持部に軟質材からなるグリップ部材を装着してなる筆記具の軸筒において、グリップ部材の横断面の内壁形状を略真円形にするとともに、前記把持部の横断面の外壁形状を楕円形に形成したことを特徴とする筆記具の軸筒。
  2. 軸筒本体に、他の軸筒の外径よりも小径の把持部を形成し、該把持部に軟質材からなるグリップ部材を圧入装着してなる筆記具の軸筒において、前記グリップ部材の横断面の内壁形状及び前記把持部の横断面の外壁形状を略真円形にするとともに、前記把持部の外壁の中心が、軸筒本体の軸心に対して偏心した位置に形成してあることを特徴とする筆記具の軸筒。

JP2005340225A 2005-11-25 2005-11-25 筆記具の軸筒 Pending JP2007144701A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137189A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Pentel Corp 軸体
JP2011092711A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Seb Sa 台所用具用の変形可能なクッションを備えた取っ手

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