JP2007143713A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】各リールの動きを遊技者が定めることができるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシンには3つのスタートレバーが設けられている。各スタートレバーは第1〜第3リールに対応付けられている。操作順序検知部はスタートレバーの操作順序を検知する。動き決定部はCT時、各リールが停止するまでの動きを定める。動き決定部は最初に操作されたスタートレバーをCT時に目押し可能なリールに定め、残りのリールをCT時に引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御する。スタートレバーの正規の操作順序は予め定められ、正規の操作順序に従ってスタートレバーが操作されたときは、ストップボタンの押圧時に当たりの図柄が有効入賞ラインに引き込まれるようにリールが制御され、正規の操作順序通りに操作されなかったときには当たりの図柄は入賞有効ラインから外されるようにリールが制御される。
【選択図】図3

Description

本発明はパチンコ店等の遊技場に設置して使用されるスロットマシンに関するものである。
予め一定の価値が与えられたメダルの投入によって遊技の開始が可能となり、特定の図柄が停止表示された場合に賞与としてメダルを払い出すスロットマシンがよく知られている。スロットマシンでは、複数種類の図柄が外周に配列された複数のリール、このリールの回転を開始させるためのスタートレバー、回転しているリールを停止させるためのストップボタンが備えられている。ストップボタンはそれぞれのリールに対応付けられており、各ストップボタンが遊技者によって押されると、これに応答してそれぞれのリールが停止するようになっている。そしてリールが停止したときに、メダルの投入に応じて定められた入賞有効ライン上に特定の図柄が停止表示されることによりメダルの払い出しなどが行われるようになっている。
近年は遊技の興趣を高めるための工夫が盛んに試みられており、例えば特許文献1に示すように、遊技者にとって有利な遊技状態が終了した後、更なる利益を遊技者に付与するための特定の遊技を実行するスロットマシンもある。特定の遊技中は、複数のリールのうち少なくとも1つのリールについて、ストップボタンの押圧時にすべらずに即座に停止するいわゆる目押しができるようにリールの停止制御が中止されており、残りのリールについては有効入賞ライン上に当たりもしくははずれの図柄が位置するようにすべらせて停止され、これにより遊技者に興趣の高い遊技を提供していた。
特開平1−238888号公報
ところで、上述した特定の遊技では、目押しできるリールが毎回同じであるために、遊技がマンネリ化してしまい、遊技者が遊技に対する興味を失ってしまうことがあった。また、スロットマシンに備えられているスタートレバーは1つであり、スタートレバーの操作によって全てのリールが回転された後に各ストップボタンを操作してリールを停止させており、スタートレバーの操作後にそれぞれのストップボタンを押すという遊技の基本形態が変わることがなく、このために遊技に飽きてしまうことがあった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、それぞれのリールについて、ストップボタンの押圧時にリールが停止するまでの動きを遊技者が定めることができるスロットマシンを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のスロットマシンでは、複数のリールと、それぞれのリールに対応して設けられかつ各リールを個別に停止させる際に操作される複数のストップボタンとを備えたスロットマシンにおいて、複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、複数のリールを個別に回転させる際に操作されるスタートレバーと、スタートレバーの操作を受けて対応するリールを回転させる始動制御手段と、始動制御手段によって回転された各リールがストップボタンの操作によって停止するまでの動きを複数のスタートレバーの操作順序で決定する決定手段と、決定手段によって決定された動きに従って、各ストップボタンの操作時に対応するリールを停止させる停止制御手段とを有することを特徴とする。
また、リールには図柄が配列され、前記スタートレバーの正規な操作順序は当たりもしくははずれを決める抽選時に予め定められており、停止制御手段は、スタートレバーが正規な操作順序に従って操作されたときには、入賞有効ラインから所定の範囲内に位置する当たりの図柄を入賞有効ライン上に引き込むように前記リールを停止させ、スタートレバーが正規な操作順序と異なる順序で操作されたときには、当たりの図柄を入賞有効ライン上から外すようにリールを停止させることを特徴とする。
また、停止制御手段は、最初もしくは最後に操作されたスタートレバーに対応したリールをストップボタンの操作時に即座に停止させることを特徴とする。
本発明のスロットマシンによれば、複数のリールと、それぞれのリールに対応して設けられかつ各リールを個別に停止させる際に操作される複数のストップボタンとを備えたスロットマシンにおいて、複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、複数のリールを個別に回転させる際に操作されるスタートレバーと、スタートレバーの操作を受けて対応するリールを回転させる始動制御手段と、始動制御手段によって回転された各リールがストップボタンの操作によって停止するまでの動きを複数のスタートレバーの操作順序で決定する決定手段と、決定手段によって決定された動きに従って、各ストップボタンの操作時に対応するリールを停止させる停止制御手段とを有することにより、決定手段はスタートレバーの操作順序で各リールが停止するまでの動きを決定し、停止制御手段は決定手段で決定された動きに従って各リールを停止させるため、遊技者はスタートレバーの操作順序を通して停止するまでの各リールの動きを定めることができる。
また、リールには図柄が配列され、前記スタートレバーの正規な操作順序は当たりもしくははずれを決める抽選時に予め定められており、停止制御手段は、スタートレバーが正規な操作順序に従って操作されたときには、入賞有効ラインから所定の範囲内に位置する当たりの図柄を入賞有効ライン上に引き込むように前記リールを停止させ、スタートレバーが正規な操作順序と異なる順序で操作されたときには、当たりの図柄を入賞有効ライン上から外すようにリールを停止させることにより、スタートレバーを操作した順序に対応して当たりの図柄が入賞有効ライン上に引き込まれる、あるいは入賞有効ライン上から外されるようにリールが停止し、各スタートレバーの操作順序によって当たりの図柄を表示させるためのチャンスを遊技者に与えることができる。
また、停止制御手段は、最初もしくは最後に操作されたスタートレバーに対応したリールをストップボタンの操作時に即座に停止させることにより、最初もしくは最後に操作されたスタートレバーに対応したリールをストップボタンの押圧時に即座に停止させるため、遊技者はスタートレバーの操作順序を利用してストップボタンの押圧時に即座に停止するリールを自在に定めることができる。
図1に示すように、本発明の遊技機であるスロットマシン2の筐体3は収納箱4とこの収納箱4の前面に設けられた前面扉5とを備えている。前面扉5は上部に設けられた上部扉6と下部に設けられた下部扉7とからなる。上部扉6には表示窓10が設けられ、表示窓10の奥には第1リール11a、第2リール11b、第3リール11cを有するリールユニットが配置されている。第1、第2、第3リール11a,11b、11cの外周面には、略等間隔で複数のコマ領域が形成されており、それぞれのコマ領域には、例えば「7」、「BAR」、「チェリー」などの図柄が配列されている。それぞれのリール11a〜11cは停止時に表示窓10を通して1リール当たり3個の図柄が外部に表示される。スロットマシン2には各リール11a〜11cの図柄を1個ずつ組み合わせる直線状の入賞有効ラインが横に3本、斜めに2本の合計5本設定できるようになっており、この入賞有効ライン上に所定の図柄が並べて表示されることにより当選役が告知される。
表示窓10の横には液晶パネル13が設けられ、例えば、興趣を高めるためにアニメーションを利用した演出等を行う。下部扉7にはゲームの開始時に操作される1枚ベットボタン25、MAXベットボタン26、ペイアウトボタン27などの各種操作ボタンが設けられている。各種操作ボタンの近くにはメダルベットが行われた後に操作される第1、第2、第3スタートレバー28、29、30や、各スタートレバー28、29、30の操作により回転されたリールをそれぞれ停止させるための第1、第2、第3ストップボタン31、32、33が設けられる。また、表示窓10の下には、数字や特定のアルファベットを表示する表示装置15が設けられている。
表示装置15は、スロットマシン2のエラーが発生したとき、エラーに対応付けされたエラーコードを表示する。スロットマシン2に発生するエラーは様々であり、それぞれのエラーにはそれぞれのエラーを区別するためのエラーコードが予め対応付けされている。それぞれのエラーコードが表示装置15に表示されると同時に図示しないスピーカから異常の発生を知らせる音声が出力される。
下部扉7にはゲームを行う際にメダルを投入するためのメダル投入口37が設けられ、メダル投入口37の奥には後述するセレクタが組み込まれており、不適正なメダルはメダル払い出し口34を介してメダル受け皿35に排出される。また、セレクタは、例えばゲームの途中や各種操作ボタンが押されたままの状態で投入された等の不適切なタイミングでメダルの投入が行われたときに、投入されたメダルをメダル受け皿35に排出する。なお、ゲームの開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られ、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルはメダル受け皿35に排出される。
下部扉7には前面扉5が収納箱4から開かないようにするための錠18が設けられ、錠18を解くためには専用の鍵を差し込んで回す必要がある。下部扉7の奥にはメダルを受け皿35に払い出すホッパー装置、設定変更装置等が設けられている。ホッパー装置にはメダルを貯留するための貯留タンクが設けられ、貯留タンクの下にはオーバーフローしたメダルを受けるオーバーフロー用貯留箱が備えられている。また、ホッパー装置の横にはスロットマシン2をエラー状態からの復旧などを行うためのリセットボタンが備えられている。
下部扉7に設けられた錠18を解錠すると上部扉6を開くことが可能となる。上部扉6の下部には下部扉7と収納箱4との間に挟まれる図示しない係合部が形成されており、上部扉6が閉じられた後に下部扉7が閉じられて施錠されると上部扉6は開けられなくなり、上部扉6を開けるためには下部扉7に設けられた錠18を解錠する必要がある。
図2にスロットマシン2の電気的な構成を示すブロック図を示す。スロットマシン2の動作は主に制御部60によって制御される。スロットマシン2の内部には制御部60の他に、外部に音声を出力するスピーカ、セレクタ36、ホッパー装置40、払出制御部41、ベットスイッチセンサ50、投入メダルセンサ38、駆動制御部79、第1〜第3スタートスイッチセンサ84〜86、第1〜第3ストップスイッチセンサ87〜89、表示装置15の駆動を制御する表示制御部90等が設けられている。
セレクタ36には、メダル振分装置、投入メダル検出センサ38などが設けられている。投入メダル検出センサ38は第1フォトセンサ及び第2フォトセンサとからなり、第1、第2フォトセンサはメダル通路内でメダルが流下する方向に一定間隔を隔てて配置されている。メダルの通過に応じて第1、第2フォトセンサのそれぞれから投入メダル検出信号が制御部60に入力され、制御部60は投入メダル検出信号を基にしてスロットマシン2に投入されたメダルの枚数を検知する。なお、メダル振り分け装置はメダル投入口37から投入されたメダルの直径等を基にして適正なメダルと不適正なメダルとを振り分けるものであり、不適正なメダルを図示しない排出通路に排出する。また、遊技の途中などの不適切なタイミングでメダルが投入された場合や、クレジット機能を用いずにメダルを4枚以上投入した場合にもメダル振り分け装置は排出通路にメダルを排出する。
ホッパー装置40は、貯留タンクの底部で回転するロータリーディスク、ロータリーディスクを回転させるためのホッパーモータ等を備えている。ロータリーディスクにはメダルの受入部が複数形成され、このロータリーディスクが回転すると貯留タンクに貯留されたメダルのうち、最下層に位置するメダルがロータリーディスク内に収納され、ロータリーディスクが回転することによってロータリーディスクからメダルが受け皿側に排出される。
ホッパー装置40は、当選役決定部78で決定された当選役に対応する枚数のメダルを賞与として受け皿35に払い出す。ホッパー装置40は払出制御部41によって制御されており、払出制御部41はROM62の配当テーブルから読み出された配当データを基にしてホッパー装置40に払出命令信号を送出してメダルの払い出しを実行させる。払出命令信号の入力に応じてホッパー装置40に組み込まれたホッパーモータが駆動し、これによってロータリーディスクが回転してメダルが払い出される。メダルが払い出された際には、図示しないカウンターアームが往復動し、この往復動によって払い出されたメダルの枚数が検知される。
1ベットボタン25及びMAXベットボタン26が押下されたときにはベットスイッチセンサ50からCPU61にそれぞれ押圧信号が入力される。CPU61は、遊技の開始に先立って投入された1〜3枚のメダルの枚数を、投入メダル検出センサ38からの投入メダル検出信号、あるいは1ベットボタン25、MAXベットボタン26のいずれかが押圧されたことに応じて入力される押圧信号に基づいて計数して入賞ラインの有効化本数を決定し、これにより入賞有効ラインが設定される。また、遊技を開始する際に投入されたメダルのベット枚数はCPU61に設けられたカウンタ(図示省略)で積算して計数される。
第1〜第3スタートスイッチセンサ84〜86は、第1〜第3スタートレバー28〜30の操作に応じてCPU61に第1〜第3スタート信号を送信する。これに応答してCPU61は、第1〜第3リール11a〜11cのうち、それぞれのスタートレバー28〜30に対応付けられたリール11a〜11cを回転させるように、駆動制御部79に第1〜第3駆動開始コマンドを送信する。
駆動制御部79は、始動制御手段である始動制御部79aと停止制御手段である停止制御部79bとを有し、各リール11a〜11cの駆動源である第1〜第3ステッピングモータ80a〜80cの駆動を制御する。第1、第2、第3リール11a,11b,11cはそれぞれに対応して設けられた第1〜第3ステッピングモータ80a〜80cの駆動軸に固定され、各ステッピングモータ80a〜80cは駆動制御部79から供給される駆動パルスに応じて、一定の回転角度で回転する。
始動制御部79aは、CPU61から第1駆動開始コマンドを受けたときに、ステッピングモータ80aに駆動パルスを供給して第1リール11aの回転を開始させる。同様に、CPU61から第2、第3駆動開始コマンドを受けたときは、ステッピングモータ80b、80cに駆動パルスを供給して第2、第3リール11b、11cの回転を開始させる。
第1〜第3リール11a〜11cにはそれぞれインデックスが設けられ、各インデックスは、各フォトセンサ82a〜82cによって検出される。それぞれのフォトセンサ82a〜82cからのインデックス検出信号はCPU61に入力される。CPU61にはステッピングモータ80a〜80cのそれぞれに対応したパルスカウンタ(図示省略)が設けられており、各々のステッピングモータ80に供給された駆動パルスの個数を計数し、フォトセンサ82a〜82cのそれぞれからインデックス検出信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値がクリアされる。これにより、リール上のどの図柄がどこに位置しているかを認識し、どの程度リールを回転させれば目的の図柄がその入賞有効ライン上に位置するかを予測することができ、入賞有効ラインから所定数のコマ内に含まれた当たりの図柄を入賞有効ライン上に停止させる引き込み制御や、当たりの図柄を入賞有効ライン上から外す蹴飛ばし制御が可能となる。
第1、第2、第3ストップボタン31、32、33にはそれぞれ第1〜第3ストップスイッチセンサ87〜89が備えられ、各ストップボタン31〜33の押圧に応じて第1〜第3ストップ信号がCPU61に出力される。
停止制御部79bは、CPU61から第1〜第3ストップ信号が入力されたとき、後述する動き決定部を参照して第1〜第3ステッピングモータ80a〜80cをオフして第1〜第3リール11a〜11cを停止させる。
それぞれのリール11a〜11cの外周には、スイカを示す図柄、「7」の図柄、「BAR」の図柄、ベルを示す図柄、チェリーを示す図柄、リプレイを示す図柄などが配列されている。例えば、当選役決定部78でビッグボーナス(以降、BBという)が当選した場合には、入賞有効ライン上に「7―7―7」を停止表示できるようになる。レギュラーボーナス(以降、RBという)が当選した場合には、入賞有効ライン上に「BAR―BAR―BAR」を停止表示できるようになる。「7―7―7」が入賞ライン上に表示されると所定枚数のメダルの払い出しに加えて、一般にチャレンジタイム(以降、CTという)と呼ばれる特別なゲームを、例えば50ゲーム行えるようになる。「BAR―BAR―BAR」が表示されると所定枚数のメダルの払い出しに加えて、CTを40ゲーム行えるようになる。CTでは3つのリールのうち1つはストップボタンの押圧に応じて即座に停止される、いわゆる目押しが可能であり、残りの2つは停止が制御される。
制御部60は、CPU61、ROM62、RAM69、当選判定部72、比較判定部73、操作順序決定部74、決定手段である動き決定部75、操作順序検知部76、電子抽選部77、当選役決定部78等を備え、これらの電子回路は図示しないデータ伝送ラインを介してCPU61に接続されている。
ROM62には第1〜第6まで6つの当選役抽選テーブル63や、停止テーブル65、図柄テーブル67、操作順序テーブル68、配当テーブル、遊技実行プログラム等が記憶されている。それぞれの当選役抽選テーブル63によって当選する確率は異なっており、各当選役抽選テーブル63はそれぞれ「1」から「6」の設定値に対応している。設定変更時に設定値の変更が行われると、第1〜第6当選役抽選テーブルのうち、選択された設定値に対応した当選役抽選テーブルを基に遊技が実行されるようになる。
図柄テーブル67には各リール11a〜11cの回転時に検知された駆動パルスの個数と,各リール11a〜11cに配列されたそれぞれの図柄を示す図柄コードとが対応付けられている。これにより、リール毎に設けられたパルスカウンタのカウント値を計数することによって、どの入賞有効ライン上にどの図柄が移動してきているのかを識別することができ、どの程度リールを回転させると目的の図柄が入賞有効ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
電子抽選部77は、乱数発生部と乱数抽出部とを備えている。乱数発生部は、発振回路やカウンタ回路などを備えこれにより乱数を発生させる。乱数抽出部は、乱数発生部で発生された乱数を所定の条件に基づき抽出する。なお、乱数はプログラムの実行によっても発生させることができる。
当選役決定部78は、抽出処理された乱数がはずれもしくは複数種類の当選役のいずれかとなるかを、当選役抽選テーブル63を参照して決定する。当選役抽選テーブル63は、乱数発生部で発生する乱数値の全範囲について、BBモードに移行する権利を与えるBB役に当選するか、RBモードに移行する権利を与えるRB役に当選するか、予め定められた枚数のメダルを払い出す小役に当選するか、メダルの投入なしに次のゲームを行えるリプレイ役に当選するか、はずれかを定める。当選役はこの他にも、アシストタイム(以降、ATと言う)モードに移行する権利を与えるAT役などがある。なお、第1〜第6の当選役抽選テーブルは、それぞれBB役、RB役、リプレイ役、はずれなどの割合が異なる。
当選判定部72は、所定の図柄が入賞有効ライン上に停止したときに入賞と判定する。例えば、「7−7−7」が入賞有効ライン上に表示された場合にはBB入賞と判定し、「BAR−BAR−BAR」が入賞有効ライン上に表示された場合にはRB入賞と判定し、「ベルーベルーベル」が入賞有効ライン上に表示された場合には、子役入賞と判定する。BB入賞やRB入賞と判定されると、遊技者がより利益を獲得しやすくなるボーナスモードであるBBモード、RBモードに移行する。
操作順序決定部74は、スタートレバー28の正規な操作順序を決定する。この決定は、例えば当たり外れの抽選の実行時に行われ、正規な操作順序を決定する際にはROM62の操作順序テーブル68を参照して決定される。スタートレバー28〜30の操作順序は全部で6通りであり、この6通りの操作順序の中から選択される。なお、上記では操作順序テーブル68を参照して正規な操作順序を決定したが、操作順序の決定方法はこれに限らず、例えば、乱数を発生させる乱数発生部と、抽出処理された乱数を各操作順序に割り当てる割当テーブルとを用いて決定してもよい。
停止テーブル65は、ストップボタン31〜33の押圧時に目押しができるようにする目押し用のデータ、入賞有効ラインから所定の範囲内に当たりの図柄が位置する場合に、この当たりの図柄を入賞有効ライン上に引き込むようにリールを停止させる引き込み制御用のデータ、当たりの図柄を入賞有効ライン上から外れるようにリールを停止させる蹴飛ばし制御用のデータとが備えられている。引き込み制御用のデータ及び蹴飛ばし制御用のデータには、それぞれのストップボタン31〜33が押圧された際、各リール11a〜11cのすべるコマ数が図柄ごとに定められており、これにより引き込み制御用のデータに従ってリールが引き込み制御されるときは、所定のコマ数すべった後に当たりの図柄が入賞有効ライン上に停止し、蹴飛ばし制御用のデータに従ってリールが蹴飛ばし制御されるときは、所定のコマ数すべった後に当たりの図柄が入賞有効ライン上から外される。目押し用のデータではすべるコマ数がゼロであり、停止時のリールは制御されない。このため目押し用のデータに従ってリールが停止されるときは、ストップボタンの押圧後、数ミリ秒〜数十ミリ秒後に対応するリールが停止される。
操作順序検知部76は、第1〜第3スタートスイッチセンサ84〜86からの第1〜第3スタート信号及び第1〜第3ストップスイッチセンサ87〜89からの第1〜第3ストップ信号を基に各スタートレバー28〜30の操作順序、及び各スタートレバー28〜30と各ストップボタン31〜33との操作順序を検知している。例えば、スタートレバーは3つであり、このためスタートレバーの操作順序は全部で6通りある。また、最初のスタートレバーの操作から最後のストップボタンの押圧までのスタートレバーとストップボタンとの操作順序は全部で5通りある。操作順序検知部76は、第1〜第3スタート信号から第1〜第3スタートレバー28〜30の操作順序を検知し、検知された操作順序を示す操作順序検知信号を出力する。また、操作順序検知部76はスタート信号とストップ信号とからスタートレバーとストップボタンとの操作順序も検知する。
動き決定部75は、CT時、各リール11a〜11cが停止するまでの動きを決定する。動き決定部75は、CT時、1番目に操作されたスタートレバーに対応付けられたリールをストップボタンの押圧時に制御せずに停止させ、その他のリールを引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御する。動き決定部75は、1番目に操作されたスタートレバーに対応付けられたリールの番号データと目押し用のデータとを関連付けて記憶し、その他のスタートレバーに対応付けられたリールの番号データと、引き込み制御用のデータもしくは蹴飛ばし制御用のデータとを関連付けて記憶する。引き込み制御用のデータを関連付けるか蹴飛ばし制御用のデータを関連つけるかは、比較判定部73の判定結果によって決定される。
比較判定部73は、操作順序検知部76からの操作順序検知信号に示されたスタートレバー28〜30の操作順序と、操作順序決定部74で予め定められた正規の操作順序とを比較し、正しい操作順序であるか否かを判定する。操作順序検知信号に示されたスタートレバー28〜30の操作順序が正規の操作順序と一致している場合には正しいと判定され、一致しない場合には誤りと判定される。動き決定部75は、比較判定部73にて正しいと判定された場合、停止テーブル65から引き込み制御用のデータを読み出し、リールの番号データに関連付けて記憶する。また、動き決定部75は、比較判定部73にて誤りと判定された場合、停止テーブル65から蹴飛ばし制御用のデータを読み出し、リールの番号データに関連付けて記憶する。
停止制御部79bは、第1〜第3スタートレバー操作時に動き決定部75を参照してCT時のステッピングモータ80a〜80cを制御する。例えば、停止制御部79bは、CT時、最初に第3スタートレバー30が操作された場合には、第3ストップボタン33の押圧時、動き決定部75に第3リール11cの番号データと関連付けられて記憶された目押し用のデータを参照して第3ステッピングモータ80cを即座にオフする。また、停止制御部79bは、CT時、第3スタートレバー30に続いて第1、第2スタートレバー28、29が操作された場合には、第1、第2ストップボタン31、32の押圧時、動き決定部75に第1、第2リール11a、11bの番号データに関連付けられて記憶された引き込み制御用のデータもしくは蹴飛ばし制御用のデータを参照して第1、第2ステッピングモータ80a、80bを制御する。停止制御部79bは、動き決定部75に引き込み制御用のデータが記憶されている場合には、所定のコマ数すべらせた後に当たりの図柄が入賞有効ライン上に停止するように第1、第2ステッピングモータ80a、80bを制御し、動き決定部75に蹴飛ばし制御用のデータが記憶されている場合には、所定のコマ数すべらせた後に当たりの図柄が入賞有効ライン上から外れるように第1、第2ステッピングモータ80a、80bを制御する。
上記構成の作用について図3のフローチャートを用いて説明する。図3に示すように、BBモードやRBモードなどの特別な遊技が終了するとCTが開始される。CT開始後、第1〜第3スタートレバー28〜30のうちいずれか1つが1番目に操作され、1番目に操作されたスタートレバーに対応付けられたリールが回転される。この1番目に回転されたリールは停止時に無制御となり目押しが可能となる。例えば、CT時、1番目に第1スタートレバー28が操作された場合には第1リール11aが第1ストップボタン31時の押圧時に目押しでき、1番目に第2スタートレバー29が操作された場合には第2リール11bが第2ストップボタン32の押圧時に目押しでき、1番目に第3スタートレバー30が操作された場合には第3リール11cが第3ストップボタン33の押圧時に目押しできる。
1つめのスタートレバーに続いて2つめ、3つめのスタートレバーが操作されると全てのリール11a〜11cが回転される。動き決定部75は、2番目、3番目に回転されたリールを引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御する。それぞれのスタートレバー28〜30が予め定められた正規の操作順序通りに操作されたときは、2番目及び3番目に回転されたリールは引き込み制御される。また、正規の操作順序と異なる操作順序で各スタートレバー28〜30が操作されたときは、2番目及び3番目に回転されたリールは蹴飛ばし制御される。このようにして第1〜第3リール11a〜11cについてストップボタンの押圧から停止するまでの動きが決定される。
第1〜第3ストップボタン31〜33が押圧されると、動き決定部75に記憶されたデータに従って各リール11a〜11bが停止し、リール停止後、入賞有効ライン上に位置した図柄から当たりもしははずれが判定され、当たりの場合には所定枚数のメダルを獲得する。CT遊技は、BB終了後は50回、RB終了後は40回繰り返されて終了となる。
なお、上記の実施形態では、CT時、最初に操作されたスタートレバーに対応付けられたリールが無制御となり目押しできたが、目押しできるリールを決定するための条件はこれに限らない。例えば、3つのスタートレバーのうち、2番目あるいは最後に操作されたスタートレバーに対応付けられたリールを無制御にして目押しできるようにしてもよい。また、第1、第2、第3スタートレバーの順に操作したときだけ第1リールを無制御にするようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、3つのリールのうち、1つのリールが目押しでき、残り2つのリールが引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御されたが、目押しできるリールの数、引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御されるリールの数はこれに限らない。例えば、目押しできるリールを2つにしてもよい。
また、スタートレバーが3つ設けられている場合、その操作順序は6通り考えられ、この操作順序に対応する当選役を設けてもよい。さらに、このスタートレバーの操作順序とストップボタンの操作順序との組み合わせに対応する当選役を設けてもよい。このようにすることによって、より興趣の高い遊技を提供することができる。
また、上記の実施形態では、第1〜第3スタートレバー28〜30の操作順序を利用して各リール11a〜11cの動き決定したが、本発明はこれに限らず、スタートレバーとストップボタンとの操作順序から目押し可能なリール、引き込み制御されるリール、蹴飛ばし制御されるリールを定めてもよい。例えば、1回の遊技ではスタートレバーが3回操作されストップボタンが3回操作されるが、このうち最初のストップボタンの操作前に操作されたスタートレバーのうち、最後に操作されたスタートレバーに対応するリールを無制御にして目押し可能にし、他のリールを引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御してもよい。以下に具体的に説明する。CT開始から2つのスタートレバーを続けて操作して2つのリールを回転させた後にストップボタンを押してどちらか一方を停止させたときでは、2番目に回転されたリールが無制御になり、残りのリールは引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御される。また、CT開始から1つリールを回転させた後にストップボタンを押圧してこのリールを停止させたときでは、この1番目に回転されたリールが無制御となり、残りのリールは引き込み制御もしくは蹴飛ばし制御される。このように、全スタートレバーを操作して全てのリールを回転させた後に各ストップボタンを押すという形態以外の遊技ができるため、遊技者に興趣の高い遊技を行わせることができる。
本発明のスロットマシンを示す斜視図である。 スロットマシンの電気的な構成を概略的に示したブロック図である。 CT時、停止するまでの各リールの動きが決定される流れを示したフローチャートである。
符号の説明
2 スロットマシン
3 筐体
11a 第1リール
11b 第2リール
11c 第3リール
28 第1スタートレバー
29 第2スタートレバー
30 第3スタートレバー
31 第1ストップボタン
32 第2ストップボタン
33 第3ストップボタン
61 CPU
62 ROM
65 停止テーブル
68 操作順序テーブル
72 当選判定部
73 比較判定部
74 操作順序決定部
75 動き決定部(決定手段)
76 操作順序検知部
79 駆動制御部
79a 始動制御部(始動制御手段)
79b 停止制御部(停止制御手段)

Claims (3)

  1. 複数のリールと、それぞれのリールに対応して設けられかつ各リールを個別に停止させる際に操作される複数のストップボタンとを備えたスロットマシンにおいて、
    複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、複数のリールを個別に回転させる際に操作されるスタートレバーと、
    前記スタートレバーの操作を受けて対応するリールを回転させる始動制御手段と、
    前記始動制御手段によって回転された各リールが前記ストップボタンの操作によって停止するまでの動きを複数のスタートレバーの操作順序で決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された動きに従って、各ストップボタンの操作時に対応するリールを停止させる停止制御手段とを有することを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記リールには図柄が配列され、前記スタートレバーの正規な操作順序は当たりもしくははずれを決める抽選時に予め定められており、
    前記停止制御手段は、前記スタートレバーが正規な操作順序に従って操作されたときには、入賞有効ラインから所定の範囲内に位置する当たりの図柄を入賞有効ライン上に引き込むように前記リールを停止させ、
    前記スタートレバーが正規な操作順序と異なる順序で操作されたときには、当たりの図柄を入賞有効ライン上から外すように前記リールを停止させることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記停止制御手段は、最初もしくは最後に操作されたスタートレバーに対応したリールをストップボタンの操作時に即座に停止させることを特徴とする請求項1または2記載のスロットマシン。
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