JP2014054396A - 遊技機 - Google Patents

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和明 三浦
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聖之 市原
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Abstract

【課題】チャレンジボーナスにおいてスベリコマ数を変化させる回転リールを変動可能とし、新たな遊技性を生み出す。
【解決手段】ボーナス役として、役抽選の結果に関わらず小役を当選状態にするとともに、少なくとも1つの回転リール40について、当選図柄を有効ライン上に引き込んで停止させる際のスベリコマ数が、所定の最大スベリコマ数よりも少ないコマ数以下となるように制御されるチャレンジボーナスを備え、チャレンジボーナス中において、スベリコマ数が前記最大スベリコマ数よりも少ないコマ数以下となるように制御される回転リール40である制御制限リールを、所定条件に応じて変更する制御制限リール変更手段を設けた。
【選択図】図9

Description

この発明は、制御装置の制御に基づき作動する遊技機に関するものである。
この種の遊技機、例えばスロットマシンにおいては、所定の図柄組合せが対応付けられた役について内部抽選を行い、遊技者のストップスイッチの操作に基づき回転リールを停止させる際に、内部抽選の結果、所定の役が当選している場合には、有効ライン上に当選役に係る図柄組合せが極力成立するように、内部抽選がハズレの場合には、有効ライン上にいかなる図柄組合せも成立しないように、ストップスイッチの操作タイミングと回転リールの停止タイミングとを調整する停止制御が行われる。具体的には、ストップスイッチが操作されてから、回転リールが停止するまでに、回転リールに表示されている図柄の位置移動が、所定の最大スベリコマ数(例えば4図柄分)の範囲内となるように、ストップスイッチの操作に基づく回転リールの回転停止が制御される。
停止制御の方法としては、ストップスイッチの操作タイミングで停止させることができる図柄の位置をあらかじめ設定した停止テーブルを用いたものが知られており、ストップスイッチの操作に基づく停止図柄(出目)を多彩なものとするために、最初の回転リールについての停止操作位置に基づいて、他の残りの回転リールに対応する停止テーブルを変更する手法や(特許文献1参照)、既に停止している回転リールの停止出目に基づいて、これから停止させる回転リールに対応する停止テーブルを変更する手法(特許文献2参照)が考案されている。
一方、遊技として、いわゆるチャレンジボーナス(CB)と呼ばれるものが知られている。チャレンジボーナスは、役抽選の結果に関わらず小役を当選状態にするとともに、少なくとも1つの回転リールについて、ストップスイッチの操作に基づき回転リールを停止させる際のスベリコマ数が、通常時よりも少ないコマ数(例えば1コマ)以下となるように制御される遊技である。
特開2006−246925号公報 特開2003−135675号公報
しかし、従来のチャレンジボーナスでは、スベリコマ数が少なくなるように制御される回転リールは、あらかじめ定められていたので、遊技性の向上を図ることが難しかった。
そこで、本願発明は、チャレンジボーナスにおいてスベリコマ数を変化させる回転リールを変動可能とし、新たな遊技性を生み出すことができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、複数の図柄を表示した複数の回転リール(40)と、前記複数の回転リール(40)の回転を開始させるためのスタートスイッチ(30)と、回転中の前記回転リール(40)を個々に停止させるための複数のストップスイッチ(50)と、所定の図柄組合せが対応付けられた役について当選か否かの役抽選を行うための役抽選手段(70)と、前記役抽選の抽選結果及び前記ストップスイッチ(50)の操作に基づいて、所定のスベリコマ数の範囲内で前記回転リール(40)の回転停止を制御する停止制御手段(92)と、を少なくとも備え、前記ストップスイッチ(50)の操作に基づき前記回転リール(40)を停止させ、所定の図柄組合せが有効ライン上に停止表示されると入賞となる遊技機に係る。
そして、本発明に係る遊技機は、前記役として、入賞により遊技媒体が払い出される小役と、入賞によりボーナスゲームに移行するボーナス役とを少なくとも有し、前記ボーナス役として、役抽選の結果に関わらず小役を当選状態にするとともに、少なくとも1つの回転リール(40)について、当選図柄を有効ライン上に引き込んで停止させる際のスベリコマ数が、所定の最大スベリコマ数よりも少ないコマ数以下となるように制御されるチャレンジボーナスを備え、前記チャレンジボーナス中において、スベリコマ数が前記最大スベリコマ数よりも少ないコマ数以下となるように制御される回転リール(40)である制御制限リールを、所定条件に応じて変更する制御制限リール変更手段を備えていることを特徴とする。
(作用)
本発明において、チャレンジボーナスが入賞した場合には、制御制限リール変更手段により、所定条件に応じて、制御制限リールが決定される。「所定条件に応じて」とは、どの回転リール(40)を制御制限リールとするかの抽選により決定することや、最初に操作されたストップスイッチ(50)による停止態様(スベリコマ数、出目)に基づいて決定することや、ゲームを実行するために投入するメダル数に応じて決定することが含まれる。制御制限リールは、少なくとも1つであればよく、複数であっても、全ての回転リール(40)を制御制限リールとしてもよい。
そして、本発明においては、チャレンジボーナス中において、スベリコマ数が変化する制御制限リールが、所定条件によっては、ゲーム毎に変化したり、遊技者自身が選択可能となる場合もある。これにより、チャレンジボーナス中のゲームでは、常に特定の回転リール40が制御制限リールであるわけではなくなり、単にあらかじめ決まった制御制限リールを操作するだけの遊技よりも、遊技の幅が広がることとなる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、前記制御制限リール変更手段として、前記複数の回転リール(40)の中から、前記制御制限リールとなる回転リール(40)を、ゲーム毎に抽選により決定する制御制限リール抽選手段(131)を設け、前記チャレンジボーナス中において、前記制御制限リール抽選手段(131)の抽選により決定された制御制限リールに対応するストップスイッチ(50)が、所定の操作態様で操作された場合には、所定の特典を付与する特典付与手段(133)を設けたことを特徴とする。
(作用)
本発明においては、制御制限リールに対応するストップスイッチ(50)が所定の操作態様で操作されたか否かを判断する手段を設けることができる。
本発明では、チャレンジボーナス中において、制御制限リールを遊技者が所定の操作順で停止操作した場合、すなわち、制御制限リールを択一的に選択することができた場合には、特典付与手段(133)により所定の特典(例えばATなどの有利遊技状態への移行や、有利遊技状態の有利度の上乗せ等)が付与される。所定の操作態様は、あらかじめ定められた操作態様であり、例えば、3個の回転リール(40)がある場合に、最初に停止操作することや、二番目に停止操作すること、最後に停止操作することが含まれる。あるいは、制御制限リールについて、特定のタイミングで停止操作することとしてもよい。
本発明によれば、チャレンジボーナス中において、抽選によりランダムに決定される制御制限リールを遊技者が選択して当てることができた場合に、特典が付与されることになり、遊技の興趣を高めることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、チャレンジボーナスにおいてスベリコマ数を変化させる回転リールを変動可能とし、新たな遊技性を生み出すことができる遊技機を提供することができる。
本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシンの外観正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシンの入力、出力及び制御装置を示すブロック図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転リールの図柄配列を示す図である。 本発明の第一の実施の形態であって、役に対応する図柄組合せを示す図である。 本発明の第一の実施の形態であって、図柄表示窓に表示される図柄配列を示す図である。 本発明の第一の実施の形態であって、メイン制御装置の制御に基づくスロットマシンの作動の概略を示すフローチャートである。 スロットマシンの作動のうち、リール回転停止処理を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施の形態であって、メイン制御装置の制御に基づくCBB中の処理を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施の形態であって、CBB中の処理のうち、制御制限リール抽選処理を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施の形態であって、CB制御手段を示すブロック図である。 第二の実施の形態におけるメイン制御装置の制御に基づくCBB中の処理を示すフローチャートである。
本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、第一乃至第三の実施の形態に分けて、図面に基づき説明する。
(第一の実施の形態)
(スロットマシン10)
第一の実施の形態におけるスロットマシン10は、図1に示すように、正面側が開口する方形箱状の筐体11と、この筐体11の正面開口を開閉自在に設けられた前扉3を有している。前記筐体11の内部において、開口上部には、3個の回転リール40を有するリールユニット60が設置され、開口下部には、ホッパーユニット65と、電源ユニット5が設けられている。また、前記リールユニット60の上方には、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20が配置されている。
前記前扉3は、筐体11にヒンジ(図示せず)を介して水平方向に回動自在に取り付けられた板状の扉である。前扉3には、図1に示すように、遊技者側に向かって臨む正面パネル12が設けられており、正面パネル12には、3個の回転リール40の図柄を視認可能な図柄表示窓13が形成されている。そして、この図柄表示窓13の下方であってスロットマシン10の高さ方向略中央部は、スロットマシン10を作動させるための操作手段が設けられたカウンター状の操作部3Aとなっている。操作手段としては、メダル投入口14、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50が設けられている。なお、操作スイッチとしては、その操作によりスロットマシン10により行われる演出に関わる選択を行うことができる演出選択スイッチが設けられていてもよい。前扉3の下部には、ホッパーユニット65から払い出されたメダルを受ける下皿3Bが設けられている。また、メダル投入口14の下方であって前扉3の裏側には、投入メダルを検知しメダルを判別するためのメダルセレクター4が設けられている。
前記リールユニット60は、筐体11の内部に収納される枠体に固定された3個のステッピングモータ(図示せず)と、各ステッピングモータの出力軸に固定された3個の回転リール40から構成されている。ここで、3個の回転リール40について、個々の回転リール40を特定して説明する場合には、正面視したときに左側に位置する回転リール40を左リール41と称し、中央に位置する回転リール40を中リール42と称し、右側に位置する回転リール40を右リール43と称するものとし、個々の回転リール40を特定しない場合には、単に回転リール40というものとする。
各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの表面には、図3に示すように、「赤7」、「青7」、「リプレイ」、「スイカ」、「ベル」、「チェリー」などの図柄が、1つの回転リール40につき21個ずつ、表示されている。なお、「ダミー」は、何の役にも対応付けられていない図柄である。また、図3において左端の数字は、各図柄を特定するための図柄番号を示している。
そして、スロットマシン10を正面視したとき、図柄表示窓13からは、各回転リール40の図柄がそれぞれ3個ずつ、合計9個視認できるようになっている。
また、特に図示しないが、各回転リール40には、リールユニット60に設けられたインデックスセンサ60A(図2参照)に検知される検知部としてのスタートインデックスが設けられている。スタートインデックスは、例えば回転ドラムの内側や回転ドラムとステッピングモータをつなぐスポークに設けられた突片とすることができる。
前記ホッパーユニット65は、図1に示すように、筐体11の内部に設けられた払い出し装置であって、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すためのものである。前記電源ユニット5は、スロットマシン10の主電源のON/OFFを行うためのものである。
(制御装置20)
上記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、1個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図2に示すように、メイン制御装置21及びサブ制御装置22を構成する。
ここで、メイン制御装置21の制御に基づくスロットマシン1の作動状態をメイン状態といい、サブ制御装置22の制御に基づくスロットマシン1の作動状態をサブ状態という。また、メイン状態とサブ状態とにより特定されるスロットマシン1の全体としての作動状態を遊技状態というものとする。
そして、制御装置20の入力側には、図2に示すように、メダルセンサ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50、インデックスセンサ60Aの各パーツが接続されている。
前記メダルセンサ15は、図1に示すように、メダルセレクター4に内蔵された検知センサであって、投入された遊技メダルの通過を検知するものである。
前記ベットスイッチ16は、カウンター状の操作部3Aの上面左側に設けられたボタンスイッチであって、クレジットをメダル投入に代えるためのものである。ここで、クレジットとは、次ゲーム以降に使用するためのメダルをあらかじめ遊技機内部に貯留しておくことであり、スロットマシン10は、メダル投入口14から投入されたメダル、又は入賞により払い出されるメダルを、最大50枚まで、遊技機内部に貯留する扱いができるように形成されている。
前記精算スイッチ17は、操作部3Aの上面左端に設けられたボタンスイッチであって、クレジットを払い戻すためのものである。
前記スタートスイッチ30は、操作部3Aの正面左側に設けられたレバー状のスイッチであって、回転リール40を回転開始させるためのものである。スタートスイッチ30の筐体内部側には、特に図示しないが、レバーの位置移動を検出する接触センサあるいは遮光センサが設けられており、センサの検出信号がスタートスイッチ30の操作信号として扱われるようになっている。
ストップスイッチ50は、操作部3Aの正面中央部に設けられた3個のボタンスイッチであって、回転中の回転リール40を停止させるためのものである。ここで、3個のストップスイッチ50について、個々のストップスイッチ50を特定して説明する場合には、正面視したときに左側に位置するストップスイッチ50を左停止スイッチ51と称し、中央に位置するストップスイッチ50を中停止スイッチ52と称し、右側に位置するストップスイッチ50を右停止スイッチ53と称するものとし、個々のストップスイッチ50を特定しない場合には、単にストップスイッチ50というものとする。3個のストップスイッチ50は、それぞれ、3個の回転リール40に対応して設けられている。具体的には、左リール41には左停止スイッチ51が対応し、中リール42には中停止スイッチ52が対応し、右リール43には右停止スイッチ53が対応している。各ストップスイッチ50の筐体内部側には、特に図示しないが、ボタンの位置移動を検出する接触センサあるいは遮光センサがそれぞれ設けられており、センサの検出信号が各ストップスイッチ50の操作信号として扱われるようになっている。そして、左停止スイッチ51の操作により左リール41を停止させることができ、中停止スイッチ52の操作により中リール42を停止させることができ、右停止スイッチ53の操作により右リール43を停止させることができる。
前記インデックスセンサ60Aは、特に図示しないが、リールユニット60の枠体に設けられた検知部であって、回転リール40の回転を検知するためのものである。
一方、制御装置20の出力側には、図2に示すように、リールユニット60、ホッパーユニット65、液晶表示装置67、ランプ68、スピーカ69の各パーツが接続されている。液晶表示装置67は、図1に示すように、図柄表示窓13の上側に設けられており、入賞の報知その他の演出画像を表示するためのものである。ランプ68は正面パネル12の周囲に設けられており、発光体の点灯又は点滅により入賞等を報知するためのものである。スピーカ69は、下皿3Bの奥壁に設けられており、BGMや操作音等、所定の音声を出力するためのものである。
(メイン制御装置21)
メイン制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。そして、メイン制御装置21は、図2に示すように、役抽選手段70、メイン状態移行制御手段80、リール制御手段90、遊技進行停止手段100、遊技結果判定手段110、ホッパー制御手段120、信号出力手段130の各手段として機能する。
(役抽選手段70)
役抽選手段70は、複数の図柄から構成される図柄組合せが対応付けられた所定の「役」について、当選したか否かを抽選により決定するものであり、特に図示しないが、役抽選テーブルと、判定手段とを備えている。そして、スタートスイッチ30の操作信号受信のタイミングで、図示しないカウント抽出手段が、図示しないループカウンタの数値を読み取り、判定手段がこの数値と役抽選テーブルとを比較して、当選の有無を判定するものである。
役抽選テーブルは、前記ループカウンタがカウントする数値(例えば0〜65535)を全領域として各当選項目の当選領域を規定したものである。判定手段は、カウント抽出手段がピックアップしたカウントデータと、前記役抽選テーブルの当選判定領域データとを照合し、カウントデータが所定の当選領域に属する場合には当該当選領域に対応する当選を決定し、カウントデータがいずれの当選領域にも属さない場合には、「ハズレ」の決定をするものである。
ここで、スロットマシン10は、ストップスイッチ50の操作によって所定の当選役に対応する図柄組合せが有効ライン上に揃って表示される(以下、このことを入賞という)と、役に応じた利益が付与されるようになっている。なお、有効ラインとは、3個の回転リール40のそれぞれに表示されている図柄であって図柄表示窓13の上段、中段、下段に位置する各回転リール40につき1個ずつの図柄を繋いでできるライン(入賞ライン)のうち、入賞するために有効となる図柄組合せの並びを規定したラインである。入賞ラインは、規定数のメダルをベットすることにより有効ラインになる。ここで、規定数とは、1回の遊技を行うために賭けることができるメダル数である。本実施の形態においては、図1に示すように、各回転リール40の中段に位置する図柄を繋いでできる中段ラインが入賞ラインとして設定されている。そして、本実施の形態では、1回の遊技につき、メダルを3枚ベットすることが可能となっており、3枚のメダルをベットすると、入賞ラインが有効になる。
本実施の形態においては、前記役として、図4に示すように、ボーナス役と、再遊技役と、小役とが設けられている。ボーナス役が入賞すると、次ゲームからボーナスゲームが開始される。再遊技役が入賞すると、再遊技が作動し、次ゲームにおいて、新たにメダルを投入することなくスタートスイッチ30が操作可能となる。小役が入賞すると、所定枚数のメダルが払い出される。
前記ボーナス役としては、「赤7・赤7・赤7」の図柄組合せが対応付けられたCBB(チャレンジビッグボーナス)が設けられている。また、再遊技役としては、「リプレイ・リプレイ・リプレイ」の図柄組合せが対応付けられたリプレイが設けられている。そして、小役としては、3個のベル役と、3個の青7役と、スイカ役とが設けられている。
前記した3個のベル役は、「ベル・ANY・ANY」(ANYは何の図柄でもよい意味)の図柄組合せが対応付けられたベルA役と、「ANY・ベル・ANY」の図柄組合せが対応付けられたベルB役と、「ANY・ANY・ベル」の図柄組合せが対応付けられたベルCとからなる。また、前記した3個の青7役は、「青7・ANY・ANY」及び「チェリー・ANY・ANY」の2つの図柄組合せが対応付けられた青7A役と、「ANY・青7・ANY」及び「ANY・チェリー・ANY」の2つの図柄組合せが対応付けられた青7B役と、「ANY・ANY・青7」及び「ANY・ANY・チェリー」の2つの図柄組合せが対応付けられた青7C役とが設けられている。スイカ役には「スイカ・スイカ・スイカ」の図柄組合せが対応付けられている。そして、全ての小役は、入賞により9枚のメダルが払い出されるようになっている。
前記ボーナス役が入賞すると、次ゲームからチャレンジビッグボーナスゲーム(CBBゲーム)が開始される。ここで、CBBゲームは、チャレンジボーナス(CB)が連続して発生するゲーム期間であり、CBとは、役抽選の抽選結果に関わらず小役が当選状態になるとともに、少なくとも1個の回転リール40について、スベリコマ数が最大スベリコマ数よりも少ないコマ数以下となる1ゲームの期間である。なお、CBの詳細については後述する。
CBBゲームに移行すると、CBが無条件で、すなわちCBに移行させるための図柄(CB図柄)を揃えることなく開始され、1回のCBが終了すると、再び無条件で次のCBが開始される。そして、CBBは、払い出しメダルの総数があらかじめ定められた一定枚数、例えば250枚を超えた場合に終了する。
なお、CBB中に、所定のCB図柄を揃えた場合にCBが開始されるようにしてもよい。また、ボーナス役が入賞した場合に、所定枚数(例えば15枚)のメダルを払い出した後に、ボーナス状態に移行するようにしてもよい。また、CBBの終了条件を、他の条件(例えばゲーム回数や特定役の入賞)としてもよい。
(役抽選テーブル)
役抽選テーブルとしては、図示しないが、通常状態において用いられる通常テーブルと、RT状態において用いられるRTテーブルと、ボーナス内部中において用いられる内部中テーブルと、ボーナス作動中において用いられるCBテーブルとが設けられている。
ここで、通常状態とは、スロットマシン10の初期状態(工場出荷時又は設定変更後)のメイン状態をいうものである。RT状態とは、再遊技役の当選確率が通常状態とは異なるように設定されているメイン状態であり、いわゆるリプレイタイムと呼ばれるものである。ボーナス内部中とは、ボーナスフラグが持ち越されているメイン状態であり、ボーナス作動中とはボーナスゲームが行われるメイン状態である。
各役抽選テーブルには、当選の領域と、ハズレの領域とが設定されている。各役抽選テーブルにおける小役の当選領域の全領域に対する割合(以下当選確率という)は、全ての役抽選テーブルにおいて同等に設定されている。また、CBテーブルには、CBB及び再遊技役の当選領域は設けられておらず、内部中テーブルにはCBBの当選領域は設けられていない。CBテーブル以外の役抽選テーブルにおける再遊技役の当選確率は、RTテーブルが最も高く、通常テーブル及び内部中テーブルはそれよりも低くなるように設定されている。例えば、RTテーブルでは、再遊技役の当選確率が約1/1.5に設定されており、通常テーブル及び内部中テーブルでは、再遊技役の当選確率が約1/7.3に設定されている。これにより、メイン状態がRT状態である遊技は、ベットなしで遊技を行える再遊技の回数が増えるとともに、小役の当選確率は変化しないので、手持ちのメダルの目減りが少なくなる。
なお、上記した役抽選テーブルの構成や当選確率は一例であって、上記した態様や数値に限られるものではない。例えば、CBテーブルに再遊技役の当選領域が設けられていてもよい。
(当選フラグ設定手段80)
当選フラグ設定手段80は、当選に対応する当選フラグを成立させるものである。具体的には、CB中でない場合において、前記役抽選手段70による役抽選の結果、いずれかの役が当選した場合に、小役が当選した場合には小役フラグ(ベルAフラグ、青7Bフラグなど)を成立させ、ボーナス役が当選した場合にはボーナスフラグ(CBBフラグ)を成立させ、再遊技役が当選した場合にはリプレイフラグを成立させる。小役フラグ及びリプレイフラグは1ゲーム限りでリセットされるが、ボーナスフラグは、当該ボーナス役が入賞するまでリセットされない。すなわち、ボーナス役当選の場合には、当選の権利が次ゲーム以降に持ち越されるようになっている。
さらに、当選フラグ設定手段80は、CB中においては、役抽選の結果に関わらず、全ての小役フラグを成立させるようになっている。すなわち、CB中は、所定の小役が当選した場合であっても、抽選結果がハズレであっても、全ての小役(ベルA、ベルB、ベルC、青7A、青7B、青7C、スイカ)の当選フラグを成立させる。これにより、CB中は全ての小役が当選している状態となり、小役の入賞が容易な状態となる。
(リール制御手段90)
リール制御手段90は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作信号に基づいて、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものであり、図2に示すように、回転制御手段91と、停止制御手段92とを少なくとも備えている。
(回転制御手段91)
回転制御手段91は、スタートスイッチ30の有効な操作信号を受信した場合に、リールユニット60のステッピングモータを駆動させて回転リール40を回転させるためのものである。具体的には、規定数のベットがされている状態でスタートスイッチ30の操作信号を入力した場合には、所定のウエイト時間(前ゲームのスタートスイッチ30の操作から4.1秒)が経過していることを条件に、各ステッピングモータに駆動信号を出力することにより、全ての回転リール40の回転を一斉に、あるいは所定の順番で開始させる。そして、全ての回転リール40の回転速度が所定の定常回転速度(例えば80rpm)に達すると、この定常回転速度で定速回転を行わせるものとなっている。
(停止制御手段92)
停止制御手段92は、リールユニット60に設けられた回転リール40の回転を検知するためのインデックスセンサ(図示せず)の検知信号に基づき、現時点における回転リール40の回転角度を把握し、ストップスイッチ50が操作された時点での回転リール40の回転角度から、有効ライン(中段ライン)上に位置している図柄を特定することができるようになっている。そして、停止制御手段92は、回転リール40の回転角度をもとに特定された図柄を基準図柄として、この基準図柄から回転方向にあらかじめ定められた図柄個数分だけ(最大スベリコマ数、例えば4コマ)移動したときの図柄までの範囲(5コマの範囲)で、対応する回転リール40を停止させるように形成されている。換言すれば、停止制御手段92は、ストップスイッチ50が操作された時点から対応する回転リール40が停止するまでに、この回転リール40が回転する回転量があらかじめ定められたコマ数の範囲内となるように、リールモータの駆動停止を制御するものである。具体的には、前記基準図柄をその位置に停止させてもよい場合にはそのまま回転リール40を停止させ、その位置に停止させてはいけない場合には、回転リール40が停止するまでの時間を遅らせて、有効ライン上からその図柄を蹴飛ばして停止させる。また、最大スベリコマ数の範囲内に、当選図柄が含まれている場合には、回転リール40が停止するまでの時間を遅らせて、有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止させる。
停止制御手段92は、これらの制御を、所定の停止データに基づいて行うようになっている。停止データには、優先度に基づいて停止位置候補を特定するための優先度判定データと、基準図柄から何コマ回転させて回転リール40を停止させるかを、役抽選の結果及びストップスイッチ50の操作タイミングに応じて各当選図柄ごとにテーブル上に規定した停止テーブルとが含まれる。本実施の形態においては、基準図柄から最大スベリコマ数の範囲内に位置する図柄の優先度に基づいて停止位置を決定する優先度判定停止制御と、停止テーブルに基づいて停止位置を決定するテーブル停止制御とが併用されている。
前記優先度判定データの優先度は、単一の役が当選している場合には、基準図柄から最大スベリコマ数の範囲内にある当該当選役を構成する当選図柄の優先度が最も高くなるように設定されており、複数の役が同時に当選状態となっている場合には、ボーナス役、小役、再遊技役の順に優先度が高くなるように設定されている。つまり、ボーナス役と小役が同時に当選している場合(ボーナス内部中に小役が当選した場合)には小役図柄の停止位置が優先的に停止位置として決定され、ボーナス役と再遊技役が同時に当選している場合(ボーナス内部中に再遊技役が当選した場合)にはリプレイ図柄の停止位置が優先的に停止位置として決定される。なお、CB中において小役が同時当選している場合は、停止テーブルにあらかじめ設定された停止位置が停止位置として決定される。
前記停止テーブルとしては、当選図柄引き込みテーブルと、ハズレテーブルとが設けられている。当選図柄引き込みテーブルは、当選図柄の配列が有効ライン上に停止し、かつ、当選図柄以外の図柄が有効ライン上に停止しないように、操作されたストップスイッチ50に対応する回転リール40の停止位置をあらかじめ定められたスベリコマ数の範囲内で規定してあるものである。ハズレテーブルは、いずれの役を構成する図柄組合せも有効ライン上に停止しないように、対応する回転リール40の停止位置をあらかじめ定められたスベリコマ数の範囲内で規定してあるものである。停止テーブルは、3個の回転リール40にそれぞれ対応して設けられており、先に停止した回転リール40の停止図柄に応じて、未停止の回転リール40の停止テーブルが選択されるようになっている。
ここで、CB中に用いられる停止テーブルは、全ての小役フラグが成立している状態に対応した停止テーブルとなっている。すなわち、ストップスイッチ50の操作タイミングによって、いずれの小役図柄でも、有効ライン上に引き込み可能となっている。また、CB中に用いられる停止テーブルは、少なくとも1個の回転リール40に対応するものについて、「あらかじめ定められたスベリコマ数」が、1コマ以下となるように設定されている。これにより、CB中においては、少なくとも1個の回転リール40については、当選図柄の引き込みコマ数が最大1コマとなり、当選図柄を有効ライン上に停止させることが可能なストップスイッチ50の操作タイミングに正確さが要求されることとなる。
例えば、ベル図柄は、3個の回転リール40の全てにおいて、4コマ以上の間をあけずに配置されているため、最大スベリコマ数が4コマの通常の引き込み制御が行われる回転リール40においては、ベル役の当選時には、ストップスイッチ50の操作タイミングにかかわらず、ベル図柄を有効ライン上に停止させることができる。しかし、スベリコマ数が1コマ以下となる回転リール40(以下制御制限リールという)においては、ベル図柄を上段ライン又は中段ラインに停止できるタイミングでストップスイッチ50を操作(停止操作)しないと、有効ライン上に停止させることができない。ただ、制御制限リールについて目押しを成功させれば、例えば「ベル・ANY・ANY」の図柄組合せが対応付けられたベルA役と、「ANY・ベル・ANY」の図柄組合せが対応付けられたベルB役と、「ANY・ANY・ベル」の図柄組合せが対応付けられたベルCとを同時に入賞させる(有効ライン上にベル図柄が3つ揃う)ことができるものとなる。なお、本実施の形態においては、スベリコマ数が1コマ以下となる制御制限リールが、所定条件に応じて変化するように形成されているが、これについては後述する。
CB中は、ベル役以外の小役についても、目押しを成功させれば、入賞させることができるのであるが、青7役に関しては、例外がある。この点について以下に述べる。
CB中に用いられる停止テーブルのうち、制御制限リール以外の回転リール40に対応する停止テーブル(スベリコマ数が4コマ以下)では、同時に当選状態となっている複数の小役図柄のうち、青7図柄、チェリー図柄よりも、ベル図柄、スイカ図柄を優先して有効ライン上に引き込むように停止位置が設定されている。すなわち、停止操作のタイミングで、有効ライン上にベル図柄と青7図柄又はチェリー図柄を有効ライン上に引き込み可能な場合には、ベル図柄を有効ライン上に停止させるようになっている。具体例を挙げると、左リール41が制御制限リールでない場合において、基準図柄が図柄番号4の青7図柄、あるいは図柄番号3のチェリー図柄である場合には、青7図柄又はチェリー図柄から5コマの範囲内にある図柄番号0のベル図柄が有効ライン上に停止するように停止位置が設定されている。あるいは、基準図柄が図柄番号2の青7図柄である場合には、青7図柄から5コマの範囲内にある図柄番号0のベル図柄又は図柄番号19のスイカ図柄が有効ライン上に停止するように停止位置が設定されている。この場合、ベル図柄を引き込むかスイカ図柄を引き込むかは、あらかじめ定められていればどちらでもよい。
一方、制御制限リールに対応する停止テーブル(スベリコマ数が1コマ以下)では、当該制御制限リールが最初に停止操作された場合と、そうでない場合とで、青7図柄とチェリー図柄の停止位置が異なるように設定されている。具体例を挙げると、左リール41が制御制限リールとなっており、かつ、左リール41が最初に停止操作された場合に用いられる停止テーブルにおいては、基準図柄が図柄番号3のチェリー図柄の場合には、チェリー図柄が有効ライン上に停止するように停止位置が設定されている。また、上記の場合において、基準図柄が図柄番号4の青7図柄の場合には、青7図柄から2コマの範囲内にあるチェリー図柄が有効ライン上に停止するように停止位置が設定されている。これにより、図柄表示窓13から視認できる左リール41の図柄は、上段に青7図柄、中段にチェリー図柄、下段に青7図柄が位置する配列となる(図5(A)(a)参照)。
これに対し、左リール41が制御制限リールとなっており、かつ、左リール41が最初に停止操作されなかった場合に用いられる停止テーブルにおいては、基準図柄が図柄番号4の青7図柄の場合には、その青7図柄が有効ライン上に停止するように停止位置が設定されている。これにより、図柄表示窓13から視認できる左リール41の図柄は、上段にチェリー図柄、中段に青7図柄、下段にベル図柄が位置する配列となる(図5(A)(b)参照)。また、基準図柄が図柄番号3のチェリー図柄の場合には、チェリー図柄から2コマの範囲内にある図柄番号2の青7図柄が有効ライン上に停止するように停止位置が設定されている。これにより、図柄表示窓13から視認できる左リール41の図柄は、上段にリプレイ図柄、中段に青7図柄、下段にチェリー図柄が位置する配列となる(図5(A)(c)参照)。
なお、上記したことは、中リール42や右リール43においても同様である(図5(B)(C)参照)。
以上のように形成されていることから、CB中においては、所定の制御制限リールを最初に、かつ所定のタイミングで停止操作した場合には、上段に青7図柄、中段にチェリー図柄、下段に青7図柄が位置する配列で制御制限リールを停止させることができるが、制御制限リールを最初に操作しなかった場合には、そのような配列は出現しない。さらに、制御制限リール以外の回転リール40においては、青7図柄やチェリー図柄を狙って目押ししたとしても、青7図柄やチェリー図柄は有効ライン上に停止せず、ベル図柄又はスイカ図柄が停止する。
なお、後述するが、本実施の形態においては、全ての回転リール40を制御制限リールとして設定することもできるように形成されている。この場合における停止制御は、いずれの回転リール40を最初に操作した場合でも、特定のタイミングで停止操作した場合には中段にチェリー図柄が停止する停止形となるように設定されている。また、最初に停止操作された回転リール40(第一停止リール)において中段にチェリー図柄が停止している場合には、次に停止操作された回転リール40(第二停止リール)及び最後に停止操作された回転リール40(第三停止リール)に対応する停止テーブルには、中段にチェリー図柄が停止する停止形が設定された停止テーブルが用いられる。これにより、全ての回転リール40が制御制限リールに設定されているときに、全ての回転リール40について、特定のタイミングで停止操作すれば、図5(D)に示すように、図柄表示窓13の上段及び下段に青7図柄が横一列に並び、中段にチェリー図柄が横一列に並んだ図柄配列を表示されることができるものとなる。
(メイン状態移行制御手段100)
メイン状態移行制御手段100は、メイン状態を特定し、メイン状態の移行を制御するためのものであり、図示しないが、移行条件判定手段、状態記憶手段、遊技カウンタの各手段を備えている。
移行条件判定手段は、役抽選手段70の抽選結果、後述する遊技結果判定手段110の判定結果、及び以下に述べる遊技カウンタの計測値に基づいて、遊技状況が、メイン状態を移行させるための所定条件に該当するか否かを判定するためのものである。また、状態記憶手段は、前記移行条件判定手段の判定結果及び役抽選手段70の抽選結果に基づいて、現在のメイン状態を記憶するためのものである。遊技カウンタは、遊技に関する数値を計測するものである。具体的には、CBB中の払出枚数のカウントなどを行うものである。
移行条件判定手段は、役抽選手段70の抽選結果に基づいてボーナス内部中状態への移行及びRT状態の終了を決定し、遊技結果判定手段110の判定結果に基づいて、ボーナス内部中状態の終了、ボーナス作動中状態への移行、再遊技の作動、RT状態への移行又は終了(通常状態への移行)を決定し、遊技カウンタの計測値に基づいて、ボーナス状態の終了などを決定する。なお、「再遊技の作動」とは、再遊技役の当選時に再遊技役が入賞してから、入賞に基づく再遊技(ベットなしで行えるゲーム)が終了するまでの期間である。そして、状態記憶手段が記憶している記憶内容に応じて、役抽選手段70が対応する役抽選テーブルを選択し役抽選を行うことにより、通常状態、ボーナス内部中、ボーナス作動中、RT状態などの所定のメイン状態が発動するようになっている。
本実施の形態においては、スロットマシン10は、初期状態(工場出荷時)においては、通常状態となっている。そして、通常状態中に、ボーナス(CBB)が当選すると、ボーナス内部中に移行し、ボーナス内部中においてボーナスが入賞すると、ボーナス作動中に移行する。そして、所定のボーナス終了条件(払い出し枚数)に該当してボーナスが終了した場合には、RT状態に移行する。RT状態は、特定図柄組合せが表示された場合に終了し、通常状態に戻る。特定図柄組合せが表示された場合とは、具体的には、スイカ役が入賞しスイカ役に対応付けられた図柄組合せが表示された場合である。また、RT状態中にボーナスが当選した場合にも、RT状態が終了し、ボーナス内部中に移行する。
なお、RT状態への移行契機は、ボーナス終了に限られず、通常状態中に特定役が入賞した場合や、特定図柄組合せが表示された場合としてもよい。また、RT状態の終了契機は、あらかじめ設定されたゲーム数の消化としてもよい。
(遊技結果判定手段110)
遊技結果判定手段110は、ストップスイッチ50の操作によって回転リール40が全て停止したときに、当該遊技の結果を判定するためのものである。
具体的には、有効ライン上に揃った図柄の組合せが、所定の役に対応付けられたものか否かを判断する。そして、所定の役に対応付けられた図柄組合せが有効ライン上に表示されたと判断した場合には入賞と判定し、その判定結果情報を、払出制御手段120及び遊技状態移行制御手段100に送信する。判定結果情報を受信した払出制御手段120は、入賞した役に対応する数の入賞メダルの払い出し処理を行い、遊技状態移行制御手段100は、ボーナス作動中や再遊技作動処理やメイン状態の移行処理(RT状態の終了)を行う。さらに、サブ制御装置22に所定の信号出力を行うことにより、液晶表示装置67やランプ68やスピーカ69により、入賞やボーナスゲームの開始に際して所定の演出が行われるようにすることもできる。
(払出制御手段120)
払出制御手段120は、遊技結果判定手段110の判定結果及び精算スイッチ17の操作に基づいて、ホッパーユニット65を作動させメダルを払い出させるものである。すなわち、遊技結果判定手段110が払い出し小役の入賞を判定した場合には、当該小役入賞に応じたメダルを払い出し、クレジットが1以上ある場合に精算スイッチ17が操作されたときには、クレジットとして貯留されているメダルを払い出すようになっている。
ここで、本実施の形態においては、上述したように、複数の小役が同時に入賞可能に形成されている。複数小役が同時に入賞した場合には、入賞した各小役に対応する入賞メダルが払い出されるのであるが、1回のゲームで払い出されるメダル数は、15枚を超えないように規制されている。したがって、配当が9枚の小役が重複入賞した場合であっても、1回の入賞による払い出しは15枚が限度である。
(CB制御手段130)
CB制御手段130は、CB中における制御制限リールの決定処理を行うとともに、遊技結果に応じて、所定の特典を付与する制御を行うものである。そして、CB制御手段130は、図2に示すように、制御制限リール抽選手段131と、操作判定手段132と、特典付与手段133とを備えている。
(制御制限リール抽選手段131)
制御制限リール抽選手段131は、制御制限リール変更手段であって、CBB中において、スベリコマ数が1コマ以下に制限される回転リール40を、ゲーム毎に、抽選により決定するためのものである。すなわち、本実施の形態においては、いずれの回転リール40を制御制限リールとするかを、抽選により決定しているものである。
制御制限リール抽選手段131は、図示しない制御制限リール抽選用の乱数発生手段が生成する乱数値を所定のタイミングでピックアップし、ピックアップした乱数値によって、制御制限リールにする回転リール40を、左、中、右の3個の回転リール40の中から決定する。乱数発生手段は、タイマーの割込毎に、所定のロジック演算により、0〜127の範囲でソフトウエア乱数を生成するものである。制御制限リール抽選手段131は、スタートスイッチ30の操作信号受信のタイミングで、乱数発生手段の生成した乱数値を取得し、取得した乱数値が所定の範囲(例えば0〜41)である場合には左リール41と決定し、所定範囲とは異なる他の所定の範囲(例えば42〜83)である場合には中リール42と決定し、所定範囲とも他の所定範囲とも異なる所定範囲(例えば84〜125)である場合には右リール43と決定する。さらに、取得した乱数値が前記した所定範囲のいずれにも属さない場合(例えば126〜127)には、全ての回転リール40と決定するようになっている。
制御制限リール抽選手段131が制御制限リールを決定すると、決定に係る回転リール40が制御制限リールに設定され、停止制御手段92は、制御制限リールに設定された回転リール40については、スベリコマ数が1コマ以下となるように停止制御を行う(そのような制御を可能とする制御制限リール用の停止テーブルを選択する)。なお、制御制限リール以外の回転リール40については、通常通り、最大4コマのスベリコマ数の範囲で停止制御を行う。
ここで、本実施の形態においては、制御制限リール抽選手段131によってランダムに決定される制御制限リールを、遊技者が最初に停止操作した場合、すなわち制御制限リールを選び当てる三択に正解した場合には、所定の特典が付与されるように形成されている。
(操作判定手段132)
操作判定手段132は、最初に操作されたストップスイッチ50が、前記制御制限リール抽選手段131の決定した回転リール40に対応するストップスイッチ50であるか否かを判定するためのものである。換言すれば、最初に停止操作(第一停止)された回転リール40が、制御制限リールであるか否かを判定するものである。具体的には、制御制限リール抽選手段131が、左リール41を決定している場合に、第一停止が左リール41である場合(左第一停止)には正解と判定し、中リール42を決定している場合に、第一停止が中リール42である場合(中第一停止)には正解と判定し、右リール43を決定している場合に、第一停止が右リール43である場合(右第一停止)には正解と判定する。なお、制御制限リール抽選手段131が全リールを制御制限リールに決定している場合には、いずれの回転リール40が第一停止であっても正解と判定する。
(特典付与手段133)
特典付与手段133は、前記操作判定手段132が正解の判定をした場合に、所定の特典付与を決定するためのものである。
本実施の形態においては、特典として、後述するAT制御手段150の制御に基づくATゲーム数上乗せの権利を付与するようになっている。具体的には、特典付与手段133は、操作判定手段132が正解の判定をした場合には、サブ制御装置22に、所定のAT抽選実行コマンドを出力する。これを受けて、AT制御手段150がAT抽選を行い、ATゲーム数を上乗せするか否かを決定するようになっている。
ここで、制御制限リールを当てる場合において、正解の操作であり、かつ特定のタイミングで停止操作された場合には、付与される特典を増大させるようになっている。例えば、左リール41が制御制限リールの場合において、左第一停止で停止操作がされ、かつ、左リール41に特定図柄配列(上段に青7、中段にチェリー、下段に青7)を停止させることができた場合(図5(A)参照)や、中リール42が制御制限リールの場合において、中第一停止で停止操作がされ、かつ、中リール42に特定図柄配列を停止させることができた場合(図5(B)参照)や、右リール43が制御制限リールの場合において、右第一停止で停止操作がされ、かつ、右リール43に特定図柄配列を停止させることができた場合(図5(C)参照)には、AT抽選の当選確率が高くなるように形成されている。この場合には、特典付与手段133は、サブ制御装置22に、AT高確率抽選実行コマンドを出力し、AT制御手段150のAT抽選によって、高確率でAT上乗せが決定され、あるいは、当選により上乗せされるゲーム数が多く設定される。
さらに、全リールが制御制限リールの場合において、全ての回転リール40に特定図柄配列を停止させることができた場合(図5(D)参照)には、所定ゲーム数のATが確定するようにしてもよい。この場合には、特典付与手段133は、サブ制御装置22に、AT確定コマンドを出力し、AT制御手段150により、例えば200ゲームのATの実行が決定される。
なお、操作判定手段132が正解の判定をした場合には、所定のポイントが加算されるようにして、ポイントが所定値に達したらATが確定するようにしてもよい。また、特典としては、ATに関するものに限られず、ポイントが貯まるとプレミア演出が行われるようにしたり、景品交換所で特別な景品と交換できる権利を得られるようにしてもよい。
(サブ制御装置22)
サブ制御装置22は、メイン制御装置21からの出力信号に基づいて、演出を実行させるためのものである。そして、サブ制御装置22は、図2に示すように、少なくとも、演出表示制御手段140及びAT制御手段150を備えている。
(演出表示制御手段140)
演出表示制御手段140は、液晶表示装置67やランプ68やスピーカ69等の演出装置の作動を制御するためのものである。具体的には、以下に述べるAT制御手段150や、図示しない演出決定手段の決定に基づき、ROMに記憶されている演出データをもとに、各演出装置に演出データやコマンドを出力して、演出を実行させる。
前記演出データとしては、液晶表示装置67に所定の動画や静止画を表示させるための画像データ、ランプ68を所定の態様で点灯点滅させるための発光パターンデータ、スピーカ69から所定の音声を出力させるための音声データなどが設けられている。また、これらのデータに基づき実行される演出パターンのデータとして、少なくとも、AT中の補助演出を行わせる場合に用いられる補助演出データと、補助演出を行わない場合に用いられる通常演出データとが設けられている。通常演出データには、例えば所定の役が当選した場合に用いられる演出データや、複数回のゲームにわたり連続して実行される連続演出に係る演出データが含まれる。補助演出データは、当選役に関する情報を報知する演出データである。なお、補助演出の具体例は後述する。
(AT制御手段150)
AT制御手段150は、当選役に関する報知が行われる所定の遊技期間であるAT(アシストタイム)を制御する手段である。本発明においては、ATの実行が決定している場合に、CBB終了後に、ATが行われるようになっている。前述したように、CBBが終了すると、メイン状態がRT状態に移行するので、本実施の形態では、RT中にATが実行されるART(アシストリプレイタイム)が行われるものとなる。
AT制御手段150は、特に図示しないが、AT抽選手段及び報知実行手段及びATカウンタを備えており、メイン制御装置21から出力される役抽選の結果や遊技結果に関する情報等に基づき、ATの開始及び終了を制御する。
AT抽選手段は、ATの実行の有無及びATのゲーム数を抽選により決定するためのものである。本実施の形態においては、役抽選の結果、CBBが当選した場合に、ATを実行するか否かのAT実行抽選を行うとともに、CBB中において、遊技制御装置21から所定のAT抽選実行コマンドを入力した場合には、ATゲーム数を上乗せするか否かの上乗せ抽選を行う。AT実行抽選では、ATのゲーム数を、例えば0〜50の範囲で決定する(ゲーム数0はハズレ)。抽選結果が1以上である場合には、ATの実行が決定される。また、上乗せ抽選では、例えば、0ゲーム、10ゲーム、50ゲームの中から、上乗せゲーム数を抽選により決定する(ゲーム数0はハズレ)。決定されたゲーム数はATカウンタに加算される。また、前述したように、メイン制御装置21からAT高確率抽選実行コマンドを入力した場合には、例えば、30ゲーム、50ゲーム、70ゲームの中から、上乗せゲーム数を抽選により決定する。なお、CBB当選時のAT抽選に当選していない場合でも、メイン制御装置21からAT確定コマンドを入力した場合には、AT抽選によらず、200ゲームのATの実行を決定する。
ATカウンタは、ATゲーム数をカウントするものである。具体的には、AT抽選に当選すると、ATゲーム数を、当選に係る数だけ加算して記憶するとともに、AT上乗せ抽選に当選した場合や、メイン制御装置21からAT確定コマンドを入力した場合には、上乗せに係るゲーム数又はAT確定に基づくゲーム数を加算して記憶する。そして、CBBが終了してメイン状態がRT状態に移行すると、ATカウンタは、ゲームごとに、記憶値を1ずつ減算する。なお、ATカウンタがATゲーム数を有しているサブ状態をAT状態といい、サブ状態がAT状態でメイン状態がRT状態である場合のことをART中という。そして、ゲーム消化によってゲーム数が0になると、AT状態が終了する。また、ART中に、スイカ役が入賞した場合には、メイン状態が通常状態に移行するが、この場合には、ATカウンタが初期化(0クリア)され、ATが終了する。さらに、AT中にCBBが当選した場合には、ATは終了するが、ATカウンタは初期化されず、CBBの終了後まで持ち越される。ATカウンタは、ART中でないときにはゲーム数の減算を行わない。
報知実行手段は、前記演出表示制御手段140による補助演出の実行を管理するためのものである。報知実行手段は、ART中において、特定の小役、具体的には、青7役の当選時に、補助演出データに基づいて、青7役の当選を示唆する補助演出を行わせる。ここで、補助演出は、目押しをすべき回転リール40又は狙うべき図柄を、液晶表示装置67やスピーカ69等を用いて遊技者に報知するものとなっている。
具体的には、青7A役が当選している場合には、左リール41において青7図柄又はチェリー図柄を狙うように促す報知を行い、青7B役が当選している場合には、中リール42において青7図柄又はチェリー図柄を狙うように促す報知を行い、青7C役が当選している場合には、右リール43において青7図柄又はチェリー図柄を狙うように促す報知を行う。報知に従って、青7図柄又はチェリー図柄を有効ライン上に引き込み可能なタイミングで停止操作することができた場合には、青7役を入賞させることができるが、そのようなタイミングで停止操作することができない場合には、入賞はしない。このように、当選図柄を引き込み可能な回転リール40を報知することにより、効率よく、青7役を入賞させることができる。なお、ベル役については、ベル役が当選していれば目押しをしなくてもベル役が入賞するので、特に報知は行わない。
さらに、報知実行手段は、ART中において、スイカ役が当選した場合には、その旨を報知する演出を行わせる。前述したように、スイカ役の入賞によりRT状態が終了するようになっているが、スイカ役が当選した旨の報知がされた場合には、スイカを入賞させないように、すなわち、スイカ図柄が有効ライン上に停止しないタイミングで停止操作を行うことにより、RT状態の終了、すなわちARTの終了を回避することができる。
なお、RT状態への移行契機を、CBBの終了以外の条件(例えば特定図柄組合せの表示)とした場合には、ATの実行が確定している状態でCBBが終了した後、RT移行契機に該当してメイン状態がRTに移行するまでの間、サブ状態はART待機状態とすることができる。ART待機状態中において、役抽選の結果が、特定図柄組合せを表示可能な抽選結果となったとき(例えば特定役が当選したとき)には、その旨を報知して、特定図柄組合せを表示させるための補助演出を行うようにしてもよい。
(スロットマシン10の作動)
次に、上記構成を有するスロットマシン10の、メイン制御装置21の制御に基づく遊技作動の概略を、図6のフローに基づき説明する。図6は、1回のゲームの流れを示す。
まず、図6に示すステップ100において、規定数のメダルがベットされたか否かが判断される。ベットには、メダルの投入、ベットスイッチ16の操作の他、再遊技作動による自動ベットも含まれる。規定数のメダルがベットされない場合にはステップ100に戻り、規定数のメダルが投入された場合には、次のステップ101に進む。
ステップ101において、スタートスイッチ30がONとなったか否かが判断される。スタートスイッチ30がONにならない場合には、ステップ101に戻り、スタートスイッチ30がONとなった場合には、次のステップ102に進む。
ステップ102において、役抽選手段70により役抽選処理が行われる。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、回転リール40の回転開始処理が行われる。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、いずれかのストップスイッチ50がONとなったか否かが判断される。ストップスイッチ50がONとならない場合には、ステップ105に戻り、いずれかのストップスイッチ50がONとなった場合には、次のステップ106に進む。
ステップ106において、回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ107に進む。
ステップ107において、全ての回転リール40が停止したか、すなわち3個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。全ての回転リール40が停止していない場合にはステップ105に戻り、全ての回転リール40が停止した場合には、次のステップ108に進む。
ステップ108において、遊技結果判定処理が行われる。そして、次のステップ109に進み、遊技結果に応じた処理が行われる。すなわち、所定の役が入賞した場合には、入賞メダルの払い出しや、再遊技作動や、ボーナスゲームへの移行処理が行われ、1回の遊技が終了する。所定の役は入賞しないものの、メイン状態の移行契機となる図柄組合せが表示された場合には、メイン状態の移行処理が行われる。何の役も入賞せず、かつメイン状態の移行契機となる図柄組合せも表示されない場合には、そのまま1回の遊技が終了する。
次に、上記ステップ106におけるリール回転停止処理について、図7のフローに基づき説明する。
まず、図7のステップ200において、停止位置候補の優先度判定処理が行われる。すなわち、停止制御手段92により、優先度判定データに基づいて、優先度が最も高い停止位置候補が特定される。具体的には、ストップスイッチ50の操作タイミングで即時に有効ライン上に停止可能な基準図柄を含め所定コマ数(制御制限リールでは2コマ、それ以外は5コマ)の範囲に、当選図柄が含まれている場合には、その図柄位置が優先度の最も高い停止位置候補として特定される。そして、次のステップ201に進む。
ステップ201において、最も優先度の高い停止位置候補は1つであるか否かが判断される。最も優先度の高い停止位置候補が1つでない場合、すなわち、最も優先度の高い停止位置候補が複数ある場合、又は全ての停止位置候補の優先度が同じ場合には、ステップ203に進み、停止テーブルに従って停止位置を決定する。例えば、CB中でない場合に、青7A役が当選し、左リール41の図柄番号6のリプレイ図柄が基準図柄である場合には、図柄番号2、4の青7図柄と、図柄番号3のチェリー図柄の3つの図柄位置が、最も優先度の高い停止位置候補となるが、この場合には、最も優先度の高い停止位置候補が複数あることとなるので、停止テーブルに従って停止位置を決定する。また、抽選結果がハズレの場合には、全ての停止位置候補の優先度が同じになるので、停止テーブルに従って停止位置を決定する。一方、最も優先度の高い停止位置候補が1つである場合には、ステップ202に進み、ステップ202において、最も優先度の高い停止位置候補を停止位置として決定する。そして、次のステップ203に進む。
ステップ203において、回転リール40が停止位置まで回転したか否か、すなわち回転リール40の回転によって停止させるべき図柄が停止位置となるまで移動したか否かが判断される。回転リール40が停止位置まで回転していない場合にはステップ203に戻り、回転リール40が停止位置まで回転した場合には、次のステップ204に進む。
ステップ204において、停止信号が出力され、回転リール40の回転が停止する。そしてリール回転停止処理を終了する。
続いて、CB制御手段130によるCBB中の処理について、図8のフローに基づき説明する。
まず、図8のステップ300において、スタートスイッチ30がONとなったか否かが判断され、スタートスイッチ30がONとなった場合には、次のステップ301に進む。
ステップ301において、制御制限リール抽選処理が行われる。そして、次のステップ302に進む。
ステップ302において、第一停止は制御制限リール抽選に基づき制御制限リールに設定された回転リール40についてなされたか否かが判断される。第一停止が制御制限リールに設定された回転リール40についてなされたのでない場合には、そのままCBB中の処理を終了する。第一停止が制御制限リールに設定された回転リール40についてなされた場合には、次のステップ303に進む。
ステップ303において、サブ制御操作22にAT抽選実行コマンドが出力される。そしてCBB中の処理を終了する。
なお、前記ステップ302において、第一停止が制御制限リールに設定された回転リール40についてなされており、かつ、特定の図柄配列が停止している場合には、ステップ302において、AT高確率抽選実行コマンドや、AT確定コマンドが出力される。
前記ステップ301の制御制限リール抽選処理について、図9のフローに基づき説明する。
まず、図9のステップ400において、制御制限リール抽選用の乱数発生手段が生成する乱数値のピックアップが行われる。なお、乱数の範囲は0〜127とする。そして、次のステップ401に進む。
ステップ401において、左リール41を制御制限リールに仮設定する。そして、次のステップ402に進む。
ステップ402において、ピックアップした乱数値が0〜41の範囲に含まれているか否かが判断される。0〜41の範囲に含まれている場合には、左リール41を制御制限リールに設定して、制御制限リール抽選処理を終了する。一方、ピックアップした乱数値が0〜41の範囲に含まれていない場合には、次のステップ403に進む。
ステップ403において、中リール42を制御制限リールに仮設定する。そして、次のステップ404に進む。
ステップ404において、ピックアップした乱数値が42〜83の範囲に含まれているか否かが判断される。42〜83の範囲に含まれている場合には、中リール42を制御制限リールに設定して、制御制限リール抽選処理を終了する。一方、ピックアップした乱数値が42〜83の範囲に含まれていない場合には、次のステップ405に進む。
ステップ405において、右リール43を制御制限リールに仮設定する。そして、次のステップ406に進む。
ステップ406において、ピックアップした乱数値が84〜125の範囲に含まれているか否かが判断される。84〜125の範囲に含まれている場合には、右リール43を制御制限リールに設定して、制御制限リール抽選処理を終了する。一方、ピックアップした乱数値が84〜125の範囲に含まれていない場合には、次のステップ407に進む。
ステップ407において、全ての回転リール40を制御制限リールに設定する。そして、制御制限リール抽選処理を終了する。
(まとめ)
以上のように、本実施の形態によれば、CBB中のCBにおける制御制限リールを、ゲーム毎に抽選で決定するように形成したことにより、スベリコマ数が一コマに制限される回転リール40がランダムに変化し、CB中のゲームに変化を持たせることができる。
また、本実施の形態では、ランダムに変化する制御制限リールを、最初に停止操作することにより遊技者が選び当てることができた場合には、所定の特典が付与されるように形成した。これにより、制御制限リールを3択チャレンジで当てるという新たな遊技性が生まれ、興趣を高めることができる。加えて、制御制限リールを最初に停止操作するとともに、特定のタイミングで停止操作した場合には、特定図柄配列が表示されるように形成してあるとともに、この場合には、より大きな特典が付与されるように形成してある。このため、さらに遊技の幅を広げることができる。
なお、上記した実施の形態では、制御制限リール抽選により、左、中、右のいずれかの回転リール40か、あるいは、全ての回転リール40が制御制限リールに設定されるようになっていたが、左リール41と中リール42、左リール41と右リール43、中リール42と右リール43のそれぞれ2個ずつが、制御制限リールに設定される場合もあるように形成してもよい。操作判定手段132は、左リール41と中リール42が制御制限リールに設定されている場合には、左第一停止、中第一停止のいずれかの操作を正解と判定し、左リール41と右リール43が制御制限リールに設定されている場合には、左第一停止、右第一停止のいずれかの操作を正解と判定し、中リール42と右リール43が制御制限リールに設定されている場合には、中第一停止、右第一停止のいずれかの操作を正解と判定する。
また、上記した実施の形態では、操作判定手段132により制御制限リールが最初に停止操作されたと判定された場合に、特典付与手段133により特典が付与されるようになっていたが、特典付与の条件としては、制御制限リールが択一的に選択されたことが判定可能であれば、最初に停止操作された場合に限られない。例えば、操作判定手段132は、制御制限リールが二番目に停止操作された場合や、最後に停止操作された場合に、正解と判断するように形成してもよい。
(第二の実施の形態)
図10及び図11は、本発明の第二の実施の形態を示す。ここで、第一の実施の形態を示す図1及び図3乃至図7は、本実施の形態にも共通する。なお、第二の実施の形態における符号は、第一の実施の形態と同じ構成には同一の符号を用いている。第二の実施の形態に係るスロットマシン10の基本的構成は第一の実施の形態と同様であるので、重複する部分は説明を省略し、本実施の形態の特徴点のみ説明する(以下第三の実施の形態において同じ)。
本実施の形態においては、停止制御手段92は、CB中において、第一停止リールについては、CB中でないときと同様の停止データを用いて停止制御を行う。そして、第二停止リール以降の回転リール40については、CB制御手段130の決定に基づいて、スベリコマ数が1コマ以下に設定された制御制限リールに対応する停止データを用いて、停止制御を行うようになっている。制御制限リールに対応する停止データには、優先度判定データと、停止テーブルとが含まれ、優先度判定データに基づき停止位置が決定できない場合には、停止テーブルを用いて停止位置を決定する。この際、第一の実施の形態で述べたような、特定図柄(青7役の図柄)を特定の配列で表示させるための制御は特に行わない。したがって、制御制限リールにおいては、所定の小役図柄について、有効ライン上に直ちに停止できるタイミングで停止操作すれば当該図柄を停止させることができ、所定の小役図柄を有効ライン上に直ちに停止できるタイミングで停止操作できなくても、基準図柄から2コマの範囲内に所定の小役図柄があれば当該図柄を引き込んで停止させることができる。
また、本実施の形態においては、CB制御手段130は、図10に示すように、制御制限リール変更手段としての制御制限リール決定手段134と、決定条件判定手段135とを備えている。制御制限リール決定手段134は、決定条件判定手段135の判定に基づいて、制御制限リールとして設定される回転リール40を、ゲーム毎に決定するものであり、決定条件判定手段は、ゲーム進行に関する操作に基づく遊技状況が、所定条件に該当しているか否かを判定するためのものである。
本実施の形態においては、決定条件判定手段135は、第一停止リールにおいて、スベリコマ数が1コマを超えているか否かを判定し、制御制限リール決定手段134は、決定条件判定手段135が、第一停止リールのスベリコマ数が1コマを超えていると判断した場合に、残りの回転リール40の少なくともいずれかを制御制限リールに設定するようになっている。なお、スベリコマ数が1コマを超えているか否かは、停止制御手段92が第一停止リールを停止させる際に用いた停止データから把握することができる。あるいは、ストップスイッチ50の操作信号受信から所定時間(図柄が1コマ移動する時間)が経過しても回転リール40が停止しない場合にはスベリコマ数が1コマを超えていると判断してもよい。
第二の実施の形態におけるCBB中の処理について、図11のフローに基づき説明する。
まず、図11のステップ500において、ストップスイッチ50がONとなったか否かが判断され、ストップスイッチ50がONとなった場合には、次のステップ501において、第一停止リールか否かが判断される。第一停止リールでない場合にはCBB中の処理を終了し、第一停止リールである場合には、次のステップ502に進む。
ステップ502において、スベリコマ数が1コマを超えているか否かが判断される。スベリコマ数が1コマを超えていないと判断された場合、すなわち、スベリコマ数が0コマ又は1コマである場合には、そのままCBB中の処理を終了する。一方、スベリコマ数が1コマを超えていると判断された場合には、次のステップ503に進む。
ステップ503において、第二又は第三停止リールを制御制限リールとして設定する。第二停止リール、第三停止リールのいずれを制御制限リールとするかは、あらかじめ定めておいてもよいし、抽選で決定してもよい。そして、CBB中の処理を終了する。
以上のように、第二の実施の形態では、第一停止リールにおいてスベリコマ数が1コマ以内で停止操作がされた場合には、残りの回転リール40については通常の4コマスベリの停止制御が行われ、第一停止リールにおいてスベリコマ数が1コマを超えた場合には、第二停止リール又は第三停止リールのいずれかが制御制限リールになり、スベリコマ数が1コマ以下に設定される。このように形成されていることから、スベリコマ数が1コマ以下に制限される回転リール40が第一停止の態様に応じて変化し、CB中のゲームに変化を持たせることができる。
なお、第一停止リールにおいてスベリコマ数が1コマ以下で停止操作がされた場合に、第二停止リール(又は第三停止リール)を制御制限リールとし、第一停止リールにおいてスベリコマ数が1コマ以下で停止操作がされなかった場合には、第三停止リール(又は第二停止リール)を制御制限リールとするように形成してもよい。あるいは、第一停止リールにおいてスベリコマ数が1コマ以下で停止操作がされなかった場合に、残りの回転リール40を全て制御制限リールとするように形成してもよい。
(変形例)
ここで、第一停止リールの停止図柄に基づいて、制御制限リールを決定するようにしてもよい。具体的には、決定条件判定手段135は、第一停止リールにおいて、特定の図柄が有効ライン上に停止したか否かを判定し、制御制限リール決定手段134は、決定条件判定手段135が、特定の図柄、例えば青7図柄やチェリー図柄が有効ライン上に停止したと判定した場合には、残りの回転リール40のうちいずれか一方を制御制限リールに設定し、特定の図柄が有効ライン上に停止していないと判定した場合には、残りの回転リール40のうちの他方を制御制限リールに設定する。このように形成した場合には、スベリコマ数が一コマに制限される回転リール40が第一停止リールの出目に応じて変化し、CB中のゲームに変化を持たせることができる。
なお、特定の図柄が有効ライン上に停止した場合には残りの回転リール40のうちいずれか一方を制御制限リールに設定し、特定の図柄が有効ライン上に停止していないと判定した場合には、残りの回転リール40の全てを制御制限リールに設定するように形成してもよい。
(第三の実施の形態)
第三の実施の形態に係るスロットマシン10は、図示しないが、第二の実施の形態と同様の構成を有している。第三の実施の形態においては、ゲーム毎に規定数を1〜3から選択可能に形成されており、規定数に応じて、入賞によるメダルの払い出し枚数が異なるように形成されている。3枚掛けのゲームでは小役の入賞により9枚のメダルが払い出されるが、2枚掛けのゲームでは例えば6枚、1枚掛けのゲームでは例えば3枚のメダルが、それぞれ払い出されるようになっている。
そして、第三の実施の形態においては、CBB中においては、規定数に応じて、制御制限リールが決定されるようになっている。例えば、1枚掛けの場合には左リール41、2枚掛けの場合には中リール42、3枚掛けの場合には右リール42が、制御制限リールに設定されるように、あらかじめ定められている。決定条件判定手段135は、CBB中、スタートスイッチ30の操作時に、規定数がいくつかを判定し、制御制限リール決定手段134は、決定条件判定手段135の判定に基づき、当該ゲームでの制御制限リールを決定する。
第三の実施の形態によれば、規定数を選択することにより、遊技者が自ら制御制限リールを選択することができる。
なお、上記した第一乃至第三の実施の形態では、制御制限リールのスベリコマ数は1コマ以下に設定されるようになっていたが、制御制限リールのスベリコマ数は、最大スベリコマ数よりも少ないスベリコマ数以下にあらかじめ設定されるのであれば、1コマに限られない。例えば2コマ以下や3コマ以下に設定するようにしてもよい。
また、上記した実施の形態は、CBB中のCBにおいて、制御制限リールが所定条件により選択されるものであったが、ボーナス役として、所定のCBに対応する図柄組合せが表示されることにより開始され1ゲームで終了する単独のCBを設け、この単独のCB中において、制御制限リールが所定条件により選択されるようにしてもよい。
本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できる。例えば、遊技媒体として遊技球(パチンコ球)を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に応用できる。また、所定の操作手段の操作に基づいて遊技が進行する遊技機にも応用できる。
10 スロットマシン 13 図柄表示窓
20 制御装置 21 メイン制御装置
22 サブ制御装置
30 スタートスイッチ 40 回転リール
50 ストップスイッチ 67 液晶表示装置
70 役抽選手段 90 リール制御手段
131 制御制限リール抽選手段(制御制限リール変更手段)

Claims (2)

  1. 複数の図柄を表示した複数の回転リールと、
    前記複数の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    回転中の前記回転リールを個々に停止させるための複数のストップスイッチと、
    所定の図柄組合せが対応付けられた役について当選か否かの役抽選を行うための役抽選手段と、
    前記役抽選の抽選結果及び前記ストップスイッチの操作に基づいて、所定のスベリコマ数の範囲内で前記回転リールの回転停止を制御する停止制御手段と、を少なくとも備え、
    前記ストップスイッチの操作に基づき前記回転リールを停止させ、所定の図柄組合せが有効ライン上に停止表示されると入賞となる遊技機において、
    前記役として、入賞により遊技媒体が払い出される小役と、入賞によりボーナスゲームに移行するボーナス役とを少なくとも有し、
    前記ボーナス役として、役抽選の結果に関わらず小役を当選状態にするとともに、少なくとも1つの回転リールについて、当選図柄を有効ライン上に引き込んで停止させる際のスベリコマ数が、所定の最大スベリコマ数よりも少ないコマ数以下となるように制御されるチャレンジボーナスを備え、
    前記チャレンジボーナス中において、スベリコマ数が前記最大スベリコマ数よりも少ないコマ数以下となるように制御される回転リールである制御制限リールを、所定条件に応じて変更する制御制限リール変更手段を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御制限リール変更手段として、前記複数の回転リールの中から、前記制御制限リールとなる回転リールを、ゲーム毎に抽選により決定する制御制限リール抽選手段を設け、
    前記チャレンジボーナス中において、前記制御制限リール抽選手段の抽選により決定された制御制限リールに対応するストップスイッチが、所定の操作態様で操作された場合には、所定の特典を付与する特典付与手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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