JP2008173384A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役抽選手段61で抽選される役として特定役を備え、役抽選手段61による役の抽選において特定役に当選したときに、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に基づいて、遊技者によるストップスイッチ42の操作タイミングが、特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングであるか否かを判断する操作タイミング判断手段83と、操作タイミング判断手段83により特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングでないと判断されたときに、その判断結果を記憶しておく判断結果記憶手段84と、判断結果記憶手段84に記憶された判断結果に基づいて、役抽選手段61で特定役に当選したときに、特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を報知する情報報知手段85とを備える。
【選択図】図1
Description
また、複数の役抽選テーブルを備えると、データ容量が大きくなってしまうという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、データ容量を大きくすることなく、遊技者間の目押しの巧拙によるメダル獲得枚数の差を是正することである。
請求項1の発明は、複数種類の図柄を表示した複数のリールと、前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、役の抽選を行う役抽選手段と、遊技者により前記ストップスイッチが操作されたときに、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リール位置と、前記役抽選手段による役の抽選結果とに基づいて、前記リールの停止位置を決定し、その決定した位置に前記リールを停止させるように制御するリール制御手段とを備え、前記役抽選手段で抽選される役に対応する図柄の組合せが予め定められているスロットマシンにおいて、前記役抽選手段で抽選される役として、特定役を備え、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングに応じて、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能なタイミングと、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止不可能なタイミングとを有するように、前記リールにおける前記特定役を構成する図柄が配列されているとともに前記リール制御手段による前記リールの停止制御が行われ、前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役に当選したときに、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リール位置又は前記リールの停止位置に基づいて、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングが、前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングであるか否かを判断する操作タイミング判断手段と、前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役に当選した場合において、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングが、前記操作タイミング判断手段により前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングでないと判断されたときに、その判断結果を記憶しておく判断結果記憶手段と、前記判断結果記憶手段に記憶された判断結果に基づいて、前記役抽選手段で前記特定役に当選した少なくとも1回の遊技で、前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を報知する情報報知手段とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明においては、特定役の当選時には、遊技者によるストップスイッチの操作タイミングが、特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングであるか否かが判断される。
そして、特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングでないと判断されたときは、その判断結果が記憶されるとともに、次回の特定役に当選した遊技で、特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報が報知される。
よって、目押しが不十分な遊技者に対しては、目押しを促す内容が報知されるので、目押しが不十分な遊技者に対するメダル獲得枚数を高めることができる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとを有する。
遊技制御手段60aは、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、演出制御手段60bは、遊技中における演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60aは、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
なお、演出制御手段60bは、遊技制御手段60aの下位に属する制御手段であり、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとは電気的に接続されている。そして、遊技制御手段60aから演出制御手段60bに信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、メダル投入口43は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口43からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同様のものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60aによって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ランプ21は、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯するものである。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
そして、本実施形態では、遊技中は、メダルを3枚投入して遊技を行うとともに、5本全ての図柄組合せラインが有効ラインに設定される。すなわち、本実施形態では、無効ラインは存在しない。
なお、他の特別役として、2BB(第2種ビッグボーナス)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。1BB及びRBに当選したときは、リール31の停止時に、1BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、1BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
通常遊技中の非内部中の役抽選テーブル62は、1BB、RB、小役1A、小役1B、小役2、小役3、及びリプレイの当選領域と、非当選領域とを有する。
また、通常遊技中の内部中の役抽選テーブル62は、通常遊技中の非内部中の役抽選テーブル62と比較すると、1BB、及びRBの当選領域が設けられていない点で相違する。
さらにまた、1BB遊技中及びRB遊技中の役抽選テーブル62は、小役1A、小役1B、小役2、小役3の当選領域と、非当選領域とを有する。
また、7図柄以内の間隔で役を構成する図柄が配置されていれば、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置がどの位置であっても、(所望の有効ラインにその図柄を停止させることはできないが)、いずれかの有効ライン(上段、中段、下段のいずれか)に、その図柄を停止させることができる。
停止位置決定テーブル65は、以下の1BBテーブル等を備える。
1BBテーブルは、当該遊技で1BBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技で1BBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
RBテーブルについても、上記の1BBテーブルと同様であり、1BBテーブルにおける「1BB」を「RB」に読み替えたものに相当する。
小役1Bテーブル、小役2テーブル、小役3テーブル、及びリプレイテーブルについても、上記小役1Aテーブルと同様であり、小役1Aテーブルにおける「小役1A」を、それぞれ「小役1B」、「小役2」、「小役3」、「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
図3は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す図である。なお、図3中、空欄になっている箇所についても図柄が設けられているが、その箇所の図柄は省略している。
また、上述した「リール31の停止制御の範囲内」とは、例えば左リール31について、16番〜18番の図柄が表示窓内に位置する瞬間(16番の図柄が水平方向上段に、17番の図柄が水平方向中段に、18番の図柄が水平方向下段にそれぞれ位置する瞬間)に左ストップスイッチ42が操作されたときは、その位置から数えて5図柄先までの図柄、すなわち12番〜14番の図柄が表示窓内に位置する瞬間までに左リール31が停止することを意味する。
さらにまた、「赤チェリー」と「黒チェリー」との図柄は、双方同時に有効ラインに停止させることがないように、リール31の図柄が配列されている(10図柄間隔を隔てて配列されている)。同様に、「7」と「BAR」との図柄は、双方同時に有効ラインに停止させることがないように、リール31の図柄が配列されている。
図4に示すように、左リール31の「赤チェリー」の図柄は、10番に配置されている。これにより、小役1Aの当選時には、14番〜16番の図柄が表示窓内に位置する瞬間から、8番〜10番の図柄が表示窓内に位置する瞬間まで(図4中、範囲E1)に(左)ストップスイッチ42が操作されれば、10番の「赤チェリー」の図柄は、いずれかの有効ラインに停止する。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
そして、本実施形態では、1BB遊技の終了条件として、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数が450枚以上になったことに設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
本実施形態では、RB遊技の終了条件として、役の入賞回数が8回に到達したこと、又は遊技回数が12回に到達したことに設定されている。
ここで、送信する情報としては、ベットスイッチが操作された旨(メダル投入口43からメダルが投入された旨)の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、役抽選手段61による役の抽選結果に係る情報(当選役情報)、ストップスイッチ42が操作された旨の情報、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に関する情報(以下、「リール位置情報」という。)、リール31の停止位置に関する情報、停止図柄の組合せに関する情報、メダルが払い出された旨の情報が挙げられる。
演出制御手段60bは、情報受信手段81を備える。情報受信手段81は、遊技制御手段60aの情報送信手段69から送信されてくる上述した各種の情報を受信する。演出制御手段60bは、受信したこれらの情報に基づいて演出を出力する。
そして、演出制御手段60bは、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
小役1A又は小役1Bに当選した旨の演出が出力されたときは、遊技者は、図4に示した範囲E1又は範囲E2のいずれか(遊技者が選択した方)が有効ラインに停止するようにストップスイッチ42を操作することとなる。
そして、操作タイミング判断手段83は、小役1A又は小役1Bに当選したときに、小役1A又は小役1Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能なタイミングでストップスイッチ42が操作されたか否かを判断する。
これに対し、判断結果記憶手段84は、小役1A又は小役1Bに対応する図柄の組合せが停止可能なタイミングで操作されたと判断したときは、判断結果を記憶しない。
同様に、小役1Bに当選したときは、「黒チェリーを狙え!」等のようなコメントを画像表示装置23に画像表示する。
ただし、情報報知手段85により小役1A又は小役1Bの当選が報知された場合において、当選した小役1A又は小役1Bが入賞しなかったときは、判断結果記憶手段84に記憶されている判断結果を維持するように制御する。これにより、次回の小役1A又は小役1Bの当選時においても、情報報知手段85による報知が行われる。
続いて、第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、特別役に当選した後(特別役の当選演出が出力された後)、特別役に対応する図柄の組合せが停止するタイミングでストップスイッチ42が操作されたか否かを判断し、特別役に対応する図柄の組合せが停止するタイミングでストップスイッチ42が操作されなかったと判断したときは、当選している特別役の種類(1BB又はRB)を報知するものである。
図5に示すように、1BBに係る図柄「7」は、左リール31は13番、中リール31は15番、右リール31は16番に配置されている。
したがって、左リール31における1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な操作タイミングは、17番〜19番の図柄から、11番〜13番の図柄までが表示窓内に位置する瞬間(範囲E5が表示窓内に位置する瞬間)にストップスイッチ42が操作されたことである。したがって、これ以外の位置でストップスイッチ42が操作されたときは、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な操作タイミングではない。
したがって、左リール31におけるRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な操作タイミングは、9番〜11番の図柄から、3番〜5番の図柄までが表示窓内に位置する瞬間(範囲E6が表示窓内に位置する瞬間)にストップスイッチ42が操作されたことである。したがって、これ以外の位置でストップスイッチ42が操作されたときは、RBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な操作タイミングではない。
これにより、遊技者は、特別役に当選したことを知るので、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するようにストップスイッチ42を操作することとなる。
このようにして、特別役の当選が確定した旨の演出が出力された後は、目押しができる遊技者であれば、2ゲーム以内に、当選した特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。
これに対し、左リール31について、1BBに対応する図柄の組合せ、又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な位置でストップスイッチ42が操作されていないと判断したときは、以降の中リール31及び右リール31については判断せず、次遊技において情報報知手段85による報知を行うように制御する。
ここで、以降の説明においては、左リール31の停止時に、「7」の図柄、又は「BAR」の図柄は、水平方向中段の有効ラインに停止したものとする。
先ず、左リール31について、水平方向中段の有効ラインに13番の「7」の図柄が停止したときは、中リール31については、範囲E9が表示窓内に存在する瞬間にストップスイッチ42が操作されたか否かを判断する。範囲E9が表示窓内に存在する瞬間にストップスイッチ42が操作されれば、15番の「7」の図柄を水平方向中段の有効ラインに停止させることができるからである。そして、操作されたと判断したときは、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な位置でストップスイッチ42が操作されたと判断する。
そして、情報報知手段85は、判断結果記憶手段84により、1BBに対応する図柄の組合せ又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な位置でストップスイッチ42が操作されていない旨が記憶されているときは、1BB又はRBのいずれに当選しているかを遊技者に対して報知する。情報報知手段85は、1BBの当選を持ち越しているのであれば、「7−7−7」のような文字を画像表示装置23に画像表示等し、RBの当選を持ち越しているのであれば、「BAR−BAR−BAR」のような文字を画像表示装置23に画像表示する。この報知により、遊技者は、いずれの特別役に当選しているかがわかるので、当該遊技以降は、画像表示された図柄を目押しすれば良いこととなる。
また、特別役の当選を持ち越している遊技中に小役に当選したときは、上記と同様に、操作タイミング判断手段83による操作タイミングの判断を行う。特別役の当選を持ち越している遊技中に小役に当選したときは、上述したように、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先し、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、当選した小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する。
なお、特別役の当選を持ち越している遊技中に小役に当選したときは、操作タイミング判断手段83による操作タイミングの判断を行わないようにしても良い。
特別役の当選を持ち越している遊技中にリプレイに当選したときは、上述したように、リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する。そして、本実施形態では、特別役の当選を持ち越している遊技中にリプレイに当選した場合には、常に、リプレイに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する。
演出制御手段60bは、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、判断結果記憶手段84に記憶された判断結果を消去する。
続いて、第3実施形態について説明する。
図6は、第3実施形態の左リール31の図柄配列を示す図である。第3実施形態では、「赤チェリー」の図柄は、17番に配置されている。なお、「赤チェリー」の図柄と「黒チェリー」の図柄とは、3図柄離れているので、これらの図柄が同時に有効ラインに停止する場合はない。
また、第3実施形態では、小役1A又は小役1Bの当選時には、当選役に係る情報が報知されない。したがって、遊技者は、常時、上記範囲19が表示窓内に位置する瞬間にストップスイッチ42を操作していれば、当選した小役1A又は小役1Bを入賞させることができる。
また、判断結果記憶手段84は、小役1A又は小役1Bの当選時に、操作タイミング判断手段83により、範囲E19が表示窓内に位置する瞬間にストップスイッチ42が操作されていないと判断され、当該遊技で、当選した小役1A又は小役1Bが入賞しなかったときは、その判断結果を記憶する。
そして、情報報知手段85は、判断結果記憶手段84に上記判断結果が記憶されているときは、次回の小役1A又は小役1Bの当選時に、小役1Aに当選した旨、又は小役1Bに当選した旨の報知を行う。なお、小役1A又は小役1Bのいずれかに当選した旨のみを報知しても良い。
これに対し、報知を行ったが、当選した小役1A又は小役1Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、判断結果記憶手段84に記憶されている判断結果を維持し、次回の小役1A又は小役1Bの当選時にも報知を行う。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
60a 遊技制御手段
60b 演出制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 情報送信手段
81 情報受信手段
82 演出パターン記憶手段
83 操作タイミング判断手段
84 判断結果記憶手段
85 情報報知手段
Claims (7)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
役の抽選を行う役抽選手段と、
遊技者により前記ストップスイッチが操作されたときに、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リール位置と、前記役抽選手段による役の抽選結果とに基づいて、前記リールの停止位置を決定し、その決定した位置に前記リールを停止させるように制御するリール制御手段と
を備え、
前記役抽選手段で抽選される役に対応する図柄の組合せが予め定められているスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される役として、特定役を備え、
遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングに応じて、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能なタイミングと、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止不可能なタイミングとを有するように、前記リールにおける前記特定役を構成する図柄が配列されているとともに前記リール制御手段による前記リールの停止制御が行われ、
前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役に当選したときに、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リール位置又は前記リールの停止位置に基づいて、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングが、前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングであるか否かを判断する操作タイミング判断手段と、
前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役に当選した場合において、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングが、前記操作タイミング判断手段により前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングでないと判断されたときに、その判断結果を記憶しておく判断結果記憶手段と、
前記判断結果記憶手段に記憶された判断結果に基づいて、前記役抽選手段で前記特定役に当選した少なくとも1回の遊技で、前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を報知する情報報知手段と
を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
役の抽選を行う役抽選手段と、
遊技者により前記ストップスイッチが操作されたときに、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リール位置と、前記役抽選手段による役の抽選結果とに基づいて、前記リールの停止位置を決定し、その決定した位置に前記リールを停止させるように制御するリール制御手段と
を備え、
前記役抽選手段で抽選される役に対応する図柄の組合せが予め定められているスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される役として、特定役A及び特定役Bを備え、
遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングに応じて、前記特定役Aに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能なタイミング、前記特定役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能なタイミング、並びに前記特定役A及び前記特定役Bに対応するいずれの図柄の組合せも有効ラインに停止不可能なタイミングを有するように、前記リールにおける前記特定役A及び前記特定役Bを構成する図柄が配列されているとともに前記リール制御手段による前記リールの停止制御が行われ、
前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役A又は前記特定役Bに当選したときに、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リール位置又は前記リールの停止位置に基づいて、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングが、前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングであるか否かを判断する操作タイミング判断手段と、
前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役A又は前記特定役Bに当選した場合において、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングが、前記操作タイミング判断手段により前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングでないと判断されたときに、その判断結果を記憶しておく判断結果記憶手段と、
前記判断結果記憶手段に記憶された判断結果に基づいて、前記役抽選手段で前記特定役A又は前記特定役Bに当選した少なくとも1回の遊技で、当選した前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を報知する情報報知手段と
を備えることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役A又は前記特定役Bに当選したときに、前記特定役A又は前記特定役Bのいずれかに当選している旨を報知する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2又は請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
前記判断結果記憶手段は、前記役抽選手段で前記特定役A又は前記特定役Bに当選した場合において、前記情報報知手段により当選した前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報が報知されたが、前記操作タイミング判断手段により当選した前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングで前記ストップスイッチが操作されていないと判断されたときは、その判断結果を記憶する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で前記特定役A又は前記特定役Bに当選した遊技で、当選した前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときであっても、当選した前記特定役A又は前記特定役Bの当選を次遊技以降に持ち越さないように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で前記特定役A又は前記特定役Bに当選した遊技で、当選した前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、当選した前記特定役A又は前記特定役Bの当選を次遊技以降に持ち越すように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項6に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、遊技者に対して再遊技を行わせるためのリプレイを含めて役抽選を行い、
前記リール制御手段は、前記特定役A又は前記特定役Bに当選している遊技中に前記リプレイに当選したときは、前記リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように制御し、
前記操作タイミング判断手段は、前記役抽選手段による役の抽選において前記特定役A又は前記特定役Bに当選している遊技中に前記リプレイに当選したときは、遊技者による前記ストップスイッチの操作タイミングが、前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能なタイミングであるか否かの判断を行わないように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2007
- 2007-01-22 JP JP2007011561A patent/JP2008173384A/ja active Pending
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