JP2007142511A - ドアホン装置 - Google Patents

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裕一 茅野
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Abstract

【課題】録音または撮像、録画の機能を備え、防犯を目的としたドアホン装置は、録音または録画していることを訪問者本人に気づかれないため、訪問者が空き巣等であった場合に、犯行を未然に防止するには十分でなかった。
【解決手段】玄関子機101と室内親機102とで通話を構成するドアホン装置100であって、室内親機102は、録音開始コマンドを送信するコマンド生成部119と、音声を録音する録音部122を備え、玄関子機101は、呼出ボタン部105と、録音開始コマンドを受信するコマンド解析部106と、録音中であることを表示する表示部110を備え、呼出ボタン部105からの呼出により、コマンド生成部119からコマンド解析部106に録音開始コマンドが送信され、録音部122は録音を開始し、表示部110は録音中であることの表示をする。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクとスピーカを備えた玄関子機と、マイクとスピーカを備えた室内親機とを備え、前記玄関子機と前記室内親機との間で通話可能なドアホン装置に関するものである。
従来、業務用のみならず一般家庭用のドアホン装置においても、室内から訪問者が不審者かどうか、撮像によって確認できる機能を備えたドアホン装置が普及している。また、より防犯性を高めるため録音機能を備えたドアホン装置も普及するようになっている。このような防犯性を高めたドアホン装置として、撮像した訪問者の映像を録画する機能を備え、留守中における訪問者を録画する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、玄関子機にフラッシュランプを備え、室内親機にフラッシュ点灯ボタンを備えて、いたずらや迷惑な呼出を繰り返す訪問者に対して、フラッシュランプを逐次点灯させて、威嚇して、その呼出行為をやめさせる技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2000−36952号公報 特開平11−341170号公報
しかしながら、上記従来の特許文献1に記載の技術では、訪問者が不法侵入者や空き巣や強盗であった場合、撮像機能が動作していることは、訪問者には認識されないため、玄関子機の呼出に室内からの応答がなければ、本人は気づかれていないと判断して、空き巣や強盗の行為に及んでしまうという事態がありうる。この場合、撮像機能は犯行事後の犯人の逮捕の証拠情報としては有効ではあるが、犯行を未然に防止することには十分ではない。
また、上記従来の特許文献2に記載の技術では、フラッシュランプの点灯は、威嚇行為としては、軽微なものであるため、いたずらの防止の対策としては効果があるが、不法侵入や空き巣や強盗などの犯行防止という目的に対しての効果は小さい。
そこで、本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、不法侵入や空き巣や強盗などの犯行を未然に防止する防犯機能を有するドアホン装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に示すとおり、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記室内親機は、前記玄関子機からの音声を録音する録音部と、前記録音部の録音開始を通知する録音開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記玄関子機は、呼出を行う呼出ボタン部と、前記室内親機から前記録音開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録音中であることを表示する表示部を備え、前記呼出ボタン部からの呼出により前記録音部は録音を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音開始コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示をすることとした。
また、本発明は、上記目的を達成するために、請求項3に示すとおり、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記室内親機は、前記玄関子機からの音声を録音する録音部と、操作部と、前記録音部の録音開始を通知する録音開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記玄関子機は、少なくとも前記室内親機から前記録音開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録音中であることを表示する表示部を備え、前記操作部のユーザー操作により前記録音部は録音を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音開始コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示をすることとした。
また、本発明は、上記目的を達成するために、請求項6に示すとおり、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記玄関子機は、訪問者の映像を撮像する撮像部と、呼出を行う呼出ボタン部と、前記室内親機から前記映像の記録の開始を通知する録画開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録画中であることを表示する表示部を備え、前記室内親機は、前記玄関子機で撮像された映像を記録する録画部と、前記録画開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記呼出ボタン部からの呼出により前記録画部は記録を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画開始コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示をすることとした。
また、本発明は、上記目的を達成するために、請求項8に示すとおり、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記玄関子機は、訪問者の映像を撮像する撮像部と、前記室内親機から前記映像の記録の開始を通知する録画開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録画中であることを表示する表示部を備え、前記室内親機は、前記玄関子機で撮像された映像を記録する録画部と、操作部と、前記録画開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記操作部のユーザー操作により前記録画部は記録を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画開始コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示をすることとした。
本発明によれば、訪問者が空き巣や強盗であった場合、訪問者の音声を録音していること、あるいは録画していることを表示手段によって訪問者に警告し、警戒感を抱かせて犯罪行為を中止させる心理的威嚇をするので、空き巣や強盗などの犯罪を未然に防止する効果を奏する。
本願の請求項1に記載の発明は、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記室内親機は、前記玄関子機からの音声を録音する録音部と、前記録音部の録音開始を通知する録音開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記玄関子機は、呼出を行う呼出ボタン部と、前記室内親機から録音開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録音中であることを表示する表示部を備え、前記呼出ボタン部からの呼出により前記録音部は録音を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に録音コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示をするものである。
これにより、訪問者が空き巣や強盗であった場合、訪問者の音声を録音していることを表示手段によって訪問者に警告し、警戒感を抱かせて犯罪行為を中止させる心理的威嚇をするので、空き巣や強盗などの犯罪を未然に防止する効果を奏する。
また、本願の請求項2に記載の発明は、上記請求項1の構成に加えて、前記室内親機は操作部を備え、前記操作部のユーザー操作により前記録音部は録音を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音部の録音停止を通知する録音停止コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示を停止するものである。
これにより、上記請求項1の効果に加えて、利用者が在宅時に、開始された録音が不要なものであると判断した場合は、利用者の操作により、録音を停止できるので、録音の記録媒体に不必要な音声が蓄積されず、記録媒体の有効利用が図れるという効果を奏する。
また、本願の請求項3に記載の発明は、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記室内親機は、前記玄関子機からの音声を録音する録音部と、操作部と、前記録音部の録音開始を通知する録音開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記玄関子機は、少なくとも前記室内親機から前記録音開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録音中であることを表示する表示部を備え、前記操作部のユーザー操作により前記録音部は録音を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音開始コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示をするものである。
これにより、室内の利用者は訪問者との通話中に、訪問者を不審者と感じた場合、利用者の操作により、訪問者の音声を録音していることを表示手段によって訪問者に警告し、警戒感を抱かせて犯罪行為を中止させる心理的威嚇をするので、不法侵入や強盗などの犯罪を未然に防止する効果を奏する。
また、本願の請求項4に記載の発明は、上記請求項3の構成に加えて、前記操作部のユーザー操作により前記録音部は録音を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音部の録音停止を通知する録音停止コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示を停止するものである。
これにより、上記請求項3の効果に加えて、利用者の操作により開始した録音が不要なものであると判断した場合は、再び、利用者の操作により、録音を停止できるので、録音の記録媒体に不必要な音声が蓄積されず、記録媒体の有効利用が図れるという効果を奏する。
また、本願の請求項5に記載の発明は、上記請求項1から4いずれか1項に記載の構成に加えて、前記室内親機は録音時間が設定可能なタイマー部を備え、前記タイマー部の録音時間終了により前記録音部は録音を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音部の録音停止を通知する録音停止コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示を停止するものである。
これにより、上記請求項1から4いずれか1項に記載の効果に加えて、さらに、タイマー動作により、録音を停止できるので、録音の記録媒体に不必要な音声が蓄積されず、記録媒体のより一層の有効利用が図れるという効果を奏する。
また、本願の請求項6に記載の発明は、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記玄関子機は、訪問者の映像を撮像する撮像部と、呼出を行う呼出ボタン部と、前記室内親機から前記映像の記録の開始を通知する録画開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録画中であることを表示する表示部を備え、前記室内親機は、前記玄関子機で撮像された映像を記録する録画部と、前記録画開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記呼出ボタン部からの呼出により前記録画部は記録を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画開始コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示をするものである。
これにより、訪問者が空き巣や強盗であった場合、訪問者の映像を録画していることを表示手段によって訪問者に警告し、警戒感を抱かせて犯罪行為を中止させる心理的威嚇をするので、空き巣や強盗などの犯罪を未然に防止する効果を奏する。
また、本願の請求項7に記載の発明は、上記請求項6の構成に加えて、前記室内親機は操作部を備え、前記操作部のユーザー操作により前記録画部は映像の記録を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記映像の記録の停止を通知する録画停止コマンドが送信され、前記表示部は録画中の表示を停止するものである。
これにより、上記請求項6の効果に加えて、利用者が在宅時に、開始された録画が不要なものであると判断した場合は、利用者の操作により、録画を停止できるので、録画の記録媒体に不必要な映像が蓄積されず、記録媒体の有効利用が図れるという効果を奏する。
また、本願の請求項8に記載の発明は、玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、前記玄関子機は、訪問者の映像を撮像する撮像部と、前記室内親機から前記映像の記録の開始を通知する録画開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録画中であることを表示する表示部を備え、前記室内親機は、前記玄関子機で撮像された映像を記録する録画部と、操作部と、前記録画開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、前記操作部のユーザー操作により前記録画部は記録を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画開始コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示をするものである。
これにより、室内の利用者は訪問者との通話中に、訪問者を不審者と感じた場合、利用者の操作により、訪問者の映像を録画していることを表示手段によって訪問者に警告し、警戒感を抱かせて犯罪行為を中止させる心理的威嚇をするので、不法侵入や強盗などの犯罪を未然に防止する効果を奏する。
また、本願の請求項9に記載の発明は、上記請求項8の構成に加えて、前記操作部のユーザー操作により前記録画部は記録を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画部の記録停止を通知する録画停止コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示を停止するものである。
これにより、上記請求項8の効果に加えて、利用者の操作により開始した録画が不要なものであると判断した場合は、再び、利用者の操作により、録画を停止できるので、録画の記録媒体に不必要な映像が蓄積されず、記録媒体の有効利用が図れるという効果を奏する。
また、本願の請求項10に記載の発明は、上記請求項6から9いずれか1項に記載の構成に加えて、前記室内親機は記録時間が設定可能なタイマー部を備え、前記タイマー部の記録時間終了により前記録画部は記録を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画部の記録停止を通知する録画停止コマンドが送信され、前記表示部は録画中の表示を停止するものである。
これにより、上記請求項6から9いずれか1項に記載の効果に加えて、さらに、タイマー動作により、録画を停止できるので、録画の記録媒体に不必要な映像が蓄積されず、記録媒体のより一層の有効利用が図れるという効果を奏する。
以下、本発明の実施例におけるドアホン装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
実施例1は録音に係る本発明の一実施態様である。図1は、本発明の実施例1におけるドアホン装置100のブロック図である。
ドアホン装置100は、玄関の外に配置される玄関子機101と、室内に配置される室内親機102を備え、玄関子機101と室内親機102が有線115で接続され、玄関子機101と室内親機102との間の通話を実現する。
玄関子機101は、有線115を介して室内親機102と信号の送受信を行う信号送受信部116と、訪問者が呼出をする呼出ボタン105と、スピーカ104及びマイク113を備えて、室内の利用者と通話をする玄関子機としての基本機能を実現している。
また、スピーカ104に出力される室内の利用者の音声とともに室内親機102から送信される制御コマンド(制御コマンドの説明は後述。)を復調する復調部108を備え、制御コマンドはコマンド解析部106で解析され、制御部107に通知される。
制御部107では、受信した制御コマンドに応答する応答コマンドがコマンド生成部112で生成され、マイク113から入力される訪問者の音声とともに変調部109で変調されて、室内親機102に送信される。
さらに、制御部107では室内親機102から受信した前記制御コマンドに応じて、表示部110は「録音中」のランプを点滅させる。「録音中」のランプ点滅は、訪問者に音声が録音されていることを警告する。
室内親機102は、有線115を介して玄関子機101と信号の送受信を行う信号送受信部121と、訪問者の呼出ボタン105押下による「ピンポーン」等の呼出音を検知する呼出検知部114と、スピーカ117及びマイク118を備えて、玄関の外の訪問者と通話をする室内親機としての基本機能を実現している。
玄関子機101から受信した音声及び応答コマンドは、復調部123で復調される。訪問者の音声は、制御部124を介して、スピーカ117から出力され、応答コマンドはコマンド解析部120で、解析され、制御コマンドに対する応答があったことを制御部124に通知する。
さらに、室内親機102は録音部122を備えており、訪問者の音声が録音・再生が可能である。ドアホン装置100の使用に際し、利用者は、あらかじめ、制御部124で録音動作に関する設定をしておく。録音動作としては、訪問者の呼出ボタン105押下により録音を開始して、計時部103のタイマー終了により録音を停止する自動録音モードと、利用者の操作ボタン111の押下により録音を開始、停止する手動録音モードの2つのモードを備える。また、利用者の便宜と記録媒体の容量に応じ、計時部103においてタイマーの録音時間を設定しておく。
自動録音モードでは、訪問者の呼出ボタン105押下による呼出が呼出検知部114で検知され、制御部124に通知される。これにより、コマンド生成部119では制御コマンドの「録音開始」コマンドが生成され、室内親機102の変調部125、信号送受信部121及び玄関子機101の信号送受信部116、復調部108を介してコマンド解析部106で「録音開始」が識別されて制御部107に通知される。次に、上述のように、応答コマンドがコマンド生成部112で生成され、室内親機102に送信され、表示部110は「録音中」のランプを点滅させる。
応答コマンドを受信した室内親機102では、計時部103においてタイマーがスタートし、録音部122で録音を開始する。
計時部103のタイマー終了が制御部124に通知されると、コマンド生成部119では制御コマンドの「録音停止」コマンドが生成され、上述と同じ信号経路により、「録音停止」が制御部107に通知され、表示部110で「録音中」のランプを消灯させ、録音部122では録音を停止する。
手動録音モードでは、利用者の操作ボタン111の押下により、録音部122で録音を開始し、表示部110で「録音中」のランプを点滅させ、利用者の操作ボタン111の再押下により、録音部122で録音を停止し、表示部110で「録音中」のランプを消灯させる。
次に、ドアホン装置100の自動録音モードでの録音動作についてフロー図を参照して説明する。図2は、ドアホン装置100の自動録音モードでの録音動作を示すフロー図である。
訪問者の呼出ボタン105による呼出が、呼出検知部114で検知されるまで待機する(ステップS201)。
ステップS201で呼出が検知されると、室内親機102のコマンド生成部119は、「録音開始」コマンドを発行する(ステップS202)。
玄関子機101のコマンド解析部106は、「録音開始」コマンドを受信する(ステップS203)。
玄関子機101のコマンド生成部112は、応答コマンドを発行する(ステップS204)。
室内親機102の計時部103は、録音時間のタイマーをスタートする(ステップS205)。
録音部122は、マイク113から入力される音声の録音を開始し、玄関子機101の表示部110は「録音中」のランプの点滅を開始する(ステップS206)。
タイマーが終了するまで、録音を継続する(ステップS207)。
タイマーが終了すると、コマンド生成部119は「録音停止」コマンドを発行する(ステップS208)。
コマンド解析部106は、「録音停止」コマンドを受信する(ステップS209)。
コマンド生成部112は、応答コマンドを発行する(ステップS210)。
録音部122は、マイク113から入力される音声の録音を停止し、玄関子機101の表示部110は「録音中」のランプを消灯する(ステップS211)。
録音が停止すると再びステップS201に戻り、呼出ボタン105が押下されるまで待機し、動作を繰り返す。
手動録音モードでの録音動作のフローは、自動録音モードとほぼ同様であるので、相違点のみ説明し、全動作の説明は省略する。手動録音モードにあっては、ステップS202において、利用者は呼出に応答し、訪問者と通話を行い、その後、操作ボタン111を押下すると、「録音開始」コマンドが発行され、録音が開始し、表示部110は「録音中」のランプ点滅を開始する。さらに、ステップS207において、利用者が操作ボタン111を再押下することにより「録音停止」コマンドが発行され、録音が停止し、表示部110は「録音中」のランプを消灯する。
以上の動作により、訪問者の呼出ボタン105の押下、または室内の利用者の操作ボタン111の押下により、訪問者の音声を録音するとともに、録音していることを表示手段によって訪問者に警告する。
(実施例2)
実施例2は、録画に係る本発明の一実施態様である。図3は、本発明の実施例2におけるドアホン装置100のブロック図である。説明の便宜上、図3において、図1と共通する機能部は同じ符号を用いて説明する。
ドアホン装置100は、玄関の外に配置される玄関子機101と、室内に配置される室内親機102を備え、玄関子機101と室内親機102が有線115で接続され、玄関子機101と室内親機102との間の通話を実現する。
玄関子機101は、有線115を介して室内親機102と信号の送受信を行う信号送受信部116と、訪問者が呼出をする呼出ボタン105、スピーカ104、マイク113及びカメラ126を備えて、室内の利用者との通話を可能とし、訪問者の映像を撮像する玄関子機としての機能を実現している。
また、スピーカ104に出力される室内の利用者の音声とともに室内親機102から送信される制御コマンド(制御コマンドの説明は後述。)を復調する復調部108を備え、制御コマンドはコマンド解析部106で解析され、制御部107に通知される。
制御部107では、受信した制御コマンドに応答する応答コマンドがコマンド生成部112で生成され、マイク113から入力される訪問者の音声と、カメラ126で撮像された訪問者の映像ともに変調部109で変調されて、室内親機102に送信される。
さらに、制御部107では室内親機102から受信した前記制御コマンドに応じて、表示部110で「録画中」のランプを点滅させる。「録画中」のランプ点滅は、訪問者に映像が録画されていることを警告する。
室内親機102は、有線115を介して玄関子機101と信号の送受信を行う信号送受信部121と、訪問者の呼出ボタン105の押下による「ピンポーン」等の呼出音を検知する呼出検知部114と、スピーカ117、マイク118、及び映像表示部128を備えて、玄関の外の訪問者との通話を可能とし、訪問者の映像を表示する室内親機としての機能を実現している。
玄関子機101から受信した音声、映像及び応答コマンドは復調部123で復調される。訪問者の音声は制御部124を介して、スピーカ117から出力され、訪問者の映像は制御部124を介して、映像表示部128で表示され応答コマンドはコマンド解析部120で、解析され、制御コマンドに対する応答があったことを制御部124に通知する。
さらに、室内親機102は録画部127を備えており、訪問者の映像が録画・再生が可能である。ドアホン装置100の使用に際し、利用者は、あらかじめ、制御部124で録画動作に関する設定をしておく。録画動作としては、訪問者の呼出ボタン105押下により録画を開始して、計時部103のタイマー終了により録画を停止する自動録画モードと、利用者の操作ボタン111の押下により録画を開始、停止する手動録画モードの2つのモードを備える。また、利用者の便宜と記録媒体の容量に応じ、計時部103においてタイマーの録音時間と、録画の映像の記録フォーマットを、静止画、準動画(連続する静止画)、または動画(いわゆるビデオ映像)から選択設定しておく。
自動録画モードでは、訪問者の呼出ボタン105押下による呼出が呼出検知部114で検知され、制御部124に通知される。これにより、コマンド生成部119では制御コマンドの「録画開始」コマンドが生成され、室内親機102の変調部125、信号送受信部121及び玄関子機101の信号送受信部116、復調部108を介してコマンド解析部106で「録画開始」が識別されて制御部107に通知される。次に、上述のように、応答コマンドがコマンド生成部112で生成され、室内親機102に送信され、表示部110は「録画中」のランプを点滅させる。
応答コマンドを受信した室内親機102では、計時部103においてタイマーがスタートし、録画部127で録画を開始する。
計時部103のタイマー終了が制御部124に通知されると、コマンド生成部119では制御コマンドの「録画停止」コマンドが生成され、上述と同じ信号経路により、「録画停止」が制御部107に通知され、表示部110で「録画中」のランプを消灯させ、録画部127では録画を停止する。
手動録画モードでは、利用者の操作ボタン111の押下により、録画部127で録画を開始し、表示部110で「録画中」のランプを点滅させ、利用者の操作ボタン111の再押下により、録画部127で録画を停止し、表示部110で「録画中」のランプを消灯させる。
ドアホン装置100の自動録画モード、手動録画モードでの録画動作のフローは実施例1の「録音」を「録画」と置き換えたもので、主要な動作は同等であるので説明は省略する。
以上の動作により、訪問者の呼出ボタン105の押下、または室内の利用者の操作ボタン111の押下により、訪問者の映像を録画するとともに、録画していることを表示手段によって訪問者に警告する。
なお、実施例1、実施例2にあって、訪問者の呼出ボタン105の押下により、録音(または録画)を開始する自動録音(または録画)モードで、利用者が操作ボタン111を押下することで録音(または録画)を停止可能しても構わない。また、同様に、利用者の操作ボタン111の押下により、録音(または録画)を開始する手動録音(または録画)モードで、計時部103で設定したタイマー時間で録音(または録画)を停止可能としても構わない。これにより、不必要な音声または映像は記録媒体に蓄積されず、記録媒体の有効利用が図れる。
また、実施例1、実施例2では、それぞれ録音と録画の機能のみを具備する実施の態様を説明したが、これらの実施例は例示であって、実施例1及び実施例2の構成を組み合わせて、録音と録画の両方を実現するものとしてもかまわない。
また、これらの実施例で、「録音中」、または「録画中」を示す表示部として点滅でなく、点灯であってもかまわない。
また、表示部で「録音中」または「録画中」である表示に加え、「録音中」または「録画中」であることをスピーカ104から放音し、警告の喚起を高めるものであってもかまわない。
以上、本発明のドアホン装置、は実施例1、実施例2で説明してきたように、室内親機に録音機能または録画機能を備えるとともに、玄関子機には録音機能または録画機能が動作していることを「録音中」または「録画中」の表示させることによって、訪問者が不法侵入者や空き巣や強盗であった場合、訪問者に映像を録画、または、訪問者の音声を録音していることを警告し、警戒感を抱かせ、犯罪行為を中止させる心理的威嚇により、不法侵入や空き巣や強盗などの犯罪を未然に防止することができる。
本発明のドアホン装置は、室内親機に録音機能または録画機能を備えるとともに、玄関子機には録音機能または録画機能が動作していることを「録音中」または「録画中」の表示させることによって、訪問者が不法侵入者や空き巣や強盗であった場合、訪問者に映像を録画、または、訪問者の音声を録音していることを警告し、警戒感を抱かせ、犯罪行為を中止させる心理的威嚇により、不法侵入や空き巣や強盗などの犯罪を未然に防止することができるため、例えば一戸建て住宅やマンション等の集合住宅等に配置したドアホン装置に有用である。
本発明の実施例1におけるドアホン装置のブロック図 実施例1のドアホン装置の自動録音モードでの録音動作を示すフロー図 本発明の実施例2におけるドアホン装置のブロック図
符号の説明
100 ドアホン装置
101 玄関子機
102 室内親機
104 スピーカ
105 呼出ボタン
110 表示部
111 操作ボタン
113 マイク
117 スピーカ
118 マイク
122 録音部
126 カメラ
127 録画部
128 映像表示部

Claims (10)

  1. 玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、
    前記室内親機は、前記玄関子機からの音声を録音する録音部と、前記録音部の録音開始を通知する録音開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、
    前記玄関子機は、呼出を行う呼出ボタン部と、前記室内親機から前記録音開始コマンドを受信するコマンド受信部と、前記室内親機が録音中であることを表示する表示部を備え、
    前記呼出ボタン部からの呼出により前記録音部は録音を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音開始コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示をすることを特徴とするドアホン装置。
  2. 前記室内親機は操作部を備え、
    前記操作部のユーザー操作により前記録音部は録音を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音部の録音停止を通知する録音停止コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示を停止することを特徴とする請求項1記載のドアホン装置。
  3. 玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、
    前記室内親機は、前記玄関子機からの音声を録音する録音部と、操作部と、前記録音部の録音開始を通知する録音開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、
    前記玄関子機は、少なくとも前記室内親機から前記録音開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録音中であることを表示する表示部を備え、
    前記操作部のユーザー操作により前記録音部は録音を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音開始コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示をすることを特徴とするドアホン装置。
  4. 前記操作部のユーザー操作により前記録音部は録音を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音部の録音停止を通知する録音停止コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示を停止することを特徴とする請求項3記載のドアホン装置。
  5. 前記室内親機は録音時間が設定可能なタイマー部を備え、
    前記タイマー部の録音時間終了により前記録音部は録音を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録音部の録音停止を通知する録音停止コマンドが送信され、前記表示部は録音中であることの表示を停止することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のドアホン装置。
  6. 玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、
    前記玄関子機は、訪問者の映像を撮像する撮像部と、呼出を行う呼出ボタン部と、前記室内親機から前記映像の記録の開始を通知する録画開始コマンドを受信するコマンド受信部と、前記室内親機が録画中であることを表示する表示部を備え、
    前記室内親機は、前記玄関子機で撮像された映像を記録する録画部と、前記録画開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、
    前記呼出ボタン部からの呼出により前記録画部は記録を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画開始コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示をすることを特徴とするドアホン装置。
  7. 前記室内親機は操作部を備え、
    前記操作部のユーザー操作により前記録画部は映像の記録を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記映像の記録の停止を通知する録画停止コマンドが送信され、前記表示部は録画中の表示を停止することを特徴とする請求項6記載のドアホン装置。
  8. 玄関子機と室内親機とで通話を構成するドアホン装置であって、
    前記玄関子機は、訪問者の映像を撮像する撮像部と、前記室内親機から前記映像の記録の開始を通知する録画開始コマンドを受信するコマンド受信部と、録画中であることを表示する表示部を備え、
    前記室内親機は、前記玄関子機で撮像された映像を記録する録画部と、操作部と、前記録画開始コマンドを前記玄関子機に送信するコマンド送信部を備え、
    前記操作部のユーザー操作により前記録画部は記録を開始し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画開始コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示をすることを特徴とするドアホン装置。
  9. 前記操作部のユーザー操作により前記録画部は記録を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画部の記録停止を通知する録画停止コマンドが送信され、前記表示部は録画中であることの表示を停止することを特徴とする請求項8記載のドアホン装置。
  10. 前記室内親機は記録時間が設定可能なタイマー部を備え、
    前記タイマー部の記録時間終了により前記録画部は記録を停止し、前記コマンド送信部から前記コマンド受信部に前記録画部の記録停止を通知する録画停止コマンドが送信され、前記表示部は録画中の表示を停止することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載のドアホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010081239A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステム
US11249104B2 (en) 2008-06-24 2022-02-15 Huawei Technologies Co., Ltd. Program setting adjustments based on activity identification

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