JP2008244954A - セキュリティドアホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサカメラを警戒モードに設定する際の利便性、及び設定された警戒モードを解除する際の利便性を高める。
【解決手段】少なくとも1台のセンサカメラ2、3が有する警報エリアZ1、Z2よりも広い受信エリアZ3を有する無線受信機5との間で無線通信を行うことができる居住者により携行される無線送信機4において、当該センサカメラを警戒モードに設定する、及び設定された警戒モードを解除する操作が警報エリア外からも可能となるため、居住者による無線送信機を使用した解除操作が行われる前におけるセンサカメラの動作を無効として、センサカメラにて撮像される映像の居室親機6への録画・保存や、玄関子機、センサカメラ及び居室親機での警報発報を停止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セキュリティ異常を感知して警報発報を行うセキュリティドアホン装置に係り、特に、センサカメラを警戒モードに設定する際の利便性、及び設定された警戒モードを解除する際の利便性を高めたセキュリティドアホン装置に関する。
従来から、この種のセキュリティドアホン装置として、泥棒等の不審者のような非来訪者に対する防犯性を向上させるにあたり、来訪者又は非来訪者の存在を検知するための人感センサ及び当該来訪者又は非来訪者の映像を撮像して録画するためのカメラ・録画ユニットを設けて、来訪者又は非来訪者の存在を検知した場合には、カメラにて撮像される映像を録画ユニットに録画することができるテレビインターホンシステム(例えば、特許文献1を参照)が開示されている。
このテレビインターホンシステムによれば、外出等で居住者が住宅内を不在にしている場合であっても、録画ユニットに録画させた映像を再生することにより、来訪者又は不審者を判別する際の有効的な材料と為り得る。
また、前述の人感センサの動作を有効にするような警戒モードの設定と、設定された警戒モードの解除を行う機器としては、外出等で居住者が住宅内を不在にするにあたり携行される携帯型無線送信機が開示されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開平11−225327号公報 特開2002−312872号公報
背景技術に記載した特許文献1、2において、人感センサの動作を有効にするような警戒モードが設定されているとき、居住者が外出先から住宅内に帰宅しようとすると、居住者による携帯型無線送信機を使用した解除操作が行われる前に人感センサが動作して、本来必要としない映像の保存(録画)や警報発報が行われる虞があった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、センサカメラを警戒モードに設定する、及び設定された警戒モードを解除する操作を居住者により携行される無線送信機にて行い、居住者による無線送信機を使用した解除操作が行われる前におけるセンサカメラの動作を無効とし、映像の保存や警報発報を停止することができるテレビドアホン装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるセキュリティドアホン装置は、住宅外に設置され、子機カメラを有する玄関子機、少なくとも1台のセンサカメラ及び無線受信機と、住宅内に設置され、センサカメラを警戒モードに設定可能で玄関子機、センサカメラ及び無線受信機が伝送路によりそれぞれ接続される居室親機と、外出時の居住者により携行され警戒モードを設定し、設定された警戒モードを解除するための機能を有し、無線受信機との間で無線通信を行う無線送信機とを備えたものである。居室親機には、警戒モードの設定時にセンサカメラが有する警報エリアにて感知されるセキュリティ異常を警報発報するための警報発報部と、警戒モードの設定時にセンサカメラにて撮像される映像を保存するための録画回路と、録画回路に保存させる映像の撮像元である当該カメラを選択するための映像セレクタ回路と、警戒モードの設定時における警報エリアへの居住者の通過を検出して警戒モードの設定を解除し、警報発報部、録画回路及び映像セレクタ回路をそれぞれ制御するための制御部とを備えている。
また、本発明の第2の態様であるセキュリティドアホン装置は、本発明の第1の態様において、無線受信機は、玄関子機、センサカメラ及び居室親機のうち何れかに内蔵されるものである。
また、本発明の第3の態様であるセキュリティドアホン装置は、本発明の第1の態様又は第2の態様において、無線受信機が有する受信エリアは、センサカメラが有する警報エリアより広いものである。
本発明のテレビドアホン装置によれば、少なくとも1台のセンサカメラが有する警報エリアよりも広い受信エリアを有する無線受信機との間で無線通信を行うことができる居住者により携行される無線送信機において、当該センサカメラを警戒モードに設定する、及び設定された警戒モードを解除する操作が警報エリア外からも可能となるため、居住者による無線送信機を使用した解除操作が行われる前におけるセンサカメラの動作を無効として、センサカメラにて撮像される映像の居室親機への録画・保存や、玄関子機、センサカメラ及び居室親機での警報発報を停止することができる。
また、本発明のテレビドアホン装置によれば、玄関子機、少なくとも1台のセンサカメラ及び居室親機のうち何れかの機器に無線受信機を内蔵させて設けることができるため。当該玄関子機、センサカメラ及び居室親機と別途に独立して設けた場合と比較して施工コストの削減や省線化を図ることができる。
以下、本発明のセキュリティドアホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるセキュリティドアホン装置の全体構成を示すシステム説明図である。このセキュリティドアホン装置は、住宅外に設置される玄関子機1と、住宅外に設置される少なくとも1台のセンサカメラ、ここでは、2台のセンサカメラ(以下、第1、第2の各センサカメラという。)2、3と、住宅内を留守にするような外出時の居住者により携行される無線送信機4と、住宅内に設置され無線送信機4からの無線信号を受信するための無線受信機5と、住宅内に設置され伝送路L1、L2、L3、L4により玄関子機1、第1、第2の各センサカメラ2、3、無線受信機5がそれぞれ接続される居室親機6とで構成されている。
図1に示す玄関子機1は、子機操作部100、子機カメラ101、子機マイク102及び子機スピーカ103を有している。ここで、子機操作部100は、住宅外に居る来訪者が住宅内に在室中の居住者を呼び出すための呼出操作を行うものであり、例えば、呼出ボタンが好適とされる。また、子機カメラ101は、住宅外に居る来訪者の映像や当該住宅外の周囲環境の映像を撮像して映像信号を生成するためのものであり、例えば、CCD、CMOS等の各種の撮像媒体が好適とされる。また、子機マイク102及び子機スピーカ103は、来訪者が居住者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、子機スピーカ103は、前述の通話機能の他に、後述する警戒モードの設定時において第1、第2の各センサカメラ2、3のうち少なくとも何れか1の当該センサカメラが有する警報エリアZ1、Z2にて感知される人物が泥棒等の不審者であり、その旨のセキュリティ異常を警報発報するための警報音や音声メッセージ等を出力することができる。
図1に示す第1、第2の各センサカメラ2、3は同様な構成であり、センサ部200、300、カメラ部201、301及びスピーカ部202、302を有している。ここで、センサ部200、300はそれぞれ、所定の警報エリアZ1、Z2を有しており、後述する警戒モードの設定時において警報エリアZ1、Z2内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物を感知して泥棒等の不審者である旨のセキュリティ異常信号を生成するためのものである。また、カメラ部201、301はそれぞれ、センサ部200、300にて感知された泥棒等の不審者の映像を撮像して映像信号を生成するためのものであり、例えば、CCD、CMOS等の各種の撮像媒体が好適とされる。さらに、スピーカ部202、302はそれぞれ、前述のセキュリティ異常を警報発報するための警報音や音声メッセージ等を出力するものである。
図1に示す無線送信機4は、送信機操作部400、送信機アンテナ401を有している。ここで、送信機操作部400は、外出のために住宅外に出た居住者が第1、第2の各センサカメラ2、3を警戒モードに設定するための設定操作と、外出から住宅内に帰宅しようとする居住者が設定中の警戒モードを解除するための解除操作とを行うものであり、例えば、押圧ボタンが好適とされる。また、送信機アンテナ401は、無線受信機5の後述する受信機アンテナ500に無線信号を無線通信で送信するためのものである。
図1に示す無線受信機5は、受信機アンテナ500を有している。ここで、受信機アンテナ500は、無線送信機4の送信機アンテナ401から無線通信で送信されてくる無線信号を受信するためのものであり、第1、第2の各センサカメラ2、3が有する警報エリアZ1、Z2よりも広い所定の受信エリアZ3を有している。
図1に示す居室親機6は、モニタ600、親機マイク601、親機スピーカ602及び親機操作部603を有している。ここで、モニタ600は、玄関子機1の子機カメラ101、第1、第2の各センサカメラ2、3のカメラ部201、301のうち何れか1の当該カメラにて撮像された映像を出画するばかりでなく、来訪者による玄関子機1からの呼び出しがある旨の呼出メッセージや絵データ等、前述のセキュリティ異常を警報発報するための警報メッセージや絵データ等をそれぞれ表示することができるものであり、例えば、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の各種の出画/表示媒体が好適とされる。また、親機マイク601及び親機スピーカ602は、居住者が来訪者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、親機スピーカ602は、前述の通話機能の他に、前述のセキュリティ異常を警報発報するための警報音や音声メッセージ等を出力することができる。さらに、親機操作部603は、来訪者による玄関子機1からの呼び出しがあることを確認した居住者が応答して通話を成立させるための応答操作及び成立中の通話を終了させるための終話操作を行うばかりでなく、後述する録画回路604に予め保存された映像(映像信号)を読み出してモニタ600に再生させるための再生操作を行うものであり、例えば、各種の操作機能に対応させた押圧ボタンやモニタ600の前面に配置されたタッチパネル等が好適とされる。
次に、無線送信機4、無線受信機5及び居室親機6の具体的な構成について、図2(a)、(b)、図3をそれぞれ参照して説明する。
図2(a)に示す無線送信機4には、前述の送信機操作部400及び送信機アンテナ401と、送信機制御回路402と、送信機信号処理回路403とが備えられている。ここで、送信機制御回路402は、送信機操作部400にて行われる操作を検出し、警戒モード設定信号又は設定解除信号を生成するためのものである。また、送信機信号処理回路403は、送信機制御回路401にて生成された警戒モード設定信号又は設定解除信号を信号処理する、例えば、ベースバンドで変調し増幅させた無線信号の生成を行うものである。 図2(b)に示す無線受信機5には、前述の受信機アンテナ500と、受信機信号処理回路501と、受信機制御回路502と、受信機I/F503とが備えられている。ここで、受信機信号処理回路501は、受信機アンテナ500にて受信された無線信号を信号処理する、例えば、ベースバンドで復調し増幅させた警戒モード設定信号又は設定解除信号の生成を行うものである。また、受信機制御回路502は、受信機信号処理回路501からの警戒モード設定信号又は設定解除信号を受信して、外出のために住宅外に出た居住者が第1、第2の各センサカメラ2、3を警戒モードに設定するための設定操作と、外出から住宅内に帰宅しようとする居住者が設定中の警戒モードを解除するための解除操作とをそれぞれ検出するためのものである。さらに、受信機I/F503は、受信機制御回路502にて受信された警戒モード設定信号又は設定解除信号を、伝送路L4に送出するためのものである。
図3に示す居室親機6には、前述のモニタ600、親機マイク601、親機スピーカ602及び親機操作部603と、録画回路604と、映像セレクタ回路605と、通話回路606と、音声合成回路607と、OR回路608と、AND回路609と、子機側親機I/F610と、第1、第2の各センサカメラ側親機I/F611、612と、受信機側親機I/F613と、親機制御回路614とが備えられている。ここで、録画回路604は、親機制御回路614により制御され、前述の警戒モードの設定時において第1、第2の各センサカメラ2、3のカメラ部201、301のうち何れか1の当該カメラにて撮像された映像(映像信号)を保存するとともに、警戒モードの設定又は非設定(解除)の相違を問わずして玄関子機1の子機カメラ101にて撮像された映像(映像信号)保存することができるものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。また、映像セレクタ回路605は、親機制御回路614により制御され、録画回路604に保存させる映像(映像信号)の撮像元である当該カメラを選択するためのものである。また、通話回路606は、親機制御回路614により制御され、親機マイク601及び親機スピーカ602と子機側親機I/F610との間で送受信される音声信号を信号処理する、例えば、4線/2線変換、2線/4線変換、増幅等を行うものである。また、音声合成回路607は、親機制御回路614により制御され、親機スピーカ602から出力させる呼出音や音声メッセージ等の呼出報知音信号、親機スピーカ602のみならず第1、第2の各センサカメラ2、3のスピーカ部202、302から出力させる警報音や音声メッセージ等の警報発報音信号をそれぞれ生成するためのものである。また、OR回路608は、第1、第2の各センサカメラ2、3からのセキュリティ異常信号のうち何れか1の当該信号のみが入力端子P608a、P608bに入力されると出力端子P608cの電位がL(Low)レベルからH(High)レベルに切り換わるものである。また、AND回路609は、無線受信機5にて受信される無線送信機4からの警戒モード設定信号とOR回路608からのHレベルの出力信号が入力端子P609a、P609bにそれぞれ入力されると出力端子P609cの電位がLレベルからHレベルに切り換わるものである。また、子機側親機I/F610は、伝送路L1から映像セレクタ回路605への信号伝送ラインと、通話回路606及び伝送路L1の間の信号伝送ラインと、音声合成回路607から伝送路L1への信号伝送ラインと、親機制御回路614及び伝送路L1の間の信号伝送ラインとをそれぞれ形成するためのものである。また、第1のセンサカメラ側親機I/F611は、伝送路L2から映像セレクタ回路605への信号伝送ラインと、音声合成回路607から伝送路L2への信号伝送ラインと、伝送路L2からOR回路608の入力端子P608aへの信号伝送ラインと、伝送路L2から親機制御回路614への信号伝送ラインとをそれぞれ形成するためのものである。また、第2のセンサカメラ側親機I/F612は、伝送路L3から映像セレクタ回路605への信号伝送ラインと、音声合成回路607から伝送路L3への信号伝送ラインと、伝送路L3からOR回路608の入力端子P608bへの信号伝送ラインと、伝送路L3から親機制御回路614への信号伝送ラインとをそれぞれ形成するためのものである。また、受信機側親機I/F613は、伝送路L4からAND回路609の入力端子P609aへの信号伝送ラインを形成するためのものである。さらに、親機制御回路614は、当該居室親機を構成する前述の各部/回路を制御するためのものである。
このように構成された本発明の実施例によるセキュリティドアホン装置において、以下、具体的な動作について、図面を参照して説明する。
最初に、図1及び図2(a)、(b)にそれぞれ示す第1、第2の各センサカメラ2、3を警戒モードに設定するにあたり、外出のために住宅外に出た居住者が無線送信機4の送信機操作部400を使用して所定の設定操作を行うと、この操作を検出した送信機制御回路402にて警戒モード設定信号S1が生成される。また、送信機制御回路402にて設定された警戒モード設定信号S1は、送信機信号処理回路403を経由して無線信号S1aに信号処理された後、送信機アンテナ401から無線受信機5の受信機アンテナ500に無線通信で送信される。
また、無線受信機5の受信機信号処理回路501は、受信機アンテナ500にて受信された無線信号S1aを(電気信号である)警戒モード設定信号S1に信号処理して受信機制御回路502に送出する。この受信機制御回路502は、受信した警戒モード設定信号S1をもとに、外出のために住宅外に出た居住者による警戒モードの設定が行われたことを検出し、当該警戒モード設定信号を受信機I/F503を経由して伝送路L4に送出する。
図3において、居室親機6の受信機側親機I/F613は、伝送路L4を経由して無線受信機5から伝送されてきた警戒モード設定信号S1を受信し、この警戒モード設定信号S1をAND回路609の入力端子P609aに送出する。また、AND回路609は、警戒モード設定信号S1が入力された入力端子P609aの電位がLレベルからHレベルに切り換わることにより、OR回路608の出力端子P608cからの当該出力信号を入力端子P609bに入力可能な警戒モードに設定される。
次に、前述の警戒モードの設定時において、図1及び図2(a)、(b)にそれぞれ示す第1、第2の各センサカメラ2、3のうち例えば、第1のセンサカメラ2が有する警報エリアZ1内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物をセンサ部200が感知すると、このセンサ部200は、感知された人物が泥棒等の不審者である旨のセキュリティ異常信号S2を生成して伝送路L2に送出する。また、センサ部200にて人体感知が行われるとカメラ部201が能動となり、センサ部200にて感知された人物の映像を含む警報エリアZ1内の映像の撮像が開始される。さらに、カメラ部201にて撮像された映像は、電気信号である映像信号S3に信号処理された後、伝送路L2に送出される。
図3において、居室親機6の受信機側親機I/F613は、第1のセンサカメラ2から伝送されてきたセキュリティ異常信号S2及び映像信号S3をそれぞれ受信し、セキュリティ異常信号S2をOR回路608の入力端子P608a及び親機制御回路614にそれぞれ送出する一方、映像信号S3は映像セレクタ回路605に送出する。また、OR回路608は、セキュリティ異常信号S2が入力された入力端子P608aの電位がLレベルからHレベルに切り換わることにより、出力端子P608cの電位がLレベルからHレベルに切り換わり、AND回路609の入力端子P609bに出力信号S4が送出される。さらに、AND回路609は、警戒モード設定信号S1が入力された入力端子P609aの電位と、出力信号S4が入力された入力端子P609bの電位とがそれぞれLレベルからHレベルに切り換わることにより、出力端子P609cの電位がLレベルからHレベルに切り換わり、親機制御回路614に出力信号S5が送出される。
また、居室親機6の親機制御回路614は、第1のセンサカメラ2から伝送されてきたセキュリティ異常信号S2とAND回路609からの出力信号S5とをもとに、警戒モードの設定時において第1のセンサカメラ2が有する警報エリアZ1内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物が泥棒等の不審者であり、セキュリティ異常であることを検出し、その旨の警報音や音声メッセージ等の警報発報音信号S6を音声合成回路607にて生成させるとともに、録画回路604及び映像セレクタ回路605を制御して、第1のセンサカメラ2のカメラ部201にて撮像され生成された映像信号S3を、撮像時刻等の時間情報を付与して録画回路604に保存させることができる。なお、音声合成回路607にて生成された警報発報音信号S6は、親機スピーカ602と、子機側親機I/F610、伝送路L1を経由して玄関子機1と、第1のセンサカメラ側親機I/F611、伝送路L2を経由して図1に示す第1のセンサカメラ2と、第2のセンサカメラ側親機I/F612、伝送路L3を経由して図1に示す第2のセンサカメラ3とにそれぞれ伝送される。なお、親機制御回路614は、適宜な通信手段(詳述せず。)を使用して、前述のセキュリティ異常を警備管理会社等のサーバに警報移報することもできる。
さらに、居室親機6の親機スピーカ602は、音声合成回路607にて生成された警報発報音信号S6を信号処理して、警戒モードの設定時において第1のセンサカメラ2が有する警報エリアZ1内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物が泥棒等の不審者であり、セキュリティ異常である旨の警報音や音声メッセージ等を住宅内に警報発報することができる。
図1に示す玄関子機1は、居室親機6の音声合成回路607にて生成され伝送路L1を経由して伝送されてきた警報発報音信号S6を信号処理して、警戒モードの設定時において第1のセンサカメラ2が有する警報エリアZ1内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物が泥棒等の不審者であり、セキュリティ異常である旨の警報音や音声メッセージ等を住宅外に警報発報することができる。
図1に示す第1、第2の各センサカメラ2、3はそれぞれ、居室親機6の音声合成回路607にて生成され伝送路L2、L3を経由して伝送されてきた警報発報音信号S6を信号処理して、警戒モードの設定時において第1のセンサカメラ2が有する警報エリアZ1内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物が泥棒等の不審者であり、セキュリティ異常である旨の警報音や音声メッセージ等を住宅外に警報発報することができ、この警報発報は、泥棒等の不審者に対する威嚇効果も有している。
なお、前述までの説明では、警戒モードの設定時において、第1、第2の各センサカメラ2、3のうち第1のセンサカメラ2が有する警報エリアZ1内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物をセンサ部200が感知した場合の動作について説明したが、この動作に限定されるものではない。例えば、第2のセンサカメラ3が有する警報エリアZ2内に一定時間以上継続して存在している人物、又は複数回で出入りしている人物をセンサ部300が感知した場合においても、感知された人物が泥棒等の不審者であり、セキュリティ異常である旨の警報音や音声メッセージ等を玄関子機1の子機スピーカ102、第1、第2の各センサカメラ2、3のスピーカ部202、302及び居室親機6の親機スピーカ602からそれぞれ出力させることができるばかりでなく、第2のセンサカメラ3のカメラ部301にて撮像された映像であり、信号処理された映像信号を、撮像時刻等の時間情報を付与して録画回路604に保存することができる。
次に、前述の警戒モードの設定時において、住宅内に在室中の居住者を呼び出すために、住宅外に居る来訪者が図1に示す玄関子機1の呼出ボタン100を使用して呼出操作を行うと、この呼出ボタン100は、呼出信号S7を生成して伝送路L1に送出する。また、呼出ボタン100を使用して呼出操作が行われると子機カメラ101が能動となり、来訪者の映像を含む住宅外の周囲近傍の映像の撮像が開始される。さらに、子機カメラ101にて撮像された映像は、電気信号である映像信号S8に信号処理された後、伝送路L1に送出される。
図3において、居室親機6の子機側親機I/F610は、伝送路L1を経由して玄関子機1から伝送されてきた呼出信号S7及び映像信号S8をそれぞれ受信し、呼出信号S7は親機制御回路614に送出する一方、映像信号S8は映像セレクタ回路605に送出する。
また、居室親機6の親機制御回路614は、玄関子機1から伝送されてきた呼出信号S7を受信すると、警戒モードの設定時において住宅外に居る来訪者からの呼び出しがあることを検出し、録画回路604及び映像セレクタ回路605を制御して、玄関子機1の子機カメラ101にて撮像され生成された映像信号S8を、撮像時刻等の時間情報を付与して録画回路604に保存させることができる。
次に、前述の警戒モードの設定時において、予め設定されている図1、図2(a)、(b)にそれぞれ示す第1、第2の各センサカメラ2、3の警戒モードを解除するにあたり、外出先から住宅内に帰宅しようとする居住者が無線送信機4の送信機操作部400を使用して所定の設定解除操作を行うと、この操作を検出した送信機制御回路402にて設定解除信号S9が生成される。また、送信機制御回路402にて生成された設定解除信号S9は、送信機信号処理回路403を経由して無線信号S9aに信号処理された後、送信機アンテナ401から無線受信機5の受信機アンテナ500に無線通信で送信される。なお、無線受信機5の受信機アンテナ500が有する受信エリアZ3は、第1、第2の各センサカメラ2、3のセンサ部200、300が有する警報エリアZ1、Z2よりも広いため、前述の設定解除操作を警報エリアZ1、Z2外からも行うことができる。
また、無線受信機5の受信機信号処理回路501は、受信機アンテナ500にて受信された無線信号S9aを(電気信号である)設定解除信号S9に信号処理して受信機制御回路502に送出する。この受信機制御回路502は、受信した設定解除信号S9をもとに、外出先から住宅内に帰宅しようとする居住者による警戒モードの設定解除が行われたことを検出し、当該設定解除信号を受信機I/F503を経由して伝送路L4に送出する。
図3において、居室親機6の受信機側親機I/F613は、伝送路L4を経由して無線受信機5から伝送されてきた設定解除信号S9を受信し、この設定解除信号S9をAND回路609の入力端子P609aに送出する。また、AND回路609は、設定解除信号S9が入力された入力端子P609aの電位がHレベルからLレベルに切り換わることにより、第1、第2の各センサカメラ2、3のうち外出先から住宅内に帰宅しようとする居住者の人体を感知した何れか1の当該センサカメラのセンサ部200、300にて生成される当該セキュリティ異常信号が入力端子P609bに入力された場合であっても、出力端子P609cの電位レベルはLレベルのまま保持され、前述のような出力信号S5が親機制御回路614に送出されることはない。これにより、親機制御回路614は、第1、第2の各センサカメラ2、3のうち外出先から住宅内に帰宅しようとする居住者の人体を感知した何れか1の当該センサカメラのカメラ部201、301にて生成される当該映像信号を、録画回路604に保存するような映像セレクタ回路605及び当該録画回路への制御は行わずに当該録画回路の有効利用を図ることができるばかりでなく、音声合成回路607にて警報発報音信号S6を生成させることがないため、玄関子機1、第1、第2の各センサカメラ2、3及び当該居室親機での警報発報を停止することができる。
次に、図3において、居室親機6の録画回路605に保存された前述の映像信号S3、S8、すなわち、第1のセンサカメラ2のカメラ部201にて撮像された映像及び玄関子機1の子機カメラ101にて撮像された映像はそれぞれ、住戸内に在室中の居住者による親機操作部603の再生操作を検出した親機制御回路614の制御により読み出され、撮像時刻等の時間情報を付与してモニタ600に出画させることができる。これにより、居住者にとっては、第1のセンサカメラ2のセンサ部200にて感知された人物である泥棒等の不審者を判別する際の有効的な材料と為り得るばかりでなく、来訪者を判別する際の有効的な材料と為り得る。
なお、前述までの実施例では、住宅外に設置される少なくとも1台のセンサカメラとして、2台のセンサカメラ(第1、第2の各センサカメラ)2、3を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、より複数台のセンサカメラを設けることにより、さらなる防犯性の向上が図られるばかりでなく、このセンサカメラに照明機能を設けることで、夜間時等においてカメラ部201、301にて撮像される映像の視認性を高めることができる。
また、前述までの実施例では、住宅内に設置され無線送信機4からの無線信号を受信するための無線受信機5を、玄関子機1、第1、第2の各センサカメラ2、3及び居室親機6とは別途に独立して設けたが、この態様に限定されるものではない。例えば、玄関子機1、第1、第2の各センサカメラ2、3及び居室親機6のうち何れかの機器に内蔵させて設けることもできる。この態様によれば、施工コストの削減や省線化を図ることができる。
さらに、前述までの実施例では、警戒モードの設定時における警報エリアZ1、Z2への居住者の通過を検出して警戒モードの設定を解除し、警報発報部を構成する親機スピーカ602及び音声合成回路607と、録画回路604と、映像セレクタ回路605とをそれぞれ制御するための制御部として、OR回路608、AND回路609、親機制御回路614の3つの回路から構成される当該制御部を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、OR回路608及びAND回路609を親機制御回路614に内蔵させた態様であってもよく、この態様によれば、受信機側親機I/F613が親機制御回路614に直接接続されることになる。
最後に、本発明のセキュリティドアホン装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のセキュリティドアホン装置であっても採用できるということはいうまでもないことである。
図1は、本発明の実施例によるセキュリティドアホン装置の全体構成を示すシステム説明図である。 図2(a)、(b)はそれぞれ、本発明の実施例によるセキュリティドアホン装置において、無線送信機、無線受信機の具体的な構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施例によるセキュリティドアホン装置において、居室親機の具体的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
1……玄関子機
101……子機カメラ
2、3……第1、第2の各センサカメラ(少なくとも1台のセンサカメラ)
4……無線送信機
5……無線受信機
6……居室親機
602……親機スピーカ(警報発報部)
604……録画回路
605……映像セレクタ回路
607……音声合成回路(警報発報部)
608……OR回路(制御部)
609……AND回路(制御部)
614……親機制御回路(制御部)
Z1、Z2……(第1、第2の各センサカメラが有する)警報エリア
Z3……(無線受信機が有する)受信エリア
L1、L2、L3、L4……伝送路

Claims (3)

  1. 住宅外に設置され、子機カメラ(101)を有する玄関子機(1)、少なくとも1台のセンサカメラ(2、3)及び無線受信機(5)と、住宅内に設置され、前記センサカメラを警戒モードに設定可能で前記玄関子機、前記センサカメラ及び前記無線受信機に伝送路(L1、L2、L3、L4)によりそれぞれ接続される居室親機(6)と、外出時の居住者により携行され前記警戒モードを設定し、前記設定された警戒モードを解除するための機能を有し、前記無線受信機との間で無線通信を行う無線送信機(4)とを備え、
    前記居室親機には、前記警戒モードの設定時に前記センサカメラが有する警報エリア(Z1、Z2)にて感知されるセキュリティ異常を警報発報するための警報発報部(602、607)と、前記警戒モードの設定時に前記センサカメラにて撮像される映像を保存するための録画回路(604)と、前記録画回路に保存させる映像の撮像元である当該カメラを選択するための映像セレクタ回路(605)と、前記警戒モードの設定時における前記警報エリアへの前記居住者の通過を検出して前記警戒モードの設定を解除し、前記警報発報部、前記録画回路及び前記映像セレクタ回路をそれぞれ制御するための制御部(608、609、614)とを備えたことを特徴とするセキュリティドアホン装置。
  2. 前記無線受信機は、前記玄関子機、前記センサカメラ及び前記居室親機のうち何れかに内蔵されることを特徴とする請求項1記載のセキュリティドアホン装置。
  3. 前記無線受信機が有する受信エリア(Z3)は、前記センサカメラが有する前記警報エリアより広いことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセキュリティドアホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103680085A (zh) * 2013-12-23 2014-03-26 中安消技术有限公司 一种基于家庭网络的报警方法、装置和系统
CN104732689A (zh) * 2015-03-18 2015-06-24 苏州科技学院 基于物联网和手机终端的家居防盗系统及控制方法
JP2019121962A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 アイホン株式会社 監視カメラシステム

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