JP2007142013A - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体に混入(発生)するパーティクルを低減し、優れた光学性能を実現する露光装置を提供する。
【解決手段】光源からの光でレチクルを照明する照明光学系14と、前記レチクル20のパターンを被処理体に投影する投影光学系30と、を備え、前記投影光学系の最も前記被処理体側に配置された光学素子300と前記被処理体との間に供給される液体LQを介して前記被処理体を露光する露光装置であって、前記光学素子の前記光が通過しない面は、研磨面であることを特徴とする露光装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般には、露光装置に係り、特に、半導体ウェハ用の単結晶基板、液晶ディスプレイ(LCD)用のガラス基板などの被処理体を露光する露光装置に関する。本発明は、例えば、投影光学系の最終面と被処理体の表面を液体で浸漬して、かかる液体を介して被処理体を露光する、所謂、液浸露光装置に好適である。
フォトリソグラフィー(焼き付け)技術を用いて半導体メモリや論理回路などの微細な半導体素子を製造する際、縮小投影露光装置が従来から使用されている。縮小投影露光装置は、レチクル(マスク)に描画された回路パターンを投影光学系によってウェハ等に投影して回路パターンを転写する。
縮小投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くすればするほど、及び、NAを上げれば上げるほど、解像度はよくなる。このため、近年の半導体素子の微細化への要求に伴い露光光の短波長化が進められ、KrFエキシマレーザー(波長約248nm)からArFエキシマレーザー(波長約193nm)と用いられる紫外線の波長は短くなってきた。
このような中で、ArFエキシマレーザーなどの光源を用いながら、更に解像度を向上させる技術として、液浸露光が注目されている。液浸露光とは、投影光学系の最終面とウェハの像面との間を液体で満たす(即ち、投影光学系のウェハ側の媒質を液体にする)ことで露光光の実効波長を短波長化し、投影光学系のNAを見掛け上大きくして解像度の向上を図るものである。投影光学系のNAは、媒質の屈折率をnとすると、NA=n×sinθであるので、空気の屈折率よりも高い屈折率(n>1)の媒質を満たすことでNAをnまで大きくすることができる。
液浸露光において、投影光学系の最終面とウェハとの間に液体を充填する方法は二つに大別できる。第1の方法は、投影光学系の最終面とウェハ全体を液槽の中に配置する方法である。第2の方法は、投影光学系とウェハ面とで挟まれた空間だけに液体を流すローカルフィル法であり、かかる方法を用いた露光装置が提案されている(例えば、特許文献1乃至4参照。)。
特開2005−5713号公報 特開2005−129810号公報 特開2005−286286号公報 特開2005−203681号公報
しかしながら、液浸露光は、ハーフピッチで40nm乃至60nmの線幅を解像するため、液体中に浮遊するパーティクルがパターン形成の際に問題となる。例えば、パーティクルがウェハ表面に付着した場合には配線構造に断線が発生し、ウェハ表面上部で浮遊している場合には結像光束の一部を遮光し、低コントラストな部分を生じてしまう。
液体中に混入(発生)するパーティクルは、投影光学系の最もウェハ側に配置された光学素子(最終光学素子)のレンズ面を研磨する際に使用される酸化セリウム、酸化鉄などの研磨材やアスファルトなどの研磨ピッチ材などである。これらの物質は、最終光学素子のコバ面(側面)の凹凸に付着する。そして、研磨工程から洗浄工程までの保管条件などによって最終光学素子のコバ面に乾燥固着する。最終光学素子のコバ面に固着した研磨材や研磨ピッチ材などのパーティクルは、アルカリ洗浄とフッ酸洗浄とを組み合わせた洗浄工程では除去することができない。パーティクルがコバ面に付着(固着)したままの最終光学素子を露光装置に組み込むと、コバ面の近傍に配置された液体の給排管とコバ面との間に存在する液体の作用によって、コバ面からパーティクルが離脱し、液体中に浮遊する。給排管とコバ面との間に存在する液体の置換は、最終光学素子とウェハとの間に存在する液体の置換よりも遅いため、給排管とコバ面との間に存在する液体に浮遊したパーティクルは、大きなパーティクル塊に凝集及び成長してしまう。
また、給排管の表面も液体と接触しており、かかる表面に付着したパーティクルが離脱し、液体中に浮遊することもある。
更には、ウェハの周囲に配置され、かかるウェハの上面と同じ高さの表面を有する同面板(補助部材)の表面も液体と接触しており、上述したように、かかる表面に付着したパーティクルが離脱し、液体中に浮遊することもある。
なお、液体中に混入(発生)するパーティクルには、ウェハに塗布されたレジストの化学反応に起因する凝集によって引き起こされるパーティクルや、ウェハが露光装置に搬送される過程で生じるウェハのエッジのパーティクルもある。
そこで、本発明は、液体に混入(発生)するパーティクルを低減し、優れた光学性能を実現する露光装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての露光装置は、光源からの光でレチクルを照明する照明光学系と、前記レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系と、を備え、前記投影光学系の最も前記被処理体側に配置された光学素子と前記被処理体との間に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、前記光学素子の前記光が通過しない面は、研磨面であることを特徴とする。
本発明の別の側面としての露光装置は、レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系を備え、前記投影光学系の最も前記被処理体側に配置された光学素子と前記被処理体との間に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、前記光学素子の周囲に配置され、前記液体を給排する液体給排部を有し、前記液体給排部の前記液体と接触する部分は、PV値で60nm未満に研磨された研磨面であることを特徴とする。
本発明の更に別の側面としての露光装置は、レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系を備え、前記投影光学系と前記被処理体との間に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、前記被処理体の周囲に配置され、前記被処理体の表面と同じ高さを有する補助部材を有し、前記補助部材の前記液体と接触する部分は、PV値で60nm未満に研磨された研磨面であることを特徴とする。
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて被処理体を露光するステップと、露光された前記被処理体を現像するステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、液体に混入(発生)するパーティクルを低減し、優れた光学性能を実現する露光装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一側面としての露光装置について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。ここで、図1は、本発明の露光装置1の構成を示す概略断面図である。
露光装置1は、投影光学系30の被処理体40側にある最終面(最終レンズ面)と被処理体40との間に供給される液体LQを介して、レチクル20に形成された回路パターンを被処理体40に露光する液浸型の投影露光装置である。なお、投影光学系30の被処理体40側にある最終面は、本実施形態では、最も被処理体40側の光学素子300である。
露光装置1は、ステップ・アンド・スキャン方式又はステップ・アンド・リピート方式を用いて、被処理体40を露光する。露光装置1は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグラフィー工程に好適であり、以下、本実施形態では、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる)を例に説明する。ここで、「ステップ・アンド・スキャン方式」とは、レチクルに対してウェハを連続的にスキャン(走査)してレチクルパターンをウェハに露光すると共に、1ショットの露光終了後ウェハをステップ移動して、次の露光領域に移動する露光方法である。また、「ステップ・アンド・リピート方式」とは、ウェハの一括露光ごとにウェハをステップ移動して次の露光領域に移動する露光方法である。
露光装置1は、照明装置10と、レチクル20を載置するレチクルステージ25と、投影光学系30と、被処理体40を載置するウェハステージ45と、測距手段50と、液体給排機構60と、液浸制御部70と、制御部80とを有する。
照明装置10は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル20を照明し、光源部12と、照明光学系14とを有する。
光源部12は、例えば、光源としては、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザーを使用することができる。但し、光源の種類は、エキシマレーザーに限定されず、例えば、波長約157nmのFレーザーを使用してもよいし、光源の個数も限定されない。また、光源部12に使用可能な光源はレーザーに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。
照明光学系14は、レチクル20を照明する光学系であり、例えば、光源部12からの光を均一な照度分布を有するスリット状(矩形状断面又は円弧状断面を有する光)に成形する。照明光学系14は、レンズ、ミラー、オプティカルインテグレーター、絞り等を含む。例えば、コンデンサーレンズ、オプティカルインテグレーター、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で整列する等である。オプティカルインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラーレンズ)板を重ねることによって構成されるインテグレターを含むが、光学ロッドや回折素子に置換される場合もある。
レチクル20は、図示しないレチクル搬送系によって露光装置1の外部から搬送され、レチクルステージ25に支持及び駆動される。レチクル20は、例えば、石英製で、その上には転写されるべき回路パターンが形成されている。レチクル20から発せされた回折光は、投影光学系30を通り、被処理体40上に投影される。レチクル20と被処理体40とは、光学的に共役の関係に配置される。露光装置1は、スキャナーであるため、レチクル20と被処理体40を縮小倍率比の速度比で走査することにより、レチクル20のパターンを被処理体40上に転写する。なお、ステップ・アンド・リピート方式の露光装置(「ステッパー」とも呼ばれる)の場合は、レチクル20と被処理体40を静止させた状態で露光が行われる。
レチクルステージ25は、図示しない定盤に取り付けられている。レチクルステージ25は、レチクルチャックを介してレチクル20を支持し、図示しない移動機構及び制御部80によって移動制御される。図示しない移動機構は、リニアモーターなどで構成され、X軸方向にレチクルステージ25を駆動することでレチクル20を移動することができる。
投影光学系30は、レチクル20に形成されたパターンを経た回折光を被処理体40上に結像する機能を有する。投影光学系30は、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する反射屈折光学系、複数のレンズ素子のみからなる屈折光学系、などを使用することができる。
被処理体40は、図示しないウェハ搬送系によって露光装置1の外部から搬送され、ウェハステージ45に支持及び駆動される。被処理体40は、本実施形態ではウェハであるが、液晶基板その他の被処理体を広く含む。被処理体40にはフォトレジストが塗布されている。
ウェハステージ45は、図示しないウェハチャックを介して被処理体40を支持する。ウェハステージ45は、被処理体40の上下方向(鉛直方向(Z軸方向))の位置や回転方向、傾きを調整する機能を有し、制御部80によって制御される。露光時は、制御部80によって投影光学系30の焦点面に被処理体40の表面が常に高精度に合致するようにウェハステージ45が制御される。
測距手段50は、レチクルステージ25の位置及びウェハステージ45の2次元的な位置を、参照ミラー52及び54、レーザー干渉計56及び58を介してリアルタイムに計測する。測距手段50による測距結果は、制御部80に伝達され、レチクルステージ25及びウェハステージ45は、位置決めや同期制御のために、制御部80の制御によって、一定の速度比率で駆動される。
液体給排機構60は、投影光学系30(の最も被処理体40側に配置された光学素子300)と被処理体40との間の空間(間隙)SP1に液体LQを供給(給水)及び回収(排水)する機能を有する。液体給排機構60は、後述するように、露光エリアとその周囲に限定された局所的な範囲に液体LQを充填する。換言すれば、液体給排機構60は、ローカルフィル状態で、投影光学系30と被処理体40との間の空間SP1に液体LQの液層を形成する。液体給排機構60は、本実施形態では、液体供給装置62と、液体回収装置64とを有する。
液体LQは、光源部12からの露光光の等価的な露光波長を短くし、露光における解像度を向上させる機能を有する。液体LQは、本実施形態では、純水である。但し、液体LQは、特に純水に限定するものではない。液体LQは、露光光の波長に対して高い透過特性及び屈折率特性を有し、被処理体40に塗布されているフォトレジストや投影光学系30の光学素子300に対して化学的安定性の高い液体を使用することができる。例えば、フッ素系不活性液体や微量の添加物を加えた水を使用してもよい。
液体供給装置62は、供給管62aと、供給ノズル62bとを有する。液体供給装置62は、供給管62a及び供給ノズル62bを介して、投影光学系30と被処理体40との間の空間SP1に液体LQを供給する。供給管62aは、図2に示すように、投影光学系30の光学素子300の側面(コバ面)330の外周を取り囲むように配置される。供給ノズル62bは、供給管62aを介して、液体供給装置62と接続している。図2は、投影光学系30の光学素子300の周辺を示す拡大断面図である。
ここで、光学素子300の側面330は、光学素子300が有する所定の光学的作用に寄与しない(即ち、光源部12から射出され被処理体40を露光する光が通過しない)面である。一方、光学素子300の第1の面310及び第2の面320は、光学素子300が有する所定の光学的作用に寄与する(即ち、光源部12から射出され被処理体40を露光する光が通過する)面である。
液体供給装置62は、例えば、液体LQを貯めるタンクや液体LQを送り出す圧送装置を有することが好ましい。更に、液体供給装置62は、供給する液体LQの温度を制御する温度制御機構を有することが好ましい。
液体回収装置64は、回収管64aと、回収ノズル64bとを有する。液体回収装置64は、回収管64a及び回収ノズル64bを介して、投影光学系30と被処理体40との間の空間SP1に供給された液体LQを回収する。回収管64aは、図2に示すように、投影光学系30の光学素子300の側面330の外周を取り囲むように配置される。回収ノズル64bは、回収管64aを介して、液体回収装置64と接続している。
液体回収装置64は、例えば、回収した液体LQを一時的に貯めるタンクや液体を吸引する吸引装置を有することが好ましい。
供給管62aと、供給ノズル62b、回収管64a及び回収ノズル64bは、本実施形態では、光学素子300の近傍において、一体的に構成され、液体給排部68を形成する。液体給排部68において、供給ノズル62bは、回収ノズル64bの内側に配置される。光学素子300の側面330と液体給排部64bとの間の空間SP2は、一般に、約0.7mmに設定されている。従って、液体LQは、毛細管現象によって、空間SP2において光学素子300の第2の面320から上方に7mm程度の位置まで上昇する。
液浸制御部70は、ウェハステージ45の現在位置、速度、加速度、目標位置、位置方向といった情報を制御部80から取得して、これらの情報に基づいて、液浸露光に係る制御を行う。液浸制御部70は、液体LQの供給及び回収の切り換え、停止、供給及び回収する液体LQの供給量及び回収量を、液体給排機構60を介して、制御する。
制御部80は、図示しないCPU、メモリを有し、露光装置1の動作(特に、レチクルステージ25及びウェハステージ45の駆動)を制御する。制御部80は、照明装置10、レチクルステージ25(即ち、レチクルステージ25の図示しない移動機構)、ウェハステージ45(即ち、ウェハステージ45の図示しない移動機構)、液浸制御部70と電気的に接続されている。CPUは、MPUなど名前の如何を問わずいかなるプロセッサも含み、各部の動作を制御する。メモリは、ROM及びRAMより構成され、露光装置1を動作するファームウェアを格納する。
ここで、投影光学系30の最も被処理体40側(即ち、被処理体40と対向する位置)に配置され、液体LQと接触する光学素子300について説明する。図2を参照するに、光学素子300の側面330は、上述したように、光学的作用に寄与しない面あり、従来、研削面と呼ばれ、その表面粗さが、PV値で数十μm乃至数百nmであった。本実施形態では、光学素子300の側面330は、所望の表面粗さ、例えば、PV値で数十μm乃至数Åに研磨された研磨面となっている。ここで、PV値とは、最も大きな値(peak point(ピーク値))と最も小さな値(valley point(谷底値))との差である。
光学素子300の側面330を研磨面とする理由について説明する。光学素子300の第1の面310及び第2の面320は、酸化セリウム、酸化鉄などの研磨材やアスファルトなどの研磨ピッチ材などを用いて、従来から研磨加工が施されている。従って、光学素子300の側面330が研削面(PV値で数十μm乃至数百nmの表面粗さ)のままであると、研磨工程から洗浄工程までの保管条件などによって、研磨材や研磨ピッチ材が固着してしまう。換言すれば、表面粗さの粗い研削面は、研磨材や研磨ピッチ材などのパーティクルが付着しやすく、また、付着したパーティクルは、研削面に固着し、洗浄工程によって容易に除去することができない。光学素子300の側面330に固着した研磨材や研磨ピッチ材などのパーティクルは、上述したように、空間SP2に存在する液体LQを介して、空間SP1に形成された液体LQの液層に浮遊する。
そこで、本実施形態では、光学素子300の側面330を極めて平坦な(即ち、PV値で数十μm乃至数Åに研磨された)研磨面とし、研磨材や研磨ピッチ材などのパーティクルが付着(固着)しないようにしている。また、光学素子300の側面330を研磨面とすることで、パーティクルが付着したとしても、洗浄工程によって容易に除去することができるようにしている。
なお、光学素子300の側面330は、具体的には、PV値で60nm未満の表面粗さの研磨面にすることが好ましい。これは、液浸型の露光装置は、一般的に、ハーフピッチで60nm乃至40nmの線幅を解像するため、少なくとも解像する線幅以上の大きさを有するパーティクルを液体LQの液層中に浮遊させないことが重要であるからである。換言すれば、PV値で60nm未満の表面粗さに研磨された研磨面は、実質的に、60nmを超えるパーティクルの付着(捕捉)を防止し、その結果、60nmを超えるパーティクルが液体LQの液層中に浮遊することを防止する。また、60nm未満の表面粗さに研磨された研磨面であれば、60nm未満のパーティクルが付着(捕捉)しても、洗浄工程で容易に除去することができる。これにより、被処理体40の表面へのパーティクルの付着による配線構造の断線や、結像光束の遮光による部分的な低コントラストを生じることを防止することができる。
光学素子300の側面330を研磨する範囲(即ち、研磨面の範囲)は、少なくとも液体LQが接触する可能性のある範囲のみにすればよい。具体的には、毛細管現象によって、空間SP2において光学素子300の第2の面320から上方に7mm程度の位置まで液体LQが上昇するため、側面330は、少なくとも第2の面320から上方に7mm以上の位置まで研磨面にする必要がある。
また、側面330が複数の面からなる場合にも、少なくとも液体LQが接触する可能性のある面のみを研磨面とすれば良い。
更に、フッ化カルシウム(CaF)は、純水の液体LQに対して潮解性を有する。従って、光学素子300がCaFの場合には、光学素子300の表面に保護膜を形成する必要がある。一方、合成石英(SiO)は、純水の液体LQに対して潮解性を有さないため、光学素子300がSiOの場合には、光学素子300の第2の面320を研磨面のみにすることができ、その表面粗さは数Å程度である。従って、光学素子300の第2の面320におけるパーティクルの付着及び浮遊の影響はなく、側面330も同様に数Å程度に研磨された研磨面であればよい。
光学素子300の側面330に研磨加工を施している(即ち、側面330を研磨面に加工する)状態を図3に示す。図3を参照するに、研磨ヘッドPHは、回転軸RAを介して、光学素子300の側面330に対して垂直に配置される。研磨ヘッドPHは、回転軸RAを中心に回転すると共に、側面330を走査し、光学素子300の側面330を研磨面に加工する。なお、光学素子300の第2の面320と側面330との接続部330aは、側面330の研磨加工時の破損を防止するために、面取り処理を施す又は第2の面320の有効径にかからない範囲で半径1mm程度のR処理を施すことが好ましい。
また、液体LQに混入(発生)するパーティクルは、光学素子300だけが原因ではない。図4に示すように、液体給排部68の一部の表面68a及び68bは、液体LQと接触しており、表面68a及び68bの表面粗さの状態によっては、表面68a及び68bに付着したパーティクルが液体LQに浮遊することがある。従って、本実施形態では、液体給排部68の表面68a及び68bも、PV値で数十nm乃至数Åに、具体的には、PV値で60nm未満に研磨された研磨面とする。ここで、図4は、投影光学系30の光学素子300及び液体給排部68の周辺を示す拡大断面図である。
液体給排部68は、液体LQへのパーティクルの溶出を考慮して、金属材料ではセラミック(SiC)、ガラス材料では石英ガラス(SiO)で構成することが好ましい。
液体給排部68を金属材料で構成する場合、通常の金属加工では、表面68a及び68bの表面粗さをPV値で2μm乃至3μm程度にしかできない。そこで、金属材料で構成された液体給排部68の表面68a及び68bをPV値で60nm未満の表面粗さにするためには、超平滑面加工技術を用いる。超平滑面加工技術は、化学的機械的研磨にプラズマを用いた化学的気化加工方法、水酸化カリウムのような高温の溶融塩を用いた液体エッチング法、酸化クロムを遊離砥粒としてもちいる化学的機械的研磨方法などを含む。
液体給排部68をガラス材料(例えば、光学素子300と同じ石英ガラス)で構成する場合、酸化セリウムを用いた研磨方法を用いて、液体給排部68の表面68a及び68bをPV値で60nm未満の表面粗さにすることができる。
また、図5に示すように、露光装置1が、被処理体40の周囲に設けられ、被処理体40の表面と同じ高さの表面を有する同面板(補助部材)90を有する場合、同面板90が、液体LQに混入(発生)するパーティクルの原因となる可能性もある。図5に示すように、同面板90の一部の表面90aは、走査時に液体LQと接触するため、表面90aの表面粗さの状態によっては、表面90aに付着したパーティクルが液体LQに浮遊することがある。従って、本実施形態では、同面板90の表面90aも、PV値で数十nm乃至数Åに、具体的には、PV値で60nm未満に研磨された研磨面とする。ここで、図5は、投影光学系30の光学素子300の周辺を示す拡大断面図である。
同面板90は、液体LQへのパーティクルの溶出を考慮して、金属材料ではセラミック(SiC)、ガラス材料では石英ガラス(SiO)で構成することが好ましい。
同面板90を金属材料で構成する場合、通常の金属加工では、表面90aの表面粗さをPV値で2μm乃至3μm程度にしかできない。そこで、金属材料で構成された同面板90の表面90aをPV値で60nm未満の表面粗さにするためには、上述したように、超平滑面加工技術を用いる。
同面板90をガラス材料(例えば、光学素子300と同じ石英ガラス)で構成する場合、酸化セリウムを用いた研磨方法を用いて、同面板90の表面90aをPV値で60nm未満の表面粗さにすることができる。
露光装置1は、液体LQと接触する部材(光学素子300、液体給排部68、同面板90)の表面を、PV値で60nm未満の表面粗さに研磨された研磨面とすることで、液体LQに混入(発生)するパーティクルを低減することができる。これにより、露光装置1は、液体LQに混入したパーティクルに起因する光学性能の低下を防止し、優れた光学性能を実現することができる。
露光において、光源部12から発せられた光束は、照明光学系14によりレチクル20を、例えば、ケーラー照明する。レチクル20を通過してレチクルパターンを反映する光は、投影光学系40により、液体LQを介して被処理体50に結像される。露光装置1が用いる液体LQは、光学性能に影響を与えるパーティクルの発生が抑制されており、配線構造の断線や部分的な低コントラストの発生を防止する。従って、露光装置1は、高いスループットで経済性よく従来よりも高品位なデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる
次に、図6及び図7を参照して、露光装置300を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図6は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(レチクル製作)では、設計した回路パターンを形成したレチクルを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、レチクルとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図7は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置1によってレチクルの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重の回路パターンが形成される。かかるデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置300を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、液体を供給及び回収する供給管、供給ノズル、回収管、回収ノズルを一体的に構成しない場合には、供給管、供給ノズル、回収管、回収ノズルの各々について、液体と接触する部分をPV値で60nm未満に研磨すればよい。また、光学素子、液体給排部及び同面板以外でも液体と接触する部分は、PV値で60nm未満の研磨面とすることが好ましい。
本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略断面図である。 図1に示す投影光学系の光学素子の周辺を示す拡大断面図である。 図2に示す光学素子の側面を研磨面に加工している状態を示す図である。 図1に示す投影光学系の光学素子及び液体給排部の周辺を示す拡大断面図である。 図1に示す投影光学系の光学素子の周辺を示す拡大断面図である。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図6に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
1 露光装置
10 照明装置
20 レチクル
25 レチクルステージ
30 投影光学系
300 光学素子
310 第1の面
320 第2の面
330 側面
40 被処理体
45 ウェハステージ
50 測距手段
60 液体給排機構
62 液体供給装置
62a 供給管
62b 供給ノズル
64 液体回収装置
64a 回収管
64b 回収ノズル
68 液体給排部
68a及び68b 表面
70 液浸制御部
80 制御部
90 同面板(補助部材)
90a 表面
LQ 液体

Claims (9)

  1. 光源からの光でレチクルを照明する照明光学系と、前記レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系と、を備え、前記投影光学系の最も前記被処理体側に配置された光学素子と前記被処理体との間に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、
    前記光学素子の前記光が通過しない面は、研磨面であることを特徴とする露光装置。
  2. 前記研磨面の表面粗さは、PV値で60nm未満であることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記光学素子の前記光が通過しない面のうち、前記液体と接触する部分が前記研磨面であることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  4. 前記光学素子の前記光が通過しない面は複数あり、それらの面のうち、前記液体と接触する面が前記研磨面であることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  5. 前記光学素子の周囲に配置され、前記液体を給排する液体給排部を更に有し、
    前記液体給排部の前記液体と接触する部分は、PV値で60nm未満に研磨された研磨面であることを特徴とする請求項1又は2記載の露光装置。
  6. 前記被処理体の周囲に配置され、前記被処理体の表面と同じ高さの表面を持つ補助部材を更に有し、
    前記補助部材の前記液体と接触する部分は、PV値で60nm未満に研磨された研磨面であることを特徴とする請求項1又は2記載の露光装置。
  7. レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系を備え、前記投影光学系の最も前記被処理体側に配置された光学素子と前記被処理体との間に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、
    前記光学素子の周囲に配置され、前記液体を給排する液体給排部を有し、
    前記液体給排部の前記液体と接触する部分は、PV値で60nm未満に研磨された研磨面であることを特徴とする露光装置。
  8. レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系を備え、前記投影光学系と前記被処理体との間に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、
    前記被処理体の周囲に配置され、前記被処理体の表面と同じ高さを有する補助部材を有し、
    前記補助部材の前記液体と接触する部分は、PV値で60nm未満に研磨された研磨面であることを特徴とする露光装置。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか一項記載の露光装置を用いて被処理体を露光するステップと、
    露光された前記被処理体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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