JP2007138648A - 壁パネル取付け構造 - Google Patents
壁パネル取付け構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007138648A JP2007138648A JP2005336719A JP2005336719A JP2007138648A JP 2007138648 A JP2007138648 A JP 2007138648A JP 2005336719 A JP2005336719 A JP 2005336719A JP 2005336719 A JP2005336719 A JP 2005336719A JP 2007138648 A JP2007138648 A JP 2007138648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- fitting
- wall panel
- mounting structure
- fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】強度の小さい壁パネルであっても損傷を防止することができ、既設の壁上に設置する壁材の選択の自由度を高めた壁パネル取付け構造を提供する。
【解決手段】断面コ字型材で胴縁1を構成し、背板7両側部より裏面方向に係合脚片8を垂下形成すると共に背板7表面に嵌合受け部9を形成し、嵌合受け部9奥にバネ材10を配置して壁材留め具2を構成し、一側端部に嵌合凸部16を形成し、嵌合凸部16側下面から前方に突出する突出挿入片17を形成して壁パネル3を構成し、胴縁1を施工面に固定し、該胴縁1に壁材留め具2の係合脚片8を係合し、壁パネル3の突出挿入片17を嵌合受け部9内にバネ材10を押圧しつつ挿入し、壁材留め具2を胴縁1に固定してなる。
【選択図】図1
【解決手段】断面コ字型材で胴縁1を構成し、背板7両側部より裏面方向に係合脚片8を垂下形成すると共に背板7表面に嵌合受け部9を形成し、嵌合受け部9奥にバネ材10を配置して壁材留め具2を構成し、一側端部に嵌合凸部16を形成し、嵌合凸部16側下面から前方に突出する突出挿入片17を形成して壁パネル3を構成し、胴縁1を施工面に固定し、該胴縁1に壁材留め具2の係合脚片8を係合し、壁パネル3の突出挿入片17を嵌合受け部9内にバネ材10を押圧しつつ挿入し、壁材留め具2を胴縁1に固定してなる。
【選択図】図1
Description
本発明は地震等の外力、温度変化等による伸縮による壁パネルの動きを吸収し壁パネルの損傷を防止することができる壁パネル取付け構造に関するものである。さらに詳しく述べれば、嵌合受け部奥に嵌合方向にバネ性を有するバネ材を配置して壁材留め具を構成し、壁パネルの突出挿入片を嵌合受け部内にバネ材を押圧して嵌合し、壁材留め具を胴縁に固定してなる壁パネル取付け構造であり、壁パネルに外力が加わっても壁パネルはバネ材のバネ性により突出挿入片が壁材留め具の嵌合受け部内で動くことができ外力が吸収され、壁パネルが損傷する恐れが少ない壁パネル取付け構造に関するものである。
従来から特許文献1に示される如く、施工面に胴縁を固定し、該胴縁に壁材留め具を固定すると共に壁材留め具に壁パネルを固定してなる壁パネル取付け構造は知られている。この壁パネル取付け構造は既設の壁を除去することなく既設の壁上に新しく壁を形成(リフオーム)する際に用いられるものである。この場合新しい壁は既設の壁上に形成されるために、軽量が要求され、強度的に充分でない場合が多かった。このために、外力や温度変化による伸縮により損傷する場合があった。
特開2005−179987号公報 (図2及び図3)
上記特許文献1における壁パネル取付け構造は、壁パネルの強度が小さいものであっても外力や伸縮による損傷を防止する技術思想が示されていないものである。本発明は、壁パネルの強度が小さいものであっても外力や伸縮による損傷を防止することができる壁パネル取付け構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る壁パネル取付け構造は、請求項1に記載した如く、上面開口部である断面コ字型材で胴縁を構成し、背板両側部より裏面方向に係合脚片を垂下形成すると共に背板表面に嵌合受け部を形成し更に嵌合受け部奥に嵌合方向にバネ性を有するバネ材を配置して壁材留め具を構成し、更に一側端部に嵌合凸部を形成し他側端部に嵌合凹部を形成し嵌合凸部側下面から嵌合凸部より前方に突出する突出挿入片を形成して壁パネルを構成し、上記胴縁を施工面に固定し、該胴縁に壁材留め具の係合脚片を係合し、壁パネルの突出挿入片を嵌合受け部内にバネ材を押圧しつつ挿入し、壁材留め具を胴縁に固定してなるものである。
請求項1に記載の壁パネル取付け構造は、背板両側部より裏面方向に係合脚片を垂下形成すると共に背板表面に嵌合受け部を形成し更に嵌合受け部奥に嵌合方向にバネ性を有するバネ材を配置してなる壁材留め具の嵌合受け部内に壁パネルの嵌合凸部側下面から嵌合凸部より前方に突出する突出挿入片を嵌合受け部内にバネ材を押圧しつつ挿入するためにバネ材のバネ性の範囲で壁パネルは動くことができ外力を吸収することができるものである。このために、壁パネルは損傷する恐れが少ないものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は壁パネル取付け構造の分解斜視図であり、図2は壁パネル取付け構造の要部斜視図である。1は胴縁、2は壁材留め具、3は壁パネルである。胴縁1は金属製であり、上面開口部4を有する断面コ字型材5の形状をしており、上縁には内方に突出する鍔部6が形成されている。壁材留め具2は背板7両側部より裏面方向に係合脚片8を垂下形成し、背板7表面には嵌合受け部9を形成している。10はバネ材である。
壁材留め具2の係合脚片8には係止凸部11が形成され、さらに係合脚片8の下端に至るスリット12が形成されている。係合脚片8はスリット12により内方への屈曲性が大となり、胴縁1への壁材留め具2の係合脚片8による摺動自在な取付けが容易に行えるものである。係止凸部11は胴縁1の鍔部6に係止し、脱落を防止するものである。背板7表面に形成された嵌合受け部9は弾性挟着片13を有し奥部にバネ材10を配置している。バネ材10はバネ性を有するものであれば良く、合成樹脂、ゴム等でも良い。壁パネル3はアルミニウム等の軽量金属外皮体14でなる中空部にウレタン等の合成樹脂発泡体15を充填せしめてなるものであり、16は嵌合凸部であり、17は突出挿入片である。
図3は壁材留め具2に壁パネル3を取り付けた状態を示すもので、壁材留め具2の背板7表面と弾性挟着片13との間に形成された嵌合受け部9に壁パネル3の突出挿入片17を挿入して壁材留め具2に壁パネル3を取り付ける。この場合、壁パネル3の突出挿入片17は嵌合受け部9に配置されたバネ材10を押圧しつつ挿入する。かくして構成された壁パネル取付け構造では壁パネル3にかかる外力はバネ材10に吸収され、損傷し難いものである。
1 胴縁
2 壁材留め具
3 壁パネル
4 上面開口部
5 断面コ字型材
6 鍔
7 背板
8 係合脚片
9 嵌合受け部
10 バネ材
11 係止凸部
12 スリット
13 弾性挟着片
14 軽量金属外皮体
15 合成樹脂発泡体
16 嵌合凸部
17 突出挿入片
2 壁材留め具
3 壁パネル
4 上面開口部
5 断面コ字型材
6 鍔
7 背板
8 係合脚片
9 嵌合受け部
10 バネ材
11 係止凸部
12 スリット
13 弾性挟着片
14 軽量金属外皮体
15 合成樹脂発泡体
16 嵌合凸部
17 突出挿入片
Claims (1)
- 上面開口部である断面コ字型材で胴縁を構成し、背板両側部より裏面方向に係合脚片を垂下形成すると共に背板表面に嵌合受け部を形成し更に嵌合受け部奥に嵌合方向にバネ性を有するバネ材を配置して壁材留め具を構成し、更に一側端部に嵌合凸部を形成し他側端部に嵌合凹部を形成し嵌合凸部側下面から嵌合凸部より前方に突出する突出挿入片を形成して壁パネルを構成し、上記胴縁を施工面に固定し、該胴縁に壁材留め具の係合脚片を係合し、壁パネルの突出挿入片を嵌合受け部内にバネ材を押圧しつつ挿入し、壁材留め具を胴縁に固定してなる壁パネル取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005336719A JP2007138648A (ja) | 2005-11-22 | 2005-11-22 | 壁パネル取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005336719A JP2007138648A (ja) | 2005-11-22 | 2005-11-22 | 壁パネル取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007138648A true JP2007138648A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38201850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005336719A Pending JP2007138648A (ja) | 2005-11-22 | 2005-11-22 | 壁パネル取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007138648A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107386570A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-11-24 | 芜湖凡达机械科技有限公司 | 一种装饰工程室内木饰面板的安装结构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229360A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-12 | Ig Tech Res Inc | パネルの目地構造 |
JPH0791017A (ja) * | 1993-09-22 | 1995-04-04 | Tateyama Alum Ind Co Ltd | 構築物におけるタイル取付構造 |
JP2005307649A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 外装パネルの胴縁への取付構造 |
-
2005
- 2005-11-22 JP JP2005336719A patent/JP2007138648A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229360A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-12 | Ig Tech Res Inc | パネルの目地構造 |
JPH0791017A (ja) * | 1993-09-22 | 1995-04-04 | Tateyama Alum Ind Co Ltd | 構築物におけるタイル取付構造 |
JP2005307649A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 外装パネルの胴縁への取付構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107386570A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-11-24 | 芜湖凡达机械科技有限公司 | 一种装饰工程室内木饰面板的安装结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130291461A1 (en) | Sprinkler mounting device | |
JP2008206751A (ja) | 棚板支持部材及びそれを使用した棚板支持構造 | |
JP2007138648A (ja) | 壁パネル取付け構造 | |
JP2008253020A (ja) | 埋込形配線器具の取付装置 | |
JP6211400B2 (ja) | 吸音構造体 | |
JP5651447B2 (ja) | 配線ボックス | |
JP2010229637A (ja) | 外装材端留め付け金具および外装材端留め付け金具を備えた外装材取付金具 | |
JP2009142125A (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ | |
JP2011094293A (ja) | エンドブラケット | |
KR200489812Y1 (ko) | 유리창 고정구조 | |
KR101086354B1 (ko) | 천장마감용 시트 설치구조 | |
JP5033378B2 (ja) | 吊下具 | |
JP5117870B2 (ja) | 軒樋支持具 | |
JP5123619B2 (ja) | 壁面用ハンガーレールユニット | |
JP2015148327A (ja) | 化粧カバー、及び保護カバーの配設構造 | |
JP2004036810A (ja) | 弾性阻止固定装置 | |
KR200486135Y1 (ko) | 클립장치 | |
JP2009174230A (ja) | 軒樋支持具 | |
JP4516974B2 (ja) | 軒樋支持具及びこれを用いた軒樋支持構造 | |
JP6113804B2 (ja) | 車両用ミラー装置 | |
JP2009102852A (ja) | 窓付き扉体 | |
JP2016065444A (ja) | 点検口装置 | |
JP5936329B2 (ja) | 吊金具及び電子機器 | |
JP3696581B2 (ja) | ブラインド | |
JP2014046101A (ja) | レール体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |