JP6113804B2 - 車両用ミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、補助ミラーが支持される車両用ミラー装置に関する。
車両に設けられるドアミラーに、車体直下を視認するための直左鏡として前方鏡と後方鏡とを取り付ける提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。この提案では、ドアミラーのミラー本体部に直左鏡を取り付けている。
特開2007−137316号公報
ところで、直左鏡は、ミラー本体部から突出されているため、例えば、掴まれるなどして荷重を受けやすい。直左鏡が取り付けられているミラー本体部は、直左鏡が掴まれることで荷重を受けてしまう。
本発明は、上記事実を鑑みて成されたものであり、補助ミラーから外周部材に加わる荷重が抑制された車両用ミラー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る車両用ミラー装置は、車体に支持され、ミラーが支持された支持部材と、前記支持部材に組み付けられ、前記支持部材の前記ミラーの鏡面とは反対側を覆う外周部材と、補助ミラーを支持し、前記外周部材の外側に配置された補助支持部材と、前記補助支持部材から前記外周部材の内部に突出され、前記支持部材に係合されて前記支持部材に前記補助支持部材が支持される係合部材と、を含む。
請求項1記載の発明は、外周部材の外周面に配置された補助支持部材から外周部材の内部に係合部材が突出されている。係合部材は、支持部材に係合されることで、支持部材に補助支持部材が支持される。これにより、補助支持部材に荷重が加わった場合、係合部材を介して支持部材に荷重が加わるので、補助支持部材から外周部材に荷重が加わることが抑制される。
請求項2に係る車両用ミラー装置は、前記支持部材及び前記係合部材の一方に設けられる被嵌合部と、前記支持部材及び前記係合部材の他方に設けられ、前記支持部材への前記外周部材の組み付け方向において前記被嵌合部と嵌合されて前記支持部材に前記係合部材が係合される嵌合部と、を含む。
請求項2記載の発明は、支持部材及び係合部材の一方に設けられた被嵌合部と他方に設けられた嵌合部とが、支持部材への外周部材の組み付け方向において嵌合される。これにより、支持部材への外周部材及び補助支持部材の組み付けが容易となる。
請求項3に係る車両用ミラー装置は、前記支持部材と前記補助支持部材との間に設けられ、前記係合部材の前記支持部材からの係合解除方向への前記補助支持部材の移動を規制する規制手段を含む。
請求項3記載の発明によれば、規制手段が、係合部材の支持部材からの係合解除方向への補助支持部材の移動を規制する。これにより、支持部材の補助支持部材の支持が不要に解除されてしまうことが抑制される。
請求項4に係る車両用ミラー装置は、前記補助支持部材の前記外周部材に対向する部分における前記係合部材の位置とは反対側の位置に、前記補助支持部材を前記外周部材に連結する連結手段を備える。
請求項4記載の発明によれば、補助支持部材が外周部材に対向する部分で、係合部材の位置とは反対位置に、補助支持部材を外周部材に連結する連結手段を設けている。これにより、補助支持部材が、所謂片持ち状態で支持されることがない。
請求項5に係る車両用ミラー装置は、前記補助支持部材の前記外周部材に対向する部分に設けられ、前記外周部材に係止されて前記外周部材側に前記補助支持部材が押圧される爪部を備える。
請求項5記載の発明によれば、外周部材に係止される爪部により、補助支持部材が外周部材へ向けて押圧される。これにより、外周部材と補助部材との間に隙間が生じるのが抑制される。
本発明によれば、補助支持部材から外周部材に荷重が加わることが抑制される、という効果を有する。
本実施の形態に係るサブミラー装置を示す分解斜視図である。 (A)から(C)は、サブミラー装置を取り付けたドアミラー装置を示す平面図であり、(A)は前面視、(B)は後面視、及び(C)は下面視で示している。 (A)及び(B)は、サブミラー本体の異な位置における要部の断面を示す断面図である。 バイザカバー側から見たベース部の概略平面図である。 下バイザカバーの内面を示す平面図である。 サブミラー本体、下バイザカバー及びバイザボディの要部の断面を示す断面図である。 (A)及び(B)の各々は、サブミラー本体、下バイザカバー及びバイザボディの要部の図5とは異なる位置における断面を示す断面図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1には、本実施の形態に係るサブミラー装置10を示し、図2(A)〜図2(C)には、本実施の形態に係る車両用ミラー装置としてのドアミラー装置12を示している。サブミラー装置10は、補助支持部材としてのサブミラー本体10Aを備え、サブミラー本体10Aがドアミラー装置12に取り付けられて構成される。なお、以下の説明においては、車両前方を矢印FR、車両上方を矢印UP、及び車幅方向外方を矢印OUTで示し、ドアミラー装置12を車両前方側から見ることを前面視、車両後方側から見ることを後面視、車両下方側から見ることを下面視として説明する。従って、図2(A)は、ドアミラー装置12を前面視で示し、図2(B)は、ドアミラー装置12を後面視で示し、図2(C)は、ドアミラー装置12を下面視で示している。
図2(A)及び図2(C)に示すように、ドアミラー装置12は、ドアミラー本体14を備える。図2(B)に示すように、ドアミラー本体14には、ミラーとしてのミラー(鏡体)16が設けられている。ドアミラー装置12は、ドアミラー本体14の車幅内方側が、車両のドア(フロントサイドドア)に取り付けられたステー(何れも図示省略)に回動可能に支持されている。ドアミラー本体14は、車幅内方側を軸に、車両前後方向に回動可能とされており、ミラー16(の鏡面)が車両後方側へ向けられた位置が使用位置とされている。車室内の乗員は、ドアミラー本体14の使用位置においてミラー16の鏡面の写像から車両後方の視認が可能となっている。
図2(A)〜図2(C)に示すように、ドアミラー本体14は、支持部材としてのバイザボディ18(図2(B)〜図2(C)では一部のみを図示)が内部に設けられている。バイザボディ18は、例えば、断面凹状に形成され、車両後方側へ向けられる開口内に配置されるミラー16の外周端を全周にわたって覆っている。また、バイザボディ18は、凹部内に図示しない鏡面調整機構が取り付けられ、ミラー16が鏡面調整機構に支持され、車両後方側へ向けられた鏡面の上下方向及び左右方向に対する角度が調整される。
ドアミラー本体14は、外周部材としてのバイザカバー20を備える。本実施の形態では、一例として上バイザカバー22及び下バイザカバー24に分割されたバイザカバー20を用いている。ドアミラー本体14は、下バイザカバー24が車両前方側からバイザボディ18に組み付けられてバイザボディ18の下方側を覆い、上バイザカバー22が下バイザカバー24の上端部周縁から上方側を覆うようにバイザボディ18に組み付けられる。これにより、ドアミラー本体14は、バイザボディ18の車両前方側がバイザカバー20により覆われる。また、ドアミラー本体14には、バイザボディ18に取り付けられたターンランプ26が下バイザカバー24から露出されている。下バイザカバー24は、ドアミラー本体14にターンランプ26が設けられていることで、車両前方側からバイザボディ18に組み付けられる。
図2(A)及び図2(C)に示すように、ドアミラー装置12は、サブミラー本体10Aが、ドアミラー本体14のバイザカバー20の外側に配置される。なお、本実施の形態では、一例として、サブミラー本体10Aが、ドアミラー本体14の下側で幅方向の車幅方向の中央よりも外方側となる位置に配置される。
図1に示すように、補助支持部材としてのサブミラー本体10Aは、フレーム30、及びカバー32を備える。また、フレーム30は、ホルダ部34及び係合部材としてのブラケット部36により形成されている。フレーム30のホルダ部34には、補助ミラーとしてのサブミラー38、及びサブミラー40が取り付けられる。
図1、図2(B)及び図2(C)に示すように、カバー32は、上方が開口され、開口面積が下方へ向けて徐々に狭められた略凹状に形成されている。カバー32には、フレーム30に取り付けられたサブミラー38に対応する開口38A、及びフレーム30に取り付けられたサブミラー40に対応する開口40Aが形成されている。サブミラー本体10Aは、サブミラー38、40が装着されたフレーム30のホルダ部34をカバー32が覆うことで、カバー32の開口38Aにサブミラー38の鏡面が露出され、カバー32の開口40Aにサブミラー40の鏡面が露出される。
図2(B)及び図2(C)に示すように、ドアミラー本体14にサブミラー本体10Aが取り付けられたサブミラー装置10は、ドアミラー本体14が通常位置の状態で、サブミラー38(の鏡面)が車両後方側へ向けられ、且つ車幅方向内方側及び車両下方側へ向けて傾斜されている。また、サブミラー装置10は、サブミラー40(の鏡面)が、車幅方向の内方側へ向けられ、且つ車両前方側及び車両下方側へ向けて傾斜されている。これにより、車室内の乗員は、サブミラー装置10のサブミラー38により車両後方直下の視認が可能となり、サブミラー40により車両前方直下の視認が可能となっている。
図1に示すように、フレーム30のホルダ部34は、車両前方側が湾曲された略平板扇形状のベース部42を備え、ベース部42の下方側の面に壁部44が下方へ向けて突設されている。壁部44は、下面視で、車幅方向に沿い、車幅方向外側の端部側が車両後方側となるように傾斜された壁部44A、及び壁部44Aの車幅内方側の端部から車両前方側へ延設され、且つ車両前方側の先端部が車幅方向内方側となるように傾斜された壁部44Bを含んでいる。
壁部44Aには、車両後方側に、複数の支持壁46が立設されている。支持壁46の各々は、略三角形状とされて、二辺がベース部42及び壁部44Aに連結されて形成されている。支持壁46は、ベース部42から壁部44Aに達する一辺が稜線部46Aとされている。壁部44Bには、車幅内方に、複数の支持壁48が立設されている。支持壁48の各々は、略三角形状とされて、二辺がベース部42及び壁部44Bに連結されて形成されている。支持壁48は、ベース部42から壁部44Bに達する一辺が稜線部48Aとされている。
図3(A)には、サブミラー38の上下方向に沿うサブミラー本体10Aの要部の断面を示し、図3(B)には、サブミラー40の上下方向に沿うサブミラー本体10Aの要部の断面を示している。図1及び図3(A)に示すように、支持壁46には、下端部に突部46Bが形成され、ベース部42は、周縁部が支持壁46の根元から突出されている。サブミラー38は、鏡面とは反対側の面(裏面)が支持壁46の稜線部46Aに対向され、支持壁46の根元側のベース部42の周縁部と突部46Bとの間で挟まれて保持される。
また、図1及び図3(B)に示すように、支持壁48には、下端部に突部48Bが形成され、ベース部42は、周縁部が支持壁48の根元から突出されている。サブミラー40は、鏡面とは反対側の面(裏面)が支持壁48の稜線部48Aに対向され、支持壁48の根元側のベース部42の周縁部と突部48Bとの間に挟まれて保持される。
これにより、ホルダ部34は、サブミラー38、40の各々が容易に仮止めされる。なお、図3(A)及び図3(B)に示されるように、サブミラー38、40は、例えば、裏面に設けた粘着テープなどの接着部材50(図1では図示省略)により支持壁46、又は支持壁48に接着される。また、突部46Bは、少なくとも1つの支持壁46に形成されていれば良く、突部48Bは、少なくとも1つの支持壁48に形成されていれば良い。
図1に示すように、カバー32は、開口部がベース部42の平面形状に合わせられ、且つベース部42の壁部44側を覆う凹状に形成されている。フレーム30は、壁部44、及び支持壁46、48が形成されたベース部42がカバー32の凹部内に収容されるようにカバー32がホルダ部34に組み付けられる。カバー32は、ホルダ部34に組み付けられることで、開口部にベース部42が嵌め込まれる。
図3(A)に示すように、カバー32の開口38Aは、サブミラー38の外形よりも小さく形成され、また、図3(B)に示すように、カバー32の開口40Aは、サブミラー40の外形よりも小さく形成されている。図3(A)に示すように、サブミラー38は、周縁部が支持壁46とカバー32の開口38Aの周縁部との間に挟まれて保持され、図3(B)に示すように、サブミラー40は、周縁部が支持壁48とカバー32の開口40Aの周縁部との間に挟まれて保持される。これにより、サブミラー38、40は、サブミラー本体10Aから外れるのが抑制されている(脱落防止)。
図1に示すように、カバー32には、車幅外方の内面に長手方向が上下方向に沿うように筒部52が形成されている。筒部52には、連結手段としてのネジ穴54が、軸線が上下方向に沿うように形成されている。
また、カバー32は、車両前方側で且つ車幅方向の外方側の内面に、係合部56が形成されている。係合部56は、長手方向が上下方向に沿う板状部材56Aの下端側がカバー32の内面に向けて屈曲されて、カバー32の内面に一体的に連結されている。また、係合部56は、カバー32から上方へ突出した板状部材56Aの先端部に爪部としての爪部56Bが形成され、板状部材56Aの上下方向の中間部に突部56Cが形成されている。爪部56Bは、カバー32の内方側(車両後方側)へ向けて突出され、突部56Cは、爪部56Bと反対側へ突出されている。なお、カバー32には、最下端となる位置に、水抜き孔として機能する貫通孔58が形成されている。
図4には、上方(下バイザカバー24)側から見たベース部42を示している。図1及び図4に示すように、ホルダ部34には、ベース部42の壁部44とは反対側の面の車両前方側の周縁に、下バイザカバー24に対向される縁部60が形成されている。また、ベース部42には、壁部44とは反対側の面(下バイザカバー24の表面に対向する面)の面の中央部に突起部62Aが形成され、車幅外方側に突起部62Bが形成されている。
さらに、ベース部42には、壁部44側の面に、カバー32の筒部52へ向けて突出された筒部64が形成されている。筒部64には、カバー32のネジ穴54に対応された連結手段としての貫通孔64Aが上下方向に沿って貫通されて形成されている。また、ベース部42には、縁部60の一部が切り欠かれた形状で、カバー32の係合部56に対応する矩形形状の挿通孔66が形成されている。
図1に示すように、ホルダ部34を覆うカバー32は、筒部52の上端がベース部42の筒部64の下端に対向されて、ベース部42の挿通孔66に係合部56の板状部材56Aが挿入される。これにより、カバー32は、開口周縁部内面にベース部42の周縁外面が対向される。また、カバー32は、係合部56の爪部56Bがベース部42の上方に突出されると共に、突部56Cがベース部42の挿通孔66の上面側周縁に係合(図7(A)参照)することでフレーム30に組み付けられる。カバー32は、開口にベース部42が嵌め込まれた状態で、係合部56の突部56Cが挿通孔66の上面側周縁に係合することで仮止めされ、ホルダ部34から外れることが抑制される。
一方、図1及び図4に示すように、係合部材としてのブラケット部36は、ベース部42の車両前方側、且つ車幅内方側の端部に形成されている。ブラケット部36は、一例として平板状に形成され、表面が車両前後方向に向けられ、ベース部42から上方へ突設されている。また、ブラケット部36は、上端部に嵌合部としての貫通孔68が形成されている。即ち、ブラケット部36は、幅方向が車両幅方向に沿うようにベース部42に形成され、軸線が車両前後方向に沿うように貫通孔68が形成されている。
また、ホルダ部34には、ベース部42に規制手段としての規制板70が対で形成されている。本実施の形態では、一例として、車両前方側に設けられたブラケット部36に対して、規制板70が車両後方側に形成されている。規制板70は、略平板状に形成され、互いに対向する面が平行とされ、且つ幅方向がブラケット部36の幅方向と交差するようにベース部42に一体に形成されている。また、規制板70の各々は、上端部に、車両後方側が低くなるように傾斜された傾斜面70Aが形成されている。
図5には、サブミラー本体10Aが取り付けられる下バイザカバー24の内面側の概略平面を示している。また、図6、図7(A)及び図7(B)は、バイザボディ18、下バイザカバー24及びフレーム30の要部の断面を示している。なお、図6は、ベース部42に形成された規制板70の近傍における車両前後方向に沿った断面を示している。また、図7(A)は、ブラケット部36の貫通孔68の軸線上で車両前後方向に沿った断面を示し、図7(B)は、ブラケット部36の貫通孔68の軸線上で車両幅方向に沿った断面を示している。
図5に示すように、下バイザカバー24には、サブミラー本体10A(図5では図示省略)に対向される部位に、係合孔72A、72B、及び貫通孔74が形成されている。係合孔72A、72Bは、ホルダ部34のベース部42に形成された突起部62A、62Bに対応され、貫通孔74は、ベース部42に形成された貫通孔64Aに対応されている(何れも図4参照)。また、図5及び図7(A)に示すように、下バイザカバー24には、ベース部42の挿通孔66に対応した矩形形状の取付孔76、及び一対の規制板70の各々に対応するスリット孔78が形成されている。さらに、図5及び図6に示すように、下バイザカバー24には、ベース部42から突設されたブラケット部36に対応する位置に、矩形形状の開口部80が形成されている。
また、図7(A)及び図7(B)に示すように、下バイザカバー24が取り付けられるバイザボディ18には、被嵌合部としての支持ピン82が形成されている。支持ピン82は、ブラケット部36の貫通孔68に対応されて、バイザボディ18から車両前方へ向けて突設され、下バイザカバー24の内面側に突出されたブラケット部36の貫通孔68へ嵌合可能となっている。バイザボディ18は、サブミラー本体10Aのブラケット部36の貫通孔68へ支持ピン82が嵌合されることで、サブミラー本体10Aを吊り下げた状態で支持可能となっている。
また、図6に示すように、バイザボディ18には、下バイザカバー24のスリット孔78から突出されるホルダ部34の規制板70に対応して、規制手段としての係合部86が形成されている。係合部86は、下バイザカバー24のスリット孔78に対応する位置に有底スリット状の凹部86Aが形成されている。また、係合部86は、凹部86Aの車両後方側の面に、ホルダ部34の規制板70の傾斜面70Aに対向された傾斜面86Bが形成され、車両後方側に突起部86Cが形成されている。係合部86の突起部86Cは、規制板70の傾斜面70Aと反対側(車両前方側)の上端部70Bに対向されている。
係合部86は、ホルダ部34の規制板70が車両前方側から挿入されて、規制板70の上部が凹部86Aに入り込むことで、車両後方側の傾斜面86Bに規制板70の傾斜面70Aに対向する。また、係合部86は、傾斜面86Bが規制板70の傾斜面70Aに対向した状態で、車両前方側の突起部86Cが、規制板70の車両前方側の上端部70Bに対向し、規制板70の車両前方側への移動を規制する。これにより、ホルダ部34は、ブラケット部36の貫通孔68から支持ピン82が抜け出す方向への移動が規制されている。
また、下バイザカバー24は、規制板70が凹部86Aに入り込んで係合部86に係合していることにより、ホルダ部34と共に支持ピン82が貫通孔84から抜け出す方向への移動が規制される。これにより、下バイザカバー24は、サブミラー本体10Aが組み付けられていることでバイザボディ18に仮止めされた状態に保持される。
このように、サブミラー本体10A及び下バイザカバー24は、規制板70が係合部86に係合することで、車幅方向への移動が規制される。また、サブミラー本体10A及び下バイザカバー24は、規制板70の上端部70Bに係合部86の突起部86Cが対向されることで、ブラケット部36の貫通孔68からの支持ピン82の抜き出し方向となる車両前方方向への移動が規制される。これにより、サブミラー本体10Aが組み付けられた下バイザカバー24は、サブミラー本体10Aの規制板70が係合部86により移動が規制されることで、組み付け方向と反対方向、即ち、取り外し方向への移動が規制された仮止め状態となる。なお、下バイザカバー24は、仮止め状態でスクリュー等によりバイザボディ18に締結固定される。
次に本実施の形態の作用として、サブミラー本体10Aの下バイザカバー24(バイザカバー20)への組み付け、及びサブミラー本体10Aが組み付けられた下バイザカバー24(バイザカバー20)のバイザボディ18への組み付けを説明する。
サブミラー本体10Aは、フレーム30のホルダ部34にサブミラー38、40が取り付けられた状態でホルダ部34を覆うようにカバー32が組み付けられている。これにより、サブミラー本体10Aは、カバー32の開口がホルダ部34のベース部42により覆われ、且つカバー32の開口38Aにサブミラー38が配置され、カバー32の開口40Aにサブミラー40が配置される。また、サブミラー本体10Aは、カバー32の開口を覆うベース部42からブラケット部36、係合部56、突起部62A、62B、及び一対の規制板70が突出されている。
サブミラー本体10Aは、カバー32の開口周縁、及びカバー32の開口を覆うベース部42の縁部60を含む周縁が下バイザカバー24に対向されて下バイザカバー24に組み付けられる。
下バイザカバー24には、例えば、ベース部42の縁部60に対応する凹部が形成されることで、サブミラー本体10Aは、ベース部42の縁部60が下バイザカバー24の凹部に対向され、カバー32の周縁及びベース部42の縁部60を含む周縁部分が下バイザカバー24の下面に接する。なお、サブミラー本体10Aと下バイザカバー24とは、直接接しても良く、シール部材等の介添え部材を介して対向される構成であっても良い。
これにより、サブミラー本体10Aは、突起部62A、62Bが下バイザカバー24の係合孔72A、72Bに嵌め込まれて係合されて下バイザカバー24へ位置決めされ、一対の規制板70がスリット孔78に挿入され、ブラケット部36が開口部80に挿入される。また、サブミラー本体10Aは、係合部56の爪部56Bが取付孔76に係合されることで、係合部56の板状部材56A及び爪部56Bの弾性力により下バイザカバー24へ向けて引き上げられる。即ち、サブミラー本体10Aは、爪部としての係合部56の爪部56Bが下バイザカバー24に係合されることで、下バイザカバー24へ向けて押圧されるように付勢される。
サブミラー本体10Aは、突起部62A、62Bの各々が係合孔72A、72Bに嵌め込まれた状態で、係合部56の爪部56Bが下バイザカバー24に係合されることで、下バイザカバー24に仮止めされる。また、サブミラー本体10Aは、貫通孔64Aに対応する貫通孔74へスクリュー88(図4参照)が挿入され、挿入されたスクリュー88が、カバー32に形成しているネジ穴54へ螺合されることで下バイザカバー24に連結されて組み付けられる。
ここで、図4に示すように、下バイザカバー24に対向する部分であるベース部42には、爪部56Bが設けられた係合部56と連結手段としての貫通孔64Aとが、互いに反対側となる位置に形成されている。ここで、反対側となる位置としては、例えば、長手方向の両端部など、下バイザカバー24に対向する部位で離れた位置を示す。サブミラー本体10Aは、係合部56と貫通孔64Aとが、下バイザカバー24に対向する部位で反対側となる位置に設けられている。これにより、サブミラー本体10Aは、下バイザカバー24に対向する部位の全周に渡って、隙間が生じることが抑制されて下バイザカバー24に組み付けられる。
一方、下バイザカバー24は、車両前方側からバイザボディ18に組み付けられる。この際、下バイザカバー24の内部に、サブミラー本体10Aからブラケット部36及び規制板70が突出されている。また、図7(A)及び図7(B)に示すように、バイザボディ18には、ブラケット部36の貫通孔68に対応された支持ピン82が車両前方方向へ向けて突設され、また、規制板70に対応された係合部86が形成されている。
下バイザカバー24が車両前方側からバイザボディ18に組み付けられることで、バイザボディ18は、支持ピン82が下バイザカバー24の貫通孔84及びブラケット部36の貫通孔68へ嵌合し、係合部86に規制板70に係合される。これにより、下バイザカバー24に組み付けられているサブミラー本体10Aは、バイザボディ18の支持ピン82に支持される。また、サブミラー本体10Aは、規制板70が係合部86に係合されていることで、車幅方向への移動、及び車両前方への移動が規制される。
サブミラー本体10Aが組み付けられている下バイザカバー24は、サブミラー本体10Aの規制板70が係合部86に係合されていることで、サブミラー本体10Aと共に、車両幅方向への移動が規制され、且つ組み付け方向と逆方向である車両前方への移動が規制されている。これにより、下バイザカバー24は、バイザボディ18から外れるのが抑制されて仮止め状態に保持される。
また、図4に示すように、サブミラー本体10Aは、下バイザカバー24に対向する部分であるベース部42に下バイザカバー24への連結に用いる貫通孔64A、及びバイザボディ18への係合に用いるブラケット部36が設けられている。また、ブラケット部36と貫通孔64Aとは、互いに反対側となる位置に形成されている。反対側となる位置としては、例えば、長手方向の両端部など、下バイザカバー24に対向する部位で離れた位置を示す。なお、反対側の位置としては、例えば、必ずしも間隔が最も広くなる位置に限らず、例えば、サブミラー本体10Aの重心近傍を通る直線上でベース部42の両端部となる位置を適用するなど、バランスを考慮して定めても良い。
これにより、サブミラー装置10は、サブミラー本体10Aがバイザボディ18及び下バイザカバー24に固定される位置が互いに反対側と見なせる位置であることで、バランス良くドアミラー本体14に取り付けられる。
このように構成されたサブミラー装置10は、ドアミラー装置12の下バイザカバー24に組み付けたサブミラー本体10Aが、バイザボディ18の支持ピン82に支持され、規制板70が係合部86に係合している。サブミラー本体10Aは、規制板70が係合部86に係合していることで、車両前後方向及び車両幅方向への移動が規制され、支持ピン82がブラケット部36の貫通孔68に嵌合していることで車両前方及び下方への移動が規制されている。即ち、バイザボディ18は、サブミラー本体10Aを車両幅方向、及び車両幅方向へ移動させる荷重が支持ピン82及び係合部86に加わり、サブミラー本体10Aを車両上下方向へ移動させる荷重が支持ピン82に加わる。
これにより、例えば、サブミラー本体10Aのカバー32が掴まれると、バイザボディ18に荷重が加わる。即ち、荷重は、バイザボディ18及び下バイザカバー24に分散される。従って、下バイザカバー24は、サブミラー本体10Aから荷重が加わることが抑制され、加わった荷重による変形等の損傷の生じるのが抑制される。
即ち、サブミラー装置10は、サブミラー本体10Aがドアミラー本体14の下方に突設されており、乗員や車両の周囲の人に掴まれ易く、サブミラー本体10Aを下バイザカバー24のみで支持していると、掴まれたときに係る荷重が下バイザカバー24に加わる。
これに対して、ドアミラー装置12は、サブミラー本体10Aのブラケット部36に形成している貫通孔68へバイザボディ18の支持ピン82を嵌合させて、サブミラー本体10Aをバイザボディ18により支持するようにしている。これにより、ドアミラー装置12は、サブミラー本体10Aに荷重が係っても、係った荷重がバイザボディ18に加わるので、下バイザカバー24に変形等の損傷が生じるのが抑制される。
また、下バイザカバー24は、サブミラー本体10Aが取り付けられていることで、バイザボディ18の係合部86に係合された規制板70により、車両前後方向及び車幅方向の移動が規制される。これにより、バイザボディ18は、下バイザカバー24からサブミラー本体10Aを介して荷重が加わる。従って、下バイザカバー24は、サブミラー本体10Aが組み付けられていることで、サブミラー本体10A組み付けられていない場合に比べて、バイザボディ18に強固に固定される。
なお、以上説明した本実施の形態では、係合部材としてのブラケット部36に嵌合部としての貫通孔68を形成し、支持部材としてのバイザボディ18に被嵌合部としての支持ピン82を形成したが、これに限るものではない。例えば、係合部材にピン等の被嵌合部を形成し、支持部材にピンが嵌合される貫通孔又は有底穴などの嵌合部を形成するようにしても良い。
また、係合部材は、貫通孔68が形成されたブラケット部36に限らず、バイザボディ18などの支持部材に係合してサブミラー本体10Aをバイザボディ18に支持可能とする構成を適用することができる。例えば、貫通孔の外周部の一部が切り取られたフック形状を適用しても良く、この場合、支持部材には、フックに嵌合されるピン、フックが掛かるリングや凹部等を適用しても良い。
また、本実施の形態では、被嵌合部としてバイザボディ18から車両前方側へ向けて突出した支持ピン82を適用したが、支持ピン82の突出方向としては、下バイザカバー24を組み付け方向に対応した方向であれば良い。規制手段は、規制板70と係合部86との組み合わせに限るものでなく、係合手段に合わせて、サブミラー本体10Aが係合状態を解除する方向へ移動するのを規制する構成を適用することができる。
さらに、本実施の形態では、補助ミラーとして2枚のサブミラー38、40を設けたサブミラー装置10を例に説明したが、補助ミラーは、1枚であっても良く、3枚以上であっても良い。
10 サブミラー装置
10A サブミラー本体(補助支持部材)
12 ドアミラー装置(車両用ミラー装置)
14 ドアミラー本体
16 ミラー
18 バイザボディ(支持部材)
20 バイザカバー(外周部材)
24 下バイザカバー(外周部材)
30 フレーム
32 カバー(補助支持部材)
34 ホルダ部(補助支持部材)
36 ブラケット部(係合部材)
38、40 サブミラー(補助ミラー)
42 ベース部
46、48 支持壁
46A、48B 稜線部
46B、48B 突部
54 ネジ穴(連結手段)
56 係合部
56B 爪部(爪部)
56C 突部
64A 貫通孔(連結手段)
68 貫通孔(嵌合部)
70 規制板(規制手段)
70A 傾斜面
70B 上端部
76 取付孔
82 支持ピン(被嵌合部)
86 係合部(規制手段)

Claims (5)

  1. 車体に支持され、ミラーが支持された支持部材と、
    前記支持部材に組み付けられ、前記支持部材の前記ミラーの鏡面とは反対側を覆う外周部材と、
    補助ミラーを支持し、前記外周部材の外側に配置された補助支持部材と、
    前記補助支持部材から前記外周部材の内部に突出され、前記支持部材に係合されて前記支持部材に前記補助支持部材が支持される係合部材と、
    を含む車両用ミラー装置。
  2. 前記支持部材及び前記係合部材の一方に設けられる被嵌合部と、
    前記支持部材及び前記係合部材の他方に設けられ、前記支持部材への前記外周部材の組み付け方向において前記被嵌合部と嵌合されて前記支持部材に前記係合部材が係合される嵌合部と、
    を含む請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 前記支持部材と前記補助支持部材との間に設けられ、前記係合部材の前記支持部材からの係合解除方向への前記補助支持部材の移動を規制する規制手段を含む請求項1又は請求項2記載の車両用ミラー装置。
  4. 前記補助支持部材の前記外周部材に対向する部分における前記係合部材の位置とは反対側の位置に、前記補助支持部材を前記外周部材に連結する連結手段を備える請求項1から請求項3の何れか1項記載の車両用ミラー装置。
  5. 前記補助支持部材の前記外周部材に対向する部分に設けられ、前記外周部材に係止されて前記外周部材側に前記補助支持部材が押圧される爪部を備える請求項4記載の車両用ミラー装置。
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