JP6414769B2 - 内装部品 - Google Patents

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Description

本発明は、内装部品に関する。
本願は、2016年3月24日に日本に出願された特願2016−060714号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
車両用の内装部品(例えばカップホルダ)は、ネジ式固定具などの固定具により車体構成部材(例えばドア)に取り付けられる(例えば、特許文献1,2を参照)。固定具は、例えば内装部品に形成された通過穴を通って車体構成部材に固定される。
国際公開第2010/95345号 日本国特開2002−316572号公報
従来の構造では、内装部品を車体構成部材に取り付ける際に、車体構成部材の一部または固定具を内装部品の通過穴に通した状態のまま車体構成部材に対して内装部品を変位させる操作を経て、この内装部品を所定の位置に配置することが必要となる場合がある。その場合、通過穴には、内装部品の変位を許容するだけの大きさが必要となる。
しかしながら、通過穴が大きいと内装部品の位置が変動しやすくなる。このため、内装部品を予め設計された位置に正確に配置するのが難しくなる場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、内装部品を車体構成部材に対して正確な位置に配置することができ、かつ内装部品の取り付け操作が容易となる内装部品の取付構造を提供することを目的の一つとする。
本発明の第一態様に係る内装部品は、車体構成部材に取り付けられるように構成された内装部品であって、前記内装部品を前記車体構成部材に固定するように構成された固定具と、前記固定具が通過可能な通過穴を有する基体部と、前記基体部の、前記車体構成部材側の面とは反対の外面から突出する移動規制部とを備え、前記固定具は、前記基体部の外面に配置されるヘッド部と、前記ヘッド部から延出し、前記通過穴を通って前記車体構成部材に固定される軸部とを有し、前記通過穴は、前記車体構成部材の一部または前記固定具が挿通した状態で、前記内装部品が前記基体部の外面に沿う方向に所定範囲で変位可能となるように形成され、前記移動規制部は、前記基体部の外面に沿う方向の前記ヘッド部の移動を規制する当接部を有する。
上記第一態様において、前記基体部の前記外面から立ち上がる壁部をさらに有し、前記移動規制部は、前記壁部から突出して形成されていてもよい。
上記第一態様において、前記移動規制部は、前記壁部に形成されたリブ状突起であってもよい。
上記第一態様において、前記壁部は、前記基体部の前記外面に形成された段差部であってもよい。
上記第一態様において、前記壁部は、前記基体部の前記外面から突出する板状突起から形成されていてもよい。
上記第一態様において、前記基体部は、前記車体構成部材の第1主面に取り付けられ、前記基体部の少なくとも一部が、前記第1主面とは反対の前記車体構成部材の第2主面側に、前記車体構成部材に形成された開口部から露出していてもよい。
上記第一態様において、前記基体部は、前記開口部の周縁に対して全周にわたって隙間を確保して前記車体構成部材に取り付けられていてもよい。
本発明の上記態様によれば、内装部品に、固定具のヘッド部に当接する移動規制部が設けられている。そのため、内装部品を、予め設計された位置に正確に配置することができる。また、内装部品の通過穴は、車体構成部材の一部等が挿通した状態で内装部品が変位可能となるように形成されている。そのため、内装部品を所定の位置に配置する操作が容易になる。
したがって、内装部品を車体構成部材に対して正確な位置に設置でき、さらに、内装部品を車体構成部材に取り付ける操作を容易にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る内装部品の取付構造の斜視図である。 図1の取付構造を模式的に示す断面図である。 車体構成部材に取り付けられた内装部品を車室内から見た斜視図である。 車体構成部材に取り付けられた内装部品を車室外から見た斜視図である。 内装部品の斜視図である。 図4のI−I線に相当する断面図である。 内装部品が取り付けられる車体構成部材を示す斜視図である。 内装部品が取り付けられた車体構成部材を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る内装部品の取付構造の斜視図である。 前図の取付構造を模式的に示す断面図である。 図8のII−II線に相当する断面図である。 図11の拡大断面図である。 図11の拡大断面図である。 内装部品の取付作業の説明図である。 図14に続く取付作業の説明図である。 図15Aに続く取付作業の説明図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[内装部品の取付構造]
図1は、本発明の第1実施形態に係る内装部品の取付構造10の斜視図である。図2は、図1の取付構造10を模式的に示す断面図である。図3は、内装部品1およびドア2を車室内から見た斜視図である。図4は、内装部品1を車室外(例えばパネル3の取付面3a側)から見た斜視図である。図5は、内装部品1の斜視図である。図6は、図4のI−I線に相当する断面図である。
以下の説明においては、XYZ直交座標系を用いることがある。X方向は前後方向であり、Y方向はX方向に直交する方向であり、車幅方向である。Z方向はX方向およびY方向に直交する方向であり、上下方向である。
図3および図4に示すように、取付構造10は、内装部品1がドア2のパネル3(車体構成部材)に取り付けられる構造である。つまり、取付構造10を介して内装部品1がドア2のパネル3(車体構成部材)に取り付けられる。図3に示すように、内装部品1は、例えばドア2のアームレスト部4の内側(裏側)に取り付けられる。
図5に示すように、内装部品1は、基体部11と、第1収容部12と、第2収容部13と、を備えている。第1収容部12及び第2収容部13は、基体部11に設けられている。
内装部品1は、車両100の車体110内に設けられる部品であり、例えばカップホルダ、小物入れなどである。
基体部11は、長板状の主板部14と、外側板15と、内側板16とを備えている。外側板15は、主板部14の外側縁14a(一方の側縁,第1側縁)に立設されている。内側板16は、主板部14の内側縁14b(他方の側縁,第2側縁)から垂下する。外側縁14aと内側縁14bとは主板部14の長辺に対応し互いに対向している。主板部14は、例えば、概略XY平面に沿って形成されている。
外側板15は、主板部14の外側縁14aの長さ方向にわたって形成されている。
内側板16は、前側板17と、中間側板18と、後側板19と、を備えている。前側板17は、主板部14の内側縁14bのうち、第1収容部12よりも前方寄りの部分に形成されている。中間側板18は、第1収容部12よりも後方寄りかつ第2収容部13よりも前方寄りの部分に形成されている。後側板19は、第2収容部13よりも後方寄りの部分に形成されている。
外側板15には、長さ方向(前後方向)に間隔をおいて複数箇所に、固定具30が挿通する通過穴21が形成されている。詳しくは、外側板15の上縁に近い位置に、長さ方向(前後方向)に間隔をおいて3箇所に通過穴21(21A〜21C)が形成されている。
前側板17、中間側板18、および後側板19には、それぞれ固定具30が挿通する通過穴21(21D〜21F)が形成されている。
図2に示すように、通過穴21は、通過穴21に挿通する受け部40(または固定具30の軸部32)の外形寸法に対して、十分に大きい内形寸法を有する。そのため、通過穴21は、受け部40(または固定具30の軸部32)が挿通した状態で、内装部品1が基体部11の外面11aに沿って所定範囲で変位可能となるように形成されている。
通過穴21は、例えば上下方向に沿う長円状に形成されている(図1、図15A参照)。つまり、通過穴21のXZ平面に沿う断面は、例えば、上下方向に沿う長円状に形成されている。そのため、内装部品1は、XZ平面内で上下方向に変位することができる。例えば、内装部品1は、受け部40が通過穴21の上端に当接する位置と、受け部40が通過穴21の下端に当接する位置との間の範囲で変位可能である。つまり、受け部40が車体上下方向における通過穴21の上端に当接する位置と、受け部40が車体上下方向における通過穴21の下端に当接する位置との間の範囲で、内装部品1は、変位可能である。
通過穴21の内径寸法は、受け部40が挿通した状態で内装部品1が変位可能となるような大きさで形成されている。そのため、内装部品1の位置を容易に調整できる。
基体部11の外面11aは、XZ平面に沿う面であってよい。外面11aは、基体部11のパネル3側の面11e(図2参照)とは反対の面である。つまり、本明細書において、基体部11が有するXZ平面に沿う面のうち、パネル3に近い方の面11eとは反対の面を基体部11の外面11aと称する。
図5に示すように、第1収容部12は容器状に形成され、開口部12aを上方に向けて主板部14と一体に形成されている。第2収容部13は容器状に形成され、開口部13aを上方に向けて主板部14と一体に形成されている。第2収容部13は、第1収容部12に対して後方に離間した位置に形成されている。
図3および図4に示すように、内装部品1(基体部11)は、ドア2のパネル3の取付面3a(第1主面)に、固定具30によって取り付けられる。
図7に示すように、パネル3には、開口部5が形成されている。図8に示すように、開口部5は、内装部品1(基体部11)の少なくとも一部を、車室側の面3b(第2主面)側に露出させる。
図3に示すように、内装部品1をパネル3の取付面3aに取り付けたドア2を車室内から見ると、ドア2は、アームレスト部4に形成された開口部5に、内装部品1の第1収容部12および第2収容部13が露出した構成を有している。
図11は、内装部品1およびパネル3の断面図である。図12および図13は、図11の一部を拡大した図である。
図11〜図13に示すように、内装部品1は、パネル3の開口部5の周縁5aに対して隙間6を確保してパネル3に取り付けられていることが好ましい。例えば、図12および図13に示すように、第1収容部12の外周縁12bは、開口部5の周縁5aとの間に隙間6が確保されていることが好ましい。
内装部品1と開口部5の周縁5aとの隙間6は、開口部5の全周にわたって一定であることが好ましい。隙間6はできるだけ小さいことが好ましい。
図2に示すように、固定具30は、ヘッド部31と、軸部32とを備えている。軸部32は、ヘッド部31から延出している。ヘッド部31は、円板状に形成されている。ヘッド部31は、基体部11の外面11aに沿って配置される。軸部32は、例えば雄ネジが形成されたネジ軸部である。固定具30の軸部32は、通過穴21に挿通する。
ドア2のパネル3の取付面3aには、固定具30が固定される受け部40が、取付面3aから突出して設けられている。受け部40は、例えば円筒状に形成され、固定具30の軸部32が挿入され、螺着される。受け部40は、取付面3aに対して垂直に突出する形状を有していてもよい。
図4に示すように、内装部品1において、基体部11の内側板16は、第1実施形態の取付構造10によってパネル3に取り付けられている。基体部11の外側板15は、後述する第2実施形態の取付構造70によってパネル3に取り付けられている。
図1および図2に示すように、第1実施形態の取付構造10では、基体部11の外面11aに、壁部50と、リブ状突起52(移動規制部)とを有する。壁部50は、外面11aから立ち上がっている。リブ状突起52は、壁部50の内側面である壁面51に形成されている。
壁部50は、基体部11の底面11bと、底面11bに比べてY方向(突出方向)に高い位置に形成された上部面11cとの高低差によって形成された段差部である。
壁部50(壁面51)の、底面11bに沿う面(XZ平面)における平面視形状は湾曲形状(例えば円弧状)である。底面11bに対する壁部50の高さは、延在方向(周方向)に一定とすることができる。
壁部50のXZ平面形状は、固定具30のヘッド部31の外形に沿う形状であってもよい。壁部50(壁面51)のXZ平面形状は、例えば、図1に示すように、円形板状のヘッド部31の外周縁に沿う円弧状とすることができる。
リブ状突起52は、壁面51から、壁面51が形成する円弧の円の中心に向けて突出して形成されている。リブ状突起52のXZ平面に沿う断面形状は、円弧状、半円状、矩形状などであってよい。リブ状突起52は、壁部50の高さ方向(Y方向)に延在して形成されている。リブ状突起52の突出端部52aは、固定具30のヘッド部31に当接する当接部である。
リブ状突起52の高さおよび形成位置は、固定具30のヘッド部31の外周縁がリブ状突起52の突出端部52aに当接したときに、内装部品1が設計位置に配置されるように設定されている。
リブ状突起52は、壁部50の延在方向(周方向)に間隔をおいて複数形成されることが好ましい。複数のリブ状突起52の壁面51からの突出高さは互いに同じであってよい。
本実施形態では、1つの壁部50に形成されるリブ状突起52の数は3である。1つの壁部50に形成されるリブ状突起52の数は、例えば2〜5とすることができる。複数のリブ状突起52の突出高さは、すべてのリブ状突起52の突出端部52aが固定具30のヘッド部31に当接するように設定するのが好ましい。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係る内装部品の取付構造70の斜視図である。図10は、取付構造70を模式的に示す断面図である。
本実施形態に係る取付構造70は、以下に説明する構成要素を有すること以外は、第1実施形態と同様の構成を有する。
図9および図10に示すように、取付構造70は、壁部80と、リブ状突起82(移動規制部)とを有する。
壁部80は、基体部11の外面11dに、外面11dから立ち上がっている。壁部80は、外面11dから突出する板状突起である。
壁部80(壁面81)の平面視形状(XZ平面の形状)は湾曲形状(例えば円弧状)である。壁部80の高さは、延在方向(周方向)に一定とすることができる。
壁部80のXZ平面形状は、固定具30のヘッド部31の外形に沿う形状とすることができる。壁部80(壁面81)のXZ平面形状は、例えば、円形板状のヘッド部31の外周縁に沿う円弧状とすることができる。
リブ状突起82は、壁部80の内側面である壁面81に形成されている。リブ状突起82は、壁面81から、壁面81が形成する円弧の円の中心に向けて突出して形成されている。リブ状突起82のXZ平面に沿う断面形状は、円弧状、半円状、矩形状などであってよい。リブ状突起82は、壁部80の高さ方向(Y方向)に延在して形成されている。リブ状突起82の突出端部82aは、固定具30のヘッド部31に当接する当接部である。
リブ状突起82の高さおよび形成位置は、固定具30のヘッド部31の外周縁がリブ状突起82の突出端部82aに当接したときに、内装部品1がパネル3に対して設計位置に配置されるように設定されている。
リブ状突起82は、壁部80の延在方向(周方向)に間隔をおいて複数形成されることが好ましい。複数のリブ状突起82の壁面81からの突出高さは互いに同じであってよい。
本実施形態では、1つの壁部80に形成されるリブ状突起82の数は3である。1つの壁部80に形成されるリブ状突起82の数は、例えば2〜5とすることができる。複数のリブ状突起82の突出高さは、すべてのリブ状突起82の突出端部82aが固定具30のヘッド部31に当接するように設定するのが好ましい。
[内装部品の取り付け]
次に、第1及び第2実施形態に係る内装部品1をドア2のパネル3に取り付ける方法について説明する。本方法は、1次組み付け工程(第1工程)と、2次組み付け工程(第2工程)とを有する。
(1次組み付け工程)
図14に示すように、内装部品1を、パネル3の取付面3a(図2参照)に対面させて配置する。この際、受け部40を通過穴21に挿通させる。本工程では、内装部品1をパネル3に対して、予め設計された位置(図3および図15A参照)(設計位置)に配置する。
内装部品1を設計位置に配置する際に、受け部40を通過穴21に挿通させた状態のまま、内装部品1を変位させる操作が必要となることがある。
例えば、内装部品1を、図14に示す位置から図15Aに示す位置に移動させる際に、パネル3と内装部品1との干渉を避けるため、いったん内装部品1を下降させ(図6の仮想線を参照)、次いで上昇させる(図6の実線を参照)操作が必要となることがある。
通過穴21は、内装部品1の上下動を許容する大きさを有するため、内装部品1を下降および上昇させる操作をスムーズに行うことができる。
(2次組み付け工程)
図1、図2、図9、図10、図15Bに示すように、固定具30の軸部32を、受け部40に挿入し、受け部40に螺着させる。この際、固定具30のヘッド部31の外周縁がリブ状突起52,82の突出端部52a,82aに当接した状態で、固定具30を受け部40に螺着させ、固定する。リブ状突起52,82はヘッド部31の上方に位置するため、内装部品1の自重によってヘッド部31に当接する。
このように、内装部品1は、固定具30に対して位置決めされた状態を維持しつつパネル3に取り付けられるため、設計位置に正確に配置される。
これによって、図1等に示す内装部品1およびパネル3を得る。
上記実施形態では、内装部品1に、固定具30のヘッド部31に当接するリブ状突起52,82が設けられている。そのため、内装部品1を、予め設計された位置(設計位置)に正確に配置することができる。
また、内装部品1の通過穴21は、受け部40が挿通した状態で内装部品1が変位可能となるように形成されている。そのため、内装部品1を設計位置に配置する操作が容易になる。
したがって、上記実施形態によれば、内装部品1をパネル3に対して正確な位置に設置でき、さらに内装部品1をパネル3に取り付ける操作を容易にすることができる。
リブ状突起52,82は壁部50,80に形成されている。そのため、リブ状突起52,82の強度を高めることができる。そのため、ヘッド部31によってリブ状突起52,82に大きな力が作用した場合でも、リブ状突起52,82の変形、破損等を防ぐことができる。よって、内装部品1を、確実に、正確な位置に設置できる。
リブ状突起52,82は、ヘッド部31の周方向に連続した形状の突起に比べ、内装部品1を成形するための金型の加工が容易である。そのため、形成精度を高めることができる。そのため、ヘッド部31に対する突出端部52a,82aの位置を正確に定めることができ、内装部品1を正確な位置に設置できる。
図1に示す壁部50は、基体部11の底面11bと上部面11cとの高低差によって形成された段差部である。そのため、リブ状突起52の強度を確実に高めることができる。
図9に示す板状突起である壁部80は、設計上、基体部11に段差部を形成することができない場合でも容易に形成できるため、設計の自由度の点で有利である。
図3および図4に示すように、内装部品1の一部を露出させる開口部5を有するパネル3に、裏面側(取付面3a側)から内装部品1を取り付ける構造では、上述のように、内装部品1の取り付ける際に、受け部40を通過穴21に通した状態のまま内装部品1を変位させる操作が必要となることがある。
取付構造10,70によれば、このような場合でも、取り付け操作の容易性を損なうことなく、内装部品1をパネル3に対して正確な位置に設置できる。
取付構造10,70によれば、内装部品1をパネル3に対して正確な位置に設置できる。そのため、図11〜図13に示すように、内装部品1がパネル3の開口部5の周縁5aに対して隙間6をおいて取り付けられる場合でも、隙間6を確実に確保することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等は一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述の各実施形態では、内装部品1が取り付けられる対象はドア2のパネル3であるが、内装部品の取り付け対象となる車体構成部材はこれに限定されない。車体構成部材としては、例えばインストルメントパネル、リアサイドライニング、トランクサイドライニング、アッパーピラーガーニッシュ、ロアーピラーガーニッシュ、ドライバーロアーカバーなどがある。
また、上述の各実施形態では、移動規制部としてリブ状突起52を例示したが、移動規制部の構造はこれに限定されない。例えば、図1および図9に示す壁部50,80も単独で移動規制部として機能し得る。よって、リブ状突起52がない壁部50,80を移動規制部として使用できる。
内装部品としては、カップホルダ、小物入れを例示したが、内装部品はこれに限定されない。内装部品としては、例えばエアコンダクト、スイッチハウジングなどがある。
10,40…取付構造(内装部品の取付構造)
1…内装部品
3…パネル(車体構成部材)
3a…取付面(第1主面)
3b…車室側の面(第2主面)
5…開口部
5a…開口部の周縁
6…隙間
11…基体部
11a…外面
21…通過穴
30…固定具
31…ヘッド部
32…軸部
50,80…壁部
52,82…リブ状突起(移動規制部)
52a,82a…突出端部(当接部)
100…車両
110…車体

Claims (6)

  1. 車体構成部材に取り付けられるように構成された内装部品であって、
    前記内装部品を前記車体構成部材に固定するように構成された固定具と、前記固定具が通過可能な通過穴を有する基体部と、前記基体部の、前記車体構成部材側の面とは反対の外面から突出する移動規制部とを備え、
    前記固定具は、前記基体部の外面に配置されるヘッド部と、前記ヘッド部から延出し、前記通過穴を通って前記車体構成部材に固定される軸部とを有し、
    前記通過穴は、前記車体構成部材の一部または前記固定具が挿通した状態で、前記内装部品が前記基体部の外面に沿う方向に所定範囲で変位可能となるように形成され、
    前記移動規制部は、前記基体部の外面に沿う方向の前記ヘッド部の移動を規制する当接部を有し、
    前記基体部の前記外面から立ち上がる壁部をさらに有し、
    前記移動規制部は、前記壁部から突出して形成され
    前記当接部は、前記移動規制部の、前記壁部からの突出方向の端部である、内装部品。
  2. 前記移動規制部は、前記壁部に形成されたリブ状突起である請求項1に記載の内装部品。
  3. 前記壁部は、前記基体部の前記外面に形成された段差部である、請求項1または2に記載の内装部品。
  4. 前記壁部は、前記基体部の前記外面から突出する板状突起から形成される、請求項1または2に記載の内装部品。
  5. 前記基体部は、前記車体構成部材の第1主面に取り付けられ、
    前記基体部の少なくとも一部が、前記第1主面とは反対の前記車体構成部材の第2主面側に、前記車体構成部材に形成された開口部から露出する、請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の内装部品。
  6. 前記基体部は、前記開口部の周縁に対して全周にわたって隙間を確保して前記車体構成部材に取り付けられている請求項5に記載の内装部品。
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