JP2020183198A - 車両用外装部材の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装部材の取付作業を容易に行うこと。【解決手段】ロッカパネル11は、差込孔17を有している。ブラケット20は、差込孔17に対して差し込まれる差込部25と、第1係止部31とを有する。また、ロッカモール40は、差込部25の差込方向Xと交差する車幅方向Y(組付方向)に沿ってブラケット20に近接されることで第1係止部31と係止される第2係止部51を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用外装部材の取付構造に関する。
特許文献1には、車体の側面下部に設けられた断面略ロ字状のロッカパネルに対して外装部品としてのロッカモールを取り付ける構造が開示されている。ロッカパネルの側面には、車両の前後方向に間隔をおいて複数の貫通孔が設けられている。また、ロッカパネルの底面には、車両の前後方向に間隔をおいて複数の挿通孔が設けられている。一方、ロッカモールは、底壁と、底壁にほぼ直交する方向に延びる側壁とを有している。側壁における上記複数の貫通孔に対応する位置には、複数の取付座が設けられており、底壁における上記複数の挿通孔に対応する位置には複数の取付孔が設けられている。ロッカモールの各取付座に固定されたクリップをロッカパネルの貫通孔に挿入するとともに、ロッカモールの各取付孔及びロッカパネルの各挿通孔に対してねじをねじ込むことにより、ロッカパネルの側部及び底部に対してロッカモールが取り付けられる。
特開平11−91455号公報
ところで、特許文献1に記載のロッカモールでは、ロッカモールの底壁に設けられた取付孔及びロッカパネルの底面に設けられた挿通孔にねじをねじ込むために、作業者がロッカモール及びロッカパネルを下側から覗き込む必要がある。そのため、ロッカモールの取付作業が煩雑となる。
なお、こうした問題は、ロッカーモールに限定されるものではなく、他の車両用外装部材の取付構造においても同様にして生じる。
本発明の目的は、外装部材の取付作業を容易に行うことのできる車両用外装部材の取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するための車両用外装部材の取付構造は、ブラケットを介して外装部材を車体に取り付けるものであって、前記車体は、差込孔を有し、前記ブラケットは、前記差込孔に対して差し込まれる差込部と、第1係止部とを有し、前記外装部材は、前記差込部の差込方向と交差する組付方向に沿って前記ブラケットに近接されることで前記第1係止部と係止される第2係止部を有する。
同構成によれば、外装部材の車体への取り付けに際しては、まず、ブラケットの差込部を車体の差込孔に差し込むことで車体に対してブラケットが組み付けられる。続いて、組付方向に沿ってブラケットに外装部材を近接させることで第2係止部が第1係止部に係止され、外装部材がブラケットに組み付けられる。
ここで、上記構成によれば、差込部の差込方向と外装部材の組付方向とが互いに交差しているため、外装部材の車体への取付作業が煩雑となる方向を上記差込方向として設定すれば、外装部材のブラケットへの組付作業を容易に行うことができる。したがって、外装部材の取付作業を容易に行うことができる。
上記車両用外装部材の取付構造において、前記差込孔は、前記車体の下壁に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、外装部材の車体への取り付けに際しては、ブラケットの差込部を車体の下壁に開口する差込孔に差し込むことで車体に対してブラケットが組み付けられる。
ここで、差込部の差込方向と外装部材の組付方向とが互いに交差しているため、外装部材のブラケットへの組付作業において作業者が下側から覗き込む必要がなくなる。
上記車両用外装部材の取付構造において、前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記差込部よりも下方に設けられていることが好ましい。
同構成によれば、ブラケットの差込部よりも下方に設けられた第1係止部及び第2係止部を互いに係止することにより、外装部材が車体に取り付けられる。このため、外装部材を差込部の位置で車体に取り付ける構成に比べて、外装部材の意匠面を車両の下方へ延長することができる。したがって、外装部材の意匠面の設計の自由度を高めることができる。
上記車両用外装部材の取付構造において、前記第2係止部は、開口を有しており、前記第1係止部は、前記車体の外方に向かって突出するとともに前記開口に挿入される突片と、前記突片に設けられ、前記開口の縁に係止される爪部とを有することが好ましい。
同構成によれば、車体の外方から組付方向に沿って外装部材をブラケットに近接させることで、第2係止部の開口に第1係止部の突片が挿入されるとともに突片に設けられた爪部が当該開口の縁に係止される。これにより、第1係止部及び第2係止部の構成を簡単にすることができる。
上記車両用外装部材の取付構造において、前記外装部材と前記ブラケットとの間には、前記突片を露出させる隙間が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、外装部材とブラケットとの間に設けられた隙間を通じて、工具を差し込むことでブラケットの突片を押圧して弾性変形させることが可能となる。これにより、第2係止部の開口の縁と爪部との係止状態を解除することができる。したがって、外装部材をブラケットから取り外すことができる。
上記車両用外装部材の取付構造において、前記車体の側壁には、係止孔が開口しており、前記外装部材には、クリップが取り付けられており、前記クリップは、前記組付方向に沿って前記係止孔に挿入されることで前記係止孔に係止されていることが好ましい。
同構成によれば、外装部材は、ブラケットの第1係止部に第2係止部が挿入されて係止されることに加えて、車体の側壁の係止孔にクリップが係止されることによって車体に取り付けられる。このため、外装部材が安定して取り付けられる。
ここで、クリップの挿入方向が外装部材のブラケットへの組付方向に沿っていることから、外装部材の第2係止部及びクリップをブラケットの第1係止部及び係止孔に対して一度に組み付けることができる。
上記車両用外装部材の取付構造において、前記外装部材は、長尺状であり、前記ブラケットは、前記外装部材の長手方向に間隔をおいて複数設けられていることが好ましい。
同構成によれば、ブラケットが外装部材の長手方向において間隔をおいて複数設けられている。このため、ブラケット単体の体格を小さくできる。これにより、ブラケットの車体への取付作業を容易に行うことができる。また、長尺状の外装部材が車体に対して安定して取り付けられる。
本発明によれば、外装部材の取付作業を容易に行うことができる。
車両用外装部材の取付構造の一実施形態について、ロッカモールが取り付けられている車両の側面図。 同実施形態において、車体のロッカパネル、ブラケット、及びロッカモールを正面側から示す分解斜視図。 図2のブラケット及びロッカモールを背面側から示す分解斜視図。 (a)、(b)は、同実施形態のブラケットを示す斜視図。 同実施形態のロッカモールが車体のロッカパネルに取り付けられている状態の断面構造を示す断面図。
以下、図1〜図5を参照して、本発明をロッカモールの取付構造として具体化した一実施形態について説明する。
なお、以降においては、車両の前後方向を単に前後方向として説明する。また、車両の上下方向を単に上下方向として説明する。また、車両の車幅方向Yにおける中央部を基準とし、車幅方向Yにおいて当該中央部に近づく側を「車内側」とし、当該中央部から遠ざかる側を「車外側」として説明する。
図1及び図2に示すように、車体10側面のサイドドア60の下部には、前後方向に沿って延在するロッカパネル11が設けられている。ロッカパネル11には、前後方向に互いに間隔をおいて複数の硬質樹脂製のブラケット20が組み付けられている。本実施形態のブラケット20の数は8つである。ロッカパネル11には、これらのブラケット20を介して、前後方向に沿って延在する長尺状のロッカモール40が取り付けられている。ロッカモール40は、硬質樹脂製である。上記ロッカモール40が本発明に係る外装部材に相当する。
以下、各構成について詳細に説明する。
<ロッカパネル11>
図5に示すように、ロッカパネル11は、共に車幅方向Yに開口したハット形状の内側ロッカパネル12と外側ロッカパネル13とにより構成されている。ロッカパネル11は、内側ロッカパネル12の上下方向の両端部に形成されたフランジ部12aと、外側ロッカパネル13の上下方向の両端部に形成されたフランジ部13aとが溶接などにより互いに接合されることで閉じ断面を形成している。
図2及び図5に示すように、外側ロッカパネル13の側壁14には、前後方向に互いに間隔をおいて複数の係止孔16が開口している。本実施形態の係止孔16の数は8つである。また、外側ロッカパネル13の底壁15は、車内側ほど下側に位置するように車幅方向Yに対して緩やかに傾斜している。底壁15には、前後方向に互いに間隔をおいて複数の差込孔17が形成されている。本実施形態の差込孔17の数は8つである。本実施形態において、係止孔16及び差込孔17は、ロッカパネル11の前後方向における同一位置に設けられている。
<ブラケット20>
図3〜図5に示すように、ブラケット20は、外側ロッカパネル13の底壁15に対向する上壁21と、上壁21の前端及び後端からそれぞれ屈曲され、下方に延びる前後一対の側壁22と、上壁21の車内側端から屈曲され、下方に延びる背壁23とを有している。背壁23の下端には、車内側に折り返された折返部24が設けられている。背壁23と折返部24とによって、ロッカパネル11のフランジ部12a,13aの下端部が車幅方向Yにおいて挟まれている。
上壁21には、外側ロッカパネル13の差込孔17に対して差し込まれる差込部25が設けられている。以降において、差込部25が差込孔17に対して差し込まれる方向を、単に差込方向Xとして説明する(図5参照)。
図4(a)に示すように、背壁23には、第1係止部31が設けられている。第1係止部31は、車外側、すなわちロッカパネル11の外方に向かって突出する突片32を有している。突片32の先端部は、先端側ほど前後方向の幅が小さくされた先細状である。突片32の上面における幅方向の両端、すなわち前端及び後端には、一対の立壁部33が設けられている。背壁23における突片32の基端部分には、長方形状の逃がし孔26が設けられている。突片32における一対の立壁部33の内側には、突片32の突出方向、すなわち車幅方向Yに沿って延在するとともに、突片32の基端側において互いに連通される平面視コ字状のスリット34が設けられている。スリット34は、逃がし孔26に連通している。突片32のうちスリット34によって囲まれた部分である変形部32aは、当該変形部32aの基端を支点として上下方向に弾性変形可能である。
図4(b)及び図5に示すように、変形部32aの下面には、爪部35と、爪部35よりも突片32の基端側、すなわち車内側に位置する操作部36とが設けられている。
操作部36は、変形部32aよりも下方に向かって突出しており、その下端において屈曲して上記逃がし孔26に向かって突出している。したがって、操作部36の下面を上方に向けて押圧することで、変形部32aがその基端を支点として上方に向かって弾性変形する。このとき、操作部36の変位が逃がし孔26によって許容される。
<ロッカモール40>
図2、図3、及び図5に示すように、ロッカモール40は、外側ロッカパネル13の側壁14を覆うカバー壁41と、車外側に向けて膨出され、下側ほど車内側に位置する形状を有し、側壁14の下部及び底壁15を覆う意匠壁42とを有している。意匠壁42の外面がロッカモール40の意匠面を構成している。
カバー壁41の車内側には、挿通孔45を有する複数の台座44が、外側ロッカパネル13の複数の係止孔16に対応して設けられている(図3参照)。本実施形態の台座44の数は8つである。
挿通孔45には、クリップ46の基端部が嵌合されている。クリップ46の先端部は、車内側を指向している。
意匠壁42の車内側には、複数の中空状の第2係止部51が突設されている。本実施形態の第2係止部51の数は8つである。
第2係止部51は、ブラケット20の上壁21よりも下方に位置している(図5参照)。
第2係止部51の車内側の壁には、開口52が設けられている。
図5に示すように、開口52には、ブラケット20の突片32が挿入されている。また、突片32に設けられた爪部35が第2係止部51の内側から開口52の下縁52aに係止されている。
図3に示すように、意匠壁42の下端には、ブラケット20の折返部24を逃がすための切欠部47が設けられている。
図5に示すように、切欠部47の内縁と、ブラケット20の背壁23の下端との間には、隙間Sが設けられている。隙間Sを通じて突片32の操作部36が露出している。
ロッカモール40のロッカパネル11への取り付けに際しては、まず、外側ロッカパネル13の底壁15の各差込孔17に、ブラケット20の差込部25を差し込むことでロッカパネル11に対してブラケット20が組み付けられる。
続いて、車外側から車幅方向Yに沿って外側ロッカパネル13の側壁14及びブラケット20にロッカモール40を近接させる。これにより、ロッカモール40の第2係止部51の開口52にブラケット20の突片32が挿入され、突片32の爪部35が開口52の下縁52aに係止される。またこのとき、ロッカモール40の台座44に組み付けられたクリップ46の先端部が、外側ロッカパネル13の係止孔16に挿入されて係止される。
なお、本実施形態においては、車幅方向Yがブラケット20に対してロッカモール40を近接させる方向、すなわち組付方向に相当する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
(1)ブラケット20は、外側ロッカパネル13の底壁15に形成された差込孔17に対して差し込まれる差込部25と、第1係止部31とを有する。また、ロッカモール40は、差込部25の差込方向Xと交差する車幅方向Y(組付方向)に沿ってブラケット20に近接されることで第1係止部31と係止される第2係止部51を有する。
こうした構成によれば、差込部25の差込方向Xとロッカモール40の組付方向である車幅方向Yとが互いに交差しているため、ロッカモール40のロッカパネル11への取付作業が煩雑となる方向を上記差込方向Xとして設定することで、ロッカモール40のブラケット20への組付作業において作業者が下側から覗き込む必要がなくなる。このため、ロッカモール40のブラケット20への組付作業を容易に行うことができる。したがって、ロッカモール40の取付作業を容易に行うことができる。
(2)第1係止部31及び第2係止部51は、差込部25よりも下方に設けられている。
こうした構成によれば、ブラケット20の差込部25よりも下方に設けられた第1係止部31及び第2係止部51を互いに係止することにより、ロッカモール40がロッカパネル11に取り付けられる。このため、ロッカモール40を差込部25の位置でロッカパネル11に取り付ける構成に比べて、ロッカモール40の意匠壁42の外面、すなわち意匠面を車両の下方へ延長することができる。したがって、ロッカモール40の意匠面の設計の自由度を高めることができる。
(3)第2係止部51は、開口52を有している。第1係止部31は、車外側に向かって突出するとともに第2係止部51に挿入される突片32と、突片32に設けられ、第2係止部51の開口52の下縁52aに係止される爪部35とを有している。
こうした構成によれば、車外側から車幅方向Yに沿ってロッカモール40をブラケット20に近接させることで、第2係止部51の開口52に第1係止部31の突片32が挿入されるとともに突片32に設けられた爪部35が開口52の下縁52aに係止される。これにより、第1係止部31及び第2係止部51の構成を簡単にすることができる。
(4)ロッカモール40とブラケット20との間には、突片32を露出させる隙間Sが設けられている。
こうした構成によれば、ロッカモール40とブラケット20との間に設けられた隙間Sを通じて、マイナスドライバなどの工具を差し込むことでブラケット20の操作部36を押圧して突片32の変形部32aを弾性変形させることが可能となる。これにより、第2係止部51の開口52の下縁52aと爪部35との係止状態を解除することができる。したがって、ロッカモール40をブラケット20から取り外すことができる。
(5)外側ロッカパネル13の側壁14には、係止孔16が開口している。ロッカモール40には、クリップ46が取り付けられている。クリップ46は、車幅方向Y(組付方向)に沿って係止孔16に嵌入されることで係止孔16に係止されている。
こうした構成によれば、ロッカモール40は、ブラケット20の第1係止部31に第2係止部51が係止されることに加えて、外側ロッカパネル13の側壁14の外面の係止孔16にクリップ46が挿入されて係止されることによってロッカパネル11に取り付けられる。このため、ロッカモール40が安定して取り付けられる。
ここで、クリップ46の挿入方向が車幅方向Y、すなわちロッカモール40のブラケット20への組付方向に沿っていることから、ロッカモール40の第2係止部51及びクリップ46をブラケット20の第1係止部31及び係止孔16に対して一度に組み付けることができる。
(6)ロッカモール40は、長尺状であり、ブラケット20は、ロッカモール40の長手方向に間隔をおいて複数設けられている。
こうした構成によれば、ブラケット20がロッカモール40の長手方向、すなわち前後方向において間隔をおいて複数設けられている。このため、ブラケット20単体の体格を小さくできる。これにより、ブラケット20のロッカパネル11への取付作業を容易に行うことができる。また、長尺状のロッカモール40がロッカパネル11に対して安定して取り付けられる。
<変更例>
上記実施形態は、例えば以下のように変更して実施することもできる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ブラケット20の数や配置を適宜変更することができる。
・外側ロッカパネル13の係止孔16及びクリップ46に代えて、両面テープなどの他の手段によってロッカモール40の上部を外側ロッカパネル13の側壁14に固定するようにしてもよい。
・ブラケット20の操作部36を省略することもできる。またこの場合、ロッカモール40とブラケット20との間に隙間Sを設定しないようにすることもできる。
・ブラケットの第1係止部及びロッカモールの第2係止部の構成を適宜変更することができる。例えば、第2係止部が車内側に向かって突出する突片を有するものとし、第1係止部に当該突片が挿入されて係止される凹部などを設定するようにしてもよい。
・本発明は、車体の側面下部に取り付けられるロッカモール40の取付構造に限定されない。例えば、車体の側面上部や、車体の前面、あるいは後面に取り付けられる他の外装部材に対して本発明を適用することもできる。
10…車体、11…ロッカパネル、12…内側ロッカパネル、12a…フランジ部、13…外側ロッカパネル、13a…フランジ部、14…側壁、15…底壁、16…係止孔、17…差込孔、20…ブラケット、21…上壁、22…側壁、23…背壁、24…折返部、25…差込部、26…逃がし孔、31…第1係止部、32…突片、32a…変形部、33…立壁部、34…スリット、35…爪部、36…操作部、40…ロッカモール、41…カバー壁、42…意匠壁、44…台座、45…挿通孔、46…クリップ、47…切欠部、51…第2係止部、52…開口、52a…下縁、60…サイドドア。

Claims (7)

  1. ブラケットを介して外装部材を車体に取り付ける取付構造であって、
    前記車体は、差込孔を有し、
    前記ブラケットは、前記差込孔に対して差し込まれる差込部と、第1係止部とを有し、
    前記外装部材は、前記差込部の差込方向と交差する組付方向に沿って前記ブラケットに近接されることで前記第1係止部と係止される第2係止部を有する、
    車両用外装部材の取付構造。
  2. 前記差込孔は、前記車体の下壁に形成されている、
    請求項1に記載の車両用外装部材の取付構造。
  3. 前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記差込部よりも下方に設けられている、
    請求項2に記載の車両用外装部材の取付構造。
  4. 前記第2係止部は、開口を有しており、
    前記第1係止部は、前記車体の外方に向かって突出するとともに前記開口に挿入される突片と、前記突片に設けられ、前記開口の縁に係止される爪部とを有する、
    請求項2または請求項3に記載の車両用外装部材の取付構造。
  5. 前記外装部材と前記ブラケットとの間には、前記突片を露出させる隙間が設けられている、
    請求項4に記載の車両用外装部材の取付構造。
  6. 前記車体の側壁には、係止孔が開口しており、
    前記外装部材には、クリップが取り付けられており、
    前記クリップは、前記組付方向に沿って前記係止孔に挿入されることで前記係止孔に係止されている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の車両用外装部材の取付構造。
  7. 前記外装部材は、長尺状であり、
    前記ブラケットは、前記外装部材の長手方向に間隔をおいて複数設けられている、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車両用外装部材の取付構造。
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