JP2007138386A - 錠ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 戸に既に取付けてある錠ボックスとシリンダー錠を利用して簡単に2ロックとすることができる錠ユニットの提供。
【解決手段】 戸1の室内側面に取付けるユニット本体2と、ユニット本体に回転自在に保持された係合部材3と、ユニット本体内に配置した連動機構8とを備え、係合部材は、ユニット本体から戸側に突出する係合突部3aと、ユニット本体の室内側面に設けた開口4から室内側に臨む係合凹部3cとを有し、係合突部は、戸内に取付けた錠ボックス6のサムターン係合孔9に係合し、戸の室外側面に設けたシリンダー錠23と連動自在に繋ぐものであり、係合凹部は、サムターン係合孔に係合自在なサムターン7が係合するものであり、連動機構は、係合突部で連動自在に繋いだシリンダー錠とは別に設けた他の錠10に係合部材の回転運動を伝達するものであり、シリンダー錠23及びサムターン7の操作により他の錠が施解錠する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、勝手口や玄関等の扉や引戸に取付けられる錠ユニットに関する。
図13は、玄関や勝手口等の扉に設けられる一般的な掘込み型の錠を示している。この錠は、扉90内部に箱形の錠ボックス91を埋め込み、扉の室外側にはシリンダー錠92とレバーハンドル93を取付け、扉の室内側にはサムターン94とレバーハンドル95が取付けてある。シリンダー錠92とサムターン94とは錠ボックスを挟んで対向する位置に設けてあり、シリンダー錠に鍵を差し込んで回すかサムターンを回すことで錠ボックス91内に設けたデッドボルト駆動部材が回転し、デッドボルト96が錠ボックスより出没する。また、室外側と室内側の何れかのレバーハンドル93,95を回すことで錠ボックス91内に設けたラッチボルト駆動部材が回転し、ラッチボルト97が錠ボックス内に引っ込む。
近年、錠ボックスと竪枠の錠受けとの隙間にバール等を差し込み、錠をこじ開けて浸入される被害が増大している。その対策として、一つの扉に二つの錠を取付けて1ドア2ロックとする対策が採られる。
特許文献1には、既存の掘込みケース(錠ボックス)の室内側にジョイント73を取付け、扉の室内側面に取付ける面付けケース70のサムターン軸71をジョイント73と組み合わせ、面付けケースに取り付けた一個のサムターン69の操作により、両ケース内のデッドボルトを連動して施解錠できるようにしたものが記載されている。このような錠では、ジョイント73の取付けが煩雑である。また面付けケースの中にデッドボルト(デッドバー)を設けていることから面付けケースに厚みが必要であり、面付けケースがいかにも取って付けたようになって扉の室内側の意匠性が損なわれる。
また、従来の扉のハンドルには、ノブ式のものとレバー式のものとがある。これらのハンドルは、握力の弱いお年寄りや子供にとって操作しづらく、またハンドルを片手で持って扉を開けなければならないため、重い扉だと開けるのが困難である。またいずれのハンドルの場合でも、扉を開けて室外に出るときには、図12に示すように、ハンドル95を握ったまま扉90を避けるように横に動いて出なければならないため、お年寄りや身体の不自由な人にとっては扉の出入りが容易ではなかった。
特開2003−343135号公報(第3頁、第7図)
本発明は以上に述べた実情に鑑みてなされたものであって、請求項1記載の発明は、戸に既に取付けてある錠ボックスとシリンダー錠を利用して簡単に2ロックとすることができる錠ユニットの提供を目的とする。さらに請求項2記載の発明は、戸が扉の場合にお年寄りや身体の不自由な人でも容易に扉の出入りができるようにすることが可能な錠ユニットの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による錠ユニットは、戸の室内側面に取付けるユニット本体と、ユニット本体に回転自在に保持された係合部材と、ユニット本体内に配置した連動機構とを備え、係合部材は、ユニット本体から戸側に突出する係合突部と、ユニット本体の室内側面に設けた開口から室内側に臨む係合凹部とを有し、係合突部は、戸内に取付けた錠ボックスのサムターン係合孔に係合し、戸の室外側面に設けたシリンダー錠と連動自在に繋ぐものであり、係合凹部は、サムターン係合孔に係合自在なサムターンが係合するものであり、連動機構は、係合突部で連動自在に繋いだシリンダー錠とは別に設けた他の錠に係合部材の回転運動を伝達するものであり、シリンダー錠及びサムターンの操作により他の錠が施解錠することを特徴とする。
請求項2記載の発明による錠ユニットは、請求項1記載の構成に加え、戸は扉であり、扉の室内側に水平に架設した手摺を有し、他の錠が手摺内に収納した閂錠であることを特徴とする。
請求項1記載の発明による錠ユニットは、戸の室内側面に取付けるユニット本体に係合部材が回転自在に保持してあり、係合部材は、ユニット本体から戸側に突出する係合突部と、ユニット本体の室内側面に設けた開口から室内側に臨む係合凹部とを有し、戸の室内側面に既に取付けてあるサムターンをいったん取外してユニット本体を戸の室内側面に取付け、サムターンをユニット本体の室内側面に取付けるだけで、係合突部が戸内の錠ボックスのサムターン係合孔に係合して戸の室外側面に設けたシリンダー錠と連動自在に繋がり、係合凹部にサムターンが係合するので、既存のシリンダー錠と錠ボックスをそのまま利用して後から簡単に2ロックにでき、設置が容易であると共に低コストで防犯性が高められる。係合部材の係合凹部は、錠ボックスのサムターン係合孔に係合自在なサムターンが係合するようにしているので、戸から取外したサムターンをそのまま利用することができるし、新しく用意した市販のサムターンを取付けることもできる。また、ユニット本体内に、係合突部で連動自在に繋いだシリンダー錠とは別に設けた他の錠に係合部材の回転運動を伝達する連動機構を備え、シリンダー錠及びサムターンの操作により他の錠が施解錠するので、通常の操作で他の錠を錠ボックスの錠と連動して施解錠でき、操作性が良い。
請求項2記載の発明による錠ユニットは、上記の効果に加え、他の錠を手摺内に収納した閂錠とすることで、他の錠を扉の意匠性を損なうことなくすっきりと配設することができ、しかも閂錠は室外からバール等で直接攻撃されることがなく、且つ掛かりの大きい堅牢なものとすることができるので、防犯性が高い。また、扉の室内側に水平に架設した手摺を有しているので、手摺を掴むことでお年寄りや身体の不自由な人でも扉を開けて外に出るのが容易となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図9は、本発明の錠ユニットを室内側に取付けた扉1の正面図であり、図2は、錠ユニットを拡大して示す正面図であり、図4は、錠ユニットの側面図である。この錠ユニットは、図13に示すような一般的な掘り込み型の錠が取付けられている扉に後から追加して取付けて、簡単に1ドア2ロックにして防犯性を高めることができるように作られており、尚且つお年寄りや身体の不自由な人が扉を開けて外に出るのが容易となるようにユニバーサルデザインにも配慮したものとなっている。
扉1は、図9に示すように、左側の端部をヒンジ12で竪枠13aに支持し、ヒンジ12を支点として室外側に開くようにしてある。扉1の上下方向中間部右側の内部には、錠ボックス6が埋め込まれており、錠ボックス6は、図2と図4に示すように、デッドボルト14とラッチボルト15と、これらを駆動させる駆動部材を有している。扉1の室内側面には長座2がネジ16,17で取付けてあり、長座2の上部室内側面にはサムターン7がネジ18で取付けてある。さらに長座2の室内側面下部には、右手摺支持部材19がネジ17で長座2と共締めして取付けてあり、長座2の中間部からは、ラッチレバー20が左側に突出している。扉1の室内側面の左側端部には、左手摺支持部材21がネジで取付けてあり、左右の手摺支持部材19,21に両端部を支持して手摺11が扉1の横幅いっぱいに水平に架設されている。手摺11はステンレス等の丸パイプで形成してあり、右側の端部内に丸棒状の閂錠10が出没可能に収納してある。右側の竪枠13bの室内側面には、閂錠10先端部が係脱する錠受け具22が取付けてある。
図4に示すように、扉1の室外側面のサムターン7と対向する位置には、シリンダー錠23が取付けてあり、シリンダー錠23の下方にレバーハンドル24が取付けてある。
長座2内の上部には、図1と図5に示すように、係合部材3が回転自在に保持してある。係合部材3は、長座2から扉1側に突出する係合突部3aを有しており、係合突部3aは、図6に示すように、丸軸の周囲の4箇所に突条を放射状に形成した略+字形断面に形成され、係合突部3aが扉1内の錠ボックス6内に挿入されて、デッドボルト駆動部材25に形成してあるサムターン係合孔9(図10参照)と係合し、係合部材3が回転することでデッドボルト駆動部材25が回転し、デッドボルト14が錠ボックス6から出没する。係合部材3は、扉1室外側面に設けたシリンダー錠23の中心軸と同軸上に位置し、シリンダー錠23は室外側から錠ボックス6のデッドボルト駆動部材25に係合し、係合部材3とシリンダー錠23とは連動自在に繋がっている。シリンダー錠23にキーを差し込んで回したときにもデッドボルト駆動部材25が回転してデッドボルト14が出没し、このとき係合部材3も係合突部3aでシリンダー錠23と連動自在に繋がっているために、シリンダー錠23の操作と連動して一緒に回転する。係合部材3の室内側面には、穴状の係合凹部3cが設けてある。係合凹部3cは、係合突部3aと係合し得るようなサムターン係合孔9と同じ形状の略+字形断面に形成され、長座2の室内側面に設けた開口4から室内側に望んでいる。係合部材3の長座2内に保持した部分の外周部にはギア部3bが設けてある。
サムターン7は、台座7aとサムターン軸7bとサムターン摘み7cとを備え、サムターン軸7bの先端部は、係合突部3aと同一の略+字形断面に形成してあり、サムターン7を長座2の室内側面に取付けると、サムターン軸7bの先端部が開口4より長座2内に差し込まれて係合部材3の係合凹部3cと係合する。したがって、サムターン摘み7cを回せば、係合部材3が一緒に回転する。なお、サムターン軸7bの先端部は、錠ボックス6のサムターン係合孔9にも係合自在である。サムターン摘み7cは着脱自在であり、サムターン摘み7cを取外しておくことで、いわゆるサムターン回しによる不正解錠を阻止することができる。
長座2内部の係合部材3の下方には、係合部材3のギア部3bと噛み合う伝動ギア26が回転自在に保持してある。また長座2内部の左側には、錠操作伝達プレート27が上下方向に移動自在に保持してある。錠操作伝達プレート27は、図5と図6に示すように、上部と下部にラック部27a,27bを設けてあり、上部のラック部27aは長座2内の伝動ギア26と噛み合い、下部のラック部27bは長座2の室内側面から左側に突出して形成してあり、後述する右手摺支持部材19の裏面側(室外側)に取付けた伝動ギア28の小ギア28aと噛み合っている。
右手摺支持部材19は、図3に示すように、裏面側の下部に伝動ギア収納部29を形成し、伝動ギア収納部29の垂直面に伝動ギア28を軸着している。伝動ギア28は小ギア28aと大ギア28bを一体に固着してあり、小ギア28aが錠操作伝達プレート27下部のラック部27bと噛み合っている。また右手摺支持部材21の裏面側の傾斜した上面30には、閂錠駆動部材31がボルトで軸着してある。閂錠駆動部材31は、ギア31aと閂錠駆動レバー31bとを一体に固着してなり、ギア31aは伝動ギア28の大ギア28bと噛み合い、閂錠駆動レバー31bは手摺11内の閂錠10に向ってのびている。施解錠操作のためにサムターン摘み7cを90°回すと、その回転が係合部材3と伝動ギア26、錠操作伝達プレート27、伝動ギア28とで構成される連動機構8を介して伝達され、閂錠駆動部材31が90°回転する。
閂錠10は、金属の丸棒から形成してあり、閂錠駆動部材31と対向する面に閂錠駆動レバー31bとの係合部32を設けてある。係合部32は、角穴32aと、角穴32aの両側に設けた突起32b,32cとで構成され、閂錠10は、図7に示すように、手摺11の右側端部に形成したスリット33に突起32b,32cを差し込んで回り止めし、手摺11の中空部内にスライド自在に収納している。図7中の符号34は、閂錠10が手摺11から抜けるのを防ぐ抜け止めピンである。サムターン7が解錠状態にあるときには、図7(a)に示すように、閂錠駆動レバー31bが左側に45°傾いた状態となっており、閂錠駆動レバー31bの先端面が閂錠10の左側の突起32bの傾斜面に当接し、閂錠10が後退限で移動不能にロックされる。図7(b)は、サムターン7操作中の状態を示しており、閂錠駆動レバー31bの先端部が閂錠10の角穴32a内に差し込まれ、閂錠駆動レバー31bの回転に伴って閂錠10が右側にスライドする。サムターン7が施錠状態にあるときには、図7(c)に示すように、閂錠駆動レバー31bが右側に45°傾く状態となり、閂錠駆動レバー31bの先端面が閂錠10の右側の突起32cの傾斜面に当接し、閂錠10が前進限で移動不能にロックされ、閂錠10の先端部が錠受け具22の孔22aに差し込まれる。閂錠10の錠受け具22との掛かり量は20mm近くとってあり、錠ボックス6内のデッドボルト14による施錠と合わせて、強力に扉1が施錠されることとなる。
長座2の中間部には、図1に示すように、第二の係合部材35が回転自在に保持してある。第二の係合部材35は、室外側のレバーハンドル24の軸と同軸上に位置しており、扉側に突出する係合突部35aは角棒状に形成してあって、錠ボックス6内のラッチボルト駆動部材(図示省略)に形成したハンドル軸係合孔38(図10参照)に室内側から係合している。また、ラッチボルト駆動部材のハンドル軸係合孔38には、室外側からレバーハンドル24の軸が係合している。第二の係合部材35の長座2内に保持した室内側端部の外周には、図5に示すように、ギア部35bを設けてある。
長座2内部の右側には、ラッチ操作伝達プレート36が上下方向に移動自在に保持してある。ラッチ操作伝達プレート36は、上部と下部にラック部36a,36bを有し、上部のラック部36aが第二の係合部材35のギア部35bと噛み合っている。
長座2内部の第二の係合部材35の下方には、室内側ラッチレバー軸37が回転自在に保持してあり、室内側ラッチレバー軸37に室内側のラッチレバー20の基端部20aが連結されている。室内側ラッチレバー軸37は、外周にギア部37aを設けてあり、ギア部37aがラッチ操作伝達プレート36の下部側のラック部36bと噛み合っている。そのため、室内側のラッチレバー20を操作して室内側ラッチレバー軸37が回転すると、その回転がラッチ操作伝達プレート36と第二の係合部材35を介して錠ボックス6内のラッチボルト駆動部材に伝達され、ラッチボルト15が錠ボックス6内に引っ込んで扉を開けられる状態になる。
室内側ラッチレバー軸37は、図2に示すように、手摺11と同じ高さに位置しており、ラッチレバー20は、通常時は、手摺11の上側に15°程度の傾きで斜めに突出するようにバネで保持してある。またラッチレバー20は、手掛け部20bが手摺11の室外側に接近して配置してあり、図8に示すように、手掛け部20bを手摺11といっしょに上から握ったときに、ラッチレバー20が室内側ラッチレバー軸37を支点として下方に回転して手摺11と平行になり、ラッチボルト15の係合が解除されるようにしている。ラッチレバー20の手掛け部20bの断面は、室外側上部20cに手指にフィットするように丸みを持たせ、室内側上部20dを手摺11の外周に沿って湾曲形成し、下部20eを薄肉に形成してある。
本錠ユニットを扉1に取付けるにあたっては、まず扉の室内側に既に取付けてあるサムターン94とレバーハンドル95を取外す。その後、長座2を扉1室内側面に取付けるだけで、長座2から扉1側に突出する二つの係合突部3a,35aが、扉1内にある錠ボックス6のデッドボルト駆動部材25のサムターン係合孔9とラッチボルト駆動部材のハンドル軸係合孔38にそれぞれ係合するので、面倒な作業をすることなく簡単に取付けできる。サムターン7を長座2の室内側面に取付ければ、サムターン軸7bが係合部材3の係合凹部3cに係合する。サムターン7は、先に取外したものを長座2の室内側面に再度取付けてもよいし、新しいものを取付けてもよい。
本錠ユニットの使用方法を述べると、室内側から施解錠するときは、従来通りサムターン摘み7cを90°回転させるだけで、錠ボックス6のデッドボルト14と閂錠10とが連動して出没し、簡単に施解錠できる。室外側からも、従来通りシリンダー錠23にキーを差し込んで回すだけで、デッドボルト14と閂錠10を連動して施解錠できる。閂錠10は、手摺11内に収納しているので、扉1室内側の意匠性が損なわれず、しかも閂錠10は室内側にオフセットしているので室外側からバール等で攻撃されることがなく、且つ錠受け具22への掛かり量が大きい上、丈夫な金属製の中実丸棒を使用しており変形することもないから、防犯性が極めて高い。
扉を開けて室外に出るときには、手摺11の右側端部をラッチレバー20と共に上から握ることで、ラッチボルト15の解除を自然に行うことができ、後は握った手摺11をそのまま室外側に押せば扉1が開き、容易に扉が開けられる。また扉1の室内側に横幅いっぱいに手摺11が取付けてあるので、重い扉を子供が開けるときでも手摺11を両手で握ることで容易に開けることができるし、手摺11の握る位置を長手方向に適宜ずらすことができるため、図11に示すように、まっすぐに歩いて室外に出ることが可能となり、手摺11につかまることが歩く補助にもなるので、お年寄りや身体の不自由な人にとって扉の出入りが容易になる。
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されない。本発明の錠ユニットは、扉に限らず、引戸に用いることもできる。他の錠としては、閂錠以外の種々の形態の錠を使用することができる。本発明の錠ユニットは、戸に後付けする際に簡単に取付けできるように配慮したものではあるが、新しい戸に使用できることはいうまでもない。
サムターンを取外した状態での図2のA−A断面図である。 本発明の錠ユニットの正面図である。 図2のB−B断面図である。 本発明の錠ユニットの扉への取付状態を示す側面図である。 図4のC−C断面図である。 閂錠を施解錠動作させるための連動機構の構成を示す斜視図である。 閂錠の施解錠動作を示す横断面図であって、(a)は解錠状態、(b)は閂錠が動いているときの状態、(c)は施錠状態をそれぞれ示している。 ラッチボルトの係合を解除するために、ラッチレバーを手摺と一緒に握ったときの状態を示す縦断面図である。 本発明の錠ユニットを取付けた扉の室内側から見た正面図である。 ユニット本体を取付ける前の扉の室内側面図である。 本発明の錠ユニットを取付けた扉を開けて室外に出るときの様子を順に示す平面図である。 従来の扉を開けて室外に出るときの様子を順に示す平面図である。 従来の一般的な掘り込み型の錠を示す斜視図であって、(a)が室内側、(b)が室外側を示している。
符号の説明
1 扉(戸)
2 長座(ユニット本体)
3 係合部材
3a 係合突部
3c 係合凹部
4 開口
6 錠ボックス
7 サムターン
8 連動機構
9 サムターン係合孔
10 閂錠(他の錠)
11 手摺
23 シリンダー錠

Claims (2)

  1. 戸の室内側面に取付けるユニット本体と、ユニット本体に回転自在に保持された係合部材と、ユニット本体内に配置した連動機構とを備え、係合部材は、ユニット本体から戸側に突出する係合突部と、ユニット本体の室内側面に設けた開口から室内側に臨む係合凹部とを有し、係合突部は、戸内に取付けた錠ボックスのサムターン係合孔に係合し、戸の室外側面に設けたシリンダー錠と連動自在に繋ぐものであり、係合凹部は、サムターン係合孔に係合自在なサムターンが係合するものであり、連動機構は、係合突部で連動自在に繋いだシリンダー錠とは別に設けた他の錠に係合部材の回転運動を伝達するものであり、シリンダー錠及びサムターンの操作により他の錠が施解錠することを特徴とする錠ユニット。
  2. 戸は扉であり、扉の室内側に水平に架設した手摺を有し、他の錠が手摺内に収納した閂錠であることを特徴とする請求項1記載の錠ユニット。
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