JP2007135453A - ダッタンソバ粉を用いたパン類及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダッタンソバに対して特別な処理を加えたり、特別な添加剤を用いることなく、糖尿病などに対して有効で、しかも通常のパンに比べてしっとりとした食感を有するパンを提供する。
【解決手段】ダッタンソバ粉に熱湯を加え混捏して湯種を練り上げ、練り上げた湯種に小麦粉を主原料とする穀粉、酵母、その他の副材料、更に必要に応じて水分を加えて混捏して常温でパン生地を練り上げ、練り上げたパン生地を発酵させた後、焼成してなり、ルチンの含有量が20mg/100g未満であり、かつケルセチンを50mg/100g以上、好ましくは50mg/100g〜60mg/100g含有するパン類。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ダッタンソバ(韃靼蕎麦、学名Fagopyrum tataricum)を用いたパン類及びその製造方法に関する。
ダッタンソバは、普通種のソバに比べて苦みが強いことから、別名「ニガソバ(苦蕎麦)」と呼ばれている。ダッタンソバは、中国の韃靼地方(現在のモンゴル)が原産地ともいわれており、中国の内モンゴル、雲南省、四川省、山西省をはじめ、モンゴル、ヒマラヤ、ロシア、カナダ、アメリカなどで栽培されている。ダッタンソバには、ビタミン類、ミネラル類などの有用成分が豊富に含まれており、特にルチンの含有量が多く、糖尿病、高血圧などの生活習慣病に有効な成分が多く含まれているとされている。例えば、苦蕎麦(ダッタンソバ)を有効成分とし、糖尿病およびコレステロールの高い消費者の尿糖値およびコレステロール値を下げ、またその上昇を予防する効果を期待したソーセージ、お菓子、アルコール飲料などの天然健康食品(特許文献1参照。)、焙煎したダッタンそばの実および/またはそば粉を主成分とするそば茶に、焙煎した微粉末状または微細粒状の大豆および黒ゴマ(黒胡麻)を混入することで苦味を抑え、高血圧や糖尿病などの成人病予防に実効のある複合機能を持たせたそば茶(特許文献2参照。)、更には、ダッタンソバの植物体の乾燥粉砕物を用いて製造される菓子類、パン類、麺類などのダッタンソバ食品(特許文献3参照。)などダッタンソバを用いた各種の飲食品が提案されている。また、苦蕎麦(ダッタンソバ)の植物体を原料として、糖尿病の合併病の原因とされる赤血球内のソルビトールの値を降下させるソルビトール降下剤及びアルドース還元酵素の作用を抑制するアルドース還元酵素阻害剤(特許文献4参照。)も提案されている。更に、ダッタンソバ原料に加圧水蒸気処理を施すことで、ルチン分解酵素を失活させて、加水したときも多くのルチン成分を保持可能としたダッタンソバ粉の製造方法(特許文献5参照。)なども提案されている。
また、しっとりとしたモチモチ感のある食感を有するパン類を製造する方法として、小麦粉あるいは小麦粉とイースト以外の副材料とを水分とともに混捏して55〜80℃もしくは55〜98℃の温度の中麺に練り上げ、練り上げられた中麺と小麦粉およびイーストを含む副材料を混捏してパン生地に練り上げ、練り上げられたパン生地を発酵させた後に焼成する方法が提案されており(例えば特許文献6、7等参照。)、この方法は、製パン業界では「湯種法」として知られてる。
特開平10−84891号公報 特開平11−225718号公報 特開2003−299462号公報 特開2004−182685号公報 特開2005−13005号公報 特開2000−245332号公報 特開2002−34436号公報
前記のように、ダッタンソバには、糖尿病や高血圧といった生活習慣病などに有効な成分が豊富に含まれており、これを利用した食品も各種提案されている。しかし、本発明者らの研究によれば、ダッタンソバを利用した食品、例えば製パンにダッタンソバ粉を用いた場合、糖尿病などに対する効果が期待できる必要量を用いると、ダッタンソバ特有の苦みが発現してパンの食味が低下するだけでなくパサパサの食感となり、小麦粉からなる通常のパンに比べて風味の点でも劣ることが判明した。しかし、ダッタンソバの苦みを抑えたり、食感を改善するために添加剤などを用いたり、焙煎したりすると、ダッタンソバによる苦みは抑えられたとしても、他の好ましくない風味が発現したり、糖尿病などに対する効果が低下してしまう。そこで本発明は、ダッタンソバに対して特別な処理を加えたり、また特別な添加剤を用いることなく、糖尿病などに対して有効で、しかも通常のパンに比べてしっとりとした食感を有するパンを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、製パン業界で「湯種法」とよばれている製パン法における湯種に使用する小麦粉の代わりにダッタンソバ粉を用いることで、ダッタンソバに特別な処理を施したり添加剤などを用いることなしに、しっとりとした食感に焼き上がることと知見した。さらに、驚くべきことに、ダッタンソバ特有の苦みが抑えられ、しかも従来、糖尿病に有効とされていたルチンではなく、ルチンが分解したケルセチンが適度に含まれていることで糖尿病などに対する効果にも優れたパンを製造できることを発見し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のパン類は、ダッタンソバ粉に熱湯を加え混捏して湯種を練り上げ、練り上げた湯種に小麦粉を主原料とする穀粉、酵母、その他の副材料、更に必要に応じて水分を加えて混捏して常温でパン生地を練り上げ、練り上げたパン生地を発酵させた後、焼成してなることを特徴とする。
本発明のパン類では、パン生地中に含まれる全穀粉100重量部中、ダッタンソバ粉を15〜30重量部含有することが好ましい。
従来のダッタンソバ粉を用いたパン類では、ケルセチンによる苦みを抑えるために、ルチンの分解が抑制されており、ルチンが多量に含有される一方、ケルセチンの含有量は数mg/100g程度と微量である。これに対し、本発明のパン類は、ルチンの含有量が20mg/100g未満であり、かつケルセチンを50mg/100g以上、好ましくは50mg/100g〜60mg/100g含有し、従来のパン類に比べて糖尿病に対する効果が大きい。なお、前記ルチンおよびケルセチンの含有量は、焼き上げられたパン類における、パン生地が発酵、焼成されたパン組織中の割合であり、例えば菓子パンなどのように餡、クリーム、ジャム、その他の副食材などを内包したりトッピングしたパン類の場合には、それら副食材を除外した部分における割合である。
また、本発明に係るパン類の製造方法は、ダッタンソバ粉に熱湯を加え混捏して湯種を練り上げる工程と、練り上げた湯種に小麦粉を主原料とする穀粉、酵母、その他の副材料、更に必要に応じて水分を加えて混捏して常温でパン生地を練り上げる工程と、練り上げたパン生地を発酵させる工程と、発酵したパン生地を焼成する工程を含むことを特徴とするダッタンソバ粉を用いたパン類の製造方法である。
本発明によれば、ダッタンソバ粉を焙煎するなどの特別な処理を施したり特別な添加剤を用いることなしに、小麦粉を主原料とする通常のパン類と同様のしっとりとした食感に焼き上がるだけでなく、ダッタンソバ特有の苦みが抑えられ、しかも従来、糖尿病などに有効とされていたルチンではなく、ルチンが分解したケルセチンが適度に含まれており糖尿病などに対する効果にも優れたパン類を得ることができる。本発明のパン類に含まれるケルセチンは、毛細血管の透過性抑制、血管強化作用、血圧安定作用、膵臓機能の活性化による血糖値やコレステロールの低下作用に優れる。また、ケルセチンは、天然の抗酸化剤であるポリフェノールの一種であるが、ポリフェノールの中でも特に脂肪吸収抑制効果が強く、体内の脂肪を排出する機能を有し、肝臓での脂肪代謝を高め、また消化管で脂肪と結合して脂肪の吸収を抑制する機能を有し、また強い抗酸化作用を有する。本発明のパン類が、ダッタンソバ特有の苦みの発現がなく、また糖尿病などに対する優れた効果を発揮しうる詳細な理由やメカニズムは明らかではないが、ダッタンソバ粉を加熱、加水して熟成することにより、ダッタンソバ粉に含まれるルチンがルチナーゼ酵素によりケルセチンに変化し、これを発酵、焼成することで、ケルセチンが適度に含まれるパン類に焼き上がるものと推測される。
更に、本発明のパン類には、前記ケルセチンのほか、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン類や、亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、マグネシウムなどのミネラル類など、ダッタンソバが有する各種有効成分を適度に含んでいる。従って、日常生活において、単に本発明のパン類を摂取するだけで、インスリンの投与などの薬物治療や食事療法などを施さずとも、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を改善することができる。
また、パン生地中に含まれる穀粉100重量部中、ダッタンソバ粉を15〜30重量部、より好ましくは20〜30重量部含有することにより、ダッタンソバ特有の苦みを発現することなく、またパサパサの食感となることなく、ダッタンソバに含まれるルチンが分解して生成するケルセチン、その他、ダッタンソバに含まれる各種のビタミン類、ミネラル類などの有用成分により、糖尿病、高血圧、その他の生活習慣病に対する優れた効果を有するパン類を得ることができる。
さらに、ルチンの含有量が20mg/100g未満で、かつケルセチンを50mg/100g以上、より好ましくは50mg・100g〜60mg/100g含有する本発明のパン類は、前記のような糖尿病、高血圧などの生活習慣病に対する優れた効果を発揮しうる。
ダッタンソバは、内モンゴル、雲南省、四川省、山西省などの中国の各地、その他、世界各地で栽培されている。そのなかでも、中国の山岳奥地、例えば内モンゴルで栽培されているダッタンソバには、他の地方で栽培されているダッタンソバに比べて多量のルチンが含まれており、その他のビタミン類やミネラル類といった有用成分も豊富に含まれている。また、前記山岳地方では、ダッタンソバは無肥料、無農薬で栽培されていることから、コンポストなどの問題もなく、花粉症の人にとっても安全である。従って、本発明では、前記中国山岳地方で栽培されたダッタンソバを用いることが好ましい。
本発明に用いるダッタンソバ粉は、ダッタン種のソバの種子(実)を常法に従って製粉したものでよく、製粉の方法などに特に制限はない。また、使用するソバ種子も、殻(果皮)を除去した実でもよいし、茎、葉、殻がついたままの玄ソバであってもよい。さらに、ダッタンソバ粉としては、ダッタン種のソバの茎や葉そのものを粉砕したものを使用することもできる。
本発明では、先ず、上記のようなダッタンソバ粉を用い、公知の湯種法による製パン時と同様にして、90〜100℃の熱湯を加え混捏して湯種に練り上げる。
使用するダッタンソバ粉の量は、全パン生地中に含まれる穀粉100重量部中の15〜30重量部とすることが好ましく、より好ましくは20〜30重量部である。ダッタンソバ粉の量が15重量部未満である場合には、焼き上げられたパン類中に含まれる、ダッタンソバ粉に由来するケルセチン、その他の有用成分の含有量が少なくなり、糖尿病などに対する効果が少ない。一方、ダッタンソバ粉を30重量部を越えるほど多量に用いるにつれて、焼き上げられたパン類にダッタンソバ特有の苦みが発現しやすくなる。このようなことから、ダッタンソバ粉の使用量は15〜25重量部とすることがより好ましい。なお、この湯種には、ダッタンソバ粉の他に小麦粉、その他、パン生地に使用する残りの穀粉の一部も混合されていてもよい。
また、湯種の練り上げに使用する水分量は、湯種に使用するダッタンソバ粉、またはダッタンソバ粉と小麦粉などの穀粉との合計100重量部に対して70〜77重量部とする。水分量が70重量部より少ないと、発酵が遅く、発酵不足となり、窯伸び、火通りが悪くなりパンが重たくなる。一方、水分量が77重量部より多くなると、生地がべたつき、過発酵となり、窯伸びが悪く、パサついたパンになる。
また、ダッタンソバ粉の湯種の練り上げ温度は、70℃〜90℃の範囲とすることが好ましい。練り上げる時の温度が70℃より低い場合には、湯種にならない(のり状にならず固まらない)。一方、湯種の練り上げ時の温度が90℃を越えると、湯種がパサパサになり、食感が悪くなる。その理由は明らかではないが、加水および加熱によるルチンの分解などが過剰に進行するためではないかと推測される。
次いで、上記のようにして練り上げたダッタンソバ粉からなる湯種を、常法に従って、小麦粉などの残りの穀粉、酵母、その他の副材料を混捏して、さらに必要に応じて水分を加えてパン生地に練り上げる。パン生地に使用する穀粉は、主として小麦粉であるが、小麦粉の一部を、例えば米粉、大麦粉、トウモロコシ粉などに置き換えてもよい。また、使用する酵母は、通常の製パンに用いられるものでよく、天然酵母であっても、果実や穀類などから分離し、化学物質を使用して培養したイーストであってもよい。使用する副材料としては、砂糖、食塩、脱脂粉乳、バター、ラード、ショートニング、その他、通常の製パンに使用される副材料を適宜使用することができ、またそれら副材料の使用量にも特に制限はなく、通常の量でよい。さらに、湯種に残りの小麦粉、副材料などを加えてパン生地を練り上げる際に使用する水分量は、パン生地に使用する全穀粉粒量100重量部に対して70〜77重量部とする。水分量が70重量部より少ないと、発酵が遅く、発酵不足となり、窯伸び、火通りが悪くなりパンが重たくなる。一方、水分量が77重量部より多くなると、生地がべたつき、過発酵となり、窯伸びが悪く、パサついたパンになる。
そして、前記のようにして練り上げたパン生地を、常法に従って発酵させた後、焼成する。なお、本発明のパン類は、前記のようにして練り上げたパン生地を用いて製造されること以外には、製造されるパンの種類等には特に制限はなく、食パン、菓子パン、蒸しパンその他、公知のパン類の全てに適用可能である。そして、前記パン生地の発酵および焼成条件についても、前記のような各種パンの通常の製造条件でよい。
(実施例)
湯種の原料として、中国の内モンゴルから輸入されたダッタンソバ粉を使用して、湯種法により以下の要領で食パンを製造した。
パン生地に使用する全穀粉100重量部のうち20重量部の割合となるダッタンソバ粉に対して食塩0.4重量部を副資材として加え、42重量部の沸騰した熱湯とともに混捏して中速で1〜2分かけて湯種を練り上げた。練り上げ終了時の湯種の温度は80℃であった。
練り上げた湯種は、熱いうちに冷凍用袋に入れ、なるべく空気の入らないように注意をし、袋の口にシールドをかけて常温に放置して粗熱がとれたら−25℃〜−35℃の冷凍庫で保存した。冷凍した湯種を、使用する前日から冷蔵庫に入れ、完全に解凍させて使用した。この際、解凍が不十分だとダマになりやすく、製品に悪影響を与えるので注意を要する。
前記のようにして得られた湯種に対して、残りの穀粉として小麦粉80重量部、副材料として砂糖6重量部、食塩1。7重量部、脱脂粉乳2重量部、ラード3重量部および生イースト3重量部を添加して、60重量部の常温の水とともに混捏し、パン生地を練り上げた。得られたパン生地を、常法に従い、発酵させた後、食パンを焼き上げた。得られた食パンは、ダッタンソバ粉によりやや緑かかった外観を呈している以外はダッタンソバの苦みもなく、また小麦粉を用いて焼き上げた通常の食パンと同様にソフトな食感であった。
(比較例)
小麦粉80重量部と実施例と同じダッタンソバ粉20重量部に対して、砂糖6重量部、食塩2重量部、脱脂粉乳3重量部、ショートニング4重量部、生イースト3重量部を副材料として添加して、60重量部の常温の水とともに混捏し、パン生地を練り上げた。得られたパン生地を、常法に従い、発酵させた後、食パンを焼き上げた。得られた食パンは、ダッタンソバ粉によりやや緑かかった外観を呈している以外に、ダッタンソバ特有の苦みがあり、しかも小麦粉を用いて焼き上げた通常の食パンに比べてパサパサの食感であった。
(成分分析)
原料のダッタンソバ粉並びに上記のようにして焼き上げた実施例及び比較例の食パンの成分分析を行い、ルチンおよびケルセチンの含有量を調べた、結果を表1に示す。なお、分析は財団法人食品環境検査協会に依頼して行った。
Figure 2007135453
(試験)
上記のようにして焼き上げた実施例の食パンを、糖尿病と判定された4人の患者に約2ヶ月にわたって朝食の主食として与え、血糖値の推移を調べた。なお、この間、患者には朝食に前記食パンを取り入れた以外は、日常取り入れていた普通食のまま何らの変更を指示せず、薬物療法やその他の食事療法などは一切施さなかった。その結果、4人の患者のうち3人が、下記表2に示すように2ヶ月後には血糖値が顕著に降下し、ダッタンソバ粉入りパンを摂取することによる効果が認められた。
Figure 2007135453
現在、地球上には60数億人の人間が住んでいるが、その内の10%は、程度の差はあれ糖尿病に罹患しているといわれている。本発明のパン類は、インスリンの投与などの薬物療法や、食事療法などを行わずとも、日常生活において、食事や間食として通常のパンと同様に摂取するだけで、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を改善することができ、医療費、健康保険料の個人的また国家的な負担の軽減など、現代の人間社会に図り知れない利益をもたらすことが期待できる。

Claims (5)

  1. ダッタンソバ粉に熱湯を加え混捏して湯種を練り上げ、練り上げた湯種に小麦粉を主原料とする穀粉、酵母、その他の副材料、更に必要に応じて水分を加えて混捏して常温でパン生地を練り上げ、練り上げたパン生地を発酵させた後、焼成してなることを特徴とするダッタンソバ粉を用いたパン類。
  2. パン生地中に含まれる全穀粉100重量部中、ダッタンソバ粉を15〜30重量部含有する請求項1記載のパン類。
  3. ルチンの含有量が20mg/100g未満であり、かつケルセチンを50mg/100g以上含有する請求項1又は2に記載のパン類。
  4. ケルセチンの含有量が50mg/100g〜60mg/100gである請求項3に記載のパン類。
  5. ダッタンソバ粉に熱湯を加え混捏して湯種を練り上げる工程と、練り上げた湯種に小麦粉を主原料とする穀粉、酵母、その他の副材料、更に必要に応じて水分を加えて混捏して常温でパン生地を練り上げる工程と、練り上げたパン生地を発酵させる工程と、発酵したパン生地を焼成する工程を含むダッタンソバ粉を用いたパン類の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108739933A (zh) * 2018-08-20 2018-11-06 威宁县蒋凤明苦荞系列食品厂 一种苦荞蛋糕及其制作方法
CN110521746A (zh) * 2019-09-20 2019-12-03 山西振东五和健康科技股份有限公司 一种苦荞粗纤维窝头片及其制备方法

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