JP2007132475A - スライド連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報機器を利用し構成される空間構造体において、新たな情報機器の登場やその情報機器の更新等に柔軟に対応し、容易に新たな空間構造体を設計可能とする。
【解決手段】柱状体と横梁体とから構成される空間構造体であって、柱状体は、軸心方向において該軸心方向に沿って延び且つ該柱状体の断面において開口部を有する半閉空間である柱状体溝部を有し、横梁体は、軸心方向において該軸心方向に沿って延び、且つ該横梁体の断面において開口部を有する半閉空間である横梁体溝部を一又は複数有し、柱状体と横梁体との連結は、該柱状体の有する柱状体溝部又は該横梁体の有する横梁体溝部の何れかの内部をその軸心方向の任意の位置に移動可能且つ該位置に固定可能な連結手段が、該柱状体溝部又は該横梁体溝部の開口部を介して該柱状体又は該横梁体と連結されることで為される。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフィスや展示場等において、情報機器やパネル等を展示するための空間を構築するための空間構造体、および該空間構造体において部材と部材との連結を行うための連結装置に関するものである。
オフィス等において多くの人がその空間を利用する際の利便のための、様々な空間の構築方法に関する技術が公開されている。例えば、ポールとフレーム部材との組合せにより、堅牢で且つオフィス等の部屋に損傷を与えない空間構造体に関する技術が公開されている(特許文献1を参照。)。この技術においては、三本のポールと二本のフレーム部材とで構成され、フレーム部材の作る内角を120度とした最小共有空間構造体が開示されている。また、ポールとフレーム等の連結をするための連結部材に関する技術が、特許文献2に開示されている。
また、オフィス等の空間において情報機器を利用するためには、そのための電源や信号線等の配線処理が重要となる。そこで、オフィス等の空間において、配線ダクトや配線取り出し口を一切に不要にするための電源、信号ラインの取り出し装置に関する技術が公開されている(例えば、特許文献3、4を参照。)。この技術においては、柱や梁によって構成される構造体であって、該柱や梁の内部に電源ケーブルや信号ケーブルを収装し、かつその梁の途中に情報機器との接続のためのコネクタを設ける技術が開示されている。
特開2003−138771号公報 特許第3004874号 特開平10−271649号公報 特開2004−140998号公報 特開2004−293082号公報
オフィスや展示場等において、情報機器を利用した会議スペースや展示スペース等の共有空間を構築する場合、そこで利用する情報機器等の寸法や重量等の各緒言を基に空間構造体の設計を行うのが通常である。例えば、情報機器としてのディスプレイをとっても、その寸法や重量、使用する個数等は、該空間の利用目的によって様々であるため、それぞれに応じた形状となるべく空間構造体が設計される。
しかし、昨今の情報機器の発展は急速であるため、次々に新たな情報機器が登場したり、また従来からの情報機器であっても新たな機能が付加されたり小型化が図られたりして更新される。その結果、それらの情報機器を利用した空間構造体においては、新たな情報機器の登場等による寸法、形状の変化に応じて、空間構造体も再度設計しなおさなければならない。そして、従来からの空間構造体は、上述の通り、特定の情報機器に対応させて設計されているため、その再設計は非常に困難となる。
本発明では、上記した問題に鑑み、情報機器を利用し構成される空間構造体において、新たな情報機器の登場やその情報機器の更新等に柔軟に対応し、容易に新たな空間構造体を設計可能とし、その空間構造体を構成する部材を連結するための連結装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、空間構造体を構成する柱状体と横梁体において、その内部に軸心方向に延びる溝を設け、その溝内で任意の位置に移動可能且つ該位置で固定可能な連結手段を設けた。空間構造体をこのような構成とすることで、該空間構造体の構成を適宜調整することが容易となり、以て情報機器の更新に柔軟に対応することが可能となる。
詳細には、本発明は、床から上方に延びる一又は複数の柱状体と該床に水平方向に延びる一又は複数の横梁体とが互いに連結されて、および/または該横梁体同士が互いに連結されて構成される空間構造体であって、前記柱状体は、軸心方向の一部又は全部において該軸心方向に沿って延び且つ該柱状体の断面において開口部を有する半閉空間である柱状体溝部を一又は複数有し、前記横梁体は、軸心方向の一部又は全部において該軸心方向に沿って延び、且つ該横梁体の断面において開口部を有する半閉空間である横梁体溝部を一又は複数有し、前記柱状体と前記横梁体との連結は、該柱状体の有する柱状体溝部又は該横梁体の有する横梁体溝部の何れかの内部をその軸心方向の任意の位置に移動可能且つ該位置に固定可能な連結手段が、その連結手段が存在する該柱状体溝部又は該横梁体溝部の開口部を介して、その連結手段が存在しない側の該柱状体又は該横梁体と連結されることで為され、前記横梁体同士の連結は、何れかの横梁体の有する横梁体溝部の内部をその軸心方向の任意の位置に移動可能且つ該位置に固定可能な連結手段が、その連結手段が存在する該横梁体溝部の開口部を介して、その連結手段が存在しない側の該横梁体と連結されることで為される。
上記空間構造体は、柱状体と横梁体との組合せによって構成される。その構成は、空間構造体の目的や構造体に求められる強度等に応じて、適宜調整される。また、空間構造体の全体の形状は、矩形体形状に限られず、多角形形状、放射状形状等、直線形状等の様々な形状に適応可能である。
ここで、この空間構造体を構成する柱状体は、柱状体溝部を有している。この柱状体溝部は、柱状体に複数設けられていてもよく、その場合、柱状体の横断面を均等に複数分割し、分割された部分ごとに柱状体の長手方向に沿って柱状体溝部を設けるのが好ましい。このようにすることで、空間構造体において、各柱状体溝部を利用して横梁体を規則的に連結させることが可能となり、空間構造体のユニット化、デザイン性の向上等に寄与し得る。また、空間構造体を構成する横梁体も、横梁体溝部を有している。この横梁体溝部についても、柱状体溝部と同様に横梁体に複数設けることが可能である。
この柱状体溝部および横梁体溝部は、それらの断面において開口部を有しており、その開口部は両溝部の延びる方向に沿って同様に延びている。尚、この開口部は、柱状体および横梁体の全長にわたって存在する必要はなく、それらの長手方向において部分的に存在していてもよい。
上述した柱状体と横梁体で構成される本発明に係る空間構造体での、特徴点はそれらの部材間での連結方法にある。本空間構造体では、その部材間の連結は連結手段によって行われる。尚、本空間構造体における部材間の連結は、柱状体と横梁体、又は横梁体同士の二種類がある。尚、このことは、柱状体および横梁体以外の部材が本空間構造体を構成することを妨げるものではない。そして、この本空間構造体に情報機器やその他の部材が組み込まれて、特定の目的を持った空間等が構築されることになる。
ここで、上記連結手段は、柱状体溝部または横梁体溝部の内部を任意の位置に移動することが可能である。そして、移動するとともにその位置で固定可能である。従って、空間構造体を構成する柱状体と横梁体は、連結手段の移動に伴ってそれぞれの位置が可変となり、以て情報機器の更新による寸法、形状の変化に臨機応変に対応することが可能となる
。また、柱状体溝部、横梁体溝部に新たな連結手段を設けることで、柱状体に更なる横梁体を、横梁体に更なる横梁体を増設することが可能となり、本空間構造体の増設やその補強等が容易に行われ得る。
また開口部は、柱状体溝部または横梁体溝部に連結手段が固定状態にあるときに、連結される柱状体や横梁体が該連結手段に連結を目的としてアクセスすることを可能とするために存在するものである。従って、その目的を十分に満たせることを最低限の範囲として、開口部の形状や寸法は決定される。また、連結手段は、この開口部を介して柱状体溝部や横梁体溝部内に設けられるようにしてもよく、また個別に設けられた挿入口からこれらの内部に配置してもよい。
ここで、本発明に係る空間構造体を別の側面から捉えると、床から上方に延び、軸心方向の一部又は全部において該軸心方向に沿って延び且つ該柱状体の断面において開口部を有する半閉空間である柱状体溝部を一又は複数有する柱状体と、前記床に水平方向に延び、軸心方向の一部又は全部において該軸心方向に沿って延び、且つ該横梁体の断面において開口部を有する半閉空間である横梁体溝部を一又は複数有する横梁体と、前記柱状体の有する柱状体溝部又は前記横梁体の有する横梁体溝部の何れかの内部をその軸心方向の任意の位置に移動可能且つ該位置に固定可能な連結手段と、を備える空間構造体であって、前記連結手段は、前記柱状体溝部に存在するとき、該柱状体溝部の開口部を介して前記横梁体と連結され、および/または前記横梁体溝部に存在するときは、該横梁体溝部の開口部を介して前記柱状体又は該横梁体とは別の横梁体と連結されるものである。
この空間構造体は、先に述べた空間構造体を同様に、その使用の目的等に応じて柱状体と横梁体とを適宜組み合わせ連結させることで、特定の空間構造体を設計することが可能となる。そして、その空間構造体を構成する連結手段によって、これらの柱状体や横梁体の連結が行われることになる。従って、連結手段は、柱状体と横梁体、横梁体と横梁体の組合せの数に応じて、本発明に係る空間構造体を構成する。
この連結手段の存在により、上記の空間構造体でも、空間構造体を構成する柱状体と横梁体は、連結手段の柱状体溝部および横梁体溝部内での移動に伴ってそれぞれの位置が可変となり、以て情報機器の更新による寸法、形状の変化に臨機応変に対応することが可能となる。また、柱状体溝部、横梁体溝部に新たな連結手段を設けることで、柱状体に更なる横梁体を、横梁体に更なる横梁体を増設することが可能となり、本空間構造体の増設やその補強等が容易に行われ得る。
上記の空間構造体において、前記柱状体および前記横梁体以外の部材であって前記空間構造体の一部を構成するオプション部材を、更に備える場合、前記連結手段は、前記柱状体溝部に存在するとき、該柱状体溝部の開口部を介して前記オプション部材と連結され、および/または前記横梁体溝部に存在するときは、該横梁体溝部の開口部を介して該オプション部材と連結されるようにしてもよい。
上記オプション部材とは、例えば、空間構造体に組み込まれる情報機器や装飾部材等を固定、保持するための部材等であって、最終的に空間構造体の一部として存在し得る部材である。このオプション部材の空間構造体への組み込みにおいても、上記の連結手段を利用することで、該オプション部材と柱状体または横梁体とを連結することが可能となる。即ち、連結手段は、空間構造体を直接的にまたは間接的に構成するあらゆる部材の連結に有用である。
特に、前記オプション部材は、鉛直下方向に吊り下げられる部材であって、前記横梁体は、前記開口部が鉛直下方向に開口した横梁体溝部を有する場合、前記連結手段は、前記
横梁体溝部に存在し、該横梁体溝部の開口部を介して該オプション部材と連結されるようにしてもよい。このようなオプション部材として、例えば、パソコン画面をスクリーンに投射するプロジェクタや、照明器具、液晶画面等のディスプレイ装置等が挙げられる。このようなオプション部材鉛直下方に吊り下げられるという特性上、これらを支持する横梁体には十分な強度が求められる。従って、このオプション部材の重量が大きくなる等の場合には、オプション部材と連結される横梁体をより強度が強いものに変更した上で、連結手段でオプション部材を連結する等、適切な設計変更を容易に行うことが、本発明に係る空間構造体では可能となる。
ここで、上述した空間構造体において、前記連結手段は、前記柱状体溝部又は前記横梁体溝部の内部を移動可能なベース部材と、前記ベース部を前記柱状体溝部又は前記横梁体溝部の開口部近傍に付勢する付勢部材と、を有し、前記ベース部材と前記付勢部材とは互いに分離可能であってもよい。
ベース部材が柱状体溝部内または横梁体溝部内を移動することで、連結手段が該溝部内の任意の位置に移動可能となる。そして、付勢部材によりベース部材をそれぞれの溝部の開口部近傍に付勢することで、連結手段の該任意の位置での固定が可能となる。更に、ベース部材と付勢部材とを分離可能な別々の部材で構成することで、両者が分離した状態ではベース部材のそれぞれの溝部での移動が円滑に行われ、付勢部材がベース部材と接触した状態では付勢部材によってベース部材に付勢力が及ぼされ、連結手段を確実に固定状態とすることが可能となる。
また、本発明にかかる空間構造体において、前記連結手段は、前記柱状体溝部又は前記横梁体溝部の開口部の一端を形成する一端面と接触する第一接触部と、前記開口部の一端と対向する他端を形成する他端面と接触する第二接触部と、前記第一接触部を前記一端面に押圧すると同時に前記第二接触部を前記他端面に押圧する押圧手段と、を有する構造でもよい。
上述したように開口部は、柱状体または横梁体の軸心方向に延びる開口部であるから、換言するとその開口している部分を挟んで対向する上記一端面と上記他端面によって構成される。そこで、連結手段が、柱状体溝部内または横梁体溝部内を移動可能な状態であるときは、押圧手段による押圧作用が働かないようにし、固定状態とするときは押圧手段による押圧作用が働くようにするものである。
また、上述までの空間構造体において、前記横梁体が、前記開口部が鉛直下方向と鉛直上方向の二方向に開口した少なくとも二つの横梁体溝部を有し、前記二つの横梁体溝部のそれぞれは、前記横梁体の軸心方向に沿って且つ該横梁体溝部から突出し互いに対向して設けられた対向壁を有する場合、鉛直上方向に開口した横梁体溝部の対向壁の高さは、鉛直下方向に開口した横梁体溝部の対向壁の高さより高くなるようにしてもよい。
鉛直上方向に開口した溝部の対向壁で挟まれた空間には、本空間構造体に組み込まれる情報機器等の配線を収納することが可能である。一方で、鉛直下方向に開口した溝部の対向壁で挟まれた空間には、例えば、横梁体に沿った形状を有する照明機器を収納することが可能である。そして、鉛直上方向に開口した溝部の対向壁の高さを鉛直下方向に開口した溝部の対向壁の高さより高くすることで、外観を損なうことなくより多くの配線を収納することが可能となる。
ここで、本発明にかかる空間構造体で連結部としても機能するスライド連結装置について開示する。このスライド連結装置は、断面において内壁で囲まれ一部に開口部を有する溝内を、該溝に沿って任意の位置に移動可能、且つ該位置に固定可能なスライド連結装置
であって、外部部材との連結を行う連結部を有するベース部材と、前記ベース部材とは分離可能に構成され、前記溝内で前記ベース部材を前記開口部近傍の内壁に付勢する付勢部材と、を備え、前記ベース部材が前記付勢部材に押し付けられるとき、前記連結部は前記開口部を介して前記外部部材と連結可能な状態にあるものである。
ベース部材が溝内を移動することで、スライド連結装置自体が溝に沿った任意の位置に移動可能となる。そして、付勢部材によりベース部材を溝の開口部近傍の内壁に付勢することで、スライド連結装置自体が該任意の位置での固定が可能となる。更に、ベース部材と付勢部材とを分離可能な別々の部材で構成することで、両者が分離した状態では溝内でのスライド連結装置の移動が円滑に行われ、付勢部材がベース部材と接触した状態では付勢部材によってベース部材に付勢力が及ぼされ、スライド連結装置を確実に固定状態とすることが可能となる。そして、スライド連結装置がこの固定状態にあるときは、ベース部材の連結部が外部部材と連結可能となるべく、連結部が開口部に位置する。ここでいう外部部材として、上記の柱状体や横梁体、オプション部材等が例示できる。
上記のスライド連結装置において、前記付勢部材は、前記ベース部材に対して付勢力を発生する付勢部と、前記付勢部から前記開口部側に突出した第一突起部と、前記付勢部から前記開口部とは反対側の前記溝の奥側に突出した第二突起部と、を有し、前記ベース部材が前記付勢部の前記第一突起部側に位置するとき、該付勢部によって該ベース部材に付勢力が及ぼされ、前記ベース部材が前記第一突起部側の付勢位置から外れるとき、該ベース部材は、前記第二突起部によって前記溝内での移動が制限されつつ該溝内を移動可能な状態となるようにしてもよい。
即ち、付勢部材の付勢部は、第一突起部が突出している方向に付勢力を作用させる。そして、付勢部材とベース部材とを分離させること、即ちベース部材が第一突起部側の付勢位置から外れることで、付勢部材による付勢力がベース部材に作用しなくなる。このとき、開口部側に突出している第一突起部によって、外部から付勢部材を介してベース部材の位置を調整することも可能となる。一方で、このときベース部材は付勢力を受けていないため、溝内で比較的自由に移動が可能となる。場合によっては、ベース部材から大きく離れてしまい、スライド連結装置として機能させることに支障を来たす虞がある。そこで、第二突起部を設けることで、ベース部材の溝内での移動を制限し、ベース部材がスライド部材から遠く離れることを防止する。特に、溝が鉛直方向に形成されるときは、ベース部材に重力が働くため、常に鉛直下方向に落下する虞がある。このような場合、第二突起部は有用である。
また、上記のスライド連結装置において、前記付勢部は、前記ベース部材が前記付勢部の前記第一突起部側に位置するとき、該第一突起部側に位置しないときと比べて前記溝内で撓むことで、前記ベース部材に付勢力を及ぼすようにしてもよい。尚、付勢部による付勢力はこの形態に限られない。
また、前記第一突起部は、前記溝の長手方向において前記付勢部を挟んで前記第二突起部と反対側に設けられるようにしてもよい。このようにすることで、上記付勢位置から外れたベース部材の溝内での移動を、より確実に防止することが可能となる。
情報機器を利用し構成される空間構造体において、新たな情報機器の登場やその情報機器の更新等に柔軟に対応し、容易に新たな空間構造体を設計可能とし、その空間構造体を構成する部材を連結するための連結装置を提供することが可能となる。
ここで、本発明に係る空間構造体の実施例について、図面に基づいて説明する。図1は、空間構造体1の全体の概要を示す図である。空間構造体1は、主に、複数の柱状体であるポール2a〜2j(以下、まとめて「ポール2」とも称する。)と、複数の横梁体であるビーム3a〜3i(以下、まとめて「ビーム3」とも称する。)、小ビーム4a〜4c(以下、まとめて「小ビーム4」とも称する。)との組合せで構成されている。ポール2は床面から鉛直上方に延びて空間構造体1を支えるものであり、ビーム3、小ビーム4は床面に水平に延びポール2同士またはビーム3同士を結ぶ。
具体的には、図1に示す空間構造体1は矩形体を為しており、その四隅および長辺の中間近傍に六本のポール2a〜2fを有する。そして、これらのポール2a〜2fの頂部が七本のビーム3a〜3gによって連結されている。更に、図1手前のポール2aと対向するようにポール2gが設けられ、該ポール2aとポール2gとの間でブレス5が張られている。このポール2gは、ビーム3aの途中に接続される。また、ポール2aとポール2gの下部において床面に水平に延びる小ビーム4aが接続されている。この小ビーム4a、ポール2a、2g、ビーム3、ブレス5によって、空間構造体1の強度向上が図られる。
更に、ポール2eと対向するようにポール2hが設けられる。このポール2hは、ビーム3bの途中に接続される。そして、ポール2eとポール2hの間に二本の小ビーム4bが接続され、小ビーム4bとポール2e、2hで囲まれた空間に棚6が設けられている。更に、ポール2c、2dとの間に、ビーム3dの途中に接続されるポール2i、2jが二本設けられる。そして、ポール2c、2i、2j、2dの下部において、それぞれの間を小ビーム4cによって接続される。また、ポール2i、2jの間にはスクリーン7が形成されている。このスクリーン7は、ビーム3gに吊り下げられて設置されるプロジェクタ8の投影面である。尚、このプロジェクタ8の重量によるビーム3gへの負荷を考慮して、補強のためにビーム3gとビーム3dの間にビーム3h、3iが設けられている。また、このプロジェクタ8への信号は、棚6に収納されたコンピュータから与えられる。
このように空間構造体1は、コンピュータやプロジェクタ8等の情報機器が組み込まれ、その使用目的に応じて適宜、ポール、ビーム、小ビームを組合せることで構成される構造体である。従って、本発明に係る空間構造体1は、図1に示すものには限られず、それぞれの使用目的に応じて適宜設計される。以下に、ポール、ビーム、小ビームの詳細な構造、およびこれらの連結方法について説明する。
先ず、ポール2の説明を図2および図3に基づいて行う。図2はポール2の外観図であり、図3はポール2の断面図である。ポール2は、その断面において均等に四分割された形状を有する。中心部20から四方に放射状に隔壁21が伸び、ポール4の断面における正方形の頂点Pを形成する。そして、一の頂点Pから隣接する頂点Pに向かって、壁面22が延びている。一の頂点Pから延びる壁面22と、それに隣接する他の頂点Pから延びる壁面22は、両頂点Pの中間手前まで延びており、両者は接触しない。従って、対向する壁面22、22(以下、「一対の壁面22」と称する。)との間には、開口部23が形成される。また、一対の壁面22と隔壁21と中心部20とによって、溝部24が形成される。これらの開口部23および溝部24は、図2に示すように、ポール2の軸心方向にその全長にわたって延びている。
更に、ポール2の断面の各頂点Pにおいて、各頂点Pからポール2の外方向に延出し、該頂点Pにつながる二つの壁面22にそれぞれ直交する二つの外壁面25が設けられている。その結果、一の頂点Pから延出する外壁面25と、それに隣接する他の頂点Pから延出する外壁面25は対向する。そして、この対向する外壁面25と、これらとつながる一対の壁面22とによって、ポール2の表面上に半閉空間である配線用溝部26が形成され
る。この配線用溝部26には、空間構造体1で使用される情報機器の電源ケーブルや信号ケーブルを収納することが可能である。また、配線用溝部26にケーブルを収納すると外観のデザイン性が低下するため、図3に示すワイヤリングカバーを配線用溝部26を覆うように設けてもよい。
次に、ビーム3の説明を図4および図5に基づいて行う。図4はビーム3の外観図であり、図5はビーム3の断面図である。ビーム3の断面形状は、ポール2の断面形状とほぼ同一である。ビーム3の中心部30、隔壁31、壁面32(一対の壁面32)、開口部33、溝部34、頂点Qは、ポール2の中心部20、隔壁21、壁面22(一対の壁面22)、開口部23、溝部24、頂点Pにそれぞれ対応するので、これらの詳細な説明は省略する。
ビーム3においては、空間構造体1で使用される情報機器の電源ケーブルや信号ケーブルを収納するための配線用溝部の構成が、ポール2の場合と異なる。ビーム3では、図5に示すように、鉛直上方向および鉛直下方向の二方向にのみ配線用溝部36、38が形成される。ここで、鉛直上方向の配線用溝部36を構成する外壁面35の高さ(頂点Qからの外壁面35の高さ)は、鉛直下方向の配線用溝部38を構成する外壁面37の高さ(頂点Qからの外壁面37の高さ)よりも高く設計されている。これは、ビーム3が空間構造体1に組み込まれるとき、配線用溝部36は鉛直上方向に開口するのでより多くのケーブルを収納すること可能となることが好ましいからである。もちろん、鉛直下方向の配線用溝部38にもケーブルを収納することは可能であるが、外観のデザイン性が低下するため、その場合図5に示すワイヤリングカバーを配線用溝部38を覆うように設けてもよい。尚、ビーム3の水平方向の表面には、外壁面35、37に相当する壁面は設けられず、配線用溝部は存在しない。
次に、小ビーム4の説明を図6および図7に基づいて行う。図6は小ビーム4の外観図であり、図7は小ビーム4の断面図である。小ビーム4の断面形状は、ビーム3の横方向は同一でその縦方向を圧縮したような形状となっている。即ち、ビーム3に比べて薄型のビームである。小ビーム4の中心部40、隔壁41、壁面42(一対の壁面42)、開口部43、溝部44、頂点Rは、ビーム3の中心部30、隔壁31、壁面32(一対の壁面32)、開口部33、溝部34、頂点Qにそれぞれ対応する。更に、小ビーム4においては、上記の配線用溝部26、36、38に相当する空間は設けられていない。
ここで、空間構造体1を構成するポール2、ビーム3、小ビーム4の連結について説明する。先ず、空間構造体1の各コーナー部における各要素の連結について、図8、9、10に基づいて説明する。図8は、コーナー部における二本のビーム3と一本のポール2の連結の様子(例えば、空間構造体1における、ポール2aとビーム3a、3bとの連結)を示す図である。図9、10は、ポール2とビーム3との連結の詳細を示す図である。
このコーナー部におけるポール2とビーム3の連結は、ジョイント10を介して行われる。ジョイント10は、ポール2に設置されるときその端面と接触する設置面10aを有しており、この設置面10aの中央には貫通孔10dが設けられている。この貫通孔10dは、設置面10aがポール2の端面に設置されると、ポール2の中央部20に設けられたネジ孔に対応する位置をとる。そして、図10に示すようにネジによってジョイント10をポール2に連結する。
更に、ジョイント10は、ビーム3に設置されるときその端面と接触する設置面10bを有しており、この設置面10bの中央には貫通孔10eが設けられている。この貫通孔10eは、設置面10bがビーム3の端面に接触すると、ビーム3の中央部30に設けられたネジ孔に対応する位置をとる。そして、図10に示すようにネジによってジョイント
10をビーム3に連結する。更に、設置面10bがビーム3の端面に接触するときに、ビーム3の配線用溝部38の端部に嵌まり込むビームガイド部10cが、ジョイント10に設けられている。図10に示すように、ビームガイド部10cが配線用溝部38に嵌まり込むことで、ビーム3をジョイント10に連結するときの作業が容易となる。この設置面10b、ビームガイド部10c、貫通孔10eは、ポール2の形状に従って、ジョイント10に4箇所設けられている。
尚、ジョイント10をポール2にネジで連結する場合は、図9に示すようにジョイント10の上部の開口部からネジを挿入し、連結作業を行う。また、ジョイント10をビーム3にネジで連結する場合もジョイント10の上部の開口部からネジを挿入し、連結作業を行うか、また連結に使用する貫通孔10eに対向する位置にある貫通孔10eを利用してもよい。
このようにジョイント10を介して、ポール2、ビーム3を連結させた後、図8に示すようにジョイント10の上部の開口部に、アジャスタサポート12で蓋をする。このアジャスタサポート12には内ネジが切られた筒部が設けられ、該筒部を覆うアジャスタカバー13と、筒部に螺合されるネジ部を有するアジャスタ14が設けられる。このアジャスタ14は、空間構造体1が置かれるオフィス等の天井との距離を調整するためのものである。
次に、ポール2の下部同士を連結する小ビーム4の連結について、図11〜14に基づいて説明する。図11は、ポール2の下部におけるポール2と小ビーム4の連結の様子(例えば、空間構造体1における、ポール2aと小ビーム4aとの連結)を示す図である。図11〜13は、ポール2と小ビーム4との連結の詳細を示す図である。
このポール2と小ビーム4の連結は、ジョイント50、51、52を介して行われる。ジョイント50は、図11に示すようにポール2の端部に接続されるジョイントである。このジョイント50は、ポール2の中央部20に設けられたネジ孔に対応する貫通孔50bを有する接触面50aを備える。また、ジョイント50には、ポール2の対向する外壁面25と同様の対向する外壁面50cが4組設けられている。また、対向する外壁面50cの間には、ポール2の開口部23のような開口部は無く、後述するジョイント51の固定用のネジ孔が設けられている。
ポール2の端部にジョイント50が連結されると、図12に示すように、上記のジョイント50に設けられたジョイント51固定用のネジ孔と、ジョイント51側の貫通孔を利用して、ジョイント51がジョイント50に連結される。このジョイント51は、後述するジョイント52とジョイント50とを仲介する機能を有する。ジョイント51には、ジョイント52を支持するための支持部51aと、該支持部51a上にジョイント52との連結のためのネジ孔51bが設けられる。
次に、ジョイント52について、図13に基づいて説明する。ジョイント52は予め小ビーム4に連結される。図13に示すように、ジョイント52は、平行な二本の足部52aと、該足部52aがつながるベース部52bから構成される。このベース部52bの上部中央には貫通孔52cが設けられている。そして、この平行な足部52aが、小ビーム4の溝部44に挿入されビスで固定される。このようにジョイント52が固定された小ビーム4を、図14に示すように、ジョイント51が固定されたポール2およびジョイント50に連結させる。このとき、ネジ孔51bと貫通孔52cが重なった状態で、ネジによるジョイント51とジョイント52の連結が行われる。
このようにジョイント50、51、52を介して、ポール2、小ビーム4を連結させた
後、図11に示すように、アジャスタカバー53とアジャスタ54が設けられる。このアジャスタ54は、空間構造体1が置かれるオフィス等の床面との距離を調整するためのものであり、アジャスタカバー53はアジャスタ54の一部を覆うためのものである。
次に、空間構造体1におけるビーム3とビーム3の連結について、図15〜図20に基づいて説明する。図15は、ビーム3同士の連結の様子(例えば、空間構造体1における、ビーム3dとビーム3hとの連結)を示す図である。図16〜18は、ビーム3同士の連結に使用される各ジョイントの構成を示す図である。図19、20は、ジョイントによるビーム3同士の連結の詳細を示す図である。
図15に示すように、ビーム3同士の連結は、ジョイント60、61、62を介して行われる。ここで、ジョイント60は、図15に示すようにビーム3の端部に接続されるジョイントである。図16に、ジョイント60の詳細な構造を示す。ジョイント60は、ビーム3に設置されるときその端面と接触する設置面60aを有しており、この設置面60aの中央には貫通孔60bが設けられている。この貫通孔60bは、設置面60aがビーム3の端面に設置されると、ビーム3の中央部30に設けられたネジ孔に対応する位置をとる。また、ジョイント60のビーム3の端面への位置あわせを容易にするように、ビーム3の溝部34に対応する設置面60a上に4つの突起部60cが設けられている。そして、図15に示すようにネジによってジョイント60をビーム3に連結する。
更に、設置面60aがビーム3の端面に接触するときに、ビーム3の配線用溝部38の端部に嵌まり込むビームガイド部60dが、ジョイント60に設けられている。ビームガイド部60dが配線用溝部38に嵌まり込むことで、ビーム3をジョイント60に連結するときの作業が容易となる。また、ビームガイド部60dの内側には、後述するジョイント62と該ジョイント60とを連結するためのネジ孔60eが設けられている。
図17にジョイント61の詳細な構造を、図18にジョイント62の詳細な構造を示す。これらのジョイントは、協働的に機能するジョイントであり、その様子が図19、20に示される。ジョイント61は、平板状のベース部61aと、ベース部61aの一端から上方に突出した爪部61bと、該ベース部61aの他端から該爪部61bとは反対側の下方に伸びるガイド部61cとを有する。また、ベース部61aには、ネジ孔61dが設けられている。
ジョイント62は、ベース部62aの上部中央付近に四角形状の貫通孔62bが設けられている。この貫通孔62bの横幅は、ジョイント61が収容し得る幅である。そして、この貫通孔62bの下部には、上下方向に延びるガイド溝62cが設けられ、更にその下部には下部ベース部62dが設けられる。この下部ベース部62dは、ガイド溝62cより前面に飛び出しており、その表面に貫通孔62eが設けられている。また、貫通孔62bの上部には、突起部62fが設けられ、その内部には上下方向に延びる貫通孔62g(図20を参照)が設けられる。更に、ジョイント62のベース部62aの背面には、下方に突出した爪部62h(図20を参照)が設けられている。
これらジョイント61、62の協働的な機能の発揮は、図19に示す通りである。即ち、ジョイント61の爪部61bとジョイント62の爪部62hが、ビーム3の側面側の溝部34に挿入され、そして爪部61bが該溝部34を形成する上側の端面32と係合し、爪部62hが該溝部34を形成する下側の端面32と係合することで、両ジョイントがビーム3の側面側の任意の位置に固定される。このジョイント61、62の協働的な機能の発揮の様子を、図20に基づいて詳細に説明する。
図20(a)に示すように、ジョイント61の爪部61bが貫通孔62bに対向する状
態で、ジョイント61を貫通孔62b内に挿入する。このとき、爪部61bと爪部62hはビーム3の溝部34内に収まった状態で、ジョイント61のガイド部61cが、ジョイント62のガイド溝62cに接触する位置まで、ジョイント61を挿入する。そして、ジョイント61のネジ孔61dとジョイント62の貫通孔62gが上下方向において一直線上に位置した状態となる。そこで、貫通孔62gからネジ孔61dに向かってネジが挿入され、且つ該ネジの先端はガイド溝62cの端部に接触した状態となる。従って、該ネジを回転させると、ガイド部61cがガイド溝62c上をスライドする状態で、ジョイント61がジョイント62に対して上下方向において相対移動を行う。その結果、爪部61bと爪部62hとの間隔がネジの回転によって調整されることになり、両爪部による溝部34(それを形成する端面32)との係合状態が制御されることになる。
付言すると、ネジを調整し両爪部による溝部34への係合力を弱めると、ジョイント61とジョイント62は、協働的にビーム3の側面側の溝部34の開口部33をスライドして、任意の位置に移動することが可能である。そして、その任意の位置で、ネジを調整して両爪部と溝部34との係合力を強めることで、該位置にジョイント61とジョイント62をビーム3に対して固定することが可能となる。即ち、このジョイント61とジョイント62が、本発明に係る連結手段に該当する。
このように一のビーム3に固定されたジョイント61、62に対して、別のビーム3に設置されたジョイント60を連結させることで、該一のビームと該別のビームの連結が実行される。具体的には、ジョイント60のネジ孔60eとジョイント62の貫通孔62eを介して両ジョイントがネジ止めされることで、任意の位置でのビーム同士の連結が達成される。
次に、空間構造体1におけるビーム3に対してその途中にポール2を連結する方法について、図21〜図26に基づいて説明する。図21は、ビーム3とポール2の連結の様子(例えば、空間構造体1における、ビーム3aとポール2gとの連結)を示す図である。図22〜図26は、ビーム3とポール2の連結に使用されるジョイントおよびスライド連結装置の構成を示す図である。
図21に示すように、ビーム3とポール2の連結は、ジョイント70、スライド連結装置71を介して行われる。ここで、ジョイント70は、図21に示すようにポール2の端部に接続されるジョイントである。図22に、ジョイント70の詳細な構造を示す。ジョイント70は、ポール2に設置されるときその端面と接触する設置面70aを有しており、この設置面70aはジョイント70の下部のベース部70bを構成する。このベース部70bには、設置面70aまで貫通する貫通孔(図示せず)が設けられている。更に、ジョイント70には、この設置面70aを有するベース部70b上に、中央部が開口し該開口部を挟んでそれぞれに貫通孔70cを有する支持部70dが設けられている。尚、この開口部を経て、上記のベース部70bに設けられた貫通孔にアクセスが可能であり、更にこの貫通孔は、設置面70aがポール2の端面に設置されると、ポール2の中央部20に設けられたネジ孔に対応する位置をとる。そこで、ネジによってジョイント70をポール2に連結することが可能である。
また、ジョイント70の支持部70dに設けられた貫通孔70cは、スライド連結装置71に設けられたネジ孔(左右両端の二個のネジ孔)に対応し、これらを介してネジによりジョイント70とスライド連結装置71は連結される。また、スライド連結装置71がジョイント70に対して比較的小さくなる場合は、一つのジョイント70に対して二つのスライド連結装置71を連結させてもよい。
ここで、以下にスライド連結装置71の詳細を説明する。スライド連結装置71は、図
23に示す付勢部材72と図24に示すベース部材73とで構成される。この二つは、完全に別個の部材である。付勢部材72は、輪郭形状を有する付勢部72aと、付勢部72aから一の方向に突出した突起部72bと、突起部72bとは反対の方向に付勢部72aから突出した突起部72cから構成される。付勢部72aは、突起部72bと突起部72cが設けられた各点を結ぶ線に対して線対称に形成される。具体的な付勢部72aの形状は、各突起部近傍(図中R1で示される領域)では線対称の中心線に若干沿う形状であり、更に付勢部72aの中央に近づくと(図中R2で示される領域)線対称の中心線から離れるように円弧形状をとり、付勢部72aの中央近傍(図中R3で示される領域)では線対称の中心線にほぼ平行な形状となる。付勢部72aがこのような形状を採ることで、R1で示される領域の付勢部を軸として、R3で示される領域の付勢部が図面に垂直な方向に撓みやすくなり、そのたわみによって付勢部72aが図面に垂直な方向に付勢力を発揮することが可能となる。また突起部72cは、概ね円柱状の突起形状を有しており、突起部72bは、突起部72cより若干の横幅を有する形状である。尚、この横幅は、ポール2やビーム3の開口部23、33の幅より若干小さい。
ベース部材73は、図28に示すようにベース部73aの中央にネジ孔73bが3個設けられる。更に、ベース部73aの一端面側に段付き部73cが、ベース部73aの長手方向に沿って設けられている。尚、この段付き部73cの幅(図面上下方向の幅)は、ポール2やビーム3の開口部23、33の幅より若干小さい。
上述した付勢部材72およびベース部材73の、ポール2やビーム3の溝部24、34内におけるスライド連結装置71としての機能の発揮について図25に基づいて説明する。図25に示すのは、ビーム3内におけるスライド連結装置71の様子であるが、ポール2内においても同様であるためその説明は省略する。ビーム3の溝部34は、上述したように中心部30から延びる隔壁31と壁面32のそれぞれの内壁面によって形成され、その断面形状は略六角形である。ここで、図25に示すように、溝部34の断面における略六角形の頂点をS1〜S6と称するとともに、開口部33を構成する頂点をT1、T2と称する。
まず、図25(a)に示すように、溝部34に対して付勢部材72を開口部33から滑り込ませる。このとき突起部72cが溝部34の奥部(頂点S3、S4の近傍)に位置し、突起部72bが開口部33の近傍(頂点T1、T2の間)に位置する。また、付勢部72aの領域R3に位置する部分は、溝部34の頂点S1、S2間および頂点S5、S6間の内壁面近傍に位置する。このとき、付勢部72aと該内壁面との間には僅かな間隙が存在するため、付勢部72aは撓んだ状態とはなっていない。
図25(a)に示す状態では、突起部72bを介して付勢部材72をビーム3の溝部34内を自在に移動させることが可能である。溝部34の任意の位置に付勢部材72を移動させた後、図25(b)に示すように溝部34内にベース部材73を挿入させる。このとき、ベース部材73は、付勢部材72の付勢部72aの突起部72bが突出している側の面上に、ベース部材73の段付き部73cが設けられていない面が接触し、該段付き部73cが開口部33に位置する。
図25(b)に示す状態においては、付勢部材72の付勢部72aはベース部材73によって溝部34の奥部に押し込まれるため、付勢部72aの領域R3に位置する部分は、隔壁31によって形成される内壁面(頂点S2、S3間、および頂点S4、S5間)に接触することになる。この内壁面は、溝部34の奥部に進むに従い、幅が狭くなる。そのため、図25(b)に示す状態では、付勢部材72の付勢部72aは上述したように撓み、その撓みに起因してベース部材73に対して、それを開口部33近くの壁面32に押し付ける付勢力を発生させる。その結果、付勢部材72とベース部材73とから構成されるス
ライド連結装置71は、ビーム3内の任意の位置に固定される。
そして、ビーム3内に固定されたスライド連結装置71のネジ孔73bに対して、ジョイント70の支持部70dに設けられた貫通孔70を挟んで、ネジで該ジョイント70が連結されたポール2を連結することで、図1に示す空間構造体1のようにビーム3の任意の位置にポール2を設置することが可能となる。以上より、スライド連結装置71は、本発明に係る連結手段に該当する。
ここで、一度任意の位置に固定されたスライド連結装置71に対して、その固定位置を変更する際の様子について、図26に基づいて説明する。先ず、図26(a)に示すように、付勢部材72に付勢力が与えられているベース部材73を、矢印の方向に、完全に付勢部材72から付勢力が与えられない位置までずらす。このとき、溝部34を断面方向から見ると、図26(b)に示すとおりである。付勢部材72は、ベース部材73が外されたことで、図26(b)に示す状態となる。このとき、ベース部材73は、溝部34内において、付勢部材72が存在する空間以外の空間に存在することになる。
しかし、図26(b)に示すように、ベース部材73は、溝部34内において付勢部材72の突起部72cに干渉する状態となる。このことは、ベース部材73が、付勢部材72による付勢力から解放された状態となっても、溝部34内において自在に移動可能ではなく、付勢部材72によってその移動が制限されることを意味する。これは、特にスライド連結装置71がポール2内の溝部24で使用されるときに重要な意味を持つ。ポール2は、床面から鉛直方向に延出するものであるから、付勢力から解放されたベース部材73には重力が作用する。そのため、ベース部材73がポール2の下部に落下する可能性がある。しかし、突起部72b側を下方にして突起部72c側を上方にして溝部24内でスライド連結装置71を使用すると、上記のようにベース部材73の移動を突起部72cによって制限することで、ベース部材73の落下を確実に防止することが可能となる。
尚、ベース部材73を付勢部材72による付勢力から解放した後は、ベース部材73を開口部33から取り外し、付勢部材72を新たな位置に移動させた後に改めてベース部材73を溝部24、34内に挿入することで、スライド連結装置71の固定を行える。
次に、空間構造体1におけるポール2に対してその途中に小ビーム4を連結する方法について、図27に基づいて説明する。図27に示すように、ポール2と小ビーム4の連結は、上述したジョイント51、52およびスライド連結装置71を介して行われる。即ち、ポール2の溝部24内に上述したようにスライド連結装置71を挿入し、所定の位置で固定状態とする。そこにジョイント51側の貫通孔とスライド連結装置71のネジ孔73bを利用して、スライド連結装置71に、ジョイント51、ジョイント52が連結された小ビーム4が連結される。
次に、空間構造体1におけるプロジェクタ8のビーム3への連結について、図28、29に基づいて説明する。図28に示すように、プロジェクタ8は、ジョイント80、81を介してビーム3に連結されるが、このときビーム3の鉛直下方向側の溝部34には上記のスライド連結装置71が設けられている。即ち、溝部34内で固定状態にあるスライド連結装置71のネジ孔73bに対して、ジョイント80、ジョイント81が取り付けられ、更にこのジョイント81にプロジェクタ8が連結されることで、該プロジェクタ8がビーム3に吊り下げられた状態で連結されることになる。
ここで、図29に基づいて、ジョイント80、81の構造について説明する。ジョイント80はT字形状をしており、上部の水平部80bにはその両端側に貫通孔80aが設けられている。更に、水平部80bの中央から下方向に延びる垂直部80dは角柱形状であ
り、その四つの表面にはそれぞれ、中央部にネジ孔80dが、下部にはネジ孔80eが、計八個設けられている。また、ジョイント81において、プロジェクタ9の上部が連結されるベースプレート81aには、並行して角度調整板81bが二枚設けられている。この角度調整板81bには、それぞれ円弧状に開けられた調整溝81cが設けられている。更に、調整溝81cの下部には、支持溝81dが設けられている。
このように構成されるジョイント80、81において、ジョイント80の垂直部80cが二枚の角度調整板81bの間に挿入される。そして、垂直部80cの中央部に設けられたネジ孔80dに対しては、ジョイント81の調整溝81cを介してネジが螺合される。更に、垂直部80cの下部に設けられたネジ孔80eに対しては、支持溝81dの奥部を介してネジで螺合される。ここで、ジョイント81に対するジョイント80の姿勢を、ネジ孔80eを軸として回転させることで、両者の相対姿勢を変化させることができ、ネジにより任意の姿勢を保持することが可能となる。そして、任意の姿勢に調整されたジョイント80、81をスライド連結装置71に固定することで、プロジェクタ8の傾きを調整したうえで、ビーム3にプロジェクタ8を吊り下げ固定できる。
また、垂直部80cの四つの表面にはそれぞれネジ孔80d、80eが設けられている。そこで、ジョイント80とジョイント81の連結において、垂直部80cの二組の表面を選択することで、図28(a)、(b)に示すようにプロジェクタ8の向きを90度刻みで調整することも可能である。
また、ポール2やビーム3に対して、スクリーン8やガラス等の板状のパネルを連結したい場合、図30に示すように行ってもよい。即ち、パネルを挟んで固定する固定金具91、92の一方を、ポール2やビーム3の溝部24、34内で固定状態にあるスライド連結装置71のネジ孔73bに対して固定可能なブラケット90を介して、該スライド連結装置71にネジで固定する。このようにすることで、ポール2やビーム3の任意の位置にプレートを連結することが可能となる。
以上のように構成される空間構造体では、スライド連結装置71を利用することで、新たなポール2をビーム3に連結したり、既に連結されているポールの位置を容易に変更したりすることが可能となる。これは、ポール2と小ビーム4との連結についても同様である。また、ジョイント60、61、62を利用したビーム3同士の連結についても同様である。
具体的な例として、図1に示す空間構造体1において、情報機器であるプロジェクタ8の更新に伴い、それを新たなプロジェクタ800に変更したと仮定する。このプロジェクタ800は、プロジェクタ8より焦点距離が長く重量が重い機器である。そのような場合に、空間構造体1では、ジョイント60、61、62を利用して、新たなビーム300をビーム3bとビーム3fの間に渡す。更に、補強のために、ビーム300とビーム3fとの連結部を支える位置にポール310を、スライド連結装置71を利用して増設する。このように、本発明に係る空間構造体1では、情報機器の更新やその他の要因で、それを構成するポール2、ビーム3、小ビーム4を適宜増設、位置の調整が容易に可能となる。
上述したポール2、ビーム3、小ビーム4を組合せることで、図1に示す空間構造体1以外の構造体も形成が可能であるのは上述したとおりであるが、その例を図32〜図35に示す。図32には、一本のポール2によって形成される空間構造体100が示される。空間構造体100には、ディスプレイ101、テーブル102が連結されている。これらの連結にも、上述したスライド連結装置71を利用することで、ポール2の任意の位置にディスプレイ101、テーブル102の固定が可能である。また、図33には、ポール2の下部の支えである円形のベースプレート103が示される。ベースプレート103の大
きさは、ポール2の長さ、そこに固定される物体の荷重によって決定される。
また、図34には、二本のポール2と二本の小ビーム4とで構成される平面的な空間構造体200が示される。上部のポール2と小ビーム4の連結には、上記のスライド連結装置71が利用される。また、下部のポール2と小ビーム4の連結には、アンカーベース201が利用される。アンカーベース201は、ポール2の端面に取り付けられるジョイントであって、更に上記ジョイント52が取り付けられた小ビーム4を、上記ジョイント51を介して連結することが可能であるジョイントである。
また、空間構造体200のように平面的な構造体は倒れやすいため、アンカーベース201の小ビーム4との連結に利用されていない部分を利用して、図35に示す支持部材202が連結される。該支持部材202がポール2に連結されることで、空間構造体200が倒れるのを防止することが可能となる。
本発明の実施例に係る空間構造体の概略構成を表す図である。 本発明の実施例に係る空間構造体を構成するポールの外観図である。 図2に示すポールの断面図である。 本発明の実施例に係る空間構造体を構成するビームの外観図である。 図4に示すビームの断面図である。 本発明の実施例に係る空間構造体を構成する小ビームの外観図である。 図6に示す小ビームの断面図である。 本発明の実施例に係る空間構造体のコーナー部における一本のポールと二本のビームの連結の様子を示す図である。 図8に示す連結において使用されるジョイントの構造を示す図である。 図8に示すポールとビームの連結における断面図である。 本発明の実施例に係る空間構造体のポールの下部におけるポールと小ビームの連結の様子を示す図である。 図11に示す連結において、ポール下部に連結された二つのジョイントの様子を示す図である。 図11に示す連結において、小ビームに連結されるジョイントの構造を示す図である。 図12に示す二つのジョイントが連結されたポールと、図13に示すジョイントが連結された小ビームとを連結する様子を示す図である。 本発明の実施例に係る空間構造体におけるビーム同士の連結の様子を示す図である。 図15に示す連結において使用される第一のジョイントの構造を示す図である。 図15に示す連結において使用される第二のジョイントの構造を示す図である。 図15に示す連結において使用される第三のジョイントの構造を示す図である。 図17に示す第二のジョイントと図18に示す第三のジョイントが協働的に機能を発揮する様子を示す第一の図である。 図17に示す第二のジョイントと図18に示す第三のジョイントが協働的に機能を発揮する様子を示す第二の図である。 本発明の実施例に係る空間構造体において、スライド連結装置を利用してビームとポールを連結する際の様子を示す図である。 図21に示す連結において使用されるジョイントの構造を示す図である。 図21に示す連結において使用されるスライド連結装置を構成する付勢部材の構造を示す図である。 図21に示す連結において使用されるスライド連結装置を構成するベース部材の構造を示す図である。 図21に示す連結において使用されるスライド連結装置の溝内で動きを説明する第一の図である。 図21に示す連結において使用されるスライド連結装置の溝内で動きを説明する第二の図である。 本発明の実施例に係る空間構造体において、スライド連結装置を利用して小ビームとポールを連結する際の様子を示す図である。 本発明の実施例に係る空間構造体において、ビームに吊り下げられて連結されたプロジェクタの様子を示す図である。 図28に示す連結において使用される二つのジョイントの構造を示す図である。 本発明の実施例に係る空間構造体において、ポールにガラスパネルが連結される様子を示す図である。 図1に示す空間構造体において、プロジェクタを更新したときの構成を調整された該空間構造体の概略構成を表す図である。 本発明の実施例に係る第二の空間構造体の概略構成を表す図である。 図32に示す空間構造体において使用される支えを表す図である。 本発明の実施例に係る第三の空間構造体の概略構成を表す図である。 図34に示す空間構造体において使用される支えを表す図である。
符号の説明
1・・・・空間構造体
2(2a〜2j)・・・・ポール
3(3a〜3i)・・・・ビーム
4(4a〜4c)・・・・小ビーム
8・・・・プロジェクタ
10・・・・ジョイント
20、30、40・・・・中心部
21、31、41・・・・隔壁
22、32、42・・・・壁面
23、33、43・・・・開口部
24、34、44・・・・溝部
25、35、37・・・・外壁面
26、36、38・・・・配線用溝部
50・・・・ジョイント
51・・・・ジョイント
52・・・・ジョイント
60・・・・ジョイント
61・・・・ジョイント
61b・・・・爪部
62・・・・ジョイント
62h・・・・爪部
70・・・・ジョイント
71・・・・スライド連結装置
72・・・・付勢部材
72a・・・・付勢部
72b・・・・突起部
72c・・・・突起部
73・・・・ベース部材
73b・・・・ネジ孔
80・・・・ジョイント
81・・・・ジョイント
100・・・・空間構造体
200・・・・空間構造体

Claims (4)

  1. 断面において内壁で囲まれ一部に開口部を有する溝内を、該溝に沿って任意の位置に移動可能、且つ該位置に固定可能なスライド連結装置であって、
    外部部材との連結を行う連結部を有するベース部材と、
    前記ベース部材とは分離可能に構成され、前記溝内で前記ベース部材を前記開口部近傍の内壁に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記ベース部材が前記付勢部材に押し付けられるとき、前記連結部は前記開口部を介して前記外部部材と連結可能な状態にある
    ことを特徴とするスライド連結装置。
  2. 前記付勢部材は、
    前記ベース部材に対して付勢力を発生する付勢部と、
    前記付勢部から前記開口部側に突出した第一突起部と、
    前記付勢部から前記開口部とは反対側の前記溝の奥側に突出した第二突起部と、を有し、
    前記ベース部材が前記付勢部の前記第一突起部側に位置するとき、該付勢部によって該ベース部材に付勢力が及ぼされ、
    前記ベース部材が前記第一突起部側の付勢位置から外れるとき、該ベース部材は、前記第二突起部によって前記溝内での移動が制限されつつ該溝内を移動可能な状態となる
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライド連結装置。
  3. 前記付勢部は、前記ベース部材が前記付勢部の前記第一突起部側に位置するとき、該第一突起部側に位置しないときと比べて前記溝内で撓むことで、前記ベース部材に付勢力を及ぼすことを特徴とする請求項2に記載のスライド連結装置。
  4. 前記第一突起部は、前記溝の長手方向において前記付勢部を挟んで前記第二突起部と反対側に設けられることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のスライド連結装置。

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JP2011085229A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Sakase Chemical Industry Co Ltd 異形断面パイプのジョイント構造
JP2020139300A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 株式会社オカムラ 空間構成用構造体

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