JP2007129596A - Fsk復調回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きなノイズがある場合にもデータの判定誤りを起こし難くする。
【解決手段】FM検波器13から出力するFM検波信号をサンプリング・極性判定回路14でサンプリングかつ極性判定してディジタルFM検波信号に変換し、該ディジタルFM検波信号からビット同期回路15でビット同期点を検出し、該ビット同期点に基づき前記ディジタルFM検波信号を前後のビット同期点の間毎に新たに積分回路16で積分し、データ判定回路17において、前記ビット同期点のタイミングで前記積分回路16から出力する積分信号を第1の閾値と比較してデータの判定を行う。ビット同期回路15は、プリアンブル等の既知のビットパターンと入力される信号との相関をとる相関器22と、該相関器22の出力を予め定めた第2の閾値と比較してビット同期点を求める閾値判定回路25とで構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信においてFSK(周波数シフトキーイング)復調を行うFSK復調回路に関する。
従来、FSK変調された信号の復調には、アナログFM(周波数変調)信号とみなしてFM検波器を用いた復調回路が多用されており、一般的に使用されているFM検波器として、非特許文献1に示されるようなものがある。
図9は、非特許文献1に示されるFM検波器を用いた従来のFSK復調回路の構成図である。図9におけるFSK復調回路は、入力端子11,12、FM検波器13、同期・判定回路91、出力端子18より構成され、更に、FM検波器13は、位相シフト回路131,132、乗算回路133,134、減算回路135、LPF(低域通過フィルタ)136より構成される。
受信されたFSK変調信号は、まず、図9には示されていない直交ミキサを用いて同相及び直交位相のIF帯信号に変換され、同相及び直交位相信号が、それぞれ入力端子11,12に入力される。FM検波器13は、これらの信号から、元のFSK信号の周波数に応じた振幅を有する信号を検波し、同期・判定回路91において予め分かっているビット速度に応じた周期で信号振幅を閾値判定することで、出力データが出力端子18に出力される。なお、図9では、位相シフト回路131,132を用いて構成しているが、非特許文献1に示されるように、これらを微分回路としても同様の検波信号を得ることができる。
P.Choi, et a1., "An Experimental Coin-Sized Radio for Extremely Low-Power WPAN(IEEE 802.15.4) Application at 2.4GHz",IEEE Journa1 of Solid-State Circuits,Vo1.38,No.12,pp.2258-2268,December 2003
図10は、従来のFSK復調回路における同期・判定回路91の動作の説明図であり、横軸は時間を示している。(a)はノイズがない場合のFM検波器13の出力例を示し、(b)は大きなノイズがある場合のFM検波器13の出力例を示す。(a)及び(b)の縦軸は信号振幅を示している。また、(c)は同期・判定回路91での信号振幅の閾値判定を行うビット同期点の一例を示しており、矢印の時点で示すビット同期点でデータの閾値0による判定が行われる。図10の例の場合、ノイズがない(a)においては正しくデータの判定ができるが、大きなノイズがある(b)のような場合にはデータを閾値判定するための余裕が小さくなり、図10の例では、時刻t3で判定誤りを起こしている。従って、従来のFSK復調回路においては、大きなノイズがある場合に、データの誤りを生じる可能性があり、通信性能が劣化するという問題があった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、大きなノイズがある場合にもデータの判定誤りを起こし難く、通信性能の劣化を招き難いFSK復調回路を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明のFSK復調回路は、FSK変調信号を同相及び直交位相のIF信号に変更した後の一対のIF信号を入力して該FSK変調信号の周波数に応じた振幅を有するFM検波信号を出力するFM検波器と、該FM検波器から出力するFM検波信号をサンプリングかつ極性判定してディジタルFM検波信号に変換するサンプリング・極性判定回路と、該サンプリング・極性判定回路から出力するディジタルFM検波信号からビット同期点を検出するビット同期回路と、該ビット同期回路で検出したビット同期点に基づき前記ディジタルFM検波信号を前後のビット同期点の間毎に新たに積分する積分回路と、前記ビット同期点のタイミングで前記積分回路から出力する積分信号を第1の閾値と比較してデータの判定を行うデータ判定回路とを有するFSK復調回路であって、前記ビット同期回路は、プリアンブルに対応した既知のビットパターンと入力される信号との相関をとる相関器と、該相関器の出力を予め定めた第2の閾値と比較して前記ビット同期点を求める閾値判定回路とを有することを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のFSK復調回路において、前記相関器は、入力する前記ディジタルFM検波信号を1サンプル遅延する1つまたは複数段従属接続された遅延回路と、入力する前記ディジタルFM検波信号及び前記1つまたは複数段従属接続された遅延回路の出力のそれぞれに対して前記の既知のビットパターンに対応する係数を乗算する複数の乗算回路と、該複数の乗算回路の出力を全て加算する加算回路とを有するように構成し、前記閾値判定回路は、前記相関器の出力が「絶対値として予め定めた閾値以上となった後で閾値未満となる」という条件を満たすタイミングをビット同期点とするように動作することを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載のFSK復調回路において、前記ビット同期回路は、前記相関器の前段に、前記ディジタルFM検波信号である±1のバイポーラ信号を「0」,「1」のビット列信号に変換するバイポーラ/ユニポーラ変換回路を設け、前記の相関器は、該バイポーラ/ユニポーラ変換回路から入力する前記ビット列信号を1ビット分遅延する1つまたは複数段従属接続された遅延回路と、入力する前記ビット列信号及び前記1つまたは複数段従属接続された遅延回路の出力のそれぞれと前記の既知のビットパターンに対応するビット係数との排他的論理和演算を行う複数の排他的論理和回路と、該複数の排他的論理和回路の出力の「0」の数をカウントする加算回路とを有するように構成し、前記の閾値判定回路は、前記の相関器の出力が「高い方の閾値以上となった後でこの閾値未満となる。または、低い方の同値以下となった後でこの閾値を超える。」という条件を満たすときのタイミングをビット同期点とするように動作することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項2又は3に記載のFSK復調回路において、前記閾値判定回路の代わりに、第1及び第2の閾値判定回路と該第1及び第2の閾値判定回路の出力を選択する論理和回路とを設け、前記第2の閾値判定回路における閾値を前記第1の閾値判定回路における閾値よりも緩めに設定し、前記論理和回路は最初に前記第1の閾値判定回路の出力を選択し、予め定めた期間にビット同期点がなかったら前記第2の閾値判定回路の出力を選択するように構成することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項2又は3に記載のFSK復調回路において、前記相関器の代わりに、第1及び第2の相関器を設け、前記閾値判定回路は該第1及び第2の相関器のいずれか一方の出力のビット同期点を以ってビット同期点とするように構成し、前記第1の相関器は、前記相関器と同じ既知のビットパターンと入力される信号との相関をとるように構成し、前記第2の相関器は、DCオフセットがあるときに予想されるビットパターンと入力される信号との相関を採るように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、ビット同期回路における相関器でプリアンブル等の既知のビットパターンとの相関値を求めてから、閾値判定回路でこの相関値を閾値と比較判定することでビット同期点を求め、積分回路で前後のビット同期点の間毎に新たにディジタルFM検波信号を積分することでデータを復元するため、ノイズの影響が緩和され、大きなノイズがある場合にもデータの判定誤りを起こし難く、通信性能の劣化を招き難いFSK復調回路を実現できる。また、閾値の異なる2つの閾値判定回路を切り替えてビット同期点を求めるか、又は、FM検波器の不完全性によるDCオフセットを考慮したビットパターンに変えた相関器と前記既知のビットパターンを用いる相関器との2つの相関器を用いてビット同期点を求めることで、DCオフセットがある場合にも良好なビット同期点を得られ、それゆえ、DCオフセットがある場合にも通信性能の劣化を招き難いFSK復調回路を実現できる。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例のFSK復調回路の構成を示すブロック図である。図1におけるFSK復調回路は、入力端子11,12、FM検波器13、サンプリング・極性判定回路14、ビット同期回路15、積分回路16、データ判定回路17、出力端子18より構成され、更に、FM検波器13は、位相シフト回路131,132、乗算回路133,134、減算回路135、LPF136より構成される。
受信されたFSK変調信号は、まず、図1には示されていない直交ミキサを用いて同相及び直交位相のIF帯信号に変換され、同相及び直交位相信号が、それぞれ入力端子11,12に入力される。FM検波器13はこれらの信号から、元のFSK信号の周波数に応じた振幅を有する信号を検波し、更に、サンプリング・極性判定回路14は、FM検波器13の出力をディジタル信号に変換する。
図2は、ビット同期回路15の構成例を示すブロック図である。図2におけるビット同期回路は、入力端子21、相関器22、閾値判定回路25、出力端子26より構成され、更に、相関器22は、遅延回路221〜227、乗算回路230〜237、加算回路240より構成される。図2は、一例として、タップ数が8の場合の構成を示している。
一般に、FSK変調を用いる無線通信では、ビット同期を得るために、データに先立ち、プリアンブルと呼ばれる既知のビットパターンを送信する。ここでは、プリアンブルとして、「01100110・・・・」のような2ビットずつの繰り返しパターンを仮定する。繰り返しの基本パターンは、「0110」となることが分かる。そして、サンプリング・極性判定回路14でのサンプリング速度をビット速度のN倍とし、また、ビット「0」が正(+1)、ビット「1」が負(−1)に判定されると仮定すると、この基本パターンのサンプリング・極性判定回路14の出力は、+1がN個、−1が2N個、+1がN個のパターンとして現れることが分かる。図2のビット同期回路15では、簡単のため、N=2とした場合の構成を表している。この場合、相関器22において、相関をとる基本パターンは、「+1+1−1−1−1−1+1+1」となり、相関器22のタップ数は8となる。
図3は、本発明のFSK復調回路におけるビット同期回路15の動作と、積分回路16及びデータ判定回路17によるビット復元動作の説明図であり、横軸は時間を表している。また、図3において、左半分はノイズがない場合、右半分は大きなノイズがある場合の例を示している。(a)は相関器22の出力例を示しており、縦軸は信号振幅を表している。正負の閾値で相関出力を判定する閾値判定回路25は、「絶対値として、予め定めた閾値以上となった後で閾値未満となる」という条件を満たすかどうかを常に調べ、この条件を満たすときの閾値以上となった時間位置を以ってビット同期点とし、その情報を出力端子26に出力する。図3の(b)は、以上のようにして求めたビット同期点を矢印で示している。
図1に示す本発明のFSK復調回路において、積分回路16は、同期回路15からのビット同期点に基づき、ビット同期点から次のビット同期点までの間毎に、サンプリング・極性判定回路14の出力のディジタル信号振幅を新たに積分する。そして、データ判定回路17は、ビット同期点までの積分結果に基づき閾値判定をすることで出力データを生成し、出力端子18へ出力する。
図3において、(c)はFM検波器13の出力例、(d)はサンプリング・極性判定回路14の出力例、(e)は積分回路16の出力例を示し、それぞれの縦軸は信号振幅を表している。図3の右半分に示されるように、大きなノイズがある場合にも、データ判定回路17において、ビット同期点における(e)の極性を判定することで、正しいデータを復元できることが分かる。
[第2の実施例]
図4は、本発明の第2の実施例のビット同期回路15の構成例を示すブロック図である。図4におけるビット同期回路は、入力端子21、パイポーラ/ユニポーラ(B/U)変換回路41、相関器42、閾値判定回路45、出力端子26より構成され、更に、相関器42は、遅延回路421〜427、排他的論理和回路430〜437、加算回路440より構成される。
図4において、入力端子21から入力されたサンプリング・極性判定回路14の±1の出力信号は、B/U変換回路41において、「0」または「1」の1ビット信号に変換される。また、相関器42においては、図2の相関器22における乗算回路230〜237の乗算を排他的論理和回路430〜437の排他的論理和演算に変えることで、相関器42内の加算回路440以外の演算を全て1ビット演算で済むようにしており、回路の小型化が期待できる構成になっている。
図5は、図4に示すビット同期回路15の動作の説明図である。図3と同様に、左半分はノイズがない場合、右半分は大きなノイズがある場合の例を示している。(a)は、相関器42の出力例を示しており、縦軸は信号振幅を表している。排他的論理和演算は、2つの入力値が一致した場合に「0」、不一致の場合に「1」を出力するため、加算回路440では、排他的論理和回路430〜437から出力される「0」の数をカウントするように動作する。このため、(a)の振幅は、全てが不一致の場合の0から全てが一致した場合の8までの正の値のみをとる。閾値判定回路45は、予め定めた高低の2つの閾値を持っており、「高い方の閾値以上となった後でこの閾値未満となる。または、低い方の閾値以下となった後でこの閾値を超える」という条件を満たすかどうかを常に調べ、この条件を満たすときの閾値以上または閾値以下となった時間位置を以ってビット同期点とし、その情報を出力端子26に出力する。5の(b)は、以上のようにして求めたビット同期点を矢印で示している。
[第3の実施例]
図6は、本発明の第3の実施例のビット同期回路15の構成例を示すブロック図である。図6において、61,62は閾値判定回路、63は論理和回路であり、図2と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。
図1に示される本発明のFSK復調回路において、FM復調器13の実現上の不完全性により、FM復調器13の出力振幅に直流オフセットを生じ、サンプリング・極性判定回路14の出力において、それが正負のビット期間の差となって現れる。
図7は、DCオフセットがある場合のビット同期回路15の動作の説明図であり、図5と同様に表現をされている。DCオフセットの影響は、ノイズがないときにも、相関器22の出力での正負のアンバランスとして現れ、例えば、図7に示される場合には、正側振幅の縮小となる。この影響は、大きなノイズがある場合には更に顕著になり、図7の右から2番目の正側ピークに見られるように、ピーク値が閾値を超えず、それゆえビット同期点が失われる可能性がある。
図6におけるビット同期回路は、このような場合にもビット同期情報が得られるようにするものであり、閾値判定回路61,62は異なる閾値により図2における閾値判定回路25と同様の条件判定を行い、論理和回路63において、ノイズがないときには厳しい閾値の方の結果を採用するが、大きいノイズがあってビット同期点が旨く得られないときには緩い閾値の方の結果を採用するように切り替えるものである。
[第4の実施例]
図8は、本発明の第4の実施例のビット同期回路15の構成例を示すブロック図である。図8におけるビット同期回路は、入力端子21、相関器81,84、閾値判定回路87、出力端子26より構成され、更に、相関器81は、遅延回路811〜817、乗算回路820〜827、加算回路830より構成され、また、相関器84は、遅延回路841〜847、乗算回路850〜857、加算回路860より構成される。
相関器81,84は、どちらも図2における相関器22と同様の構成になっているが、相関器81の乗算回路820〜827と相関器84の乗算回路850〜857で乗算する係数が異なっている。すなわち、相関器81の乗算回路820〜827の係数はDCオフセットがないときに適合したものであるが、一方、相関器84の乗算回路850〜857の係数はDCオフセットを生じて正負のバランスが崩れたときに適合したものになっている。具体的には、図8の例では、相関器84の右から2番目の乗算回路856が相関器81の右から2番目の乗算回路856と係数が異なり、相関器84はDCオフセットにより基本パターンが「+1+1−1−1−1−1−1+1」に変わってしまうことを前提に構成されている。
図6のようなビット同期回路の構成では、DCオフセットに対処するために2組の閾値の一方の組の閾値を緩くするので、ノイズの影響を受け易い構成になっているが、図8の構成のビット同期回路では、DCオフセットを考慮して相関器84を構成するために閾値を緩くする必要はなくなり、ノイズの影響に強い構成を保つことができる。閾値判定回路87は、相関器81,84のいずれかの出力が図2における閾値判定回路25と同様の条件を満たすことを以ってビット同期点を求めることができる。
なお、図6及び図8のビット同期回路は乗算回路を使用した図2のビット同期回路を基にDCオフセットに強い構成にしているが、同様にして、図4の排他的論理和回路を使用したビット同期回路を基に構成をすることもできる。
本発明の第1の実施例のFSK復調回路の構成を示すブロック図である。 図1のFSK復調回路のビット同期回路の構成例を示すブロック図である。 図2のビット同期回路の動作と積分回路及び判定回路によるビット復元動作のタイミングチャートである。 第2の実施例のビット同期の構成例を示すブロック図である。 図4のビット同期回路の動作のタイミングチャートである。 第3の実施例のビット同期回路の構成例を示すブロック図である。 DCオフセットがある場合のビット同期回路の動作のタイミングチャートである。 第4の実施例のビット同期回路の構成例を示すブロック図である。 従来のFSK復調回路の構成を示すブロック図である。 従来のFSK復調回路における同期・判定回路の動作のタイミングチャートである。
符号の説明
11,12:入力端子、13:FM検波器、14:サンプリング・極性判定回路、15:ビット同期回路、16:積分回路、17:データ判定回路、18:出力端子、21:入力端子、22:相関器、25:閾値判定回路、26:出力端子、41:B/U変換回路、42:相関器、45:閾値判定回路、61,62:閾値判定回路、63:論理和回路、81,84:相関器、87:閾値判定回路、91:同期・判定回路、131,132:位相シフト回路、133,134:乗算回路、135:減算回路、136:LPF、221〜227:遅延回路、230〜237:乗算回路、240:加算回路、421〜427:遅延回路、430〜437:排他的論理輪回路、440:加算回路、811〜817:遅延回路、820〜827:乗算回路、830:加算回路、841〜847:遅延回路、850〜857:乗算回路、860:加算回路。

Claims (5)

  1. FSK変調信号を同相及び直交位相のIF信号に変更した後の一対のIF信号を入力して該FSK変調信号の周波数に応じた振幅を有するFM検波信号を出力するFM検波器と、該FM検波器から出力するFM検波信号をサンプリングかつ極性判定してディジタルFM検波信号に変換するサンプリング・極性判定回路と、該サンプリング・極性判定回路から出力するディジタルFM検波信号からビット同期点を検出するビット同期回路と、該ビット同期回路で検出したビット同期点に基づき前記ディジタルFM検波信号を前後のビット同期点の間毎に新たに積分する積分回路と、前記ビット同期点のタイミングで前記積分回路から出力する積分信号を第1の閾値と比較してデータの判定を行うデータ判定回路とを有するFSK復調回路であって、
    前記ビット同期回路は、プリアンブルに対応した既知のビットパターンと入力される信号との相関をとる相関器と、該相関器の出力を予め定めた第2の閾値と比較して前記ビット同期点を求める閾値判定回路とを有することを特徴とするFSK復調回路。
  2. 請求項1に記載のFSK復調回路において、
    前記相関器は、入力する前記ディジタルFM検波信号を1サンプル遅延する1つまたは複数段従属接続された遅延回路と、入力する前記ディジタルFM検波信号及び前記1つまたは複数段従属接続された遅延回路の出力のそれぞれに対して前記の既知のビットパターンに対応する係数を乗算する複数の乗算回路と、該複数の乗算回路の出力を全て加算する加算回路とを有するように構成し、
    前記閾値判定回路は、前記相関器の出力が「絶対値として予め定めた閾値以上となった後で閾値未満となる」という条件を満たすタイミングをビット同期点とするように動作することを特徴とするFSK復調回路。
  3. 請求項1に記載のFSK復調回路において、
    前記ビット同期回路は、前記相関器の前段に、前記ディジタルFM検波信号である±1のバイポーラ信号を「0」,「1」のビット列信号に変換するバイポーラ/ユニポーラ変換回路を設け、
    前記の相関器は、該バイポーラ/ユニポーラ変換回路から入力する前記ビット列信号を1ビット分遅延する1つまたは複数段従属接続された遅延回路と、入力する前記ビット列信号及び前記1つまたは複数段従属接続された遅延回路の出力のそれぞれと前記の既知のビットパターンに対応するビット係数との排他的論理和演算を行う複数の排他的論理和回路と、該複数の排他的論理和回路の出力の「0」の数をカウントする加算回路とを有するように構成し、
    前記の閾値判定回路は、前記の相関器の出力が「高い方の閾値以上となった後でこの閾値未満となる。または、低い方の同値以下となった後でこの閾値を超える。」という条件を満たすときのタイミングをビット同期点とするように動作することを特徴とするFSK復調回路。
  4. 請求項2又は3に記載のFSK復調回路において、
    前記閾値判定回路の代わりに、第1及び第2の閾値判定回路と該第1及び第2の閾値判定回路の出力を選択する論理和回路とを設け、前記第2の閾値判定回路における閾値を前記第1の閾値判定回路における閾値よりも緩めに設定し、前記論理和回路は最初に前記第1の閾値判定回路の出力を選択し、予め定めた期間にビット同期点がなかったら前記第2の閾値判定回路の出力を選択するように構成することを特徴とするFSK復調回路。
  5. 請求項2又は3に記載のFSK復調回路において、
    前記相関器の代わりに、第1及び第2の相関器を設け、前記閾値判定回路は該第1及び第2の相関器のいずれか一方の出力のビット同期点を以ってビット同期点とするように構成し、
    前記第1の相関器は、前記相関器と同じ既知のビットパターンと入力される信号との相関をとるように構成し、
    前記第2の相関器は、DCオフセットがあるときに予想されるビットパターンと入力される信号との相関を採るように構成したことを特徴とするFSK復調回路。
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