JP2007128611A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のシフトレジスタは、ノイズやソフトエラーによってデータが消失した場合に電源の再投入等を行い再起動させなければならなかった。
【解決手段】本発明にかかる半導体集積回路装置は、Nを自然数として、N個の論理回路が直列に接続され、周期的な信号を出力する周期信号生成回路を有する半導体集積回路装置であって、周期信号生成回路は、初段の論理回路REG0からN−1段目の論理回路REG6までの出力信号に基づき初段の論理回路REG0を初期化するリセット信号を出力するリセット回路10を有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体集積回路装置に関し、特にノイズやソフトエラーによって直列に接続された複数の論理回路に保持されたデータが消失した場合であっても、論理回路に保持されてデータを自動で復帰させる半導体集積回路装置に関する。
近年、半導体集積回路装置の製造プロセスの微細化が進められている。このような微細化された製造プロセスを用いて構成される半導体集積回路装置では、動作電源電圧の低電圧化、あるいは素子の寄生容量が減少するために、ノイズやソフトエラーによって内部の論理回路に保持されているデータが消失する問題が発生する。
ここで、ノイズとは、例えば半導体集積回路装置内の隣接する配線の干渉によって発生するノイズや、半導体集積回路装置の外部より与えられる外来ノイズ、あるいはクロックを生成する回路が同期回路から非同期回路に切り換る時に発生する。このようなノイズが発生すると、例えば信号波形の振幅が小さくなる、あるいは信号の立ち上がりがなまる等の信号の乱れが生じる場合がある。
また、ソフトエラーとは、放射線(例えば、α線、中性子線など)が半導体集積回路装置に突入した場合に、半導体基板と放射線とが反応して電荷を発生させ、論理回路の出力素子に発生した電荷が収集されることで論理を反転させるエラーである。
このようなノイズやソフトエラーが発生した場合、信号の振幅が低下するため、例えば回路を動作させる同期クロックを回路が認識できない場合がある。また、回路が認識できる程度の信号の振幅低下である場合であっても、例えば配線や素子の寄生抵抗、あるいは寄生容量によって信号が配線を伝播していく途中で信号が鈍り、回路がその信号を認識できなくなる場合がある。このように、ノイズやソフトエラーによって、例えば信号波形の振幅が小さくなる場合、回路が誤動作して、例えば論理回路に保持されているデータが消失する場合がある。
データの消失について詳細に説明する。ここでは、シフトレジスタのように複数の論理回路が直列に接続された回路を一例として説明する。一般的なシフトレジスタの回路を図4に示す。図4に示すシフトレジスタ2は、レジスタREG0〜REG7が直列に接続されており、レジスタREG7の出力がレジスタREG0の入力に接続されている。また、レジスタREG0〜REG7のそれぞれにはクロックCLKが入力されている。シフトレジスタは、このクロックCLKに同期して動作する。また、REG3〜REG5の出力は、図示しない他のブロックに接続されており、その他のブロックに対して制御信号A〜Cを出力している。制御信号A〜Cは、他のブロックの制御に用いられる信号である。
図4に示すシフトレジスタ2のタイミングチャートを図5に示す。図5に示すように、シフトレジスタは、時刻t0で電源が投入されると、パワーオンリセット動作によりレジスタREG0にデータ1が設定され、残りのレジスタはデータ0が設定される。時刻t0以降は、クロックCLKの立ち上がりに応じてデータ1は、接続される次段のレジスタに遷移する。この動作により、時刻t7でデータ1がレジスタREG7まで遷移すると、時刻t8のクロックの立ち上がりでデータ1はレジスタREG0に戻る。つまり、図4に示すシフトレジスタ2は、データ1がクロックの立ち上がりに応じてレジスタREG0〜REG7のループ内を遷移する回路である。
上記の説明のように動作しているシフトレジスタ2においてデータが消失する場合のタイミングチャートを図6に示す。図6に示すように、例えば時刻t3で入力されるはずのクロックの振幅が、ノイズやソフトエラーの影響によって小さくなった場合、REG2が活性状態であるにもかかわらず、REG3が活性状態にならずに、REG2に保持されていたデータ1がREG3に遷移することが出来ずに消失する。また、消失したデータは、電源を再投入するまで回復しない。
上記説明のシフトレジスタの具体例が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載のシフトレジスタは、5つのレジスタを直列に接続し、1段目と3段目と5段目との出力の排他的論理和を1段目の入力とするものである。このシフトレジスタは、乱数的なパターンを発生する回路である。この回路においても、ノイズやソフトエラーによってレジスタに保持されているデータ1が消失した場合、本来の乱数パターンとは異なるパターンを生成することになる。また、乱数パターンの状態によっては、レジスタに保持されているデータが全てデータ0となってしまう場合がある。この場合、図4に示すシフトレジスタと同様にそれ以降のデータ1の遷移が行われなくなる問題が発生する。
特開2004−294224号公報
従来のシフトレジスタは、ノイズやソフトエラーによってデータが消失した場合に電源の再投入等を行い再起動させなければならなかった。
本発明にかかる半導体集積回路装置は、Nを自然数として、N個の論理回路が直列に接続され、周期的な信号を出力する周期信号生成回路を有する半導体集積回路装置であって、前記周期信号生成回路は、初段の論理回路からN−1段目の論理回路までの出力信号に基づき前記初段の論理回路を初期化するリセット信号を出力するリセット回路を有するものである。
本発明の半導体集積回路装置によれば、リセット回路が初段の論理回路からN−1段目の論理回路までの出力信号に基づき前記初段の論理回路を初期化するリセット信号を生成する。例えば初段の論理回路からN−1段目の論理回路までの出力信号が同一論理になった場合に、リセット回路はリセット信号を生成してそのリセット信号を初段の論理回路に入力する。つまり、ノイズやソフトエラーによって、例えば同期クロックの振幅が小さくなり、データの遷移に失敗してデータが消失した場合であっても、それを検出して改めてデータ1を初段の論理回路に入力することで周期信号生成回路を初期化することが可能である。このことより本発明の半導体集積回路装置は、電源の再投入等の再起動を行わなくても、データ1を遷移させ続けることが可能である。
また、N個の論理回路のすべての出力信号に基づいてリセット回路がリセット信号を生成する場合には、すべての論理回路の出力信号が同一論理になった後、1クロック分の期間の間、すべての論理回路は、データ0を保持することになる。しかしながら、初段の論理回路からN−1段目の論理回路までの出力信号に基づきリセット回路がリセット信号を生成することで、N段目の論理回路がデータ1を出力している期間に、初段の論理回路の入力にデータ1を入力することが可能である。これによって、全ての同期クロックをデータ1の遷移に利用することが可能である。
本発明の半導体集積回路装置によれば、論理回路に保持されたデータがノイズやソフトエラーによってデータが消失した場合であっても、電源の再投入等の再起動を行わずに半導体集積回路装置を初期化して、データ1を遷移させることが可能である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる半導体集積回路装置は、複数の論理回路が直列に接続され、周期的な信号を出力する周期信号生成回路であり、例えばN個のレジスタを直列に接続したシフトレジスタである。本実施の形態にかかるシフトレジスタ1を図1に示す。
図1に示すように、本実施の形態にかかるシフトレジスタ1は、N=8とした場合のシフトレジスタであって、レジスタREG0〜REG7、リセット回路10を有している。シフトレジスタ1は、レジスタREG0を初段として配置して、レジスタREG0に直列にレジスタREG1からREG7が接続されている。レジスタREG0〜REG7には同期クロックCLKが入力されている。また、レジスタREG3、REG4、REG7の出力信号は、それぞれ他の回路ブロックで使用される制御信号A〜Cとなっている。
リセット回路10は、入力にレジスタREG0からREG6までのそれぞれの出力が接続され、出力(DETOUT)がレジスタREG0の入力に接続されている。ここで、レジスタREG7の出力は、リセット回路10には入力されていない。このリセット回路10の接続をより詳細に説明する。
リセット回路10は、反転論理和回路(例えば、NOR回路)11〜13と論理積回路(例えば、AND回路)14とを有している。NOR回路11には、レジスタREG0、REG1の出力が接続され、NOR回路12には、レジスタREG2、REG3の出力が接続され、NOR回路13には、レジスタREG4、REG5、REG6の出力が接続されている。AND回路14の入力には、NOR回路11〜13の出力が接続され、出力はレジスタREG0の入力に接続されている。
ここで、本実施の形態のレジスタREG0〜REG7は、それぞれ同期クロックCLKの立ち上がりに応じて入力されている信号を取り込み出力する。また、NOR回路11〜13は、それぞれ複数の入力端子を有しており、それぞれの端子に入力される全ての信号がLowレベル(例えば、接地電位、データ0)である場合にHighレベル(例えば、電源電位、データ1)を出力し、それぞれの端子に入力される信号のうち少なくとも1つの信号がHighレベルである場合はLowレベルを出力する。AND回路14は、複数の入力端子を有しており、それぞれの端子に入力される全て信号がHighレベルである場合にHighレベルを出力し、それぞれの端子に入力される信号のうち少なくとも1つの信号がLowレベルである場合に、Lowレベルを出力する。
実施の形態1にかかるシフトレジスタ1の動作について説明する。実施の形態1にかかるシフトレジスタ1のタイミングチャートを図2に示す。図2に示すように、シフトレジスタ1は、タイミングt0で電源が投入されるとレジスタREG0にデータ1が設定される。その後、タイミングt1からt6まで、同期クロックCLKの立ち上がり毎にこのデータ1が後段に接続されるレジスタREG1〜REG6に順次遷移する。タイミングt7でデータ1がレジスタREG7に取り込まれると、レジスタREG0〜REG6の出力はデータ0となる。このときリセット回路10は、データ1を出力して、このデータ1がレジスタREG0の入力に設定される。タイミングt8の同期クロックCLKの立ち上がりで、レジスタREG0は、タイミングt7で設定されたデータ1を取り込む。これ以降は、タイミングt1からタイミングt8の動作を繰り返し行う。
つまり、実施の形態1にかかるシフトレジスタ1は、電源投入時に設定されたデータ1をクロックの立ち上がり応じて、直列に接続されたレジスタを順次遷移させる回路である。
ここで、リセット回路10の動作について詳細に説明する。タイミングt0で電源が投入された後は、レジスタREG0がデータ1を出力し、レジスタREG1〜REG7はデータ0を出力している。このとき、NOR回路11には、データ0とデータ1とが入力されている。このため、NOR回路11は、データ0を出力する。また、NOR回路12、13の入力には、それぞれデータ0が入力されている。このため、NOR回路12、13は、それぞれデータ1を出力する。つまり、タイミングt0でのNOR回路10〜13の出力は、それぞれデータ0、データ1、データ1となる。従って、タイミングt1では、これらの信号が入力されるAND回路14の出力はデータ0となる。その後、タイミングt1からタイミングt6までの期間で、レジスタREG0〜REG6のいずれか1つがデータ1を出力している状態であれば、AND回路14はデータ0を出力する。
タイミングt7で、レジスタREG0〜REG6がデータ0を出力すると、NOR回路10〜13は、それぞれデータ1を出力する。これによって、AND回路14に入力される信号が全てデータ1となるため、AND回路14はリセット信号(例えば、データ1)を出力する。その後、レジスタREG0〜REG6のいずれか1つがデータ1を出力していれば、AND回路14はデータ0を出力する。つまり、リセット信号は、初段の論理回路からN−1段目の論理回路までの出力信号が同一論理(例えば、データ0)である期間に出力信号とは逆の論理(例えば、データ1)となるパルス信号である。
一方、このシフトレジスタ1において、データ1が消失してしまう場合について説明する。データが消失してしまう一例として、ノイズやソフトエラーによって、例えば同期クロックの振幅が小さくなり、レジスタREG3が同期クロックに応答できずにデータ1が消失してしまう場合を説明する。このような場合のシフトレジスタ1のタイミングチャートを図3に示す。
図3に示すように、タイミングt0で電源投入が行われ、レジスタREG0にデータ1が設定される。このデータ1はタイミングt0からタイミングt2までの動作によって、レジスタREG2に遷移する。ここで、タイミングt3で、ノイズやソフトエラーによって、例えば同期クロックの振幅が小さくなり、レジスタREG2が同期クロックに応じて動作しているにも関わらず、レジスタREG3が同期クロックに反応することができずに動作できない状態が発生する。このような状態になった場合、レジスタREG2は、タイミングt3の同期クロックの立ち上がりに応じて、そのときに入力されているデータ0を取り込む。これに対して、レジスタREG3は、タイミングt3の同期クロックの立ち上がりでレジスタREG2から出力されているデータ1を取り込むことができずに、タイミングt2で保持していたデータ0を保持し続ける。これによって、レジスタREG3に遷移するはずのデータ1が消失する。
このようにしてデータ1が消失した場合、シフトレジスタ1のレジスタREG0〜REG6の出力は全てデータ0となる。リセット回路10は、レジスタREG1からREG6までの出力が全てデータ0となった場合、リセット信号(例えば、データ1)を生成してこのデータ1をレジスタREG0の入力に設定する。つまり、リセット回路10は、レジスタREG0〜REG6の出力が全てデータ0となった場合、NOR回路10〜13が全てデータ1を出力するため、AND回路14はデータ1を出力する。この動作により、リセット回路10は、ノイズやソフトエラー等でレジスタREG0からREG6のいずれかでデータ1が消失した場合にリセット信号(例えば、データ1)を生成する。一方、レジスタREG1〜REG6のいずれか1つがデータ1を出力している場合、リセット回路10は、データ1を出力しているレジスタが接続されるNOR回路の出力がデータ0となるため、AND回路14はデータ0を出力する。
続いて、タイミングt4では、同期クロックが立ち上がり応じてレジスタREG0がデータ1を取り込む。これ以降、シフトレジスタ1は、図2に示すタイミングt1からt8までの動作を繰り返し行う。
上記説明より、実施の形態1にかかるシフトレジスタ1は、レジスタ間で1つのデータ1を遷移させる動作を行っている期間に、ノイズやソフトエラーなどの影響によって、いずれのレジスタにもデータ1が保持されていない状態となった場合であっても、リセット回路10がN−1個のレジスタ(本実施の形態では、レジスタREG0〜REG6)の出力が全てデータ0になったことに応じてリセット信号(例えば、データ1)を生成し、それを初段に配置されるレジスタREG0の入力に設定する。これによって、データ1が消失した後に入力される同期クロックの立ち上がりに応じて初段のレジスタREG0にデータ1が取り込まれる。その後、このデータ1をレジスタ間で遷移させていくことで、シフトレジスタ1は、電源の再投入等のリセット動作を行うことなく初期化を行うことができ、データ1の遷移を続けることが可能である。つまり、リセット回路10は、初段の論理回路からN−1段目の論理回路の出力が第1のレベル(例えば、データ0)の信号で一致した場合、N段目の論理回路の出力によらず第2のレベル(例えば、データ1)を出力する。これによって、ノイズやソフトエラーなどの影響によって、いずれのレジスタにもデータ1が保持されていない状態となった場合であっても、電源の再投入等のリセット動作を行うことなく初期化を行うことが可能である。
一方、リセット回路にN個のレジスタ(本実施の形態では、REG0〜REG7)の出力を入力するシフトレジスタ1´について説明する。このシフトレジスタ1´の回路図を図4に示し、そのタイミングチャートを図5に示す。図5に示すように、シフトレジスタ1´は、レジスタREG0〜REG7の出力が全てデータ0となった場合にリセット回路10´がリセット信号(例えば、データ1)を生成する。つまり、最終段のレジスタREG7にデータ1が取り込まれ、その後再びデータ0が取り込まれると、レジスタREG0〜REG7の出力が全てデータ0となる。その後にリセット回路10´がリセット信号(例えば、データ1)を生成する。このような場合、最終段のレジスタREG7をデータ1からデータ0へと遷移させる同期クロックは、シフトレジスタ1がデータ1を遷移させる動作に使われないことになる。つまり、タイミングt8からt9までの期間が、データ1がレジスタ間を遷移しないデッドサイクルとなる。
これに対して、本実施の形態にかかるシフトレジスタ1は、最終段を除くN−1個のレジスタ(本実施の形態では、レジスタREG0〜REG6)の出力をリセット回路10に入力している。このような接続にすることによって、N−1段目のレジスタREG6からN段目のレジスタREG7にデータ1が遷移すると、リセット回路10に入力されているレジスタREG0〜REG6の出力はすべてデータ0となる。これによってリセット回路10は、リセット信号(例えば、データ1)を生成し、レジスタREG7が保持するデータがデータ1からデータ0へと遷移する同期クロックの立ち上がりで初段のレジスタREG0にデータ1が保持され、シフトレジスタ1が初期化される。つまり、本実施の形態のリセット回路10は、レジスタREG0〜REG7が第1の論理レベルの信号(例えば、データ0)を出力し、最終段のレジスタREG7が第2の論理レベルの信号(例えば、データ1)を出力している期間に、データ1を出力し、初段のレジスタREG0の入力にデータ1を入力するため、シフトレジスタ1がデータ1を保持しない期間をなくすことが可能である。これによって、本実施の形態のシフトレジスタ1は、同期クロックの全ての立ち上がりをデータ1の遷移に使用することが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、適宜変形することが可能である。例えば、リセット回路10は、入力されている信号が全てデータ0となった場合にデータ1を生成する論理となっていれば良く、上記実施の形態の回路構成に限らず適宜回路構成を変更することも可能である。
実施の形態1にかかるシフトレジスタの回路図である。 実施の形態1にかかるシフトレジスタのタイミングチャートを示す図である。 実施の形態1にかかるシフトレジスタにおいてデータ1が消失した場合のタイミングチャートを示す図である。 全てのレジスタの出力をリセット回路に入力した場合の実施の形態1にかかるシフトレジスタの回路図である。 図4に示すシフトレジスタのタイミングチャートを示す図である。 従来のシフトレジスタの回路図である。 従来のシフトレジスタのタイミングチャートを示す図である。 従来のシフトレジスタにおいてデータ1が消失した場合のタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
1、1´、2 シフトレジスタ
10、10´ リセット回路
11〜13、11´〜14´ NOR回路
14、15´ AND回路

Claims (8)

  1. Nを自然数として、N個の論理回路が直列に接続され、周期的な信号を出力する周期信号生成回路を有する半導体集積回路装置であって、
    前記周期信号生成回路は、初段の論理回路からN−1段目の論理回路までの出力信号に基づき前記初段の論理回路を初期化するリセット信号を出力するリセット回路を有する半導体集積回路装置。
  2. 前記リセット回路は、N−1個の前記論理回路の出力信号に基づき前記初段の論理回路を初期化する前記リセット信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記リセット回路は、N−1個の前記論理回路の出力信号が同一論理となった場合に前記リセット信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記リセット回路は、前記初段の論理回路から前記N−1段目の論理回路までの出力信号のうち少なくとも2つ以上の前記出力信号が入力される複数の反転論理和回路と、前記複数の反転論理和回路の出力が入力される論理積回路とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記リセット信号は、前記初段の論理回路から前記N−1段目の論理回路までの出力信号が同一論理である期間に前記出力信号とは逆の論理となるパルス信号であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記周期信号生成回路は、同期クロックに応じて動作する論理回路を有し、同期クロックに応じて前記論理回路に保持しているデータを次段に接続される前記論理回路に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記周期信号生成回路は、シフトレジスタであることを特徴とする請求項1又は6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記リセット回路は、前記初段の論理回路から前記N−1段目の論理回路の出力が第1のレベルの信号で一致した場合、N段目の論理回路の出力によらず第2のレベルを出力する請求項1に記載の半導体集積回路装置。


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