JP2007126162A - パッケージ構造 - Google Patents

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久光 中野
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Abstract

【課題】牛乳等の入ったパッケージの解体がワンタッチでできるパッケージを提供する。
【解決手段】牛乳等の飲料が注入され、函状に密封して構成されたパッケージであって、該パッケージの上部開封口の近傍に設けられたパッケージ解体用の開封片と、前記パッケージの内面所定位置に形成されたミシン目や解体用溝部からなるパッケージ解体機構と、前記開封片と連設し前記パッケージ解体機構に設けられた合成樹脂性の紐体からなる解体補助部材とから構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パッケージ構造であって、とくに牛乳等の飲料の容器として使用され、使用済みとなったパッケージの解体が容易なパッケージ構造に関するものである。
現在、牛乳等の飲料の容器として使用されるパッケージは、各自治体において再利用(リサイクル)できるように分別して回収が行なわれている。このため、各家庭においても使用済みのパッケージは洗浄して解体し、分別して排出するように指導されている。
しかしながら、従来のパッケージの場合、容器素材である紙が厚くまた接合部も強く接着されているため、素手での解体が困難であり、鋏等による切断を必要とするため多くの手間を要した。そのため、パッケージを解体せずに排出するためパッケージの回収効率が低下したり、分別しないまま排出し再利用(リサイクル)されずに焼却処分されるという問題もあった。
そこで、牛乳パック類の中空部へ、上方から挿入可能の直方体にして該直方体の外面1コーナーの下端に刃先を下方に臨ませる縦切断刃を突設すると共に、該下端の方形周縁に針先を下方に臨ませるミシン目孔加工刃を備えた解体とからなる牛乳パック類の解体器が提案されている(特許文献1参照。)。また、パッケージ側面に、鋏などの道具を用いずに、破ることによって解体できる切り取り線を設けた牛乳パックも提案されている(特許文献2参照。)。
特開2004−275235号公報 特開2005−29212号公報
しかしながら、上記特許文献1に提案されている牛乳パック類の解体器は、鋏の代用として有効であるが、牛乳パック類の解体以外の使用を考慮していないため汎用性がなく、しかも同時に大量のパックを解体処理するには多数の解体器が必要となるという問題かある。
また、特許文献2に提案されている牛乳パックの場合、パック側面に切り取り線を設け、鋏などの道具を用いずに、破ることによって解体するものであるが、解体を行なう際には従来と同様に両手で強く裂け目を付けて、切り取り線に従い解体する必要があった。またパックの底面に隣接する切り取り線は、紙の目と直行するため解体が困難であるという問題があった。しかもパックの側面には切り取り線が形成されているため意匠的に良い印象を与えないものであった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、鋏や解体器などを使用せずに少ない力で容易にパッケージの解体ができ、しかもパッケージの側面の意匠には何ら影響を与えないパッケージ構造を提供することを目的とする。
このため本発明のパッケージ構造は、牛乳等の飲料が注入され、函状に密封して構成されたパッケージであって、該パッケージの上部開封口の近傍に設けられたパッケージ解体用の開封片と、前記パッケージの内面所定位置に形成されたパッケージ解体機構と、前記開封片と連設し前記パッケージ解体機構に設けられた解体補助部材とから構成されることを第1の特徴とする。
また、前記パッケージ解体機構は、パッケージ内面の上部から下部所定位置までパッケージ側面角部に沿って形成されたミシン目と、該ミシン目と連接しパッケージ底部近傍の内面に底部と平行に形成されたミシン目であることを第2の特徴とする。
そして、前記パッケージ解体機構は、パッケージ内面の上部から下部所定位置までパッケージ側面角部に沿って形成された切り取り用溝部と、該切り取り用溝部と連接しパッケージ底部近傍の内面に底部と平行に形成された切り取り用溝部であることを第3の特徴とする。
さらに、前記解体補助部材は、合成樹脂等からなる紐体で構成され、前記開封片と連接し前記パッケージ解体機構に貼設して設けられたことを第4の特徴とする。
本発明によるパッケージ構造によれば、パッケージの上部開封口の近傍に設けられたパッケージ解体用の開封片と、前記パッケージの内面所定位置に形成されたパッケージ解体機構と、前記開封片と連設し前記パッケージ解体機構に設けられた解体補助部材とから構成されているため、前記開封片を使って容易に解体操作が開始でき、パッケージ解体機構と解体補助部材とを併用することによって鋏などを使用することなく簡単にパッケージの解体ができるという優れた効果を有する。
また、前記パッケージ解体機構は、パッケージ内面の上部から下部所定位置、そしてパッケージ底部近傍の内面に底部と平行に形成されたミシン目若しくは切り取り用溝部であり、パッケージの側面の意匠を損なわないという効果を有する。
さらに、合成樹脂製の紐体からなる解体補助部材が前記開封片と連接し前記パッケージ解体機構に貼設して設けられているため、解体前の前記パッケージ解体機構を補強すると共に解体時にパッケージの解体がスムーズとなるという優れた効果を有する。
以下、本発明のパッケージ構造を実施例に基づいて説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明の一実施例に係るパッケージ構造の斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本発明の一実施例に係るパッケージ構造の解体状況を説明する斜視説明図、図4は本発明の一実施例に係るパッケージ構造を解体した状態を示す平面図である。
図1乃至図3に示すように、本発明に係るパッケージ構造は、直方体状のパッケージ本体1の上部開口部4の中央部近傍に設けられた開封片2と、パッケージ本体1の内側面に形成された切り取り線3と、切り取り線3に沿って貼設された紐体5とから構成されている。パッケージ本体1は防水加工が施され牛乳等の飲料物を充填し密封して使用され、開封片2はパッケージ本体1の製造時に同一材料にて一体に成形されるか、プラスチック等の薄片を貼着して構成されている。また切り取り線3はパッケージ本体1の成形時に型抜き装置によりハーフカット刃型を使用してパッケージ本体1の内側から形成され、パッケージ本体1の表面からは視認されずパッケージ表面の意匠を損なわない。そして紐体5はポリプロピレン等の合成樹脂で成形され、開封片2と連結し切り取り線3に沿って貼設され、パッケージ本体1の解体を容易とすると共に切り取り線3の補強を兼ねる。
尚、切り取り線3が設定される位置は、パッケージ本体1の縦方向では側面角部が望ましく、底部においては底部と側面との接触線から数ミリ上方に形成されたものが望ましいが、パッケージ本体1の形状、容量によって適宜選択されて形成される。
この構成において、パッケージ本体1を解体する工程を説明すると。図3に示すようにパッケージ本体1の上部開口部4の中央部近傍に予め設けられた開封片2を矢印の方向に指で引っ張ると、開封片2連結されている紐体5が開封片2と共にパッケージ本体1の切り取り線3を切断し、破断部31を形成しながら移動し、図4に示すようにパッケージ本体1は解体され一枚の平板となる。
上記実施例においては、パッケージ本体1の内側に切り取り線3が形成されたパッケージ構造を例として説明しているが、切り取り線3の位置に切り取り用溝部が形成されたものであっても良く、該切り取り用溝部はパッケージ本体1の成形時に型抜き装置により押し型を使用してパッケージ本体1の内側から形成される。そして、このパッケージ構造によるによれば、上述の実施例と同様の作用効果が実現できる。
さらに、前記切り取り線3や切り取り用溝がパッケージ本体1の内面の複数個所(例えば側面の縁部4箇所)に形成され、同時に紐体5も複数個所に貼設され、そして開封片2も複数設けられていてもよく、パッケージ本体1の容量や材質によって適宜選択される。
以上の構成からなる本発明のパッケージ構造によれば、鋏や解体器などを使用せずに少ない力で容易にパッケージの解体がでる。
さらに、パッケージの内側に切り取り線や切り取り用の溝が形成されているため、パッケージ側面の意匠を何ら損なうことが無い。
本発明によるパッケージ構造によれば、パッケージの解体作業が非常に簡単であるため自治体の分別回収によるリサイクルに協力し易くなり、紙資源の再利用が促進でき、木材資源の消費が抑制され自然環境の貢献技術をして好適に使用できる。
本発明の一実施例に係るパッケージ構造の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の一実施例に係るパッケージ構造を解体する状況を説明する説明斜視図である。 本発明の一実施例に係るパッケージ構造を解体した状態を示す平面図である。
符号の説明
1 パッケージ本体
2 開封片
3 切り取り線
4 開口部
5 紐体
31 破断部

Claims (4)

  1. 牛乳等の飲料が注入され、函状に密封して構成されたパッケージであって、該パッケージの上部開封口の近傍に設けられたパッケージ解体用の開封片と、前記パッケージの内面所定位置に形成されたパッケージ解体機構と、前記開封片と連設し前記パッケージ解体機構に設けられた解体補助部材とから構成されるパッケージ構造。
  2. 前記パッケージ解体機構は、パッケージ内面の上部から下部所定位置までパッケージ側面角部に沿って形成されたミシン目と、該ミシン目と連接しパッケージ底部近傍の内面に底部と平行に形成されたミシン目であることを特徴とする請求項1記載のパッケージ構造。
  3. 前記パッケージ解体機構は、パッケージ内面の上部から下部所定位置までパッケージ側面角部に沿って形成された切り取り用溝部と、該ミシン目と連接しパッケージ底部近傍の内面に底部と平行に形成された切り取り用溝部であることを特徴とする請求項1記載のパッケージ構造。
  4. 前記解体補助部材は、合成樹脂等からなる紐体で構成され、前記開封片と連接し前記パッケージ解体機構に貼設して設けられたことを特徴とする請求項1記載のパッケージ構造。
JP2005318473A 2005-11-01 2005-11-01 パッケージ構造 Pending JP2007126162A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014156249A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Dainippon Printing Co Ltd 隠蔽情報付き飲料用紙容器

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