JP3227158U - 紙製手提げ袋 - Google Patents

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洋二 森
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Abstract

【課題】天然素材の紙材を使用して廃棄プラスチック問題や環境破壊問題を解決する一助となる紙製手提げ袋を提供する。【解決手段】2枚の紙材11を重合した平袋体10を形成する。平袋体10の開口部側の外側面に厚紙にて形成された一対の把手20を接着する。開口部側の左右側縁に開口用スリット16を設ける。平袋体10を印刷可能な厚さに形成する。平袋体10の表面に印刷領域17を形成する。平袋体10に切取線18を形成する。該切取線18に沿って切り離すとファイルが形成される。【選択図】図3

Description

本考案は、紙製の平袋にて構成された手提げ袋に係り、利用者による印刷が自由に行えると共に、使用後にファイルとしても再利用することが可能な紙製手提げ袋に関する。
特許文献1に、従来の紙製手提げ袋が記載されている。この手提げ袋は、袋の正面又は背面にコマーシャル印刷部及びホームページアドレス印刷部を備えている。そして、所望のホームページアドレスを施した紙製手提げ袋を安価に製作できるように構成した紙製手提げ袋である。
また、手提げ袋の一部を切り離すことで、クリアファイルを形成するクリアファイル手提げ袋が特許文献2に記載されている。この手提げ袋はポリプロピレン等のプラスチックを材料として形成されたもので、手提げ袋に予め形成されている切込み線に沿って切り離すと、プラスチック製のクリアファイルが形成されるものである。
一方、現在では廃棄プラスチック問題が懸念されている。これは、海洋に流出した廃プラスチックの弊害に関するものである。すなわち、廃プラスチックが分解して細分化すると、マイクロプラスチックと称する極めて小さな粒体が形成される。そうすると、廃プラスチック自体の海洋汚染に加えて、海洋に拡散したマイクロプラスチックは食物連鎖に取り込まれることになるため、生態系に悪影響を及ぼすおそれがあるというものである。
そのため、プラスチックに代わる脱炭素素材の使用が注目されており、特に紙材はプラスチックの代替素材として再び注目されている素材である。
特開2002-120850号公報 実用新案登録第3115710号公報
特許文献1のごとく、紙製の手提げ袋は廃棄プラスチック問題を解決する一助として有効である。しかも、紙製なので、ホームページアドレスを自由に印刷することも可能である。しかしながら、この紙製手提げ袋は、使用後に再利用することにまでは考慮されていなかった。
すなわち、紙材の原料になるパルプの大量使用は、環境破壊問題につながるおそれかあるので、紙材を使用する場合には、常に再利用可能な構成が望まれており、使用後の紙は一般に再生紙として利用されていることは周知のである。そこで、再生紙とする前に、製品自体を再利用することは、この環境問題にも極めて有効である。
一方、特許文献2のように、手提げ袋としての使用後に、クリアファイルが形成される構成のように、製品を再利用することは既に提案されている。ところが、このクリアファイル手提げ袋は、ポリプロピレン等のプラスチックで形成されているので、個人が使用するプリンター等で自由に印刷を施すことが困難になる。しかも、素材にプラスチックを使用しているので、廃棄プラスチック問題を助長することにもなる。
このように、合成樹脂材を使用した手提げ袋は再利用可能になっているが、紙製の手提げ袋で再利用できるものはこれまで提案されていなかった。
そこで本考案は、上述の課題を解決すべく案出されたもので、再利用可能な紙製の手提げ袋を構成することで廃棄プラスチック問題を解決する一助となり、しかも、手提げ袋の再利用を可能にすることで環境問題にも有効になる紙製手提げ袋の提供を目的とする。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、重合した2枚の紙材11の底縁部12から左右側縁部13、14を接着すると共に、開口部15を形成した平袋体10を形成し、該平袋体10の開口部15側の外側面又は内側面のいずれか一方又は両方に厚紙にて形成された一対の把手20をそれぞれ接着すると共に、開口部15側の左右側縁に開口用スリット16を設けたものである。
第2の手段において、前記平袋体10は印刷自在な厚さに形成されると共に、前記平袋体10の表面に前記平袋体10ごと印刷を施す印刷領域17を形成したものである。
第3の手段は、前記平袋体10の前記左右側縁部13、14の一方の側縁部から前記開口部側に沿った切取線18を形成し、該切取線18から前記平袋体10を切り離すと上部と一方の側縁部とが連続して開口する開口部31を備えたファイル30が形成されるように構成している。
本考案の請求項1のように、重合した2枚の紙材11の底縁部12から左右側縁部13、14を接着すると共に、開口部15を形成した平袋体10を形成し、該平袋体10の開口部側の外側面又は内側面のいずれか一方又は両方に厚紙にて形成された一対の把手20をそれぞれ接着すると共に、開口部側の左右側縁に開口用スリット16を設けたことにより、紙製の平袋体10を手提げ袋として使用することが可能になった。そして、この平袋体10は天然素材の紙材を使用しているので、合成樹脂材の使用が一切なく、廃棄プラスチック問題を解決する一助となる。
請求項2のごとく、前記平袋体10は印刷自在な厚さに形成されると共に、前記平袋体10の表面に前記平袋体10ごと印刷を施す印刷領域17を形成しているので、平袋体10を形成した後で任意の印刷を施すことが可能になる。この結果、平袋体10の形状に適した任意の印刷が可能になる。
請求項3のように、前記平袋体10の前記左右側縁部13、14の一方の側縁部から前記開口部側に沿った切取線18を形成し、該切取線18から前記平袋体10を切り離すと上部と一方の側縁部とが連続して開口する開口部31を備えたファイル30が形成されるように構成しているので、手提げ袋として使用した後に、紙製のファイル30として再利用することができる。
しかも、この紙製のファイル30は、印刷可能な厚さに形成された平袋体10の一部であるから、個人が使用するプリンター等で自由に印刷を施すことが可能になる。この結果、パルプを原料とする紙製の手提げ袋の再利用が可能になり、環境破壊問題の一助となるものである。
このように本考案によると、再利用可能な紙製の手提げ袋を構成することで廃棄プラスチック問題を解決する一助となり、しかも、手提げ袋の再利用を可能にすることで環境問題にも有効であるなどといった当初の目的を達成した。
本考案の一実施例を示す正面図である。 本考案の平袋体に把手を取り付ける状態を示す正面図である。 本考案の平袋体を示す斜視図である。 本考案のファイルを切り離した状態を示す正面図である。 本考案の他の実施例を示す正面図である。 本考案の他の実施例を示す斜視図である。
以下、本考案の実施例を説明する。本考案手提げ袋は、2枚の紙材11にて形成された平袋体10に把手20を設けたものである(図1、図3参照)。
この平袋体10は、重合した2枚の紙材11の底縁部12から左右側縁部13、14を接着したもので、上部に開口部15を形成している(図3参照)。
さらに、平袋体10の開口部側の両側縁に開口用スリット16を設けている(図3参照)。そして、この平袋体10の開口部側の外側面又は内側面に厚紙にて形成された一対の把手20をそれぞれ接着することで手提げ袋が形成されている。
図示の把手20は矩形状を成し、手指を挿入する把持口21を開口している(図1参照)。そして、平袋体10を形成する各紙材11の開口部側の外側面に、それぞれ把手20を接着したものである(図3参照)。把手20の接着部22は、各紙材11と一体化して平袋体10の開口部15の強度を高める(図2参照)。尚、把手20の接着部位は、平袋体10の開口部側の外側面(図3参照)や、内側面(図6参照)のいずれかに接着している。さらに、例えば図6に示す把手20を開口部側の外側面と内側面との両方に設けてもよく、把手20の接着位置等は任意に変更することができる。
この平袋体10は印刷自在な厚さに形成されている。そして、平袋体10の表面に平袋体10ごと印刷を施す印刷領域17を形成したものである(図2参照)。図示の印刷領域17は、紙材11の全面を印刷領域17として設定している。印刷領域17への印刷は、平袋体10に把手20を設ける前の状態で施すことができる。
更に、この平袋体10に設けた切取線18を切り離すと、ファイル30が形成される(図4参照)。図示の切取線18は、平袋体10の前記左側縁部13と開口部15とに沿って逆L字状を成している。この切取線18に沿って平袋体10を切り離すと、ファイル30が形成されるものである。
図示のファイル30は、ファイル30の上部と一方の側縁部とが連続して開口する開口部31を備えた形状をなしている(図4参照)。また、この紙製のファイル30は、印刷自在な厚さに形成された平袋体10の一部であるから、個人が使用するプリンターを使用して自由な印刷を施すことができる。
そのため、平袋体10に設定する印刷領域17は、手提げ袋用の印刷領域17とファイル30用の印刷領域17とに分けて設定することも可能である。
尚、本考案の平袋体10や把手20、ファイル30等の形状やサイズ等は、図示例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において自由に変更できるものである。
10 平袋体
11 紙材
12 底縁部
13 左側縁部
14 右側縁部
15 開口部
16 開口用スリット
17 印刷領域
18 切取線
20 把手
21 把持口
22 接着部
30 ファイル
31 開口部

Claims (3)

  1. 重合した2枚の紙材の底縁部から左右側縁部を接着すると共に、開口部を形成した平袋体を形成し、該平袋体の開口部側の外側面又は内側面のいずれか一方又は両方に厚紙にて形成された一対の把手をそれぞれ接着すると共に、開口部側の左右側縁に開口用スリットを設けたことを特徴とする紙製手提げ袋。
  2. 前記平袋体は印刷自在な厚さに形成されると共に、前記平袋体の表面に前記平袋体ごと印刷を施す印刷領域を形成した請求項1記載の紙製手提げ袋。
  3. 前記平袋体の前記左右側縁部の一方の側縁部から前記開口部側に沿った切取線を形成し、該切取線から前記平袋体を切り離すと上部と一方の側縁部とが連続して開口する開口部を備えたファイルが形成されるように構成した請求項1記載の紙製手提げ袋。
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