JP2007125291A - 浴室用ミスト装置 - Google Patents

浴室用ミスト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007125291A
JP2007125291A JP2005322158A JP2005322158A JP2007125291A JP 2007125291 A JP2007125291 A JP 2007125291A JP 2005322158 A JP2005322158 A JP 2005322158A JP 2005322158 A JP2005322158 A JP 2005322158A JP 2007125291 A JP2007125291 A JP 2007125291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply
mist
bathroom
silver ion
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005322158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4738138B2 (ja
Inventor
Yuichi Murase
裕一 村瀬
Tetsuya Hiraoka
哲也 平岡
Mineyuki Yoneda
峰之 米田
Takayuki Fukagi
隆行 深木
Kyoji Kameda
恭治 亀田
Isao Matsushita
功 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2005322158A priority Critical patent/JP4738138B2/ja
Publication of JP2007125291A publication Critical patent/JP2007125291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4738138B2 publication Critical patent/JP4738138B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

【課題】使用上の安全性を低下させるおそれが少ない状態で、且つ、定期的に添加物を供給する等の煩わしい作業が不要となる状態で、浴室内におけるカビの発生や雑菌の繁殖等を抑制することが可能となる浴室用ミスト装置を提供する。
【解決手段】湯水供給路46から供給される湯水をミスト状にして浴室内に供給するミスト供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在なミスト供給手段MKと、湯水供給路中46の湯水に銀イオンを供給する銀イオン供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在な銀イオン供給手段70と、浴室Y内の空気を循環通風路42を通して循環通風させる循環通風手段33とが備えられ、銀イオン水供給運転の実行が指令されると、銀イオン供給手段70を銀イオン供給状態に切り換え、ミスト供給手段MKをミスト供給状態に切り換え、且つ、浴室Y内の空気を循環通風させるように循環通風手段33を作動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、湯水供給路から供給される湯水をミスト状にして浴室内に供給するミスト供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在なミスト供給手段と、運転を制御する運転制御手段とが備えられ、前記運転制御手段は、ミストサウナ運転の実行が指令されると、前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換えるように構成されている浴室用ミスト装置に関する。
上記した浴室用ミスト装置は、湯水供給路から供給される湯水をミスト状にして浴室内に供給するミストサウナ運転を行うことによって、浴室内においてミストサウナと同じような効果を得られるようにしたものであるが、このような浴室用ミスト装置において、従来では、上記したようなミストサウナ運転とは別に、次亜塩素酸水をミスト供給手段によってミスト状にして浴室内に供給する次亜塩素酸水の噴霧運転を行うことができる構成として、次亜塩素酸水を噴霧することにより浴室内におけるカビの発生や雑菌の繁殖を抑制するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
説明を加えると、前記ミスト供給手段として、湯水供給路から供給される温水を加圧ポンプにより加圧して浴室内に噴霧する吐出部が設けられ、前記湯水供給路の途中に、電気分解によって次亜塩素酸水を生成する電解槽を備えており、この電解槽にて生成した次亜塩素酸水を前記ミスト供給手段によってミスト状にして浴室内に供給する次亜塩素酸水の噴霧運転を行うことができる構成となっている。
特開平11−316083号公報
次亜塩素酸水は、抗菌作用や防カビ作用等を発揮するものであり、カビの発生や雑菌の繁殖を抑制することは可能であるが、次亜塩素酸水は、抗菌作用や防カビ作用がそれほど強くないので、上記従来構成のように、浴室用ミスト装置にてミストサウナ運転を実行することにより湿気が多く存在する浴室においては、次亜塩素酸水を浴室内に噴霧するようにしても、カビの発生や雑菌の繁殖等を抑制することが充分に行えないものであり、この点で改善が望まれていた。
本発明の目的は、浴室内におけるカビの発生や雑菌の繁殖等を抑制することが可能となる浴室用ミスト装置を提供する点にある。
本発明に係る浴室用ミスト装置の第1特徴構成は、湯水供給路から供給される湯水をミスト状にして浴室内に供給するミスト供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在なミスト供給手段と、運転を制御する運転制御手段とが備えられ、前記運転制御手段は、ミストサウナ運転の実行が指令されると、前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換えるように構成されているものであって、前記湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給する銀イオン供給状態と銀イオンの供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在な銀イオン供給手段と、前記浴室内の空気を吸気口から吸気したのちに排気口から浴室内に排出させるように循環通風路を通して循環通風させる循環通風手段とが備えられ、前記運転制御手段は、銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給すべく前記銀イオン供給手段を前記銀イオン供給状態に切り換えて、銀イオンを含む湯水をミスト状にして浴室内に供給すべく前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換え、且つ、前記浴室内の空気を循環通風させるように前記循環通風手段を作動させる銀イオン水供給運転を実行するように構成されている点にある。
第1特徴構成によれば、運転制御手段は、銀イオン水供給運転の実行が指令されると、銀イオン水供給運転を実行する。すなわち、銀イオン供給手段を銀イオン供給状態に切り換えて、湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給し、且つ、ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換えて、銀イオンを含む湯水をミスト状にして浴室内に供給する。さらに、循環通風手段を作動させて浴室内の空気を吸気口から吸気したのちに排気口から浴室内に排出させるように循環通風路を通して循環通風させる。
このような銀イオン水供給運転が実行されると、銀イオンを含む湯水がミスト状になって浴室内に供給されるから浴室の壁面や床面に付着することになる。銀イオンは、強い抗菌作用や防カビ作用を発揮するものであり、この銀イオンを含む湯水が浴室の壁面や床面に付着することによって、カビの発生や雑菌の繁殖等を抑制することが可能となるのである。
そして、銀イオン水供給運転を実行するときには、循環通風手段を作動させて浴室内の空気を循環通風路を通して循環通風させるようにしているから、ミスト供給手段によって銀イオンを含む湯水をミスト状にして供給するときに、循環通風手段にて生成される循環風によってミスト状の湯水が浴室内の広い範囲にわたって分散される状態で供給され、浴室の壁面や床面に対して満遍なく銀イオンを含む湯水を供給することが可能となる。
さらには、ミスト状の湯水が浴室の壁面や床面だけでなく、循環通風手段による生成される循環風により、浴室用ミスト装置内部に備えられた循環通風路の内部にも供給されるので、装置内部にも銀イオンを含む湯水を供給することにより、装置内部におけるカビの発生や雑菌の繁殖等を抑制することが可能となる。
ところで、浴室の壁面や床面に対して満遍なく銀イオンを含む湯水を供給するために、循環通風手段を作動させる代わりに、ミスト供給手段による湯水の供給箇所の個数を多くして浴室内に分散配置させて、湯水を供給するようにすることが考えられるが、そのような構成では、湯水の供給箇所が多くなって構成が複雑になる不利があり、湯水の総供給量が多くなって湯水が無駄に消費される不利があるが、循環通風手段を作動させることによって、このような不利がなく、構成が簡素になり、消費される湯水をできるだけ少なくしながら、浴室内に満遍なく銀イオンを含む湯水を供給することが可能となる。
従って、強い抗菌作用や防カビ作用を発揮する銀イオンを利用することにより、浴室内におけるカビの発生や雑菌の繁殖等を抑制することが可能となる浴室用ミスト装置を提供できるに至った。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記循環通風手段により循環通風されて前記排気口から浴室内に排出される風の吹き出し方向を設定角度範囲内で変更操作自在な風向変更手段が備えられ、前記運転制御手段は、前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記風の吹き出し方向を前記設定角度範囲内で往復移動させながら変更するように前記風向変更手段の運転を制御するように構成されている点にある。
第2特徴構成によれば、運転制御手段は、銀イオン水供給運転を実行するときは、風の吹き出し方向を設定角度範囲内で往復移動させながら変更するように風向変更手段の運転を制御するので、風の吹き出し方向が変化するので、偏りが少ない状態で略均一に浴室の壁面や床面の広い範囲にわたり銀イオンを含む湯水を供給することが可能となる。
本発明の第3特徴構成は、湯水供給路から供給される湯水をミスト状にして浴室内に供給するミスト供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在なミスト供給手段と、運転を制御する運転制御手段とが備えられ、前記運転制御手段は、ミストサウナ運転の実行が指令されると、前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換えるように構成されている浴室用ミスト装置であって、前記湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給する銀イオン供給状態と銀イオンの供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在な銀イオン供給手段と、前記銀イオン供給手段にて供給される銀イオンの濃度を変更調整する濃度変更手段とが備えられ、前記運転制御手段は、銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記銀イオン供給手段にて供給される銀イオンを含む湯水を前記ミスト供給手段によりミスト状にして浴室内に供給すべく、前記銀イオン供給手段を前記銀イオン供給状態に切り換え、且つ、前記銀イオン供給状態に切り換えてから退避用設定時間が経過するまでの間は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になり、前記退避用設定時間が経過した後は銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも高い高濃度になるように、前記濃度変更手段の運転を制御する銀イオン水供給運転を実行するように構成されている点にある。
第3特徴構成によれば、運転制御手段は、銀イオン水供給運転の実行が指令されると、銀イオン水供給運転を実行する。すなわち、銀イオン供給手段を銀イオン供給状態に切り換えて、湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給するのであるが、そのとき、銀イオン供給状態に切り換えてから退避用設定時間が経過するまでの間は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になるように濃度変更手段の運転を制御する。そして、銀イオン供給状態に切り換えてから退避用設定時間が経過した後は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも高い高濃度になるように濃度変更手段の運転を制御する。
このような銀イオン水供給運転が実行されると、銀イオンを含む湯水がミスト状になって浴室内に供給されるから浴室の壁面や床面に付着することになる。銀イオンは、強い抗菌作用や防カビ作用を発揮するものであり、この銀イオンを含む湯水が浴室の壁面や床面に付着することによって、カビの発生や雑菌の繁殖を抑制することが可能となるのである。
そして、銀イオン水供給運転を実行するときには、銀イオン供給状態に切り換えてから退避用設定時間が経過するまでの間は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度にするから、例えば、銀イオン水供給運転の実行を開始しているにもかかわらず、使用者が誤って浴室内に入った場合であっても、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度であるから、人体に悪影響を与えるおそれがなく使用上の安全性を向上することができる。
説明を加えると、銀イオンは人体に対して毒性を持つものではないが、高濃度の銀イオンを含む湯水を人間が浴びた場合における安全性について確認されているとは言えないので、誤って使用者が浴びるおそれがある運転開始後には、人体に悪影響を与えるおそれがないことが一般的に知られている低濃度の銀イオンを含む湯水を供給するようにしているのである。
又、前記退避用設定時間が経過した後は銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも高い高濃度にするので、高濃度の銀イオンを含む湯水が浴室に供給されて浴室の壁面や床面に付着することによって、カビの発生や雑菌の繁殖等をより的確に抑制することが可能となる。
従って、強い抗菌作用や防カビ作用を発揮する銀イオンを利用することにより、浴室内におけるカビの発生や雑菌の繁殖等を抑制することが可能となる浴室用ミスト装置を提供できるに至った。
本発明の第4特徴構成は、第3特徴構成に加えて、前記運転制御手段は、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されると、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になるように前記銀イオン供給手段の運転を制御し、且つ、その状態で設定時間が経過すると、前記ミスト供給手段を供給停止状態に切り換えるように構成されている点にある。
第4特徴構成によれば、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されると、それまで前記設定濃度よりも高い高濃度に制御されていた銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になるように前記銀イオン供給手段の運転を制御する。そして、その状態で設定時間が経過すると、ミスト供給手段を供給停止状態に切り換えて、銀イオン水供給運転を停止するのである。その結果、前記設定時間が経過した後には、通水路の内部の湯水が銀イオンの濃度が低濃度の湯水に入れ替わることになる。
つまり、銀イオン水供給運転を停止して銀イオンを含む湯水の浴室への供給が停止されると、前記通水路の内部には、銀イオンを含む湯水が一部残留することになるが、その通水路の内部に残留する湯水は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になっている。
従って、銀イオン水供給運転を実行しているときは、高濃度の銀イオンを含む湯水をミスト状態で供給することによって、カビの発生や雑菌の繁殖を抑制することが可能でありながら、銀イオン水供給運転が停止した後において、ミストサウナ運転を実行したときにおいて、銀イオンの濃度が高濃度である湯水を使用者が誤って浴びることを回避することができる。
又、長期間ミストサウナ運転を実行しない場合、水質の劣化等の問題が発生することがあるが、低濃度の銀イオン水が通水路の内部に残留しているため、雑菌の繁殖を抑制することができる。すなわち、一度殺菌処理されている上水であれば、低濃度の銀イオン水であっても雑菌の繁殖を抑制することができるからである。
本発明の第5特徴構成は、第1特徴構成〜第4特徴構成のいずれかに加えて、前記銀イオン水供給運転の実行を指令する人為操作式の操作スイッチが、前記浴室の外に設けられている点にある。
第5特徴構成によれば、使用者が銀イオン水供給運転を実行するときは、浴室の外に設けられた人為操作式の操作スイッチを操作することによって、銀イオン水供給運転の実行を指令することになるから、銀イオンを含む湯水が浴室に供給されるときには、使用者は浴室の外にいるので誤って銀イオンを含む湯水を浴びることを回避できる。
本発明の第6特徴構成は、第5特徴構成に加えて、前記運転制御手段は、前記銀イオン水供給運転の実行を開始してから運転用設定時間が経過すると、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されるように構成されている点にある。
第6特徴構成によれば、銀イオン水供給運転の実行を開始してから運転用設定時間が経過すると停止が指令されて銀イオン水供給運転を自動的に停止することになる。
例えば、使用者の人為操作による指令に基づいて銀イオン水供給運転の停止を指令する構成であれば、使用者が銀イオン水供給運転の停止の指令を忘れると、長時間にわたり銀イオン水供給運転を実行するおそれがある。しかし、上記したように、銀イオン水供給運転の実行を開始してから運転用設定時間が経過すると銀イオン水供給運転の停止が指令される構成であれば、このような不利がなく、確実に銀イオン水供給運転を停止することができる。
本発明の第7特徴構成は、第1特徴構成〜第6特徴構成のいずれかに加えて、前記運転制御手段は、前記銀イオン水供給運転を実行しているときは、報知手段による報知作動を実行するように構成されている点にある。
第7特徴構成によれば、前記銀イオン水供給運転を実行しているときは、報知手段による報知作動を実行するから、使用者は、銀イオン水供給運転を実行していることが判るので、誤って浴室内に入ることを回避できる。
本発明の第8特徴構成は、第1特徴構成〜第7特徴構成のいずれかに加えて、前記湯水供給路から供給される湯水を加熱する加熱手段が設けられ、前記運転制御手段は、ミストサウナ運転の実行が指令されると、前記湯水供給路から供給される湯水を加熱手段により加熱して、前記ミスト供給手段によりミスト状にして浴室内に供給し、前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記銀イオン供給手段にて供給される銀イオンを含む前記湯水供給路から供給される湯水を加熱せずに、前記ミスト供給手段によりミスト状にして浴室内に供給するように構成されている点にある。
第8特徴構成によれば、ミストサウナ運転においては、湯水供給路から供給される湯水が加熱手段により加熱されて、ミスト供給手段によりミスト状にして浴室内に供給されることになる。従って、使用者は、加熱されて温度が高くなった湯水がミスト状態で供給されるから浴室内において快適にミストサウナと同じような効果を得ることができる。
一方、銀イオン水供給運転においては、銀イオンを含む湯水は加熱しない状態でミスト状態で浴室内に供給されることになるから、この銀イオン水供給運転を実行しているときに、誤って使用者が浴室内に入った場合であっても、温度が低い状態で湯水がミスト状態で供給されるから、使用者は、すぐに浴室から外に出て行くことになり、銀イオンを含む湯水を浴びることを回避できる。
以下、本発明に係る浴室用ミスト装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この浴室用ミスト装置は、熱源機1からミスト機能付きの浴室暖房乾燥機2に外部配管路4を通して温水を循環させて熱供給を行うように構成されている。そして、熱源機1及び浴室暖房乾燥機2の運転を制御する運転制御手段としてのマイクロコンピュータ利用の制御部5と、運転状態を指令するリモコン操作部6とが備えられている。
前記熱源機1は、図3に示すように、熱媒用熱交換器7及びこの熱媒用熱交換器7を加熱するバーナ8からなる熱媒加熱部9、外部開放型の膨張タンク10に貯留される熱媒としての湯水を、熱媒加熱部9にて加熱したのちに外部配管路4を通して浴室暖房乾燥機2に循環させる循環ポンプ13などが備えられている。
説明を加えると、外部配管路4の一方の管路4aに接続される熱媒戻り路14が膨張タンク10の入口側に接続され、外部配管路4の他方4bの管路に接続される熱媒往き路15が熱媒用熱交換器7の出口側に接続され、膨張タンク10の出口側と熱媒用熱交換器7の入口側を連通する熱媒連通路16が設けられ、この熱媒連通路16の途中箇所に循環ポンプ13が設けられている。
前記熱媒往き路15を流動する熱媒を熱媒戻り路14にバイパス流動させるバイパス路18が設けられ、熱媒戻り路14には熱媒の温度を検出する熱媒戻りサーミスタ19が設けられ、熱媒往き路15には熱媒の温度を検出する熱媒往きサーミスタ20が設けられている。
前記膨張タンク10に給水するためのタンク給水路21には補給水電磁弁23が設けられ、膨張タンク10には、水位の上限を検出する上限センサ24と水位の下限を検出する下限センサ25が設けられ、膨張タンク10の水位が上限センサ24と下限センサ25との間の水位に維持されるように補給水電磁弁23が制御されるように構成されている。なお、溢れ出た熱媒を排出させるオーバーフロー路26も膨張タンク10に接続されている。
前記バーナ8に燃料ガスを供給する燃料供給路27には、燃料供給を断続する電磁操作式の断続弁28、バーナ8の燃焼量すなわち燃料供給量を変更調節自在な電磁操作式のガス量調節弁29が備えられ、バーナ8に燃焼用空気を供給するファン30も設けられ、バーナ8の近くには、バーナ8に対する点火動作を実行するイグナイタ31と、バーナ8が着火されているか否かを検出するフレームロッド32とがそれぞれ備えられている。
そして、この熱源機1は、後述するような暖房運転、乾燥運転、及び、ミストサウナ運転を実行するときは、循環ポンプ13を循環作動させ、熱媒往きサーミスタ20にて検出される熱媒の温度が設定目標温度(例えば、80℃)になるようにバーナ8の燃焼状態が制御される構成となっている。
前記浴室暖房乾燥機2は、図2に示すように、浴室Yに設置され、浴室Y内を空調するための循環ファン33および空調用熱交換器11などを備えた本体ケーシング34と、その本体ケーシング34に支持されるミスト噴出部35などを備えた収納ボックス36とを備えて構成されている。
前記本体ケーシング34は、浴室Yの天井裏に入り込ませた状態で設置され、その設置状態において、ミスト噴出部35を天井37の表面側に支持させ、浴室Y内側において、ミスト噴出部35が支持された本体ケーシング34を覆うグリル板38が設けられている。このグリル板38には、吸気口39と吹出口40とを並設し、ミスト噴出部35に配設された複数の噴出ノズル35aに対応する位置に、湯水をミスト状に噴出するための複数のミスト噴出口41が形成されている。
前記本体ケーシング34には、吸気口39を通して浴室Y内の空気を吸引して吹出口40を通して空気を吹き出すための循環通風路42、その循環通風路42に対して通風作用する循環通風手段としての循環ファン33、循環通風路42を通風する空気に対して加熱作用する空調用熱交換器11、浴室Y内の空気を吸引して排気ダクト44(図1参照)を通して屋外に排気する換気ファン45などが備えられている。
前記吹出口40には、風の吹き出し方向を設定角度範囲内で変更操作自在な風向変更手段としての電動モータ駆動式の可動ルーバーRが設けられ、後述するようなミストサウナ運転及び銀イオン水供給運転を実行するときには、風の吹き出し方向を前記設定角度範囲内で往復移動させながら変更するように運転が制御される構成となっている。
前記収納ボックス36には、外部配管路4に接続されて熱源機1にて加熱された湯水を循環通流する熱媒供給路48が設けられ、この熱媒供給路48がミスト用熱交換器側流路48aと空調用熱交換器側流路48bとに分岐されて、ミスト用熱交換器側流路48aにミスト用熱交換器12が接続され、空調用熱交換器側流路48bに前記空調用熱交換器11が接続されている。又、ミスト用熱交換器側流路48aにはミスト用熱交換器側断続弁49が設けられ、空調用熱交換器側流路48bには空調用熱交換器11への熱媒の供給を断続させる空調用熱交換器側断続弁51が設けられている。
このようにして、ミスト用熱交換器12と空調用熱交換器11とを熱媒供給路48に対して並列状態で接続して、熱源機1から供給される約80℃の温水をミスト用熱交換器12と空調用熱交換器11とに循環通流する構成となっている。
前記ミスト用熱交換器12は、ミスト用熱交換器側流路48aを通して循環する湯水と、水道から通水路46を通して通流する水とを熱交換するプレート式液液熱交換器にて構成され、このミスト用熱交換器12において熱源機1から供給される約80℃の温水と通水路46を通して供給される湯水とを熱交換させ、そのミスト用熱交換器12にて加熱された湯水をミスト噴出部35に供給して浴室Yにミスト状にして噴霧させるようにしている。
そして、通水路46におけるミスト用熱交換器12よりも下流側には、ミスト用熱交換器12にて加熱されたミスト用の湯水をミスト噴出部35から浴室Yに供給する開状態と供給を停止する閉状態とに切り換え自在なミスト供給弁47が設けられ、このミスト供給弁47を開閉操作することで、湯水をミスト状態で噴霧する状態と噴霧を停止する状態とに切り換え可能に構成されている。
前記ミスト噴出部35とミスト供給弁47とにより、湯水供給路としての通水路46から供給される湯水をミスト状にして浴室Y内に供給するミスト供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在なミスト供給手段MKが構成されている。
前記熱媒供給路48における熱交換器側流路48aと空調用熱交換器側流路48bとの分岐箇所よりも上流側箇所、つまり、ミスト用熱交換器12よりも上流側箇所には、その箇所での熱媒の温度を検出する熱媒サーミスタ50が設けられ、通水路46のミスト用熱交換器12よりも下流側には、その箇所における湯水の温度を検出する出湯温サーミスタ53が設けられている。
また、前記通水路46におけるミスト用熱交換器12よりも下流側であって且つ通水路断続弁47よりも上流側に位置する箇所から分岐して外部の排出箇所に排水させる状態で排水路55、及び、その排水路55を開閉自在な排水弁56が設けられている。尚、詳述はしないが、排水路55から排出される湯水は浴室Yの排水箇所に排出するようになっている。
そして、通水路46のミスト用熱交換器12よりも上流側には通水量を変更調整自在な通水量調整弁52と、通水路46中の湯水に銀イオンを供給する銀イオン供給状態と銀イオンの供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在な銀イオン供給手段としての銀イオン供給部70とが設けられている。
前記銀イオン供給部70は、通流される湯水の中に銀により構成される一対の電極を挿入し、それらの一対の電極70a,70bの一方を陽極に他方を陰極にした状態で電圧が印加されることによって銀イオン供給状態に切り換わり、電圧の印加が停止されると供給停止状態に切り換わる構成となっている。この銀イオン供給部70においては、電圧が印加されると、一対の電極70a,70bのうち陽極側の電極において、Ag(銀)→Ag+(銀イオン)+e-(電子)という反応が起こり、水中に銀イオンが溶出することになる。そして、一対の電極70a,70bに印加する電圧の電圧値を変更調整することにより銀イオンの単位時間あたりの発生量を変更させることができる。
但し、通水路46を通流する湯水内に含まれる銀イオンの濃度は、例えば、図5に示すように、印加電圧が同じであって単位時間あたりの銀イオンの発生量が同じであっても、通水路46を通流する湯水の通流量が変化すると変化することになるので、通水路46を通流する湯水の通流量に応じて適切な電圧を印加することにより、銀イオンの濃度を管理する構成となっている。
すなわち、前記銀イオン供給部70に供給する電圧を変更調整可能な電圧調整部71が設けられている。そして、制御部5は、通水量調整弁52の作動を制御して通水路を通流する湯水の通流量を予め定めた設定量に調整した状態で、この電圧調整部71の作動を制御して銀イオン供給部70に供給する電圧を変更調整して、湯水内に含まれる銀イオンの濃度が設定量になるように制御する構成となっている。
前記電圧調整部71及び前記通水量調整弁52により、銀イオン供給部70にて供給される銀イオンの濃度を変更調整する濃度変更手段NHが構成されている。
前記リモコン操作部6は、制御部5と双方向に通信可能に構成され、浴室Yに隣接する脱衣室や台所などの浴室の外に設けられている。このリモコン操作部6には、暖房運転モードを指令する暖房スイッチ61、換気運転モードを指令する換気スイッチ62、乾燥運転モードを指令する乾燥スイッチ63、涼風運転モードを指令する涼風スイッチ64、ミストサウナ運転モードを指令するミストサウナスイッチ65、銀イオン水供給運転の実行を指令する人為操作式の操作スイッチとしての銀イオンスイッチ66、報知手段としてのブザー67等が設けられている。
前記制御部5は、リモコン操作部6の指令に基づいて、暖房スイッチ61が操作されると暖房運転を実行し、換気スイッチ62がON操作されると換気運転を実行し、乾燥スイッチ63がON操作されると乾燥運転を実行し、涼風スイッチ64がON操作されると涼風運転を実行し、ミストサウナスイッチ65がON操作されるとミストサウナ運転を実行し、銀イオンスイッチ66がON操作されると銀イオン水供給運転を実行するように構成されている。但し、銀イオンスイッチ66は、使用者が誤って操作することがないように、通常は蓋体68によって覆われる構成となっており、しかも、制御部5は、数秒間連続して銀イオンスイッチ66がオン操作されると、銀イオン水供給運転を実行するようになっている。
以下、各運転について説明する。
前記暖房運転は、換気ファン45を停止し、循環ファン33及び熱源機1を作動させて、空調用熱交換器側断続弁51の開閉を制御して空調用熱交換器11に熱媒加熱部9にて設定目標温度(約80℃)に加熱した湯水を循環供給し、且つ、浴室Y内の空気を吸気口39から吸気して循環通風路42を循環通風させ、空調用熱交換器11により加熱したのちに吹出口40から浴室Y内に吹き出すように運転を制御して、浴室Y内の温度が設定温度に維持されるようにして浴室Y内を暖房する。
前記換気運転は、循環ファン33の作動を停止し、かつ、空調用熱交換器側断続弁51を閉状態に維持した状態で、換気ファン45を作動させて浴室Y内から吸引した空気を排気する。
前記乾燥運転は、循環ファン33、換気ファン45、及び、熱源機1の夫々を作動させて、空調用熱交換器側断続弁51の開閉を制御して空調用熱交換器11に熱媒加熱部9にて設定目標温度(約80℃)に加熱した湯水を循環供給し、且つ、浴室Y内の空気を吸気口から吸気して循環通風路42を循環通風して空調用熱交換器11により加熱したのちに吹出口40から浴室Y内に吹き出すことにより、浴室Y内の温度を乾燥用の設定温度範囲に維持する。一方、浴室Y内から吸引した空気の一部を排気ダクト44を通して屋外に排出させる。つまり、浴室Y内の水分を蒸発させたのち、湿った空気を外部に排出するようにして浴室Y内を乾燥させるのである。
前記涼風運転は、空調用熱交換器側断続弁51を閉状態に維持した状態で循環ファン33及び換気ファン45を作動させて、循環ファン33により浴室Y内から吸引した空気の一部を排気ダクト44を通して屋外に排出させながら、浴室Y内から吸引した空気を加熱することなく循環通風路42を通して浴室Y内に吹き出す。
前記ミストサウナ運転は、換気ファン45を停止し、循環ファン33及び熱源機1を作動させて、空調用熱交換器側断続弁51の開閉を制御して熱媒加熱部9にて設定目標温度に加熱した湯水を空調用熱交換器11に循環供給するようにしながら、ミスト用熱交換器側断続弁49を開弁させ、熱媒加熱部9にて設定目標温度に加熱した湯水をミスト用熱交換器12にも循環供給する。又、ミスト供給弁47及び通水量調整弁52を開弁して、ミスト噴出部35への湯水の供給を開始して、通水路46を通して供給されてミスト用熱交換器12にて加熱された湯水をミスト噴出部35からミスト状態で浴室内に噴霧する。このとき、通水量調整弁52の通水量はミストサウナ運転用の設定値として予め設定している通水量に設定する。
次に、前記銀イオン水供給運転について説明する。
制御部5は、この銀イオン水供給運転において、通水路46中の湯水に銀イオンを供給すべく銀イオン供給部70を銀イオン供給状態に切り換えて、銀イオンを含む湯水をミスト状にして浴室Y内に供給すべくミスト供給手段MKをミスト供給状態に切り換え、且つ、浴室Y内の空気を循環通風させるように循環ファン33を作動させるように構成されている。又、前記風の吹き出し方向を前記設定角度範囲内で往復移動させながら変更するように可動ルーバーRの運転を制御するように構成されている。
さらに、制御部5は、銀イオン水供給運転において、銀イオン供給部70により供給される銀イオンを含む湯水をミスト供給手段MKによりミスト状にして浴室Y内に供給すべく、銀イオン供給部70を銀イオン供給状態に切り換え、且つ、銀イオン供給状態に切り換えてから退避用設定時間が経過するまでの間は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になり、前記退避用設定時間が経過した後は銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも高い高濃度になるように、通水量調整弁52及び電圧調整部71の運転を制御するように構成されている。
そして、前記銀イオン水供給運転の実行を開始してから運転用設定時間が経過すると、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されるように構成され、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されると、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になるように銀イオン供給部70の運転を制御し、且つ、その状態で設定時間が経過すると、ミスト供給手段MKを供給停止状態に切り換えるように構成されている。
以下、制御部5における銀イオン水供給運転を実行するときの具体的な動作について説明する。
図4に示すように、数秒間連続して銀イオンスイッチ66がオン操作されて銀イオン水供給運転の開始が指令されると、先ず、ブザー67を作動させて銀イオン水供給運転を実行していることを報知する(ステップ1、2)。次に、循環ファン33の作動を開始し、且つ、可動ルーバーRを作動させて設定角度範囲内で往復移動する往復移動運転を開始する(ステップ4)。又、ミスト供給弁47を開弁して湯水をミスト噴出部35に供給して、ミスト供給弁47を開弁して浴室Yにミスト状にして噴霧させる(ステップ5)。但し、このときは、熱源機1からの高温の湯水の循環供給は行わないので、低温の水がミスト状態で供給されることになる。
そして、そのときにミスト噴出部35に供給される湯水に銀イオン供給部70により銀イオンを供給し、且つ、その銀イオンの濃度が設定濃度(例えば、0.1ppm)よりも低い低濃度になるように調整する。具体的には、通水量調整弁52における通水量を予め設定されている設定量(例えば、2リッター/分)に調整し、電圧調整部71の運転を制御して銀イオン供給部70における一対の電極70a、70bに対して電圧を印加することになるが、銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも低い低濃度になるように、電圧調整部71により一対の電極70a,70bに対して印加する電圧を調整するのである(ステップ6、7)。
説明を加えると、通水量調整弁52における通水量を前記設定量に調整した状態において、銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも低い低濃度になるような電圧が予め実験により求められて、メモリに予め記憶されており、電圧調整部71により一対の電極70a,70bに対して印加する電圧を、その記憶した電圧値になるように銀イオン供給部70における一対の電極70a,70bに対して電圧を調整するのである。
そして、ミスト噴出部35から低濃度の銀イオンを含む湯水を供給し始めてから退避用設定時間(例えば、10秒〜数十秒程度)が経過すると、銀イオンの濃度が設定濃度よりも高い高濃度、具体的には、1ppm程度の濃度になるように,一対の電極70a,70bに対して印加する電圧を調整する(ステップ8、9)。具体的には、低濃度の場合と同様に、通水量調整弁52における通水量を前記設定量に調整した状態において、銀イオンの濃度が高濃度(1ppm)になるような電圧が予め実験により求められて、メモリに予め記憶されており、一対の電極70a,70bに対して印加する電圧を、その記憶した電圧値になるように、電圧調整部71を制御するのである。
従って、通水路46中の湯水に銀イオンを供給すべく銀イオン供給部70を銀イオン供給状態に切り換えて、銀イオンを含む湯水をミスト状にして浴室内に供給すべくミスト供給手段MKをミスト供給状態に切り換え、且つ、浴室Y内の空気を循環通風させるように循環ファン33を作動させる状態となる。このような運転状態では、例えば、図6に示すように、浴室Y内において、ミスト状に噴霧される銀イオンを含む湯水を、循環ファン33による循環風によって浴室の隅々まで満遍なく供給することが可能となる。
ミスト噴出部35から高濃度の銀イオンを含む湯水を供給し始めてから運転用設定時間(例えば、数分〜10分間程度)が経過すると、銀イオン供給部70における一対の電極70a,70bに印加する電圧を銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも低い低濃度になるような値に調整する(ステップ10、11)。そして、その後、通水路46の内部の湯水が銀イオン濃度が高濃度の湯水から低濃度の湯水に入替わるのに要する入替用設定時間(数秒〜10数秒程度)が経過すると、ミスト供給弁47を閉弁して、循環ファン33の作動並びに可動ルーバーRの作動を停止して、銀イオン水供給運転を終了する(ステップ12〜15)。
尚、この実施形態で示した銀イオンの濃度や設定時間は例示であって、本発明はこれらの数値に限定されるものではなく、適宜変更して実施してもよい。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、ミスト供給手段が浴室暖房乾燥機と一体的に備えられ、湯水供給路としての通水路中に液液熱交換器にて構成されるミスト用熱交換器が設けられ、ミストサウナ運転を実行するときは、このミスト用熱交換器にて湯水を加熱する構成としたが、このような構成に代えて、次のように構成してもよい。尚、第1実施形態と同じ部材については同じ番号を付しており、詳細な説明は省略する。
図7、図8に示すように、第1実施形態のときの本体ケーシング34だけを備えるような構成の浴室暖房乾燥機2Aが備えられ、且つ、ミスト供給装置72が浴室暖房乾燥機2Aと分離した状態で別途備えられる。そして、熱源機1として、第1実施形態のような、暖房やミスト用湯水の加熱を行うための熱媒としての湯水を加熱して循環する熱媒加熱部9とは別に、給湯用の湯水を加熱するための給湯用加熱部81を備える構成として、この給湯用加熱部81から湯水供給路としての給湯路83を通して浴室Yの給湯栓82に湯水が供給され、且つ、その給湯路83から分岐してミスト状にして浴室に供給する構成である。又、図7に示すように、浴室暖房乾燥機2Aと熱源機1との運転を制御する暖房乾燥用の制御部5Aが設けられている。
前記熱源機1には、給水路84と、バーナ85にて加熱される給湯用熱交換器86を通過した後に加熱後の湯水を出湯する給湯路83とが接続され、給水路84を通して供給される湯水が熱交換されて所望の温度の湯水が給湯路83を通して供給されるように構成され、バーナ85と給湯用熱交換器86にて給湯用加熱部81が構成される。
給水路84には、給水温度を検出する給水サーミスタ87と給水量を検出する水量センサ88とが設けられ、又、熱交換器86を迂回するように給水バイパス路89が設けられている。さらに、給湯路83には、上流側から順に、給湯用熱交換器86からの湯水の温度を検出する給湯サーミスタ90と、給水バイパス路89からの水量を調整するバイパス弁91と、混合された後の湯水の温度を検出する出湯サーミスタ92と、湯水の流量量を設定量に調整する水量調整弁93とが設けられている。
前記ミスト供給装置72は、給湯路83から分岐した分岐路94に、第1実施形態と同様な銀イオン供給部70、ミスト供給弁47、ミスト噴出部35が夫々設けられており、第1実施形態と同様に、排水路55及び排水弁56も設けられている。又、このミスト供給装置72には、ミスト用の制御部5Bが設けられている。そして、浴室暖房乾燥機2Aの浴室Yに臨む部分に光送信器95が設けられ、ミスト供給装置72の浴室Yに臨む部分に光受信器96が設けられ、光送信器85から光受信器96を介して制御用情報をミスト供給装置72に備えられたミスト用の制御部5Bに通信可能に構成され、ミスト用の制御部5Bがその通信指令に基づいて各部の運転を制御する構成となっている。
この実施形態では、リモコン操作部6のミストサウナスイッチ65がON操作されると第1実施形態と同様なミストサウナ運転を実行するが、そのとき、暖房乾燥用の制御部5Aが、循環ファン33を作動させ、空調用熱交換器側断続弁51を開弁し、熱源機1による熱媒の加熱及び給湯用湯水の加熱を開始して、光送信器95から光受信器96を介して制御用情報をミスト供給装置72に通信する。そして、ミスト用の制御部5Bは、光通信にて前記制御用情報を受信すると、ミスト供給弁47を開弁して給湯路83から湯水を供給して、湯水を浴室Y内にミスト状に供給する。
リモコン操作部6の銀イオンスイッチ66が操作されることによって銀イオン水供給運転が指令されると、第1実施形態と同様な銀イオン水供給運転を実行するが、そのとき、暖房乾燥用の制御部5Aは、循環ファン33を作動させ、空調用熱交換器側断続弁51を閉弁し、熱源機1に通信して、給湯路83における通流量を設定量に維持するように水量調整弁93を制御し、光送信器95から制御用情報をミスト供給装置72に通信する。このとき、湯水の加熱は行わない。そして、ミスト用の制御部5Bは、光通信にて前記制御用情報を受信すると、ミスト供給弁47を開弁し、且つ、電圧調整部71を制御して銀イオン供給部70に対する印加電圧を調整する。このときの具体的な制御方法は第1実施形態と同じである。
従って、この実施形態では、暖房乾燥用の制御部5Aとミスト用の制御部5Bにより、運転制御手段5が構成され、水量調整弁93と電圧調整部71とにより濃度調整手段NHが構成される。
(2)上記実施形態では、前記浴室暖房乾燥機の運転モードとして、暖房運転、換気運転、乾燥運転、涼風運転、ミストサウナ運転、銀イオン水供給運転の夫々を実行する構成としたが、このような運転モードに加えて、衣類のお手入れ運転を行う構成としてもよい。
この衣類のお手入れ運転は、浴室に適宜箇所に衣類を吊り下げておき、前記暖房運転と同様な暖房運転を実行したのちに、浴室内の湿度が設定湿度になるように加熱した温水をミスト噴出部から噴出させる加温加湿運転を実行し、このような運転状態を設定時間継続したのに加温加湿運転を停止し、その後、前記乾燥運転と同様な乾燥運転を実行するものである。又、前記加温加湿運転を実行するときには、循環ファンを作動させて、可動ルーバーRを往復移動させるが、衣類には直接当てることがないように移動範囲が設定される。
又、このような衣類のお手入れ運転において、ミスト噴出部から湯水を供給する状態にしてもよいが、銀イオンの濃度を低くして銀イオン水供給運転を行うようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、前記ミスト供給手段として、水道の水圧を利用して湯水をミスト噴出部から噴出させるようにしたが、このような構成に代えて、例えば、回転円板の遠心力や超音波振動等を利用してミスト化して噴出させるようにしたり、又、蒸気発生手段を設けてスチームを吐出するように構成するものでもよい。
(4)上記実施形態では、前記排気口から浴室内に排出される風の吹き出し方向を設定角度範囲内で変更操作自在な風向変更手段としての可動ルーバーが備えられ、銀イオン水供給運転の実行が指令されると、設定角度範囲内で往復移動させながら変更するように可動ルーバーの運転を制御する構成としたが、このような構成に限らず、風の吹き出し方向を一定に維持する構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されると、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になるように前記銀イオン供給手段の運転を制御し、且つ、その状態で設定時間が経過すると、前記ミスト供給手段を供給停止状態に切り換えるように構成したが、このような構成に代えて、銀イオン水供給運転の停止が指令されると、低濃度にすることなく直ちに前記ミスト供給手段を供給停止状態に切り換える構成としてもよい。
(6)上記実施形態では、前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記銀イオン供給手段を前記銀イオン供給状態に切り換え、且つ、前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換えることに加えて、前記浴室内の空気を循環通風させるように前記循環通風手段を作動させる構成としたが、このような構成に代えて、前記銀イオン水供給運転を実行するときに、前記循環通風手段を作動させない構成としてもよい。
(7)上記実施形態では、前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記銀イオン供給状態に切り換えてから退避用設定時間が経過するまでの間は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になり、前記退避用設定時間が経過した後は銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも高い高濃度になるように、前記濃度変更手段の運転を制御するようにしたが、このような銀イオンの濃度の変更を行わず、前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、常に、銀イオン濃度を前記設定濃度よりも高い高濃度に設定するものでもよい。
(8)上記実施形態では、前記銀イオン水供給運転の実行を指令する人為操作式の操作スイッチが前記浴室の外に設けられる構成としたが、浴室の内部に設けられるものでもよい。
(9)上記実施形態では、前記銀イオン水供給運転の実行を開始してから運転用設定時間が経過すると、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されるように構成したが、このような構成に代えて、前記銀イオン水供給運転の停止を指令する人為操作式の運転停止スイッチを設ける構成としてもよい。
(10)上記実施形態では、前記銀イオン水供給運転を実行しているときは、報知手段としてブザーを作動させる構成としたが、報知手段としては、ブザーに限らず、ランプで報知したり、画像表示で報知する等、各種の形態で報知することができる。
又、このような報知手段を備えずに、前記銀イオン水供給運転を実行しているときであっても報知作動を実行しない構成としてもよい。
(11)上記実施形態では、前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記銀イオン供給手段にて供給される銀イオンを含む前記湯水供給路から供給される湯水を加熱せずにミスト状にして浴室内に供給する構成としたが、前記湯水を加熱してミスト状にして浴室内に供給する構成としてもよい。
浴室用ミスト装置の斜視図 浴室用ミスト装置の概略構成図 熱源機の概略構成図 制御動作のフローチャート 銀イオン濃度の変化を示す図 作用説明図 別実施形態の浴室用ミスト装置の概略構成図 別実施形態の熱源機の概略構成図
符号の説明
5 運転制御手段
33 循環通風手段
42 循環通風路
46、83 湯水供給路
66 操作スイッチ
67 報知手段
70 銀イオン供給手段
MK ミスト供給手段
R 風向変更手段

Claims (8)

  1. 湯水供給路から供給される湯水をミスト状にして浴室内に供給するミスト供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在なミスト供給手段と、運転を制御する運転制御手段とが備えられ、前記運転制御手段は、ミストサウナ運転の実行が指令されると、前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換えるように構成されている浴室用ミスト装置であって、
    前記湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給する銀イオン供給状態と銀イオンの供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在な銀イオン供給手段と、
    前記浴室内の空気を吸気口から吸気したのちに排気口から浴室内に排出させるように循環通風路を通して循環通風させる循環通風手段とが備えられ、
    前記運転制御手段は、
    銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給すべく前記銀イオン供給手段を前記銀イオン供給状態に切り換えて、銀イオンを含む湯水をミスト状にして浴室内に供給すべく前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換え、且つ、前記浴室内の空気を循環通風させるように前記循環通風手段を作動させる銀イオン水供給運転を実行するように構成されている浴室用ミスト装置。
  2. 前記循環通風手段により循環通風されて前記排気口から浴室内に排出される風の吹き出し方向を設定角度範囲内で変更操作自在な風向変更手段が備えられ、
    前記運転制御手段は、
    前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記風の吹き出し方向を前記設定角度範囲内で往復移動させながら変更するように前記風向変更手段の運転を制御するように構成されている請求項1記載の浴室用ミスト装置。
  3. 湯水供給路から供給される湯水をミスト状にして浴室内に供給するミスト供給状態と供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在なミスト供給手段と、運転を制御する運転制御手段とが備えられ、前記運転制御手段は、ミストサウナ運転の実行が指令されると、前記ミスト供給手段をミスト供給状態に切り換えるように構成されている浴室用ミスト装置であって、
    前記湯水供給路中の湯水に銀イオンを供給する銀イオン供給状態と銀イオンの供給を停止する供給停止状態とに切り換え自在な銀イオン供給手段と、
    前記銀イオン供給手段にて供給される銀イオンの濃度を変更調整する濃度変更手段とが備えられ、
    前記運転制御手段は、
    銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記銀イオン供給手段により供給される銀イオンを含む湯水を前記ミスト供給手段によりミスト状にして浴室内に供給すべく、前記銀イオン供給手段を前記銀イオン供給状態に切り換え、且つ、前記銀イオン供給状態に切り換えてから退避用設定時間が経過するまでの間は、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になり、前記退避用設定時間が経過した後は銀イオンの濃度が前記設定濃度よりも高い高濃度になるように、前記濃度変更手段の運転を制御する銀イオン水供給運転を実行するように構成されている浴室用ミスト装置。
  4. 前記運転制御手段は、
    前記銀イオン水供給運転の停止が指令されると、銀イオンの濃度が設定濃度よりも低い低濃度になるように前記銀イオン供給手段の運転を制御し、且つ、その状態で設定時間が経過すると、前記ミスト供給手段を供給停止状態に切り換えるように構成されている請求項3記載の浴室用ミスト装置。
  5. 前記銀イオン水供給運転の実行を指令する人為操作式の操作スイッチが、前記浴室の外に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴室用ミスト装置。
  6. 前記運転制御手段は、前記銀イオン水供給運転の実行を開始してから運転用設定時間が経過すると、前記銀イオン水供給運転の停止が指令されるように構成されている請求項5記載の浴室用ミスト装置。
  7. 前記運転制御手段は、前記銀イオン水供給運転を実行しているときは、報知手段による報知作動を実行するように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の浴室用ミスト装置。
  8. 前記湯水供給路から供給される湯水を加熱する加熱手段が設けられ、
    前記運転制御手段は、ミストサウナ運転の実行が指令されると、前記湯水供給路から供給される湯水を加熱手段により加熱して、前記ミスト供給手段によりミスト状にして浴室内に供給し、
    前記銀イオン水供給運転の実行が指令されると、前記銀イオン供給手段にて供給される銀イオンを含む前記湯水供給路から供給される湯水を加熱せずに、前記ミスト供給手段によりミスト状にして浴室内に供給するように構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の浴室用ミスト装置。
JP2005322158A 2005-11-07 2005-11-07 浴室用ミスト装置 Expired - Fee Related JP4738138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005322158A JP4738138B2 (ja) 2005-11-07 2005-11-07 浴室用ミスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005322158A JP4738138B2 (ja) 2005-11-07 2005-11-07 浴室用ミスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007125291A true JP2007125291A (ja) 2007-05-24
JP4738138B2 JP4738138B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=38148448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005322158A Expired - Fee Related JP4738138B2 (ja) 2005-11-07 2005-11-07 浴室用ミスト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4738138B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079834A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Noritz Corp 空調装置
JP2009183590A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Panasonic Corp カビ判定方法ならびにこの方法を用いた浴室暖房乾燥機
JP2014105979A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Osaka Gas Co Ltd 浴室暖房乾燥機
JP2018054167A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 浴室暖房乾燥機
WO2019111423A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 シャープ株式会社 除菌液散布装置
JP2019162299A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 シャープ株式会社 浴室環境調整装置
JP2020115938A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 シャープ株式会社 除菌液散布装置及びそれを備えた浴室環境調整装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11316083A (ja) * 1998-02-18 1999-11-16 Toto Ltd 多機能乾燥装置
JP2001353207A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Yutaka:Kk 銀イオンを用いた殺菌・消臭方法とその装置
JP2003207176A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Max Co Ltd 浴室換気装置
JP2004524875A (ja) * 2000-11-29 2004-08-19 アン, ジュン−オー 銀イオン水を用いた加湿方法およびその装置
JP2007064566A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Max Co Ltd 水噴出装置、室空調システムおよびそれを利用した室
JP2007068586A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Sharp Corp ミスト噴霧装置及びそれを備えた部屋、並びにミスト噴霧方法
JP2007117633A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Max Co Ltd 温水噴出装置及びそれを応用した室

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11316083A (ja) * 1998-02-18 1999-11-16 Toto Ltd 多機能乾燥装置
JP2001353207A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Yutaka:Kk 銀イオンを用いた殺菌・消臭方法とその装置
JP2004524875A (ja) * 2000-11-29 2004-08-19 アン, ジュン−オー 銀イオン水を用いた加湿方法およびその装置
JP2003207176A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Max Co Ltd 浴室換気装置
JP2007064566A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Max Co Ltd 水噴出装置、室空調システムおよびそれを利用した室
JP2007068586A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Sharp Corp ミスト噴霧装置及びそれを備えた部屋、並びにミスト噴霧方法
JP2007117633A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Max Co Ltd 温水噴出装置及びそれを応用した室

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079834A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Noritz Corp 空調装置
JP2009183590A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Panasonic Corp カビ判定方法ならびにこの方法を用いた浴室暖房乾燥機
JP2014105979A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Osaka Gas Co Ltd 浴室暖房乾燥機
JP2018054167A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 浴室暖房乾燥機
WO2019111423A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 シャープ株式会社 除菌液散布装置
JP2019103771A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 シャープ株式会社 除菌液散布装置
WO2019207975A1 (ja) * 2017-12-08 2019-10-31 シャープ株式会社 除菌液散布装置
JP7154813B2 (ja) 2017-12-08 2022-10-18 シャープ株式会社 除菌液散布装置
JP2019162299A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 シャープ株式会社 浴室環境調整装置
JP2020115938A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 シャープ株式会社 除菌液散布装置及びそれを備えた浴室環境調整装置
JP7141341B2 (ja) 2019-01-18 2022-09-22 シャープ株式会社 除菌液散布装置及びそれを備えた浴室環境調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4738138B2 (ja) 2011-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4738138B2 (ja) 浴室用ミスト装置
JP4728263B2 (ja) 浴室洗浄装置
JP2002336327A (ja) ミスト装置
JP2004211961A (ja) 浴室空調装置
JP2008180470A (ja) 加湿装置及び加湿空調システム
JP6198415B2 (ja) 浴室用カビ抑制運転方法及びミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機
JP2002327940A (ja) 空気調和機
JP4150027B2 (ja) 浴室暖房機
JP2006218159A (ja) 浴室ミスト装置及び当該浴室ミスト装置を組み込んだミスト機能付浴室暖房換気装置
JP4784375B2 (ja) 湯水噴出空調システム
JP4145071B2 (ja) 浴用ミスト装置
JP4910352B2 (ja) サウナ装置
JP5034509B2 (ja) 加湿空調システム
JP4712579B2 (ja) ミストサウナ装置
JP7016480B2 (ja) 浴室システム
JP2017144092A (ja) 浴用ミスト装置
JP6741551B2 (ja) 浴用ミスト装置
JP2009008278A (ja) 湯水噴出空調装置
JP4878578B2 (ja) ミストサウナ機能付浴室暖房装置
JP2019166278A (ja) 浴室洗浄装置
JP2008151453A (ja) 加湿空調システム
JP5264102B2 (ja) ミストサウナ装置及びミストサウナ装置の殺菌方法
JP2008157529A (ja) 加湿空調システム及び加湿装置
JP2003336875A (ja) 浴用運転装置
JP2004257605A (ja) 浴室換気暖房乾燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4738138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees