JP2007123071A - 荷電粒子ビーム走査照射方法、荷電粒子ビーム装置、試料観察方法、及び、試料加工方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム走査照射方法、荷電粒子ビーム装置、試料観察方法、及び、試料加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】荷電粒子ビーム装置による試料の観察や加工の際に、試料の帯電を防いで輪郭線の観察や加工の精度を上げるとともに、加工時には試料に吹き付ける加工用ガスを有効に活用する。
【解決手段】荷電粒子ビーム装置のコンピュータ13は、マスク8の観察または加工を行うスキャン領域の設定後、このスキャン領域の外周に沿って走査ラインを設定し、この走査ラインの内側にこの走査ラインに沿った走査ラインを求め、求めた走査ラインからさらに内側に該求めた走査ラインに沿った走査ラインを求めることを繰り返してスキャン領域内の複数の走査ラインを決定する。走査ラインを決定すると、コンピュータ13は、走査回路12を制御して、走査ラインの間引きやピクセルの間引きを行いながら、走査ライン上にイオンビーム2を照射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム走査照射方法、荷電粒子ビーム装置、試料観察方法、及び、試料加工方法に関する。
イオンビームや電子ビームなどの荷電粒子ビーム(以下、単に「ビーム」ともいう)により絶縁体試料の観察や加工を行う場合、ラスタースキャンにより、試料に照射するビームの位置を決めていた。ラスタースキャンとは、配列状に並んだ点列を順次照射していく方法である。従来、良好な観察像や加工結果を得るために、ラスタースキャンにおける走査順序は、走査順序を間引く(所定のピクセル間隔をあけて走査する)などの工夫をしていた(例えば、特許文献1参照)。走査順序を間引くことにより、イオンビームの照射による帯電のために、マスクから放出される二次イオンの検出がうまくいかなくなってしまうという問題を解決している。
図8は、ラスタースキャンを用いた間引きスキャンの走査順序を示す図である。ここでは、左から右への方向をX方向、上から下への方向をY方向として説明する。また、ピクセルの中に記載された数字は、ビーム照射順序を示す。ピクセルとは、ビームの照射を1回行う単位となる領域であり、ビームの照射を行う最小単位の振り幅に相当する間隔毎に、X(横)方向及びY(縦)方向に分割した領域の1つがピクセルとなる。同図に示すようにラスタースキャンを用いた間引きスキャンは、スキャン領域をピクセルに分割し、ある列について、X方向に所定数のピクセル間隔を空けながら、ピクセルの中心位置に荷電粒子ビームを照射する。一つの列についてビーム照射が終了すると、Y方向に決められたライン(ピクセル)数を空けた列について、再び、X方向に所定数のピクセル間隔を空けながらビーム照射することを繰り返す。
また、図9のフローに示すように、ラスタースキャンでは、ある列にビーム照射位置を決めてからビーム照射をオンにし、一列照射が終わると、一旦、ビーム照射をオフし、次にスキャンする列にビーム照射位置を決めた後に、再びビーム照射をオンにして、ビーム照射を行うことを繰り返して、加工が終了するまでスキャン領域にビームを照射していた。ここで、ビーム照射をオフにするとは、試料に到達する前にビームをブランキングすることで、試料にビームを到達させないことをいう。またビーム照射をオンにするとはブランキングを行わないで、ビームを試料に照射することをいう。
また、試料にガス銃によって化合物ガスを吹き付け、化合物が付着した試料表面上にイオンビームを集束照射し、試料表面上にパターン膜形成を行うに際して、イオンビーム照射光学系にイオンビームをデジタル走査する手段を設け、このデジタル走査手段によって、イオンビームを2ピッチ以上離間して走査することで、パターン膜形成効率を向上させる方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特公平6−38329号公報 特開平1−293538号公報
一般に、試料の加工領域の輪郭は、ラスタースキャンのピクセル境界に合うとは限らない。そこで、ラスタースキャンのピクセル境界に合わない加工領域を精度良く加工するには、加工領域の輪郭に合わせてサブピクセル精度で領域指定することが必要になるという問題がある。また、上述したように、ラスタースキャンでは、ある列についてビーム照射が終わると、一旦、ビーム照射をオフし、再びビーム照射をオンにして、次の列のビーム照射を行うことを繰り返しているため、荷電粒子ビームの照射開始位置が加工領域の輪郭位置に一致している。ビームの照射開始位置では、ビームの照射時間が不安定で他の位置と均一な加工が出来ない場合がある。特にエッチングガスやデポジションガスなどの加工用ガスを加工位置に吹き付けながら荷電粒子ビームを照射して加工する場合、最も重要な輪郭となる部分の加工の形状が悪化してしまうという問題もある。
そこで、サブピクセル精度でビームの照射位置を指定し、ビームの照射が途中で途切れることなく一筆書きのように加工領域をスキャンするベクタースキャンがある。ベクタースキャンでは、ラスタースキャンの有する上記の問題を解決することはできるが、ラスタースキャンにより行っていた間引きスキャンなどの走査順序の変更方法はそのままでは適用することはできない。上述したように、試料を加工するには、エッチングガスやデポジションガスなどの加工用ガスを試料に吹き付けながらビーム照射を行っているが、間引きスキャンの場合、同じ走査ライン上を複数回走査しながら加工を行うことになるため、前回までの走査において試料に吹き付けた加工用ガスが加工領域に拡散した状態になる。よって、加工用ガスを有効に使用して加工を行うことができる。一方、ベクタースキャンでは、これまでに試料に吹き付けた加工用ガスが次の加工位置に拡散する前にビーム照射を行うことになってしまうため、それまでに吹き付けた加工用ガスを有効に使用することはできないという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、輪郭線の観察や加工の精度を上げることができ、かつ、加工時には試料に吹き付ける加工用ガスを有効に活用することができる荷電粒子ビーム走査照射方法、荷電粒子ビーム装置、試料観察方法、及び、試料加工方法を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、荷電粒子ビームの照射により試料の観察または加工を行う荷電粒子ビーム装置を用いた荷電粒子ビーム走査照射方法であって、観察または加工領域を設定した後、前記観察または加工領域の外周に沿って走査ラインを設定し、この走査ラインの内側にこの走査ラインに沿った走査ラインを求め、求めた走査ラインからさらに内側に該求めた走査ラインに沿った走査ラインを求めることを繰り返して前記加工または観察領域における複数の走査ラインを決定しておき、決定された走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する、ことを特徴とする荷電粒子ビーム走査照射方法である。
また、本発明は、上述する荷電粒子ビーム走査照射方法であって、走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する照射方法は、1つの走査ライン上を、所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射し、最後までいったら当該走査ラインの最初に戻って荷電粒子ビーム未照射のピクセルに前記所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射することを繰り返し、当該走査ライン上の全てのピクセルに荷電粒子ビームを照射した後、次の走査ラインに移り、加工領域の全ピクセルに荷電粒子ビームを照射することを特徴とする。
また、本発明は、上述する荷電粒子ビーム走査照射方法であって、走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する照射方法は、各走査ライン上に所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射し、最後の走査ラインまでいったら、最初の走査ラインに戻り、各走査ライン上の荷電粒子ビーム未照射のピクセルへ該所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射することを繰り返して加工領域の全ピクセルに荷電粒子ビームを照射することを特徴とする。
また、本発明は、上述する荷電粒子ビーム走査照射方法であって、走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する照射方法は、1つの走査ラインに荷電粒子ビームを照射し、次に、前記走査ラインの内側方向に並ぶ走査ラインのうち、所定の走査ラインは荷電粒子ビーム照射しないで次の走査ラインに荷電粒子ビームを照射し、次に、荷電粒子ビーム照射しなかった前記所定の走査ラインに荷電粒子ビームを照射することを特徴とする。
また、本発明は、上述する荷電粒子ビーム走査照射方法であって、走査ラインに荷電粒子ビームを照射する照射方法は、走査ラインの走査開始位置と当該走査ラインに隣接する走査ラインの走査開始位置との間に間隔を空けることを特徴とする。
また、本発明は、荷電粒子ビームの照射により試料の観察または加工を行う荷電粒子ビーム装置において、観察または加工領域の設定後、前記観察または加工領域の外周に沿って走査ラインを設定し、この走査ラインの内側にこの走査ラインに沿った走査ラインを求め、求めた走査ラインからさらに内側に該求めた走査ラインに沿った走査ラインを求めることを繰り返して前記加工または観察領域における複数の走査ラインを決定する走査ライン決定手段と、前記走査ライン決定手段により決定された走査ライン上に荷電粒子ビームを照射するよう制御する走査制御手段と、を備えることを特徴とする荷電粒子ビーム走査照射装置である。
また、本発明は、上述する荷電粒子ビーム走査照射方法を用いた荷電粒子ビームの照射によって試料から放出された二次荷電粒子の検出強度を基に、試料パターンの画像を形成することを特徴とする試料観察方法である。
また、本発明は、上述する荷電粒子ビーム走査照射方法を用いた荷電粒子ビームの照射により、試料を加工することを特徴とする試料加工方法である。
本発明によれば、加工領域の輪郭に合わせてサブピクセル精度で領域指定することができるため、加工領域の輪郭が、ラスタースキャンのピクセル境界に合わない場合でも精度よく加工ができる。さらには、加工時に試料に吹き付ける加工用ガスを有効に活用することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による荷電粒子ビーム装置の全体構成図を示す。1はイオン源であってイオンビーム2を発する。3は走査電極であってX及びY電極からなり、イオンビーム2の試料であるマスク8上への照射スポットをXY平面内で所定範囲にわたり走査するものである。4は対物レンズであってイオンビーム2のスポットを被照射物であるマスク8の表面に結像させる。5はガス銃であってマスク8の白色欠陥部位を修正す場合はデポジションガスである加工用ガス6を吹き付け、同時にイオンビーム2を走査しながら照射し、遮光性の膜をつけ白色欠陥を修正する。
また、黒色欠陥部位の修正においては不要付着部にエッチングガスをガス銃から吹き付け、イオンビーム2を限定的に照射し、エッチング除去を行い修正する。9はXYステージであってマスク8を載置してXまたはY方向に移動する。10は検出器であってマスク8の表面からイオンビーム2の照射によりたたき出された二次荷電粒子7の強度を検出する。この二次荷電粒子強度の平面分布はマスク8の上に形成されているパターンに対応している。11は、A/D変換器であって二次荷電粒子強度というアナログ量をデジタルデータに変換する。このデジタルデータはコンピュータ13に取り込まれて、マスク8のパターン画像が拡大再生され、CRT(cathode ray tube)14に表示される。12は走査回路であってコンピュータ13よりイオンビーム照射範囲を受け取り、走査電極3の制御をする。
図2は、図1に示すコンピュータ13の内部構成を示すブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。
制御手段21は、CPU(central processing unit)及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。画像形成手段22は、検出器10により検出された二次荷電粒子7の強度を基に、マスク8の試料パターンの画像を形成する。出力手段23は、CRT14に画像を表示させる。入力手段24は、キーボードやマウスなどであり、操作者が入力した情報を取得するための機能を有する。走査ライン決定手段25は、マスク8の加工あるいは観察対象の領域であるスキャン領域の設定後、スキャン領域内の走査ラインを決定する。照射制御手段26は、イオンビーム2の照射のオン/オフを制御する。走査制御手段27は、走査回路12を制御する。
図3は、上述する荷電粒子ビーム装置におけるイオンビーム走査照射方法の概要を説明するための図である。ここでは、スキャン領域の外周に沿った方向をu方向、スキャン領域の外周から中心に向かう方向をv方向とし、u方向及びv方向の間引き(所定間隔をあける)を行う場合を例に説明する。
コンピュータ13の走査ライン決定手段25は、スキャン領域が設定されると、スキャン領域の外周に沿って走査ラインを設定し、さらに、この走査ラインの内側にこの走査ラインに沿った走査ラインを求め、求めた走査ラインからさらに内側に当該求めた走査ラインに沿った走査ラインを求めることを繰り返してスキャン領域における複数の走査ラインを決定する。
走査ラインを決定した後、照射制御手段26は、最も外側の走査ライン、すなわち、スキャン領域の外周に沿った走査ラインについて、u方向に、所定ピクセル分の間隔を空けながらマスク8へイオンビーム2を照射する。当該列の走査ラインの走査を1周終えると、所定のライン間隔を空けた次の走査ラインについて、再び、u方向に所定のピクセル分の間隔を空けながら荷電粒子ビームを照射する。これにより、ピクセル内の数字の順に、ピクセルの中心位置にイオンビーム2が照射されることになる。
図4は、上述する荷電粒子ビーム装置における試料加工方法を示すフローチャートである。
加工対象のマスク8にイオンビーム2を照射すると、検出器10はマスク8から放出された二次荷電粒子7の強度を検出する。コンピュータ13の画像形成手段22は、検出器10が検出した二次荷電粒子7の強度をA/D変換器11から取得して試料パターンの画像を形成し、出力手段23は、この形成された画像を拡大してCRT14に表示させる。操作者が、マウスなどの入力手段24を用い、CRT14が表示している試料パターン上における欠陥領域を設定する。あるいは、予め正しい加工パターンのデータをコンピュータ13内に保持しておき、当該加工パターンを、構成した画像の試料パターンに重ねあわせ、その差分から欠陥領域を設定してもよい。走査ライン決定手段25は、設定した欠陥領域をスキャン領域として、このスキャン領域内の走査ラインを決定する。
照射制御手段26は、ビーム照射をオンにする(ステップS110)。走査制御手段27は、スキャン領域の外周に沿った走査ラインを最初の走査ラインとして選択し、走査回路12を制御することにより、選択した走査ライン上にイオンビーム2を照射してマスク8を加工する(ステップS120)。当該走査ラインにおけるビーム照射が終了し、欠陥領域の修正を終了する旨の指示の入力がない場合(ステップS130:NO)、走査制御手段27は、次の走査ラインを選択し、この選択した走査ライン上にイオンビーム2を照射してマスク8を加工するステップS120からの処理を繰り返す。
加工終了の欠陥領域の修正を継続する旨の指示の入力があった場合は(ステップS130:YES)、照射制御手段26は、ビーム照射をオフにする(ステップS140)。
なお、試料の観察も図4と同様の手順により実施することができる。試料を観察する場合は、スキャン領域(観察領域)内の走査ライン上にイオンビーム2を照射したときに、検出器10がマスク8から放出された二次荷電粒子7の強度を検出する。コンピュータ13の画像形成手段22は、検出器10が検出した二次荷電粒子7の強度をA/D変換器11から取得して試料パターンの画像を形成し、出力手段23は、この形成された画像を拡大してCRT14に表示させる。
図5は、走査ラインの決定方法を説明するための図である。
同図において、スキャン領域50が示されており、コンピュータ13の走査ライン決定手段25は、このスキャン領域50の外周に沿って走査ラインL1を設定する。この外周に沿った方向をu方向とする。なお、走査ラインL1の走査開始位置は任意である。続いて、走査ライン決定手段25は、走査ラインL1からスキャン領域50の中心方向であるv方向へ1ピクセル分削ることによって、走査ラインL2を求める。さらに、この走査ラインL2からv方向へ向かって1ピクセル分削ることにより、その次の走査ラインL3を決定する。走査ライン決定手段25は、スキャン領域50の中心に到達するまでこれを繰り返し、全ての走査ラインL1〜Ln(同図においては、n=8)を決定する。走査ラインLk(k=1〜n)を構成するピクセルをPk1〜Pkmとする。すなわち、走査ラインLkは、m個のピクセルからなる。ピクセルPk1は、走査ラインLkの走査開始位置である。以下、走査ラインL1〜Lnのうち任意のものを示す場合、「走査ラインL」と記載する。
同図においては、走査ラインLk(k=2〜n)の走査開始位置を、その1つ外側の走査ラインL(k−1)の走査開始位置のピクセルからv方向へ移動した位置のピクセルとしている。この場合、各走査ラインLの走査開始位置はv方向へ一列に並ぶ。なお、走査ラインLk(k=2〜n)の走査開始位置のピクセルを、その1つ外側の走査ラインL(k−1)の走査開始位置のピクセルからv方向へ移動し、さらに、所定分u方向へ移動した位置のピクセルとしてもよい。各走査ライン毎に走査開始位置をu方向にずらすことで、走査開始位置におけるビーム照射時間の不均一に基づく加工の不均一を低減することができる。
上記のように設定した各走査ラインLを、v方向の順に上からならべ、さらに、各走査ラインLのピクセルをu方向の順に横一列の配列状に展開すると、u方向をX方向に、v方向をY方向にみなしたラスタースキャンとして考えることができる。
図6及び図7は、間引きスキャンの種類に応じたビーム照射順序を示す。なお、図中の点線は、同じ操作ラインLにおける2周目以降を示す。
スキャン領域へのビーム照射には、u方向(ピクセル)及びv方向(走査ライン)とも間引きを行わない「間引きなし」、u方向への間引きを行う「u間引き」、v方向への間引きを行う「v間引き」、u方向及びv方向への間引きを行う「uv間引き」などの間引きパターンがある。また、1つの走査ライン上の全ピクセルへビーム照射が終了すると次の走査ラインへ移る「ライン型」と、1つの走査ラインへのビーム照射が1周終了すると次の走査ラインへ移る「フレーム型」がある。以下、具体的に、型と間引きパターンの組み合わせ別に照射順序を説明する。なお、u方向への間引きを行う場合、次にビーム照射を行うピクセルはu方向へsピクセル先、v方向への間引を行う場合、次の走査ラインはv方向へtライン先であるとする。
まず、図6を用いて間引きなし、u間引きについて説明する。
ライン型、または、フレーム型の間引きなしの場合、最初に、走査ラインL1について、ピクセルP11、P12、P13、…、P1mの順にビーム照射を行い、次に、走査ラインL2について、P21、P22、P23、…、P2mの順にビーム照射を行う。このように、走査ラインLkのピクセルPk1、Pk2、Pk3、…、Pkmへのビーム照射が終了すると、次に、走査ラインL(k+1)のピクセルP(k+1)1、P(k+1)2、P(k+1)3、…、P(k+1)m(K+1)へビーム照射を行う。最後に走査ラインLnについて、Pn1、Pn2、Pn3、…、Pnmの順にビーム照射を行い、スキャン領域の全てのピクセルへのビーム照射が終了する。
ライン型のu間引きの場合、最初に、走査ラインL1について、ピクセルP11からsピクセル毎にビーム照射を行う。走査ラインL1へビーム照射を1周行うと、続けて、まだビームを照射していないピクセルP12からsピクセル毎にビーム照射を行う。これを繰り返して、走査ラインL1の全てのピクセルへのビーム照射が終了すると、次に、走査ラインL2について、走査ラインL1と同様にピクセルP21から順にsピクセル毎にビーム照射を行う。このように、走査ラインLkについて、ピクセルPk1からsピクセル毎に1周ビーム照射が終了すると、続けて同じ走査ラインLkについてまだビーム照射をしていないピクセルへsピクセル毎に1周ビーム照射することを繰り返し、走査ラインLkの全てのピクセルへのビーム照射が終了すると、次の走査ラインL(k+1)へ移り、同様の手順によりビーム照射を行う。これを、走査ラインLnまで順に行う。
フレーム型のu間引きの場合、最初に、走査ラインL1について、ピクセルP11からsピクセル毎に1周ビーム照射を行う。1周ビーム照射が終了すると、次の走査ラインL2について、ピクセルP21からsピクセル毎に1周ビーム照射を行う。このようにして、走査ラインLnまで、それぞれsピクセル毎に1周ビーム照射が終了すると、再び走査ラインL1に戻り、まだビーム照射をしていないピクセルについて、sピクセル毎に1周ビーム照射し、続いて、走査ラインL2について、まだビーム照射をしていないピクセルへsピクセル毎に1周ビーム照射する。このように、走査ラインL1〜Lnの順にsピクセル毎に1周ビーム照射を行うことを繰り返して、スキャン領域の全てのピクセルへのビーム照射を行う。
次に、図7を用いてv間引き、uv間引きについて説明する。
ライン型、または、フレーム型のv間引きの場合、最初に、走査ラインL1について、ピクセルP11からピクセルP1mまで順にビーム照射を行い、次に、tライン内側の走査ラインL(1+t)について、ピクセルP(1+t)1からピクセルP(1+t)m(1+t)まで順にビーム照射を行う。さらにtライン内側の走査ラインについて開始ピクセルから順にビーム照射を行うことを繰り返し、tライン空けた走査ラインがなくなった場合には、走査ラインL2に戻り、ピクセルP21から順にビーム照射を行う。このように、走査ラインLkのピクセルPk1からピクセルP1mまで順にビーム照射が終了すると、tライン内側の走査ラインL(k+t)がある場合には、その走査ラインL(k+t)へ移ってピクセルP(k+t)1から順にビーム照射を行い、tライン内側の走査ラインがない場合には外側の走査ラインに移って同様の処理を行う。これを、全ての走査ラインへビーム照射が終了するまで繰り返す。
ライン型のuv間引を行う場合、最初に、走査ラインL1についてピクセルP11からsピクセル毎にビーム照射を行う。走査ラインL1へビーム照射を1周行うと、続けて、まだビームを照射していないピクセルP12からsピクセル毎にビーム照射を行う。これを繰り返して、走査ラインL1の全てのピクセルへのビーム照射が終了すると、次に、tライン内側の走査ラインL(1+t)について、同様にsピクセル毎にビーム照射を行う。走査ラインL(1+t)の全てのピクセルへのビーム照射が終了すると、さらにtライン内側の走査ラインへ移り、同様の手順によりビーム照射を行うことを繰り返し、tライン空けた走査ラインがなくなった場合には、走査ラインL2に戻り、ピクセルP21からsピクセル毎にビーム照射を行う。
このように、走査ラインLkについて、ピクセルPk1からsピクセル毎に1周ビーム照射が終了すると、続けて同じ走査ラインLkについてまだビーム照射をしていないピクセルへsピクセル毎にビーム照射することを繰り返す。走査ラインLkの全てのピクセルへのビーム照射が終了すると、tライン内側の走査ラインL(k+t)があれば、その走査ラインL(k+t)へ移って、tライン内側の走査ラインがない場合には外側の走査ラインに移って、同様の手順によりビーム照射を行う。これを、全ての走査ラインへのビーム照射が終了するまで繰り返す。
フレーム型のuv間引を行う場合、最初に、走査ラインL1についてピクセルP11からsピクセル毎にビーム照射を行う。走査ラインL1へビーム照射を1周行うと、次に、tライン内側の走査ラインL(1+t)について、ピクセルP(1+t)1からsピクセル毎に1周ビーム照射を行う。さらに、tライン内側の走査ラインにsピクセル毎に1周ビーム照射を行うことを繰り返し、tライン内側の走査ラインがなくなった場合には、走査ラインL2に戻り、ピクセルP21からsピクセル毎に1周ビーム照射を行う。
そして、全ての走査ラインL1〜Lnについて、sピクセル毎に1周ビーム照射が終了すると、再び、走査ラインL1に戻り、まだビーム照射を行っていないピクセルについてsピクセル毎に1周ビーム照射を行い、次に、tライン内側の走査ラインL(1+t)について、まだビーム照射を行っていないピクセルについてsピクセル毎に1周ビーム照射を行うことを繰り返す。
このように、走査ラインLkについて、ビーム未照射のピクセルへsピクセル毎に1周ビーム照射が終了すると、tライン内側の走査ラインL(k+t)があれば、その走査ラインL(k+t)へ移って、tライン内側の走査ラインがない場合には外側の走査ラインへ移って、ビーム未照射のピクセルへsピクセル毎に1周ビーム照射を行うことを繰り返し、スキャン領域の全てのピクセルへのビーム照射を行う。
なお、上記実施の形態においては、荷電粒子ビーム装置は、イオンビームを照射する装置としているが、電子ビームを照射する装置などであってもよい。
なお、上述のコンピュータ13は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した画像形成手段22、走査ライン決定手段25、照射制御手段26、及び、走査制御手段27の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
荷電粒子ビーム装置の全体構成を示すブロック図。 図1におけるコンピュータの構成を示すブロック図。 イオンビーム走査照射方法の概要を説明するための図。 試料加工方法を示すフローチャートを示す図である。 走査ラインの決定方法を説明するための図。 ビーム照射順序を示す図。 ビーム照射順序を示す図。 従来技術における走査照射方法を示す図。 従来技術における試料加工方法を示すフローチャートを示す図。
符号の説明
1…イオン源、 2…イオンビーム、 3…走査電極、 4…対物レンズ、 5…ガス銃、 6…加工用ガス、 7…二次荷電粒子、 8…マスク、 9…XYステージ、 10…検出器、 11…A/D変換器、 12…走査回路、 13…コンピュータ、 14…CRT、 21…制御手段、 22…画像形成手段、 23…出力手段、 24…入力手段、 25…走査ライン決定手段、 26…照射制御手段、 27…走査制御手段

Claims (8)

  1. 荷電粒子ビームの照射により試料の観察または加工を行う荷電粒子ビーム装置を用いた荷電粒子ビーム走査照射方法であって、
    観察または加工領域を設定した後、前記観察または加工領域の外周に沿って走査ラインを設定し、この走査ラインの内側にこの走査ラインに沿った走査ラインを求め、求めた走査ラインからさらに内側に該求めた走査ラインに沿った走査ラインを求めることを繰り返して前記加工または観察領域における複数の走査ラインを決定しておき、
    決定された走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する、
    ことを特徴とする荷電粒子ビーム走査照射方法。
  2. 走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する照射方法は、1つの走査ライン上を、所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射し、最後までいったら当該走査ラインの最初に戻って荷電粒子ビーム未照射のピクセルに前記所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射することを繰り返し、当該走査ライン上の全てのピクセルに荷電粒子ビームを照射した後、次の走査ラインに移り、加工領域の全ピクセルに荷電粒子ビームを照射することを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子ビーム走査照射方法。
  3. 走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する照射方法は、各走査ライン上に所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射し、最後の走査ラインまでいったら、最初の走査ラインに戻り、各走査ライン上の荷電粒子ビーム未照射のピクセルへ該所定のピクセル間隔を空けて荷電粒子ビームを照射することを繰り返して加工領域の全ピクセルに荷電粒子ビームを照射することを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子ビーム走査照射方法。
  4. 走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する照射方法は、1つの走査ラインに荷電粒子ビームを照射し、
    次に、前記走査ラインの内側方向に並ぶ走査ラインのうち、所定の走査ラインは荷電粒子ビーム照射しないで次の走査ラインに荷電粒子ビームを照射し、
    次に、荷電粒子ビーム照射しなかった前記所定の走査ラインに荷電粒子ビームを照射することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の荷電粒子ビーム走査照射方法。
  5. 走査ライン上に荷電粒子ビームを照射する照射方法は、走査ラインの走査開始位置と当該走査ラインに隣接する走査ラインの走査開始位置との間に間隔を空けることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の荷電粒子ビーム走査照射方法。
  6. 荷電粒子ビームの照射により試料の観察または加工を行う荷電粒子ビーム装置において、
    観察または加工領域の設定後、前記観察または加工領域の外周に沿って走査ラインを設定し、この走査ラインの内側にこの走査ラインに沿った走査ラインを求め、求めた走査ラインからさらに内側に該求めた走査ラインに沿った走査ラインを求めることを繰り返して前記加工または観察領域における複数の走査ラインを決定する走査ライン決定手段と、
    前記走査ライン決定手段により決定された走査ライン上に荷電粒子ビームを照射するよう制御する走査制御手段と、
    を備えることを特徴とする荷電粒子ビーム装置。
  7. 請求項1から5記載の荷電粒子ビーム走査照射方法を用いた荷電粒子ビームの照射によって試料から放出された二次荷電粒子の検出強度を基に、試料パターンの画像を形成することを特徴とする試料観察方法。
  8. 請求項1から5記載の荷電粒子ビーム走査照射方法を用いた荷電粒子ビームの照射により、試料を加工することを特徴とする試料加工方法。

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