JP2007120693A - 挟み具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1本の線材11を曲げ加工して中央部にコイルバネ部12を,一端に一対の挟み部13を,他端に一対の摘み部14を形成した本体10の摘み部14に指当て体20を取り付ける。指当て体20を,一対の摘み部14にそれぞれ嵌め込まれて装着される一対の指当て部21と,これら指当て部21を一体に連結する弾性連結部22とで構成し,指当て体20は合成樹脂で一体成型する。弾性連結部22は,挟み具1を吊すための吊り部材40が連結される連結部であり,弾性連結部22は一対の指当て部21の内面上端同士を連結しかつ指当て部21は本体の摘み部14に対して下方から嵌り合う溝部21c1を有している。
【選択図】図1
Description
(1)本体の摘み部に対して金属製の指当て体を溶接したものであるため,製造するのが大変であった。
(2)指当て体が金属製であるため,硬くて滑りやすく,操作しにくかった(摘み部を摘みにくかった)。
(3)指当て体が金属製であるため,挟み具の重量が大きくなり,角ハンガー等のフレームに挟み具を多数設けると,角ハンガー自体が重たくなっていた。
この発明の目的は,以上のような問題を解決し,製造が簡単で,操作しやすく,軽量化を図ることのできる挟み具を提供することにある。
前記指当て体を,前記一対の摘み部にそれぞれ嵌め込まれて装着される一対の指当て部と,これら指当て部を一体に連結する弾性連結部とで構成し,当該指当て体は合成樹脂で一体成型したことを特徴とする。
このような構成によれば,本体の摘み部に対して指当て体を嵌め込むことで挟み具が出来上がるので,製造が簡単になる。
また,指当て体は合成樹脂製であるので,金属に比べ軟らかくて滑りにくい。したがって,操作性が向上する(摘み部を摘みやすくなる)。
しかも,指当て体は,一対の摘み部にそれぞれ装着される一対の指当て部を有しているので,一方の摘み部にのみ指当て体が設けられていた従来の挟み具に比べて,さらに操作性が向上する。
また,指当て体は合成樹脂製であるので,金属に比べて軽量化を図ることができる。
しかも,指当て体は,一対の摘み部にそれぞれ嵌め込まれて装着される一対の指当て部が弾性連結部で連結されているので,仮に一方の指当て部が摘み部から外れたとしても,両方の指当て部が摘み部から外れないかぎり,指当て体を紛失してしまうおそれがない。
さらに,一対の指当て部が連結部で連結されているにもかかわらず,その連結部は弾性を有しているので,摘み部を摘む際の操作性は損なわれない。
このように構成すると,挟み具を吊すための吊り部材が連結される連結部を別途設ける必要が無くなると同時に,挟み具が吊り部材で吊られた際に,指当て部が本体の摘み部に対して食い込む方向に力が作用することとなるので,指当て体が本体から外れにくくなる。したがって,挟み具で比較的重い物(例えば洗濯物)を挟んで吊り下げることができるようになる。
このように構成すると,薄肉ベルト部をCリング状の吊り部材の隙間に通すことで容易に当該吊り部材を取り付けることができるとともに,そのようにして通した吊り部材を前記肉厚部に移動させることで,弾性連結部と吊り部材との,強度的に優れた連結状態を得ることができる。したがって,挟み具で比較的重い物(例えば洗濯物)を挟んで吊り下げた場合でも,弾性連結部が破損しにくくなる。
このように構成すると,指当て部が前記摘み部に対し,摘み方向に関して回動不能であることにより,摘み部を摘む際の操作性が向上する。
図1は,本発明に係る挟み具の一実施の形態を示す図で,(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は左側面図(図(b)におけるc矢視図),(d)は右側面図(図(b)におけるd矢視図),(e)は図(b)における部分省略e−e断面図である。
図2は本体を示す図で,(a)は正面図,(b)は左側面図,(c)は右側面図,(d)は摘み部を示す図である。
図3は挟み部に装着される挟み部材を示す図で,(a)は正面図,(b)は側面図,(c)は図(b)の平面図,(d)は図(b)におけるd−d断面図である。
図4は摘み部に取り付けられる指当て体を示す図で,(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は底面図である。
挟み部13は,図2に示すように,線材11自体で構成することもできるが,この実施の形態では,図1に示すように挟み部13に挟み部材30を装着してある。
図3に示すように,挟み部材30は,正面視で樽形(図(a)(d)参照),側面視で長円形(トラック形状(図(b)参照))であり,その周面に,丸溝31と,U溝32とを形成してある。
丸溝31は挟み部材30の上下に形成されていて,その長手方向にスリット31aが形成されている。
U溝32は,挟み部材30の両側部に形成されていて,丸溝31と連続している。
本体10の挟み部13に挟み部材30を取り付けることによって,挟む対象物(例えば洗濯物)に挟み跡が付くのを防止ないし軽減することができる。
なお,この実施の形態の挟み部材30は,図3に示すように,中心に関して点対称の形状となっているので,上下左右逆にしても問題なく挟み部13に取り付けることができる。
指当て部21は,指当て面21aとその対向面(本体10に装着した状態での内面)21bとを有しており,これら両面21a,21bの間に本体10の線材11と嵌り合うU溝21cが形成されている。
一対の指当て部21は,U溝21cを,図2に示す本体10における摘み部14に嵌め込むことで,本体10の摘み部14に装着される(図1参照)。
指当て部21のU溝21cで囲まれた中心部21dは,図1(e)に示すように本体の摘み部14の内側開口14a(図2(d)参照)と略同形状をなす側面視略ラッキョウ形である。したがって,指当て部21は摘み部14に対してほとんど回動不能に嵌め込まれる。
中心部21dには,丸穴状(円筒状)の肉抜き部21eが形成されており,この肉抜き部21eが設けられていることによって,指当て部21には適度な弾性が付与されている。
また,指当て部21は,前記U溝21cの上部21c1が,本体10の摘み部14に対して下方から嵌り合う(図1(b)(e)参照)。
図1および図4に示すように,弾性連結部22は前記一対の指当て部21同士を連結する薄肉ベルト状であり,かつその中央部に吊り部材40との連結部をなす圧肉部22bが形成されている。前記Cリング状の吊り部材40は,薄肉ベルト部22aから弾性連結部22に装着される。
すなわち,図5に示すようなCリング状の吊り部材40の場合,それ自身のバネ性を利用して両端部41,42間を広げ,その広げた開口に上記薄肉ベルト部22aを通すことによって,弾性連結部22に容易に装着することができる。
図1および図4に示すように,弾性連結部22における吊り部材40との連結部(圧肉部)22bは半円弧形に構成されており,その下面には,一対の突片22cが形成されている。
吊り部材40は,上記一対の突片22c間を押し広げるようにして突片22c間の穴部22dに入れ込むことによって,弾性連結部22に連結される。
以上のような挟み具1は,通常,図示しない物干し具(例えば角ハンガー等)のフレームに,吊り部材40で多数吊り下げることで使用される洗濯挟みに適している。
(a)この挟み具1は,1本の線材11を曲げ加工して中央部にコイルバネ部12を,一端に一対の挟み部13を,他端に一対の摘み部14を形成した本体10と,この本体10の前記摘み部14に取り付けられた指当て体20とを備え,指当て体20を,一対の摘み部14にそれぞれ嵌め込まれて装着される一対の指当て部21と,これら指当て部21を一体に連結する弾性連結部22とで構成し,当該指当て体20は合成樹脂で一体成型したので,この挟み具1によれば,本体10の摘み部14に対して指当て体20を嵌め込むことで挟み具1が出来上がる。したがって,製造が簡単である。
また,指当て体20は合成樹脂製であるので,金属に比べ軟らかくて滑りにくい。したがって,操作性が向上する(摘み部を摘みやすくなる)。
しかも,指当て体20は,一対の摘み部14にそれぞれ装着される一対の指当て部21を有しているので,一方の摘み部にのみ指当て体が設けられていた従来の挟み具に比べて,さらに操作性が向上する。
また,指当て体20は合成樹脂製であるので,金属に比べて軽量化を図ることができる。
しかも,指当て体20は,一対の摘み部14にそれぞれ嵌め込まれて装着される一対の指当て部21が弾性連結部22で連結されているので,仮に一方の指当て部21が摘み部14から外れたとしても,両方の指当て部21が摘み部14から外れないかぎり,指当て体20を紛失してしまうおそれがない。
さらに,一対の指当て部21が連結部22で連結されているにもかかわらず,その連結部22は弾性を有しているので,摘み部14を摘む際の操作性は損なわれない。
10 本体
11 線材
12 コイルバネ部
13 挟み部
14 摘み部
20 指当て体
21 指当て部
21c 溝部
22 弾性連結部
22a 薄肉ベルト部
22b 圧肉部
30 挟み部材
40 吊り部材
Claims (4)
- 1本の線材を曲げ加工して中央部にコイルバネ部を,一端に一対の挟み部を,他端に一対の摘み部を形成した本体と,この本体の前記摘み部に取り付けられた指当て体とを備えた挟み具であって,
前記指当て体を,前記一対の摘み部にそれぞれ嵌め込まれて装着される一対の指当て部と,これら指当て部を一体に連結する弾性連結部とで構成し,当該指当て体は合成樹脂で一体成型したことを特徴とする挟み具。 - 前記弾性連結部は,当該挟み具を吊すための吊り部材が連結される連結部であるとともに,当該弾性連結部は前記一対の指当て部の内面上端同士を連結し,かつ,前記指当て部は,前記本体の摘み部に対して下方から嵌り合う溝部を有していることを特徴とする請求項1記載の挟み具。
- 前記弾性連結部は,当該挟み具を吊すためのCリング状の吊り部材が連結される連結部であるとともに,当該弾性連結部は前記一対の指当て部同士を連結する薄肉ベルト状であり,かつその中央部に前記吊り部材との連結部をなす圧肉部が形成されており,前記Cリング状の吊り部材は,前記薄肉ベルト部から弾性連結部に装着されることを特徴とする請求項1または2記載の挟み具。
- 前記本体の摘み部は,側面視略ラッキョウ形であるとともに,前記指当て部が前記摘み部に対し,摘み方向に関して回動不能に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の挟み具。
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