JP2007119040A - 注出口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流動物を充填した収納体の注出口装置で生じやすい後引きを防止する。
【解決手段】収納体内の流動物aを通す収納体に連結された筒体4と、筒体内に設けられた弾性薄板からなる逆止め弁5とを備え、弾性薄板が開位置から閉位置へと復帰する際に筒体の先端から引き戻される流動物bを溜める流動物貯留室4cが、筒体の先端部に先細状に設けられる。収納体の押圧により筒体内に流入した流動物は、逆止め弁の弾性薄板を押し退けるようにして通過し、流動物貯留室の先細状の先端から外部に流出する。収納体の押圧を止めると、逆止め弁の弾性薄板が原形に復し流動物の流出を停止させるとともに、外部の空気の収納体内への侵入を阻止し、中身の酸化、吸湿等を防止する。また、逆止め弁の弾性薄板が開位置から閉位置へと復帰する際に筒体の先端に付着した流動物を筒体内に引き戻し、引き戻された流動物は先細状の流動物貯留室内に溜められ後引きが防止される。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体、粘稠体等の流動物を袋等から注出するための注出口装置に関する。
液体、粘稠体等の流動物は、カートン、チューブ、袋等の収納体に充填され、カートン、チューブ、袋等の収納体の各々には内容物である流動物を注出するための各種の注出口装置が設けられる(例えば、特許文献1,2,3,4参照。)。
また、牛乳等を充填するカートンの注出口装置には、逆止め弁が設けられたものがある。逆止め弁により空気がカートン内に流入しないようにし、内容物の酸化、腐敗を抑制しようとする(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭63−33248号公報 特開平9−249237号公報 実開平2−108863号公報 実用新案登録第3087204号公報
内容物である流動物を収納体の注出口装置から注出すると、流動物が注出口の回りを伝わって滴るという後引き現象が生じる。上記いずれの注出口装置もこの後引き現象を適正に防止することができない。
従って、本発明は上記問題点を解決することができる注出口装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る発明は、収納体(2)内の流動物(a)を通す収納体(2)に連結された筒体(4)と、筒体(4)内に設けられた弾性薄板からなる逆止め弁(5)とを備え、弾性薄板が開位置から閉位置へと復帰する際に筒体(4)の先端から引き戻される流動物(b)を溜める流動物貯留室(4c)が、筒体(4)の先端部に先細状に設けられたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の注出口装置において、弾性薄板を複数本の切り込み(5a)が横断することにより複数枚の弁片(5b)が形成されたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の注出口装置において、筒体(4)の流動物貯留室(4c)に対応する先端部(4e)が、筒体(4)に嵌合可能に形成されたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の注出口装置において、筒体(4)の先端がシール片(7)により閉じられたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の注出口装置において、逆止め弁(5)を保持した内筒(6)が筒体(4)内に挿入されることにより、逆止め弁(5)が筒体(4)内の所定箇所に配置されたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の注出口装置において、筒体(4)の先端を開閉する蓋(8)が筒体(4)に螺合していることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の注出口装置において、筒体(4)の先端を開閉する蓋(14)が筒体(4)に一体型ヒンジ(15)を介し連結されていることを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の注出口装置において、筒体(4)の先端を開閉する蓋(10)が破断膜(11)を介して筒体(4)の先端に連結され、蓋(10)と破断膜(11)とにより筒体(4)の先端が密封されたことを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の注出口装置において、収納体が袋(2)であることを特徴とする。
本発明によれば、収納体(2)内の流動物(a)を通す収納体(2)に連結された筒体(4)と、筒体(4)内に設けられた弾性薄板からなる逆止め弁(5)とを備え、弾性薄板が開位置から閉位置へと復帰する際に筒体(4)の先端から引き戻される流動物(b)を溜める流動物貯留室が、筒体(4)の先端部に先細状に設けられたことから、収納体(2)の押圧等により筒体(4)内に流入した流動物(a)は、逆止め弁(5)の弾性薄板を押し退けるようにして通過し、流動物貯留室(4c)の先細状の先端から外部に流出するが、収納体(2)の押圧等を止めると、逆止め弁(5)の弾性薄板が原形に復し流動物(a)の流出を停止させるとともに、外部の空気の収納体(2)内への侵入を阻止し、中身の酸化、吸湿等を防止する。また、逆止め弁(5)の弾性薄板が開位置から閉位置へと復帰する際に筒体(4)の先端に付着した流動物(b)を筒体(4)内に引き戻し、引き戻された流動物(b)は先細状の流動物貯留室(4c)内に溜められ、これにより後引きが防止される。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1に示すように、この注出口装置1は、収納体である例えば袋2のシール部3に装着される。袋2内には流動物である例えば練乳が充填されている。
図2及び図4に示すように、注出口装置1は、袋2内の流動物を通す袋2に連結された筒体4と、筒体4内に設けられた弾性薄板からなる逆止め弁5とを備える。
筒体4は、円筒状に形成され、その始端には横断面が扁平楕円形である基部4aが設けられる。筒体4はこの基部4aが袋2のシール部3に挟まれヒートシール等されることにより袋2に連結される。
逆止め弁5は、シリコンゴム等の弾性材で形成された円形の弾性薄板からなる。図2に示すように、弾性薄板の中心部には、弾性薄板を横断するように複数本の切り込み5aが入れられ、これにより複数枚の弁片5bが形成されている。具体的には、二本の切り込み5aによって四枚の弁片5bが形成される。袋2の押圧等により袋2内の流動物に圧力が加えられると、図3(A)(B)に示すように、流動物aが筒体4内に流入し、弾性薄板の弁片5bを押し開いて筒体4の先端から袋2外に流出し、袋2の押圧が解除されると、弾性薄板の弁片5bはその弾性により原形に復し筒体4の流路を遮断する。
逆止め弁5は、筒体4の内部に直に固定することもできるが、具体的には図2及び図4に示すように、内筒4の先端に保持され、内筒6が筒体4内に挿入されることにより、筒体4内の所定箇所に配置される。逆止め弁5の弾性薄板の周囲には保持手段として環状溝5cが形成され、この環状溝5cに内筒6のフランジ6aが嵌まり込むことにより、逆止め弁5が内筒6の先端に保持される。また、内筒6と筒体4とには結合手段として環状突起6b及び環状溝4bが形成される。逆止め弁5を保持した内筒6を筒体4内に挿入し、環状突起6bと環状溝4bとを嵌合させることにより、逆止め弁5が筒体4内の先端部の所望位置に固定される。
このように、逆止め弁5はヒートシールによることなく内筒6を用いて筒体4内の先端にスナップオンで固定するので、注出口装置1の組み立てが簡易化される。また、ヒートシールによる熱や圧力による逆止め弁5の変形、変質等が防止される。さらに、逆止め弁5は袋2にヒートシールされる基部4aから離れているので、基部4aを袋2にヒートシールする際の熱や圧力による変形等が防止される。
筒体4の先端部には、図3(A)(B)に示すように、弾性薄板の弁片5bが開位置から閉位置へと復帰する際に筒体4の先端から引き戻される流動物aを溜める流動物貯留室4cが先細状に形成される。流動物貯留室4cは、弾性薄板の弁片5bが閉じる時に流動物aを筒体4側に吸引しうる量に略等しい容積を有する。流動物貯留室4cはノズルのように先細になっていることから、流動物aを小出しに使用することができ、また、流動物貯留室4c内に吸引した流動物bが自然に外部に流出するのを防止することができる。
これにより、袋2を押圧することで筒体4内に流入した流動物aは、図3(A)に示すように、逆止め弁5の弾性薄板の弁片5bを押し退けるようにして通過し、流動物貯留室4cの先細になった先端から外部に流出するが、袋2の押圧を止めると、図3(B)に示すように、逆止め弁5の弁片5bが原形に復し流動物aの流出を停止させるとともに、外部の空気の袋2内への侵入を阻止する。また、逆止め弁5の弁片5bが開位置(図3(A))から閉位置(図3(B))へと復帰する際に筒体4の先端に残留した流動物bを筒体4内に引き戻す。引き戻された流動物bは先細状の流動物貯留室4c内に溜められ、この結果、流動物bの後引きが防止される。
その他、図4に示すように、必要に応じて、筒体4の先端がシール片7により閉じられ、袋2内がより適正に密封される。流動物aを注出口装置1で袋2外に注出するに際してシール片7が破られ、或いは除去される。また、図2に示すように、筒体4にはキャップ状の蓋8が螺合している。この蓋8により開封後の袋2の内容物である流動物aが保護される。蓋8には破断片8aを介して環状のピルファープルーフ片8bが設けられ、このピルファープルーフ片8bが筒体4の外周に形成された突起4dに係止される。
次に、上記構成の注出口装置1の作用について説明する。
図2及び図4に示すように、注出口装置1は、逆止め弁5を取り付けた内筒6を筒体4内に挿入して逆止め弁5を筒体4内の所定位置に固定し、筒体4の先端にシール片7を貼着して筒体4の開口を閉じ、蓋8をシール片7の上から筒体4に被せ、筒体4と螺合させることにより組み立てられる。
そして、図1に示すように、袋2のシール部3に基部4aの箇所で接着することにより袋2に装着される。
内容物である流動物aは、注出口装置1が装着された袋2の未シール部から袋2内に充填され、しかる後この未シール部がシールされることにより、袋2内に気密状態で貯留される。
袋2は、蓋8を筒体4から外し、シール片7を筒体4の先端から引き剥がすことにより開封される。
袋2を押圧することにより、袋2内の流動物aは筒体4内に流入し、図3(A)に示すように、逆止め弁5における弾性薄板の弁片5bを押し退けるようにして通過し、流動物貯留室4cの先細状の先端から外部に流出する。
袋2の押圧を止めると、図3(B)に示すように、逆止め弁5の弁片5bがその弾性により原形に復し流動物aの流出を停止させ、袋2内を外部から遮断する。これにより、外部の空気の袋2内への侵入が阻止され、中身の酸化、吸湿等が防止される。この場合、流動物aの収納体が柔軟な袋2であるから、収納体の弾性復帰によるサックバックが防止され、サックバックによる外部の空気の袋2内への侵入が阻止される。
また、逆止め弁5の弁片5bが開位置(図3(A))から閉位置(図3(B))へと復帰するとき、原形に復する弁片5bが筒体4の先端に残留した流動物bを筒体4内に引き戻す。この引き戻された流動物bは先細状の流動物貯留室4c内に溜められる。これにより、流動物bが筒体4の先端から滴り落ちるという後引きが防止される。
<実施の形態2>
図5に示すように、この実施の形態2に係る注出口装置9は、実施の形態1の場合と同様に袋2に装着されるが、実施の形態1の場合とは異なる蓋10が採用される。
すなわち、図6及び図7に示すように、栓状の蓋10が破断膜11を介して筒体4の先端に連結され、蓋10と破断膜11とにより筒体4の先端が密封される。また、これにより実施の形態1の場合のシール片7が省略される。
袋2を開封するには、蓋10を破断膜11の箇所で破断させ、再度袋2を閉じる場合は図8に示すように蓋10を逆さまにして筒体4内に差し込む。これにより、袋2が再度密封され、袋2内の流動物が保護される。
中身の流動物の取り出しは、例えば袋2を押圧することにより行なうことができ、袋2の押圧により袋2内の流動物は筒体4内に流入し、図9(A)に示すように、逆止め弁5における弾性薄板の弁片5bを押し退けるようにして流れ、流動物貯留室4cの先細になった先端から外部に流出する。
袋2の押圧を止めると、図9(B)に示すように、逆止め弁5の弁片5bがその弾性により原形に復し流動物aの流出を停止させ、袋2内を外部から遮断する。これにより、空気の袋2内への侵入が阻止され、中身の酸化、吸湿等が防止される。この場合、収納体が柔軟な袋2であるから、収納体の弾性復帰によるサックバックも防止され、サックバックによる空気の袋2内への侵入も防止される。
また、逆止め弁5の弁片5bが開位置(図9(A))から閉位置(図9(B))へと復帰するとき、原形に復する弁片5bが筒体4の先端に残留した流動物bを筒体4内に引き戻す。この引き戻された流動物bは先細の流動物貯留室4c内に溜められる。これにより、流動物bが筒体4から滴り落ちるという後引きが防止される。
その他、この実施の形態2において実施の形態1の場合と同じ部分には同じ符号を用いて示し、重複した説明を省略することとする。
<実施の形態3>
この実施の形態3に係る注出口装置12は、実施の形態1,2の場合と同様に袋2に装着されるが、図10乃至図12に示すように、実施の形態1,2の場合とは異なる構造の流動物貯留室が採用される。
すなわち、筒体4の流動物貯留室4cに対応する先端部4eが筒体4とは別個に形成された後に、筒体4の先端に嵌め込まれる。先端部4eと筒体4とは例えば環状突起4f及び環状溝4gからなる連結手段により連結される。
また、実施の形態1,2における内筒6が省略され、逆止め弁5は筒体4の先端に直に取り付けられる。逆止め弁5における弾性薄板の弁片5bは三本の切り込み5aにより六枚構成とされる。
この実施の形態3において、袋2は蓋8を筒体4から外し、シール片7を筒体4の先端から引き剥がすことにより開封される。
袋2を押圧することにより、袋2内の流動物aは筒体4内に流入し、図11(A)に示すように、逆止め弁5における弾性薄板の弁片5bを押し退けるようにして通過し、流動物貯留室4cの先細状の先端から外部に流出する。
袋2の押圧を止めると、図11(B)に示すように、逆止め弁5の弁片5bがその弾性により原形に復し流動物aの流出を停止させ、袋2内を外部から遮断する。これにより、外部の空気の袋2内への侵入が阻止され、中身の酸化、吸湿等が防止される。この場合、収納体が柔軟な袋2であるから、収納体の弾性復帰によるサックバックも防止され、サックバックによる外部の空気の袋2内への侵入も防止される。
また、逆止め弁5の弁片5bが開位置(図11(A))から閉位置(図11(B))へと復帰するとき、原形に復する弁片5bが筒体4の先端に残留した流動物bを筒体4内に引き戻す。この引き戻された流動物bは先細状の流動物貯留室4c内に溜められる。これにより、流動物bが筒体4から滴り落ちるという後引きが防止される。
その他、この実施の形態3において実施の形態1,2の場合と同じ部分には同じ符号を用いて示し、重複した説明を省略することとする。
<実施の形態4>
図13に示すように、この実施の形態4に係る注出口装置13は、実施の形態1,2,3の場合と同様に袋2に装着されるが、実施の形態1,2,3の場合とは異なる蓋14が採用される。
すなわち、図14及び図16に示すように、蓋14が筒体4に薄肉の一体型ヒンジ15を介し連結される。
この実施の形態4において、蓋14を一体型ヒンジ15を支点に回して筒体4の先端部を開放し、シール片7を筒体4の先端から引き剥がすことにより袋2が開封される。
袋2を押圧することにより、袋2内の流動物aは筒体4内に流入し、図15(A)に示すように、逆止め弁5における弾性薄板の弁片5bを押し退けるようにして通過し、流動物貯留室4cの先細状の先端から外部に流出する。
袋4の押圧を止めると、図15(B)に示すように、逆止め弁5の弁片5bがその弾性により原形に復し流動物aの流出を停止させ、袋2内を外部から遮断する。これにより、外部の空気の袋2内への侵入が阻止され、中身の酸化、吸湿等が防止される。この場合、収納体が柔軟な袋2であるから、収納体の弾性復帰によるサックバックも防止され、サックバックによる外部の空気の袋2内への侵入も防止される。
また、逆止め弁5の弁片5bが開位置(図15(A))から閉位置(図15(B))へと復帰するとき、原形に復する弁片5bが筒体4の先端に残留した流動物bを筒体4内に引き戻す。この引き戻された流動物bは先細状の流動物貯留室4c内に溜められる。これにより、流動物bが筒体4の先端から滴り落ちるという後引きが防止される。
その他、この実施の形態4において実施の形態1,2,3の場合と同じ部分には同じ符号を用いて示し、重複した説明を省略することとする。
なお、本発明は上記各種実施の形態に限定されるものではなく適宜変更可能であり、例えば実施の形態では内容物の流動物を粘稠物の練乳としたが、それ以外にシロップ、蜂蜜、ゼリー、酸化染毛剤等も充填可能であり、粘度の小さい牛乳等の液体も充填可能である。また、実施の形態では注出口装置を取り付けた袋を四方シール式のものとしたが、二方シール袋、三方シール袋、ガセット袋、自立式袋等であってもよく、また、注出口装置を袋のシール部に装着したが、袋のシート面上の装着することも可能である。また、注出口装置は袋以外にカートン、チューブ等他の形態の収納体に装着することも可能である。チューブ等腰のある収納体を採用する場合は、逆止め弁による残留流動物の引き戻しのほか収納体によるサックバックによっても残留流動物を筒体内に引き戻すことができる。逆止め弁の弁片の形状も適宜変更可能であり、その材料もシリコンゴムに限らず、金属等他の弾性材料を使用することが可能である。流動物貯留室の先端の開口も円形のほか、楕円形、長方形、スリット形等所望の形状とすることができる。
本発明の実施の形態1の注出口装置が装着された袋の正面図である。 図1に示す注出口装置の垂直断面図である。 (A)は流動物の注出を停止した直後における注出口装置の垂直断面図、(B)は流動物の後引きを阻止した状態の注出口装置の垂直断面図である。 (A)は注出口装置の分解図、(B)は注出口装置の分解断面図である。 本発明の実施の形態2の注出口装置が装着された袋の正面図である。 図5に示す注出口装置の垂直断面図である。 図5に示す注出口装置の分解断面図である。 蓋で注出口装置を閉じた状態を示す垂直断面図である。 (A)は流動物の注出を停止した直後における注出口装置の垂直断面図、(B)は流動物の後引きを阻止した状態の注出口装置の垂直断面図である。 本発明の実施の形態3の注出口装置の垂直断面図である。 (A)は流動物の注出を停止した直後における注出口装置の垂直断面図、(B)は流動物の後引きを阻止した状態の注出口装置の垂直断面図である。 (A)は注出口装置の分解図、(B)は注出口装置の分解断面図である。 本発明の実施の形態4の注出口装置が装着された袋の正面図である。 図13に示す注出口装置の垂直断面図である。 (A)は流動物の注出を停止した直後における注出口装置の垂直断面図、(B)は流動物の後引きを阻止した状態の注出口装置の垂直断面図である。 (A)は注出口装置の分解図、(B)は注出口装置の分解断面図である。
符号の説明
2…袋
4…筒体
4c…流動物貯留室
4e…先端部
5…逆止め弁
5a…切り込み
5b…弁片
6…内筒
7…シール片
8,10,14…蓋
11…破断膜
15…一体型ヒンジ
a,b…流動物

Claims (9)

  1. 収納体内の流動物を通す収納体に連結された筒体と、筒体内に設けられた弾性薄板からなる逆止め弁とを備え、弾性薄板が開位置から閉位置へと復帰する際に筒体の先端から引き戻される流動物を溜める流動物貯留室が、筒体の先端部に先細状に設けられたことを特徴とする注出口装置。
  2. 請求項1に記載の注出口装置において、弾性薄板を複数本の切り込みが横断することにより複数枚の弁片が形成されたことを特徴とする注出口装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の注出口装置において、筒体の流動物貯留室に対応する先端部が、筒体に嵌合可能に形成されたことを特徴とする注出口装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の注出口装置において、筒体の先端がシール片により閉じられたことを特徴とする注出口装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の注出口装置において、逆止め弁を保持した内筒が筒体内に挿入されることにより、逆止め弁が筒体内の所定箇所に配置されたことを特徴とする注出口装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の注出口装置において、筒体の先端を開閉する蓋が筒体に螺合していることを特徴とする注出口装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の注出口装置において、筒体の先端を開閉する蓋が筒体に一体型ヒンジを介し連結されていることを特徴とする注出口装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の注出口装置において、筒体の先端を開閉する蓋が破断膜を介して筒体の先端に連結され、蓋と破断膜とにより筒体の先端が密封されたことを特徴とする注出口装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の注出口装置において、収納体が袋であることを特徴とする注出口装置。
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