JP2019001486A - 袋組立体、材料供給装置及びキャップ - Google Patents

袋組立体、材料供給装置及びキャップ Download PDF

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Abstract

【課題】袋に充填された材料の物性が経時的に変化することを抑制可能な袋組立体及びキャップを提供する。【解決手段】本発明に係る袋組立体は、粘性材料Mを収容する収容空間を備えた袋体と、袋体に取り付けられ、収容空間内の粘性材料を外部に送り出す通路23を備えたスパウト20と、袋体の収容空間及びスパウトの通路を外部と連通させる連通穴32、及び袋体の収容空間及びスパウトの通路を、連通穴を除いて外部と隔離する隔離壁33を備え、スパウトの通路における粘性材料の取出口21に取り付けられるキャップ30と、キャップに着脱可能に組み付けられ、キャップとの組付状態において連通穴を閉塞する閉塞部材40と、を有する。キャップは、スパウトとの取付状態において取出口よりも通路における袋体の側に隔離壁が配置される。【選択図】図7

Description

本発明は袋組立体、材料供給装置及びキャップに関する。
従来からシール剤、接着剤として、反応性シリコーン、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の高粘度の粘性材料が利用されている。このような材料は、袋に収容された状態で容器本体に設置されることが多い(特許文献1参照)。
特開2002−255285号公報
ここで、粘性材料は最初から袋に収容された状態で使用者に供給されず、缶やタンク等に収容された材料を、配管等を介して袋の開口部から袋に充填したうえで使用する場合がある。この場合、袋への材料の充填の際に袋内には空気等が混入し、保管等によって所定時間が経過した際に袋内の材料の物性が経時的に変化するおそれがある。
そこで本発明は、袋に充填された材料の物性が経時的に変化することを抑制可能な袋組立体及び材料供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一態様に係る袋組立体は、粘性材料を収容する収容空間を備えた袋体と、袋体に取り付けられ、収容空間内の粘性材料を外部に送り出す通路を備えたスパウトと、袋体の収容空間及びスパウトの通路を外部と連通させる連通穴、及び袋体の収容空間及びスパウトの通路を連通穴を除いて外部と隔離する隔離壁を備え、スパウトの通路における粘性材料の取出口に取り付けられるキャップと、キャップに着脱可能に組み付けられ、キャップとの組付状態において連通穴を閉塞する閉塞部材と、を有する。キャップは、スパウトとの取付状態において取出口よりも通路における袋体の側に隔離壁が配置される。また、本発明の一態様は、上記袋組立体を備える材料供給装置である。また、本発明の一態様は上記袋組立体に用いられるキャップである。
本発明に係る袋組立体、材料供給装置及びキャップによれば、上記のように構成しているため、袋に充填された材料の物性が経時的に変化することを抑制できる。
本発明の一実施形態に係る材料供給装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る材料供給装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る材料供給装置を示す平面図である。 材料供給装置を構成する袋組立体を示す斜視図である。 袋組立体の分解斜視図である。 袋組立体を構成する袋体の変形例を示す平面図である。 袋組立体においてキャップ、閉塞部材、及びスパウトの取り付けについて示すキャップの略中心を通過する位置での断面図である。 袋組立体を構成するキャップを示す斜視図である。 袋組立体を構成する閉塞部材を示す斜視図である。 袋組立体を構成するスパウトを示す斜視図である。 袋組立体を構成するスパウトを示す側面図である。 袋組立体を構成するスパウトを示す底面図である。 材料供給装置を構成するノズルを示す斜視図である。 スパウトにノズルを取り付けた状態を示す斜視図である。 スパウトにノズルを取り付けた状態を示す底面図である。 図15の16−16線に沿う断面図である。 材料供給装置を構成する扱き部の構成を示す分解斜視図である。 扱き部を構成するローラーを示す正面図である。 扱き部を構成する取付部材を示す側面図である。 扱き部を構成する挟持部について示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る材料供給方法について説明するフローチャートである。 袋体に収容された材料を送り出す様子を説明する図である。 袋体に収容された材料を送り出す様子を説明する図である。 袋体に収容された材料を送り出す様子を説明する図である。 スパウトからノズルを取り外す様子を説明する図である。 新しい(他の)容器にノズルを挿入する様子を説明する図である。 スパウトの変形例を示す斜視図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
なお、以下では図面を用いた説明にあたり、図面に直交座標系と円筒座標系とを図示する。直交座標系のx方向は後述する袋体11、スパウト20、キャップ30及び閉塞部材40が並ぶ方向であり、便宜上、軸方向と称する。符号のzは、装置の高さ方向にあたり、yは軸方向x及び高さ方向zに直交する袋組立体の幅方向を示す。円筒座標系のrは、スパウト20、キャップ30、及び閉塞部材40等の略円筒状部材の放射方向又は径方向を示す。θは、スパウト20、キャップ30、及び閉塞部材40等の円筒状部材の周方向、角度方向、又は回転方向を示す。
(材料供給装置)
図1〜図26は本発明の一実施形態に係る材料供給装置の説明に供する図である。本実施形態に係る材料供給装置100は、例えばシール剤、接着剤等として変性シリコーン系、シリコーン系、ウレタン系等の湿気硬化性樹脂のような粘性材料を供給する際に使用される。本発明に適する粘性材料の粘度の範囲は、20〜1000Pa・sが好ましく、より好ましくは50〜500Pa・sであり、特に好ましくは75〜350Pa・sの範囲である。また、粘性材料のチクソ比は、1.0〜5の範囲が好ましく、さらに好ましくは1.5〜5の範囲であり、特に好ましくは1.7〜3の範囲である。なお、チクソ比とは、粘性材料の流れ易さを表す特性値であり、レオメーターを用いてせん断速度1(1/s)の時の粘度をせん断速度10(1/s)の時の粘度で除した比率で定義される。材料供給装置100は、図1等を参照して概説すれば、材料を収容する袋組立体10と、袋組立体10に接続されるノズル50と、袋組立体10を扱く扱き部60と、袋組立体10内の材料を送り出すポンプ70と、を有する。
また、材料供給装置100は、動力を供給するモーターMtと、ポンプ70等を制御する制御部80と、装置全体を移動可能にする移動部90と、を有する。以下、詳述する。
(袋組立体)
袋組立体10は、図4に示すように材料を収容する収容空間12を備えた袋体11と、袋体11の開口部13に取り付けられ、収容空間12内の材料を外部に送り出す通路23を備えたスパウト20と、を有する。袋組立体10は、収容空間12及び通路23を外部と連通させる連通穴32、及び収容空間12及び通路23を、連通穴32を除いて外部と隔離する隔離壁33を備え、スパウト20の通路23における材料の取出口21に取り付けられるキャップ30を有する。袋組立体10は、キャップ30に着脱可能に組み付けられ、キャップ30との組付状態において連通穴32を閉塞する閉塞部材40を有する。
袋体11は、図4、5に示すように、袋体11の内部において粘性材料を収容する収容空間12と、容器内の粘性材料を外部に取り出すための開口部13と、を備える。袋体11は、また、開口部13以外の部位を封止して形成した溶着部14と、収容空間12に形成され開口部13に向かうにつれて収容空間12の断面積が減少する減少部15と、を有する。
袋体11は、例えば、ポリエチレンなどのシートを例えば2枚用意し、2枚のシートにおいて開口部13を除く箇所を溶着することによって形成される。上記シートは、多層体であることが好ましい。多層体は、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、ナイロン、アルミニウム等を複数組み合わせた構造に構成している。袋体11は、2枚のシートを、開口部13を除いて溶着することによって構成しているが、これに限定されない。図4では破線にて示すように2枚の側面となるシートの間に底面Bとなるシートを配置して容器を構成しているが、このように構成してもよい。また、粘性材料を収容できれば一枚のシートを折り曲げて重ね、開口部を残しつつ重ねたシート片の外周部分を溶着してもよい。
収容空間12は、袋体11の内部に形成された空間であり、扱き部60等によって送り出される前の粘性材料が収容される。収容空間12には、シール剤、接着剤等として、シリコーン系、ウレタン系等の湿気硬化性の樹脂が収容される。開口部13は、袋体11を構成するシートが重ねられた部分の中でもスパウト20が取り付けられる部位である。開口部13は、本実施形態において2枚のシートを重ね合わせた箇所の一部外周に設けている。しかし、スパウトを取り付けることができれば、シートが重ねられた部位以外の箇所、例えば袋体11を構成するシートの中央等に開口部を設けてもよい。
溶着部14は、袋体11において収容空間12を形成するために、材料となる所定枚数のシートを重ねて接合した部位である。溶着部14は、図5等において2枚のシートを重ね、開口部13を除く外周部分を溶着して構成している。
減少部15は、図4、5に示すように袋体11において扱き部60をスパウト20に向けて移動させる軸方向x(図4、5における斜め左下方向)において収容空間12の断面積が減少する部位である。別の言い方をすれば、減少部15は、袋体11を平面視した際の収容空間12の両端部の位置が開口部13に向かうにつれて開口部13に接近する(先細りする)部位である。
このように図5では減少部15における袋体11の外形が袋体11の収容空間12の形状と同様に開口部13に向かって先細りする形状に構成している。しかし、収容空間12の断面積が開口部13に向かうにつれて減少するように構成できれば、袋体11の外形形状は図5以外にも例えば図6のように矩形状のシートとして構成してもよい。
また、扱き部60によって扱くことができれば、袋体11の外形形状は図4以外の形状であってもよい。減少部15の外形形状は、図4において直線として図示しているが、容器内の粘性材料を残り難くできれば曲線として構成してもよい。
(スパウト)
図10〜図12はスパウトを示す斜視図、側面図、底面図である。スパウト20は、図10〜図12に示すように、袋体11の開口部13に取り付けた際の軸方向xにおける外側に配置される粘性材料の取出口21と、開口部13に取り付けた際の内側に位置する粘性材料の取込口22と、を備える。スパウト20は、また、取出口21と取込口22とをつなぎ、粘性材料が流通する通路23と、扱き部60を構成する扱き部材61、62と接触する接触部24と、袋体11と接合される接合部25と、を有する。
取出口21は、開口を備えた円筒形状に構成している。取込口22は、取出口21と連通する。通路23は取出口21と取込口22とをつなぐ空洞形状であり、当該部分に収容空間12からの粘性材料が流通し、取出口21から外部へと送り出される。
接合部25は、図10、11に示すように袋体11を構成するシートと接触する部位に形成される。接合部25は、図11に示すように軸方向xにおける長さが側方から中央に向かうほど大きくなる部位である。
接触部24は、扱き部60を用いて袋体11を扱いた際に扱き部60を構成する扱き部材61又は扱き部材62と接触する部位である。なお、ここでいう接触とは、袋体11を構成する袋体11を構成するシートを介して扱き部材61、62と接触部24とが接触することを意味する。接触部24は、扱き部材61、62とできるだけ隙間なく接触できるように、扱き部材61、62の一部と同形状又は略同形状の面を有しており、本実施形態では曲面形状で構成している。
取込口22の縁部は、図10に示すように接触部24上に設けており、取込口22は接触部24から連続して形成している。このように構成することによって、収容空間12内の粘性材料を移動させるために扱き部材61、62を接触部24に接触させた際に、収容空間12からの粘性材料をほとんど残さずにスパウト20の通路23に流通させることができる。
また、接触部24は、袋体11を構成するシートと溶着されない部位である。スパウト20における接合部25と接触部24の表面積の比率は、一例を挙げれば2.8:7.2として構成することができる。
(キャップ)
図7、8はキャップ30の説明に供する図である。キャップ30は、図7、8に示すようにスパウト20の通路23における取出口21に取り付けられる取付部31を備える。キャップ30は、収容空間12及び通路23を外部と連通させる連通穴32を備える。キャップ30は、収容空間12及び通路23を、連通穴32を除いて外部と隔離する隔離壁33を備える。また、キャップ30は、連通穴32の頭上において閉塞部材40が組み付けられる被組付部34を備える。
キャップ30は、略円筒状に形成され、取付部31は、円筒形状の側面にあたり、図7に示すようにスパウト20の通路23を形成する壁面に嵌合して取り付けられる。
連通穴32は、キャップ30がスパウト20に取り付けられ、かつ閉塞部材40がキャップ30に取り付けられていない状態で収容空間12と外部とを連通させる。連通穴32は、図7に示すように隔離壁33よりも放射方向rの内方に設けられる。本実施形態において連通穴32は、軸方向xから見た際に円形状の略中心に一つ設けるように構成している。しかし、閉塞部材40との組付状態で収容空間12及び通路23と外部とを隔離できれば、連通穴32の位置は円の略中心でなくてもよく、穴の個数も一つに限定されない。
隔離壁33は、略円筒状のキャップ30の軸方向xにおける中間部に設けられた壁面にあたる。隔離壁33は、円筒形状の壁面の中でも放射方向rにおける外方に位置し、スパウト20との取付状態においてスパウト20の取出口21よりも通路23における袋体11の側に配置される。隔離壁33をこのように構成することによって、袋体11の収容空間12及びスパウト20の通路23は、連通穴32を除いて外部と隔離される。また、隔離壁33は、図7に示すように通路23の側における壁面が連通穴32に向かってすぼむように傾斜して形成される。
被組付部34は、キャップ30に閉塞部材40を組み付ける部位である。被組付部34は、連通穴32の周囲近傍において隔離壁33から軸方向xの外方に延在し、取付部31よりも小さい円筒の側面壁として構成している。被組付部34は、本実施形態において軸方向xから見た際に円筒形状の側面として構成しているが、閉塞部材40を組み付けることができれば、形状は上記に限定されず、側面壁はCの字のように側面壁を周方向θに全周設けなくてもよい。
(閉塞部材)
閉塞部材40は、図7、9に示すようにキャップ30に着脱可能に組み付けられ、キャップ30との組付状態において連通穴32を閉塞し、これにより収容空間12と通路23を外部と隔離する。閉塞部材40は、図7、9に示すようにキャップ30の被組付部34に組み付けられる組付部41と、キャップ30との組付状態において連通穴32を閉塞する閉塞壁42と、を備える。
閉塞部材40は、キャップ30と同様に略円筒状に形成される。閉塞壁42は、円筒形状の底面にあたり、閉塞部材40をキャップ30の被組付部34に組み付けた状態においてキャップ30の隔離壁33と共に収容空間12及び通路23を外部と隔離する。
組付部41は、図9に示すように閉塞壁42の面と交差(直交)する軸方向xに閉塞壁42の外周縁部を部分的に延在させた側面壁を備えるように構成している。本実施形態において組付部41の側面壁は、図9に示すように円筒形状の側壁に切り欠きを周方向θに略90度間隔で4箇所設けて構成している。しかし、キャップ30の被組付部34に組み付けできれば、組付部41の分割数や切り欠きの位置は上記に限定されない。
また、組付部41は、本実施形態において図9に示すように円筒形状の側面の一部を他の側面よりも放射方向rの外方に突出させた突出部43を設けている。突出部43は図7に示すようにキャップ30の被組付部34と嵌合し、閉塞部材40をキャップ30に組み付けた状態を保持するように構成している。図7に示す突出部43のようにキャップ30の被組付部34に集中して圧力を付与することによって、少ない挿入抵抗でキャップ30の被組付部34への嵌合力を発揮することができる。しかし、閉塞部材40の組付状態で収容空間12及び通路23を外部と隔離できれば、閉塞部材40は突出部43を備えていなくてもよい。
(ノズル)
図13〜16はノズルの説明に供する図である。
ノズル50は、袋体11内の粘性材料を外部に送り出す際にスパウト20に挿入される。ノズル50は、図13〜図16に示すように、スパウト挿入部51と、ポンプ接続部52と、ノズル50のスパウト20に対する挿入方向の位置を決めるためのフランジ53と、を備える。また、ノズル50は、ノズル50とスパウト20との間をシールするシール部材を取り付ける取り付け溝54と、を備える。
ノズル50は、開口を備えた中空の略円筒形状に形成している。スパウト挿入部51は、円筒形状の比較的先端に設けられ、スパウト20の内部に挿入される部位に当たる。スパウト挿入部51は、外径をスパウト20の通路23の内径と略同径に構成している。また、スパウト挿入部51は、最も先端側に位置する先端部51aを有する。
先端部51aは、図14に示すようにフランジ53をスパウト20の取出口21のフランジに突き当てた際に、スパウト20の接触部24の面と略同一面となるように構成している。なお、図14は、図13に示すノズル50にスパウト20を取り付けた状態を示す図である。先端部51aは、接触部24と略同一面となっている状態で袋体11のシートを介して扱き部材61、62と接触する。
なお、ここでいう接触についてもスパウト20の接触部24で説明したものと同じ意味である。また、図16では、接触部24と先端部51aとが重なっており、接触部24と先端部51aとを区別して図示するために、意図的に先端部51aの線を接触部24の線から若干ずらして二点鎖線として図示している。
フランジ53は、上記のようにノズル50をスパウト20に挿入した際に先端部51aが接触部24と略同一面となる位置に設けている。ポンプ接続部52は、ノズル50の基部側に位置し、ポンプ70に接続される部位であり、形状は従来公知のものと同様であるため詳細な説明を省略する。取り付け溝54は、図13及び図16等に示すように略円筒形状の外側面に設けられた溝形状であり、Oリングなどのシール部材が取り付けられる。
(扱き部)
図17〜20は扱き部60の説明に供する図である。
扱き部60は、袋体11内に収容された粘性材料を外部に送り出す際に用いられる。扱き部60は、図17〜20に示すように袋体11の外表面と接触し、袋体11を扱いて収容空間12内の材料をスパウト20の通路23に向けて押し出す一対の扱き部材61、62と、扱き部材61、62を取り付けるための一対の取付部材63と、を備える。また、扱き部60は、袋体11を扱くために扱き部材61を扱き部材62に向かって押圧するための弾発力を付与する弾発部材64と、取付部材63を袋体11に対して移動させる一対のリニアガイド65と、袋体11を挟持する挟持部66と、を備える。
扱き部材61は、扱き部材62に対して接近離間可能に構成されている。扱き部材61は、図19に示す取付部材63に形成された取付部63aに沿って扱き部材62との間隔を調整できるように扱き部材62に対して移動可能に構成している。
扱き部材61は、図18に示すように、取付部材63に取り付けられる取付部61aを備える。また、扱き部材61は、取付部61aと別部材で構成されると共に取付部61aの外方に配置され、取付部材63を袋体11に対して移動させる際に扱き部材61を回転可能にする回転部61bと、を有する。
取付部61aは、扱き部材61の中心部分に位置する軸部分である。取付部61aは取付部材63に設けられたラックのような形状と噛合うピニオンのような歯の形状を設けている。取付部61aが上記のように構成されることによって、扱き部材61と扱き部材62との間隔の調整が可能になる。
回転部61bは、取付部61aと別体に構成され、取付部61aと回転部61bとの間には例えばベアリングなどが配置されることによって回転部61bは取付部61aの動作と独立して回転できるように構成している。扱き部材61は上記のように構成することによって、取付部材63を用いて扱き部材61を移動させると、回転部61bが回転しながら袋体11を扱くように構成している。
扱き部材62は、図17に示すように、取付部62aと、回転部62bと、を備える。扱き部材62は、扱き部材61と異なり、取付部材63に対して固定して取り付けられる。そのため、扱き部材61のように軸部分にピニオンのような歯形の形状は設けていない。しかし、これに限定されず、扱き部材61と同様にラックのような歯形の形状を設けてもよい。回転部62bは、扱き部材61の回転部61bと同様であるため、説明を省略する。
また、図17等では扱き部60が扱き部材61、62を備えるように構成しているが、これに限定されず、袋体11を扱くことができれば、平板に袋体11を載置し、上部から一つの扱き部材を押し付けて扱くように構成してもよい。また、扱き部材61、62は本実施形態において袋体11の外表面において接触する一対のローラーであり、上記のように回転しながら扱き動作を行う。しかし、これに限定されず、上記以外にも回転させずに扱き動作を行うように構成してもよい。その場合、扱き部材の形状は円筒形状だけでなく、例えば断面を多角形状で構成してもよい。
取付部材63は、扱き部材61、62の端部に取り付けられてリニアガイド65上において扱き部材61、62を移動可能にする。取付部材63は、図17、図19に示すように、扱き部材61を取り付けると共に扱き部材61と扱き部材62との間隔を調整可能にするための取付部63aを備える。また、取付部材63は、扱き部材62を取り付けるための取付部63bと、取付部材63をリニアガイド65に移動可能に取り付けるレール取付部63cと、を備える。
取付部63aは、取付部材63における側面に設けられ、取付部材63をリニアガイド65に配置した際の内側に設けられる。取付部63aは、扱き部材61が移動するラックのような形状の溝を形成することによって構成しているが、扱き部材61と扱き部材62との間隔を調整できれば上記の構成に限定されない。
また、取付部63aには弾発部材64が取り付けられる。弾発部材64は、扱き部材61が扱き部材62と共に袋体11を押し付けた際に、反力によって袋体11の押付力が弱められることを防止又は抑制する。弾発部材64は一端が取付部材63の取付部63aに取り付けられ、他端が扱き部材61に取り付けられて、扱き部材61を扱き部材62に向かって押し付ける弾発力(弾性力)を付与する。弾発部材64は、本実施形態において図17に示すように弾性部材であるばねによって構成しているが、扱き部材61、62による押付力の低減を防止又は抑制できれば、ばね以外の構成を用いてもよい。
取付部63bは、扱き部材62を取り付けるための構成であり、扱き部材62の軸部分を取り付けるための凹形状を有するように構成している。しかし、扱き部材62を取り付けることができれば、形状は凹形状に限定されない。レール取付部63cは、取付部材63をリニアガイド65において移動させるための構成であり、リニアガイド65に取り付けられる。
リニアガイド65は、図17に示すように、扱き部材61、62を取り付けた取付部材63を移動させるためのレール形状を有する。しかし、取付部材63を移動させることができれば、レール取付部63c及びリニアガイド65の構成は上記に限定されない。
挟持部66は、扱き部材61、62によって袋体11を扱く際に扱き部材61、62の移動に伴って袋体11が変形して扱く動作ができなくなることを防止するために用いられる。挟持部66は、袋体11におけるスパウト20を取り付けた位置と略反対側の端部を挟持して保持する。
挟持部66は、図20に示すように、袋体11を挟持するために袋体11の表面と接触する固定部66aと、袋体11において固定部66aが接触する面と反対側の面と接触し、固定部66aに対して接近離間可能に構成される可動部66bと、を備える。また、挟持部66は、固定部66aを取り付け、可動部66bを移動可能に取り付ける取付部66cと、を備える。
固定部66aは、取付部66cに略水平に取り付けられているが、可動部66bと共に袋体11を挟持できれば、取り付けの態様は水平に限定されない。可動部66bは不図示の駆動源によって取付部66cに移動可能に取り付けられる。取付部66cはリニアガイド65に直立した状態で設置される。取付部66cは固定して設置している。しかし、例えば様々な大きさの容器の端部を挟持するために、取付部材63と同様に移動可能に構成してもよい。
(その他の構成要素)
ポンプ70は、図1〜図3に示すように、スパウト20に挿入されるノズル50から送り出された粘性材料を、配管71などを介して圧送する。ポンプ70は、例えばプランジャポンプ、ギヤポンプ、スクリューポンプなどを適用することができるが、これに限定されない。
モーターMtは、扱き部60を構成する扱き部材61、62、及び取付部材63を動作させる動力を供給するための構成であるが、従来公知のものと同様であるため、詳細な説明を省略する。制御部80は、ポンプ70やモーターMtを動作させるためのCPU、メモリ、及び入出力インターフェースなどを備えている。
移動部90は、図1等に示すように、扱き部60、モーターMt、及びポンプ70を設置するための載置部91と、載置部91を移動可能に構成するローラー92と、人等によって材料供給装置100を移動させる際の持ち手部93と、を有する。
載置部91は、金属で構成した板材などで構成される。ローラー92は、載置部91の下部の4隅に設置されるローラーであり、材料供給装置100を移動可能にする。持ち手部93は、例えば、金属パイプ形状を載置部91の上部に取り付けて構成され、材料供給装置100を人等が移動させる際の持ち手部分となる。
(粘性材料供給方法)
次に本実施形態に係る粘性材料の供給方法について説明する。図21は本発明の一実施形態にかかる粘性材料の供給方法について説明するフローチャート、図22〜図24は袋体に収容された粘性材料を送り出す様子を説明する図である。図25はスパウトからノズルを取り外す様子を説明する図、図26は新しい(他の)容器にノズルを挿入する様子を説明する図である。
材料供給方法について図21を参照して概説すれば、袋体11へ粘性材料Mの充填を行い(ST1)、その後キャップ30をスパウト20の取出口21に取り付け(ST2)、閉塞部材40をキャップ30に組み付ける(ST3)。次に、所定時間経過後、スパウト20からキャップ30及び閉塞部材40を取り外し(ST4)、ノズル50をスパウト20に取り付ける(ST5)。次に、ポンプ70を作動させ(ST6)、扱き動作により粘性材料Mを供給する(ST7)。以下、詳述する。
本実施形態では、袋体11の収容空間12に粘性材料Mが予め充填されていない状態を想定する。まず、最初に不図示の配管等によって粘性材料Mを収容したタンク等と袋体11及びスパウト20を接続する。そして、タンク等から粘性材料Mを袋体11の収容空間12に移動させる(ST1)。これにより、粘性材料Mは、スパウト20の取出口21付近まで充填される。
上記のように粘性材料Mが充填されたら、スパウト20の取出口21にキャップ30を取り付ける(ST2)。図7に示すようにキャップ30の隔離壁33は、組付状態において取出口21よりも通路23における袋体11の側に配置される。言い換えれば、隔離壁33は、スパウト20との取付状態において取出口21よりも通路23において粘性材料Mが流れる軸方向xにおいて内側に配置される。隔離壁33がこのように配置されることによって、キャップ30の取り付けにより、スパウト20の特に通路23に存在する空気等は、隔離壁33と連通穴32によって外側に押し出される。場合によっては粘性材料Mが若干、連通穴32から放出される。
通路23内の空気等を放出したことを確認できたら、閉塞部材40をキャップ30に組み付ける(ST3)。これにより、袋体11の収容空間12及びスパウト20の通路23が外部と隔離される。ST1〜ST3までの作業は接着剤メーカーにおいて行うことができる。その後、袋組立体10は、ペール缶等に収容され、顧客の生産現場等に輸送され得る。袋組立体10は、例えば粘性材料を10kg以上充填する際等に好適に使用することができる。
袋体11に充填された粘性材料Mは、所定時間経過後に使用される。使用の際、ノズル50をスパウト20に取り付けるためにキャップ30及び閉塞部材40はスパウト20から取り外される(ST4)。この際には、キャップ30及び閉塞部材40を一度に取り外してもよく、閉塞部材40をキャップ30から取り外した後にキャップ30をスパウト20から取り外してもよい。
次に、図14に示すように、スパウト20の通路23にノズル50を挿入して取り付け、スパウト20とは逆側の端部を扱き部60の挟持部66で挟持してセットする(ST5)。そして、ポンプ70を動作させる(ST6)。
次に図22に示すように、扱き部材61、62を用いて袋体11を押し付けて挟持した状態を維持しながら、取付部材63をリニアガイド65上でスパウト20に向けて移動させ、扱き動作を行う。これにより、図23に示すように袋体11の収容空間12の中でもスパウト20の周辺以外に存在する粘性材料Mがスパウト20に向かって集まるように移動する。
そして、収容空間12に存在する粘性材料Mがスパウト20に挿入されたノズル50から外部へと送り出される。扱き動作は、図24に示すように、扱き部材61、62が袋体11のシートを介してスパウト20の接触部24及びノズル50のスパウト挿入部51の先端部51aに接触することによって終了する(ST7)。ノズル50から送り出された粘性材料Mはポンプ70によって圧送される。
次に、ポンプ70を停止させる(ST8)。ポンプ70を停止させたら、図25に示すように、ノズル50をスパウト20から抜き取る(ST9)。これにより、スパウト20の通路23に残ったはずの粘性材料Mはノズル50の内部に取り込まれた状態で取り除かれる。
送り出す粘性材料Mの容量が要求量に不足しており、袋体11の複数個分に相当する場合(ST10:NO)、袋体11を新しいものと交換する(ST11)。そして、袋体11から粘性材料Mの供給が要求量に達するまで(ST10:YES)、図26に示すように粘性材料Mが充填された新しい袋体11aに取り付けられたスパウト20aへの、内部に粘性材料Mが収容されたノズル50の挿入(ST5)からノズル50の抜き取り(ST9)までの動作を繰り返す。
所定量の粘性材料Mの供給が完了した場合(ST10:YES)、スパウト20の取出口21にキャップ30を取り付け(ST12)、素手又は扱き部材61、62等を用いてキャップ30の連通穴32から袋体11の収容空間12に残存する気体を排出する。そして、閉塞部材40をキャップ30の被組付部34に組み付けて収容空間12及び通路23を外部と隔離する(ST13)。
以上説明したように本実施形態において袋組立体10は、粘性材料Mを収容する収容空間12を備えた袋体11と、袋体11に取り付けられ、収容空間12内の粘性材料Mを外部に送り出す通路23を備えたスパウト20と、袋体11の収容空間12及びスパウト20の通路23を外部と連通させる連通穴32、及び袋体11の収容空間12及びスパウト20の通路23を、連通穴32を除いて外部と隔離する隔離壁33を備え、スパウト20の通路23における粘性材料Mの取出口21に取り付けられるキャップ30と、キャップ30に着脱可能に組み付けられ、キャップ30との組付状態において連通穴32を閉塞する閉塞部材40と、を有する。キャップ30は、スパウト20との取付状態において取出口21よりも通路23における袋体11の側に隔離壁33が配置される。
このように構成することによって、キャップ30のスパウト20への取り付けにより、隔離壁33は袋体11への粘性材料Mの充填の際に連通穴32から通路23に残存した空気等を外部に送り出すことができる。よって、通路23等に空気等が残存することを抑制し、その分、袋体11に充填された材料の物性が経時的に変化することを抑制できる。
また、少なくとも袋体11の収容空間12には湿気硬化性樹脂等の粘性材料Mが収容される。湿気硬化性の粘性材料は収容空間内に空気が残存すると、ゲル化するおそれがある。そのため、キャップ30及び閉塞部材40によって袋体11の収容空間12に収容された湿気硬化性の粘性材料Mを外部と隔離することで粘性材料Mの経時的な物性の変化を抑制できる。
また、キャップ30の隔離壁33は、少なくとも通路23の側における壁面が連通穴32に向かってすぼむように傾斜して形成される。そのため、キャップ30をスパウト20に取り付ける際に通路23内に残存する空気等を連通穴32に効果的に導いて外部に放出できる。よって、収容空間12及び通路23に空気等が残ることを抑制し、粘性材料Mの経時的な物性の変化を抑制できる。
また、閉塞部材40は、キャップ30の被組付部34に組み付けられる組付部41と、キャップ30との組付状態において連通穴32を閉塞する閉塞壁42と、を備える。また、組付部41は、閉塞壁42と交差する軸方向xに閉塞壁42の外周縁部を部分的に延在して形成した側面壁を備えるように構成している。そのため、閉塞部材40をキャップ30に組み付けるための部品を別途用意することなく簡易的な構成で閉塞部材40をキャップ30に組み付けることができる。
また、スパウト20は、袋体11を介して扱き部材61、62と接触し、扱き部材61、62の表面形状と同様の表面形状に形成された接触部24を備えるように構成している。そのため、扱き部材61、62がスパウト20と接触した際に扱き部材61、62とスパウト20との間に隙間ができることを抑制できる。これにより、扱き部材61、62によってスパウト20に集められた粘性材料Mが意図せず袋体11の収容空間12に残ることを抑制して効率的に袋体11から粘性材料Mを取り出すことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。図27はスパウトの変形例を示す斜視図である。
上記では、スパウト20が扱き部材61、62の外表面と接触する接触部24を備える実施形態について説明した。しかし、これに限定されず、袋組立体は、図27に示すように袋体11との接合部25aに扱き部材61、62との接触部が形成されていないスパウト20bを含むものも本発明の一実施形態に含まれる。
10 袋組立体、
11、11a 袋体、
12 収容空間、
100 材料供給装置、
20、20a スパウト、
21 取出口、
23 通路、
24 接触部、
30 キャップ、
33 連通穴、
34 被組付部、
40 閉塞部材、
41 組付部(側面壁)、
42 閉塞壁、
50 ノズル、
51a先端部(接触部)、
60 扱き部、
61 (移動式の)扱き部材、
62 (固定式の)扱き部材、
M 粘性材料、
r 放射方向、
x 軸方向(袋、スパウト、キャップ、閉塞部材が並ぶ方向)、
θ 周方向。

Claims (6)

  1. 粘性材料を収容する収容空間を備えた袋体と、
    前記袋体に取り付けられ、前記収容空間内の前記粘性材料を外部に送り出す通路を備えたスパウトと、
    前記袋体の前記収容空間及び前記スパウトの前記通路を前記外部と連通させる連通穴、及び前記袋体の前記収容空間及び前記スパウトの前記通路を前記連通穴を除いて前記外部と隔離する隔離壁を備え、前記スパウトの前記通路における前記粘性材料の取出口に取り付けられるキャップと、
    前記キャップに着脱可能に組み付けられ、前記キャップとの組付状態において前記連通穴を閉塞する閉塞部材と、を有し、
    前記キャップは、前記スパウトとの取付状態において前記取出口よりも前記通路における前記袋体の側に前記隔離壁が配置される、袋組立体。
  2. 少なくとも前記収容空間には、湿気硬化性樹脂が収容される、請求項1に記載の袋組立体。
  3. 前記隔離壁は、少なくとも前記通路の側における壁面が前記連通穴に向かってすぼむように傾斜して形成される、請求項1又は2に記載の袋組立体。
  4. 前記閉塞部材は、前記キャップに組み付けられる組付部と、前記キャップとの組付状態において前記連通穴を閉塞する閉塞壁と、を備え、
    前記組付部は、前記閉塞壁と交差する方向に前記閉塞壁の外周縁部を部分的に延在して形成した側面壁を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の袋組立体。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の袋組立体と、
    前記袋体の外表面と接触し、前記袋体を扱いて前記収容空間内の前記粘性材料を前記スパウトの前記通路に向けて押し出す扱き部材と、を有する材料供給装置において、
    前記スパウトは、前記袋体を介して前記扱き部材と接触し、前記扱き部材の表面形状と同様の表面形状に形成された接触部を備える、材料供給装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の袋組立体に用いられ、前記袋体の前記収容空間及び前記スパウトの前記通路を前記外部と連通させる前記連通穴、及び前記袋体の前記収容空間及び前記スパウトの前記通路を前記連通穴を除いて前記外部と隔離する前記隔離壁を備え、前記スパウトの前記通路における前記粘性材料の前記取出口に取り付けられるキャップ。
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