JP2007117160A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の変動表示装置を備えたとしても、遊技盤と遊技制御装置とを別個に着脱することがなく、機種変更作業を迅速に行うことができる遊技機を提供する。
【解決手段】前面枠3は、遊技盤5の後方に変動表示装置11を配置し、該変動表示装置11の下方に前後方向へ貫通する開口部64を開設し、遊技盤5は、開口部64に対応する箇所に回動機構89を介して遊技制御装置75を配置し、遊技制御装置75は、回動機構89により横向きに配置されて開口部64へ挿脱可能となる挿脱状態と、縦向きに配置されて開口部64へ挿脱不能となる挿脱不能状態とに変換可能であり、遊技制御装置75を挿脱状態に変換した状態で遊技盤5を前面枠3に装着すると、遊技制御装置75が開口部64を通過して開口部64の後方に配置され、この配置状態で遊技制御装置75を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置75が前面枠3の後部に装備される。
【選択図】図13

Description

本発明は、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技の進行を制御する遊技制御装置と、変動表示装置を制御する演出制御装置とを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
近年の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技演出の効果を増すために、表示装置を大型化したものが提案されている。具体的には、前面枠に大型液晶パネル等で構成された変動表示装置を設け、該変動表示装置を前面枠の横幅と略等しい横幅に設定し、変動表示装置の前方に透光性部材で形成された遊技盤を装着し、該遊技盤を介して遊技者が変動表示装置の表示領域を視認できるように構成されたパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。そして、このパチンコ遊技機は、遊技盤を前面枠から着脱できるように構成され、また、変動表示装置の裏側には、機種毎に異なる画像が記憶された記憶部、および遊技を統括的に制御する主制御基板(遊技制御装置)を着脱可能な状態で基板ケースに収納して装備している。
特開2005−131329号公報
ところで、上記特許文献に記載のパチンコ遊技機において、遊技店で機種変更を行うには、パチンコ遊技機の前面から遊技盤を交換し、パチンコ遊技機の裏面から遊技制御装置および記憶部を交換し、さらに、パチンコ遊技機と、遊技盤、遊技制御装置および記憶部との間で配線作業を行わなければならない。したがって、パチンコ遊技機の機種変更作業を迅速に行うことができない。そして、遊技店では、このように煩雑な機種変更作業を何十台ものパチンコ遊技機に対して一度に行うことが多いため、全体の機種変更作業に多大な時間が掛かり、作業効率の向上に改善の余地を残している。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型の変動表示装置を備えたとしても、遊技盤と遊技制御装置とを別個に着脱することがなく、機種変更作業を迅速に行うことができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、前面枠と、該前面枠側に着脱可能な遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技の進行を制御する遊技制御装置と、該遊技制御装置からの指令信号に基づいて変動表示装置を制御する演出制御装置と、を備え、前記遊技盤の前方から変動表示装置を視認可能な遊技機において、
前記前面枠は、遊技盤の後方に変動表示装置を当該前面枠の一側から他側に亘る状態で配置し、該変動表示装置の下方に前後方向へ貫通する開口部を開設し、
前記遊技盤は、前記開口部に対応する箇所に回動機構を介して遊技制御装置を配置し、
前記遊技制御装置は、回動機構により横向きに配置されて開口部へ挿脱可能となる挿脱状態と、縦向きに配置されて開口部へ挿脱不能となる挿脱不能状態とに変換可能であり、
前記遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、遊技制御装置が開口部を通過して開口部の後方に配置され、この配置状態で遊技制御装置を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置が前面枠の後部に装備されることを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記遊技盤に演出データ装置を備え、該演出データ装置に変動表示装置の表示データを記憶可能なROMを実装し、
前記前面枠に演出制御装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記遊技盤は、前記開口部に対応する箇所に演出データ装置を備え、該演出データ装置の後部に回動機構を介して遊技制御装置を配置し、
前記遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、演出データ装置が開口部内に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記前面枠の裏面側に前記演出制御装置を備え、
該演出制御装置に第1コネクタを開口部に臨む状態で備え、
前記演出データ装置に前記第1コネクタと接続可能な第2コネクタを備え、
前記遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、演出データ装置が開口部内に配置されるとともに第1コネクタと第2コネクタとが接続し、この接続状態で遊技制御装置を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置が演出制御装置の第1コネクタを第2コネクタ側へ押圧可能としたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記遊技盤は、遊技制御装置を挿脱不能状態に維持する挿脱不能状態維持手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機である。
請求項6に記載のものは、前記前面枠は、変動表示装置を前後方向へスライド可能な状態で支持する裏機構枠と、変動表示装置を前方へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記遊技盤は、変動表示装置に前方から当接可能なスペーサを備え、
前記遊技盤を前面枠に装着すると、変動表示装置がスペーサと付勢部材との間で位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前面枠は、遊技盤の後方に変動表示装置を当該前面枠の一側から他側に亘る状態で配置し、該変動表示装置の下方に前後方向へ貫通する開口部を開設し、遊技盤は、開口部に対応する箇所に遊技制御装置を回動機構を介して配置し、遊技制御装置は、回動機構により横向きに配置されて開口部へ挿脱可能となる挿脱状態と、縦向きに配置されて開口部へ挿脱不能となる挿脱不能状態とに変換可能であり、遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、遊技制御装置が開口部を通過して開口部の後方に配置され、この配置状態で遊技制御装置を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置が前面枠の後部に装備されるので、大型の変動表示装置を備えたとしても、前面枠に遊技制御装置と遊技盤とを別個に着脱することなく、前面枠の前側に遊技盤を配置するとともに変動表示装置よりも後方に遊技制御装置を配置することができる。したがって、遊技機の機種変更作業を迅速に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、遊技盤に演出データ装置を備え、該演出データ装置に変動表示装置の表示データを記憶可能なROMを実装し、前面枠に演出制御装置を備えたので、遊技盤を交換することで遊技機の機種毎に異なるROMをも交換することができ、遊技機の機種変更作業の効率向上を図ることができる。また、機種に関係なく利用可能な演出制御装置を機種変更時に交換せずに済み、遊技機の機種変更時に準備する交換部品のコストダウンを図ることができる。さらに、遊技盤とROMとを一度に着脱可能とするために遊技盤に演出制御装置を装備する必要がなく、遊技盤の軽量化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、遊技盤は、開口部に対応する箇所に演出データ装置を備え、該演出データ装置の後部に回動機構を介して遊技制御装置を配置し、遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、演出データ装置が開口部内に配置されるので、開口部を遊技制御装置の通過口として機能させるだけでなく、演出データ装置の収納箇所としても機能させることができ、前面枠の限られた空間を有効に活用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前面枠の裏面側に演出制御装置を備え、該演出制御装置に第1コネクタを開口部に臨む状態で備え、演出データ装置に第1コネクタと接続可能な第2コネクタを備え、遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、演出データ装置が開口部内に配置されるとともに第1コネクタと第2コネクタとが接続し、この接続状態で遊技制御装置を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置が演出制御装置の第1コネクタを第2コネクタ側へ押圧可能としたので、遊技制御装置を挿脱不能状態に変換することで第1コネクタと第2コネクタとを十分に接続することができる。したがって、演出制御装置と演出データ装置との接続作業を確実に行うことができ、遊技機の機種変更作業を効率よく行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、遊技盤は、遊技制御装置を挿脱不能状態に維持する挿脱不能状態維持手段を備えたので、遊技制御装置が不用意に挿脱不能状態を解除して挿脱状態に変換する不具合をなくすことができる。
請求項6に記載の発明によれば、前面枠は、変動表示装置を前後方向へスライド可能な状態で支持する裏機構枠と、変動表示装置を前方へ付勢する付勢部材とを備え、遊技盤は、変動表示装置に前方から当接可能なスペーサを備え、遊技盤を前面枠に装着すると、変動表示装置がスペーサと付勢部材との間で位置決めされるので、遊技盤の裏側の構成に応じて変動表示装置の配置を変更することができる。したがって、遊技盤と変動表示装置とが干渉して前面枠に遊技盤を取り付けられないという不都合を生じ難くすることができ、前面枠に取付可能な遊技盤の種類を増やすことができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1は遊技盤を着脱する途中のパチンコ遊技機の斜視図、図2は遊技盤を取り外した状態のパチンコ遊技機の正面図である。
パチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に、大きな矩形状開口を有する略額縁状の前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる前面枠本体4(すなわち前面枠3側)に矩形状の遊技盤5を収納し、該遊技盤5のベースとなる遊技盤本体6を透明部材で形成し、該遊技盤本体6の前面に遊技領域7を形成している。また、前面枠3の前面側には、一側(図1中左側)が軸着された前面カバー部材(ガラス枠)8を開閉(回動)可能に設け、該前面カバー部材8に透視可能なガラス板8aを収納し、前面カバー部材8を閉じると、遊技盤5が前面カバー部材8により覆われるとともに、ガラス板8aを通して遊技領域7を前方から透視できるように構成している。さらに、前面枠本体4の裏面側のうち、遊技盤5(遊技盤本体6)の後方には、大型の表示部10を備えた変動表示装置11を配置し、該変動表示装置11を前面カバー部材8および遊技盤5を介して遊技盤5の前方から視認できるように構成されている。そして、前面カバー部材8の下方には、上皿ユニット12と下皿ユニット13とを左右に少し位置をずらした状態で上下に設け、上皿ユニット12と下皿ユニット13との間には、遊技状態に応じて音を発生するスピーカー14を配置し、下皿ユニット13の左側に灰皿15を備え、下皿ユニット13の右側に、遊技球を遊技領域7へ向けて発射操作するための発射装置(発射操作ユニット)16を備えている。
なお、変動表示装置11およびその周辺の構成、遊技盤5の構成については、後で詳細に説明する。
前面枠本体4は、矩形状の開口を上寄りに開設した合成樹脂製枠体であり、開口の周縁に額縁状の遊技盤収納フレーム20を備え、遊技盤収納フレーム20内に遊技盤5を着脱可能な状態で収納している。また、遊技盤収納フレーム20の下方にフレームボード部21を備え、該フレームボード部21の上端に遊技盤載置部22を設け、該遊技盤載置部22に遊技盤5の下端を載置することで遊技盤5の上下方向の位置を規制する。さらに、フレームボード部21の後部に球回収路23を設けるとともに、該球回収路23の入口となる球回収口24を上方へ向けて開放し、遊技領域7からアウト球あるいはセーフ球として遊技盤5の裏側へ誘導された遊技球を球回収口24および球回収路23を介してパチンコ遊技機1の外部、具体的には遊技機島設備内の球回収樋(図示せず)へ回収できるように構成されている。
なお、本実施形態の前面枠本体4は、遊技盤収納フレーム20およびフレームボード部21を含んだ状態で合成樹脂により一体成型されているが、遊技盤収納フレーム20およびフレームボード部21を別部材にして取り付けてもよい。
遊技盤収納フレーム20は、前面枠本体4の前面から一段窪ませた凹状態で設けられたフレームである。また、遊技盤収納フレーム20の後縁には、内側(開口側)へ向けて背面部27を延設し、該背面部27を遊技盤5の後部に当接することで遊技盤5の前後方向の位置決めを行えるように構成されている(図13参照)。さらに、遊技盤収納フレーム20の一側(図2中左側)には、遊技盤5の正面から見て左側を前方から係合可能な係合部材28を上下2箇所に設け、該係合部材28の近傍には、遊技盤5の左側縁に当接可能なリブ状の位置決め部材29を配置している。また、遊技盤収納フレーム20の他側(図2中右側)には、遊技盤5の正面から見て右側を係止可能な側部係止部材30を回動可能な状態で軸着し、該側部係止部材30の上方には、遊技盤5の右側縁に当接可能なリブ状の当接部材31を配置している。そして、遊技盤収納フレーム20の上側部の右寄りには、遊技盤5の上部を係止可能な上部係止部材32を回動可能な状態で軸着している。なお、各係止部材30,32は、回動操作により、遊技盤5の前面に移動して背面部27との間で遊技盤5を挟み込む固定状態と、遊技盤5の前面から退避して遊技盤5を解放する解放状態とに変換するように構成されている。
そして、前面枠本体4の裏側には、図3および図4に示すように、裏機構ユニット35を前面枠本体4の開口を後方から覆う状態で配置し、該裏機構ユニット35の下方には、電源供給装置36、排出発射制御装置37、中継基板38等を配置している。裏機構ユニット35は、前面枠本体4に回動可能な状態で軸着されたユニットであり、主に遊技演出のための画像を表示する機能と、遊技球を貯留および排出する機能とを備えている。具体的に説明すると、前面枠本体4の開口よりも幅広に形成された裏機構枠40と、裏機構枠40の前側に配置された略矩形板状の変動表示装置11と、裏機構枠40の上側に配置された球貯留タンク41と、裏機構枠40の後側(裏面側)に配置された球排出機構42および演出制御装置43とを備えて構成されている。
裏機構枠40は、図5に示すように、その前面を後方へ凹ませて略矩形状の表示装置収容部45を形成し、該表示装置収容部45内に変動表示装置11を収容している。また、表示装置収容部45の奥行きを変動表示装置11の厚さよりも広く設定するとともに、表示装置収容部45の四隅に前後方向へ延設されたスライド溝46を設け、変動表示装置11が裏機構枠40内で前後方向へスライド可能な状態で支持されるように構成されている。さらに、裏機構枠40の下縁部のうち左右のスライド溝46の間には、凹部47を上方へ凹ませて形成している。
変動表示装置11は、表示した画像を変動させることにより遊技に関わる変動表示ゲームを実行するものであり、前面枠本体4の横幅と略等しい横幅に設定された大型の表示装置である。変動表示装置11は、発光する表示領域50を備えた液晶パネル等の表示部10と、該表示部10を収容する額縁状のフレーム部51と、該フレーム部51の四隅から上下方向へ突設されたスライド突起52とを備えている。また、各スライド突起52を裏機構枠40のスライド溝46に遊嵌し、当該変動表示装置11が上下方向及び左右方向へ移動したり、傾斜したりすることなく前後方向へスライドできるように構成されている。なお、フレーム部51の下端に設けられたスライド突起52には、前後方向への移動を補助するスライドローラ53を設け、該スライドローラ53が裏機構枠40の下部のスライド溝46内を転動することで変動表示装置11がスムーズにスライドできるように構成されている。
また、裏機構枠40と変動表示装置11との間には、変動表示装置11を前方へ付勢するコイルばね等の付勢部材55を設け、該付勢部材55の一端(後端)を表示装置収容部45の奥側に形成された円筒状の窪部56内に係合し、他端には変動表示装置11の裏面に当接して押圧可能な押圧部材57を嵌合している。さらに、裏機構枠40の前側の左右両側部には縦長な蓋部材58を止着し、右側の蓋部材58aにより裏機構枠40の右側に配置された上下のスライド溝46の前方および表示装置収容部45の右側縁の前方を覆い、左側の蓋部材58bにより裏機構枠40の左側に配置された上下のスライド溝46の前方および表示装置収容部45の左側縁の前方を覆っている。これにより、スライド突起52がスライド溝46から外れる不具合、さらには、付勢部材55により前方へ付勢された変動表示装置11が表示装置収容部45から外れて脱落する不具合を防いでいる。そして、左右の蓋部材58のうち、外枠2と前面枠3との軸着側に配置される蓋部材58(図4中左側の蓋部材58b)には、回動軸受59を上下両側に設け、該回動軸受59に前面枠本体4の裏側に突設された回動軸60を嵌合して、当該裏機構ユニット35を前面枠本体4に対して開閉できるように構成されている。また、外枠2と前面枠3との軸着側とは反対側に配置される蓋部材58(図4中右側の蓋部材58a)には、前面枠本体4に止着するための止着部61を突設し、裏機構ユニット35を前面枠本体4に対して閉成した状態で止着部61をビス等の止着部材62により前面枠本体4に止着して、裏機構ユニット35の閉状態(図3参照)を維持できるように構成されている。
そして、裏機構ユニット35を閉じた状態においては、変動表示装置11は、遊技盤収納フレーム20および遊技盤5の後方に前面枠3の一側から他側に亘る状態、詳しくは変動表示装置11の一側を前面枠3の一側端周辺に配置するとともに、変動表示装置11の他側を前面枠3の他側端周辺に配置し、当該変動表示装置11の表示領域50を前面枠本体4の開口から前方へ臨ませた状態となる。また、閉状態の裏機構ユニット35は、フレームボード部21、電源供給装置36、排出発射制御装置37の上方に裏機構枠40の凹部47を配置して、変動表示装置11の下方に前後方向へ貫通する横長な開口部64を開設する(図2および図13参照)。
球貯留タンク41は、パチンコ遊技機1の外部、具体的には遊技機設置島設備の補給装置(図示せず)から供給(補給)される遊技球を貯留するためのものである。球貯留タンク41は、図6に示すように、上部を開口した横長な有底箱体状に形成され、上部開口を球受入口として補給装置の下方に配置している。また、球貯留タンク41の底部を長手方向の一側(図6中右側)から他側(図6中左側)に向けて下り傾斜させ、球貯留タンク41の底部の傾斜下端側には、球排出機構42に連通する球流出口(図示せず)を開設している。
球排出機構42は、図6に示すように、球整列樋66、排出流入樋67、球排出装置68、および球誘導樋69から構成されており、裏機構枠40の裏側の上部および側部(図6中右側部)を凹ませて形成された排出機構収容部70に収容され、裏機構枠40から突出しない状態で配置されている。球整列樋66は、球貯留タンク41の下方に配置されて球貯留タンク41の球流出口に連通する部材である。また、球整列樋66の内部には、球流出口から遊技球を2条に整列させる整列路66a(図13参照)を球貯留タンク41の底部の傾斜方向とは反対方向に下り傾斜した状態で形成している。
排出流入樋67は、球整列樋66を流下した遊技球を賞球あるいは貸球としてパチンコ遊技機1の前面側(具体的には上皿ユニット12あるいは下皿ユニット13)へ流下させるか、またはパチンコ遊技機1の外部(遊技機島設備内の球回収樋)へ流下させるかを切り換えるための部材である。この排出流入樋67は、裏機構枠40の裏側の一側寄り(図6中右寄り)に配置されており、排出流入樋67の内部には、球整列樋66の整列路66aの傾斜下端に連通する受入流路を備え、該受入流路の下端を分岐して排出流路と球抜流路とに分岐し、分岐部には切換弁を設け(何れも図示せず)、受入流路内の遊技球を排出流路へ流下させる状態と球抜流路へ流下させる状態とに変換できるように構成されている。
球排出装置68は、排出流入樋67の排出流路の下端に連通する装置であり、排出流路から流下する遊技球(賞球あるいは貸球)を計数しながら排出できるように構成されている。なお、球排出装置68の排出機構はどのような構成でもよい。例えば、内部に球排出流路を形成し、該球排出流路の途中にスプロケットの端部を臨ませ、球排出流路のうちスプロケットよりも下方には遊技球を検出可能な検出センサを設け、スプロケットの外周部に形成した溝内に球が1つずつ嵌合した状態でスプロケットを回転すると、遊技球が球排出流路の下流側に流下し、検出センサが所定数の遊技球が流下したことを検出すると、スプロケットの回転が停止される構成でもよい。
球誘導樋69は、球排出装置68から排出された遊技球を上皿ユニット12あるいは下皿ユニット13へ誘導する一方、排出流入樋67の球抜流路から流下する遊技球を遊技機島設備内の球回収樋へ誘導するための樋である。球誘導樋69は、その内部に排出誘導路69aと球抜誘導路69bとを備え、排出誘導路69aの上流端を球排出装置68の球出口に接続し、球抜誘導路69bの上流端を排出流入樋67の球抜流路の下端部に接続している。また、排出誘導路69aの下流端を前面枠本体4の裏側に形成された排出案内路71の受入口に接続し、球抜誘導路69bの下流端を前面枠本体4の裏側に形成された球抜案内路72の受入口に接続している(図3参照)。なお、本実施形態の球排出機構42では、排出誘導路69aの上流端が球抜誘導路69bの上流端よりも1段低い位置に設定され、球排出装置68が排出誘導路69aの上流端と排出流入樋67の下端部との間に挟まれる状態で配置されている。
演出制御装置43は、後述する遊技盤5に設けられた遊技制御装置75からの指令信号に基づいて変動表示装置11を制御する制御装置である。この演出制御装置43は、裏機構枠40の裏面のうち凹部47の上方を凹ませて形成された演出制御装置収容部76に収容され、裏機構枠40から突出しない状態で配置されている。また、演出制御装置43の下部の前面側には、遊技盤5の一部に電気的に接続可能な第1コネクタ77を備え、該第1コネクタ77を裏機構枠40の凹部47内に突出している。したがって、裏機構ユニット35を前面枠3に対して閉じた状態では、演出制御装置43の第1コネクタ77は、図2に示すように、開口部64に臨む状態で配置され、前方から遊技盤5の一部を接続できるように構成される。
そして、裏機構ユニット35は、裏機構枠40のうち演出制御装置収容部76の側方に、カバー79により閉成可能な中継基板収容部80を前方へ凹ませて形成し、該中継基板収容部80内に複数(本実施形態では2つ)の中継基板81を配置している。さらに、裏機構ユニット35の裏側には、裏機構枠40の裏側の下部および演出制御装置43の裏側の下部、言い換えると凹部47の直上を前方へ凹ませて横長な遊技制御装置収容部82を形成している。
次に遊技盤5について説明する。
遊技盤5は、図7〜図9に示すように、矩形状の透明樹脂板で形成された遊技盤本体6と、該遊技盤本体6の裏側に配置された枠部材86と、該枠部材86の下部の裏側(遊技盤本体6とは反対側)に配置された球寄せベース87と、該球寄せベース87に軸着され、機種毎に異なる画像や音声等を記憶する記憶部として機能する演出データ装置88と、該演出データ装置88の後部に回動機構89を介して配置され、機種毎に異なる遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置75とを備えて構成されている。
遊技盤本体6は、その前面に遊技領域区画部材91を止着して略円形状の遊技領域7を区画形成し、遊技領域区画部材91の側部(図7中左側部)には、遊技領域7内へ遊技球を案内するための円弧状の案内誘導路92を形成している。そして、遊技領域7の略中央部にゲーム視認領域93を設定し、該ゲーム視認領域93から後方の変動表示装置11の表示領域50のうち変動表示ゲームを表示する部分、具体的には、表示領域50の中央部分を前方に臨ませるように構成している。さらに、ゲーム視認領域93の上方及び左右両側方を覆うようにして透明な庇部94を設け、該庇部94の上面を遊技領域7の左右両側へ向けて下り傾斜させている。したがって、遊技盤5は、案内誘導路92から遊技領域7の上部へ案内された遊技球を庇部94により遊技領域7の左右両側へ振り分けて、遊技球がゲーム視認領域93内を流下することを防止する。
また、遊技領域7のうちゲーム視認領域93の左右両側方に普通図柄始動ゲート96および風車97を配置し、ゲーム視認領域93の下方に入賞装置98を配置している。具体的には、ゲーム視認領域93の中央部の下方に変動表示装置11の変動表示ゲームを始動するための始動入賞口99を配置し、該始動入賞口99の左右両側方に一般入賞口100を配置し、始動入賞口99の下方に大入賞口101を配置している。さらに、一般入賞口100の側方には、発光により各種の装飾表示を行うサイドランプ102を配置し、大入賞口101の下方には、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口103を開設している。そして、遊技領域7のうち普通図柄始動ゲート96、始動入賞口99、一般入賞口100、大入賞口101、サイドランプ102やゲーム視認領域93を除いた部分に障害釘104を植設してある。
入賞装置98(始動入賞口99、一般入賞口100、大入賞口101)は、図9(b)に示すように、その後部に当該各入賞装置98へ入賞した遊技球が通過する入賞通路98aをそれぞれ形成し、該入賞通路98a(すなわち入賞装置98の後部)を遊技盤本体6の後方へ突出している。また、入賞通路98aの下流側には、該入賞通路98aを通過した遊技球(入賞球)を検出する検出センサを備えている。具体的には、始動入賞口99へ入賞した遊技球を検出する始動入賞口センサ106、大入賞口101へ入賞した遊技球を検出するカウントセンサ107、一般入賞口100へ入賞した遊技球を検出する一般入賞口センサ108を備えている(図11参照)。
さらに、始動入賞口99は、その入口の左右両側に開閉可能な状態で軸着された普通電動役物(普通変動入賞装置)109を備え、当該始動入賞口99の後方には、普通電動役物109を開閉駆動する駆動源としての普電ソレノイド110を備えている。また、大入賞口101は、その入口に開閉可能な扉部材111を備え、当該大入賞口101の後方には、扉部材111を開閉駆動する駆動源としての大入賞口ソレノイド112を備えている。
枠部材86は、図8に示すように、遊技盤本体6の周囲に沿う状態で配置された矩形状の部材であり、中央部分に大きな略扇形状の枠開口116を開設し、該枠開口116の周縁部から視認領域区画壁117を後方、すなわち変動表示装置11側へ向けて変動表示装置11の手前まで延出している。視認領域区画壁117は、変動表示装置11の前方の領域を内外に区画する半透明樹脂製の壁であり、当該視認領域区画壁117の内側の前方には、遊技領域7のゲーム視認領域93が配置され、後方には、変動表示装置11の表示領域50の中央部周辺が配置される。
なお、本実施形態では、視認領域区画壁117の延出長さを障害釘104の2倍以上の長さに設定し、遊技盤本体6と変動表示装置11とを障害釘104の長さよりも十分に広い間隔で離隔できるように構成している。これは、遊技盤5を斜め前方から観察したときに、遊技盤本体6の表面に写った障害釘104の反射像が変動表示装置11に突き刺さったように見えることを防ぎ、遊技者に違和感を与えないようにするためである。
また、枠部材86の裏側には、変動表示装置11(具体的には変動表示装置11のフレーム部51)に前方から当接可能なスペーサ118を後方へ突設している。スペーサ118は、枠部材86のうち、遊技盤収納フレーム20の係合部材28側に対応する側部(図8中右側部)の上下両側に設けられた第1スペーサ118aと、枠開口116を挟んで第1スペーサ118aとは反対の側部(図8中左側部)の上下両側に設けられた第2スペーサ118bとから構成されている。また、スペーサ118の先端(後端)を視認領域区画壁117の先端部よりも後方に配置し、遊技盤5を前面枠本体4へ装着した状態では、変動表示装置11を付勢部材55の付勢力に抗して後方へ押圧するとともに、視認領域区画壁117が変動表示装置11の表示部10に当接することを防ぐ機能を備えている。なお、第1スペーサ118aの先端部の外寄り(図8中右寄り)には、変動表示装置11のフレーム部51の前面を転動可能な転動ローラ119を回動自在な状態で軸着し、遊技盤5の取付作業がスムーズに行えるように構成されている。また、遊技盤5の着脱については、後で詳細に説明する。
そして、視認領域区画壁117の外方、具体的には、視認領域区画壁117のうち枠開口116の下縁部に設けられた部分の下方には、遊技球が通過可能な大きさで前後方向に貫通した通路開口120を入賞装置98の入賞通路98aに対応した箇所(具体的には、入賞通路98aの後方)にそれぞれ開設し、該通路開口120と入賞通路98aとを連通している(図9(b)参照)。
球寄せベース87は、入賞装置98に入賞した遊技球を回収するための部材であり、当該球寄せベース87の内部に遊技球が通過可能な球寄せ流路122を複数形成し、球寄せベース87の下縁部には、各球寄せ流路122の下端に連通する球寄せ排出口123を開設している(図10参照)。また、各球寄せ流路122の上流部を入賞装置98の入賞通路98aの後端および枠部材86の通路開口120に接続し、入賞装置98に入賞した遊技球を球寄せ流路122に流下できるように構成されている。さらに、球寄せベース87の左右両側には、演出データ装置88を支持する支持部124を後方へ突設し、一側(図9(a)中左側)の支持部124に軸部125を設け、他側(図9(a)中右側)の支持部124に係止受部126を備えている。
演出データ装置88は、球寄せベース87と略同じ横幅で形成された装置であり、遊技盤5のうち開口部64に対応する箇所、具体的には、遊技盤5を前面枠本体4へ装着した際に当該演出データ装置88が開口部64へ進入可能となる箇所(高さ)に配置されるとともに、視認領域区画壁117の先端部およびスペーサ118の先端部よりも後方に配置されている(図9(b)および図13参照)。また、演出データ装置88の左右両側から支持腕部127を前方へ延設し、一側(図9(a)中左側)の支持腕部127を球寄せベース87の軸部125に回動可能な状態で軸着し、他側(図9(a)中右側)の支持腕部127を係止受部126に係止可能としている。したがって、演出データ装置88は、他側の支持腕部127と係止受部126とを係止すると、球寄せベース87や入賞装置98の後部を後方から覆う状態で配置される。また、他側の支持腕部127と係止受部126との係止状態を解除し、他側の支持腕部127を後方へ移動すると、軸部125の周りに回動して球寄せベース87の後方から外れて、球寄せベース87や入賞装置98の後部のメンテナンスを行い易い状態となる。さらに、演出データ装置88の裏面の上部には、演出制御装置43の第1コネクタ77を電気的に接続可能な第2コネクタ128を後方へ向けて突設し、該第2コネクタ128の下方には、回動機構89の一部である軸部129を備えている。
遊技制御装置75は、前面枠本体4の開口部64を挿通可能な程度の厚さを有する横長な箱形状を呈し、遊技盤5のうち開口部64に対応する箇所、具体的には、遊技盤5を前面枠本体4へ装着した際に当該遊技制御装置75が開口部64を後方へ通過可能となる箇所(高さ)に配置されている。また、遊技制御装置75の一側縁(図9(b)中下側縁)に回動機構89の一部である軸受部130を設け、該軸受部130に軸部129を回動自在な状態で軸着して、軸部129を中心にして上下方向へ回動可能としている。したがって、遊技制御装置75は、回動機構89により横向きに配置されて開口部64へ挿脱(通過)可能となる挿脱状態(図8参照)と、縦向きに配置されて開口部64へ挿脱不能となる挿脱不能状態(図10参照)とに変換できるように構成されている。さらに、遊技制御装置75のうち軸着側とは反対側(図9(a)中上側)の縁部には、裏機構ユニット35の遊技制御装置収容部82に係合可能な係合突起131を突設している。
また、遊技盤5は、遊技制御装置75を挿脱不能状態に維持するロック機構133(本発明における挿脱不能状態維持手段に相当)を備えている。ロック機構133は、図10に示すように、演出データ装置88の裏側に軸着されたロック部材134と、遊技制御装置75の軸着側縁部(図10中下側縁部)から突出し、ロック部材134に係合可能な突出片135とから構成されている。ロック部材134は、その先端が演出データ装置88と遊技制御装置75との間に挿入可能な縦向き姿勢(ロック姿勢)と、演出データ装置88と遊技制御装置75との間から外した横向き姿勢(ロック解除姿勢)とに回動変換可能である。また、突出片135は、遊技制御装置75が挿脱状態(横向き状態)に変換すると、演出データ装置88側に近づいてロック部材134が演出データ装置88と当該突出片135との間に挿入されることを規制し、挿脱不能状態に変換すると演出データ装置88から遠ざかって演出データ装置88と当該突出片135との間に挿入されることを許容する。
このような構成を備えたロック機構133は、遊技制御装置75を挿脱不能状態に変換し、演出データ装置88と突出片135との間にロック部材134を縦向き姿勢にして挿入すると、突出片135がロック部材134により演出データ装置88に近づくことを規制される(図10(a)参照)。この結果、遊技制御装置75を挿脱不能状態に維持することができる。また、ロック部材134を横向き姿勢に変換すると、突出片135が演出データ装置88に近づくことを許容される。この結果、遊技制御装置75が挿脱不能状態から挿脱状態へ変換することを許容することができる(図10(b)参照)。
次に、遊技盤5に取り付けられた遊技制御装置75の電気的構成、および前面枠3に取り付けられた演出制御装置43の電気的構成について説明する。図11は、パチンコ遊技機1に備えられる制御装置の構成図で、主として、遊技制御装置75および演出制御装置43を中心とする制御系統部分をブロック構成図として示したものである。
遊技制御装置75は、遊技を統括的に制御する主制御装置として機能し、機種毎に異なる遊技制御を司るCPU75a、遊技制御のためのプログラム等を記憶しているROM75b、および遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAM75cを備えるとともに、その他の構成要素として、入力インターフェース、出力インターフェース、各種処理の同期やタイマ等のためのパルス信号を出力する発振器等(いずれも図示せず)を備えている。また、各種検出装置(始動入賞口センサ106、カウントセンサ107、一般入賞口センサ108)からの検出信号を受けて、大当たり遊技等、種々の処理を行う。そして、各種制御装置(演出制御装置43、排出発射制御装置37等)の他、普電ソレノイド110、大入賞口ソレノイド112等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
演出データ装置88は、演出の制御内容を記憶した制御ROM88a、表示ゲーム用の画像や映像データが記憶されたキャラクタROM88b(本発明におけるROMに相当)、音声データが記憶された音声データROM88cを備え、各ROM88a〜88cにパチンコ遊技機1の機種毎に異なる記憶内容を記憶している。また、サイドランプ102や装飾用役物を駆動するソレノイド等(図示せず)の装飾装置を制御する盤装飾ドライバ88dを備え、演出制御装置43が遊技制御装置75から受信した演出コマンドとしての制御信号に基づいて盤装飾ドライバ88dを制御し、遊技盤5の装飾演出を行うように構成されている。さらに、遊技制御装置75と演出制御装置43との間を接続(スルー接続)する中継部として機能し、遊技制御装置75から出力される各種コマンド等の制御信号を当該演出データ装置88内で処理を行わずに通過させて演出制御装置43へ送信するように構成されている。
演出制御装置43は、遊技盤5に設けられた遊技制御装置75からの制御信号および演出データ装置88内の記憶内容等に基づいて、遊技の進行に伴う演出を制御するための制御装置である。この演出制御装置43は、演出制御を司るCPU43a、変動表示装置11における表示を制御する画像用メモリとしてのRAM43b、演出データ装置88のキャラクタROM88b内の画像データを用いて画像を生成するグラフィックプロセッサとしてのVDP(Video Display Processor)43c、画像や映像データが記憶されたサブ画像ROM43dを備えている。また、変動表示装置11の表示調整手段として、輝度調節器43e、コントラスト調節器43f、表示位置調節器43gを備えるとともに、スピーカー14への音声(効果音)の出力を制御する音声LSI43h、前面枠3を装飾するLED等の枠装飾装置137を駆動する枠制御ドライバ43i、音量を調整する音声ボリューム43jを備えている。さらに、演出制御装置43には、パチンコ遊技機1の前面(例えば上皿ユニット12)に設けられ、遊技者が操作可能な演出用ボタン138が接続されている。
排出発射制御装置37は、CPU、RAM、ROM等を有するマイクロコンピュータを備え、球排出機構42および発射装置16を接続した制御装置である。この排出発射制御装置37は、遊技制御装置75からの制御信号(賞球コマンド)や、球貸機(図示せず)からの制御信号(球貸コマンド)に基づいて所要数の遊技機(賞球あるいは貸球)を球排出機構42から排出させる制御を行う。また、遊技者による操作に基づいて発射装置16の遊技球発射制御を行う。
電源供給装置36は、遊技制御装置75、演出制御装置43、排出発射制御装置37を接続し、各制御装置75,43,37へ電力を供給する。なお、演出データ装置88への電源は、電源供給装置36から演出制御装置43を介して供給される。
そして、パチンコ遊技機1は、機種毎に異なる機能を有する構成(遊技制御装置75、演出データ装置88、遊技盤装飾装置等)を前面枠3から着脱可能な遊技盤5に備え、機種の相違に拘らず共通して使用可能な構成(演出制御装置43、排出発射制御装置37、変動表示装置11、球排出機構42等)を前面枠3に備えている。したがって、遊技盤5を交換することでパチンコ遊技機1の機種毎に異なるROM88a〜88cをも交換することができ、パチンコ遊技機1の機種変更作業の効率向上を図ることができる。また、機種に関係なく利用可能な演出制御装置43を機種変更時に交換せずに済み、パチンコ遊技機1の機種変更時に準備する交換部品のコストダウンを図ることができる。さらに、遊技盤5とROM88a〜88cとを一度に着脱可能とするために遊技盤5に演出制御装置43を装備する必要がなく、遊技盤5の軽量化を図ることができる。
次に、前面枠本体4に遊技盤5を着脱する手順について説明する。
まず、前面枠3に遊技盤5を取り付けるには、前面カバー部材8を大きく開き、係止部材30,32を解放状態に変換しておく。そして、遊技盤5の遊技制御装置75を横に倒して挿脱状態に変換し、遊技領域7を前に向けた姿勢で、遊技盤5の左側部を係合部材28と背面部27との間に差し込む(図1参照)。すると、遊技盤5の第1スペーサ118aが転動ローラ119を変動表示装置11のフレーム部51の左側に当接する。この状態で、遊技盤5の左側面を位置決め部材29に押し当てるようにしながら遊技盤5の右側を遊技盤収納フレーム20内に押し入れ、遊技盤5の下端を遊技盤載置部22上に載せる。すると、転動ローラ119がフレーム部51の表面上を横方向へ転動し、第1スペーサ118aが変動表示装置11の左側へ移動しながら変動表示装置11を付勢部材55の付勢力に抗して後方へ押圧する。また、第2スペーサ118bが変動表示装置11のフレーム部51の右側に当接し、変動表示装置11を付勢部材55の付勢力に抗して後方へ押圧する。この結果、遊技盤5は、図12に示すように、第1スペーサ118aおよび第2スペーサ118bを変動表示装置11に当接し、遊技盤本体6を表示部10と略平行になる姿勢に設定する。さらに、挿脱状態の遊技制御装置75が開口部64を通過して開口部64の後方に配置され、回動機構89および演出データ装置88が開口部64内に挿入され、演出データ装置88の第2コネクタ128が演出制御装置43の第1コネクタ77の前方に対向する状態で配置される(図13(a)参照)。
そして、遊技盤5を十分に後退させて背面部27に遊技盤5(詳しくは枠部材86)の裏面を当接する。すると、球寄せベース87の球寄せ排出口123が前面枠本体4の球回収口24の上方に配置され、球寄せ流路122と球回収路23とが連通する。また、変動表示装置11がスペーサ118に押圧されてさらに後方へ移動して、スペーサ118と付勢部材55および押圧部材57との間で位置決めされ、視認領域区画壁117の先端から後方へ離間した位置に配置される。したがって、遊技盤5の裏側の構成に応じて変動表示装置11の配置を前後方向へ変更することができる。これにより、遊技盤5と変動表示装置11とが干渉して前面枠3に遊技盤5を取り付けられないという不都合を生じ難くすることができ、前面枠3に取付可能な遊技盤5の種類を増やすことができる。例えば、遊技盤5の中央に大型のセンターケースを備え、該センターケースの後部が後方へ突出している場合であっても、変動表示装置11とセンターケースとが干渉し難くすることができ、センターケースを備えた遊技盤5を支障なく前面枠3へ装着することができる。また、演出データ装置88が開口部64内の後部寄りに移動して配置されるとともに第2コネクタ128が第1コネクタ77に接続する(図13(b)および図14参照)。このことから、前面枠3は、開口部64を遊技制御装置75の通過口として機能させるだけでなく、演出データ装置88の収納箇所としても機能させることができ、当該前面枠3の限られた空間を有効に活用することができる。
前面枠3に遊技盤5を装着したならば、係止部材30,32を固定状態に変換して遊技盤5を固定する。そして、必要に応じて前面枠3の裏側を操作できる状態(例えば、外枠2に対して前面枠3を開いて前面枠3の裏側を露出させた状態)に変換し、開口部64の後方に配置された挿脱状態の遊技制御装置75を立ち上げて挿脱不能状態に変換する(図15および図3参照)。すると、遊技制御装置75は、遊技制御装置収容部82に後方から収容されて前面枠3の後部に装備され、当該遊技制御装置75の上部を開口部64よりも上方に配置し、開口部64から前後方向へ引き出せない姿勢となる。また、係合突起131を遊技制御装置収容部82の側壁部(上側壁部)に係合し、遊技制御装置75が遊技制御装置収容部82から外れることを防止可能な状態となる。このことから、パチンコ遊技機1は、大型の変動表示装置11を備えたとしても、前面枠3に遊技制御装置75と遊技盤5とを別個に着脱することなく、前面枠3の前側に遊技盤5を配置するとともに変動表示装置11よりも後方(具体的には変動表示装置11を備えた裏機構ユニット35の裏側)に遊技制御装置75を配置することができる。したがって、パチンコ遊技機1の機種変更作業を迅速に行うことができる。
また、遊技制御装置75を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置75は、演出データ装置88との間に演出制御装置43の第1コネクタ77を挟み込み、第1コネクタ77を第2コネクタ128側へ押圧する。したがって、遊技制御装置75を挿脱不能状態に変換することで第1コネクタ77と第2コネクタ128とを十分に接続することができる。このことから、演出制御装置43と演出データ装置88との接続作業を確実に行うことができ、パチンコ遊技機1の機種変更作業を効率よく行うことができる。
そして、遊技制御装置75を挿脱不能状態に変換したならば、ロック機構133のロック部材134を回動してロック姿勢に変換して、遊技制御装置75の挿脱不能状態を維持する。したがって、遊技制御装置75が不用意に挿脱不能状態を解除して挿脱状態に変換する不具合をなくすことができる。
遊技盤5を遊技盤収納フレーム20に収納し、遊技制御装置75を遊技制御装置収容部82に収容したならば、遊技盤5と前面枠3内の各装置(排出発射制御装置37や電源供給装置36等)との間の配線作業を行う。そして、前面カバー部材8を閉じて遊技領域7を前面カバー部材8で覆い、前面枠3が外枠2に対して開状態であれば、前面枠3を閉じる。
また、遊技盤収納フレーム20内に装着した遊技盤5を取り外す場合には、前記した操作とは逆の手順で行う。すなわち、外枠2に対して前面枠3を開き、遊技盤5と前面枠3内の各装置との間の配線を外す。また、ロック機構133をロック解除状態に変換し、遊技制御装置75を横に倒して挿脱状態に変換する。さらに、前面カバー部材8を開放し、係止部材30,32を回動操作して解放状態に変換する。係止部材30,32を変換して遊技盤5の前方から外したならば、遊技盤5の右側部を先に手前に引き出す。すると、演出データ装置88が開口部64から外れるとともに、挿脱状態の遊技制御装置75が開口部64内を前方へ移動する。そして、遊技盤収納フレーム20の左側部の係合部材28から遊技盤5の左側部を外して遊技盤5を手前に引き出す。これにより、遊技盤5を容易に取り外すことができる。このとき、変動表示装置11は、スペーサ118による押圧が解除されるため、付勢部材55の付勢力により前方へスライドし、当該変動表示装置11の左右両側縁が蓋部材58に係合した状態で配置される。
そして、取り外された遊技盤5、または、機種変更のために別途準備される新たな遊技盤5は、遊技制御装置75を立てて挿脱不能状態に変換し、ロック機構133をロック状態に変換すれば、遊技制御装置75が後方へ延出しない状態に維持することができる。したがって、遊技盤5の搬送時に遊技制御装置75がぶつかって損傷する虞を低減することができる。また、遊技盤5の搬送に必要な荷台のスペースを抑えることができ、搬送作業の効率向上を図ることができる。
ところで、上記実施形態では、遊技盤5を前面枠3の前方から着脱するように構成されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、遊技盤5を前面枠3の後方から着脱するように構成してもよい。具体的には、遊技盤収納フレームを前面枠本体4の裏面から一段窪ませた凹状態で設け、遊技盤収納フレームの前縁に遊技盤5の前縁部に当接可能な前面部を延設する。このように構成された遊技盤収納フレームに遊技盤5を取り付けるには、裏機構ユニット35を前面枠3に対して開いて遊技盤収納フレームの後方を開放する。さらに、遊技盤5の遊技制御装置75を挿脱状態に変換し、遊技領域7を前に向けた姿勢で遊技盤5を遊技盤収納フレームに収納する。遊技盤5を収納したならば、裏機構ユニット35を閉じる。このとき、裏機構ユニット35は、凹部47を遊技制御装置75との干渉を避けるための逃げ部として機能させ、凹部47内に挿脱状態の遊技制御装置75を通過させる状態で回動するので、支障なく当該裏機構ユニット35を閉じることができる。そして、遊技制御装置75を挿脱不能状態に変換すれば、前面枠3の前側に遊技盤5を配置するとともに変動表示装置11の裏側に遊技制御装置75を配置することができる。
また、遊技盤5は、遊技盤本体6を透明な部材で形成したものに限定されない。例えば、従来の遊技盤本体、具体的には合板製の遊技盤本体にゲーム視認領域となる窓部を開設し、該窓部を介して変動表示装置11を遊技盤5の前方から視認できるようにしてもよい。そして、視認領域区画壁117は、その先端を変動表示装置11の手前に配置したが、本発明はこれに限定されず、当該視認領域区画壁117の先端を変動表示装置11に当接する位置に配置してもよい。
さらに、上記実施形態では、遊技制御装置75は、上方に回動して挿脱不能状態に変換して、裏機構ユニット35の裏側、言い換えると前面枠3の後部に配置されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、遊技制御装置75を下方に回動して挿脱不能状態に変換して、前面枠3の後部に配置されるように構成してもよい。このとき、遊技制御装置75は、変動表示装置11よりも前寄りに配置されてもよいし、後寄りに配置されてもよい。
そして、上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、前面枠に着脱可能な遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技の進行を制御する遊技制御装置とを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
遊技盤を着脱する途中のパチンコ遊技機の斜視図である。 遊技盤を取り外した状態のパチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の後方斜視図である。 裏機構ユニットを開いた状態の前面枠の後方斜視図である。 裏機構ユニットの前方分解斜視図である。 裏機構ユニットの後方分解斜視図である。 遊技盤の正面図である。 遊技制御装置を挿脱状態に変換した遊技盤の後方斜視図である。 (a)は遊技盤の後方分解斜視図、(b)は遊技盤の下部の断面図である。 ロック機構の説明図であり、(a)はロック状態を示す斜視図、(b)はロック解除状態を示す斜視図である。 制御系の説明に供するブロック構成図である。 遊技盤と変動表示装置との当接状態を示す斜視図である。 パチンコ遊技機の断面図であり、(a)は遊技盤を取り付ける途中の状態図、(b)は遊技盤を取り付けた状態図である。 遊技盤を前面枠に取り付け、遊技制御装置を挿脱不能状態に変換する前のパチンコ遊技機の後方斜視図である。 遊技制御装置を挿脱不能状態に変換したパチンコ遊技機の断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
4 前面枠本体
5 遊技盤
6 遊技盤本体
10 表示部
11 変動表示装置
20 遊技盤収納フレーム
35 裏機構ユニット
40 裏機構枠
41 球貯留タンク
42 球排出機構
43 演出制御装置
46 スライド溝
47 凹部
50 表示領域
51 フレーム部
52 スライド突起
55 付勢部材
57 押圧部材
64 開口部
75 遊技制御装置
77 第1コネクタ
82 遊技制御装置収容部
86 枠部材
87 球寄せベース
88 演出データ装置
88a 制御ROM
88b キャラクタROM
88c 音声データROM
89 回動機構
117 視認領域区画壁
118 スペーサ
128 第2コネクタ
133 ロック機構

Claims (6)

  1. 前面枠と、該前面枠側に着脱可能な遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置と、遊技の進行を制御する遊技制御装置と、該遊技制御装置からの指令信号に基づいて変動表示装置を制御する演出制御装置と、を備え、前記遊技盤の前方から変動表示装置を視認可能な遊技機において、
    前記前面枠は、遊技盤の後方に変動表示装置を当該前面枠の一側から他側に亘る状態で配置し、該変動表示装置の下方に前後方向へ貫通する開口部を開設し、
    前記遊技盤は、前記開口部に対応する箇所に回動機構を介して遊技制御装置を配置し、
    前記遊技制御装置は、回動機構により横向きに配置されて開口部へ挿脱可能となる挿脱状態と、縦向きに配置されて開口部へ挿脱不能となる挿脱不能状態とに変換可能であり、
    前記遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、遊技制御装置が開口部を通過して開口部の後方に配置され、この配置状態で遊技制御装置を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置が前面枠の後部に装備されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技盤に演出データ装置を備え、該演出データ装置に変動表示装置の表示データを記憶可能なROMを実装し、
    前記前面枠に演出制御装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技盤は、前記開口部に対応する箇所に演出データ装置を備え、該演出データ装置の後部に回動機構を介して遊技制御装置を配置し、
    前記遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、演出データ装置が開口部内に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記前面枠の裏面側に前記演出制御装置を備え、
    該演出制御装置に第1コネクタを開口部に臨む状態で備え、
    前記演出データ装置に前記第1コネクタと接続可能な第2コネクタを備え、
    前記遊技制御装置を挿脱状態に変換した状態で遊技盤を前面枠に装着すると、演出データ装置が開口部内に配置されるとともに第1コネクタと第2コネクタとが接続し、この接続状態で遊技制御装置を挿脱不能状態に変換すると、遊技制御装置が演出制御装置の第1コネクタを第2コネクタ側へ押圧可能としたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記遊技盤は、遊技制御装置を挿脱不能状態に維持する挿脱不能状態維持手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記前面枠は、変動表示装置を前後方向へスライド可能な状態で支持する裏機構枠と、変動表示装置を前方へ付勢する付勢部材と、を備え、
    前記遊技盤は、変動表示装置に前方から当接可能なスペーサを備え、
    前記遊技盤を前面枠に装着すると、変動表示装置がスペーサと付勢部材との間で位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機。
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