JP4905703B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、雀球遊技機やスロットマシン等の遊技機に係り、特に、筐体内に備えた貯留装置に遊技用媒体補給機から遊技用媒体を補給するようにした遊技機に関する。
従来、遊技用媒体として遊技メダルを用いて遊技する遊技機には、雀球遊技機やスロットマシン(回胴式遊技機)が知られている。雀球遊技機には、各種遊技部品が配置された遊技盤の下部に、麻雀牌の図柄を付した所定数の入球口を備え、メダル投入口に遊技メダル(以下、単に「メダル」とも言う)が投入されると、麻雀牌の図柄を画像表示装置に適宜の組合せで自動的に表示する自動配牌機能を備えたものがある(特許文献1参照)。この雀球遊技機では、画像表示装置に表示される手牌のうちから不要な牌(不要牌)が切り捨てられた際、1個の遊技球を再度打ち出しし得る状態となり、これら切り捨て操作(捨て牌操作)及び再打ち出し操作が所定回数以内にて繰り返し行われ、所定の上がり役が完成した時点で得点が計算され、その得点に応じた数の遊技メダルが払い出される。
また、スロットマシンは、複数種の絵柄からなるシンボルマークを円周方向に多数(通常は21個)備えた横3列の回胴リールを、スタートレバー操作に基づいて回転させた後、3個のストップボタンをそれぞれ押圧操作することで、各ボタンに対応する回胴リールを順次停止させて、各回胴リールに備えたシンボルマークのうちの所定の絵柄同士が一致したときに当たりとなり、ボーナス取得として多数の遊技メダルがメダル受け皿に放出されるように構成されている(特許文献2参照)。該スロットマシンでは、主基板に装着されたROMの抽選機能により役抽選を行い、該対応役の結果に応じて回胴リールを停止制御させてシンボルマークを揃える際等に視覚的な演出を行う。
一般に、雀球遊技機やスロットマシンのように遊技メダルを用いる遊技機は、投入された遊技メダルを貯留するホッパユニットと、該ホッパユニット内の貯留メダルのうち所定量を超えて溢れ出た遊技メダルを受容する受容箱と、を備えている。このような遊技機は、ホッパユニットから溢れた遊技メダルを自動的に回収する回収装置と、ホッパユニット内の遊技メダルが不足したとき自動的に遊技メダルを補給する自動補給機とを備えた遊技場に設置される場合には、該自動補給機のメダル補給部が、筐体背面に形成された開口部から挿入された状態で該背面に固定される。
特開2007−097783号公報 特開2003−275372号公報
ところで、特許文献1及び2に記載されるような遊技機には、遊技機本体が木製のものや金属製のものが存在する。木製の場合、加工面では利点が多いものの、遊技島設備に設置したり取り外したりする際に、釘等の打ち込みによって破損するようなことがあり、再利用には不向きな面がある。これに対し、金属製の場合には、木製の場合のような破損は生じにくく、同じ状態を長く維持できるため、再利用には有利であるが、上述した自動補給機のメダル補給部を背面に固定する際に次のような不都合を生じる。
つまり、自動補給機のメダル補給部を背面に固定する固定手段は、基本的には、木製の遊技機本体に固定する木ネジを用いることが慣例となっているため、このような木ネジを使用しながらも、金属製の遊技機本体背面に簡便に取り付けできるような構造が切望される。
そこで本発明は、少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製である遊技機本体を備えるものでありながら、遊技メダル等の遊技用媒体を補給する遊技用媒体補給機の補給部材を背面に簡便に固定し得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図10参照)、遊技用媒体(M)を貯留する貯留装置(57)を、少なくとも背面(26)が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体(1a,61a)内に備えると共に、前記背面(26)に、前記遊技機本体外部に位置する遊技用媒体補給機の補給部材(85)の先端部(87)を挿入する開口部(27)を備え、該開口部(27)に挿入された前記先端部(87)を介して前記貯留装置(57)に遊技用媒体(M)が補給されてなる遊技機(1,61)において、
前記補給部材(85)を固定する木製の接続部材(29)と、
前記遊技機本体(1a,61a)の前記背面(26)における前記開口部(27)の上方に形成されて木製の前記接続部材(29)を嵌合保持可能な嵌合開口部(28)を有して、該接続部材(29)を着脱自在に装着する装着部(45)と、を備え、
前記補給部材(85)を固定した前記接続部材(29)を、前記先端部(87)を前記開口部(27)に挿入した状態で該開口部(27)に向けてスライドさせることで前記装着部(45)に装着するように構成した、
ことを特徴とする遊技機にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図4ないし図9参照)、前記接続部材(29)が、左右縁部にそれぞれ切欠き部(29c)を有するプレート状に形成され、かつ、
前記装着部(45)は、前記開口部(27)に前記先端部(87)を挿入させつつ前記嵌合開口部(28)に接近する前記接続部材(29)の前記切欠き部(29c)を係合させる第1係合部(31)と、該切欠き部(29c)の前記第1係合部(31)への係合後、前記嵌合開口部(28)に進入した前記接続部材(29)が前記背面(26)と平行に前記開口部(27)に向けてスライド移動した際、前記第1係合部(31)とで前記接続部材(29)を抜け止め支持する第2係合部(33a)と、を有してなる、
請求項1記載の遊技機にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、補給部材を固定する木製の接続部材と、背面に接続部材を着脱自在に装着する装着部とを備え、補給部材を固定した接続部材を、補給部材の先端部を開口部に挿入した状態で装着部に装着するように構成したので、木製の接続部材に対して補給部材を木ネジで簡単に固定でき、更に、当該接続部材を介して、補給部材を遊技機本体背面の装着部に装着することができる。従って、遊技機の少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製であっても、遊技用媒体補給機の補給部材を簡便に取り付けることができる。
請求項2に係る本発明によると、装着部が、開口部に補給部材の先端部を挿入させつつ背面に接近する接続部材の切欠き部を係合させる第1係合部と、該切欠き部の第1係合部への係合後に接続部材が背面と平行に移動した際、第1係合部とで接続部材を抜け止め支持する第2係合部とを有するので、補給部材を固定した状態の接続部材を、その切欠き部を第1係合部に係合させながら背面と平行な方向に移動させるだけで第2係合部に係合させ、それら第1係合部と第2係合部とによって補給部材を背面に確実に取り付けることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置される雀球遊技機を図面に沿って説明する。なお、図1は本実施形態における雀球遊技機を示す斜視図、図2は図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図、図3は雀球遊技機の前扉全体を開放して内部構造を示す正面図である。
本実施形態では、27種の牌の図柄を各4個、計108個の牌を使用して遊技を行う雀球遊技機1を例に挙げて説明する。この27種の牌の図柄は、例えば、萬子が「一萬」〜「九萬」の9種、筒子が「一筒」〜「九筒」の9種、索子が「一索」と「九索」の2種、字牌が「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」の7種である。従って、萬子と筒子が数牌となり、索子の「一索」と「九索」は、順子を形成することができないので字牌に含めている。これにより、本実施形態における牌種とは、上記の「萬子」、「筒子」、「字牌」の3種を示すことになる。なお、上記した2種の数牌は、萬子、筒子、及び索子のうちのいずれの2種であってもよく、例えば、萬子と索子とで数牌を形成した場合には、筒子の「一筒」と「九筒」とを字牌とするように選定した雀球遊技機を構成してもよい。
図1は、本実施形態における雀球遊技機1の全体を示す斜視図である。同図に示すように、本雀球遊技機1は、全体が板金からなる筐体1cと、該金属製の筐体1cに対して開閉可能に支持された前扉1bと、を備えている。これら筐体1c及び前扉1bにより遊技機本体1aが構成されている。前扉1bの前面部には、操作パネル3、該操作パネル3の下方に設けられた遊技球発射レバー4、メダル受け皿5、音声や効果音(以下、一括して音声という)を出力する音声出力装置であるスピーカー6、ランプ装置7等が配置されている。前扉1bには透明ガラス41が取り付けられ、前扉1bの閉止時には該透明ガラス41が遊技盤2と対向するように位置する。そして、前扉1bの透明ガラス41を通した奥側で遊技盤2の前面には、図2に示す遊技エリアを形成する遊技盤面部2aが配置されている。なお、符号17は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤面部2a側に案内するガイドレールを示している。
本実施形態では、筐体1cは全体が板金(金属製)で構成される例を挙げて説明するが、本発明は、これに限らず、背面26(図4参照)以外は樹脂製や木製のもの、つまり背面26のみが金属製の筐体1cを備えた雀球遊技機にも適用でき、また、全体が樹脂製の筐体1cを備えた雀球遊技機や、背面26のみが樹脂製の筐体1cを備えた雀球遊技機にも適用できる。すなわち、少なくとも背面26が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体1aを備える雀球遊技機や、後述するスロットマシン61においても少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体61aを備えたものであれば、本発明を適用することができる。
上記操作パネル3には、液晶表示装置等からなる画像表示部14、メダル投入口15、及び各種の操作ボタンが設けられている。この各種の操作ボタンとして、13個のボタンが横方向に並設された捨て牌ボタン16…、自摸牌捨てボタン39、リーチボタン18、牌選択右シフトボタン19、牌選択左シフトボタン20、自摸牌決定ボタン21、払い出しボタン22、遊技終了ボタン23、遊技開始ボタン24、及びリジェクト(REJECT)ボタン25が配置されている。
図2に示すように、遊技盤面部2aの略中央部には、液晶パネル等の画像表示装置38を開口部13から露出した状態のセンター飾り12が配置されている。センター飾り12は、開口部13の上部に演出装置40を有し、開口部13の下部に遊技球の進路を振り分けるステージSを有している。センター飾り12の右方には、遊技球が通過可能なアタッカー作動通過口10が配置され、該アタッカー作動通過口10の直下方にはアタッカー9が配置されている。
センター飾り12の上方には表示部37が配置され、センター飾り12の左右下方には入球口11a,11bが配置され、センター飾り12の下方には入球口11c〜11e、…が配置されている。また、センター飾り12の下方で且つ上記入球口11c〜11e、…の直ぐ上方には、各入球口の入球幅を規制するための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。なお、遊技盤面部2aには、風車(図示せず)や上記とは別の障害釘(図示せず)が設けられている。
センター飾り12におけるステージSの下方には、複数個(本実施形態では25個)の入球口11c、11d、11e、…を有した入球ユニット53が配置されている。これら入球口11c、11d、11e、…は、索子牌を除いた牌の図柄25種(図柄は図示せず)に対応して25個が設けられている。入球口11a,11bにはそれぞれ「一索」と「九索」が表示されており、また入球口11cには「一萬」、入球口11dには「二萬」、入球口11eには「三萬」というように、所要の麻雀牌図柄が順次表示されている。なお、符号53aは、入球ユニット53の前カバーを示している。
また、遊技機本体1aの内部には、図3に示すように、前扉1b全体を開放した状態において、電源基板55、主制御基板56、ホッパユニット(貯留装置)57、メダル払出し装置48、及び受容箱58が上部から下部に向かって配設されている。図3の正面視における、遊技球を遊技盤面部2aに打ち出す発射装置51の右上方には、循環ユニット73が装着されている。筐体1cの背面におけるホッパユニット57のやや上方には開口部27が表裏貫通して形成されている。この開口部27から、メダル補給部(補給部材)85の先端部87が挿入されてホッパユニット57の上部に位置している。つまり、本実施形態の雀球遊技機1は、遊技機本体1a外部の不図示の自動補給機(遊技用媒体補給機)からメダル補給部85を介してホッパユニット57に遊技メダル(遊技用媒体)Mが補給されるように構成される。なお、符号57aは、隣接する受容箱58に遊技メダルMを排出するための排出口を示し、符号71は打撃レバーを示している。
ついで、図4ないし図9を参照して、自動補給機のメダル補給部85を遊技機本体1aの背面26(つまり、筐体1cの背面26)に装着する構造について説明する。なお、図4は、当該装着構造におけるメダル補給部85の装着前の状態を示す斜視図、図5は、装着構造におけるメダル補給部85の装着の第1段階を示す斜視図、図6は、装着構造におけるメダル補給部85の装着の第2段階を示す斜視図、図7は、メダル補給部85の接続プレート(接続部材)29への固定状況を示す斜視図、図8は、メダル補給部85の接続プレート29への固定後の状態を示す斜視図、図9は、図8のメダル補給部85及び接続プレート29を、一部断面した状態で示す側面図である。
図4に示すように、図1に示した遊技機本体1aの背面26の装着部45にメダル補給部85が取り付けられるのであるが、その場合、遊技機本体1aとメダル補給部85との間には、双方を接続する接続プレート(接続部材)29が介在される。
メダル補給部85を固定する当該接続プレート29は、メダル補給部85を木ネジでネジ止めできるように木製でかつ略々矩形状に構成されており、中央部に平坦状の取付け部29dを有し、かつ左右縁部にそれぞれ切欠き部29cを有している。これら左右の切欠き部29cの上部及び下部には、それぞれ凸部29a及び凸部29bが形成されている。
メダル補給部85は、図9に示すように、接続プレート29の取付け部29dに複数本の木ネジ36で固定される金属製の固定プレート部88と、該固定プレート部88の下部に、左右に突出するブラケット86bをビス止めされた金属製の矩形筒状部86と、該矩形筒状部86の下部に連結されて該矩形筒状部86に連通する金属製の先端部87と、から構成される。なお、固定プレート部88は、一般的には、木製の筐体に対して木ネジで固定される。矩形筒状部86は、上方に開口するメダル取入れ部86aに、雀球遊技機1が設置される遊技島設備に設けられている不図示の自動補給機(遊技用媒体補給機)から延びる蛇腹状のホース90(蛇腹状の形状については図示を省略)が連結される。このため、該自動補給機から所定の契機(例えば、ホッパユニット57内の遊技メダルMが不足した時点)で遊技メダルMが放出されると、それら遊技メダルMが、蛇腹ホース90、矩形筒状部86及び先端部87を介して、遊技機本体1a内のホッパユニット57に補給される
また、遊技機本体1aの背面26には、メダル補給部85の先端部である先端部87を挿入する、略々矩形状の開口部27と、接続プレート29を装着する装着部45と、が設けられている。背面26に接続プレート29を着脱自在に装着する当該装着部45は、開口部27の上方にて該開口部27より大きく且つ接続プレート29の面積よりやや大サイズの略々矩形状の嵌合開口部28と、該嵌合開口部28の上側左右に形成された、開口部27にメダル補給部85の先端部87を挿入させつつ背面26に接近(図4の矢印A方向)する接続プレート29の切欠き部29cを係合させる係合爪部(第1係合部)31と、嵌合開口部28の下側左右に形成された、係合爪部31への係合後に背面26と平行な方向(図5の矢印B方向)に接続プレート29が移動した際に切欠き部29cから離れた係合爪部31とで接続プレート29を抜け止め支持する係合爪部(第2係合部)33aと、を有している。
更に、上記装着部45は、嵌合開口部28の上縁部及び下縁部に設けられた当接部30,32を有している。当接部30は、係合爪部31に切欠き部29cを完全に係合させて奥側に入り込んだ接続プレート29の前面(背面26に向く面)の上縁部を当接させるものであり、当接部32は、接続プレート29の前面の下縁部を当接させるものである。そして、該当接部32は、接続プレート29の厚み分だけ嵌合開口部28の奥方向に延びる連結部32bと、該連結部32bから上方に屈曲して延びる屈曲部32aとからなり、連結部32bの存在によって奥行き33bが形成される。この構造は、当接部30側でも同様である。また、係合爪部31は、切欠き部29cのサイズよりやや小さく形成されており、接続プレート29が上縁部を当接部30に当接させたとき、接続プレート29の切欠き部29cを矢印Bと逆方向に乗り越えるので、その状態において、接続プレート29を連結部32bに当接するまで下方にスライドさせることができる。この際のスライド量は、開口部27に挿入された先端部87及び矩形筒状部86が該開口部27内でその上下移動を許容される範囲内に設定されている。
上記構造のメダル補給部85を接続プレート29に組み付ける際は、図7に示すように、接続プレート29をその凸部29aが上方を向くように位置させ、先端部87を下方に向けたメダル補給部85の固定プレート部88を取付け部29dに対向させつつ接触させ、固定プレート部88の左右縁部88bに形成された複数の貫通孔88aにそれぞれ木ネジ36を挿通して木製の取付け部29dにねじ込む。これにより、図8に示すように、固定プレート部88を介してメダル補給部85が接続プレート29に固定され、ユニット化される。このメダル補給部85は、図9に示すように、背面26に平行な状態で対面する接続プレート29から斜め下方に先端部87が突出するため、該先端部87が開口部27に挿入された際に、遊技機本体1a内のホッパユニット57の上部に位置できるようになる。
そして、ユニット化させた上記メダル補給部85を、遊技機本体1aの背面26に接近させ、開口部27に先端部87を挿入し、接続プレート29をその切欠き部29cを係合爪部31に位置合わせしつつ、図4の矢印A方向に移動させて、図5に示すように係合させる。更に、この状態から、接続プレート29を図5の矢印B方向に移動させる。この際、開口部27が先端部87及び矩形筒状部86の上下移動を許容し得るサイズに形成されているので、メダル補給部85全体が支障なく下降し、接続プレート29の下縁部が連結部32bに当接することで、図6に示すようにメダル補給部85が背面26に取り付けられる。なお、図4ないし図6における符号34は、係合爪部31に切欠き部29cを通しつつ接続プレート29を嵌合開口部28側に挿入する際に、切欠き部29cの上下にある凸部29aと凸部29bを通過させる切欠き部である。
当該メダル補給部85の背面26への装着状態では、図9に示すように、接続プレート29の厚みが嵌合開口部28内に収容された形になるので、固定プレート部88における背面26側を向く面が該背面26と略々面一になって、背面26の後方に突出することがない。これにより、背面26が一般的な木製であった場合に該背面26に固定プレート部88を直接木ネジ36で固定した状態と同じになるため、接続プレート29を介在する本実施形態においてメダル補給部85の先端部87がホッパユニット57に対して位置ズレすることはない。
続いて、上述した雀球遊技機1の遊技手順とこの手順に伴う各処理の概要について説明する。すなわち、1ゲームは、遊技者がメダル投入口15へメダルを投入して、遊技開始ボタン24を押圧し、14個の手牌が画像表示部14上に配牌表示されることによりスタートする。そして、遊技者が捨て牌ボタン16…、等の各種の操作ボタンを操作し、該操作に基づいて各種センサから発生される入力信号及び制御信号に基づき、1ゲームが進行していくことになる。
つまり、遊技者がメダル投入口15にメダルを投入し、遊技開始ボタン24を押圧すると、1ゲームの遊技が開始できる状態になり、引き続き、ゲームを開始するために必要な14個の配牌の図柄が自動的に決められ、画像表示部14の手牌表示部(図示せず)と自摸牌表示部(図示せず)に表示される。更に、表ドラ及び裏ドラの牌の図柄の画像が、画像表示部14の不図示の表ドラ表示部と裏ドラ表示部に表示され、ビッグ役及びチャンス役がビッグゲーム上がり役表示部(図示せず)と、チャンスゲーム上がり役表示部(図示せず)とにそれぞれ表示される。そして、遊技の開始条件が整ったことが画面表示又は音声で遊技者に報知される。
この状態において、遊技者は、手牌表示部と自摸牌表示部に表示されている牌の図柄から、捨て牌を選択する操作を行う。遊技者は、捨てる牌の図柄を決定すると、この捨て牌の図柄に対応する捨て牌ボタン16…、或いは自摸牌捨てボタン8のいずれか1つを選択(オン)してこの牌を捨てる。すると、遊技球が遊技球発射位置に1球送られ、遊技球発射レバー4の操作で遊技盤面2内に遊技球を発射できる状態になる。
遊技者が遊技球を発射し、この遊技球が入球口11a、11b、11c、…の何れかに入球すると、該入球に対応する牌(自摸牌)の図柄が自摸牌表示部(図示せず)に表示される。この牌を自摸ったことで和了しない場合、遊技者は、14個の手牌の中から不要と思われる1個の牌を捨てる捨て牌操作を行う。そして、遊技者は、このような操作を順次実行していき、所望の上がり役が聴牌(テンパイ)したと判断した時点で、リーチボタン18を操作してリーチをかけ、或いはリーチをかけずに、1ゲーム中で発射可能な遊技球数が尽きるまで上がり牌を自摸る操作を続ける。
以上のように本実施形態では、メダル補給部85を固定する木製の接続プレート29と、背面26に接続プレート29を着脱自在に装着する装着部45とを備え、メダル補給部85を固定した接続プレート29を、メダル補給部85の先端部87を開口部27に挿入した状態で装着部45に装着するように構成した。これにより、木製の接続プレート29に対してメダル補給部85を木ネジ36で簡単に固定でき、更に、この接続プレート29を介して、メダル補給部85を背面26の装着部45に簡単に装着することができる。従って、雀球遊技機1の少なくとも背面26が金属製であっても、自動補給機のメダル補給部85を簡便に取り付けることができる。
そして、装着部45が、開口部27にメダル補給部85の先端部を挿入させつつ背面26に接近する接続プレート29の切欠き部29cを係合させる係合爪部31と、該切欠き部29cの係合爪部31への係合後に接続プレート29が背面26と平行に移動した際、係合爪部31とで接続プレート29を抜け止め支持する係合爪部33aとを有している。これにより、メダル補給部85を固定した状態の接続プレート29を、その切欠き部29cを係合爪部31に係合させながら背面26と平行な方向に移動させるだけで係合爪部33aに係合させ、それら係合爪部31と係合爪部33aとによってメダル補給部85を背面26に確実に取り付けることができる。
なお、本発明は、上述した雀球遊技機1に限らず、図10に示すようなスロットマシン(回胴遊技機)61や、アレンジボール遊技機に適用されてもよい。同図は、スロットマシン61の外部構造を概略的に示す斜視図である。
スロットマシン61は、図10に示すように、筐体62と、筐体62の一側部に開閉自在に取り付けられて遊技者に面する前扉63とを備えている。これら筐体62と前扉63とによって遊技機本体61aが構成される。
前扉63は、図10の上下方向における略中央部分に操作パネル64を有し、操作パネル64の上方及び下方に、液晶表示パネル66及びメダル受け皿67をそれぞれ有している。このメダル受け皿67内には、入賞時にメダル払出し口65から遊技メダルが払い出される。また、液晶表示パネル66の上方には、クレジット枚数、ベット(BET)枚数、及び払い出し状況等を表示するための遊技状態表示部68が設けられている。操作パネル64には、上面にベットボタン69及びメダル投入部70が配置され、前面にスタートレバー72及び3個のストップボタン74が配置されている。なお、同図において、液晶表示パネル66内方に見えるはずの回胴リール等は、便宜上図示を省略している。
筐体62の内方には、中央部分に回胴リール装置(図示せず)が設けられ、最下部に図3で説明したものと同様のホッパユニット(図示せず)が配置されている。このホッパユニットは、入賞時にメダル払出し口65から払い出すための多数の遊技メダルを収容する。更に、ホッパユニットの側方に隣接するように、該ホッパユニットから溢れ出た遊技メダルを収容し得る受容箱(図示せず)が配置されている。
このようなスロットマシン61によっても、先の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態における雀球遊技機の外部構造を示す斜視図である。 図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図である。 雀球遊技機の前扉全体を開放して内部構造を示す正面図である。 装着構造におけるメダル補給部の装着前の状態を示す斜視図である。 装着構造におけるメダル補給部の装着の第1段階を示す斜視図である。 装着構造におけるメダル補給部の装着の第2段階を示す斜視図である。 メダル補給部の接続プレートへの固定状況を示す斜視図である。 メダル補給部の接続プレートへの固定後の状態を示す斜視図である。 図8のメダル補給部及び接続プレートを、一部断面した状態で示す側面図である。 スロットマシンの外部構造を概略的に示す斜視図である。
符号の説明
1,61 遊技機(雀球遊技機、スロットマシン)
1a,61a 遊技機本体
26 背面
27 開口部
29 接続部材(接続プレート)
29c 切欠き部
31 第1係合部(係合爪部)
33a 第2係合部(係合爪部)
45 装着部
57 貯留装置(ホッパユニット)
85 補給部材(メダル補給部)
87 先端部
M 遊技用媒体(遊技メダル)

Claims (2)

  1. 遊技用媒体を貯留する貯留装置を、少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体内に備えると共に、前記背面に、前記遊技機本体外部に位置する遊技用媒体補給機の補給部材の先端部を挿入する開口部を備え、該開口部に挿入された前記先端部を介して前記貯留装置に遊技用媒体が補給されてなる遊技機において、
    前記補給部材を固定する木製の接続部材と、
    前記遊技機本体の前記背面における前記開口部の上方に形成されて木製の前記接続部材を嵌合保持可能な嵌合開口部を有して、該接続部材を着脱自在に装着する装着部と、を備え、
    前記補給部材を固定した前記接続部材を、前記先端部を前記開口部に挿入した状態で該開口部に向けてスライドさせることで前記装着部に装着するように構成した、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記接続部材は、左右縁部にそれぞれ切欠き部を有するプレート状に形成され、かつ、
    前記装着部は、前記開口部に前記先端部を挿入させつつ前記嵌合開口部に接近する前記接続部材の前記切欠き部を係合させる第1係合部と、該切欠き部の前記第1係合部への係合後、前記嵌合開口部に進入した前記接続部材が前記背面と平行に前記開口部に向けてスライド移動した際、前記第1係合部とで前記接続部材を抜け止め支持する第2係合部と、を有してなる、
    請求項1記載の遊技機。
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