JP4530330B2 - 雀球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤上に遊技球を打ち出して上がり役を成立させるように遊技し得る雀球遊技機に係り、特に捨牌等の処理を行うための操作パネルの操作性を改善した雀球遊技機に関する。
従来、各種遊技部品が配置された遊技盤の下部に、麻雀牌の図柄を付した所定数の入球口を備え、メダル投入口に遊技メダルが投入された後、例えば1ゲーム当たり14個の遊技球が遊技盤上に打ち出されて各遊技球がいずれかの入球口に入球した際、当該入球口に対応する麻雀牌の図柄が、上記遊技盤上に配置された画像表示部に表示されるように機能する雀球遊技機が存在する(例えば、特許文献1参照)。また近年では、メダル投入口に投入された遊技メダルを検知スイッチに基づいて検出した時点で、麻雀牌の図柄を画像表示部に適宜の組み合わせで自動的に表示(つまり自動配牌)する機能を備えた雀球遊技機も知られている。
上記従来の雀球遊技機は、略箱体形状の裏枠と、この裏枠に開閉可能に支持された前枠とを備え、この前枠の上部側に上記遊技盤を備えている。当該雀球遊技機では、画像表示部に表示される手牌のうちから不要な牌(以下、不要牌とも言う)が切り捨てられた際、1個の遊技球を再度打ち出し可能な状態となり、これら切り捨て操作及び再打ち出し操作が所定回数以内にて繰り返し行われ、所定の上がり役が完成した時点で得点が計算され、その得点に応じた数の遊技メダルが払い出される。
特開平7−39623号公報(図1、図4及び図7参照)
ところで、上述した従来の雀球遊技機では、不要牌を切り捨てる操作(捨牌操作)等を行うための操作パネルが、ガラス板を遊技盤前部に位置決めするガラス枠部の下面に略整合するようにして配置されている。このため、ガラス板の上下方向サイズに起因して、操作パネルが必要以上に雀球遊技機における下方側に位置することとなり、遊技盤に面して着座する遊技者が、眼の高さに位置する遊技盤上の画像表示部と、必要以上に下方側に配置された操作パネルとを交互に目視しつつ遊技を進めなければならず、円滑な操作性が損なわれる等の問題が生じていた。
また、上記問題を解消するため、遊技盤前面を覆うガラス板のサイズを小型化(特に上下方向を短く)することにより、非遊技領域におけるガラスの存在しない部分に操作パネルを上昇させた形にするなどの手法も考えられる。しかし、このような手法によると、専用サイズのガラス板が必要となることに起因して、パチンコ台で一般的に用いられるガラス板(405mm×405mm)を共用化することが困難になって汎用性が損なわれ、遊技店側での取り扱い上の利便性が低下する等の問題を招く虞がある。
更に、上述した従来の雀球遊技機では、遊技盤の中央部に画像表示部が配置されているため、遊技盤上の遊技領域が画像表示部に圧迫されて遊技球の転動領域が規制され、障害釘の打ち込みや遊技部品の配置等のゲージ設定に苦慮するような問題が生じる。そのため、障害釘を画像表示部に近接させて配列せざるを得ない状況も生じてしまい、当該障害釘をハンマーで調整する際に、液晶ディスプレイ等からなる画像表示部を破損させる虞も生じる。
本発明はこうした従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ガラスサイズを専用化せず、汎用性や遊技店側での利便性を維持しながら、操作パネルを遊技盤側に可及的に位置させると共に、画像表示部に対する視認性を向上させて、遊技者による円滑な操作性を実現し得るように構成した雀球遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、裏枠と、遊技盤及び操作パネルを有し且つ前記裏枠に開閉可能に支持された前枠とを備え、該前枠が、前記遊技盤の前方を覆うべきガラス板を支持するガラス枠部を上側に且つ前記操作パネルを有する操作部を下側に夫々位置させた開閉扉として前記裏枠に対し一体的に開閉し得るように結合して備え、前記ガラス枠部が、前記ガラス板を、その下部を前記操作部に所定量オーバラップさせる形で支持してなる雀球遊技機であって、
前記操作パネルは、前記裏枠側から前記前枠の前方に向かって所定角度で下方に傾斜するように配置され、
前記操作パネルには、遊技に必要な麻雀牌の配牌状況を含む各種情報を表示する画像表示部が、前記操作パネルの傾斜に沿う形で一体的に配置され
前記操作部に設けた収容空間には、前記画像表示部を一体に有する表示ユニットが、前記開閉扉の裏面側から挿入され且つ前記表示ユニットが左右端部に有する各支持部材を前記操作部側に有する支持孔に係止することで固定されて、前記画像表示部を前記操作パネルから露出させる形で収容配置され、
前記ガラス枠部と前記操作部とが夫々個別の枠体として構成され、且つ該枠体の双方が、裏面に取り付けられるフレーム部材を介して相互に結合された状態で一体的に前記裏枠に支持されてなる、ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ガラス板の下部を操作部に所定量オーバラップさせる形でガラス枠部に支持することにより、操作パネルを可及的に遊技盤側に位置させることが可能になる。これにより、遊技盤に面して着座する遊技者が、眼の高さにある遊技盤の遊技領域と、適度の高さに位置する操作パネルとを交互に目視しながら、遊技を操作性良く円滑に進めることができるようになる。しかも、従来の雀球遊技機では遊技盤上に位置していた画像表示部が操作パネルに一体的に配置されるので、画像表示部が遊技盤上に存在しないことにより、遊技領域の配置の自由度と共にゲージ設定の自由度が増すことになる。また、障害釘を画像表示部に近接配置することがなくなるので、障害釘の調整時に画像表示部を破損するような事態を確実に回避できる。更に、遊技者側に所定角度で傾斜する画像表示部に表示された配牌等を目視しながら捨牌を選択し、選択した捨牌を操作パネルにて即座に切り捨てる等の操作が容易になるので、画像表示部の視認性と共に操作パネルの操作性が大幅に向上する。また、表示ユニットが画像表示部を操作パネルから露出させる形で収容空間に収容されるので、画像表示部の設置と同時に該表示部の画面以外の部分を覆うことができ、従って、画像表示部を容易且つ確実に保護しつつ、雀球遊技機の組み立てを速やかに行うことができる。更に、操作部に設けた収容空間には、表示ユニットが、開閉扉の裏面側から挿入され且つ表示ユニットが左右端部に有する各支持部材を操作部側に有する支持孔に係止することで固定されて、画像表示部を操作パネルから露出させる形で収容配置されるので、表示ユニットの操作部に対する着脱性(交換性)が向上される。
以下、本発明の雀球遊技機の実施形態として、遊戯場等に設置される雀球遊技機10について図1ないし図6を参照して説明する。
なお、図1は本実施形態における雀球遊技機10の外部構造を示す正面図、図2は本雀球遊技機10の前枠におけるガラス枠部と操作部の一体開閉部分をやや開放した状態で示す側面図、図3は本雀球遊技機10の前枠における上記一体開閉部分を開放した状態で示す正面図、図4は本雀球遊技機10の前枠全体を開放して裏枠の内部構造を示す正面図、図5は本雀球遊技機10の前枠における上記一体開閉部分を分解した状態で示す斜視図である。また、図6は本雀球遊技機10におけるガラス枠部下方に位置する操作部を示す図であり、同図(a)は操作パネルを一部破断した状態で示す側面図、同図(b)は操作パネルの配置構成を模式的に示す側面図である。
図1ないし図3に示すように、本雀球遊技機10は、略箱体形状の裏枠11と、この裏枠11の前部一側に開閉連結支持機構12を介して開閉可能に支持された前枠13とを備えている。
前枠13は、ガラス枠部15と操作部16とが上下一体的に結合された形で裏枠11に対し開閉連結支持機構12を介して開閉し得るように支持された第1開閉扉17と、この第1開閉扉17の裏面側において裏枠11に対し開閉連結支持機構12を介して開閉し得るように支持された第2開閉扉19とを備えている。
第1開閉扉17は、図3に示すように、裏枠11に対し先に閉止された第2開閉扉19に対して閉塞された状態で、第2開閉扉19の前部における上記開閉連結支持機構12と反対側に位置する施錠機構20を介して施錠されるように構成されている。
第1開閉扉17のガラス枠部15は、図1及び図3に示すように、略半円状に開口する開口部21と、この開口部21の外周に亘って設けられた演出用ランプ部23と、後述するガラス支持機構とを備えている。また第1開閉扉17の操作部16は、図1ないし図3に示すように、遊技盤22の下部側において前方に膨出するように形成されており、裏枠11側から(図2の右側)から前枠13の前方(図2の左側)に向かって所定角度で下方に傾斜する上部面16aと、この上部面16aの前方縁部から下方に向かって丸みを帯びて膨出する下部面16bとを備えている。
操作部16の上部面16aには操作パネル33が設けられている。この操作パネル33には、遊技に必要な麻雀牌の配牌状況を含む各種情報を表示する液晶ディスプレイ等からなる画像表示部35が、上部面16aの傾斜、つまり操作パネル33の傾斜に沿う形で一体的に配置されている。更に上部面16aには、画像表示部35の下側縁部の長手方向に亘って配列された複数(本実施形態では、配牌の13牌とツモ牌に対応する1牌とに相当する14個)の捨牌ボタン36と、画像表示部35の左右に位置するベット(BET)ボタン37及びリーチボタン39とが設けられている。なお、上記捨牌ボタン36は、各々対応するボタンを適時押圧操作することで捨牌操作を行うことができる。
更に、上部面16aにおける操作パネル33の左方にメダル投入口40及びメダル返却ボタン41が配設され、操作パネル33の右方に、所定の操作を行うための各種操作ボタン42が配設されている。また、操作部16の下部面16b上部における左右両端部には、演出用ランプ43が夫々配設されている。
画像表示部35には、図示はしないが、捨牌、チャンス役、聴牌時の上がり牌、メダル残数、ドラ牌・裏ドラ牌、ツモ牌、或いはゲームの流れに対応するキャラクタ等が表示される。また、画像表示部35の表示は、例えば、メダル投入口40から遊技メダルが1枚投入された際、それまで表示されていたデモンストレーション画面が通常遊技画面に切り替わり、これにより、雀球遊技機10は遊技球打ち出し可能な状態となる。なお、第1開閉扉17における操作部16の裏側には、画像表示部35を有する表示ユニット54が収納配置されている(図3参照)。
一方、第2開閉扉19は、上部側に、ガラス枠部15の開口部21から露出するように設けられた遊技盤22を備え、中間部に、打ち出し部53と、打ち出された遊技球を案内する湾曲面状の遊技球ガイド52とを備えている。更に第2開閉扉19は、下部側に、メダル受皿45と、このメダル受皿45の上方及び左方に夫々設けられた放音部46と、メダル受皿45の右方に設けられた発射レバー32及び天狗47と、メダル受皿45の左下方に設けられた灰皿49とを備えている。更にメダル受皿45の略中央部には、メダル排出口50が設けられている。なお、第2開閉扉19の裏面側下部の2箇所には、図4に示すように、上記2箇所の放音部46に夫々対応するようにスピーカ46aが配置されている。
そして、遊技盤22上には、略中央部に特別入球口(以下、アタッカーと言う)25が配設され、このアタッカー25の上方中央部に通過口(以下、ゲートと言う)26が配設され、このゲート26の上方にはランプ27が配設されている。更に、ゲート26の左右には入球口29が夫々配設され、またアタッカー25の下方には、所定の図柄が夫々表示された複数の下部入球口30が配置され、更にアタッカー25の左右には風車31が夫々配設されている。なお、図示はしないが、これらアタッカー25等の各種遊技部品の周囲には、所要のゲージ設定に応じた多数本の障害釘が打ち込まれている。
上記下部入球口30は、詳細な図示は省略するが、例えば一万から九万、及び一筒から九筒までの各麻雀牌が表示された入球口、並びに東、南、西、北、白、発、中が夫々表示された入球口などを備えており、各入球口の上部には、所要のゲージ設定に応じて不図示の障害釘が打ち込まれている。従って、発射レバー32の操作によって遊技盤22上に打ち出された遊技球(図示せず)は、遊技盤22上の障害釘等に当たって落下方向を変化させつつ、上記入球口のいずれかに入球することになる。なお、牌の種類は、上記に限定されることなく、他の組み合わせとすることも可能であり、また入球口を増やし或いは減少させて構成することも可能である。
次に、本雀球遊技機10の裏枠11の内部構造について図4を参照して説明する。同図に示すように、第1開閉扉17及び第2開閉扉19からなる前枠13全体を開放した状態において、裏枠11の内部には、電源基板55、主制御基板56、メダルホッパ57、メダル払出し装置48、及びメダルタンク60が上部から下部に向かって順次設けられている。なお、図中の符号51は、図3に示した打ち出し部53と一体的に構成される発射装置を示している。
引き続き、図3及び図5を併せて参照し、第1開閉扉17の構成について詳細に説明する。即ち、両図に示すように、第1開閉扉17の上側に位置するガラス枠部15は、開口部21を有し且つ該開口部21を囲繞する略コの字状に形成された枠体15aを備えている。枠体15aの裏面側には、透明のガラス板62を中央部に嵌め込み得るように略コの字状に結合されたフレーム部材63、64、65が、複数のネジ孔66を夫々貫通して枠体15a側に螺合する複数の固定用ネジ(図示せず)を介して堅固に組み付けられている。
上記フレーム部材64、65は、枠部材15側から操作部16側に所定寸法延設された延設部64a、65aを夫々有しており、これら延設部64a、65aが、枠体15aにネジ止めされたフレーム部材64、65から操作部16側に延び、且つ操作部16の枠体16cの後部にネジ止めされることにより、ガラス枠部15と操作部16とが堅固に一体的に結合される。これにより、遊技盤22の前方を覆うべきガラス板62を第1開閉扉17に対し一体的に支持すると共に、当該ガラス板62の下側縁部62a(図3)を、ガラス枠部15側から操作部16側に所定寸法突出させてオーバラップした形で支持するガラス支持機構が実現されている。
そして、図5及び図6に示すように、第1開閉扉17の下側に位置する操作部16は、上記枠体16cに、画像表示部35を有する表示ユニット53を収納し得る収納空間Sを備えている。この収納空間Sは、前方(図5の右上方、図6の左方)に向かって略半球面状に膨出すると共に、画像表示部35の画面サイズに対応させて上部面16aに形成された表示部露出口16dに連通している。
操作部16の収納空間S内には、表示部露出口16dの左右端近傍から垂下するように一対のブラケット67が設けられている。これら一対のブラケット67夫々に設けられた支持孔67aに対し、表示ユニット54の左右端部に備えた各支持部材68を嵌め込むことにより、表示ユニット54が、画像表示部35の画面を上部面16aの表示部露出口16dから露出させて収納空間S内に収容される形で、所定位置に位置決め固定される。なお、画像表示部35を透視可能な透明パネル(図示せず)が表示部露出口16dの全面に亘って設けられており、これにより、画像表示部35の画面の保護が図られている。
また、上部面16aにおける表示部露出口16dの両端部分には、各種操作ボタン42やメダル返却ボタン41が配置され、且つ表示部露出口16cの下方側には捨牌ボタン36が配置される。なお、図5及び図6における符号61は、メダル識別器(セレクタ)を示している。
そして、上述のように裏枠11に対して操作部16と一体的に開閉し得るように該操作部16に結合されたガラス枠部15は、図6(a)に示すように、収納空間Sにおいてガラス板62を、その下部を操作部16の表示ユニット54背面側に所定量オーバラップさせる形で支持している。具体的には、操作パネル33が遊技盤22における遊技領域下端面(下部入球口30(図1参照)の下側)よりも低く、遊技盤22の下端面よりも高い位置に配置されて、ガラス板62の下部と操作パネル33の上部とがオーバラップするようになっている(図1及び図3のH)。なお、図3におけるHは遊技盤22の縦方向寸法を示し、Hは遊技領域を示している。
以上の構成を備えた本雀球遊技機10では、ゲーム1回について遊技メダル1枚をメダル投入口40に投入する毎に、画像表示部35の表示面に14牌の自動配牌が行われると共に、打ち直し用の例えば14個の遊技球が使用可能に設定される。或いはこれに代えて、ゲーム1回について遊技メダル1枚を投入する毎に、例えば24個(配牌用の遊技球14個、打ち直し用の遊技球10個)の遊技球を使用可能となるように設定することもできる。
そして、遊技メダルを1枚投入してゲーム開始可能な状態にした後、発射レバー32の操作により、遊技球を1個ずつ遊技球ガイド52を介して遊技盤22上の任意の位置に打ち出すことができる。また、遊技球の打ち直し時には、画像表示部35上に表示された14牌のうちから遊技者が適宜選択した捨牌を、捨て牌ボタン36の操作に基づいて切り捨てる。これにより、捨牌に相当する牌が画像表示部35から消滅すると共に、当該捨牌に対応して1個の遊技球が打ち出し可能な状態となる。これらの操作を所定回数以内で実行し、14枚の牌により麻雀の上がり役が完成した時点でゲームを終了させて所定の操作を行うと、獲得した得点に応じて遊技メダルがメダル排出口50から払い出され、これにより、遊技者に利益が還元されることとなる。
そして、上述した遊技時等において、例えば、遊技盤22上の障害釘に遊技球が引っ掛かったり、操作部16のメダル投入口40から投入したメダルが詰まったりした場合、本雀球遊技機10にあってはガラス枠部15と操作部16とが裏枠11に対して上下一体的に開閉し得るように結合されているので、ガラス枠部15及び操作部16の双方を一度に開放することで、遊技球や遊技メダルの除去など、種々の事態に円滑に対処することができる。
更に、本雀球遊技機10では、ガラス板62をその下部を操作部16に所定量オーバラップした形でガラス枠部15に支持したことにより、遊技盤22下方における非遊技領域を省いた形で、操作パネル33を遊技盤22側に可能な限り寄せるように構成することができる。これにより、遊技盤22に面して着座する遊技者が、眼の高さに位置する遊技盤22の遊技領域と、適度の高さに位置する操作パネル33とを交互に目視しながら、遊技を操作性良く円滑に進めることができる。
しかも、従来は遊技盤上に位置していた画像表示部35が操作パネル33に一体的に配置されるので、画像表示部35が遊技盤22上に存在しないことにより、遊技領域の配置の自由度と共にゲージ設定の自由度が増している。また、障害釘を画像表示部35に近接配置することがなくなるので、障害釘の調整時に画像表示部35を破損するような事態を確実に回避できる。更に、遊技者側に所定角度で傾斜する画像表示部35に表示された配牌等を目視しながら捨牌を選択し、選択した捨牌を操作パネル33にて即座に切り捨てる等の操作が容易になるので、画像表示部35の視認性と共に、操作パネル33の操作性が大幅に向上する。また、上記表示ユニット54は、左右端部に備えた各支持部材68を操作部16側の支持孔67aに係脱することにより、操作部16に対する着脱性(交換性)が向上されている。
また、ガラス板62がその下部を操作部16に所定量オーバラップさせた形でガラス枠部15にて支持されたことにより、専用サイズのガラス板が不要となり、パチンコ台で一般的に用いられるガラス板(405mm×405mm)を兼用化できるので、遊技店側での取り扱い上の利便性が向上する。
更に、本雀球遊技機10にあっては、画像表示部35を一体に有する表示ユニット54が、画面を操作パネル33から露出させる形で操作部16の収容空間Sに収容されるので、画像表示部35の設置と同時に該表示部35の画面以外の部分を覆うことができ、従って、画像表示部35を容易且つ確実に保護しつつ、雀球遊技機11の組み立てを速やかに行うことができる。
なお、ガラス枠部15と操作部16とをフレーム部材63〜65を介して一体的に結合した上記構成に限らず、本発明を、例えばフレーム部材63〜65を用いることなく、ガラス枠部15及び操作部16に夫々相当する部分を最初から一体成形した構成に適用しても良いことは言うまでもない。また例えば、画像表示部35の画面にタッチパネルを設け、このタッチパネルに捨て牌ボタン36等の操作手段を配置することにより、操作パネル33上の省スペース化や操作性の向上を図ることが可能になる。
本発明に係る雀球遊技機は、遊技盤を覆うガラス板を他種遊技機との間で共用化可能な雀球遊技機に用いて有用であり、特に操作パネルの操作性を改善する必要性のある雀球遊技機に適している。
本発明の実施形態における雀球遊技機の外部構造を示す正面図である。 本雀球遊技機の前枠におけるガラス枠部と操作部の一体開閉部分をやや開放した状態で示す側面図である。 本雀球遊技機の前枠における上記一体開閉部分を開放した状態で示す正面図である。 本雀球遊技機の前枠全体を開放して裏枠の内部構造を示す正面図である。 本雀球遊技機の前枠におけるガラス枠部と操作部の一体開閉部分を分解した状態で示す斜視図である。 本雀球遊技機におけるガラス枠部下方の操作部を示す図であり、同図(a)は操作パネルを一部破断した状態で示す側面図、同図(b)は操作パネルの配置構成を模式的に示す図である。
符号の説明
10…雀球遊技機
11…裏枠
12…開閉連結支持機構
13…前枠
15…ガラス枠部
15a…枠体
16…操作部
16a…上部面
16b…下部面
16d…表示部露出口
17…第1開閉扉
19…第2開閉扉
22…遊技盤
33…操作パネル
35…画像表示部
54…表示ユニット
62…ガラス板
62a…ガラス板の下側縁部
63、64、65…フレーム部材
64a、65a…延設部

Claims (1)

  1. 裏枠と、遊技盤及び操作パネルを有し且つ前記裏枠に開閉可能に支持された前枠とを備え、該前枠が、前記遊技盤の前方を覆うべきガラス板を支持するガラス枠部を上側に且つ前記操作パネルを有する操作部を下側に夫々位置させた開閉扉として前記裏枠に対し一体的に開閉し得るように結合して備え、前記ガラス枠部が、前記ガラス板を、その下部を前記操作部に所定量オーバラップさせる形で支持してなる雀球遊技機であって、
    前記操作パネルは、前記裏枠側から前記前枠の前方に向かって所定角度で下方に傾斜するように配置され、
    前記操作パネルには、遊技に必要な麻雀牌の配牌状況を含む各種情報を表示する画像表示部が、前記操作パネルの傾斜に沿う形で一体的に配置され
    前記操作部に設けた収容空間には、前記画像表示部を一体に有する表示ユニットが、前記開閉扉の裏面側から挿入され且つ前記表示ユニットが左右端部に有する各支持部材を前記操作部側に有する支持孔に係止することで固定されて、前記画像表示部を前記操作パネルから露出させる形で収容配置され、
    前記ガラス枠部と前記操作部とが夫々個別の枠体として構成され、且つ該枠体の双方が、裏面に取り付けられるフレーム部材を介して相互に結合された状態で一体的に前記裏枠に支持されてなる、ことを特徴とする雀球遊技機。
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