JP2008301867A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】少なくとも背面が金属製である遊技機本体を備えるものでありながら、遊技メダル等の遊技用媒体を補給する遊技用媒体補給機のノズル部を背面に簡便に固定し得るようにした遊技機を提供する。
【解決手段】雀球遊技機は、メダル補給部85を固定する木製の接続プレート29と、背面26に接続プレート29を着脱自在に装着する装着部45とを備え、該装着部45が、メダル補給部85を固定した接続プレート29を、メダル補給部85の先端である先端部87を開口部27に挿入した状態で嵌合させる嵌合凹部28と、該嵌合凹部28に嵌合した状態の接続プレート29を抜け止め支持するスライド溝部材32,33及びプレート部材34,35とを有している。このため、木製の接続プレート29にメダル補給部85を木ネジ36で簡単に固定でき、この接続プレート29を介して、メダル補給部85を金属製の背面26の装着部45に簡単に取り付けることができる。
【選択図】図4
【解決手段】雀球遊技機は、メダル補給部85を固定する木製の接続プレート29と、背面26に接続プレート29を着脱自在に装着する装着部45とを備え、該装着部45が、メダル補給部85を固定した接続プレート29を、メダル補給部85の先端である先端部87を開口部27に挿入した状態で嵌合させる嵌合凹部28と、該嵌合凹部28に嵌合した状態の接続プレート29を抜け止め支持するスライド溝部材32,33及びプレート部材34,35とを有している。このため、木製の接続プレート29にメダル補給部85を木ネジ36で簡単に固定でき、この接続プレート29を介して、メダル補給部85を金属製の背面26の装着部45に簡単に取り付けることができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、雀球遊技機やスロットマシン等の遊技機に係り、特に、筐体内に備えた貯留装置に遊技用媒体補給機から遊技用媒体を補給するようにした遊技機に関する。
従来、遊技用媒体として遊技メダルを用いて遊技する遊技機には、雀球遊技機やスロットマシン(回胴式遊技機)が知られている。雀球遊技機には、各種遊技部品が配置された遊技盤の下部に、麻雀牌の図柄を付した所定数の入球口を備え、メダル投入口に遊技メダル(以下、単に「メダル」とも言う)が投入されると、麻雀牌の図柄を画像表示装置に適宜の組合せで自動的に表示する自動配牌機能を備えたものがある(特許文献1参照)。この雀球遊技機では、画像表示装置に表示される手牌のうちから不要な牌(不要牌)が切り捨てられた際、1個の遊技球を再度打ち出しし得る状態となり、これら切り捨て操作(捨て牌操作)及び再打ち出し操作が所定回数以内にて繰り返し行われ、所定の上がり役が完成した時点で得点が計算され、その得点に応じた数の遊技メダルが払い出される。
また、スロットマシンは、複数種の絵柄からなるシンボルマークを円周方向に多数(通常は21個)備えた横3列の回胴リールを、スタートレバー操作に基づいて回転させた後、3個のストップボタンを夫々押圧操作することで、各ボタンに対応する回胴リールを順次停止させて、各回胴リールに備えたシンボルマークのうちの所定の絵柄同士が一致したときに当たりとなり、ボーナス取得として多数の遊技メダルがメダル受け皿に放出されるように構成されている(特許文献2参照)。該スロットマシンでは、主基板に装着されたROMの抽選機能により役抽選を行い、該対応役の結果に応じて回胴リールを停止制御させてシンボルマークを揃える際等に視覚的な演出を行う。
一般に、雀球遊技機やスロットマシンのように遊技メダルを用いる遊技機は、投入された遊技メダルを貯留するホッパユニットと、該ホッパユニット内の貯留メダルのうち所定量を超えて溢れ出た遊技メダルを受容する受容箱と、を備えている。このような遊技機は、ホッパユニットから溢れた遊技メダルを自動的に回収する回収装置と、ホッパユニット内の遊技メダルが不足したとき自動的に遊技メダルを補給する自動補給機とを備えた遊技場に設置される場合には、該自動補給機の補給部材が、筐体背面に形成された開口部から挿入された状態で該背面に固定される。
ところで、特許文献1及び2に記載されるような遊技機には、遊技機本体が木製のものや金属製のものが存在する。木製の場合、加工面では利点が多いものの、遊技島設備に設置したり取り外したりする際に、釘等の打ち込みによって破損するようなことがあり、再利用には不向きな面がある。これに対し、金属製の場合には、木製の場合のような破損は生じにくく、同じ状態を長く維持できるため、再利用には有利であるが、上述した自動補給機の補給部材を背面に固定する際に次のような不都合を生じる。
つまり、自動補給機の補給部材を背面に固定する固定手段は、基本的には、木製の遊技機本体に固定する木ネジを用いることが慣例となっているため、このような木ネジを使用しながらも、金属製の遊技機本体背面に簡便に取り付けできるような構造が切望される。
そこで本発明は、少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製である遊技機本体を備えるものでありながら、遊技メダル等の遊技用媒体を補給する遊技用媒体補給機の補給部材を背面に簡便に固定し得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図14参照)、遊技用媒体(M)を貯留する貯留装置(57)を、少なくとも背面(26)が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体(1a,61a)内に備えると共に、前記背面(26)に、前記遊技機本体外部に位置する遊技用媒体補給機の補給部材(85)の先端部(87)を挿入する開口部(27)を備え、該開口部(27)に挿入された前記先端部(87)を介して前記貯留装置(57)に遊技用媒体(M)が補給されてなる遊技機(1,61)において、
前記補給部材(85)を固定する木製の接続部材(29)と、
前記遊技機本体(1a,61a)の前記背面(26)に、前記接続部材(29)を着脱自在に装着する装着部(45,46)と、を備え、
該装着部(45,46)は、前記補給部材(85)を固定した前記接続部材(29)を、前記先端部(87)を前記開口部(27)に挿入した状態で嵌合させる嵌合凹部(28,47)と、該嵌合凹部(28,47)に嵌合した状態の前記接続部材(29)を抜け止め支持する支持部(32,33,34,35,42,43)と、を有してなる、
ことを特徴とする遊技機にある。
前記補給部材(85)を固定する木製の接続部材(29)と、
前記遊技機本体(1a,61a)の前記背面(26)に、前記接続部材(29)を着脱自在に装着する装着部(45,46)と、を備え、
該装着部(45,46)は、前記補給部材(85)を固定した前記接続部材(29)を、前記先端部(87)を前記開口部(27)に挿入した状態で嵌合させる嵌合凹部(28,47)と、該嵌合凹部(28,47)に嵌合した状態の前記接続部材(29)を抜け止め支持する支持部(32,33,34,35,42,43)と、を有してなる、
ことを特徴とする遊技機にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図4ないし図6参照)、前記支持部が、前記嵌合凹部(28)の一側及び他側に配置されたスライド溝部材(32,33)と、前記接続部材(29)が前記嵌合凹部(28)に嵌合した状態で一縁部を該接続部材(29)に接触させつつ他縁部を前記スライド溝部材(32)に係合させるプレート部材(34,35)と、を有してなる、
請求項1記載の遊技機にある。
請求項1記載の遊技機にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図4ないし図6参照)、前記接続部材(29)が略矩形プレート状に形成され、かつ前記嵌合凹部(28)が該略矩形プレート状に対応する略矩形状に形成されてなり、
前記スライド溝部材(32,33)は、略矩形状の前記嵌合凹部(28)の左右幅方向の一側及び他側にそれぞれ配置されると共に、上方側から係合した前記プレート部材(34,35)の下方側への抜けを規制する規制部(32c,33c)を有してなる、
請求項2記載の遊技機にある。
前記スライド溝部材(32,33)は、略矩形状の前記嵌合凹部(28)の左右幅方向の一側及び他側にそれぞれ配置されると共に、上方側から係合した前記プレート部材(34,35)の下方側への抜けを規制する規制部(32c,33c)を有してなる、
請求項2記載の遊技機にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図4ないし図6参照)、前記規制部(32c,33c)が、折曲した爪状に形成され、かつ、
前記プレート部材(34,35)は、前記スライド溝部材(32,33)に係合した状態で爪状の前記規制部(32c,33c)に当接して係合する切欠き部(34b,35b)を有してなる、
請求項3記載の遊技機にある。
前記プレート部材(34,35)は、前記スライド溝部材(32,33)に係合した状態で爪状の前記規制部(32c,33c)に当接して係合する切欠き部(34b,35b)を有してなる、
請求項3記載の遊技機にある。
請求項5に係る本発明は(例えば図10ないし図13参照)、前記支持部が、前記嵌合凹部(47)の一側及び他側に配置された弾性爪部(42,43)である、
請求項1記載の遊技機にある。
請求項1記載の遊技機にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、補給部材を固定する木製の接続部材と、背面に接続部材を着脱自在に装着する装着部とを備え、該装着部が、補給部材を固定した接続部材を、先端部を開口部に挿入した状態で嵌合させる嵌合凹部と、該嵌合凹部に嵌合した状態の接続部材を抜け止め支持する支持部とを有するので、木製の接続部材に対して補給部材を木ネジで簡単に固定でき、更に、当該接続部材を介して、補給部材を遊技機本体背面の装着部に簡単に装着することができる。従って、遊技機の少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製であっても、遊技用媒体補給機の補給部材を簡便に取り付けることができる。そして、補給部材の背面への装着状態では、接続部材の厚みが嵌合凹部内に収容された形になるので、補給部材の背面側を向く面が該背面と略々面一になって、背面の後方に突出することがない。これにより、背面が一般的な木製である場合に該背面に直接木ネジで固定した状態と同じになるため、接続部材を介在する状況において補給部材の先端部が貯留装置に対して位置ズレするような不都合の発生を防止することができる。
請求項2に係る本発明によると、支持部が、嵌合凹部の一側及び他側に配置されたスライド溝部材と、接続部材が嵌合凹部に嵌合した状態で一縁部を該接続部材に接触させつつ他縁部をスライド溝部材に係合させるプレート部材とを有するので、補給部材を固定した状態の接続部材を嵌合凹部に嵌合させてから、プレート部材をスライド溝部材に係合させるだけで、補給部材を背面に簡便にかつ確実に取り付けることができる。
請求項3に係る本発明によると、スライド溝部材が、略矩形状の嵌合凹部の左右幅方向の一側及び他側にそれぞれ配置されると共に、上方側から係合したプレート部材の下方側への抜けを規制する規制部を有するので、補給部材を固定した状態の接続部材を嵌合凹部に嵌合させた後、プレート部材を上方側からスライド溝部材に係合させると、規制部に当接することでプレート部材の移動が自動的に止まり、その時点で補給部材を背面に確実に固定することができる。しかも、スライド溝部材の上方側から係合させたプレート部材の下方への移動を規制部で規制するので、プレート部材を重力方向に安定して保持することができる。
請求項4に係る本発明によると、プレート部材が、スライド溝部材に係合した状態で爪状の規制部に当接して係合する切欠き部を有するので、プレート部材をより安定して保持することができる。
請求項5に係る本発明によると、支持部が、嵌合凹部の一側及び他側に配置された弾性爪部からなるので、接続部材を嵌合凹部に嵌合させるため一方向に移動させるだけで、該嵌合凹部への嵌合と同時に、該嵌合凹部両側の弾性爪部を押し広げながら弾性爪部に簡単に係合させることができる。従って、補給部材を装着部に取り付ける際の操作をワンタッチ化して、より簡略にすることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置される雀球遊技機を図面に沿って説明する。なお、図1は本実施形態における雀球遊技機を示す斜視図、図2は図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図、図3は雀球遊技機の前扉全体を開放して内部構造を示す正面図である。
本実施形態では、27種の牌の図柄を各4個、計108個の牌を使用して遊技を行う雀球遊技機1を例に挙げて説明する。この27種の牌の図柄は、例えば、萬子が「一萬」〜「九萬」の9種、筒子が「一筒」〜「九筒」の9種、索子が「一索」と「九索」の2種、字牌が「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」の7種である。従って、萬子と筒子が数牌となり、索子の「一索」と「九索」は、順子を形成することができないので字牌に含めている。これにより、本実施形態における牌種とは、上記の「萬子」、「筒子」、「字牌」の3種を示すことになる。なお、上記した2種の数牌は、萬子、筒子、及び索子のうちのいずれの2種であってもよく、例えば、萬子と索子とで数牌を形成した場合には、筒子の「一筒」と「九筒」とを字牌とするように選定した雀球遊技機を構成してもよい。
図1は、本実施形態における雀球遊技機1の全体を示す斜視図である。同図に示すように、本雀球遊技機1は、全体が板金からなる筐体1cと、該金属製の筐体1cに対して開閉可能に支持された前扉1bと、を備えている。これら筐体1c及び前扉1bにより遊技機本体1aが構成されている。前扉1bの前面部には、操作パネル3、該操作パネル3の下方に設けられた遊技球発射レバー4、メダル受け皿5、音声や効果音(以下、一括して音声という)を出力する音声出力装置であるスピーカー6、ランプ装置7等が配置されている。前扉1bには透明ガラス41が取り付けられ、前扉1bの閉止時には該透明ガラス41が遊技盤2と対向するように位置する。そして、前扉1bの透明ガラス41を通した奥側で遊技盤2の前面には、図2に示す遊技エリアを形成する遊技盤面部2aが配置されている。なお、符号17は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤面部2a側に案内するガイドレールを示している。
本実施形態では、筐体1cは全体が板金(金属製)で構成される例を挙げて説明するが、本発明は、これに限らず、背面26(図4参照)以外は樹脂製や木製のもの、つまり背面26のみが金属製の筐体1cを備えた雀球遊技機にも適用でき、また、全体が樹脂製の筐体1cを備えた雀球遊技機や、背面26のみが樹脂製の筐体1cを備えた雀球遊技機にも適用できる。すなわち、少なくとも背面26が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体1aを備える雀球遊技機や、後述するスロットマシン61においても少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体61aを備えたものであれば、本発明を適用することができる。
上記操作パネル3には、液晶表示装置等からなる画像表示部14、メダル投入口15、及び各種の操作ボタンが設けられている。この各種の操作ボタンとして、13個のボタンが横方向に並設された捨て牌ボタン16…、自摸牌捨てボタン39、リーチボタン18、牌選択右シフトボタン19、牌選択左シフトボタン20、自摸牌決定ボタン21、払い出しボタン22、遊技終了ボタン23、遊技開始ボタン24、及びリジェクト(REJECT)ボタン25が配置されている。
図2に示すように、遊技盤面部2aの略中央部には、液晶パネル等の画像表示装置38を開口部13から露出した状態のセンター飾り12が配置されている。センター飾り12は、開口部13の上部に演出装置40を有し、開口部13の下部に遊技球の進路を振り分けるステージSを有している。センター飾り12の右方には、遊技球が通過可能なアタッカー作動通過口10が配置され、該アタッカー作動通過口10の直下方にはアタッカー9が配置されている。
センター飾り12の上方には表示部37が配置され、センター飾り12の左右下方には入球口11a,11bが配置され、センター飾り12の下方には入球口11c〜11e、…が配置されている。また、センター飾り12の下方で且つ上記入球口11c〜11e、…の直ぐ上方には、各入球口の入球幅を規制するための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。なお、遊技盤面部2aには、風車(図示せず)や上記とは別の障害釘(図示せず)が設けられている。
センター飾り12におけるステージSの下方には、複数個(本実施形態では25個)の入球口11c、11d、11e、…を有した入球ユニット53が配置されている。これら入球口11c、11d、11e、…は、索子牌を除いた牌の図柄25種(図柄は図示せず)に対応して25個が設けられている。入球口11a,11bにはそれぞれ「一索」と「九索」が表示されており、また入球口11cには「一萬」、入球口11dには「二萬」、入球口11eには「三萬」というように、所要の麻雀牌図柄が順次表示されている。なお、符号53aは、入球ユニット53の前カバーを示している。
また、遊技機本体1aの内部には、図3に示すように、前扉1b全体を開放した状態において、電源基板55、主制御基板56、ホッパユニット(貯留装置)57、メダル払出し装置48、及び受容箱58が上部から下部に向かって配設されている。図3の正面視における、遊技球を遊技盤面部2aに打ち出す発射装置51の右上方には、循環ユニット73が装着されている。筐体1cの背面におけるホッパユニット57のやや上方には開口部27が表裏貫通して形成されている。この開口部27から、上記メダル補給部(補給部材)85の先端部87が挿入されてホッパユニット57の上部に位置している。つまり、本実施形態の雀球遊技機1は、遊技機本体1a外部の不図示の自動補給機(遊技用媒体補給機)からメダル補給部85を介してホッパユニット57に遊技メダル(遊技用媒体)Mが補給されるように構成される。なお、符号57aは、隣接する受容箱58に遊技メダルMを排出するための排出口を示し、符号71は打撃レバーを示している。
ついで、図4ないし図9を参照して、自動補給機のメダル補給部85を遊技機本体1aの背面26(つまり、筐体1cの背面26)に装着する構造について説明する。なお、図4は、当該装着構造におけるメダル補給部85の装着前の状態を示す斜視図、図5は、装着構造におけるメダル補給部85の装着の第1段階を示す斜視図、図6は、装着構造におけるメダル補給部85の装着の第2段階を示す斜視図、図7は、メダル補給部85の接続プレート(接続部材)29への固定状況を示す斜視図、図8は、メダル補給部85の接続プレート29への固定後の状態を示す斜視図、図9は、図8のメダル補給部85及び接続プレート29を、一部断面した状態で示す側面図である。
図4に示すように、図1に示した遊技機本体1aの背面26の装着部45にメダル補給部85が取り付けられるのであるが、その場合、遊技機本体1aとメダル補給部85との間には、双方を接続する接続プレート(接続部材)29が介在される。メダル補給部85を固定する当該接続プレート29は、メダル補給部85を木ネジでネジ止めできるように木製でかつ略矩形プレート状に構成されている。
メダル補給部85は、図9に示すように、接続プレート29に複数本の木ネジ36で固定される金属製の固定プレート部88と、該固定プレート部88の下部に、左右に突出するブラケット86bをビス止めされた金属製の矩形筒状部86と、該矩形筒状部86の下部に連結されて該矩形筒状部86に連通する金属製の先端部87と、から構成される。なお、固定プレート部88は、一般的には、木製の筐体に対して木ネジで固定される。矩形筒状部86は、上方に開口するメダル取入れ部86aに、雀球遊技機1が設置される遊技島設備に設けられている不図示の自動補給機(遊技用媒体補給機)から延びる蛇腹状のホース90(蛇腹状の形状については図示を省略)が連結される。このため、該自動補給機から所定の契機(例えば、ホッパユニット57内の遊技メダルMが不足した時点)で遊技メダルMが放出されると、それら遊技メダルMが、蛇腹ホース90、矩形筒状部86及び先端部87を介して、遊技機本体1a内のホッパユニット57に補給される。
また、遊技機本体1aの背面26には、メダル補給部85の先端部87を挿入する、略々矩形状の開口部27と、接続プレート29を装着する装着部45と、が設けられている。背面26に接続プレート29を着脱自在に装着する当該装着部45は、開口部27の上方にて該開口部27より大きく且つ接続プレート29の面積よりやや大サイズの略々矩形状の嵌合凹部28と、該嵌合凹部28に嵌合した状態の接続プレート29を抜け止め支持する支持部と、を有している。上記嵌合凹部28は、接続プレート29の厚みと同等の深みを有するように、かつ略矩形プレート状の接続プレート29に対応する矩形状となるように形成されており、開口部27にメダル補給部85の先端部87を挿入させつつ背面26に接近する接続プレート29を嵌合させる。なお、図4中の符号28aは嵌合凹部28の底面を示し、符号28bは、嵌合凹部28に嵌合した接続プレート29の外周面に当接して支持する内周面を示している。
また、上記支持部は、図4及び図5に示すように、略矩形状の嵌合凹部28の左右幅方向の一側(左側)及び他側(右側)に配置されたスライド溝部材32,33と、接続プレート29が嵌合凹部28に嵌合した状態で一縁部34c,35cを該接続プレート29に接触させつつ他縁部34d,35dをスライド溝部材32に係合させるプレート部材34,35と、を有している。
また、スライド溝部材32,33は、上方側から係合したプレート部材34,35の下方側への抜けを規制するように折曲した爪状の規制部32c,33cを有している。そして、プレート部材34,35は、スライド溝部材34,35に係合した状態で爪状の規制部32c,33cに当接して係合する切欠き部34b,35bをそれぞれ有している。図5中の符号34a,35aは、切欠き部34b,35bそれぞれの左右に位置する凸部を示している。
上記構造のメダル補給部85を接続プレート29に組み付ける際は、図7に示すように、接続プレート29をその長辺が左右方向に沿うように位置させ、先端部87を下方に向けたメダル補給部85の固定プレート部88を対向させつつ接触させ、固定プレート部88の周囲に形成された複数の貫通孔88aにそれぞれ木ネジ36を挿通して木製の接続プレート29にねじ込む。これにより、図8に示すように、固定プレート部88を介してメダル補給部85が接続プレート29に固定され、ユニット化される。このメダル補給部85は、図9に示すように、背面26に平行な状態で対面する接続プレート29から斜め下方に先端部87が突出するため、該先端部87が開口部27に挿入された際に、遊技機本体1a内のホッパユニット57の上部に位置できるようになる。
そして、ユニット化させた上記メダル補給部85を、遊技機本体1aの背面26に接近させ、開口部27に先端部87を挿入し、接続プレート29を図4の矢印A方向に移動させ、嵌合凹部28に対して位置合わせしながら、底面28aに当接させ、図5に示すように嵌合させる。更に、この状態で左右のスライド溝部材32,33の間隙sに、その上方からプレート部材34,35をそれぞれ挿入して、図5の矢印B方向に移動(つまり下降)させる。この際、プレート部材34,35それぞれの幅d(図6参照)は、スライド溝部材32,33それぞれの間隙sにプレート部材34,35の他縁部34d,35dを完全に進入させた状態で、一縁部34c,35cが接続プレート29の左右縁部にそれぞれ接触し得る寸法に設定されている。これにより、図6に示すように、接続プレート29が嵌合凹部28に嵌合した状態で安定して保持され、従って、メダル補給部85が該接続プレート29を介して背面26に適正に支持される。
なお、本実施形態では、接続プレート29及びメダル補給部85を、一方向(図4の矢印A方向)の移動動作だけで背面26に装着することができるので、挿入されたメダル補給部85の上下方向の移動量が最小限に抑えられ、従って、開口部27のサイズが最小限にされる。
また、プレート部材34,35の各一縁部34c,35cを、図6における符号34e,35eを付した一点鎖線で示すように接続プレート29側に延ばし、固定プレート部88の左右縁部に接触し得るように構成すれば、次のような効果も得ることが可能になる。すなわち、メダル補給部85を背面26に単に装着する点だけを考慮すれば、スライド溝部材32,33及びプレート部材34,35はいずれも、硬化プラスチック等の金属以外の材料でも構成できるが、スライド溝部材32,33及びプレート部材34,35を板金で作製すると共に、スライド溝部材32,33を金属製の背面26を介してアースしておけば、金属製の固定プレート部88に接触する一縁部34e,35eを介して、メダル補給部85、従って自動補給機をアースすることができる。
なお、メダル補給部85の背面26への装着状態では、図9に示すように、接続プレート29の厚みが嵌合凹部28内に収容された形になるので、固定プレート部88における背面26側を向く面が該背面26と略々面一になって、背面26の後方に突出することがない。これにより、背面26が一般的な木製であった場合に該背面26に固定プレート部88を直接木ネジ36で固定した状態と同じになるため、接続プレート29を介在する本実施形態においてメダル補給部85の先端部87がホッパユニット57に対して位置ズレすることはない。
続いて、上述した雀球遊技機1の遊技手順とこの手順に伴う各処理の概要について説明する。すなわち、1ゲームは、遊技者がメダル投入口15へメダルを投入して、遊技開始ボタン24を押圧し、14個の手牌が画像表示部14上に配牌表示されることによりスタートする。そして、遊技者が捨て牌ボタン16a…、等の各種の操作ボタンを操作し、該操作に基づいて各種センサから発生される入力信号及び制御信号に基づき、1ゲームが進行していくことになる。
つまり、遊技者がメダル投入口15にメダルを投入し、遊技開始ボタン24を押圧すると、1ゲームの遊技が開始できる状態になり、引き続き、ゲームを開始するために必要な14個の配牌の図柄が自動的に決められ、画像表示部14の手牌表示部(図示せず)と自摸牌表示部(図示せず)に表示される。更に、表ドラ及び裏ドラの牌の図柄の画像が、画像表示部14の不図示の表ドラ表示部と裏ドラ表示部に表示され、ビッグ役及びチャンス役がビッグゲーム上がり役表示部(図示せず)と、チャンスゲーム上がり役表示部(図示せず)とにそれぞれ表示される。そして、遊技の開始条件が整ったことが画面表示又は音声で遊技者に報知される。
この状態において、遊技者は、手牌表示部と自摸牌表示部に表示されている牌の図柄から、捨て牌を選択する操作を行う。遊技者は、捨てる牌の図柄を決定すると、この捨て牌の図柄に対応する捨て牌ボタン16…、或いは自摸牌捨てボタン8のいずれか1つを選択(オン)してこの牌を捨てる。すると、遊技球が遊技球発射位置に1球送られ、遊技球発射レバー4の操作で遊技盤面2内に遊技球を発射できる状態になる。
遊技者が遊技球を発射し、この遊技球が入球口11a、11b、11c、…の何れかに入球すると、該入球に対応する牌(自摸牌)の図柄が自摸牌表示部(図示せず)に表示される。この牌を自摸ったことで和了しない場合、遊技者は、14個の手牌の中から不要と思われる1個の牌を捨てる捨て牌操作を行う。そして、遊技者は、このような操作を順次実行していき、所望の上がり役が聴牌(テンパイ)したと判断した時点で、リーチボタン18を操作してリーチをかけ、或いはリーチをかけずに、1ゲーム中で発射可能な遊技球数が尽きるまで上がり牌を自摸る操作を続ける。
以上のように本実施形態では、メダル補給部85を固定する木製の接続プレート29と、背面26に接続プレート29を着脱自在に装着する装着部45とを備え、該装着部45が、メダル補給部85を固定した接続プレート29を、メダル補給部85の先端部87を開口部27に挿入した状態で嵌合させる嵌合凹部28と、該嵌合凹部28に嵌合した状態の接続プレート29を抜け止め支持するスライド溝部材32,33及びプレート部材34,35と、を有している。このため、木製の接続プレート29に対してメダル補給部85を木ネジ36で簡単に固定することができ、更に、この接続プレート29を介して、メダル補給部85を背面26の装着部45に簡単に装着することができる。従って、雀球遊技機1の背面26が金属製であっても、自動補給機のメダル補給部85を簡便に取り付けることができる。
また、本実施形態では、嵌合凹部28に嵌合させた接続プレート29を抜け止め支持する支持部が、スライド溝部材32,33とプレート部材34,35とを有するので、メダル補給部85を固定した状態の接続プレート29を嵌合凹部28に嵌合させてから、プレート部材34,35をスライド溝部材32,33に係合させるだけで、メダル補給部85を背面26に簡便にかつ確実に取り付けることができる。
更に、本実施形態では、スライド溝部材32,33が、略矩形状の嵌合凹部28の左右幅方向の一側及び他側にそれぞれ配置されると共に、上方側から係合したプレート部材34,35の下方側への抜けを規制する規制部32c,33cを有するので、メダル補給部85を固定した状態の接続プレート29を嵌合凹部28に嵌合させた後、プレート部材34,35を上方側からスライド溝部材32,33に係合させると、規制部32c,33cに当接することでプレート部材34,35の移動が自動的に止まり、その時点でメダル補給部85を背面26に確実に固定することができる。
しかも、スライド溝部材32,33の上方側から係合させたプレート部材34,35の下方への移動を規制部32c,33cで規制するので、プレート部材34,35を重力方向に安定して保持することができる。そして、プレート部材34,35が、スライド溝部材32,33に係合した状態で爪状の規制部32c,33cに当接して係合する切欠き部34b,35bを有するので、プレート部材34,35をより安定して保持することができる。
ついで、図10ないし図13を参照して、本発明に係る他の実施形態について説明する。本実施形態は、先の実施形態におけるメダル補給部85の装着工程を、より簡略化したものである。本実施形態では、メダル補給部85の構成、及び該メダル補給部85に接続プレート29をネジ止め固定したユニット構成は、先の実施形態で説明したものと同じであるので、それらに関する詳細な説明は省略する。なお、図10は、メダル補給部85を背面26に装着する装着構造におけるメダル補給部85の装着前の状態を示す斜視図、図11は、装着構造においてメダル補給部85を装着した状態を示す斜視図、図12は、装着構造を遊技機本体1aの内側から見た状態で示す斜視図である。また図13は、本実施形態における装着部46の嵌合凹部47の奥側に設けられる底面形成部材44を示し、(a)は底面形成部材44を前側から見た状態で示す斜視図、(b)は底面形成部材44の背面図、(c)は底面形成部材44の平面図、(d)は底面形成部材44の側面図である。
すなわち、本実施形態では、図10に示すように、先の実施形態と同様、メダル補給部85の先端部である先端部87を挿入する、略々矩形状の開口部27と、接続プレート29を装着する装着部46とが、背面26に設けられている。
上記装着部46は、開口部27の上方にて該開口部27より大きく且つ接続プレート29の面積よりやや大サイズの略々矩形状の嵌合凹部47と、該嵌合凹部47に嵌合した状態の接続プレート29を抜け止め支持する支持部と、を有している。上記嵌合凹部47は、先の実施形態と同様、接続プレート29の厚みと同等の深みを有するように、かつ接続プレート29に対応する矩形状となるように形成されて、開口部27にメダル補給部85の先端部を挿入させつつ背面26に接近する接続プレート29を嵌合させるのであるが、底面44d等の構成が異なっている。
つまり、本実施形態における嵌合凹部47は、先の嵌合凹部28と同等の位置に貫通形成された開口部47aに対しその裏側から底面形成部材44を取り付けることで、有底の凹部として形成されている。この底面形成部材44は、図12及び図13(a)〜(d)に示すように、遊技機本体1a内側の内面26aから開口部47aを塞ぐように取り付けられるもので、内面26a(即ち、背面26でもある)の厚み分と合わさって、接続プレート29の厚みを吸収して嵌合し得る深みを成す内側面44eと、該内側面44eの奥側に位置して嵌合凹部47の底面を形成する底面部44dと、を備えた略矩形状に構成されている。
更に、底面形成部材44は、底面部44dを囲繞する縁部44bと、該縁部44bに形成された複数(本実施形態では4つ)の貫通孔44aとを有すると共に、嵌合凹部47の左右幅方向の一側(左側)及び他側(右側)に位置するように突出する、上記支持部を構成する板バネ部(弾性爪部)42,43を有している。これら板バネ部42,43は、接続プレート29が嵌合凹部47に接近して嵌合するとき該嵌合凹部47の左右方向に一旦広がるように弾性変形し、接続プレート29が嵌合凹部47に嵌合した時点で復元して、接続プレート29の左右縁部を係止して抜け止め保持する。その際に、接続プレート29を確実に係止できるように、板バネ部42,43の先端42a,43a(図10参照)は内側に鉤状に屈曲している。つまり、板バネ部42,43は、この鉤状に屈曲するそれぞれの先端42a,43aが底面部44d側に突出して、両先端間の寸法が接続プレート29の左右幅寸法より小さくなるように構成される。また、先端42a,43aが鉤状に屈曲することで、これら先端42a,43aの接続プレート29側に向く面が底面部44d側に傾斜し、矢印C方向に移動する接続プレート29を迎え入れて広がるように構成される。
また、底面部44dの左右には、底面部44d側に基部を有する板バネ部42,43が接続プレート29の受け入れ時に外側に弾性変形し得るようにするための空間部44cが設けられている。そして、図10に示すように、背面26の嵌合凹部47の周囲における上記縁部44bそれぞれに対向する位置には、ナット8が固定されている。
上記構成を有する底面形成部材44は、内面26a側から開口部47aを塞ぐように該開口部47aの周囲に縁部44bを当接された状態で、貫通孔44aから固定用ビス(図示せず)を貫通されて背面26側のナット8にそれぞれ螺合されることで、堅固に固定される。これにより、嵌合凹部47は、図10のように板バネ部42,43を左右に突出させた状態に構成される。
そして、装着部46に装着する場合は、先の実施形態と同様にユニット化させたメダル補給部85を、遊技機本体1aの背面26に接近させ、開口部27に先端部87を挿入し、接続プレート29を図10の矢印C方向に移動させる。すると、接続プレート29の左右縁部が板バネ部42,43の先端42a,43aに当接しながら進むことで、板バネ部42,43が左右に広がり、接続プレート29が底面部44d側に収容された瞬間に復元する。これにより、図11に示すように、接続プレート29の左右縁部が係止され、確実に抜け止め保持される。なお、保持した接続プレート29を装着部46から取り外す場合は、ドライバー等の工具を使用して板バネ部42,43の少なくとも一方を広げて処理することになる。
以上説明した他の実施形態によると、嵌合凹部47の一側及び他側に配置された板バネ部42,43により支持部が構成されるので、接続プレート29を嵌合凹部47に嵌合させるため一方向に移動させるだけで、該嵌合凹部47への嵌合と同時に、該嵌合凹部47両側の板バネ部42,43を押し広げながら該板バネ部42,43に簡単に係合させることができる。従って、メダル補給部85を装着部46に取り付ける際の操作をワンタッチ化して、より簡略にすることができる。そして、接続プレート29が嵌合凹部47に接近して嵌合するとき該嵌合凹部47の左右方向に一旦弾性変形し、接続プレート29が嵌合凹部47に嵌合した時点で復元する板バネ部42,43が設けられていることで、接続プレート29の戻り止め構造が極めてシンプルになる。
なお、本発明は、上述した雀球遊技機1に限らず、図14に示すようなスロットマシン(回胴遊技機)61や、アレンジボール遊技機(図示せず)に適用されてもよい。同図は、スロットマシン61の外部構造を概略的に示す斜視図である。
スロットマシン61は、図14に示すように、筐体62と、筐体62の一側部に開閉自在に取り付けられて遊技者に面する前扉63とを備えている。これら筐体62と前扉63とによって遊技機本体61aが構成される。
前扉63は、図14の上下方向における略中央部分に操作パネル64を有し、操作パネル64の上方及び下方に、液晶表示パネル66及びメダル受け皿67をそれぞれ有している。このメダル受け皿67内には、入賞時にメダル払出し口65から遊技メダルが払い出される。また、液晶表示パネル66の上方には、クレジット枚数、ベット(BET)枚数、及び払い出し状況等を表示するための遊技状態表示部68が設けられている。操作パネル64には、上面にベットボタン69及びメダル投入部70が配置され、前面にスタートレバー72及び3個のストップボタン74が配置されている。なお、同図において、液晶表示パネル66内方に見えるはずの回胴リール等は、便宜上図示を省略している。
筐体62の内方には、中央部分に回胴リール装置(図示せず)が設けられ、最下部に図3で説明したものと同様のホッパユニット(図示せず)が配置されている。このホッパユニットは、入賞時にメダル払出し口65から払い出すための多数の遊技メダルを収容する。更に、ホッパユニットの側方に隣接するように、該ホッパユニットから溢れ出た遊技メダルを収容し得る受容箱(図示せず)が配置されている。
このようなスロットマシン61によっても、先の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
1,61 遊技機(雀球遊技機、スロットマシン)
1a,61a 遊技機本体
26 背面
27 開口部
28,47 嵌合凹部
29 接続部材(接続プレート)
32,33,34,35 支持部(スライド溝部材、プレート部材)
32c,33c 規制部
34b,35b 切欠き部
42,43 支持部、弾性爪部(板バネ部)
45,46 装着部
57 貯留装置(ホッパユニット)
85 メダル補給部(補給部材)
87 先端部
M 遊技用媒体(遊技メダル)
1a,61a 遊技機本体
26 背面
27 開口部
28,47 嵌合凹部
29 接続部材(接続プレート)
32,33,34,35 支持部(スライド溝部材、プレート部材)
32c,33c 規制部
34b,35b 切欠き部
42,43 支持部、弾性爪部(板バネ部)
45,46 装着部
57 貯留装置(ホッパユニット)
85 メダル補給部(補給部材)
87 先端部
M 遊技用媒体(遊技メダル)
Claims (5)
- 遊技用媒体を貯留する貯留装置を、少なくとも背面が金属製若しくは樹脂製からなる遊技機本体内に備えると共に、前記背面に、前記遊技機本体外部に位置する遊技用媒体補給機の補給部材の先端部を挿入する開口部を備え、該開口部に挿入された前記先端部を介して前記貯留装置に遊技用媒体が補給されてなる遊技機において、
前記補給部材を固定する木製の接続部材と、
前記遊技機本体の前記背面に、前記接続部材を着脱自在に装着する装着部と、を備え、
該装着部は、前記補給部材を固定した前記接続部材を、前記先端部を前記開口部に挿入した状態で嵌合させる嵌合凹部と、該嵌合凹部に嵌合した状態の前記接続部材を抜け止め支持する支持部と、を有してなる、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記支持部は、前記嵌合凹部の一側及び他側に配置されたスライド溝部材と、前記接続部材が前記嵌合凹部に嵌合した状態で一縁部を該接続部材に接触させつつ他縁部を前記スライド溝部材に係合させるプレート部材と、を有してなる、
請求項1記載の遊技機。 - 前記接続部材が略矩形プレート状に形成され、かつ前記嵌合凹部が該略矩形プレート状に対応する略矩形状に形成されてなり、
前記スライド溝部材は、略矩形状の前記嵌合凹部の左右幅方向の一側及び他側にそれぞれ配置されると共に、上方側から係合した前記プレート部材の下方側への抜けを規制する規制部を有してなる、
請求項2記載の遊技機。 - 前記規制部は、折曲した爪状に形成され、かつ、
前記プレート部材は、前記スライド溝部材に係合した状態で爪状の前記規制部に当接して係合する切欠き部を有してなる、
請求項3記載の遊技機。 - 前記支持部は、前記嵌合凹部の一側及び他側に配置された弾性爪部である、
請求項1記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007149010A JP2008301867A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007149010A JP2008301867A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008301867A true JP2008301867A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40231115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007149010A Withdrawn JP2008301867A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008301867A (ja) |
-
2007
- 2007-06-05 JP JP2007149010A patent/JP2008301867A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100907 |