JP2008301864A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】受容箱を、遊技機外部に遊技メダルを排出するように用いる場合であっても底板を紛失させないようにした遊技機を提供する。
【解決手段】受容箱29が、底面30の一部に開口部30aを有する筐体部29aと、開口部30aを閉塞する閉塞位置と該開口部30aを開放する開放位置とに選択的に位置決めされて筐体部29aに取り付けられる底板33とを有する。このため、受容箱29を、雀球遊技機外部に遊技メダルを排出するように用いる場合であっても、底板33を筐体部29aから離すことがなく、従って、底板33を紛失するような不都合を生じることがない。これにより、受容箱29の筐体部29aとセットになっている底板33を紛失して雀球遊技機のリサイクルそのものが困難になるような問題の発生を回避できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、雀球遊技機やスロットマシン等の遊技機に係り、特に、遊技メダル等の遊技用媒体を貯留する貯留装置と該貯留装置から溢れた遊技用媒体を受容する受容箱とを備えた遊技機に関する。
従来、遊技用媒体として遊技メダルを用いて遊技する遊技機には、雀球遊技機やスロットマシン(回胴式遊技機)が知られている。雀球遊技機には、各種遊技部品が配置された遊技盤の下部に、麻雀牌の図柄を付した所定数の入球口を備え、メダル投入口に遊技メダル(以下、単に「メダル」とも言う)が投入されると、麻雀牌の図柄を画像表示装置に適宜の組合せで自動的に表示する自動配牌機能を備えるものがある。この雀球遊技機では、画像表示装置に表示される手牌のうちから不要な牌(不要牌)が切り捨てられた際、1個の遊技球を再度打ち出しし得る状態となり、これら切り捨て操作(捨て牌操作)及び再打ち出し操作が所定回数以内にて繰り返し行われ、所定の上がり役が完成した時点で得点が計算され、その得点に応じた数の遊技メダルが払い出される。
また、スロットマシンは、複数種の絵柄からなるシンボルマークを円周方向に多数(通常は21個)備えた横3列の回胴リールを、スタートレバー操作に基づいて回転させた後、3個のストップボタンをそれぞれ押圧操作することで、各ボタンに対応する回胴リールを順次停止させて、各回胴リールに備えたシンボルマークのうちの所定の絵柄同士が一致したときに当たりとなり、ボーナス取得として多数の遊技メダルがメダル受け皿に放出されるように構成されている。該スロットマシンでは、主基板に装着されたROMの抽選機能により役抽選を行い、該対応役の結果に応じて回胴リールを停止制御させてシンボルマークを揃える際等に視覚的な演出を行っている。
一般に、雀球遊技機やスロットマシンのように遊技メダルを用いる遊技機は、遊技メダルを貯留するホッパユニットと、該ホッパユニット内の貯留メダルのうち所定量を超えて溢れ出た遊技メダルを受容する受容箱と、を備えている。このような遊技機が、溢れる遊技メダルを自動的に回収する回収装置を持たない遊技場に設置される場合には、受容箱にメダルが満たされたことがセンサの検知に基づいて判定され、満載時には、遊技場の係員が受容箱やホッパユニットから手作業で遊技メダルを回収することになる。一方、当該遊技機が、溢れる遊技メダルを自動的に回収する回収装置を備えた遊技場に設置される場合には、遊技機外部の排出口に連絡する連絡部材を遊技機内部に取り付け、該連絡部材を介して排出口から遊技メダルを遊技機外方に排出するようになる。
しかし、このような遊技機では、設置する遊技場に応じて受容箱か連絡部材のいずれかを準備する必要があり、該連絡部材を設置する場合には、連絡部材を遊技機内部に固定する設置作業が必要であり、それらが煩雑になっていた。
そこで、以下のような遊技機が提案されている(特許文献1参照)。すなわち、この遊技機は、底部に大きな貫通孔が形成された樹脂製の筐体と、該筐体に着脱自在に取り付け可能な金属製の板状部材として形成された底板と、で構成したメダル回収箱を有している。該メダル回収箱は、底板を取り付けた場合には、遊技メダルを収容する回収箱として機能し、底板を取り外すと共に貫通孔と略整合する位置に遊技メダルを遊技機外部に排出する排出口を形成した場合には、遊技メダルを排出口に導く連絡部材として機能する。
特開2003−205069号公報
しかし、上述した特許文献1に記載の遊技機では、設置場所に拘わらず回収箱や連絡部材双方を常備することが不要であるという利点はあるものの、遊技メダルを排出口に導く連絡部材として機能させるために底板を取り外した場合には、該底板をどこかに保管しておかなければならず、保管がきちんとなされない場合には、底板を紛失する虞がある。底板は、回収箱の筐体とセット化されているため、底板を紛失すると、例えば当該遊技機を再利用(リサイクル)する際に新たな底板を補充することが難しく、従って、再利用そのものが困難になる虞がある。
そこで本発明は、回収箱(受容箱)を、遊技機外部に遊技メダルを排出するように用いる場合であっても底板(底部形成部材)を紛失しないように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図11参照)、多数の遊技用媒体(M)を貯留する貯留装置(27)と、該貯留装置(27)から溢れ出た遊技用媒体(M)を該貯留装置(27)に隣接する位置で受ける受容箱(29)と、を遊技機本体(1a,61a)内に備える遊技機(1,61)において、
前記受容箱(29)が、底面(30)の一部に開口部(30a)を有する筐体部(29a)と、前記開口部(30a)を閉塞する閉塞位置(図6及び図8に示す位置)と該開口部(30a)を開放する開放位置(図5及び図7に示す位置)とに選択的に位置決めされて前記底面(30)に固定される底部形成部材(33)と、を有する、
ことを特徴とする遊技機にある。
なお、本発明における上記「受容箱」は、立方体状や直方体状等の箱体状は勿論、丸みを帯びたタンク状のもの等をも含む広い概念である。
請求項2に係る本発明は(例えば図5、図7及び図9参照)、前記受容箱(29)に対応するアース端子(42a,42b)を前記遊技機本体(1a,61a)に備え、かつ、
前記底部形成部材(33)は、金属材料からなり、前記筐体部(29a)に取り付けられた際に、該筐体部(29a)から突出して前記アース端子(42a又は42b)に接触する接触部(33d)を有してなる、
請求項1記載の遊技機にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図5、図6及び図9参照)、前記底部形成部材(33)が、前記開放位置にて前記開口部(30a)を塞ぎ、かつ前記閉塞位置にて前記開口部(30a)から離反する板面部(33b)を有し、
該板面部(33b)は、前記開放位置にて遊技用媒体(M)を前記開口部(30a)に向けて導くように傾斜してなる、
請求項1又は2記載の遊技機にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、受容箱が、底面の一部に開口部を有する筐体部と、開口部を閉塞する閉塞位置と該開口部を開放する開放位置とに選択的に位置決めされて筐体部に取り付けられる底部形成部材とを有するので、受容箱を、遊技機外部に遊技用媒体を排出するように用いる場合であっても、底部形成部材を筐体部から離して保管する必要がなく、従って、底部形成部材を紛失するような不都合を生じることがない。このため、受容箱の筐体部とセットになっている底部形成部材を紛失して遊技機のリサイクルそのものが困難になるような問題の発生を確実に回避することができる。
請求項2に係る本発明によると、金属材料からなる底部形成部材が、筐体部に取り付けられた際に、筐体部から突出してアース端子に接触する接触部を有するので、受容箱を遊技機本体内の正規位置に単にセットするだけで、底部形成部材を除電部材として、遊技用媒体である例えば遊技メダルに直接接触させ、受容箱内の遊技メダルに対する除電の有効な状態を実現することができる。
請求項3に係る本発明によると、底部形成部材に備えた板面部が、開放位置で遊技用媒体を開口部に向けて導くように傾斜するので、貯留装置から溢れ出た遊技用媒体を、開口部に向けて円滑に導いて回収することができる。
以下、本発明に係る遊技機の第1の実施形態として、遊技場等に設置される雀球遊技機を図面に沿って説明する。図1は本実施形態における雀球遊技機を示す斜視図、図2は図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図、図3は雀球遊技機の前枠全体を開放して裏枠の内部構造を示す正面図である。なお、本発明は、当該雀球遊技機に限らず、後述する第2実施形態のスロットマシン(回胴遊技機)、或いはアレンジボール遊技機(図示せず)に適用されてもよいことは勿論である。
<第1の実施形態>
本第1の実施形態では、27種の牌の図柄を各4個、計108個の牌を使用して遊技を行う雀球遊技機1を例に挙げて説明する。この27種の牌の図柄は、例えば、萬子が「一萬」〜「九萬」の9種、筒子が「一筒」〜「九筒」の9種、索子が「一索」と「九索」の2種、字牌が「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」の7種である。従って、萬子と筒子が数牌となり、索子の「一索」と「九索」は、順子を形成することができないので字牌に含めている。これにより、本実施形態における牌種とは、上記の「萬子」、「筒子」、「字牌」の3種を示すことになる。なお、上記した2種の数牌は、萬子、筒子、及び索子のうちのいずれの2種であってもよく、例えば、萬子と索子とで数牌を形成した場合には、筒子の「一筒」と「九筒」とを字牌とするように選定した雀球遊技機を構成してもよい。
図1は、本実施形態における雀球遊技機1の全体を示す斜視図である。同図に示すように、本雀球遊技機1は遊技機本体1aを備え、該遊技機本体1aの前面部は、基本的には遊技盤面部(遊技領域)2a、操作パネル3、該操作パネル3の下方に設けられた遊技球発射レバー(発射レバー)4、メダル受け皿5、音声や効果音(以下、一括して音声という)を出力する音声出力装置であるスピーカー6、ランプ装置7等から構成される。上記遊技盤面部2aは、図2に示す遊技盤2に設けられた遊技エリアである。なお、図1中の符号1bは、遊技機本体1aに対して開閉可能に支持された前扉を示し、該前扉1bには透明ガラス41が取り付けられ、前扉1bの閉止時には該透明ガラス41が遊技盤2と対向するように位置する。また符号17は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤面部2a側に案内するガイドレールを示している。
上記操作パネル3には、液晶表示装置等からなる画像表示部14、メダル投入口15、及び各種の操作ボタンが設けられている。この各種の操作ボタンとして、13個のボタンが横方向に並設された捨て牌ボタン16…、自摸牌捨てボタン8、リーチボタン18、牌選択右シフトボタン19、牌選択左シフトボタン20、自摸牌決定ボタン21、払い出しボタン22、遊技終了ボタン23、遊技開始ボタン24、及びリジェクト(REJECT)ボタン25が配置されている。
図2に示すように、遊技盤面部2aの略中央部には、液晶パネル等の画像表示装置38を開口部13から露出した状態のセンター飾り12が配置されている。センター飾り12は、開口部13の上部に演出装置40を有し、開口部13の下部に遊技球の進路を振り分けるステージSを有している。センター飾り12の右方には、遊技球が通過可能なアタッカー作動通過口10が配置され、該アタッカー作動通過口10の直下方にはアタッカー9が配置されている。
センター飾り12の上方には表示部37が配置され、センター飾り12の左右下方には入球口11a,11bが配置され、センター飾り12の下方には入球口11c〜11e、…が配置されている。また、センター飾り12の下方で且つ上記入球口11c〜11e、…の直ぐ上方には、各入球口の入球幅を規制するための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。なお、遊技盤面部2aには、風車(図示せず)や上記とは別の障害釘(図示せず)が設けられている。
センター飾り12におけるステージSの下方には、複数個(本実施形態では25個)の入球口11c、11d、11e、…を有した入球ユニット53が配置されている。これら入球口11c、11d、11e、…は、索子牌を除いた牌の図柄25種(図柄は図示せず)に対応して25個が設けられている。入球口11a,11bにはそれぞれ「一索」と「九索」が表示されており、また入球口11cには「一萬」、入球口11dには「二萬」、入球口11eには「三萬」というように、所要の麻雀牌図柄が順次表示されている。なお、符号53aは、入球ユニット53の前カバーを示している。
また、遊技機本体1aの内部には、図3に示すように、前扉1b全体を開放した状態において、電源基板55、主制御基板56、ホッパユニット(貯留装置)27、メダル払出し装置48、及び受容箱29が上部から下部に向かって配設されている。図3の正面視における、遊技球を遊技盤面部2aに打ち出す発射装置51の右上方には、循環ユニット73が装着されている。なお、符号71は打撃レバーを示している。
ついで、図4ないし図9を参照して、ホッパユニット27及び受容箱29の詳細について説明する。なお、図4は、図3のA−A線方向に沿って一部断面した状態で示す側面断面図、図5は、底板(底部形成部材)33を開放位置にセットした状態で示す受容箱29の斜視図、図6は、底板33を閉塞位置にセットした状態で示す受容箱29の斜視図、図7は、底板33を開放位置にセットした状態で示す受容箱29の平面図、図8は、底板33を閉塞位置にセットした状態で示す受容箱29の平面図、図9(a)は、底板33を開放位置にセットした状態で示す受容箱29の側面図、図9(b)は、図9(a)の矢印b方向に見た状態で示す受容箱29の側面図である。
図4に示すように、遊技機本体1aの最下部の筐体底部31上に配置されたホッパユニット27は、多数の遊技メダル(遊技用媒体)を貯留する貯留装置を構成しており、溢れた遊技メダルを、隣接してセットされた受容箱29に排出するための排出口27aを有している(図3も併せて参照)。また筐体底部31上には、遊技機本体1aの前側と後側に金属製のアースプレート42が配置されている。該アースプレート42は、遊技機本体1a内に配線されたアース線(図示せず)を介して接地された状態で固定されたもので、受容箱29が遊技機本体1a内の正規位置にセットされた際に、受容箱29の前方に突出する接触部33dと接触し得る位置にアース端子42aが設けられ、かつ受容箱29の後方に突出する接触部33dと接触し得る位置にアース端子42bが設けられている(図9(a)も併せて参照)。
複数の雀球遊技機1が配置される遊技島設備に、雀球遊技機1の下部に連通するようにメダル排出口32が設けられている場合には、受容箱29は、メダル排出口32に対向する位置にて開口部30aを開放した状態で遊技機本体1a内にセットされる。遊技機本体1a内における後部には、受容箱29における後面に形成された一対の貫通孔36に挿入される一対のメダル検知用バー26が突出して配置されている。
一対のメダル検知用バー26は、遊技島設備にメダル排出口32が設けられ、かつ該メダル排出口32を介して遊技メダルMを排出するようにセットされる際には、検知が無効となるように切り換えられる。これに対し、遊技島設備にメダル排出口32が設けられていない場合、若しくは該メダル排出口32が設けられていてもゴト対策のために開口部30aを閉塞した状態で受容箱29がセットされる際には、一対の貫通孔36から受容箱29内に挿入された状態で、金属製の遊技メダルMが受容箱29内に多数枚溜まったとき、それら遊技メダルMを介して導通されることで、遊技メダルMが所定量以上溜まったことを検知し、その検知信号を制御部(図示せず)に出力する。
そして、図5及び図6に示すように、上記受容箱29は、全体的に略々立方体状を呈するように構成されており、筐体部29aと、該筐体部29a内の下部に形成された底面30と、遊技機本体1a内の正規位置にセットされる際の右側部の下部に形成された一対の突起部29cと、を有している。筐体部29aは、受容箱29が上記正規位置にセットされる際の後側壁部の中央よりやや上部に、上述した貫通孔36を有しており、底面30には、この後側壁部側に寄った位置に、矩形状の開口部30aが形成されている。なお、本実施形態では、本発明の受容箱を箱体状の受容箱29として説明するが、本発明の受容箱は、このような箱体形状に限らず、丸みを帯びたタンク状のもの等をも含む広い概念である。
更に受容箱29は、底面30にネジ止めされる底板(底部形成部材)33を有している。この底板33は、開口部30aを閉塞する閉塞位置(図6及び図8に示す位置)と、該開口部30aを開放する開放位置(図5及び図7に示す位置)とに選択的に位置決めされて筐体部29aの底面30にネジ止めされるもので、開放位置にて開口部30aを塞ぎ、かつ閉塞位置にて開口部30aから離反する板面部33bを有している。該板面部33bは、開放位置にて遊技メダル(遊技用媒体)Mを開口部30aに向けて導くように傾斜している。そして、底板33は、導電性の良好な金属材料からなり、開放位置に取り付けられた際に貫通穴29bから突出してアース端子42aに接触し、かつ閉塞位置に取り付けられた際に貫通穴29dから突出してアース端子42bに接触する接触部33dを突出して有していると共に、閉塞位置と開放位置の双方にて底面30にネジ止めされるように、該開放位置にセットされる際に開口部30aの左右に位置する一対の突出部33aにそれぞれ貫通孔33cを有している。なお、底板33をステンレス等で構成すれば、比較的高い導電率と共に、錆等に対する腐食防止効果も持たせることができる。
底面30には、図7及び図8に示すように、底板33が図7の開放位置と図8の閉塞位置のいずれにセットされる際でも固定ネジ34を螺入できるように、開放位置における貫通孔33cに対向する位置にネジ穴30bが形成され、かつ閉塞位置における貫通孔33cに対向する位置にネジ穴30bが形成されている。また、筐体部29aには、底板33が開放位置と閉塞位置のいずれにセットされる際でも接触部33dを外部に突出できるように、開放位置における接触部33dに対向する位置に貫通穴29bが形成され、かつ閉塞位置における接触部33dに対向する位置に貫通穴29dが形成されている。また、筐体部29aの上部外周には、持ち運びに便利なように外方に突出する把持部29eが形成されている。
なお、本実施形態では、底板33を、その板面部33bが開放位置において遊技メダルMを開口部30aに向けて導くように傾斜している旨を説明したが、これに限らず、例えば、板面部33bと突出部33aとを分離して互いにヒンジ(図示せず)を介して回動可能に連結することで、図5の開放位置では板面部33bを傾斜させ、かつ図6の閉塞位置では板面部33bを底面30と平行にするようにし、閉塞位置にあっては遊技メダルMを少しでも多く収容できるように構成することもできる。
続いて、上述した雀球遊技機1の遊技手順とこの手順に伴う各処理の概要について説明する。すなわち、1ゲームは、遊技者がメダル投入口15へメダルを投入して、遊技開始ボタン24を押圧し、14個の手牌が画像表示部14上に配牌表示されることによりスタートする。そして、遊技者が捨て牌ボタン16…、等の各種の操作ボタンを操作し、該操作に基づいて各種センサから発生される入力信号及び制御信号に基づき、1ゲームが進行していくことになる。
つまり、遊技者がメダル投入口15にメダルを投入し、遊技開始ボタン24を押圧すると、1ゲームの遊技が開始できる状態になり、引き続き、ゲームを開始するために必要な14個の配牌の図柄が自動的に決められ、画像表示部14の手牌表示部(図示せず)と自摸牌表示部(図示せず)に表示される。更に、表ドラ及び裏ドラの牌の図柄の画像が、画像表示部14の不図示の表ドラ表示部と裏ドラ表示部に表示され、ビッグ役及びチャンス役がビッグゲーム上がり役表示部(図示せず)と、チャンスゲーム上がり役表示部(図示せず)とにそれぞれ表示される。そして、遊技の開始条件が整ったことが画面表示又は音声で遊技者に報知される。
この状態において、遊技者は、手牌表示部と自摸牌表示部に表示されている牌の図柄から、捨て牌を選択する操作を行う。遊技者は、捨てる牌の図柄を決定すると、この捨て牌の図柄に対応する捨て牌ボタン16…、或いは自摸牌捨てボタン8のいずれか1つを選択(オン)してこの牌を捨てる。すると、遊技球が遊技球発射位置に1球送られ、遊技球発射レバー4の操作で遊技盤面2内に遊技球を発射できる状態になる。
遊技者が遊技球を発射し、この遊技球が入球口11a、11b、11c、…の何れかに入球すると、該入球に対応する牌(自摸牌)の図柄が自摸牌表示部(不図示)に表示される。この牌を自摸ったことで和了しない場合、遊技者は、14個の手牌の中から不要と思われる1個の牌を捨てる捨て牌操作を行う。そして、遊技者は、このような操作を順次実行していき、所望の上がり役が聴牌(テンパイ)したと判断した時点で、リーチボタン18を操作してリーチをかけ、或いはリーチをかけずに、1ゲーム中で発射可能な遊技球数が尽きるまで上がり牌を自摸る操作を続ける。
上述の雀球遊技機1を配置する遊技島設備がメダル排出口32を備え、該メダル排出口32を介して遊技メダルMを排出するようにセットする場合には、メダル検知用バー26の検知を無効に切り換えると共に、図5及び図7の状態となるように底板33を位置決めして底面30にネジ止めした後、図4に示すように、開放した開口部30aをメダル排出口32に対向するように位置決めしてセットする。この状態では、接触部33dが貫通穴29bから突出するので、該接触部33dをアース端子42aに接触させて接地する。
一方、遊技島設備にメダル排出口32が設けられていない場合や、該メダル排出口32が設けられていてもゴト対策で開口部30aを閉塞した状態で受容箱29をセットする場合には、メダル検知用バー26の検知を有効に切り換えると共に、図6及び図8の状態となるように底板33を位置決めして底面30にネジ止めした後、開口部30aを閉塞させた受容箱29を、開放位置にした場合と同じ向きに位置決めしてセットする。この状態では、接触部33dが貫通穴29dから突出するので、該接触部33dはアース端子42b(アース端子42aに接触している図9(a)を参照)に接触して接地されることになる。
以上のように本実施形態では、受容箱29が、底面30の一部に開口部30aを有する筐体部29aと、開口部30aを閉塞する閉塞位置と該開口部30aを開放する開放位置とに選択的に位置決めされて筐体部29aに取り付けられる底板33と、を有している。このため、受容箱29を、雀球遊技機1の外部に遊技メダルMを排出するように用いる場合であっても、底板33を筐体部29aから離して保管する必要がなく、従って、底板33を紛失するような不都合を生じることがない。これにより、受容箱29の筐体部29aとセットになっている底板33を紛失して雀球遊技機1のリサイクルそのものが困難になるような問題の発生を確実に回避できる。
また、金属材料からなる底板33が、開放位置に取り付けられた際に、筐体部29aから突出してアース端子42a,42bに接触する接触部33dを有するので、受容箱29を遊技機本体1a内の正規位置に単にセットするだけで底板33を除電部材として遊技メダルMに直接接触させ、受容箱29内の遊技メダルMに対する除電の有効な状態を実現することができる。更に、底板33を閉塞位置又は開放位置の何れかにセットした状態で簡単に底面30に固定することができる。そして、底板33に備えた板面部33bが、開放位置で遊技メダルMを開口部30aに向けて導くように傾斜するので、ホッパユニット27から溢れ出た遊技メダルMを、開口部30aに向けて円滑に導いて回収することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態について図10及び図11を参照して説明する。本実施形態では、本発明の遊技機をスロットマシン(回胴遊技機)に適用している。図10は、本スロットマシンの外部構造を概略的に示す斜視図、図11は、本スロットマシンの前扉を外して内部構造を表した状態を示す斜視図である。なお、本実施形態において、先の第1の実施形態と共通の構成部分には、同じ符号を付している。
すなわち、本スロットマシン10は、図10に示すように、筐体62と、筐体62の一側部に開閉自在に取り付けられて遊技者に面する前扉63とを備えている。これら筐体62と前扉63とによって遊技機本体61aが構成される。
前扉63は、図10の上下方向における略中央部分に操作パネル64を有し、操作パネル64の上方及び下方に、液晶表示パネル66及びメダル受け皿67をそれぞれ有している。このメダル受け皿67内には、入賞時にメダル払出し口65から遊技メダルが払い出される。また、液晶表示パネル66の上方には、クレジット枚数、ベット(BET)枚数、及び払い出し状況等を表示するための遊技状態表示部68が設けられている。操作パネル64には、上面にベットボタン69及びメダル投入部70が配置され、前面にスタートレバー72及び3個のストップボタン74が配置されている。なお、同図において、液晶表示パネル66内方に見えるはずの回胴リール等は、便宜上図示を省略している。
筐体62の内方には、図11に示すように、中央部分に回胴リール装置76が設けられ、この回胴リール装置76の上方に主基板(図示せず)が設けられている。回胴リール装置76は、横3列に配置された回胴リール76aを備えている。遊技機本体61aの最下部の筐体底部31上には、排出口27aを有する図3と同様のホッパユニット27が配置されている。このホッパユニット27は、入賞時にメダル払出し口65から払い出すための多数の遊技メダルを収容する。更に、ホッパユニット27の右側に隣接するように、該ホッパユニット27から溢れ出た遊技メダルを収容し得る受容箱29が配置されている。
本実施形態における該受容箱29は、第1の実施形態における受容箱29に比して左右幅がやや狭いが、内方に底板33をネジ止めして有し、該底板33のその接触部33dを、開放位置と閉塞位置に応じて前方又は後方から突出させてアースプレート42のアース端子42a又は42bに接触させる構成等は、第1の実施形態の受容箱29と同様である。従って、本第2の実施形態におけるスロットマシン61によっても、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態における雀球遊技機の外部構造を示す斜視図である。 図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図である。 雀球遊技機の前枠全体を開放して裏枠の内部構造を示す正面図である。 図3のA−A線方向に沿って一部断面した状態で示す側面断面図である。 底板を開放位置にセットした状態で示す受容箱の斜視図である。 底板を閉塞位置にセットした状態で示す受容箱の斜視図である。 底板を開放位置にセットした状態で示す受容箱の平面図である。 底板を閉塞位置にセットした状態で示す受容箱の平面図である。 (a)は底板を開放位置にセットした状態で示す受容箱の側面図、(b)は(a)の矢印b方向に見た状態で示す受容箱の側面図である。 本発明の第2の実施形態におけるスロットマシンの外部構造を概略的に示す斜視図である。 スロットマシンの前扉を外して内部構造を表した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1,61 遊技機(雀球遊技機、スロットマシン)
1a,61a 遊技機本体
27 貯留装置(ホッパユニット)
29 受容箱
29a 筐体部
30 底面
30a 開口部
33 底部形成部材(底板)
33b 板面部
33d 接触部
42a,42b アース端子
M 遊技用媒体(遊技メダル)

Claims (3)

  1. 多数の遊技用媒体を貯留する貯留装置と、該貯留装置から溢れ出た遊技用媒体を該貯留装置に隣接する位置で受ける受容箱と、を遊技機本体内に備える遊技機において、
    前記受容箱が、底面の一部に開口部を有する筐体部と、前記開口部を閉塞する閉塞位置と該開口部を開放する開放位置とに選択的に位置決めされて前記底面に固定される底部形成部材と、を有する、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記受容箱に対応するアース端子を前記遊技機本体に備え、かつ、
    前記底部形成部材は、金属材料からなり、前記筐体部に取り付けられた際に、該筐体部から突出して前記アース端子に接触する接触部を有してなる、
    請求項1記載の遊技機。
  3. 前記底部形成部材は、前記開放位置にて前記開口部を塞ぎ、かつ前記閉塞位置にて前記開口部から離反する板面部を有し、
    該板面部は、前記開放位置にて遊技用媒体を前記開口部に向けて導くように傾斜してなる、
    請求項1又は2記載の遊技機。
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