JP2007114397A - 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置 - Google Patents

投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】広角でかつ系中に光路偏向手段を配設可能なコンパクト化に適した構成を有するとともに、レンズ構成枚数を削減して製造コストを低減しつつ、高い投写性能を有する投写レンズおよび投写型表示装置を得る。
【解決手段】拡大側から順に、負の第1レンズ群Gと、開口絞り4と、正の第2レンズ群Gと、正の第3レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。第3レンズ群Gは、4枚のレンズにより構成され、拡大側から、屈折力の小さい、単一の非球面レンズLと、負レンズLと正レンズLからなる正の接合レンズ部と、正レンズLからなる正レンズ部から構成されており、9つの条件式を満足する。また、開口絞り4は、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの合成レンズ群の拡大側焦点位置と略一致するように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、透過型や反射型の液晶表示素子、あるいはDMD等のライトバルブからの表示情報等を拡大投写する投写レンズに関し、特にリアプロジェクションテレビ等のリア式の投写型表示装置に好適な投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置に関する。
従来、投写型表示装置としては、投写レンズがスクリーンに対して鑑賞者と同じ側に配置され、投写レンズより出射される光を反射型のスクリーンに結像させるフロント式の装置と、投写レンズおよび鑑賞者がスクリーンを挟むように配置され、投写レンズより出射される光を透過型のスクリーンに結像させるリア式の装置とが知られている。
このうちリア式の投写型表示装置では、例えばリアプロジェクションテレビのように、光源からスクリーンまでをキャビネットに納め、キャビネット前面に配設されたスクリーンに向けて、背面に配された投写レンズから映像情報を担持した光を投写する構成がよく知られている。
近年、このようなキャビネット型の投写型表示装置に適用するために、種々の投写レンズが提案されている。
ところで、カラー画像を得るためにライトバルブを複数用いた光学系では、各ライトバルブからの光束を合成する合成部が必要になるため、投写レンズのバックフォーカス(縮小側)にはある程度の間隔が求められ、特にリアプロジェクションテレビに用いるためには投写レンズを広角にする必要があり、バックフォーカスがこの投写レンズの焦点距離に比べ大きくなってしまう。また装置全体の小型化のため、投写レンズ内に折り返しミラーを挿入する必要が出てくる。
上記バックフォーカスが長い広角投写レンズとしては下記特許文献1〜3に記載のもの等が知られているが、いずれのものも投写レンズ内に折り返しミラーを配設するスペースについての配慮がなされておらず、仮に投写レンズ内に折り返しミラーを配設した場合にはレンズ枚数が増加してしまい、製造コストが大幅に上昇する。
このような問題を解決したものとして、下記特許文献4、5に記載されたものが知られている。
特開2002−131636号公報 特開2003−287676号公報 特許第3244606号公報 特開2003−156683号公報 特開2004−354405号公報
しかしながら、上記特許文献4、5に記載されたものは、いずれも絞り位置よりも縮小側に非球面が配され、絞り位置から距離的に離れた位置とされているため、像面全体のバランスが劣化したり、サジタル/タンジェンシャル像面隔差が残存するといった問題が生じており、さらには非球面のサイズがどうしても大きくなることからコスト的な問題も生じている。
また、上記特許文献4に記載のものにおいては、非球面レンズ自体のパワーが大きいものとされているため、この非球面レンズをプラスチックで構成した場合には、温度変化に伴うレンズ形状変化が過大となり性能劣化につながってしまう。
一方、上記特許文献5に記載のものにおいては、非球面レンズ自体のパワーはさほど大きくないものの、9〜11枚とレンズ枚数が多く、レンズ枚数を削減するための抜本的な改善が求められている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、広角でかつ系中に光路偏向手段を配設可能なコンパクト化に適した構成を有するとともに、レンズ構成枚数を削減して製造コストを低減しつつ、高い投写性能を有する投写レンズ、およびこのような投写レンズを用いた投写型表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る第1の投写レンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されてなる投写レンズであって、
前記第1レンズ群は、拡大側から順に、非球面レンズと、両凹レンズとを配設してなり、
前記第2レンズ群は、1枚の正レンズ、または1枚の正レンズと1枚の負レンズで構成されてなり、
前記第3レンズ群は、少なくとも接合レンズ部と正レンズ部を、拡大側からこの順に配設してなる、3枚から5枚のレンズにより構成されるとともに、最も拡大側の面が非球面に形成されてなり、
縮小側が略テレセントリックとなるように構成されており、
前記第3レンズ群の拡大側焦点位置が、該第3レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔中に存在し、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が、当該投写レンズにおいて最長の空気間隔に設定され、
以下の条件式(1)〜(7)を満足することを特徴とするものである。
−3.5 < f/f < −1.2・・・・(1)
2.5 < f/f < 8.0・・・・(2)
3.5 < D12/f < 15.0・・・・(3)
2.0 < Bf/f < 8.0・・・・(4)
7.5< |ASf/f| ・・・・(5)
|FFd/f| < 3.0・・・・(6)
75度 < 2ω・・・・(7)
ここで、
f:全系の焦点距離
:第1レンズ群の焦点距離
:第3レンズ群の焦点距離
12:第1レンズ群と第2レンズ群との空気間隔
Bf:第3レンズ群で最も縮小側のレンズの縮小側レンズ面から縮小側結像面までの空気換算長(バックフォーカス)
ASf:第1レンズ群の非球面レンズの焦点距離
FFd:第3レンズ群の拡大側焦点位置
2ω :拡大側の画角
また、本発明に係る第2の投写レンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されてなる投写レンズであって、
前記第1レンズ群は、拡大側から順に、非球面レンズと、両凹レンズとを配設してなり、
前記第2レンズ群は、1枚の正レンズ、または1枚の正レンズと1枚の負レンズで構成されてなり、
前記第3レンズ群は、少なくとも接合レンズ部と正レンズ部を、拡大側からこの順に配設してなる、3枚から5枚のレンズにより構成されるとともに、最も拡大側の面が非球面に形成されてなり、
縮小側が略テレセントリックとなるように構成されており、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の合成レンズ群の拡大側焦点位置が、該第2レンズ群と前記第1レンズ群との空気間隔中に存在し、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が、当該投写レンズにおいて最長の空気間隔に設定され、
以下の条件式(1)〜(7)を満足することを特徴とするものである。
−3.5 < f/f < −1.2・・・・(1)
2.5 < f/f < 8.0・・・・(2)
3.5 < D12/f < 15.0・・・・(3)
2.0 < Bf/f < 8.0・・・・(4)
7.5< |ASf/f| ・・・・(5)
|FFd/f| < 3.0・・・・(6)
75度 < 2ω・・・・(7)
ここで、
f:全系の焦点距離
:第1レンズ群の焦点距離
:第3レンズ群の焦点距離
12:第1レンズ群と第2レンズ群との空気間隔
Bf:第3レンズ群で最も縮小側のレンズの縮小側レンズ面から縮小側結像面までの空気換算長(バックフォーカス)
ASf:第1レンズ群の非球面レンズの焦点距離
FFd:第2レンズ群と第3レンズ群との合成レンズ群の拡大側焦点位置
2ω :拡大側の画角
また、上記第2の投写レンズにおいて、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
23/f < 2.0・・・・(8)
ここで、
23:第2レンズ群と第3レンズ群との空気間隔
なお、上述した投写レンズにおいては、以下のいずれかの構成を有することが好ましい。
すなわち、前記第3レンズ群は、拡大側から順に、少なくとも拡大側に非球面が形成された単一の非球面レンズと、2枚または3枚のレンズを接合してなる前記接合レンズ部と、単一のレンズからなる前記正レンズ部を配設してなり、以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
10.0< |ASf/f| ・・・・(9)
ここで、
ASf:第3レンズ群中の、単一の非球面レンズの焦点距離
または、前記第3レンズ群は、拡大側から順に、少なくとも拡大側に非球面が形成された単一の非球面レンズと、1枚の負レンズと1枚の正レンズを接合してなる前記接合レンズ部と、単一のレンズまたは2枚のレンズを接合してなる接合レンズからなる前記正レンズ部を配設してなり、以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
10.0< |ASf/f| ・・・・(9)
ここで、
ASf:第3レンズ群中の、単一の非球面レンズの焦点距離
または、前記第3レンズ群は、拡大側から順に、2枚または3枚のレンズを接合してなる前記接合レンズ部と、前記正レンズ部を配設してなり、該接合レンズ部の最も拡大側の面が前記非球面に形成されてなることが好ましく、この場合において、前記接合レンズ部の最も拡大側の面に樹脂層を付設し、この樹脂層に前記非球面を形成することがさらに好ましい。
また、上述したいずれかの投写レンズにおいて、前記第2レンズ群が1枚の正レンズから構成されていることが好ましい。
また、上述したいずれかの投写レンズにおいて、第1レンズ群と第2レンズ群との間に、光路を偏向させる光路偏向手段を配置することが可能である。
また、投写距離の変化に応じて、第1レンズ群の最も拡大側に配置された非球面レンズを該第1レンズ群の光軸方向に移動させ、投写距離の変化により生じる像面湾曲を補正するように構成することが可能である。
さらに、本発明に係る投写型表示装置は、光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、上述したいずれかの投写レンズとを備え、前記光源からの光束を前記ライトバルブで光変調し、前記投写レンズによりスクリーンに投写することを特徴とするものである。
本発明の投写レンズは、上記構成を備えたことにより、広角でかつ系中にミラー等の光路偏向手段を配設可能なコンパクト化に適した構成となっている。また、レンズ構成枚数を削減して製造コストを低減しつつ、投写性能を向上させることが可能である。
また、本発明の投写型表示装置は、本発明の投写レンズを用いていることにより、低背化、薄型化することが可能であるとともに、諸収差がバランス良く補正された高解像度な大画面画像を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明に係る投写レンズを示すもの(後述する実施例1のレンズ構成図)である。このレンズを本実施形態の代表として、以下に説明する。なお、図中Zは光軸を表している。
本実施形態の投写レンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、マスク3bと、開口絞り4と、マスク3aと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gと、正の屈折力を有する第3レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。この場合、テレセントリックな構成とするため、開口絞り4の位置は、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの合成レンズ群の拡大側焦点位置と略一致するように構成される(実施例1、2、9参照)。
なお、開口絞り4は第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの間に位置させることも可能である(実施例3〜8、10参照)が、この場合の開口絞り4の位置は、第3レンズ群Gの拡大側焦点位置と略一致するように構成されている。
また、上記マスク3a、3bを配設することで、テレセントリック性の向上およびゴーストの低減を図ることができる。ただし、上記マスク3a、3bの位置も、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの間に位置させることが可能であり、さらに、配設するマスクの数も2つに限られるものではなく、マスクを省略することも可能である。
さらに、上記第1レンズ群Gは、拡大側から順に、パワーの弱い非球面レンズLと、両凹レンズLとを配設してなる。
第1レンズ群Gの、拡大側から2番目のレンズLを両凹レンズで構成しているのは次の理由による。すなわち、この2番目のレンズLを、仮に拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズで構成したとすると、1番目の上記非球面レンズLに照射され、そのレンズ面により反射された光線が、この2番目のレンズLの凸面で再反射し、スクリーン上で結像し易い状態となるためゴーストの発生が問題となる。2番目のレンズLを両凹レンズとすれば、このようなゴーストの発生を防止しうる。
また、投写距離の変化に応じて、この非球面レンズLを第1レンズ群Gの光軸方向に移動させ、投写距離の変化により生じる像面湾曲を補正するように構成されている。この非球面レンズLのみの移動により、像面湾曲を補正するようにしているので、調整が容易となり、また作業性も向上する。また、調整用レンズが非球面レンズとされているので、収差変動の調整という観点からも都合がよい。なお、第1レンズ群Gを光軸Z方向に移動させることにより、フォーカス調整をするように構成することも可能である。
また、上記第2レンズ群Gは、図1においては、1枚の正レンズLから構成されているが、1枚の正レンズと1枚の負レンズで構成することも可能である(実施例5、10においては1枚の正レンズと1枚の負レンズよりなる接合レンズ)。
また、上記第3レンズ群Gは、少なくとも接合レンズ部と正レンズ部を、拡大側からこの順に配設してなり、3枚から5枚という必要最小限のレンズ枚数により構成されている。図1においては、第3レンズ群Gは、拡大側から順に、実質的にパワーを有さない、拡大側に非球面が形成された単一の非球面レンズLと、1枚の負レンズLと1枚の正レンズLを接合してなる接合レンズ部と、単一の正レンズLからなる正レンズ部から構成されている。
なお、上記正レンズ部は、2枚のレンズからなる接合レンズにより構成してもよい(実施例2参照)。また、上記接合レンズ部としても、3枚または4枚のレンズからなる接合レンズにより構成してもよい(実施例3、5、6、10参照)。
また、第3レンズ群Gにおいては、最も拡大側の面が非球面に形成されており、この非球面が、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの合成レンズ群の拡大側焦点位置に近い位置に配されるように構成されている(実施例1、2、9参照)。なお、実施例3〜8および実施例10のものにおいても、第3レンズ群Gの最も拡大側の面が非球面に形成されており、この場合も非球面は、第3レンズ群Gの拡大側焦点位置に近い位置に配されるように構成されている。
また、この第3レンズ群Gの最も拡大側の面に形成された非球面は、図1に示すように単一のレンズ(いずれかの面、または両面)に形成される場合のほか、接合レンズ部の最も拡大側の面に直接形成されていても良いし、接合レンズ部の最も拡大側の面に付設した薄い樹脂層に形成するようにしても良い(実施例9、10参照)。
すなわち、本実施形態の投写レンズにおいては、縮小側のテレセントリック性を決定する開口絞り4の位置(対応するレンズ群の拡大側焦点位置)に対して、上記非球面の位置を極力近い位置に配するように構成することで、像面全体の収差バランスを良好なものとすることができ、サジタル/タンジェンシャル像面隔差を低減でき、さらには非球面のサイズをより小さくすることが可能となる。非球面サイズをより小さくすることで製造コストを低減することができる。
なお、図1の投写レンズでは、紙面右側より入射されライトバルブ1において画像情報を与えられた光束が、ガラスブロック2を介しこの投写レンズに入射され、この投写レンズにより拡大側方向に投写されるようになっている。図1には、見易さのため1枚のライトバルブ1のみを記載しているが、投写型表示装置において、光源からの光束を色分離光学系により3原色光に分離し、各原色光用に3つのライトバルブを配設して、フルカラー画像を表示可能とするものがある。ガラスブロック2の位置にクロスダイクロイックプリズム等の色合成手段を配設することによりこの3原色光を合成することができる。
なお、この投写レンズは縮小側にテレセントリックとなるように構成されているので、ガラスブロック2として色合成手段を配設する構成にも好適である。
また、本実施形態の投写レンズは、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に、当該投写レンズにおいて最長の空気間隔を有するように構成されており、この空気間隔中に光路を偏向させる光路偏向手段としてのミラー5が配設されている。
また、本実施形態の投写レンズは、以下の条件式(1)〜(7)を満足するものである。
−3.5 < f/f < −1.2・・・・(1)
2.5 < f/f < 8.0・・・・(2)
3.5 < D12/f < 15.0・・・・(3)
2.0 < Bf/f < 8.0・・・・(4)
7.5< |ASf/f| ・・・・(5)
|FFd/f| < 3.0・・・・(6)
75度 < 2ω・・・・(7)
ここで、
f:全系の焦点距離
:第1レンズ群の焦点距離
:第3レンズ群の焦点距離
12:第1レンズ群と第2レンズ群との空気間隔
Bf:第3レンズ群で最も縮小側のレンズの縮小側レンズ面から縮小側結像面までの空気換算長(バックフォーカス)
ASf:第1レンズ群の非球面レンズの焦点距離
FFd:第3レンズ群の拡大側焦点位置
2ω :拡大側の画角
また、上述したように、開口絞り4を第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの間に位置させる構成とした場合に、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
23/f < 2.0・・・・(8)
ここで、
23:第2レンズ群と第3レンズ群との空気間隔
さらに、以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
10.0< |ASf/f| ・・・・(9)
ここで、
ASf:第3レンズ群中の、単一の非球面レンズの焦点距離
以上のように構成することにより、本実施形態の投写レンズは、広角でかつ系中にミラー5を配設可能なコンパクト化に適した構成となっている。また、レンズ構成枚数を削減して製造コストを低減しつつ、投写性能を向上させることが可能である。上記各構成要素は相互に関連を持って設定されているので、少なくとも上記の条件式(1)〜(7)を満足することによりこれらの作用効果を得られるものである。したがって、まず、各作用効果に比較的大きな影響を与えている条件式(1)〜(7)について説明し、続いて満足することが好ましい条件式(8)、(9)について説明する。
条件式(1)は、全系の焦点距離fに対する第1レンズ群Gの焦点距離fの比を規定したものであり、この下限値を下回ると、第1レンズ群Gのパワーが小さくなり第1レンズ群Gが大型化したり、バックフォーカスが短くなってしまう。また、この上限値を上回ると、第1レンズ群Gのパワーが大きくなり収差補正が困難となる。
条件式(2)は、全系の焦点距離fに対する第3レンズ群Gの焦点距離fの比を規定したものであり、この下限値を下回ると、第3レンズ群Gのパワーが大きくなり収差補正が困難となる。また、この上限値を上回ると、第3レンズ群Gのパワーが小さくなりバックフォーカスが長くなりすぎてレンズ全系が大型化してしまう。
条件式(3)は、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に光路を偏向させるミラー5を配設可能な空気間隔を有し、かつ系をコンパクトに構成するために設定されたものであり、この下限値を下回ると、ミラー5を設置することが困難となったり、偏向(折り曲げ)角度が制限されたりする。なお、上記位置に光路を偏向させるミラー5を配設することは、図4に示すように、リア式の投写型表示装置における装置コンパクト化に有効な手法である。また、この上限値を上回ると、第1レンズ群Gが大型化してしまう。
条件式(4)は、この投写レンズのバックフォーカスを規定するもので、投写レンズの縮小側に色合成用のプリズム等を配置するスペースとして要請される、必要十分なバックフォーカスを設定するものである。この下限値を下回ると、色合成用のプリズム等の挿入が困難となってしまう。また、この上限値を上回ると、レンズ系全体が大型してしまう。
条件式(5)は、第1レンズ群Gの非球面レンズの焦点距離を規定するものであり、この下限値を下回ると、非球面形成部として、安価ではあるが温度変化に弱いプラスチック等の材料を用いることが困難となる。
条件式(6)は、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの合成レンズ群の拡大側焦点位置、または第3レンズ群Gの拡大側焦点位置を規定するものであり、この上限値を上回ると、第3レンズ群Gの非球面の位置が絞り位置から離れすぎるため、像面湾曲や非点隔差が過大となり、第3レンズ群Gの非球面のサイズが大型化し、コストが上昇する。
条件式(7)は、拡大側の画角2ωを規定するものであり、この下限値を下回ると、装置全体の大型化につながる。
条件式(8)は、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの拡大側の空気間隔を規定するものであり、この上限値を上回ると、第3レンズ群Gの非球面の位置が絞り位置から離れすぎるため、像面湾曲や非点隔差が過大となり、第3レンズ群Gの非球面のサイズが大型化し、コストが上昇する。
条件式(9)は、第3レンズ群G中の、単一の非球面レンズの焦点距離を規定するものであり、この下限値を下回ると、非球面形成部として、安価ではあるが温度変化に弱いプラスチック等の材料を用いることが困難となる。
次に、本発明に係る投写型表示装置の実施形態について説明する。
図11に示す投写型表示装置は、上述した投写レンズの作用効果を特に発揮させるものとしてのリア式の投写型表示装置であり、光源と、ライトバルブと、光源からの光束をライトバルブへ導く照明光学部と(いずれも図示の照明光学系10に含まれる)、上記投写レンズとをキャビネット8内に備え、光源からの光束をライトバルブで光変調し、画像情報を担持した光束を、上記投写レンズおよび背面ミラー6を介し、所定の距離に配されたスクリーン7の裏面に投写するように構成されている。鑑賞者はスクリーン7に拡大投写された画像をこのスクリーン7の表面側(紙面左側)から見ることになる。
なお、上記照明光学系10は、ライトバルブと、色分解のためのダイクロイックミラーと、色合成のためのクロスダイクロイックプリズムと、コンデンサレンズと、全反射ミラーとを備えている。光源からの白色光は照明光学部を介して、3つの色光光束(G光、B光、R光)に分離され、それぞれ対応するライトバルブに入射されて光変調され、図1に示す投写レンズG1、G2、G3によりスクリーン7に投写される。
この投写型表示装置は、本発明に係る投写レンズを用いているので、諸収差がバランス良く補正された高解像度な大画面を得ることができる。また、投写レンズの第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に光路を偏向させるミラー5を配設して、光路を鋭角的に折り曲げるように構成されているので、低背化、薄型化することが可能となっている。
以下、本発明に係る投写レンズの具体的な実施例1〜10について説明する。なお、各実施例の構成を示す図において、実施例1と同様の作用効果をなす部材には図1で用いたものと同一の符号を付している。また、以下に示す各データは、全系の焦点距離fが1となるように規格化されている。
<実施例1>
図1に示すように、実施例1に係る投写レンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、光路偏向手段としてのミラー5と、マスク3bと、開口絞り4と、マスク3aと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gと、正の屈折力を有する第3レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。この場合、テレセントリックな構成とするため、開口絞り4の位置は、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの合成レンズ群の拡大側焦点位置と略一致するように構成される。
第1レンズ群Gは、拡大側から順に、屈折力の小さい、両面に非球面が形成された非球面レンズよりなる第1レンズLと、縮小側に強い曲率の凹面を向けた両凹レンズよりなる第2レンズLとが配列されてなる。
一方、上記第2レンズ群Gは、拡大側に凸面を向けた1枚の正メニスカスレンズLから構成されている。
また、上記第3レンズ群Gは、4枚のレンズにより構成されており、拡大側から順に、屈折力の小さい、両面に非球面が形成された、縮小側に凸面を向けた単一の非球面レンズLと、1枚の負レンズLと1枚の正レンズLを接合してなる正の接合レンズ部と、単一の正レンズLからなる正レンズ部から構成されている。
上記各非球面の形状は、下記に示す非球面式により規定される。非球面を有する、第1レンズLおよび第4レンズLにおいては、いずれか一方の面が非球面とされたレンズであっても効果を得ることができるが、両面が非球面とされたレンズであることがより好ましい。
Figure 2007114397
実施例1に係る投写レンズは、上記条件式(1)〜(9)を満足するように構成されている。
実施例1に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔(以下「軸上面間隔」と称する)D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表1に示す。なお、表1および以下の表において面番号の数字は拡大側からの順番を表すものであり、面番号の右側に*印が付された面は非球面とされている。実施例1および以下の実施例2〜10において、これらの非球面の曲率半径Rは、各表において光軸Z上での曲率半径Rの値として示しているが、対応するレンズ構成図においては図面を見やすくするため、引出線は必ずしも光軸Zとの交点から引き出されていないものがある。
Figure 2007114397
表2には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例1において各条件式(1)〜(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(9)を全て満足している。
<実施例2>
実施例2に係る投写レンズは、図2に示す如く実施例1の投写レンズと類似した構成とされている。なお、実施例1の投写レンズと共通する部分についての説明は省略する。
実施例2に係る投写レンズは、第2レンズ群Gが、拡大側に強い曲率の凸面を向けた1枚の両凸レンズLから構成されている点、および第3レンズ群Gが、5枚のレンズにより構成されており、拡大側から順に、屈折力の小さい、両面に非球面が形成された、縮小側に凸面を向けた単一の非球面レンズLと、1枚の負レンズLと1枚の正レンズLを接合してなる正の接合レンズ部と、1枚の正レンズLと1枚の負レンズLを接合してなる接合レンズからなる正レンズ部から構成されている点、が実施例1のものとは異なっている。
第3レンズ群Gに2組の接合レンズを設けたことにより、色収差等の改善を図ることができる。
実施例2に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表3に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表4には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例2において各条件式(1)〜(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(9)を全て満足する。
<実施例3>
実施例3に係る投写レンズの構成は、図3に示す如く構成されている。
図3に示すように、実施例3に係る投写レンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、光路偏向手段としてのミラー5と、正の屈折力を有する第2レンズ群Gと、マスク3bと、開口絞り4と、マスク3aと、正の屈折力を有する第3レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。この場合、テレセントリックな構成とするため、開口絞り4の位置は、第3レンズ群Gの拡大側焦点位置と略一致するように構成される。
上記第1レンズ群Gは、実施例1の投写レンズと略同様の構成とされている。
一方、上記第2レンズ群Gは、1枚の両凸レンズLから構成されている。
また、上記第3レンズ群Gは、5枚のレンズにより構成されており、拡大側から順に、屈折力の小さい、両面に非球面が形成された単一の非球面レンズLと、1枚の負レンズLを2枚の正レンズL、Lにより挟んでなる3枚接合レンズからなる正の接合レンズ部と、単一の正レンズLからなる正レンズ部から構成されている。
第3レンズ群Gに、3枚接合レンズからなる正の接合レンズ部を設けることにより、色収差(特に高次の色収差)を良好に補正しつつ、全系をコンパクト化することが可能となる。
実施例3に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表5に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表6には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例3において各条件式(1)〜(7)および(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)および(9)を全て満足している。
<実施例4>
実施例4に係る投写レンズは、図4に示す如く実施例3の投写レンズと類似した構成とされている。なお、実施例3の投写レンズと共通する部分についての説明は省略する。
実施例4に係る投写レンズは、第3レンズ群Gが、4枚のレンズにより構成されており、拡大側から順に、屈折力の小さい、両面に非球面が形成された、縮小側に凸面を向けた単一の非球面レンズLと、1枚の負レンズLと1枚の正レンズLを接合してなる正の接合レンズ部と、単一の正レンズLからなる正レンズ部から構成されている点、が実施例3のものとは異なっている。
実施例4に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表7に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表8には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例4において各条件式(1)〜(7)および(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)および(9)を全て満足している。
<実施例5>
実施例5に係る投写レンズは、図5に示す如く実施例3の投写レンズと類似した構成とされている。なお、実施例3の投写レンズと共通する部分についての説明は省略する。
実施例5に係る投写レンズは、第2レンズ群Gが、1枚の負レンズLと1枚の正レンズLを接合してなる正の接合レンズから構成されている点、および第3レンズ群Gが、拡大側から順に、屈折力の小さい、両面に非球面が形成された、拡大側に凸面を向けた単一の非球面レンズL、および1枚の負レンズLを2枚の正レンズL、Lにより挟んでなる3枚接合レンズからなる正の接合レンズ部と、単一の正レンズLからなる正レンズ部から構成されている点、が実施例3のものとは異なっている。また、1枚のマスク3が設けられている点においても実施例3のものとは異なっている。
実施例5に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表9に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表10には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例5において各条件式(1)〜(7)および(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)および(9)を全て満足している。
<実施例6>
実施例6に係る投写レンズは、図6に示す如く構成されている。なお、実施例6に係る投写レンズは、実施例3の投写レンズと略同様に構成されている。
実施例6に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表11に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表12には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例6において各条件式(1)〜(7)および(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)および(9)を全て満足している。
<実施例7>
実施例7に係る投写レンズは、図7に示す如く構成されている。なお、実施例7に係る投写レンズは、実施例4の投写レンズと略同様に構成されている。
ただし、実施例7に係る投写レンズは、上記第3レンズ群Gの最も拡大側に位置する非球面レンズLが、拡大側に凸面を向けている点で実施例4のものとは異なっている。
実施例7に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表13に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表14には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例7において各条件式(1)〜(7)および(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)および(9)を全て満足している。
<実施例8>
実施例8に係る投写レンズは、図8に示す如く構成されている。なお、実施例8に係る投写レンズは、実施例7の投写レンズと略同様に構成されている。
実施例8に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表15に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表16には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例8において各条件式(1)〜(7)および(9)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)および(9)を全て満足している。
<実施例9>
実施例9に係る投写レンズは、図9に示す如く実施例1の投写レンズと一部が共通した構成とされている。なお、実施例1の投写レンズと共通する部分についての説明は省略する。
実施例9に係る投写レンズは、第3レンズ群Gが、3枚のレンズにより構成されており、拡大側から順に、1枚の負レンズLと1枚の正レンズLを接合してなる正の接合レンズ部と、1枚の正レンズLからなる正レンズ部から構成されており、該接合レンズ部の拡大側の面に薄い樹脂層Lが付設されてなり、樹脂層Lに非球面が形成されている点において、実施例1のものとは異なっている。
このように、接合レンズ部の拡大側の面に薄い樹脂層Lを用いて非球面を形成したことにより、レンズ系のコンパクト化および低コスト化を図ることが可能となる。
実施例9に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表17に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表18には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例9において各条件式(1)〜(8)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(8)を全て満足する。
<実施例10>
実施例10に係る投写レンズは、図10に示す如く実施例5の投写レンズと一部が共通した構成とされている。なお、実施例5の投写レンズと共通する部分についての説明は省略する。
実施例10に係る投写レンズは、上記第3レンズ群Gが、4枚のレンズにより構成されており、拡大側から順に、1枚の負レンズLを2枚の正レンズL、Lにより挟んでなる3枚接合レンズからなる正の接合レンズ部と、単一の正レンズLからなる正レンズ部から構成されており、該接合レンズ部の拡大側の面に薄い樹脂層Lが付設されてなり、樹脂層Lに非球面が形成されている点において、実施例5のものとは異なっている。
このように、接合レンズ部の拡大側の面に薄い樹脂層Lを用いて非球面を形成したことにより、レンズ系のコンパクト化および低コスト化を図ることが可能となる。
また、2枚のマスク3a、3bが設けられている点においても実施例5のものとは異なっている。
実施例10に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表19に示す。
Figure 2007114397
各非球面は上述した非球面式により規定される。表20には、各非球面に対応する各定数K,A〜A15の値が示されている。
Figure 2007114397
実施例10において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表21に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足している。
また、図12〜21は、実施例1〜10に係る投写レンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。これらの収差図において、ωは半画角を示し、球面収差の収差図にはd線、F線およびC線の収差曲線を示し、倍率色収差の収差図にはd線に対するF線およびC線の収差曲線を示している。図12〜21に示すように、実施例1〜10に係る投写レンズは、歪曲収差や倍率色収差をはじめ各収差が良好に補正され、広角で明るい投写レンズとされている。
Figure 2007114397
なお、本発明の投写レンズとしては、上記実施例のものに限られるものではなく種々の態様の変更が可能であり、例えば各レンズの曲率半径Rおよび軸上面間隔Dを適宜変更することが可能である。
また、本発明の投写型表示装置としても、上記構成のものに限られるものではなく、本発明の投写レンズを備えた種々の装置構成が可能である。ライトバルブとしては、例えば、透過型または反射型の液晶表示素子や、傾きを変えることができる微小な鏡が略平面上に多数形成された微小ミラー素子(例えば、テキサス・インスツルメント社製のデジタルマイクロミラーデバイス)を用いることができる。また、照明光学系としても、ライトバルブの種類に対応した適切な構成を採用することができる。
本発明の実施例1に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例2に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例3に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例4に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例5に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例6に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例7に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例8に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例9に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例10に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の投写型表示装置の概略構成を表す図 実施例1に係る投写レンズの諸収差図 実施例2に係る投写レンズの諸収差図 実施例3に係る投写レンズの諸収差図 実施例4に係る投写レンズの諸収差図 実施例5に係る投写レンズの諸収差図 実施例6に係る投写レンズの諸収差図 実施例7に係る投写レンズの諸収差図 実施例8に係る投写レンズの諸収差図 実施例9に係る投写レンズの諸収差図 実施例10に係る投写レンズの諸収差図
符号の説明
1 ライトバルブ
2 ガラスブロック
3、3a、3b マスク
4 開口絞り
5 ミラー
6 背面ミラー
7 スクリーン
8 キャビネット
10 照明光学系
、G、G
レンズ群
〜L レンズ(樹脂層)
〜R20 レンズ面等の曲率半径
〜D19 軸上面間隔
Z 光軸

Claims (11)

  1. 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されてなる投写レンズであって、
    前記第1レンズ群は、拡大側から順に、非球面レンズと、両凹レンズとを配設してなり、
    前記第2レンズ群は、1枚の正レンズ、または1枚の正レンズと1枚の負レンズで構成されてなり、
    前記第3レンズ群は、少なくとも接合レンズ部と正レンズ部を、拡大側からこの順に配設してなる、3枚から5枚のレンズにより構成されるとともに、最も拡大側の面が非球面に形成されてなり、
    縮小側が略テレセントリックとなるように構成されており、
    前記第3レンズ群の拡大側焦点位置が、該第3レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔中に存在し、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が、当該投写レンズにおいて最長の空気間隔に設定され、
    以下の条件式(1)〜(7)を満足することを特徴とする投写レンズ。
    −3.5 < f/f < −1.2・・・・(1)
    2.5 < f/f < 8.0・・・・(2)
    3.5 < D12/f < 15.0・・・・(3)
    2.0 < Bf/f < 8.0・・・・(4)
    7.5< |ASf/f| ・・・・(5)
    |FFd/f| < 3.0・・・・(6)
    75度 < 2ω・・・・(7)
    ここで、
    f:全系の焦点距離
    :第1レンズ群の焦点距離
    :第3レンズ群の焦点距離
    12:第1レンズ群と第2レンズ群との空気間隔
    Bf:第3レンズ群で最も縮小側のレンズの縮小側レンズ面から縮小側結像面までの空気換算長(バックフォーカス)
    ASf:第1レンズ群の非球面レンズの焦点距離
    FFd:第3レンズ群の拡大側焦点位置
    2ω :拡大側の画角
  2. 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されてなる投写レンズであって、
    前記第1レンズ群は、拡大側から順に、非球面レンズと、両凹レンズとを配設してなり、
    前記第2レンズ群は、1枚の正レンズ、または1枚の正レンズと1枚の負レンズで構成されてなり、
    前記第3レンズ群は、少なくとも接合レンズ部と正レンズ部を、拡大側からこの順に配設してなる、3枚から5枚のレンズにより構成されるとともに、最も拡大側の面が非球面に形成されてなり、
    縮小側が略テレセントリックとなるように構成されており、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の合成レンズ群の拡大側焦点位置が、該第2レンズ群と前記第1レンズ群との空気間隔中に存在し、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が、当該投写レンズにおいて最長の空気間隔に設定され、
    以下の条件式(1)〜(7)を満足することを特徴とする投写レンズ。
    −3.5 < f/f < −1.2・・・・(1)
    2.5 < f/f < 8.0・・・・(2)
    3.5 < D12/f < 15.0・・・・(3)
    2.0 < Bf/f < 8.0・・・・(4)
    7.5< |ASf/f| ・・・・(5)
    |FFd/f| < 3.0・・・・(6)
    75度 < 2ω・・・・(7)
    ここで、
    f:全系の焦点距離
    :第1レンズ群の焦点距離
    :第3レンズ群の焦点距離
    12:第1レンズ群と第2レンズ群との空気間隔
    Bf:第3レンズ群で最も縮小側のレンズの縮小側レンズ面から縮小側結像面までの空気換算長(バックフォーカス)
    ASf:第1レンズ群の非球面レンズの焦点距離
    FFd:第2レンズ群と第3レンズ群との合成レンズ群の拡大側焦点位置
    2ω :拡大側の画角
  3. 以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項2記載の投写レンズ。
    23/f < 2.0・・・・(8)
    ここで、
    23:第2レンズ群と第3レンズ群との空気間隔
  4. 前記第3レンズ群は、拡大側から順に、少なくとも拡大側に非球面が形成された単一の非球面レンズと、2枚または3枚のレンズを接合してなる前記接合レンズ部と、単一のレンズからなる前記正レンズ部を配設してなり、以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
    10.0< |ASf/f| ・・・・(9)
    ここで、
    ASf:第3レンズ群中の、単一の非球面レンズの焦点距離
  5. 前記第3レンズ群は、拡大側から順に、少なくとも拡大側に非球面が形成された単一の非球面レンズと、1枚の負レンズと1枚の正レンズを接合してなる前記接合レンズ部と、単一のレンズまたは2枚のレンズを接合してなる接合レンズからなる前記正レンズ部を配設してなり、以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
    10.0< |ASf/f| ・・・・(9)
    ここで、
    ASf:第3レンズ群中の、単一の非球面レンズの焦点距離
  6. 前記第3レンズ群は、拡大側から順に、2枚または3枚のレンズを接合してなる前記接合レンズ部と、前記正レンズ部を配設してなり、該接合レンズ部の最も拡大側の面が前記非球面に形成されてなることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  7. 前記接合レンズ部の最も拡大側の面には樹脂層が付設されており、この樹脂層に前記非球面が形成されていることを特徴とする請求項6記載の投写レンズ。
  8. 前記第2レンズ群が1枚の正レンズから構成されていることを特徴とする請求項1から7のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  9. 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間に、光路を偏向させる光路偏向手段が配置されていることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  10. 投写距離の変化に応じて、前記第1レンズ群の最も拡大側に配置された前記非球面レンズを該第1レンズ群の光軸方向に移動させ、前記投写距離の変化により生じる像面湾曲を補正するように構成されていることを特徴とする請求項1から9のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  11. 光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、請求項1から10のうちいずれか1項記載の投写レンズとを備え、前記光源からの光束を前記ライトバルブで光変調し、前記投写レンズによりスクリーンに投写することを特徴とする投写型表示装置。
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