JP5042708B2 - 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置 - Google Patents

投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、透過型あるいは反射型の液晶表示素子やDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等のライトバルブからの表示情報等を拡大投写する投写レンズに関し、特に、リア式の投写型表示装置に好適な投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置に関する。
従来、投写型表示装置としては、投写レンズがスクリーンに対して鑑賞者と同じ側に配置され、投写レンズより出射される光を反射型のスクリーンに結像させるフロント式の装置と、投写レンズおよび鑑賞者がスクリーンを挟むように配置され、投写レンズより出射される光を透過型のスクリーンに結像させるリア式の装置とが知られている。
このうちリア式の投写型表示装置では、例えばリアプロジェクションテレビのように、光源からスクリーンまでをキャビネットに納め、キャビネット前面に配設されたスクリーンに向けて、背面に配された投写レンズから映像情報を担持した光を投写する構成がよく知られている。
近年、このようなキャビネット型の投写型表示装置に適用するために、種々の投写レンズが提案されている。
投写レンズにおいては、短い投写距離で大きなサイズの投写を可能とすること、が要求されており、また、特にリアプロジェクション用のものでは、装置の薄型化が強く要望されていることから、広角化が図れる投写レンズが要求されている。
また、カラー化のため等に複数のライトバルブを用いた光学系において各ライトバルブからの光束を合成する合成部を配置するために、また照明光と投映光を分離するために、さらには熱的問題を緩和するために、大きなバックフォーカスが要求されている。
このような要求に応じ、比較的バックフォーカスが長く、拡大側の画角が100度を超えるレンズとして、下記特許文献1〜4に記載されたものが知られている。
特開2003−015033号公報 特開2004−326079号公報 USP7123426号 USP7126767号
ところで、投写型表示装置、特に上記リアプロジェクションタイプのものにおいては、装置のコンパクト化のために、所定位置において光路を折り曲げる目的で、この投写レンズ中に光反射素子を挿入することが有用と考えられる。
しかしながら、上記特許文献3、4のものでは、そもそも光反射素子を光路中に挿入するとの概念を有していない。また、上記特許文献1、2のものでは光路中に挿入する光反射素子として、狭いスペースを補うため、光反射ミラーではなく、光路長がかせげるプリズムを用いており、製造コストが高価になるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、長いバックフォーカスを確保しつつ、広角で高い投写性能を有するとともに、コンパクト化に適した構成とするために、光路折曲げ用の光反射素子として安価な光反射ミラーを用いることができ、諸収差を良好に補正し得る投写レンズ、およびこのような投写レンズを用いた投写型表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る投写レンズは、
拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とが配列されてなる投写レンズであって、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が、当該投写レンズにおいて最大の空気間隔に設定されるとともに、縮小側が略テレセントリックに構成され、
前記第1レンズ群が少なくとも1面の非球面を備え、
前記第2レンズ群には、3枚のレンズが接合された3枚接合レンズが配されるとともにアッベ数が75以上の材料からなる正レンズが2枚以上配され、
以下の条件式(1´)〜(5´)を満足することを特徴とするものである。
6.5 < Bf/f ・・・・(1´)
105度 < 2ω ・・・・(2)
5.0 < d/f ・・・(3)
−15.0 < f1/f < −1.0 ・・・・(4)
7.0 < f2/f ・・・・(5´)
ここで、
f :全系焦点距離
Bf :全系空気換算バックフォーカス
2ω:拡大側画角
d : 前記最大の空気間隔(隣接するレンズ間隔のうち最大のもの)
f1 : 前記第1レンズ群焦点距離
f2 : 前記第2レンズ群焦点距離
また、前記最大の空気間隔中または前記第2レンズ群内の空気間隔中に、当該空気間隔よりも縮小側に配されたレンズ群の拡大側焦点位置が存在し、該拡大側焦点位置の縮小側に隣り合うレンズ面が凹面とされていることが好ましい。
また、本発明に係る投写レンズにおいては、前記第1レンズ群に、以下の条件式(6)、(7)を満足する少なくとも1枚の正レンズが配されていることが好ましい。
2.5 < fp/f < 25.0 (6)
45 > νdp (7)
ここで、
fp :第1レンズ群の正レンズの焦点距離
νdp:第1レンズ群の正レンズのアッベ数
また、本発明に係る投写レンズにおいては、以下の条件式(8)を満足する空気間隔に反射ミラーが挿入され、光路を折り曲げるように構成されていることが好ましい。
6.0 < ld/f (8)
ここで、
ld : 前記反射ミラーが配置された空気間隔
また、前記第2レンズ群には、少なくとも1面の非球面が配されていることが好ましい。
また、前記第1レンズ群には、2枚の負レンズの間に正レンズを挟んでなる3枚接合レンズが配されていることが好ましい。
また、前記第1レンズ群中における最も拡大側のレンズ、および前記第2レンズ群中の任意のレンズが非球面レンズとされ、投写距離変化に伴う像面カーブの補正を、前記第1レンズ群中における最も拡大側のレンズを光軸方向に移動させることによって行うことが好ましい。
また、投写距離変化に伴う像面位置補正を、前記第1レンズ群と前記第2レンズとの空気間隔を変化させることによって行うことが好ましい。
さらに、本発明に係る投写型表示装置は、光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、本発明に係る上記投写レンズとを備え、前記光源からの光束を前記ライトバルブで光変調し、前記投写レンズによりスクリーンに投写することを特徴とするものである。
本発明の投写レンズは、上記構成を備えたことにより、長いバックフォーカスを確保しつつ、広角で高い投写性能を備えたものとすることができる。また、コンパクト化に適した構成とするために光路折曲げ用の光反射素子を用いる場合、この光反射素子を安価な光反射ミラーにより構成することができ、製造コストを低減することができる。
また、本発明の投写型表示装置は、本発明の投写レンズを用いていることにより、長いバックフォーカスを確保しつつ、広角化することが可能であるとともに、製造コストを低減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明に係る投写レンズを示すものであり、後述する実施例1のレンズ構成図である。このレンズを本実施形態の代表として、以下に説明する。なお、図中Xは光軸を表している。
本実施形態の投写レンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、マスク3aおよび開口絞り3b(マスク3aおよび開口絞り3bを互いに入れ替え可能)と、正の屈折力を有する第2レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。また、第2レンズ群Gには、3枚のレンズが接合された3枚接合レンズL10〜L12が配置されており、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間が、最大の隣接レンズ間隔(最大の空気間隔)とされている。
上記3枚接合レンズL10〜L12は、負レンズからなる第11レンズL11を正レンズからなる第10レンズL10および第12レンズL12で挟んでなる。
なお、上記第1レンズ群Gには、最も縮小側において、2枚のレンズが接合された2枚接合レンズL、Lが配置されている。
なお、図1の投写レンズでは、紙面右側より入射されライトバルブの画像表示面1において画像情報を与えられた光束が、カバーガラス2を介しこの投写レンズに入射され、この投写レンズにより紙面左側方向に拡大投写されるようになっている。図1には、見易さのため1枚の画像表示面1のみを記載しているが、投写型表示装置において、光源からの光束を色分離光学系により3原色光に分離し、各原色光用に3つのライトバルブを配設して、フルカラー画像を表示可能とするものがある。カバーガラス2の位置にクロスダイクロイックプリズム等の色合成手段(実施例によってはガラスブロックとして表される)を配設することによりこの3原色光を合成することができる。
なお、図2は、図1の投写レンズの第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に、光路を偏向させる光路偏向手段としての板状の光反射ミラー4を配設した場合の構成を示したものである。
また、本実施形態の投写レンズは、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に、当該投写レンズにおいて最大の空気間隔を有するように構成されており、以下の条件式(1)〜(8)(ただし、条件式(8)は実施例1、3〜5のみにおいて満足される)を満足する。
5.0 < Bf/f ・・・・(1)
105度 < 2ω ・・・・(2)
5.0 < d/f ・・・(3)
−15.0 < f1/f < −1.0 ・・・・(4)
5.7 < f2/f ・・・・(5)
2.5 < fp/f < 25.0 ・・・・(6)
45 > νdp ・・・・(7)
6.0 < ld/f ・・・・(8)
ここで、
f :全系焦点距離
Bf :全系空気換算バックフォーカス
2ω:拡大側画角
d :最大の空気間隔
f1 :第1レンズ群Gの焦点距離
f2 :第2レンズ群Gの焦点距離
fp :第1レンズ群Gの正レンズの焦点距離
νdp:第1レンズ群Gの正レンズのアッベ数
ld :光反射ミラー4が配置された空気間隔
以上のように構成することにより、本実施形態の投写レンズは、長いバックフォーカスを確保しつつ、広角で高い投写性能を有することができる。また、光路折曲げ用の光反射素子として安価な光反射ミラーを採用することができる。さらに、諸収差、特に条件式(6)、(7)を満足させることにより、色収差を良好に補正することができる。上記各構成要素は相互に関連を持って設定されているので、上記の条件を全て満足することによりこれらの作用効果を得られるものであるが、以下、上記条件式(1)〜(8)の各々の意義について説明する。
条件式(1)は、全系の焦点距離fに対するバックフォーカスBfの値の下限を示すものである。この下限値以下となると、必要とされるバックフォーカスを確保することができない。
なお、この条件式(1)に替えて、下記条件式(1´)を満足するように構成することにより、必要なバックフォーカスを、より確実に確保することができる。
6.5 < Bf/f ・・・・(1´)
条件式(2)は、拡大側の画角の下限を示すものである。この下限値以下となると、光路折り曲げ用の光反射ミラーの挿入ができなくなったり、レンズバックが短くなり過ぎたりする。
条件式(3)は、最大の空気間隔dに対する、全系の焦点距離fの比の値の下限を規定したものである。この下限値以下となると、レンズ間に光路折り曲げ用の光反射ミラーの挿入ができなくなったり、レンズバックが短くなり過ぎたりする。
条件式(4)は、この第1レンズ群Gの焦点距離f1に対する、全系の焦点距離fの比の値の範囲を規定したものである。その上限値以上となると収差補正が困難になり、一方、その下限値以下となると投写レンズの大型化を招いたり、レンズバックの短縮化を招く。
条件式(5)は、第2レンズ群Gの焦点距離f2に対する、全系の焦点距離fの比の値の下限を規定したものである。その下限値以下となると、レンズ間に光路折り曲げ用の光反射ミラーの挿入ができなくなったり、レンズバックが短くなり過ぎたりする。
なお、この条件式(5)に替えて、下記条件式(5´)を満足するように構成することにより、レンズ間に光路折り曲げ用の光反射ミラーを確実に挿入することができ、また、必要なレンズバックを確実に確保することができる。
7.0 < f2/f ・・・・(5´)
条件式(6)は、第1レンズ群Gの正レンズの焦点距離fpに対する、全系の焦点距離fの比の値の範囲を規定したものである。その範囲を外れると色収差補正が困難になる。
条件式(7)は、第1レンズ群Gの正レンズのアッベ数νdpの下限を規定したものである。その下限値以下となると、色収差補正が困難になる。
条件式(8)は、光路折り曲げ用の光反射ミラーが配置された位置における空気間隔ldに対する、全系の焦点距離fの比の値の下限を規定したものである。この下限値以下となると、レンズ間に光路折り曲げ用の光反射ミラーの挿入が困難となる。
また、本実施形態の投写レンズでは、第1レンズ群Gおよび/または第2レンズ群Gに、3枚接合レンズが配置されていることにより、色収差(特に高次の色収差)を良好に補正しつつ、全系をコンパクト化することが可能となっている。特に、第2レンズ群G中に正、負、正の3枚接合レンズを設けるとともに、第1レンズ群G中に負、正、負の3枚接合レンズを設けることにより、2次の色収差を良好に低減することができる。
また、本実施形態の投写レンズでは、第2レンズ群G中に、アッベ数が75以上の材料からなる正レンズを2枚以上配しており、第2レンズ群G中に上述した3枚接合レンズを配することと相俟って、色収差を良好に補正することができる。なお、アッベ数が75以上の材料からなる正レンズを3枚以上とすれば、色収差の補正をより良好とすることができるので、さらに好ましい。
また、本実施形態の投写レンズでは、最大の空気間隔中または第2レンズ群G内の空気間隔中に、この空気間隔よりも縮小側に配されたレンズ群の拡大側焦点位置が存在するように構成され、また、この拡大側焦点位置の縮小側に隣り合うレンズ面が凹面となるように構成されている。これにより、レンズバックを確保しつつ、解像力を向上させるとともに、コンパクト化にも資することができる。
また、本実施形態の投写レンズでは、第1レンズ群Gおよび第2レンズ群G中に、各々少なくとも1面の非球面を配置するようにしており、これにより、レンズ枚数を低減しつつ解像力を向上させることができる。
さらに、本実施形態の投写レンズでは、第1レンズ群G中における最も拡大側のレンズ、および第2レンズ群G中の任意のレンズが非球面レンズとされるように構成されており、投写距離変化に伴う像面湾曲の補正を、第1レンズ群G中における最も拡大側のレンズを光軸方向に移動させることによって行うようにしている。さらに、投写距離の変化に伴う像面位置補正を、上記第1レンズ群Gと上記第2レンズ群Gとの空気間隔を変化させることによって行うようにしている。
次に、本発明に係る投写型表示装置の実施形態について説明する。図29は本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の縦断面図であり、図30は図29に示す照明光学系10の一例を示す構成図である。
図29に示す投写型表示装置は、上述した投写レンズの作用効果を特に発揮させるものとしてのリア式の投写型表示装置であり、光源と、ライトバルブと、光源からの光束をライトバルブへ導く照明光学部と(いずれも図示の照明光学系10に含まれる)、上記投写レンズとをキャビネット8内に備え、光源からの光束をライトバルブで光変調し、画像情報を担持した光束を、上記投写レンズおよび背面ミラー6を介し、所定の距離に配されたスクリーン7の裏面に投写するように構成されている。鑑賞者はスクリーン7に拡大投写された画像をこのスクリーン7の表面側(紙面左側)から見ることになる。
図30に示すように上記照明光学系10は、ライトバルブとしての透過型液晶パネル11a〜11cと、色分解のためのダイクロイックミラー12,13と、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14と、コンデンサレンズ16a〜16cと、全反射ミラー18a〜18cとを備えている。ダイクロイックミラー12の前段は図示を省略しているが、光源からの白色光は照明光学部を介して、3つの色光光束(G光、B光、R光)にそれぞれ対応する液晶パネル11a〜11cに入射されて光変調され、図29に示す投写レンズによりスクリーン7に投写される。
この投写型表示装置は、本発明に係る投写レンズを用いているので、色収差が良好に補正された高解像度な大画面を得ることが可能となっている。また、投写レンズの第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に光路を偏向させるミラー4を配設して、光路を鋭角的に折り曲げるように構成されているので、低背化、薄型化することが可能となっている。また、光路を偏向させる素子としてミラー4を用いているのでプリズムを用いて光を偏向させる場合と比べて、コスト的に有利である。なお、物理的な光路長を短縮し得るプリズムではなく、板状の光反射ミラー4を用いることが可能となったのは、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間の空間的な距離、あるいは各レンズ群G、G中のレンズ間距離を、大幅に拡げることができたことによる。
以下、本発明に係る投写レンズの具体的な実施例について説明する。なお、各実施例において、互いに同様の作用効果をなす部材については同一の符号を付している。
<実施例1>
図1に示すように、実施例1に係る投写レンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、マスク3aおよび開口絞り3bと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。なお、図2は、図1の投写レンズの第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に、光路を偏向させる光路偏向手段としての光反射ミラー4を配設した場合の構成を示したものである。
第1レンズ群Gは、拡大側から順に、屈折力の小さい非球面レンズよりなる第1レンズLと、縮小側に凹面を向けた負メニスカスレンズよりなる第2レンズLおよび第3レンズLと、両凹レンズからなる第4レンズLと両凸レンズからなる第5レンズLを接合してなる2枚接合レンズが配列されてなる。
一方、第2レンズ群Gは、拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなる第6レンズLと、両凹レンズからなる第7レンズLおよび両凸レンズからなる第8レンズLを接合してなる2枚接合レンズと、縮小側に凸面を向けた非球面レンズよりなる第9レンズLと、両凹レンズからなる第11レンズL11を正レンズからなる第10レンズL10および第12レンズL12で挟んでなる3枚接合レンズと、両凸レンズからなる第13レンズL13とが配列されてなる。
上記各非球面の形状は、下記に示す非球面式により規定される。非球面を有する第1レンズLおよび第9レンズLにおいては、いずれか一方の面が非球面とされたレンズであっても効果を得ることができるが、両面が非球面とされたレンズであることがより好ましい。
Figure 0005042708
実施例1に係る投写レンズは、上記条件式(1)〜(8)を満足するように構成されているが、さらに上記条件式(1)、(5)については、その下限値がより好ましい数値に設定された上記条件式(1´)、(5´)を満足するように構成されている。
また、図1には、ライトバルブの画像表示面1およびカバーガラス2が示されている。実施例1に係る投写レンズは、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に、光路を偏向させるミラー4を配設可能な空気間隔を有しており、図2に示すようにミラー4を配設することができる。なお、この投写レンズは縮小側にテレセントリックとなるように構成されている。
実施例1に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R(焦点距離を1として規格化している:以下の実施例において同じ)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔(以下「軸上面間隔」と称す)D(焦点距離を1として規格化している:以下の実施例において同じ)、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表1の上段に示す。なお、表1および以下の表において面番号の数字は拡大側からの順番を表すものであり、面番号の右側に*印が付された面は非球面とされている。実施例1および以下の実施例2〜12において、これらの非球面の曲率半径Rは、各表において光軸X上での曲率半径Rの値として示しているが、対応するレンズ構成図においては図面を見やすくするため、引出線は必ずしも光軸Xとの交点から引き出されていないものがある。
また、表1の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表1の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例1において各条件式(1)〜(8)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(8)を全て満足している(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例2>
実施例2に係る投写レンズの構成は、図3に示すとおりであり、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、開口絞り(マスク)3a、3bと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている、点では実施例1に係る投写レンズと同様である。
第1レンズ群Gは、拡大側から順に、屈折力の小さい非球面レンズよりなる第1レンズLと、縮小側に凹面を向けた負メニスカスレンズよりなる第2レンズLおよび第3レンズLと、両凹レンズからなる第4レンズLと、両凸レンズからなる第6レンズLを負レンズからなる第5レンズLおよび第7レンズLで挟んでなる3枚接合レンズと、両凸レンズからなる第8レンズLが配列されてなる。
一方、第2レンズ群Gは、拡大側から順に、両凹レンズからなる第10レンズL10を正レンズからなる第9レンズLおよび第11レンズL11で挟んでなる3枚接合レンズと、縮小側に凸面を向けた非球面レンズよりなる第12レンズL12と、両凹レンズからなる第14レンズL14を正レンズからなる第13レンズL13および第15レンズL15で挟んでなる3枚接合レンズと、両凸レンズからなる第16レンズL16とが配列されてなる。
また、実施例1のカバーガラス2に替えて、色合成プリズム等からなるガラスブロック2a、2bが設けられている。
実施例2に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表2の上段に示す。また、表2の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表2の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例2において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例3>
実施例3に係る投写レンズの構成は、図4に示すとおりであり、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。また、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間が、最大の隣接レンズ間隔(最大の空気間隔)とされている。なお、図5は、図4の投写レンズの第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に、光路を偏向させる光路偏向手段としてのミラー4を配設した場合の構成を示したものである。
第1レンズ群Gは、拡大側から順に、屈折力の小さい非球面レンズよりなる第1レンズLと、縮小側に凹面を向けた負メニスカスレンズよりなる第2レンズLおよび第3レンズLと、両凸レンズからなる第5レンズLを負レンズからなる第4レンズLおよび第6レンズLで挟んでなる3枚接合レンズが配列されてなる。
一方、第2レンズ群Gは、拡大側から順に、正レンズからなる第7レンズLと、開口絞り3と、負レンズからなる第8レンズLと、両凹レンズからなる第10レンズL10を正レンズからなる第9レンズLおよび第11レンズL11で挟んでなる3枚接合レンズと、縮小側に凸面を向けた非球面レンズよりなる第12レンズL12と、両凹レンズからなる第14レンズL14を正レンズからなる第13レンズL13および第15レンズL15で挟んでなる3枚接合レンズと、両凸レンズからなる第16レンズL16が配列されてなる。
また、実施例1のカバーガラス2に替えて、色合成プリズム等からなるガラスブロック2a、2bが設けられている。
実施例3に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表3の上段に示す。また、表3の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されている。また、本実施例のものでは、投写距離の変化に応じて第1レンズL等が光軸X方向に移動するようになっており、表3の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)に応じて変化する、レンズ間距離である「可変1」および「可変2」が示されている。
Figure 0005042708
実施例3において各条件式(1)〜(8)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(8)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例4>
実施例4に係る投写レンズの構成は、図6に示すとおりであって、実施例3の投写レンズと略同様の構成とされている。なお、実施例3のガラスブロック2a、2bに替えてガラスブロック2が配されている。なお、図7は、図6の投写レンズの第1レンズ群Gと第2レンズ群Gとの間に、光路を偏向させる光路偏向手段としての光反射ミラー4を配設した場合の構成を示したものである。
実施例4に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表4の上段に示す。また、表4の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されている。また、本実施例のものでは、投写距離の変化に応じて第1レンズL等が光軸X方向に移動するようになっており、表4の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)に応じて変化する、レンズ間距離である「可変1」および「可変2」が示されている。
Figure 0005042708
実施例4において各条件式(1)〜(8)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(8)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例5>
実施例5に係る投写レンズの構成は、図8に示すとおりであって、実施例2の投写レンズと略同様の構成とされている。なお、実施例2のガラスブロック2a、2bに替えてガラスブロック2が配されている。なお、図9は、図8の投写レンズの第1レンズ群G中に光路を偏向させる光路偏向手段としての光反射ミラー4を配設した場合の構成を示したものである。
実施例5に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表5の上段に示す。また、表5の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表5の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例5において各条件式(1)〜(8)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(8)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例6>
実施例6に係る投写レンズの構成は、図10に示すとおりであって、実施例4の投写レンズと略同様の構成とされているが、第2レンズLが屈折力の小さい非球面レンズよりなる点において相違している。
実施例6に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表6の上段に示す。また、表6の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表6の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例6において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例7>
実施例7に係る投写レンズの構成は、図11に示すとおりであり、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、マスク3aおよび開口絞り3bと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている、点では実施例2に係る投写レンズと同様である。
また、第1レンズ群Gは、拡大側から順に、屈折力の小さい非球面レンズよりなる第1レンズLと、縮小側に凹面を向けた負メニスカスレンズよりなる第2レンズLおよび第3レンズLと、両凹レンズからなる第4レンズLと、両凸レンズからなる第6レンズLを負レンズからなる第5レンズLおよび第7レンズLで挟んでなる3枚接合レンズが配列されてなる。
一方、第2レンズ群Gは、拡大側から順に、両凸レンズからなる第8レンズLと両凹レンズからなる第9レンズLを接合してなる2枚接合レンズと、両凹レンズからなる第10レンズL10と、両凸レンズからなる第11レンズL11を接合してなる2枚接合レンズと、縮小側に凸面を向けた非球面レンズよりなる第12レンズL12と、両凹レンズからなる第14レンズL14を正レンズからなる第13レンズL13および第15レンズL15で挟んでなる3枚接合レンズと、両凸レンズからなる第16レンズL16とが配列されてなる。
また、第2レンズ群Gの縮小側には、色合成プリズム等からなるガラスブロック2が設けられている。
実施例7に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表7の上段に示す。また、表7の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表7の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例7において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例8>
実施例8に係る投写レンズは、図12に示すとおりであり、図2に示す実施例2の投写レンズと略同様の構成とされている。
実施例8に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表8の上段に示す。また、表8の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表8の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例8において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例9>
実施例9に係る投写レンズの構成は、図13に示すとおりである。実施例9に係る投写レンズは、拡大側から順に、第1レンズ群Gと、マスク3aおよび開口絞り3bと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gとが配列されてなり、縮小側が略テレセントリックとされている。
第1レンズ群Gは、拡大側から順に、屈折力の小さい非球面レンズよりなる第1レンズLと、縮小側に凹面を向けた負メニスカスレンズよりなる第2レンズLおよび第3レンズLと、両凹レンズからなる第4レンズLと拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなる第5レンズLを接合してなる2枚接合レンズと、両凸レンズからなる第6レンズLが配列されてなる。
一方、第2レンズ群Gは、縮小側に凸面を向けたパワーの小さいメニスカスレンズよりなる第7レンズLと、両凹レンズからなる第9レンズLを正レンズからなる第8レンズLおよび第10レンズL10で挟んでなる3枚接合レンズと、縮小側に凸面を向けた非球面レンズよりなる第11レンズL11と、両凹レンズからなる第13レンズL13を正レンズからなる第12レンズL12および第14レンズL14で挟んでなる3枚接合レンズと、両凸レンズからなる第15レンズL15とが配列されてなる。
実施例9に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表9の上段に示す。また、表9の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表9の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例9において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例10>
実施例10に係る投写レンズは、図14に示すとおりであり、実施例1の投写レンズと略同様の構成とされている。
実施例10に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表10の上段に示す。また、表10の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表10の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例10において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例11>
実施例11に係る投写レンズは図15に示すとおり、図13に示す実施例9の投写レンズと類似した構成とされているが、第4レンズL〜第6レンズLが、両凸レンズからなる第5レンズLを、負レンズからなる第4レンズLおよび第6レンズLで挟んでなる3枚接合レンズを構成する点で異なり、その余の点で共通する。
実施例11に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表11の上段に示す。また、表11の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表11の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例11において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
<実施例12>
実施例12に係る投写レンズの構成は、図16に示すとおりである。この投写レンズは、図10に示す実施例6の投写レンズと略同様の構成とされている。
実施例12に係る投写レンズの各レンズ面の曲率半径R、各レンズの軸上面間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよび各レンズのd線におけるアッベ数νの値を、表12の上段に示す。また、表12の下段には各非球面に対応する各定数K,A〜A12の値が示されており、表12の最下段には投写距離(拡大側共役位置〜レンズ第1面の間隔)が示されている。
Figure 0005042708
実施例12において各条件式(1)〜(7)に対応する値は、後述する表13に示すとおりであり、条件式(1)〜(7)を全て満足する(条件式(1´)、(5´)も全て満足する)。
Figure 0005042708
また、図17〜28は、実施例1〜12に係る投写レンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。これらの収差図において、ωは半画角を示し、球面収差の収差図にはd線、F線およびC線の収差曲線を示し、倍率色収差の収差図にはd線に対するF線およびC線の収差曲線を示している。図17〜28に示すように、実施例1〜12に係る投写レンズは、歪曲収差や倍率色収差をはじめ各収差が良好に補正され、半画角55.4〜58.3度(表13の条件式(2)に対応する各数値を参照)、Fナンバ2.00〜2.50と、広角で明るい投写レンズとされている。また、十分なバックフォーカス(同条件式(1)に対応する各数値を参照)、および光反射ミラーを挿入するのに十分なレンズ間空気間隔(同条件式(3)に対応する各数値を参照)が確保されている。
なお、本発明の投写レンズとしては、上記実施例のものに限られるものではなく種々の態様の変更が可能であり、例えば各レンズの曲率半径Rおよびレンズ間隔(もしくはレンズ厚)Dを適宜変更することが可能である。
また、本発明の投写型表示装置としても、上記構成のものに限られるものではなく、本発明の投写レンズを備えた種々の装置構成が可能である。ライトバルブとしては、例えば、透過型または反射型の液晶表示素子や、傾きを変えることができる微小な鏡が略平面上に多数形成された微小ミラー素子(例えば、テキサス・インスツルメント社製のデジタルマイクロミラーデバイス)を用いることができる。また、照明光学系としても、ライトバルブの種類に対応した適切な構成を採用することができる。
本発明の実施例1に係る投写レンズの構成を表す図 図1に係る投写レンズにおいて、光路を偏向させるミラーを配設した場合の構成を表す図 本発明の実施例2に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例3に係る投写レンズの構成を表す図 図4に係る投写レンズにおいて、光路を偏向させるミラーを配設した場合の構成を表す図 本発明の実施例4に係る投写レンズの構成を表す図 図6に係る投写レンズにおいて、光路を偏向させるミラーを配設した場合の構成を表す図 本発明の実施例5に係る投写レンズの構成を表す図 図8に係る投写レンズにおいて、光路を偏向させるミラーを配設した場合の構成を表す図 本発明の実施例6に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例7に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例8に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例9に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例10に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例11に係る投写レンズの構成を表す図 本発明の実施例12に係る投写レンズの構成を表す図 実施例1に係る投写レンズの諸収差図 実施例2に係る投写レンズの諸収差図 実施例3に係る投写レンズの諸収差図 実施例4に係る投写レンズの諸収差図 実施例5に係る投写レンズの諸収差図 実施例6に係る投写レンズの諸収差図 実施例7に係る投写レンズの諸収差図 実施例8に係る投写レンズの諸収差図 実施例9に係る投写レンズの諸収差図 実施例10に係る投写レンズの諸収差図 実施例11に係る投写レンズの諸収差図 実施例12に係る投写レンズの諸収差図 本発明の投写型表示装置の概略構成を表す図 投写型表示装置の照明光学系の構成を表す図
符号の説明
1 画像表示面
2 ガラスカバー(ガラスブロック)
2a、2b ガラスブロック
3a マスク
3、3b 開口絞り
4 ミラー
6 背面ミラー
7 スクリーン
8 キャビネット
10 照明光学系
11a〜11c 透過型液晶パネル
12、13 ダイクロイックミラー
14 クロスダイクロイックプリズム
16a〜16c コンデンサレンズ
18a〜18c 全反射ミラー
、G レンズ群
〜L16 レンズ
〜R31 レンズ面等の曲率半径
〜D30 レンズ面間隔(レンズ厚)
X 光軸

Claims (9)

  1. 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とが配列されてなる投写レンズであって、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が、当該投写レンズにおいて最大の空気間隔に設定されるとともに、縮小側が略テレセントリックに構成され、
    前記第1レンズ群が少なくとも1面の非球面を備え、
    前記第2レンズ群には、3枚のレンズが接合された3枚接合レンズが配されるとともにアッベ数が75以上の材料からなる正レンズが2枚以上配され、
    以下の条件式(1´)〜(5´)を満足することを特徴とする投写レンズ。
    6.5 < Bf/f ・・・・(1´)
    105度 < 2ω ・・・・(2)
    5.0 < d/f ・・・(3)
    −15.0 < f1/f < −1.0 ・・・・(4)
    7.0 < f2/f ・・・・(5´)
    ここで、
    f :全系焦点距離
    Bf :全系空気換算バックフォーカス
    2ω:拡大側画角
    d :前記最大の空気間隔
    f1 : 前記第1レンズ群の焦点距離
    f2 : 前記第2レンズ群の焦点距離
  2. 前記最大の空気間隔中または前記第2レンズ群内の空気間隔中に、当該空気間隔よりも縮小側に配されたレンズ群の拡大側焦点位置が存在し、該拡大側焦点位置の縮小側に隣り合うレンズ面が凹面とされていること特徴とする請求項記載の投写レンズ。
  3. 前記第1レンズ群には、以下の条件式(6)、(7)を満足する少なくとも1枚の正レンズが配されたことを特徴とする請求項1または2記載の投写レンズ。
    2.5 < fp/f < 25.0 (6)
    45 > νdp (7)
    ここで、
    fp : 前記第1レンズ群の正レンズの焦点距離
    νdp: 前記第1レンズ群の正レンズのアッベ数
  4. 以下の条件式(8)を満足する空気間隔に反射ミラーが挿入され、光路を折り曲げるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
    6.0 < ld/f (8)
    ここで、
    ld : 前記反射ミラーが配置された空気間隔
  5. 前記第2レンズ群には、少なくとも1面の非球面が配されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  6. 前記第1レンズ群には、2枚の負レンズの間に正レンズを挟んでなる3枚接合レンズが配されていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  7. 前記第1レンズ群中における最も拡大側のレンズ、および前記第2レンズ群中の任意のレンズが非球面レンズとされ、投写距離変化に伴う像面カーブの補正を、前記第1レンズ群中における最も拡大側のレンズを光軸方向に移動させることによって行うことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  8. 投写距離変化に伴う像面位置補正を、前記第1レンズ群と前記第2レンズとの空気間隔を変化させることによって行うことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1項記載の投写レンズ。
  9. 光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、請求項1〜8のうちいずれか1項記載の投写レンズとを備え、前記光源からの光束を前記ライトバルブで光変調し、前記投写レンズによりスクリーンに投写することを特徴とする投写型表示装置。
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