JP2007110869A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率の優れた電力変換装置を提供する。
【解決手段】全波整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードをMOSFET3にて置き換えた整流回路と、各々のMOSFET3毎に備えられたMOSFET駆動手段6と、各々のMOSFET3のドレイン電位とソース電位とを比較する電圧比較手段7とを備えた電力変換装置において、各々のMOSFET駆動手段6は、通常MOSFET3がオンとなるように駆動し、電圧比較手段7においてドレイン電位がソース電位よりも高い場合にのみMOSFET3をオフする。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源から得られる交流電圧を直流電圧に変換して負荷へ電力を供給する電力変換装置に関するものである。
交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換する電力変換装置では、整流回路を構成するダイオードにおいて、ダイオードを流れる電流とダイオードの順方向電圧との積に相当する電力損失が生じる。
従来、この整流回路で生じる電力損失を低減する方法として、ダイオードブリッジを構成する各々のダイオードをMOSFETに置き換えた回路構成において、交流電源の電圧位相に合わせてMOSFETを交互にオン・オフする方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された整流回路の構成を示すものである。図8に示すように、従来の整流回路は、交流電源1と、交流電源1からの交流電圧を整流するダイオードブリッジのダイオードをMOSFET3a〜3dで置き換えた構成を有しており、その直流出力端には平滑コンデンサ4を備えている。
一般にMOSFETは、ドレイン電流が一定以下の範囲内においてダイオードの順方向電圧よりも低い電圧降下に相当する低いインピーダンス(内部抵抗)を有することから、交流電源1の正の半サイクルにおいては、MOSFET3bとMOSFET3cとをオンさせ、負の半サイクルにおいては、MOSFET3aとMOSFET3dとをオンさせることによって、整流回路における電力損失を低減することができる。
特開平10−108464号公報
しかしながら、上記従来の整流回路は、MOSFETをオンするタイミングが遅い場合には寄生ダイオードに電流が流れてしまうために効率が低下するという問題を生じ、また、MOSFETをオンするタイミングが早い場合には平滑コンデンサ側から交流電源側へMOSFETに正のドレイン電流が流れてしまうためにかえって損失が増加してしまう。
そのため、負荷に応じて正確なタイミングでMOSFETをオン・オフさせるために、トランス等で構成された高精度なMOSFETの駆動タイミング検出回路が必要であるといった課題を有していた。
さらに、MOSFETの過電流保護を行うためには、MOSFETに直列に電流検出用の抵抗を挿入する等の対応が必要となり、その結果、MOSFETのオン時におけるトータルの回路インピーダンスが増加して、整流回路における損失低減効果が減少してしまうといった課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で、正確なタイミングにてMOSFETをオン・オフするものであり、MOSFETにおける過電流の発生を確実に防ぐことができ、かつ、高い電力変換効率が得られる電力変換装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電力変換装置は、全波整流回路または倍電圧整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードを寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETで置き換えた整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることで、外部からの信号を必要とせずに簡単な構成にて、MOSFETをオンする正確なタイミングを得るものである。
また本発明の電力変換装置は、全波整流回路または倍電圧整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードと並列に、寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETが接続された整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることで、外部からの信号を必要とせずに、簡単な構成にてMOSFETをオンする正確なタイミングを得るものである。
また本発明の電力変換装置における電圧比較手段は、MOSFETのソース端子をグランド電位とする正電源および負電源によって電力供給されて、電圧比較を行う一方の電位を、前記MOSFETのドレイン−ソース間電圧を分圧抵抗にて分圧された電位とし、他方の電位を概略前記MOSFETのソース電位とするコンパレータで構成されるものであり、これによって分圧抵抗等の公差の影響を受けずに正確なタイミングを検出するものである。
また本発明の電力変換装置は、整流回路をダイオードと整流回路の負極側に接続されたMOSFETとで構成することによって、MOSFETおよび電圧比較手段を駆動する電源を共通とするものである。
本発明の電力変換装置は、整流回路を構成するダイオードのうち少なくとも1つのダイオードをMOSFETと置き換えた整流回路を備えて、簡単な構成で各々のMOSFETを正確なタイミングでオン・オフできるので、過電流の発生を確実に防ぐことができ、かつ、高い電力変換効率を得ることができる。
第1の発明は、全波整流回路において、整流回路を構成するダイオードの少なくとも1つダイオードを寄生ダイオードの向きが同じ方向のMOSFETによって置き換えられた整流回路と、各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合にMOSFETをオフすることにより、MOSFETのドレインからソース方向に流れる順方向の電流をほぼゼロに抑えつつ、MOSFETをドレイン−ソース間電圧がゼロボルトとなる交流電源の電圧位相から、ダイオードの順方向電圧よりも電圧降下の小さなMOSFETを正確にオンすることができるので、整流回路の電力損失を小さくすることが可能となる。
第2の発明は、倍電圧整流回路において、整流回路を構成するダイオードの少なくとも1つダイオードを寄生ダイオードの向きが同じ方向のMOSFETによって置き換えられた整流回路と、各々のMOSFET毎に備えられたMOSFET駆動手段と、各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合にMOSFETをオフすることにより、MOSFETのドレインからソース方向に流れる順方向の電流をほぼゼロに抑えつつ、MOSFETをドレイン−ソース間電圧がゼロボルトとなる交流電源の電圧位相から、ダイオードの順方向電圧よりも電圧降下の小さなMOSFETを正確にオンすることができるので、整流回路の電力損失を小さくすることが可能となる。
第3の発明は、全波整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードと並列に寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETが接続された整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることによって、電流がMOSFETとダイオードとに分流して流れる重負荷時においても、整流回路における電力変換効率を損なうことなく、一般整流ダイオードよりも順方向電圧の高いFRDを寄生ダイオードに持つ高速タイプのMOSFETを用いることが可能となる。
さらに、ダイオードに流れ始めるドレイン逆電流値が小さくなることから、MOSFETのチャネルに流れる最大電流を低く抑えることができ、電流定格のより小さなMOSFETを使用することができる。
第4の発明は、倍電圧整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードと並列に寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETが接続された整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることによって、MOSFETとダイオードとに電流が分流して流れる重負荷時においても、整流回路における電力変換効率を損なうことなく、一般整流ダイオードよりも順方向電圧の高いFRDを寄生ダイオードに持つ高速タイプのMOSFETを用いることを可能とするものである。
さらに、ダイオードに流れ始めるドレイン逆電流値が小さくなることから、MOSFETのチャネルに流れる最大電流を低く抑えることができ、電流定格のより小さなMOSFETを使用することができる。
第5の発明は、各々の電圧比較手段を、MOSFETのソース端子をグランド電位とする正電源および負電源によって電力供給されて、電圧比較を行う一方の電位を、MOSFETのドレイン−ソース間電圧を分圧抵抗にて分圧された電位とし、他方の電位をMOSFETのソース電位とするコンパレータによって構成するものであり、MOSFETのドレイン電位とソース電位の大小関係を分圧抵抗の公差に影響されることなく比較することができることから、より正確なタイミングでMOSFETをオン・オフすることが可能となる。
第6の発明は、第1から第5の発明において、整流回路をダイオードと整流回路の負極側に接続されたMOSFETとで構成することによって、MOSFETと電圧比較手段を駆動する電源を共通なものとすることができ、システムの電源回路をより簡単な構成とするものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電力変換装置の構成を示すものである。図1に示すように、本発明における電力変換装置は、交流電源1の一端に、ダイオード2aのアノード端子とパワーMOSFET(以下MOSFETと記す)3aのドレイン端子とが接続され、交流電源1の他端には、ダイオード2bのアノード端子とMOSFET3bのドレイン端子とが接続され、さらにダイオード2aとダイオード2bのカソード同士、MOSFET3aおよびMOSFET3bのソース端子同士がそれぞれ接続され、両ダイオードのカソード端子と両MOSFETのソース端子間には平滑コンデンサ4が接続されており、全波整流回路の直流出力端の負極側に接続された2個のダイオードをそれぞれMOSFETに置き換えた構成を有している。
さらに、MOSFET3aおよびMOSFET3bをそれぞれ駆動するMOSFET駆動6aおよびMOSFET駆動手段6bと、MOSFET3aのドレイン電位とソース電位とを比較する電圧比較手段7aと、MOSFET3bのドレイン電位とソース電位とを比較する電圧比較手段7bとを備えている。
ここで、MOSFET駆動手段6aは、通常MOSFET3aをオンするように駆動し、電圧比較手段7aにおける比較の結果、MOSFET3aのドレイン電位がソース電位よりも高い場合にMOSFET3aをオフする。
同様に、MOSFET駆動手段6bは、通常MOSFET3bをオンするように駆動し、電圧比較手段7bにおける比較の結果、MOSFET3bのドレイン電位がソース電位よりも高い場合にMOSFET3bをオフする。
以下に本発明の電力変換装置における動作の詳細について説明する。交流電源1が正の半サイクルにおいて、MOSFET3aおよびMOSFET3bがともにオン状態になると、交流電源1はMOSFET3aとMOSFET3bとで短絡される。
このとき、MOSFET3aには順方向のドレイン電流が流れ、MOSFET3bには逆方向のドレイン電流が流れるため、MOSFET3aではドレイン電位の方がソース電位よりも高くなり(ドレイン電位>ソース電位)、MOSFET駆動手段6aによってMOSFET3aはオフされる。
したがって、交流電源1のゼロクロス点をわずかに超えて正の半サイクルが開始した時点において、MOSFET3aはオフ状態となり、MOSFET3bはオン状態となる。
また交流電源1の電源電圧が平滑コンデンサ4の電圧よりも低い場合には、ダイオード2aは逆バイアスされるため、MOSFET3bにはドレイン電流は流れない。
交流電源1の電源電圧が高くなって、平滑コンデンサ4に蓄えられた電圧と等しくなると、ダイオード2aは順バイアス状態となってMOSFET3bにソース端子からドレイ
ン端子の方向にドレイン逆電流が流れ始める。
このとき、MOSFET3bのドレイン電位はソース電位よりも低くなるため、電圧比較手段7aによってこれを検出した結果、MOSFET駆動手段6bによってMOSFET3bは継続してオン状態となる。
その後、MOSFET3bは、交流電源1の電源電圧がさらに高くなってピーク電圧を迎えた後、電源電圧が下降して入力電流がゼロとなるまで継続してオン状態に保たれる。
その間、MOSFET3bを流れるドレイン逆電流は、その電圧降下がMOSFET3bの寄生ダイオードの順方向電圧に等しくなる電流値で制限され、その電流値を越える電流については、寄生ダイオードを流れることになる。
交流電源1の電圧位相がさらに進み、平滑コンデンサ4の電圧よりも交流電源1の電源電圧が低くなると、ダイオード2aは逆バイアスされてオフ状態となるため、MOSFET3bにも電流が流れなくなる。
以上のように、交流電源1が正の半サイクルの期間には、MOSFET3bは常にオン状態となる。
したがって、交流電源1が正の半サイクルの間は、MOSFET3aは常にドレイン電位の方がソース電位よりも高くなるため、MOSFET3aは常にオフ状態に保たれる。
交流電源1の負の半サイクルにおいては、同様にしてMOSFET3aがオン状態となり、MOSFET3bはオフ状態に保たれる。
以上のように、本実施の形態の電力変換装置におけるMOSFET3a、3bは、外部からの信号を必要とせずに、ゼロ電圧かつゼロ電流でオン・オフされる。
したがって、本発明の電力変換装置は、MOSFETにおけるスイッチング損失を発生することなく、通常約1ボルトのダイオードの順方向電圧よりも低い電圧降下を実現することができるため、整流回路における電力損失を低減することができる。
また、本発明の電力変換装置においては、MOSFET3aおよびMOSFET3bには、通常負のドレイン電流(ドレイン逆電流)しか流れず、また、MOSFETに流れるドレイン逆電流の値は、MOSFETのインピーダンス(抵抗)との積がMOSFETの寄生ダイオードの順方向電圧に等しくなる電流値以下となる。
すなわち、ドレイン逆電流が上記電流値よりも大きくなった場合には、残りの電流はMOSFETの寄生ダイオードに流れる。したがって、ドレイン逆電流については過電流状態となることはない。
また、MOSFETの順方向のドレイン電流についても、少しでもドレイン電流が流れると、MOSFET駆動手段6a、6bと電圧比較手段7a、7bとによって、MOSFETがオフされるように駆動されることから、やはり過電流状態となることはなく、したがって、本発明における電力装置においては、MOSFETの過電流に対する保護を必要としない。
さらに、本実施の形態における電力変換装置では、両MOSFET(3a、3b)のソース電位は共通電位であることから、電圧比較手段7aおよび電圧比較手段7bに電力を
供給する電源(図示せず)と、MOSFETを駆動する駆動電源とを共通にすることができるため、実施の形態2〜6に比べてシステムの制御電源の構成を簡単なものとすることが可能である。
以上のことから、本実施の形態における電力変換装置は、非常に簡単な回路構成にて、正確なタイミングでMOSFETを駆動することができ、MOSFETにおける過電流の発生を確実に防ぐことができ、かつ、高い電力変換効率を得ることができる
なお、本実施の形態では用いていないが、本発明の電力変換装置はコンデンサインプット型の電力変換装置であることから、力率改善のために、負荷5の大きさに応じて交流電源1と整流回路との間にリアクトルを挿入しても、同様にMOSFETのドレイン電位とソース電位の関係から正確なタイミングにてMOSFETを駆動することができることは言うまでもない。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態における電力変換装置の構成を図2に示す。図2に示すように、本発明の電力変換装置は、交流電源1の一端にMOSFET9aとMOSFET9bとが直列に接続されて構成されたハーフブリッジ回路が接続され、交流電源1の他端とハーブリッジ回路の両端との間にそれぞれ接続された倍電圧コンデンサ12a、倍電圧コンデンサ12bと、逆バイアス防止のための保護ダイオード13a、13bとを備えて、倍電圧コンデンサ12aおよび倍電圧コンデンサ12bから負荷5へ直流電圧を供給しており、倍電圧整流回路におけるダイオードをMOSFETで置き換えた回路構成を有する。
さらに、MOSFET9aには、MOSFET9aを駆動するMOSFET駆動手段10aと、MOSFET9aのドレイン電位とソース電位とを比較する電圧比較手段11aとを備え、MOSFET駆動手段10aは、通常MOSFET9aをオンするように駆動し、電圧比較手段11aにおいてMOSFET9aのドレイン電位がソース電位よりも高いことを検出した場合に、MOSFET9aをオフする。
同様に、MOSFET9bには、MOSFET9bを駆動するMOSFET駆動手段10bと、MOSFET9bのドレイン電位とソース電位とを比較する電圧比較手段11bとを備え、MOSFET駆動手段10bは、通常MOSFET9bをオンするように駆動し、電圧比較手段11bにおいてMOSFET9bのドレイン電位がソース電位よりも高いことを検出した場合に、MOSFET9bをオフする。
なお、図2には記載していないが、負荷5へ供給する直流電圧を安定させるために負荷5に並列に平滑コンデンサを設けても構わない。
以下に本発明の電力変換回路の詳細動作について記載する。交流電源1が正の半サイクルにおいて、交流電源1の電源電圧が倍電圧コンデンサ12aの電圧よりも低い場合には、MOSFET9aは、ドレイン電位の方がソース電位よりも高いため、MOSFET9aはオフ状態となる。
交流電源1の電源電圧がしだいに高くなって、電源電圧が倍電圧コンデンサ12aの電圧と等しくなると、電圧比較手段11aによって、MOSFET9aのドレイン電位とソース電位が等しくなったことが検出され、MOSEFT駆動手段10aによってMOSFET9aがオンされる。
その後、MOSFET9aは、交流電源1の電源電圧が高くなりピーク電圧を迎えた後、電源電圧が下降して入力電流がゼロとなるまで継続してオン状態に保たれる。
その間、MOSFET9aを流れるドレイン逆電流は、その電圧降下がMOSFET9aの寄生ダイオードの順方向電圧に等しくなる電流値で制限され、それ以上の電流は、寄生ダイオードを流れることになる。
さらに交流電源1の位相が進み、倍電圧コンデンサ12aから交流電源1側へMOSFET9aを通じてわずかでも流れると、MOSFETは抵抗性のインピーダンスを有するため、MOSFET9aのドレイン電位はソース電位よりも高くなり、電圧比較手段11aによってこれが検出されると、MOSFET駆動手段10aによって、MOSFET9aはオフされる。
以上のように、MOSFET9aは、一般の倍電圧整流回路におけるダイオードの導通期間よりもわずかに長い期間オン状態となる。したがって、本実施の電力変換装置は、わずかではあるが、力率の改善効果を有する。
なお、上記の交流電源1の正の半サイクルの間は、MOSFET9bはドレイン電位の方がソース電位よりも高くなるため、MOSFET9aは常にオフ状態に保たれる。
同様にして、交流電源1の負の半サイクルにおいては、MOSFET9bは、一般の倍電圧整流回路におけるダイオードの導通期間よりわずかに長い期間だけオン状態となり、交流電源1の電源電圧が倍電圧コンデンサ12bを下回った時点でオフされ、またMOSFET9aは常にオフ状態に保たれる。
以上のように、本実施の形態の電力変換装置は、ゼロ電圧かつゼロ電流でオン・オフ
される2個のMOSFETを備えることによって、簡単な回路構成にて正確なタイミングでオン・オフすることができ、スイッチング損失を発生せずに通常1ボルト程度の値となるダイオードの電圧降下よりも低い電圧降下を実現することができるため、整流回路における電力損失を低減することが可能となる。
また、MOSFET9aおよびMOSFET9bには、通常負のドレイン電流しか流れず、MOSFETに流れる電流は、MOSFETのインピーダンス(抵抗)との積が寄生ダイオードの順方向電圧に等しくなるとダイオードの方に電流が流れることから、過電流状態となることがなく、原理上、過電流保護を必要としない。
なお、本発明の電力変換装置では、MOSFET9aおよびMOSFET9bは、通常ともにオンとなるように駆動されるが、各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合には優先してオフするように制御されていることにより、交流電源1と倍電圧コンデンサ12a、倍電圧コンデンサ12bの大小関係から、いずれの状況においても、少なくともMOSFET9a、9bのいずれかはオフとなり、ともにオン状態となることはない。
(実施の形態3)
図3に実施の形態3における電力変換装置の構成を示す。図3に示すように、本実施の形態における電力変換装置は、全波整流回路を構成するダイオードをすべてMOSFET3a〜3dに置き換えた構成を有しており、実施の形態1におけるダイオード2a、2bをMOSFET3c、3dに置き換えたものと同じ構成である。
4個のMOSFET3a,3b,3c,3d毎に、それぞれMOSFET駆動手段6a〜6dおよび電圧比較手段7a〜7dを備え、MOSFET駆動手段6a〜6dは、実施の形態1および2と同様にそれぞれのMOSFETのドレイン−ソース間電圧を概略ゼロボルトと比較し、ドレイン−ソース間電圧が概略ゼロボルトよりも高い場合にMOSFETをオフ、それ以外の場合にはMOSFETをオンするように動作する。
本実施の形態における電力変換装置においては、各々のMOSFETがそれぞれのドレイン電位とソース電位とを比較して駆動されることによって、MOSFET3bまたは3cのみがオンの状態、MOSFET(3bおよび3c)がともにオンの状態と、MOSFET3aまたは3dのみがオンの状態、MOSFET(3bおよび3c)がともにオンの状態を順に繰り返す。
本実施の形態の電力変換装置では、すべての整流素子に一般ダイオードよりも電圧降下の低いMOSFETを用いて整流回路が構成されることにより、実施の形態1に比べてより高い変換効率を得ることが可能である。
(実施の形態4)
図4に実施の形態4における電力変換装置の構成を示す。図4に示すように、本発明の電力変換装置は、交流電源1とダイオード14a〜14dからなるダイオードブリッジと平滑コンデンサ4とからなる従来の全波整流回路において、ダイオード14aおよび14cに並列にそれぞれMOSFET3a、3cが接続され、MOSFET3a、3cそれぞれに、MOSFET駆動手段6a,6c、電圧比較手段7a.7cを備えた構成を有する。
本実施の形態の電力変換装置の詳細動作については、実施の形態1と同様であり、交流電源1の正の半サイクルの期間は、MOSFET3cが常にオン、MOSFET3aはオフ状態となって、ダイオード14bが順バイアスの期間、交流電源1から平滑コンデンサ4、負荷5側へ電流が流れる。
また交流電源1の負の半サイクルの期間では、MOSFET3aが常にオン、MOSFET3cはオフ状態となって、ダイオード14dが順バイアスの期間、交流電源1から平滑コンデンサ4、負荷5側へ電流が流れる。
本実施の形態における電力変換装置においては、MOSFETのドレイン逆電流の最大値は、MOSFET3a、3bの寄生ダイオードとそれに並列に接続されたダイオード14a、14bのうち、順方向電圧が低い側のダイオードの順方向電圧によって制限される。
一般に、高速スイッチング用のMOSFETでは、寄生ダイオードに高速のFRDを用いることが多く、その場合、寄生ダイオードの順方向電圧は、一般整流用ダイオードの順方向電圧よりも高いことから、入力電流の大きな負荷範囲においては、上記のようなMOSFETを用いると、効率が低下してしまう。
しかしながら、本発明の電力変換装置では、MOSFETに並列に一般整流用ダイオードを備えているため、順方向電圧の高い寄生ダイオードをもつMOSFETを用いても、重負荷時の電力変換効率を低下させることがなく、実施の形態1における効果に加えて、高い電力変換効率を保つことができる。
さらに、MOSFETの寄生ダイオードと一般ダイオードの順方向電圧に差がない場合においても、順方向電圧は電流依存性を有することから、並列合成されたダイオードの順方向電圧は相対的に低減することになる。
したがって、実施の形態1に比べてダイオードの順方向電圧を小さくなることから、MOSFETを流れるドレイン逆電流の最大値を小さく抑えることができるため、電流定格のより小さなMOSFETを用いて回路を構成できるという効果を奏する。
なお上記ダイオード14a〜14dはダイオードブリッジにて構成してもよいし、より順方向電圧の低いダイオードを採用するなど、特性の異なるダイオードを組み合わせてももちろん構わない。
(実施の形態5)
図5に本実施の形態における電力変換装置の構成を示す。図5に示すように、本実施の形態の電力変換装置は、倍電圧整流回路を構成するダイオード15a、15bに並列にMOSFET9a,9bが接続されており、各MOSFETにはそれぞれMOSFET駆動手段10a,10b、電圧比較手段11a,11bを備える。詳細動作は、実施の形態2と同様であるため、記載を省略する。
本実施の形態における電力変換装置においても、実施の形態4と同様、実施の形態2における効果に加えて、MOSFETの寄生ダイオードに対する制約がなくなり、また電流容量のより小さなMOSFETが使用可能となるという効果を奏する。
(実施の形態6)
図6は、第6の実施の形態における電力変換装置の構成を示すものである。図6に示すように、本発明における電力変換装置は、実施の形態1と同様に倍電圧整流回路のダイオードをMOSFET9a、9bに置き換えた回路構成を備える。
さらに、本実施の形態の電力変換装置は、MOSFET9aを駆動するMOSFET駆動手段10aと、MOSFET9aのソース電位をグランド電位とする正電源19aおよび負電源20aとによって電源供給されたコンパレータ16aから成る電圧比較手段とから構成されるMOSFET制御部21aと、MOSFET9bを駆動するMOSFET駆動手段10bと、MOSFET9aのソース電位をグランド電位とする正電源19bおよび負電源20bとによって電源供給されたコンパレータ16bから成る電圧比較手段とから構成されるMOSFET制御部21bとを備える。
コンパレータ16aの反転入力端子には、分圧抵抗17aと分圧抵抗18aとによって分圧されたMOSFET9aのドレイン−ソース間電圧が入力され、非反転入力端子にはMOSFET9aのソース電位(ゼロボルト)が入力される。
同様にコンパレータ16bの反転入力端子には、分圧抵抗17bと分圧抵抗18bとによって分圧されたMOSFET9bのドレイン−ソース間電圧が入力され、非反転入力端子にはMOSFET9bのソース電位(ゼロボルト)が入力される。
MOSFET駆動手段10aは、通常MOSFET9aをオンするように駆動し、コンパレータ16aの出力がLo状態(シンク状態)の場合にのみMOSFET9aをオフする。
同様に、MOSFET駆動手段10bは、通常MOSFET9bをオンするように駆動し、コンパレータ16bの出力がLo状態(シンク状態)の場合にのみ、MOSFET9bをオフする。
図7に、本実施の形態の電力変換回路におけるMOSFET制御部の構成例を示す。図7に示すように、MOSFET制御部21は、正電源から抵抗22、抵抗23を介してMOSFET9のゲート容量を充電する充電回路と、コンパレータ16のオープンドレイン出力端子がMOSFET9のゲート端子に抵抗23を介して接続されたMOSFET9のゲート容量の放電回路と、MOSFET9のドレイン−ソース間電圧を分圧抵抗17、1
8で分圧してソース電位と比較するコンパレータ16がLo状態(シンク状態)となることで、放電回路が動作し、MOSFET9をオフする。
本実施の形態における電力変換装置では、コンパレータ16を正負の両電源にて駆動することで、電圧比較の基準電位をMOSFETのソース電位そのものとすることができる。
MOSFETのドレイン端子とソース端子をともに分圧抵抗を用いて比較する場合には、分圧抵抗のばらつきによって大小関係が入れ替わる恐れがあるため、誤差要因となるが、本実施の形態の電力変換装置では、分圧抵抗17,18の値によってコンパレータ14の非反転入力と反転入力の大小関係は変わらないため、ドレイン電位がソース電位よりも高くなるタイミングを検出する際、分圧抵抗17、18の精度の影響を受けないという利点を有する。
したがって、上記の構成によって、より正確に順方向のドレイン電流が流れ始めるタイミングを検出することができるので、実施の形態1〜5における効果に加えて、電力変換効率をさらに高くすることが可能となる。
ここで、本発明の電力変換装置において、各々のMOSFETのドレイン−ソース間電圧は、最大でMOSFETのオフ時に交流電源1の電圧波高値のおよそ2倍の値から、最小でMOSFETのオン時に寄生ダイオードの順方向電圧−1Vから−2V程度までの値の範囲内で動作する。
一方、パワーMOSFETを駆動するために必要な電源は、正電源で10〜15V程度、負電源で−5V程度である。
ここで、MOSFET9の駆動に用いる正電源の電圧をコンパレータ16の正電源と共通にすると、上記MOSFET9のドレイン−ソース間電圧を分圧して入力される反転入力端子に印加される電圧がコンパレータ16の正電源よりも低くなるように分圧抵抗17、18の値を調整することになるため、コンパレータ16の反転入力端子に印加される負電圧の絶対値は0.1V以下という低い値となる。
一般にコンパレータ16の同相入力電圧の下限値は、負電源電圧かそれよりも若干高い電圧であるので、コンパレータ16の負電源に必要な電圧はせいぜい−1Vから−2Vである。
よって、本実施の形態の電力変換装置は、MOSFET9をオフするときに負電源を用いる場合にも、コンパレータ16a、16bに電力供給する負電源と共通にすることができ、独立して必要な制御電源の数を抑えることが可能である。
なお、本実施の形態において、コンパレータの同相入力電圧は電源電圧範囲もしくはそれよりも狭い範囲であることを前提としているが、コンパレータの同相入力電圧として、電源電圧の下限値よりも低い電圧が許容される場合には、コンパレータを駆動する電源は単電源であってももちろん構わない。
以上のように、本発明にかかる電力変換装置は、整流回路の効率を向上させることができるため、空気調和機や冷蔵庫や洗濯機など、交流電源によって電力供給されるほぼすべての電化製品への用途に適用できる。
本発明の実施の形態1における電力変換装置の構成を示す図 本発明の実施の形態2における電力変換装置の構成を示す図 本発明の実施の形態3における電力変換装置の構成を示す図 本発明の実施の形態4における電力変換装置の構成を示す図 本発明の実施の形態5における電力変換装置の構成を示す図 本発明の実施の形態6における電力変換装置の構成を示す図 本発明の実施の形態6におけるMOSFET制御部の構成例を示す図 従来の電力変換装置の構成を示す図
符号の説明
1 交流電源
2a、2b ダイオード
3a、3b、3c、3d MOSFET
4 平滑コンデンサ
5 負荷
6a、6b、6c、6d MOSFET駆動手段
7a、7b、7c、7d 電圧比較手段
9a、9b、MOSFET
10a、10b MOSFET駆動手段
11a、11b 電圧比較手段
12a、12b 倍電圧コンデンサ
13a、13b 保護ダイオード
14a、14b、14c、14d ダイオード
15a、15b ダイオード
16a、16b コンパレータ
17a、17b 分圧抵抗
18a、18b 分圧抵抗
19a、19b 正電源
20a、20b 負電源
21a、21b MOSFET制御部
22 抵抗
23 抵抗

Claims (6)

  1. 全波整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードを寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETで置き換えた整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、前記各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、前記各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、前記各々の電圧比較手段において前記各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることを特徴とする電力変換装置。
  2. 倍電圧整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードを寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETで置き換えた整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、前記各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、前記各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、前記各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることを特徴とする電力変換装置。
  3. 全波整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードと並列に寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETが接続された整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、前記各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、前記各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、前記各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることを特徴とする電力変換装置。
  4. 倍電圧整流回路を構成するダイオードのうち、少なくとも1つのダイオードと並列に寄生ダイオードの向きが同一方向のMOSFETが接続された整流回路を備え、各々のMOSFET毎に、各々のMOSFETを駆動するMOSFET駆動手段と、前記各々のMOSFETのドレイン端子とソース端子の電位を比較する電圧比較手段とをそれぞれ備えた電力変換装置において、前記各々のMOSFET駆動手段は、通常MOSFETがオンとなるように駆動し、前記各々の電圧比較手段において各々のMOSFETのドレイン電位がソース電位よりも高い場合に各々のMOSFETをそれぞれオフすることを特徴とする電力変換装置。
  5. 前記電圧比較手段は、MOSFETのソース端子をグランド電位とする正電源および負電源によって電力供給されて、電圧比較を行う一方の電位を、前記MOSFETのドレイン−ソース間電圧を分圧抵抗にて分圧された電位とし、他方の電位を概略前記MOSFETのソース電位とするコンパレータで構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  6. 前記MOSFETは、いずれも整流回路の直流出力端の負極側にソース端子が接続されたMOSFETであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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