JP2007104767A - 電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブ - Google Patents

電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブ Download PDF

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【課題】運転中などにリード線接続部がティース部の突出部間からはみでたりせず、巻線間に挿入して安定して配設できるリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブの提供。
【解決手段】複数のティース部4Cおよびティース部4Cに集中巻方式で巻装された巻線4Bを有するステータ4と、巻線4Bの引き出し線41と、外部電源に接続されるターミナル18に接続するリード線40とを接続したリード線接続部42を密着して覆って収納し、接続部42を収納した絶縁性プラスチック製チューブAを隣接する巻線4B間に挿入して配設するための可撓性を有する絶縁性プラスチック製チューブであって、接続部42を収納したチューブAの外径Dを、隣接するティース部4Cの突出部間4Eの間隙Gより大きくして、接続部42を収納したチューブAが間隙Gから外部にでないようにすることにより課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブに関するものであり、さらに詳しくは複数のティース部に集中巻方式で巻装された巻線を有する電動機のリード線接続部を収納して、前記巻線間に挿入して安定して配設できる電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブに関するものである。
図5(a)は、後述する図3に示した電動機のターミナルに接続するリード線と、巻線に接続する引き出し線とをリード線接続部を介して接続した状態を説明する説明図であり、(b)は前記接続部を収納した絶縁チューブを隣接する巻線間に挿入して配設した状態を説明する説明図である。
図5(a)に示したように、後述する図3に示した電動機2のターミナル18に接続するリード線40と、巻線4Bに接続する引き出し線41とをリード線接続部42においてハンダ付けや溶接などにより通電可能に接続してある。この接続部42は絶縁フィルムを複数回重ねて円筒状に巻いてその一端を溶着して形成された絶縁紙(特許文献1参照)50内に挿入して収納されている。
そして、図5(a)、(b)に示したように、絶縁紙50内に挿入して収納したリード線接続部42を隣接する巻線4B間に挿入して配設するようになっている。
実用新案出願公告平成5−37645号公報
しかし、図5(b)に示したように、絶縁紙50内に挿入して収納したリード線接続部42を隣接する巻線4B間に挿入して配設すると、運転中などに隣接するティース部4Cの突出部4E間から絶縁紙50内に挿入して収納したリード線接続部42がはみでて、図示しないロータ5の電磁鋼板の積層体5Aに接触して互いに損傷を受けたり、あるいはリード線接続部42を収納した絶縁紙50が取れてしまい、ハンダ付けや溶接などにより接続したリード線接続部42が露出するなどの問題があった。
本発明の目的は、従来の諸問題を解決して、複数のティース部に集中巻方式で巻装された巻線を有する電動機のリード線接続部を密着して覆って収納して絶縁するリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブであって、運転中などにリード線接続部が前記ティース部の突出部間からはみでたりせず、リード線接続部を収納した絶縁性プラスチック製チューブが取れてしまったりせず、前記巻線間に挿入して安定して配設できるリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブを提供することである。
前記課題を解決するための本発明の請求項1記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、複数のティース部および前記ティース部に集中巻方式で巻装された巻線を有するステータと、前記巻線の引き出し線と、外部電源に接続されるターミナルに接続するリード線とを接続したリード線接続部を密着して覆って収納し、前記接続部を収納した絶縁性プラスチック製チューブAを隣接する前記巻線間に挿入して配設するための可撓性を有する絶縁性プラスチック製チューブであって、
前記接続部を収納したチューブAの外径Dを、隣接する前記ティース部の突出部間の間隙Gより大きくして、前記接続部を収納した前記チューブAが前記間隙から外部にでないようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、前記巻線の全長をH、前記接続部を収納した前記チューブAを隣接する前記巻線間に挿入した時の挿入長さをLとした時、HとLが次式(1)で表される関係を満足するように前記チューブAを挿入することを特徴とする。
(H/2)≦L≦H 式(1)
本発明の請求項3記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1あるいは請求項2記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、絶縁性プラスチック製フィルムあるいはシートからなるチューブBと、絶縁性プラスチック繊維編組チューブCとを互いに密着して積層した2層構造を有するチューブAからなることを特徴とする。
本発明の請求項4記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、前記チューブAあるいは前記チューブBとして絶縁性プラスチック製フィルムあるいはシートをスパイラル状に巻いて形成した可撓性チューブを用いたことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、絶縁性プラスチックがポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートから選択されるポリエステル系樹脂であることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、複数のティース部および前記ティース部に集中巻方式で巻装された巻線を有するステータと、前記巻線の引き出し線と、外部電源に接続されるターミナルに接続するリード線とを接続したリード線接続部を密着して覆って収納し、前記接続部を収納した絶縁性プラスチック製チューブAを隣接する前記巻線間に挿入して配設するための可撓性を有する絶縁性プラスチック製チューブであって、 前記接続部を収納したチューブAの外径Dを、隣接する前記ティース部の突出部間の間隙Gより大きくして、前記接続部を収納した前記チューブAが前記間隙から外部にでないようにしたことを特徴とするものであり、
運転中などにリード線接続部を収納したチューブAが前記ティース部の突出部間からはみでてロータの電磁鋼板の積層体に接触して互いに損傷を受けたりすることがなく、またリード線接続部を収納した絶縁性プラスチック製チューブが取れてしまい、ハンダ付けや溶接などにより接続したリード線接続部が露出するなどの問題がなく、前記巻線間に挿入して安定して配設できるので、電動機の信頼性を向上できる、という顕著な効果を奏する。
本発明の請求項2記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、前記巻線の全長をH、前記接続部を収納した前記チューブAを隣接する前記巻線間に挿入した時の挿入長さをLとした時、HとLが前記式(1)で表される関係を満足するように前記チューブAを挿入することを特徴とするものであり、
前記巻線間に深く挿入したので運転中などに前記巻線間から抜けたりせず、より安定して配設できるので、電動機の信頼性をより向上できる、というさらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項3記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1あるいは請求項2記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、絶縁性プラスチック製フィルムあるいはシートからなるチューブBと、絶縁性プラスチック繊維編組チューブCとを互いに密着して積層した2層構造を有するチューブAからなることを特徴とするものであり、
2層構造を有するチューブAを用いたので、可撓性や強度などの特性が一層向上するとともに、前記接続部をより密着して覆って収納でき、絶縁性プラスチック製チューブが取れにくくなり、より安定して配設できるので、電動機の信頼性をより向上できる、というさらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項4記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、前記チューブAあるいは前記チューブBとして絶縁性プラスチック製フィルムあるいはシートをスパイラル状に巻いて形成した可撓性チューブを用いたことを特徴とするものであり、
可撓性や強度などの機械的特性が一層向上するとともに、前記接続部をより密着して覆って収納でき、絶縁性プラスチック製チューブが取れにくくなり、より安定して配設できるので、電動機の信頼性をより向上できる、というさらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項5記載の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の絶縁性プラスチック製チューブにおいて、絶縁性プラスチックがポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートから選択されるポリエステル系樹脂であることを特徴とするものであり、
これらのポリエステル系樹脂は、安価で入手い易い上、可撓性や強度などの機械的特性に優れるとともに電気絶縁性、耐冷媒性、耐熱性などに優れるので、電動機の信頼性をより向上できる、というさらなる顕著な効果を奏する。
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、図3に示した電動機のターミナルに接続するリード線と、巻線に接続する引き出し線とをリード線接続部を介して接続した状態を説明する説明図であり、図2(a)、(b)は、前記接続部を収納した絶縁チューブを隣接する巻線間に挿入して配設した状態を説明する説明図である。
図3は、複数のティース部に集中巻方式で巻装された巻線を有する電動機を収納した圧縮機の一例の縦断面図である。
図4は、図3に示した電動機のステ―タの積層体のティース部(歯部)および巻線などの平面説明図である。
図3において、1は密閉容器であり、この密閉容器1内には下側に配置された電動機2と、上側に配置された圧縮機3とが収納されている。電動機2は所謂磁極集中巻方式のDCモータであり、ステ―タ4と、このステ―タ4の内側に若干の間隔を設けて挿入設置されたロータ5とからなる。このロータ5は中心を通り鉛直方向に延びる回転軸6に固定されており、回転軸6は軸受7により軸支されている。
ステ―タ4は、ドーナツ状の電磁鋼板を積層した積層体4Aと、この積層体4Aのティース部(歯部)に集中巻方式(直巻き方式)により巻装された3相巻線4Bを有している。また、ロータ5はステ―タ4と同様に電磁鋼板の積層体5Aで形成され、この積層体5A内に図示しない永久磁石MGを挿入して形成されている。8はロータ5の上方および下方に装着されたバランサを示す。
電動機2と圧縮機3とは密閉容器1の内壁に弾性的に取り付けられている。
圧縮機3はシリンダ9と、このシリンダ9内を回転軸6のクランクピン10に嵌合されて往復運動するピストン11と、シリンダ9の端面に設けられる弁座12と、この弁座12を介してシリンダ9に取り付けられるシリンダヘッド13とで構成されている。弁座12にはシリンダヘッド13側に吐出ポートを開閉する吐出弁(図示せず)が取り付けられている。
密閉容器1の側部には図示しない外部電源に接続されるターミナル18が取り付けられており、ターミナル18に接続する図示しないリード線と、電動機2の巻線4Bに接続する図示しない引き出し線とを図示しない接続部を介して接続して電動機2に給電するようになっている。
密閉容器1内にはHFC系冷媒や環境に与える影響の少ない自然冷媒のハイドロカーボン(HC)系冷媒や二酸化炭素(CO2 )などの冷媒が吸入される。
そして、鉱物油(ミネラルオイル)、アルキベンゼン油、エーテル油、エステル油、PAG(ポリアルキルグリコール)などの既存の冷凍機油14が封入されている。
前記冷凍機油14を使用した本発明の電動圧縮機(レシプロ式電動圧縮機)において、図示されない配線を介して電動圧縮機の電動機2の巻線4Bに通電されると、電動機2が起動してロータ5が回転する。この回転によりクランクピン10に嵌合されたピストン11が往復運動する。ピストン11の往復摺動によってシリンダ9内に流入した冷媒はこのシリンダ9内で圧縮され、図示しない吐出弁を開放して外部冷凍サイクルに吐出され、循環して使用される。
そして、密閉容器1の底部に入れられたオイル14は潤滑油カップ15の孔16から潤滑油カップ内を満たし、潤滑油カップ15の中央部分には、中空の潤滑油通路17を有する回転軸6があり、回転軸6の高速回転によって上方開放端にできる渦流による真空現象によってオイル14が吸い上げられ、ピストン11/シリンダ9、回転軸6/軸受7などの各摺動部に循環して潤滑させるようになっている。
図4に示したように、ステ―タ4は、ドーナツ状の電磁鋼板を積層した積層体4Aと、この積層体4Aに設けられた6個のティース部(歯部)4Cに、絶縁物(プラスチック製インシュレータ)20を介して集中巻方式により直接巻装された3相巻線4B(4B−U1、4B−V1、4B−W1、4B−U2、4B−V2、4B−W2)を有している。
ステ―タ4は、巻線4Bが巻装されているティース部4Cと、ティース部4Cの外周部をつなぐ略環状のヨーク部4Dとからなる。そして、ティース部4Cの先端にはロータ5の積層体5Aに沿って周方向に突出した突出部4Eを備えている。
巻線4BはU、V、Wの3相であり、互いにスター配線されており、同時に3相中の2相が通電して駆動される120°矩形波通電である。また、印加電圧はPWM制御によって変化させられる。
図1に示したように、図3に示した電動機2のターミナル18に接続するリード線40と、巻線4Bに接続する引き出し線41とをリード線接続部42においてハンダ付けや溶接などにより通電可能に接続してある。
この接続部42を先ず、絶縁性ポリエステル樹脂製シートを連続的にスパイラル状に巻いて形成した可撓性チューブ50−1内に密着して挿入して固定する。可撓性チューブ50−1の内径は、接続部42の外径とほぼ同じかあるいはやや小さくしてあるので、可撓性チューブ50−1が接続部42の外周に密着して固定され分離しない。
次に、可撓性チューブ50−1内に密着して挿入して固定した接続部42を絶縁性ポリエステル樹脂繊維編組チューブC内に密着して挿入して固定する。
繊維編組チューブCの内径は、可撓性チューブ50−1内に接続部42を密着して挿入して固定した外径とほぼ同じかあるいはやや小さくしてあるので、繊維編組チューブCがその外周に密着して固定され分離しない。
このようにして、接続部42は、可撓性チューブ50−1と繊維編組チューブCとが互いに密着して積層した2層構造を有するチューブA内に密着して覆われて収納されている。
可撓性チューブ50−1と繊維編組チューブCとはその先端部50−3をヒートシールするなど溶着、融着してもよい。融着された先端部50−3は、可撓性チューブ50−1と繊維編組チューブCとが離れず、巻線4B間に挿入し易くなり、操作性が向上し、安定性が向上する。
可撓性チューブ50−1と繊維編組チューブCとの積層順序は上記の逆であってもよく、すなわち可撓性チューブ50−1を外側にし、繊維編組チューブCを内側にして積層した2層構造を有するチューブA内に接続部42を密着して覆って収納してもよい。繊維編組チューブCが内側で、可撓性チューブ50−1が外側であると、巻線4B間に挿入する際に繊維が引っ掛かったりせず、挿入し易くなり操作性が向上する。
本発明においては、可撓性チューブ50−1単独でも絶縁性プラスティック製チューブとして使用でき、また繊維編組チューブC単独でも絶縁性プラスティック製チューブとして使用できる。1層構造のチューブAを用いれば接続部42を密着して覆って収納する作業工数を減らすことができる。
図2(b)に示したように、本発明においては、接続部42を収納したチューブAの外径をDとし、隣接する前記ティース部4Cの突出部4E間の間隙をGとした時、DをGより大きくすることが肝要である。DをGより大きくすることにより接続部42を収納した前記チューブAが前記間隙Gから外部にでないようになる。
図2(a)に示したように、巻線4Bの全長をH、接続部42を収納したチューブAを隣接する巻線4B間に挿入した時の挿入長さをLとした時、HとLが前記式(1)で表される関係を満足するようにチューブAを挿入することが好ましい。
前記式(1)で表される関係を満足するように接続部42を収納した前記チューブAを巻線4B間に深く挿入したので運転中などに接続部42を収納した前記チューブAが巻線4B間から抜けたりせず、より安定して配設できる。
上記実施の形態の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、あるいは範囲を減縮するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で例えば下記のような種々の変形が可能である。
上記説明においてはレシプロ式圧縮機について説明したが、圧縮機の形式は特に限定されず、具体的には、ロータリ圧縮機、振動式圧縮機、マルチベーン式ロータリ圧縮機、スクロール式圧縮機などであってもよく、また圧縮段数は少なくとも1段以上の圧縮であればよい。
圧縮機は、家庭用エアコン、業務用エアコン(パッケージエアコン)、自動車用エアコン、家庭用冷蔵庫、業務用冷蔵庫、業務用冷凍庫、業務用冷凍冷蔵庫、ショウケース、自動販売機、給湯機などに使用できるものである。
リード線接続部を収納した本発明の電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブは、運転中などに、リード線接続部を収納したリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブAが前記ティース部の突出部間からはみでてロータの電磁鋼板の積層体に接触して互いに損傷を受けたりすることがなく、またリード線接続部を収納した絶縁性プラスチック製チューブAが取れてしまいハンダ付けや溶接などにより接続したリード線接続部が露出するなどの問題がなく、前記巻線間に挿入して安定して配設できるので、電動機の信頼性を向上できる、という顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
図3に示した電動機のターミナルに接続するリード線と、巻線に接続する引き出し線とをリード線接続部を介して接続した状態を説明する説明図である。 (a)は図3に示した電動機のターミナルに接続するリード線と、巻線に接続する引き出し線とをリード線接続部を介して接続した状態を説明する説明図であり、(b)は前記接続部を収納した絶縁チューブを隣接する巻線間に挿入して配設した状態を説明する説明図である。 複数のティース部に集中巻方式で巻装された巻線を有する電動機を収納した圧縮機の一例の縦断面図を示す。 図3に示した電動機のステ―タの積層体のティース部(歯部)および巻線などの平面説明図である。 (a)は図3に示した電動機のターミナルに接続するリード線と、巻線に接続する引き出し線とをリード線接続部を介して接続した状態を説明する説明図であり、(b)は前記接続部を収納した絶縁チューブを隣接する巻線間に挿入して配設した状態を説明する説明図である。
符号の説明
2 電動機
4 ステータ
4A 積層体
4B 巻線
4C ティース部
4D ヨーク部
4E 突出部
5 ロータ
18 ターミナル
40 リード線
41 引き出し線
42 リード線接続部
A リード線接続部を収納したチューブ
B 絶縁性プラスチック製フィルムあるいはシートからなるチューブ
C 絶縁性プラスチック繊維編組チューブ
D リード線接続部を収納したチューブの外径
G 間隙
H 巻線の全長
L 挿入長さ

Claims (5)

  1. 複数のティース部および前記ティース部に集中巻方式で巻装された巻線を有するステータと、前記巻線の引き出し線と、外部電源に接続されるターミナルに接続するリード線とを接続したリード線接続部を密着して覆って収納し、前記接続部を収納した絶縁性プラスチック製チューブAを隣接する前記巻線間に挿入して配設するための可撓性を有する絶縁性プラスチック製チューブであって、
    前記接続部を収納したチューブAの外径Dを、隣接する前記ティース部の突出部間の間隙Gより大きくして、前記接続部を収納した前記チューブAが前記間隙から外部にでないようにしたことを特徴とする電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブ。
  2. 前記巻線の全長をH、前記接続部を収納した前記チューブAを隣接する前記巻線間に挿入した時の挿入長さをLとした時、HとLが次式(1)で表される関係を満足するように前記チューブAを挿入することを特徴とする請求項1記載の絶縁性プラスチック製チューブ。
    (H/2)≦L≦H 式(1)
  3. 絶縁性プラスチック製フィルムあるいはシートからなるチューブBと、絶縁性プラスチック繊維編組チューブCとを互いに密着して積層した2層構造を有するチューブAからなることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の絶縁性プラスチック製チューブ。
  4. 前記チューブAあるいは前記チューブBとして絶縁性プラスチック製フィルムあるいはシートをスパイラル状に巻いて形成した可撓性チューブを用いたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の絶縁性プラスチック製チューブ。
  5. 絶縁性プラスチックがポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートから選択されるポリエステル系樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の絶縁性プラスチック製チューブ。
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