JP2012095493A - モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法 - Google Patents

モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012095493A
JP2012095493A JP2010242258A JP2010242258A JP2012095493A JP 2012095493 A JP2012095493 A JP 2012095493A JP 2010242258 A JP2010242258 A JP 2010242258A JP 2010242258 A JP2010242258 A JP 2010242258A JP 2012095493 A JP2012095493 A JP 2012095493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
winding
holding plate
lead
stator core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010242258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5730532B2 (ja
Inventor
Atsushi Muto
淳 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oriental Motor Co Ltd
Original Assignee
Oriental Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oriental Motor Co Ltd filed Critical Oriental Motor Co Ltd
Priority to JP2010242258A priority Critical patent/JP5730532B2/ja
Publication of JP2012095493A publication Critical patent/JP2012095493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5730532B2 publication Critical patent/JP5730532B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

【課題】モータの外形に顕著な変化を与えることなく、モータの巻線端とリード線とを接続する構造及び方法を提供する。
【解決手段】本発明は、放射状に配置された突極10a〜10hを有するステータコア3の突極10a〜10hに絶縁部材2a,2bを介して巻線5を巻回し、この巻線5の端部を、電源側に接続される所定数のリード線4に電気的に接続する接続構造に係る。この接続構造において、所定の隣り合う突極10a〜10hの間で、ステータコア3の軸方向に突出する巻線端面より内側に、巻線5の端部とリード線4の端部との接続部6を位置させている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法に関する。
小型モータにおいて、ステータコアの突極に巻回した巻線の端部と、リード線とを接続する端末処理構造としては、例えば、コイルエンドの上にリード線保持板を付けてその上で端末処理を行なう方式、すなわち、MSL(fix plate for Motor Stator Lead wire)方式がある(例えば、特許文献1(第2図)参照)。この方式においては、所定の厚みを有するステータカバーを介してステータコアの上面にリード線保持板が組み付けられ、リード線保持板の下面又は上面に引き出されたリード線の芯線に、ステータコアの磁極に巻装された各相巻線の端部を接続している。リード線保持板は、巻線端をリード線に接続するために、リード線の先端に巻線を絡げるスペースとリード線を引き回すスペースを有していて、これらのスペースは、リード線保持板の下面又は上面に構成されている。ステータコアの軸方向からみると、リード線保持板は巻線の端面となるコイルエンドの位置よりもステータコアの軸方向外側に組み付けられている。また他の例として、ステータコアの径方向、すなわち幅よりも外側に突出した形状を有するリード線保持板を用いて、リード線の端部をまとめて保持すると共にリード線の端部と巻線の端部を接続する方式がある(例えば、特許文献2(第1図)参照)。この方式は、ミニMSL方式とも呼ばれている。
実開平6−74054号公報 特開2007−60900号公報
前述のように、上記MSL方式においては、リード線の芯線と巻線端を接続するための処理スペースを備えるリード線保持板が、ステータコアの軸方向からみて、巻線端面としてのコイルエンドの位置よりもステータコアの軸方向外側に組み付けられている。したがって、リード線の芯線と巻線の端末処理に起因してモータの軸方向の寸法が長くなってしまうという問題がある。また、上記ミニMSL方式においては、リード線保持板の形状はステータコアの径方向の長さよりも外側に突出している。したがって、モータの外形も、リード線保持板の形状分、径方向に突出した変形形状となってしまう。
上記問題点に鑑みて本発明の目的は、例えば、モータの軸方向又は径方向の寸法を短縮させることができ、モータの外形に顕著な変化を与えることがない、モータの巻線端とリード線とを接続する構造及び方法を提供することにある。
本発明の一態様は、放射状に配置された突極を有するステータコアの前記突極に絶縁部材を介して巻線を巻回し、この巻線の端部を、電源側に接続される所定数のリード線に電気的に接続する接続構造に係る。この接続構造では、所定の隣り合う前記突極の間で、前記ステータコアの軸方向に突出する巻線端面より内側に、前記巻線の端部と前記リード線の端部との接続部を位置させている。
一例として、前記ステータコアの片側端面に前記絶縁部材を介して組み付けられるリード線保持板を備える。該リード線保持板には、リード線保持板を前記ステータコアに組み付けたときに、前記隣り合う前記突極の間に位置すると共に前記接続部を収納する収納部が設けられ、かつ、該収納部には前記リード線を導入する開口部が形成され、該開口部を介して導入された前記リード線に前記巻線の端部が絡げられ、前記開口部を、前記巻線端面より内側に位置させても良い。
例えば、前記収納部は、少なくともその一部が互いに対向して延びる2つの収納部壁面と、該壁面の間に該壁面の少なくとも一部と連続して設けられた収納部底面とを備え、前記収納部底面は、前記リード線を導入する前記開口部を有し、前記開口部から導入され、かつ、前記巻線の端部が絡げられた前記リード線は、対向する前記2つの収納部壁面と前記収納部底面によって構成される空間に収納される。
一例として、前記収納部は、前記リード線保持板が前記ステータコアに組み付けられたときに、前記ステータコアの外縁側から中心方向に向かって延びるように構成される。
他の例として、前記収納部は、前記リード線保持板が前記ステータコアに組み付けられたときに、前記ステータコアの周方向に延びるように構成される。
例えば、前記リード線保持板は、その表面に前記リード線を這わせるリード線保持板底面と、該リード線保持板底面の表面を這う前記リード線を前記リード線保持板底面との間に保持するリード線押さえ部とを備える。
一例として、前記リード線保持板が前記ステータコアに組み付けられたときに、前記リード線押さえ部は、前記巻線端面の内周側縁端と前記ステータコアの中心との間に設けられ、前記リード線の少なくとも一部を前記巻線端面の内周側縁端と前記ステータコアの中心との間に這わせるように構成しても良い。
本発明の一態様は、放射状に配置された突極を有するステータコアの前記突極に絶縁部材を介して巻線を巻回し、この巻線の端部を、電源側に接続される所定数のリード線に電気的に接続する接続方法に係る。この接続方法は、所定の隣り合う前記突極の間に、前記リード線の端部を配置するステップと、前記リード線の端部に前記巻線の端部を接続するステップと、前記リード線の端部に前記巻線の端部を接続した後に、前記リード線の端部を折り曲げて、前記巻線の端部と前記リード線の端部との接続部を、前記ステータコアの軸方向に突出する巻線端面より内側に位置させるステップとを含む。
一例として、前記リード線の端部を配置するステップは、前記接続部を収納する収納部を有するリード線保持板を、前記絶縁部材を介して、前記ステータコアに組み付けるステップを含み、前記収納部に形成された開口部を介して、前記リード線の端部を前記収納部に導入することによって、前記隣り合う前記突極の間に、前記リード線の端部を配置し、前記リード線の端部を折り曲げることによって、前記接続部を前記収納部に収納する。
本発明では、リード線と巻線の接続部がステータコアの軸方向及び径方向に突出しないことから、モータの小型化を図ることができる。
第1の実施形態に係るモータのステータ巻線端とリード線との接続構造を示すステータの斜視図である。 図1のステータの平面図である。 本発明に係る図1のステータコアを示す斜視図である。 本発明に係る図1のリード線保持板側のインシュレータを示す斜視図である。 図4のインシュレータの平面図である。 本発明に係る図1のリード線保持板側と反対側のインシュレータを示す斜視図である。 図3に示すステータコアに、図4及び図5に示すインシュレータと図6に示すインシュレータを組み付け、インシュレータを介して突極に巻線を巻き回した状態を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るリード線保持板を示す斜視図である。 図8のリード線保持板の平面図である。 図8及び図9に示すリード線保持板にリード線を保持した状態を示す斜視図である。 図10に示すリード線保持板を、図7に示すステータコアのリード側に組み付け、リード線の芯線に巻線を絡げた状態を示す斜視図である。 図1及び図2に示すステータの側面図である。 図1及び図2に示すステータに組み付けるブラケットを示す斜視図である。 図1及び図2に示すステータに絶縁リングを組み付けた状態を示す斜視図である。 第2の実施形態に係るリード線保持板を示す斜視図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明の実施の形態を添付の図により説明する。図1及び図2は、第1の実施形態に係るモータの巻線端とリード線との接続構造を示す図である。図1は、この接続構造を示す斜視図であり、図2はこの接続構造を示す平面図である。本実施形態において、モータのステータ巻線端と外部電源に接続されるリード線はリード線保持板1を用いて接続されている。リード線保持板1は、中央にロータ軸を挿通する挿通孔を有しており、インシュレータ2aを介してステータコア3に組み付けられている。外部電源に接続される所定数のリード線4はリード線保持板1の表面において引き回され、ステータコア3に組み付けられた巻線(マグネットワイヤ)5の端部と電気的に接続される。前記リード線4の芯線と巻線5の端部との接続部6は、リード線保持板1にリード線4の数に対応して設けられた収納部7b〜7d,7f〜7hに収納されている。リード線4の数は巻線5の相数及び巻線方式によって設定されており、本実施形態では、6本のリード線4が用いられている。以下、ステータコア3、インシュレータ2a、(図1には図示されていない)インシュレータ2b及びリード線保持板1の構成について、各図を参照しながら詳述する。
図3は、8つの磁極を備えたステータコア3を示す斜視図である。ステータコア3は磁極となる複数の突極10a〜10hを有している。各突極10a〜10hは、ステータコア3の周縁部に構成された内周側壁面9から中心方向に向かって延び、一定の間隔をおいて放射状に配設されている。各突極10a〜10hは、ステータコア3の周縁部から連続して中心方向に延びるマグネットワイヤ巻き付け部11a〜11hと、マグネットワイヤ巻き付け部11a〜11hから連続してステータコア3の周方向に拡がるように延びる張り出し部(極歯)12a〜12hとから成る。隣り合う突極10a〜10hの間にはそれぞれスロット13a〜13hが構成されている。
図4は、ステータコア3において突極が配設されている面の内、図1に表されている面、すなわち、リード線保持板1が配置される方の面に組み付けられるリード側インシュレータ2aを示す斜視図である。図5は、リード側インシュレータ2aを示す平面図である。なお、本願明細書では、ステータコア3においてリード線保持板1が配置される方の面をリード側と呼び、リード線保持板1が配置されない方の面を反リード側と呼ぶ。また、インシュレータ2a,2b及びリード線保持板1では、特に断らない限り、これらの部材がステータコア3に組み付けられたときの位置関係においてリード側及び反リード側を規定している。加えて、特に断らない限り、「上」及び「下」とは、ステータコア3のリード側を上面、反リード側を下面として設定し、ステータコア3の軸方向(図3におけるY方向)からみたときの方位である。
リード側インシュレータ2aは、各突極10a〜10h(図3参照)をリード側から覆うリード側突極絶縁部16a〜16hと、ステータコア3の内周側壁面9を覆う内周側絶縁部17と、リード側インシュレータ2aをステータコア3に係止させる係止部18とを備えている。内周側絶縁部17は、リード側インシュレータ2aをステータコア3に組み付けたときに、ステータコア3の内周側壁面9に沿うように構成され、ステータコア3の内周側壁面9のリード側部分を覆っている。リード側突極絶縁部16a〜16hは、内周側絶縁部17から連続して形成されている。係止部18は、内周側絶縁部17から連続して、リード側インシュレータ2aの径方向外側に延び、リード側インシュレータ2aをステータコア3に組み付けたときに、ステータコア3のリード側表面に係止する。
リード側インシュレータ2aは、さらに、リード線4をステータコア3の外側に引き出すリード線引き出し部19と巻線5を誘導する巻線誘導部20b,20c,20g,20hとを備える。リード線引き出し部19は、リード側突極絶縁部16aが設けられた内周側絶縁部17から連続して形成される係止部18と一体的に構成され、底面19aと2つの側壁19bを有している。底面19aは、係止部18と面一に形成されて、係止部18の外周縁よりもさらに径方向外側に突出している。側壁19bは、係止部18の外周縁と接続し且つリード側インシュレータ2aの外側方向に延びる底面19aの端部から、底面19aに対して垂直方向に起立している。
巻線誘導部20b,20c,20g,20hは、係止部18を切り出して、切り出した部分に対応する内周側絶縁部17を上方に向かって他の部分よりも長く延ばし、その先端部をリード側インシュレータ2aの径方向外側に向かうように折り曲げた形状を有している。
各リード側突極絶縁部16a〜16hは、ステータコア3におけるマグネットワイヤ巻き付け部11a〜11h(図3参照)の側面におけるリード側部分と上面とを覆う絶縁部から連続して、張り出し部12a〜12h(図3参照)の背面におけるリード側部分を覆う側壁22a〜22hを備えている。加えて、リード側突極絶縁部16aは張り出し部12aの上面を覆う上壁23aを備えている。リード側突極絶縁部16b,16hは、それぞれ張り出し部12b,12hにおいて、突極10aに向かって張り出している部分の上面のみを覆う上壁23b,23hを有している。上壁23a,23b,23hは、後述するように、リード線4がリード側突極絶縁部16b,16aの間と、リード側突極絶縁部16h,16aの間を通ってリード線引き出し部19から引き出されるため、リード線4とステータコア3とを絶縁するために設けられている。
リード側突極絶縁部16a〜16hは、ステータコア3における突極10a〜10hの張り出し部12a〜12h(図3参照)に対応する部分に、凸部24a〜24hを備えている。放射状に配設されたリード側突極絶縁部16a〜16hにおいて、一つ置きの凸部24b,24d,24f,24hに、リード線保持板1をリード側インシュレータ2aに組み付けるための接続凹部25b,25d,25f,25hが形成されている。接続凹部25b,25d,25f,25hは、凸部24b,24d,24f,24hの内側面側に形成した凹部によって構成されている。
図5に示すように、側壁22c,22d,22f,22gの上端面において、凸部24c,24d,24f,24gは、リード側突極絶縁部16eの方へ寄せて配置されている。したがって、リード側インシュレータ2aを平面方向(リード側)から見たとき、凸部24c,24d,24f,24gによって2つに分断された側壁22c,22d,22f,22gの上端面の長さにおいて、リード側突極絶縁部16aに向かって延びる上端26の長さとリード側突極絶縁部16eに向かって延びる上端27の長さは異なる。リード側突極絶縁部16aに向かって延びる上端26には、リード線保持板1がステータコア3に組みつけられるときに、収納部7b,7c,7g,7hが嵌め込まれる。リード側突極絶縁部16eについては、凸部24eは側壁22eの上端面の中央に配置され、凸部24eの左右に周方向に延びる上端26には、それぞれ、収納部7d,7fが位置することになる。
図6は、ステータコア3において反リード側の面に組み付けられる反リード側インシュレータ2bを示す斜視図である。インシュレータ2bは、各突極10a〜10h(図3参照)を反リード側から覆う反リード側突極絶縁部30a〜30hと、ステータコア3の内周側壁面9の反リード側部分を覆う内周側絶縁部31と、反リード側インシュレータ2bをステータコア3に係止させる係止部32とを備えている。反リード側突極絶縁部30a〜30hは、各突極10a〜10h(図3参照)の側面における反リード側部分と下面(反リード側の面)とを覆うように形成されている。隣り合う各反リード側突極絶縁部30a〜30hの間においては、係止部32から連続して係止部32よりも反リード側に突出する突出部33が配設されている。突出部33は、インシュレータ2a,2bを介して突極10a〜10hに巻線5を巻き回す際、ひとつの突極から次の突極にマグネットワイヤを引き回す部分、すなわち渡り線を掛止するために設けられている。
図7は、図3に示すステータコア3に、図4及び図5に示すリード側インシュレータ2aと図6に示す反リード側インシュレータ2bを組み付け、インシュレータ2a,2bを介して突極10a〜10hに巻線5を巻き回した状態を示している。リード側インシュレータ2aはステータコア3のリード側からステータコア3に組み付けられ、反リード側インシュレータ2bはステータコア3の反リード側からステータコア3に組み付けられている。リード側突極絶縁部16a〜16h及び反リード側突極絶縁部30a〜30hは、それぞれ、突極10a〜10hに対応している。
ステータコア3に組み付けられたリード側インシュレータ2aと反リード側インシュレータ2bは、ステータコア3の内周側壁面9と、スロット13a〜13h(図3参照)を構成する突極10a〜10hの側面とにおいて、隙間なく接している。巻線5は、リード側突極絶縁部16a〜16h(図4参照)と反リード側突極絶縁部30a〜30h(図6参照)によって絶縁された突極10a〜10hのマグネットワイヤ巻き付け部11a〜11hに巻き回されている。図7に示すように、リード線引き出し部19の外縁はステータコア3の外縁と整合するように構成されている。
図8及び図9はリード線保持板1を示す斜視図及び平面図である。リード線保持板1は、その表面にリード線4を這わせるリード線保持板底面40と、リード線4と巻線5の端部との接続部6(図1及び図2参照)を収納する収納部7b〜7d,7f〜7hを備えている。収納部7b〜7d,7f〜7hは、リード線保持板底面40上に放射状に配置されていて、それぞれ、リード線保持板1の周縁方向から中心方向に向かって延びる底面41と、底面41の端部から立ち上がってリード線保持板1の周縁方向から中心方向に向かって延び且つ互いに対向する2つの側壁42と、この2つの側壁間を接続する側壁43とから構成されている。底面41と2つの側壁42と、側壁43とによって画定される空間に、接続部6(図1及び図2参照)が収納されることになる。このように、収納部7b〜7d,7f〜7hはリード線保持板1の中心方向に向かって囲いを付けた形状となっている。
底面41は、リード線保持板1の周縁側端部において孔44を有している。2つの側壁42において、一方の側壁42の端部45は、リード線保持板1の周方向に折り曲げられて延びている。リード線保持板底面40の周縁には、その一部に沿って立ち上がり、周方向に延びるリード線保持板外周側壁46が形成されている。リード線保持板外周側壁46の端部からは、リード線保持板1の径方向外側に向かって延びるリード線誘導側壁47が連続して形成され、このリード線誘導側壁47は、側壁42の端部45と所定の間隔を置いて配置されている。収納部7b,7c,7g,7hにおいて、他方の側壁42の壁面はリード線保持板外周側壁46の端部と接続して形成されている。収納部7d,7fでは、他方の側壁42の壁面は、後述する支持部54と接続して形成されている。
各収納部7b〜7d,7f〜7hにおいて周方向に延びる端部45は、リード線保持板1がステータコア3に組み付けられたときに、リード線保持板1の周方向において突極10aに近い側の側壁42に設けられている。したがって、本実施形態では図9に示すように、リード線保持板1をリード側を上として平面方向からみたとき、収納部7bと7hの間及び収納部7dと7fの間において、リード線4の導入部からリード線保持板1の中心を通る直線Aに対し、収納部7bと7h、収納部7cと7g、収納部7dと7fの形状は、それぞれ対称である。
リード線保持板外周側壁46の外側面には、リード線保持板1をリード側インシュレータ2aに組み付けるための接続フック48b,48d,48f,48hが形成されている。この接続フック48b,48d,48f,48hは、リード線保持板外周側壁46の外側面からリード線保持板1の径方向外側に向かって突出する凸部である。一方、リード線保持板1が組み付けられるリード側インシュレータ2aには、前記接続フック8b,48d,48f,48hと対応する位置にこれらと係合する接続凹部25b,25d,25f,25h(図4及び図5参照)が形成されている。
リード線保持板1は、さらに、外部電源に接続されるリード線4を保持するリード線押さえ部50a〜50hを備える。リード線押さえ部50a〜50hは、リード線保持板底面40に対して所定間隔を置いて平行方向に延びる板状部材であり、リード線保持板底面40との間でリード線4を保持する。リード線押さえ部50c,50hは、リード線導入部両側に位置するリード線保持板外周側壁46の上端からリード線保持板1の中心方向に向かって延びている。
リード線保持板1の底面40には、内周縁に沿って円筒状のリード線保持板内周側壁52が立ち上がり、このリード線保持板内周側壁52には、上端から収納部7b,7cの相互間、収納部7g,7h相互間のリード線保持板1の外側方向に向かって、リード線押さえ部50d,50gが形成されている。リード線保持板1のリード線導入部には、リード線保持板内周側壁52の外面からリード線保持板1の外側方向に向かって、支持部53が形成され、この支持部53の上面に支持部53の両側に挿通されるリード線4を保持するリード線押さえ部50a,50bが設けられている。
加えて、リード線保持板内周側壁52には、その外面からリード線保持板1の外側方向に向かって、支持部54が形成され、この支持部54の上面に、底面40に配線されるリード線4を保持するリード線押さえ部50e,50fが設けられている。なお、収納部7d,7fにおいて側壁43は支持部54と一体的に構成されている。
リード線保持板底面40において、リード線押さえ部50c〜50hと対向する部分には、ぞれぞれ、開口部51が形成されている。リード線押さえ部50a,50bは、リード線保持板底面40の外縁よりも外側に形成されていて、リード線4の組み付けを容易にしている。
図10は、図8及び図9に示すリード線保持板1にリード線4を保持した状態を示している。本実施形態において、6本のリード線4b〜4d,4f〜4hの端部は先端が剥皮されて芯線60が露出している。リード線4b〜4d,4f〜4hの端部を収納部7b〜7d,7f〜7hに導入するために、リード線4b〜4d,4f〜4hの各芯線60を収納部7b〜7d,7f〜7hに設けた孔44に反リード側からリード側に向かって挿入する。挿入した各芯線60は、巻線5の端部を絡め易くするために、リード線保持板底面40に対して垂直方向に起立させておく。各リード線4b〜4d,4f〜4hの他方の端部はリード線押さえ部50a,50bを介してリード線保持板1の外側に引き出す。以下に、各リード線4b〜4d,4f〜4hの配置について説明する。
リード線4f〜4hは、リード線保持板側壁46の端部と支持部53の間から各収納部7f〜7hに延び、リード線押さえ部50aによって、リード線保持板底面40に沿って保持されている。収納部7hに向かうリード線4hは、リード線押さえ部50hによって、リード線保持板底面40との間に保持されながら、リード線保持板側壁46の内周面に沿って延び、さらに、リード線誘導側壁47と収納部7hの側壁42との間に延出されている。リード線誘導側壁47に沿って延出されたリード線4hは、リード線保持板底面40の外縁から側壁42の端部45の下側を通って孔44から芯線60部分を上方に導出させている。
リード線保持板内周側壁52と収納部7hの側壁43との間には、収納部7fに向かうリード線4fと収納部7gに向かうリード線4gとが延び、リード線押さえ部50gによってリード線保持板底面40との間に保持されている。リード線4fは、さらに、リード線保持板内周側壁52と収納部7gの側壁43との間との間に延び、リード線押さえ部50fによってリード線保持板底面40との間に保持されている。リード線4f,4gにおいても、リード線4hと同様に、芯線60部分がそれぞれ収納部7g,7fの上方に導出されている。リード線4bはリード線4hと、リード線4cはリード線4gと、リード線4dはリード線4fと、それぞれ同様に配線されている。リード線押さえ部50bはリード線押さえ部50aと、リード線押さえ部50dはリード線押さえ部50gと、リード線押さえ部50eはリード線押さえ部50fと、それぞれ対応している。
図11は、リード線4を保持したリード線保持板1(図10参照)を、インシュレータ2a,2bを介して巻線5を突極10a〜10hに巻き回したステータコア3(図7参照)のリード側に組み付け、リード線4の芯線60に巻線5の剥皮した端部を絡げた状態を示す。リード線保持板1は、収納部7bが突極10bと10cの間に、収納部7cが突極10cと10dの間に、収納部7dが突極10dと10eの間に、収納部7fが突極10eと10fの間に、収納部7gが突極10fと10gの間に、収納部7hが突極10gと10hの間に位置するように、ステータコア3に組み付けられる。
収納部7b〜7d,7f〜7hは、インシュレータ2aのリード側突極絶縁部16c〜16gの上端26と凸部24c〜24gの側面とによって画定される空間(図4及び図5参照)に嵌め込まれ、リード線誘導側壁47は、リード側突極絶縁部16b〜16d,16f〜16hの上端27と凸部24b〜24d,24f〜24hの側面とによって画定される空間(図4及び図5参照)に嵌め込まれる。各収納部7b〜7d,7f〜7hにおいて、側面42の端部45は、ステータコア3のスロット13c〜13h(図3参照)に位置している。このように、側面42の端部45の下側がスロット13c〜13hになっているため、端部45の下側から孔44に延びるリード線4をスロット13c〜13e,13f〜13h内に格納することができる。
リード線保持板外周側壁46の外周面は、リード側突極絶縁部16a〜16hの凸部24a〜24hの内周面と接するように、リード側インシュレータ2aに嵌め込まれる。リード線保持板1の接続フック48b,48d,48f,48hは、リード側インシュレータ2aの接続凹部25b,25d,25f,25hに組み付けられ、これにより、リード線保持板1はリード側インシュレータ2aに固定される。組み付けられたリード線保持板1において、リード線押さえ部50a〜50hは、コイルエンドの内周側縁端とステータコア3の中心との間に位置することになる。リード線4b〜4d,4f〜4hは、リード線引き出し部19において側壁19bにより底面19aの上に保持されている。
突極10bに巻き回した巻線5の端部は、収納部7bの孔44を介して起立するリード線4の芯線60に絡げられる。突極10cからの巻線5の端部は収納部7cの芯線60に、突極10dからの巻線5の端部は収納部7dの芯線60に、突極10fからの巻線5の端部は収納部7fの芯線60に、突極10gからの巻線5の端部は収納部7gの芯線60に、突極10hからの巻線5の端部は収納部7hの芯線60に、それぞれ絡げられて接続される。
巻線5は、巻線誘導部20b,20c,20hに示すように、巻線誘導部20b,20c,20hの外周に沿って巻線誘導部20b,20c,20hの先端部の下を通して各収納部7b,7c,7hに導くように構成してもよく、巻線誘導部20gに示すように、巻線誘導部20gの内周と収納部7gの側面42の端部45との間に通して、収納部7gに導くように構成してもよい。突極10dからの巻線5と、突極10fからの巻線5は、リード側インシュレータ2aの内周側絶縁部17と、収納部7d,7fの側壁42の端部45との間を通って、それぞれ収納部7d,7fに導かれる。リード線4と巻線5とを接続した各接続部6は、巻線5が絡げられた芯線60を各収納部7b〜7d,7f〜7hの各底面41に向かって折り曲げることにより、図1及び図2に示すように、各収納部7b〜7d,7f〜7hに収納される。
図12は、図1及び図2に示す、リード線保持板1を組み付けたステータコア3の側面図である。リード線4を各収納部7b〜7d,7f〜7hに引き出す孔44(図1及び図2参照)の位置は、ステータコア3の軸方向(図12におけるY方向)からみたときに、巻線端面(コイルエンドのリード側端面)62よりもステータコア3の中心に近く位置する。したがって、巻線5とリード線4の接続部6は、ステータコア3の軸方向からみて、巻線端面62よりも、ステータコア3の中心に近い位置にある。すなわち、図12に示すように、リード側を上、反リード側を下とすると、接続部6の位置は、巻線端面62の高さよりも低い位置にある。図12において、巻線端面62よりも上方には、リード線保持板1におけるリード線押さえ部50a,50f〜50hの厚み分が僅かに存在するだけである。
ステータコア3の軸方向からみて、リード線保持板1のリード線保持板底面40(図1及び図2参照)の位置は、巻線端面62よりもステータコア3の中心に近く、各収納部7b〜7d,7f〜7hの壁面42,43,リード線保持板側面46及びリード線誘導側壁47の上端(図1及び図2参照)は、巻線端面62とほぼ同じか、巻線端面62よりもステータコア3の中心に近く位置している。
以上に説明したように、本実施形態では、突極間のスロット13c〜13h(図3参照)に配置された収納部7b〜7d,7f〜7h(図1及び図2参照)に、リード線4と巻線5の接続部6が収納され、この接続部6の位置は、ステータコア3の軸方向からみたときに、巻線端面62よりもステータコア3の内側にある。したがって、リード線4と巻線5の端末処理部がコイルエンドの上に位置せず、すなわち、端末処理部がステータコア3の軸方向に突出していない。また、本実施形態では、リード線4は、リード線保持板1を介して、ステータコア3の突極10a〜10hの内径側において引き回され、リード線引き出し部19の外縁はステータコア3の外縁と整合するように構成されている(図1及び図2参照)。したがって、モータの外形において、端末処理に起因したモータ外形の顕著な変化や寸法増加を避けることができ、軸方向長さの短いモータの開発も可能となる。
図13は、ステータコア3のリード側に組み付けるブラケット67を示し、図14は、リード線保持板1を組み付けたステータコア3(図1及び図2参照)のリード側に絶縁リング68を組み付けた状態を示す。絶縁リング68は、図13に示すブラケット67と図1及び図2に示すリード線4及び巻線5とを絶縁するための部材である。図1及び図2に示すリード線4と巻線5の接続構造は、一例として、図14に示す絶縁リング68をその上から組み付け、さらに絶縁リング68の上から図13に示すブラケット67を組み付けたモータに用いられる。
[第2の実施形態]
図15に、第2の実施形態に係るリード線保持板70を示す。リード線保持板70以外の構成要素であるステータコア3、インシュレータ2a,2bは、第1の実施形態と同様である。リード線保持板70において、リード線保持板底面40,リード線保持板外周側壁46,リード線誘導側壁47,接続フック48b,48d,48f,48h,開口部51,リード線保持板内周側壁52,支持部53,支持部54は、それぞれ、第1の実施形態における同一符号の構成要素に対応する(図8及び図9参照)。
収納部71b〜71d,71f〜71hは、第1の実施形態における収納部7b〜7d,7f〜7hと対応するが、その配置及び形状が異なる。収納部71b〜71d,71f〜71hは、リード線保持板70の外周において、それぞれ、周方向に延びる形状を有し、リード線保持板70がステータコア3に組み付けられたときに、スロット13c〜13hと対応する位置に構成されている。収納部71b〜71d,71f〜71hは、周方向に延びる底面73を有し、底面73は、リード線保持板70をステータコア3に組み付けたときに、周方向からみて突極10eに近い方の端部において、孔74を備えている。孔74は第1の実施形態における孔44と対応する。底面73の内周側縁端から外周側縁端の一部に沿って連続して側壁75が起立している。側壁75のうち、底面73の内周側縁端に沿って延びる部分と外周側縁端に沿って延びる部分とは、互いに対向している。底面73と側壁75によって確定される空間にリード線4と巻線5の接続部6が収納されることになる。
リード線保持板70をリード側を上として平面方向からみたとき、収納部71bと71hの間及び収納部71dと71fの間において、リード線保持板70の中心を通る直線Bに対し、収納部71bと71h、収納部71cと71g、収納部71dと71fの形状は、それぞれ対称である。リード線引き出し部77は、リード線保持板底面40によって構成されていて、その外縁は、リード線保持板側壁46の外周面から連続し、リード線保持板70がステータコア3に組み付けられたときに、突極10aの内周側に位置することになる。
リード線押さえ部79a,79bは、収納部71bと71hの間において、リード線保持板内周側壁52と接し、支持部53からリード線保持板70の径方向に延びるように形成された板状部材である。リード線押さえ部79cは、収納部71bと71cとの間において、リード線押さえ部79dは、収納部71cと71dとの間において、リード線押さえ部79fは、収納部71fと71gとの間において、リード線押さえ部79gは、収納部71gと71hとの間において、リード線保持板内周側壁52の外周面から、リード線保持板70の外周側に向かって板状に延びている。
リード線保持板70にリード線4が保持されるとき、リード線押さえ部79aは、その端部が収納部71f〜71hに収納される3本のリード線を底面40との間に保持し、リード線押さえ部79bは、その端部が収納部71b〜71dに収納される3本のリード線を底面40との間に保持する。リード線押さえ部79gは、その端部が収納部71f,71gに収納される2本のリード線を底面40との間に保持し、リード線押さえ部79cは、その端部が収納部71c,71dに収納される2本のリード線を底面40との間に保持する。リード線押さえ部79fは、その端部が収納部71fに収納される1本のリード線を底面40との間に保持し、リード線押さえ部71dは、その端部が収納部71dに収納される1本のリード線を底面40との間に保持する。
各リード線4の端部は、第1の実施形態と同様に、孔74を介して各収納部71b〜71d,71f〜71hに引き出され、剥皮された芯線60に巻線5の端部が絡げられることになる(図11参照)。巻線5を絡げた芯線60は、各収納部71b〜71d,71f〜71hに収納されるように、リード線保持板70の周方向に折り曲げられる。リード線4を保持したリード線保持板70は、第1の実施形態におけるリード線保持板1と同様に、インシュレータ2a,2bを組み付けたステータコア3のリード側に嵌め込まれる。
リード線保持板1の代わりにリード線保持板70を用いた端末処理においても、突極間のスロット13c〜13hに配置された収納部71b〜71d,71f〜71hに、リード線4と巻線5の接続部6が収納され、この接続部6の位置は、ステータコア3の軸方向からみたときに、巻線端面、すなわちコイルエンドのリード側端面よりもステータコア3の中心に近い。また、ステータコア3の外縁より外側に突出する構成要素は有していない。したがって、リード線保持板70を用いた第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の利点を有する。
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
1,70 リード線保持板
2a リード側インシュレータ
2b 反リード側インシュレータ
3 ステータコア
4 リード線
5 巻線
6 接続部
7b〜7d,7f〜7h,71b〜71d,71f〜71h 収納部
10a〜10h 突極
40 リード線保持板底面
41,73 収納部底面
42,75 収納部側壁
44,74 孔(開口部)
50a〜50h,79a〜79d,79f,79g リード線押さえ部
62 巻線端面

Claims (8)

  1. 放射状に配置された突極を有するステータコアの前記突極に絶縁部材を介して巻線を巻回し、この巻線の端部を、電源側に接続される所定数のリード線に電気的に接続する接続構造において、
    所定の隣り合う前記突極の間で、前記ステータコアの軸方向に突出する巻線端面より内側に、前記巻線の端部と前記リード線の端部との接続部を位置させたことを特徴とするモータの巻線端とリード線との接続構造。
  2. 前記ステータコアの片側端面に前記絶縁部材を介して組み付けられるリード線保持板を備え、該リード線保持板には、リード線保持板を前記ステータコアに組み付けたときに、前記隣り合う前記突極の間に位置すると共に前記接続部を収納する収納部が設けられ、かつ、該収納部には前記リード線を導入する開口部が形成され、該開口部を介して導入された前記リード線に前記巻線の端部が絡げられ、前記開口部を、前記巻線端面より内側に位置させたことを特徴とする、請求項1に記載のモータの巻線端とリード線との接続構造。
  3. 前記収納部は、少なくともその一部が互いに対向して延びる2つの収納部壁面と、該壁面の間に該壁面の少なくとも一部と連続して設けられた収納部底面とを備え、
    前記収納部底面は、前記リード線を導入する前記開口部を有し、前記開口部から導入され、かつ、前記巻線の端部が絡げられた前記リード線は、対向する前記2つの収納部壁面と前記収納部底面によって構成される空間に収納されることを特徴とする、請求項2に記載のモータの巻線端とリード線との接続構造。
  4. 前記収納部は、前記リード線保持板が前記ステータコアに組み付けられたときに、前記ステータコアの外縁側から中心方向に向かって延びることを特徴とする、請求項2又は3に記載のモータの巻線端とリード線との接続構造。
  5. 前記収納部は、前記リード線保持板が前記ステータコアに組み付けられたときに、前記ステータコアの周方向に延びることを特徴とする、請求項2又は3に記載のモータの巻線端とリード線との接続構造。
  6. 前記リード線保持板は、その表面に前記リード線を這わせるリード線保持板底面と、該リード線保持板底面の表面を這う前記リード線を前記リード線保持板底面との間に保持するリード線押さえ部とを備えたことを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1項に記載のモータの巻線端とリード線との接続構造。
  7. 放射状に配置された突極を有するステータコアの前記突極に絶縁部材を介して巻線を巻回し、この巻線の端部を、電源側に接続される所定数のリード線に電気的に接続する接続方法において、
    所定の隣り合う前記突極の間に、前記リード線の端部を配置するステップと、
    前記リード線の端部に前記巻線の端部を接続するステップと、
    前記リード線の端部に前記巻線の端部を接続した後に、前記リード線の端部を折り曲げて、前記巻線の端部と前記リード線の端部との接続部を、前記ステータコアの軸方向に突出する巻線端面より内側に位置させるステップと
    を含むことを特徴とする、モータの巻線端とリード線との接続方法。
  8. 前記リード線の端部を配置するステップは、前記接続部を収納する収納部を有するリード線保持板を、前記絶縁部材を介して、前記ステータコアに組み付けるステップを含み、
    前記収納部に形成された開口部を介して、前記リード線の端部を前記収納部に導入することによって、前記隣り合う前記突極の間に、前記リード線の端部を配置し、
    前記リード線の端部を折り曲げることによって、前記接続部を前記収納部に収納することを特徴とする、請求項7に記載のモータの巻線端とリード線との接続方法。
JP2010242258A 2010-10-28 2010-10-28 モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法 Active JP5730532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010242258A JP5730532B2 (ja) 2010-10-28 2010-10-28 モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010242258A JP5730532B2 (ja) 2010-10-28 2010-10-28 モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012095493A true JP2012095493A (ja) 2012-05-17
JP5730532B2 JP5730532B2 (ja) 2015-06-10

Family

ID=46388221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010242258A Active JP5730532B2 (ja) 2010-10-28 2010-10-28 モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5730532B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111490647A (zh) * 2019-01-29 2020-08-04 广东松下环境系统有限公司 定子、马达及其送风装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454448U (ja) * 1990-09-11 1992-05-11
JPH0674055U (ja) * 1993-03-29 1994-10-18 オリエンタルモーター株式会社 ステッピングモータのリード線保持構造
JP2003324884A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd モータ
JP2007053849A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Sanyo Denki Co Ltd 回転電機
JP2007104767A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Sanyo Electric Co Ltd 電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454448U (ja) * 1990-09-11 1992-05-11
JPH0674055U (ja) * 1993-03-29 1994-10-18 オリエンタルモーター株式会社 ステッピングモータのリード線保持構造
JP2003324884A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd モータ
JP2007053849A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Sanyo Denki Co Ltd 回転電機
JP2007104767A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Sanyo Electric Co Ltd 電動機のリード線接続部用絶縁性プラスチック製チューブ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111490647A (zh) * 2019-01-29 2020-08-04 广东松下环境系统有限公司 定子、马达及其送风装置
CN111490647B (zh) * 2019-01-29 2022-12-02 广东松下环境系统有限公司 定子、马达及其送风装置
TWI818137B (zh) * 2019-01-29 2023-10-11 大陸商廣東松下環境系統有限公司 定子、馬達及其送風裝置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5730532B2 (ja) 2015-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016080277A1 (ja) モータ
JP5566071B2 (ja) コイル巻回体およびモータ
US7329973B2 (en) Rotary electric machine
JP6054754B2 (ja) ステッピングモータ
WO2018150964A1 (ja) モータおよびポンプ装置
JP2012075215A (ja) ステータ
US11303185B2 (en) Motor
CN104467236A (zh) 定子用端子
CN216016576U (zh) 母线单元
JP2015082935A (ja) モータおよびモータにおける端子ピンへの巻線の接続方法
US11563349B2 (en) Motor
JP6337132B2 (ja) 回転電機の固定子、及びこれを備えた回転電機
KR20080008978A (ko) 회전 전기 기기용 스테이터
JP7037868B2 (ja) モータ用ステータ
JP5730532B2 (ja) モータの巻線端とリード線との接続構造及び方法
KR102437465B1 (ko) 버스바 및 이를 포함하는 모터
JP2013243800A (ja) 回転電機
US11171532B2 (en) Motor stator
JP2010183660A (ja) ステータ、ブラシレスモータ、ステータの製造方法、及び、ブラシレスモータの製造方法
KR20170045663A (ko) 버스바 및 이를 포함하는 모터
CN108702054A (zh) 轴向间隙型旋转电机
JP2019062583A (ja) ステータユニット、モータ及びステータユニットの製造方法
JP2007221882A (ja) ステータのコアモジュールおよびボビン
JP6514978B2 (ja) ステータ、モータおよびステータの製造方法
JP2016019410A (ja) 回転電機のステータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5730532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250