JP2007221882A - ステータのコアモジュールおよびボビン - Google Patents

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【課題】太いコイルを巻回する場合でもボビンが破損しないようにするとともに、ボビンの形状を小型にし、かつコイルの占積率を向上させる。
【解決手段】ボビン2は、分割コアの端面に当接する板状の基部2を有し、この基部2aは、上部に設けられた鍔部2bと、下部に設けられた鍔部2gと、一端が上方へ開口し他端が側方へ開口するように形成された溝部2dとを備える。溝部2dには、複数本のコイル4の巻始め部4aが収納され、溝部2dの上方開口部2eから巻始め部4aの一方側が引き出されるとともに、溝部2dの側方開口部2fから巻始め部4aの他方側が引き出される。側方開口部2fから引き出されたコイル4は、分割コアの側面を周回して、ボビン2における鍔部2b,2gの間に溝部2dを跨いで巻回される。
【選択図】図8

Description

本発明は、電動機のステータを構成する分割コアにコイルが巻回されたコアモジュールに関し、またこれに用いられるボビンに関するものである。
電動機においてコイルの占積率を上げるため、環状に連結した分割コアから構成されるステータが用いられている。図13は、このようなステータの一例を示している。ステータ50は、周方向に連結された複数の分割コア51と、この分割コア51に装着されるボビン52とを備えている。各分割コア51は、ヨーク部51aとティース部51bとを有するT字形状の積層鋼板から構成されており、ティース部51bにボビン52が装着されている。ボビン52は、一対の鍔部52aと筒状の胴部52bとを備えており、胴部52bにコイル53が巻回されている。このような構造の電動機においては、コイル53の巻線方式は分割コア51ごとに個別に巻線が施される集中巻きとなる。
ところで、コイル53をボビン52に巻回する場合、図14に示すように、ボビン52の一方の鍔部52aの内側からコイル53を巻始め、順次2層、3層と巻回してゆくが、コイル53の巻始め部分53aが存在するために、2層目以降の巻回時はdで示す空間にコイル53を巻回することができず、その分コイルの巻回スペースが減少して占積率が低くなり、電動機の性能が低下する。この問題を解決するために、ボビンの鍔部にコイルの巻始め部を収納する溝を設けることが従来から提案されている(後掲の特許文献1〜3)。
図15は、特許文献1に記載されているボビンの構造を示している。図において、60はボビン、61は胴部、62は一方の鍔部、63は他方の鍔部である。鍔部63には、ゆるやかに傾斜した逃げ溝64が形成されており、コイルの巻始め部をこの逃げ溝64に挿入して胴部61にコイルを巻回することによって、コイルはボビン60に高密度に整列して巻かれる。
図16は、特許文献2に記載されているボビンの構造を示している。図において、70はボビン、71は胴部、72は一方の鍔部、73は他方の鍔部である。鍔部73には、ガイド溝74が斜めに形成されており、コイルの巻始め部をこのガイド溝74に挿入して胴部71にコイルを巻回することによって、コイルはボビン70に高密度に整列して巻かれる。
図17は、特許文献3に記載されているボビンの構造を示している。図において、80はボビン、81は胴部、82は一方の鍔部である。鍔部82には、L字状の溝83が形成されており、コイルの巻始め部をこの溝83に挿入して胴部81にコイルを巻回することによって、コイルはボビン80に高密度に整列して巻かれる。
実開平6−13361号公報 特開2004−350449号公報 特開2001−178059号公報
上述した各特許文献においては、いずれも、コイルの巻始め部を収納するための溝部がボビンの鍔部に形成されている。しかしながら、高電圧小電流の電動機に用いられるステータであればコイルは小径のものでよいので、溝部をボビンの鍔部に形成しても問題ないが、低電圧大電流が要求される電動機では、コイルとして大径のものや、芯線を数本束ねたコイルが必要となり、このような太い(体積の大きい)コイルをボビンに巻回する場合は、鍔部に断面積の大きな溝部を形成しなければならず、鍔部の強度が低下する。このため、コイルを溝部へ挿入して巻回する際に、コイルに加わる曲げ力により鍔部が破損するおそれがある。一方、鍔部の強度を確保するために鍔部の厚さを厚くすると、ボビンの形状が大きくなって電動機の小型化を図る上で障害となる。また、従来のボビンでは、筒状の胴部が分割コアのティース部を包囲する構造であるため、胴部の肉厚分によりコイルの巻回スペースが減少し、占積率の向上に限界がある。
本発明は、上記課題を解決するものであって、ボビンの溝部の構造を工夫することにより、太いコイルを巻回する場合でもボビンが破損しないようにするとともに、ボビンの形状を小型にし、かつコイルの占積率を向上させることを目的とする。
本発明では、コアモジュールのボビンは、分割コアの端面に当接する板状の基部と、この基部の上部に設けられた第1の鍔部と、基部の下部に設けられた第2の鍔部と、一端が上方へ開口し他端が側方へ開口するように基部に形成された溝部とを備える。この溝部には、コイルの巻始め部が収納され、当該溝部の上方開口部から巻始め部の一方側が引き出されるとともに、当該溝部の側方開口部から巻始め部の他方側が引き出される。そして、側方開口部から引き出されたコイルが分割コアの側面を周回して、ボビンにおける第1および第2の鍔部の間に溝部を跨いで巻回されるようになっている。
このように、ボビンの基部に一端が上方へ開口し他端が側方へ開口する溝部を形成し、この溝部にコイルの巻始め部を収納して、その一方側を上方開口部から引き出し、他方側を側方開口部から引き出すようにしたことにより、鍔部に溝部を形成する必要がなく、太いコイルを巻回する場合でも鍔部に無理な力が加わらないので、ボビンが破損することがない。また、ボビンは板状の基部が分割コアの端面に当接するだけで、分割コアを包囲する構造にはなっていないので、従来のような筒状の胴部を有するボビンに比べて、形状を小さくすることができるとともに、分割コアの周囲のコイル巻回スペースを多く確保することができ、コイルの占積率が向上する。
本発明のコアモジュールでは、コイルが断面円形の丸線であって、巻始め部が複数本のコイルの束から構成され、当該コイルの束が溝部内に収納されていてもよい。これは、特に低電圧大電流の電動機の場合に有効である。コイルが丸線であれば、複数本を束にしても可撓性が維持されるので、溝部の形状に合わせて容易に曲げることができ、溝部への収納や、溝部からの引き出し、および巻回の作業性が向上する。
また、本発明のボビンでは、第1の鍔部が溝部を挟んで左右に一対設けられており、各鍔部の先端に上方へ突出する突出部が形成されていてもよい。これによると、溝部の上方開口部から引き出されたコイルを、第1の鍔部をガイドとして左右いずれの方向へも容易に配線することができる。
また、本発明のボビンでは、溝部は、上方開口部から側方開口部へ至るまでの間に、緩やかな弧状部を有していてもよい。これによると、コイルを溝部に沿って側方開口部から引き出す場合に、コイルに曲率の大きい曲げ部分が生じないので、コイルにかかるストレスを軽減してコイルの被覆が剥離したりするのを防止できるとともに、コイルの引き出し作業も容易に行うことができる。
本発明によれば、ボビンの鍔部に溝部を形成する必要がないので、太いコイルを巻回する場合でも鍔部に無理な力が加わらず、ボビンの破損を防止することができる。また、ボビンが分割コアを包囲する構造となっていないので、分割コアの周囲のコイル巻回スペースを多く確保することができ、コイルの占積率が向上する。
図1は、本発明の実施形態に係るコアモジュールを示す側面図である。コアモジュールAは、分割コア1と、ボビン2と、ボビン3と、コイル4とから構成される。なお、ボビン2,3のうち、ボビン2が本発明に係るボビンである。図2(a)は、図1を左側からみた場合の正面図、図2(b)は、図1を右側からみた場合の正面図である。なお、図1では、図2の1e,1c,5の部分の図示を省略してある。図3は、コアモジュールAを複数連結して構成されたステータの一部を示した正面図(ボビン2側からみた図)である。以下、コアモジュールAを構成する各部品について説明する。
分割コア1は、図4に示すような構造を有している。図4で(a)は正面図、(b)は右側面図である。図4(a)のように、分割コア1は、ヨーク部1aとティース部1bとを有するT字形状の積層鋼板から構成されており、ティース部1bの下部には左右に突出する突片1cが設けられている。1dはヨーク部1aに形成された凸部、1eはヨーク部1aに形成された凹部である。分割コア1は、後述するように、複数個が環状に連結されてステータを構成する。その際、凸部1dは、分割コア1の左隣の分割コア(図示省略)の凹部と係合し、凹部1eは分割コア1の右隣の分割コア(図示省略)の凸部と係合する。
ボビン2は、図5および図6に示すような構造を有している。図5で(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。図6はボビン2の斜視図である。ボビン2は、分割コア1の一方の端面に当接する扇形の板状の基部2aを有し、基部2aの上部には鍔部2b(第1の鍔部)が設けられているとともに、下部には鍔部2g(第2の鍔部)が設けられている。また、基部2aには、比較的幅広の溝部2dが形成されている。この溝部2dは、一端が上方開口部2eにおいて上方へ開口し、他端が側方開口部2fにおいて側方へ開口するように形成されており、上方開口部2eから側方開口部2fへ至るまでの間に、緩やかな弧状部2hを有している。溝部2dには、図8に示すように、コイル4の巻始め部4aが挿入されるが、その詳細については後述する。鍔部2bは、この溝部2dを挟んで左右に一対設けられており、各鍔部2bの先端には上方へ突出する突出部2cが形成されている。
他方のボビン3は、図7に示すような構造を有している。図7で(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。ボビン3は、分割コア1の他方の端面に当接する扇形の板状の基部3aを有し、基部3aの上部には鍔部3bが設けられているとともに、下部には鍔部3gが設けられている。また、鍔部3bは1つだけ設けられており、鍔部3bの先端には上方へ突出する突出部3cが形成されている。このボビン3には、ボビン2の溝部2dのような溝部は設けられていない。
図1に戻り、コアモジュールAの説明を続ける。ボビン2は、基部2aの背面が接着剤により分割コア1の一方の端面(図の左側端面)に固着されており、これと同様に、ボビン3は、基部3aの背面が接着剤により分割コア1の他方の端面(図の右側端面)に固着されている。コイル4は、図1および図2に示すように、分割コア1のティース部1bを包囲するように巻かれており、ボビン2の部分では、鍔部2bと鍔部2gとの間のスペースに巻回され、ボビン3の部分では、鍔部3bと鍔部3gとの間のスペースに巻回される。このコイル4は、断面が円形の丸線からなり、例えば3本のコイルを1束(電気的には3本のコイルの並列接続体)として巻回される。コイル4とティース部1bとの間には、図2に示すように絶縁シート5が介装される。
図1および図2(a)において、4aはコイル4の巻始め部である。この巻始め部4aは、コイル巻回時に、図8に示したようにボビン2の溝部2dに挿入され、溝部2dの上方開口部2eから巻始め部4aの一方側が引き出され、溝部2dの側方開口部2fから巻始め部4aの他方側が引き出される。側方開口部2fから引き出されたコイル4は、図1で一点鎖線で示すように、分割コア1の側面およびボビン3を周回して、図2(a)に示すようにボビン2の鍔部2b,2gの間に溝部2dを跨いで巻回される。
この場合、図9の断面図で示したように、溝部2dの深さはコイル4(4a)の径と同等かそれより深いので、溝部2dを跨いで巻回されるコイル4が、溝部2dに収納されている巻始め部4aと干渉することはない。したがって、巻始め部4aによる巻回不能なスペースが生じることはなく、図2(a)のようにボビン2の鍔部2b,2gの間にコイル4を密着して巻回することができる。なお、ボビン3側においては巻始め部が存在しないので、ボビン3に溝部がなくても、図2(b)のように鍔部3b,3gの間にコイル4を密着して巻回することができる。4bはコイル4の巻終り部である。
以上のような構造を有するコアモジュールAは、図3で示したように、複数個(例えば15個)が連結されてステータ100を構成する。このステータ100は、例えば3相式の永久磁石電動機に用いられるステータである。コアモジュールAは、U相、V相、W相の各相ごとに設けられ、周方向にU相→V相→W相→U相→V相→W相…の順でコアモジュールAが環状に連結されている。ステータ100の内側には、永久磁石を備えたロータ(図示省略)が配設される。
ボビン2の上方開口部2eから引き出された各相のコイル4の巻始め部4aは、1箇所において共通に接続され、中性点を構成する。この場合、巻始め部4aは図10に示すように、上方開口部2e付近で横方向へ折り曲げられ、ボビン2の基部2aと、鍔部2bの先端に形成された突出部2cとによって幅方向の動きを規制されつつ、所定の位置まで導かれる。一方、図2(b)に示したコイル4の巻終り部4bは、各相ごとにまとめて結線され、電動機のU相端子、V相端子、W相端子の各端子(図示省略)に接続される。
上述した実施形態においては、ボビン2の基部2aに一端が上方へ開口し他端が側方へ開口する溝部2dを形成し、この溝部2dにコイル4の巻始め部4aを収納して、その一方側を上方開口部2eから引き出し、他方側を側方開口部2fから引き出すようにしたことにより、鍔部2b,2gに溝部を形成する必要がなく、太いコイルを巻回する場合でも鍔部2b,2gに無理な力が加わらないので、ボビン2が破損することがない。また、ボビン2は板状の基部2aが分割コア1の端面に当接するだけで、分割コア1を包囲する構造にはなっていないので、図15〜図17のような筒状の胴部61,71,81を有するボビンに比べて、形状を小さくすることができるとともに、分割コア1の周囲のコイル巻回スペースを多く確保することができ、コイル4の占積率が向上する。
また、実施形態に示したコアモジュールAは、低電圧大電流の電動機のステータを構成するものであるため、巻始め部4aが複数本(本例では3本)のコイルの束から構成され、当該コイルの束が溝部2d内に収納されている。また、コイル4は断面円形の丸線から構成されている。コイル4が丸線であれば、複数本を束にしても可撓性が維持されるので、溝部2dの形状に合わせて容易に曲げることができ、溝部2dへの収納や、溝部2dからの引き出し、および巻回の作業性が向上する。
また、上記実施形態では、ボビン2の鍔部2bが溝部2dを挟んで左右に一対設けられており、各鍔部2bの先端に上方へ突出する突出部2cが形成されているので、溝部2dの上方開口部2eから引き出されたコイル4を、ボビン2の基部2aと突出部2cとによって幅方向の動きを規制しつつ、左右いずれの方向へも容易に配線することができる。
また、上記実施形態では、溝部2dは、上方開口部2eから側方開口部2fへ至るまでの間に、緩やかな弧状部2hを有しているので、コイル4を溝部2dに沿って側方開口部2fから引き出す場合に、コイル4に曲率の大きい曲げ部分が生じることがなく、コイル4にかかるストレスを軽減してコイルの被覆(エナメル等)が剥離したりするのを防止できるとともに、コイル4の引き出し作業も容易に行うことができる。
本発明は、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、溝部2dは緩やかな弧状部2hを有するように形成されているが、図11に示すように、弧状部のないストレートな溝部2d’を形成してもよい。
また、上記実施形態では、3本のコイルを1束にして溝部2dへ収納したが、束にするコイルの本数は任意であり、例えば図12(a)に示すように、4本のコイルを1束として溝部2dへ収納してもよい。また、図9や図12(a)のように複数本のコイルを平面的に並べて溝部2dへ収納する以外に、図12(b)に示すように、複数本のコイルを立体的に束ねて溝部2dへ収納するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、永久磁石電動機のステータを構成するコアモジュールを例に挙げたが、本発明は、永久磁石電動機だけでなく、これ以外の各種電動機にも適用することができる。
本発明に係るコアモジュールを示す側面図である。 同コアモジュールを示す正面図である。 複数のコアモジュールからなるステータの一部を示す正面図である。 分割コアの構造を示す正面図および右側面図である。 本発明に係るボビンの構造を示す正面図、上面図および右側面図である。 同ボビンの斜視図である。 他のボビンの構造を示す正面図、上面図および右側面図である。 ボビンの溝部にコイルを挿入した状態を示す斜視図である。 溝部付近の断面図である。 溝部から引き出したコイルを折り曲げた状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態によるボビンの正面図である。 溝部でのコイル挿入状態の他の例を示す断面図である。 分割コアから構成されるステータの一例を示す図である。 コイルの占積率の低下を説明する図である。 従来のボビンを示す斜視図である。 従来のボビンを示す斜視図である。 従来のボビンを示す斜視図である。
符号の説明
A コアモジュール
1 分割コア
2 ボビン
2a 基部
2b 鍔部
2c 突出部
2d、2d’ 溝部
2e 上方開口部
2f 側方開口部
2g 鍔部
2h 弧状部
4 コイル
4a 巻始め部
100 ステータ

Claims (5)

  1. 電動機のステータを構成する複数の分割コアと、この分割コアのそれぞれに装着されるボビンと、このボビンを介して分割コアに巻回されるコイルとを備えたコアモジュールであって、
    前記ボビンは、
    分割コアの端面に当接する板状の基部と、
    前記基部の上部に設けられた第1の鍔部と、
    前記基部の下部に設けられた第2の鍔部と、
    一端が上方へ開口し他端が側方へ開口するように前記基部に形成された溝部とを備え、
    前記溝部には、前記コイルの巻始め部が収納され、当該溝部の上方開口部から巻始め部の一方側が引き出されるとともに、当該溝部の側方開口部から巻始め部の他方側が引き出され、前記側方開口部から引き出されたコイルが分割コアの側面を周回して、前記ボビンにおける第1および第2の鍔部の間に前記溝部を跨いで巻回されていることを特徴とするステータのコアモジュール。
  2. 請求項1に記載のコアモジュールにおいて、
    前記コイルが断面円形の丸線であって、巻始め部が複数本のコイルの束から構成され、当該コイルの束が前記溝部内に収納されていることを特徴とするステータのコアモジュール。
  3. 電動機のステータを構成する複数の分割コアのそれぞれに装着されるコイル巻回用のボビンであって、
    分割コアの端面に当接する板状の基部と、
    前記基部の上部に設けられた第1の鍔部と、
    前記基部の下部に設けられた第2の鍔部と、
    一端が上方へ開口し他端が側方へ開口するように前記基部に形成された溝部とを備え、
    前記溝部には、前記コイルの巻始め部が収納され、当該溝部の上方開口部から巻始め部の一方側が引き出されるとともに、当該溝部の側方開口部から巻始め部の他方側が引き出され、前記側方開口部から引き出されたコイルが分割コアの側面を周回して、前記第1および第2の鍔部の間に前記溝部を跨いで巻回されるようにしたことを特徴とするボビン。
  4. 請求項3に記載のボビンにおいて、
    前記第1の鍔部は、前記溝部を挟んで左右に一対設けられており、各鍔部の先端に上方へ突出する突出部が形成されていることを特徴とするボビン。
  5. 請求項3または請求項4に記載のボビンにおいて、
    前記溝部は、前記上方開口部から側方開口部へ至るまでの間に、緩やかな弧状部を有していることを特徴とするボビン。
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