JP2009177970A - ステータ、モータおよび圧縮機 - Google Patents

ステータ、モータおよび圧縮機 Download PDF

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【課題】ステータコアの油戻りの通路を確保しつつ、インシュレータの剛性を保持でき、コイルの巻線状態を良好な状態に維持できるステータを提供する。
【解決手段】インシュレータ51の環状部55の外周面には、ステータコアの円筒部の油通過溝を塞がないように、切り込み部52が設けられている。この通路によりステータコアの油戻りの通路が確保できる。
【選択図】図3

Description

この発明は、ステータ、モータおよび圧縮機に関する。
従来、ステータとしては、ステータコアと、このステータコアの軸方向の端面に取り付けられたインシュレータとを備えたものがある(特開2003−319593号公報:特許文献1参照)。
上記ステータコアは、円筒部と、この円筒部の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティース部とを有している。
上記インシュレータは、環状部と、この環状部の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数の歯部とを有している。この環状部の外周面は、円形である。
特開2003−319593号公報
しかしながら、上記従来のステータでは、上記ステータコアの上記円筒部の外周面に、油戻りの通路を設けると、この油戻りの通路が、上記インシュレータにより、塞がれる問題があった。
そこで、この発明の課題は、ステータコアの油戻りの通路を確保しつつ、インシュレータの剛性を保持でき、コイルの巻線状態を良好な状態に維持できるステータ、このステータを用いたモータ、および、このモータを用いた圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のステータは、
ステータコアと、
このステータコアの軸方向の端面に取り付けられたインシュレータと
を備え、
上記ステータコアは、円筒部と、この円筒部の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティース部とを有し、
上記円筒部は、上記ティース部の径方向外側の位置に、外周面から切り欠いた油通過溝を有し、
上記インシュレータは、環状部と、この環状部の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数の歯部とを有し、
上記環状部の外周面には、上記円筒部の上記油通過溝を塞がないように、上記歯部の径方向外側の位置に切り込み部が設けられていることを特徴としている。
この発明のステータによれば、上記インシュレータの上記環状部の外周面には、上記ステータコアの上記円筒部の上記油通過溝を塞がないように、上記切り込み部が設けられているので、上記油通過溝は、上記インシュレータに塞がれず、油戻りの通路を確保できる。
また、油戻りの通路を確保したまま、上記環状部の径方向の幅を大きくできるので、上記環状部の剛性を保持できて、上記インシュレータの剛性を保持できる。
また、上記インシュレータの剛性を保持できるので、上記ステータコアおよび上記インシュレータに巻回されるコイルの巻線状態を良好な状態に維持できる。
また、上記切り込み部の分だけ、上記インシュレータの材料を軽減できて、コストダウンを図れる。
また、一実施形態のステータでは、上記切り込み部の形状は、軸方向からみて、上記油通過溝の形状に対応している。
この実施形態のステータによれば、上記切り込み部の形状は、軸方向からみて、上記油通過溝の形状に対応しているので、上記切り込み部を必要最低限の大きさにできて、上記インシュレータの剛性を一層確実に保持できる。
また、一実施形態のステータでは、上記インシュレータは、上記環状部の軸方向の端面に立てられた円筒状の壁部を有する。
この実施形態のステータによれば、上記インシュレータは、上記環状部の軸方向の端面に立てられた円筒状の壁部を有するので、巻線ノズルによって、上記ステータコアおよび上記インシュレータにコイルを巻回する際に、巻線ノズルの先端の軌跡を円形としても、上記円筒状の壁部は、巻線ノズルの走行の邪魔にならない。
また、一実施形態のステータでは、上記壁部における上記歯部の径方向外側に位置する部分は、上記歯部の幅以上に、切り欠かれている。
この実施形態のステータによれば、上記壁部における上記歯部の径方向外側に位置する部分は、上記歯部の幅以上に、切り欠かれているので、上記壁部の上記油通過溝に対する干渉を防止して、油戻りの通路を一層確実に確保できる。また、上記壁部において切り欠かれている部分だけ、上記インシュレータの材料を軽減できて、コストダウンを図れる。
また、一実施形態のステータでは、
上記ステータコアおよび上記インシュレータに巻回されたコイルを備え、
上記コイルの一部の配線は、軸方向からみて、上記油通過溝に重ならないように、上記配線の少なくとも一部は、上記壁部の内側を這わされている。
ここで、上記配線とは、例えば、リード線や渡り線である。上記リード線とは、例えば基板に接続されて、外部から電流を供給される配線である。上記渡り線とは、上記コイルの各相を接続する配線である。
この実施形態のステータによれば、上記コイルの一部の配線は、軸方向からみて、上記油通過溝に重ならないように、上記配線の少なくとも一部は、上記壁部の内側を這わされているので、上記配線の上記油通過溝に対する干渉を防止して、油戻りの通路を一層確実に確保できる。
また、一実施形態のステータでは、上記壁部の内側を這わされている上記配線は、中性線で押さえられている。
この実施形態のステータによれば、上記壁部の内側を這わされている上記配線は、中性線で押さえられているので、上記配線の上記油通過溝への進入を防止して、油戻りの通路を一層確実に確保できる。また、上記配線がロータやステータの外周側に配置された密閉容器に接触することを防ぐことができる。
また、この発明のモータは、
ロータと、
このロータの外周側を囲むように配置された上記ステータと
を備えることを特徴としている。
この発明のモータによれば、上記ステータを備えるので、油戻りの通路を確保して油面切れを防止する。
また、この発明の圧縮機は、
密閉容器と、
この密閉容器内に配置された圧縮機構部と、
上記密閉容器内に配置されると共に上記圧縮機構部を駆動する上記モータと
を備えることを特徴としている。
この発明の圧縮機によれば、上記モータを備えるので、油戻りの通路を確保して油面切れを防止する。
また、一実施形態の圧縮機では、上記密閉容器内の冷媒は、二酸化炭素である。
この実施形態の圧縮機によれば、上記冷媒は、二酸化炭素であり、R410AやR22等に比べ、密閉容器内の圧力が高くなり、高粘度の油を使う必要がある。高粘度の油を使うと、油が上記圧縮機構部に戻り難いため、上記ステータコアの上記油通過溝を大きくする必要がある。上記油通過溝を大きくしても、上記切り込み部が設けられているので、上記油通過溝は、上記インシュレータに塞がれず、油戻りの通路を確保できる。
この発明のステータによれば、上記インシュレータの上記環状部の外周面には、上記ステータコアの上記円筒部の上記油通過溝を塞がないように、上記切り込み部が設けられているので、ステータコアの油戻りの通路を確保しつつ、インシュレータの剛性を保持でき、コイルの巻線状態を良好な状態に維持できる。
この発明のモータによれば、上記ステータを備えるので、油戻りの通路を確保して油面切れを防止する。
この発明の圧縮機によれば、上記モータを備えるので、油戻りの通路を確保して油面切れを防止する。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の圧縮機の一実施形態である縦断面図を示している。この圧縮機は、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮機構部2およびモータ3とを備えている。この圧縮機は、ロータリ圧縮機である。
上記密閉容器1の下側側方に、吸入管11を接続する一方、密閉容器1の上側に吐出管12を接続している。上記吸入管11から供給される冷媒は、上記圧縮機構部2の吸込側に導かれる。この冷媒は、二酸化炭素であるが、R410AやR22等であってもよい。
上記モータ3は、上記圧縮機構部2の上側に配置され、上記圧縮機構部2を回転軸4を介して駆動する。上記モータ3は、上記圧縮機構部2から吐出された高圧の冷媒が満たされる上記密閉容器1内の高圧領域に配置されている。
上記圧縮機構部2は、シリンダ状の本体部20と、この本体部20の上下の開口端のそれぞれに取り付けられた上端部8および下端部9とを備える。
上記回転軸4は、上端部8および下端部9を貫通して、本体部20の内部に挿入されている。上記回転軸4は、圧縮機構部2の上端部8に設けられた軸受21と、圧縮機構部2の下端部9に設けられた軸受22により回転自在に支持されている。
上記本体部20内の回転軸4にクランクピン5が設けられ、このクランクピン5に嵌合されて駆動されるピストン6とそれに対応するシリンダとの間に形成された圧縮室7により圧縮を行う。ピストン6は、偏芯した状態で回転し、または、公転運動を行い、圧縮室7の容積を変化させる。
上記モータ3は、上記回転軸4に固定された円筒形状のロータ30と、上記ロータ30の外周側を囲むように配置されたステータ40とを有する。上記ステータ40は、上記ロータ30の径方向外側にエアギャップを介して配置されている。つまり、上記モータ3は、インナーロータ型のモータである。
上記ステータ40は、上記密閉容器1に、溶接により固定されている。この溶接箇所は、上記ステータ40の上下2断面にて各3ケ所に、設けられている。なお、溶接数は、上記モータ3の重量や固有振動数等により決めればよく、また、上記ステータ40の上記密閉容器1への固定方法は、圧入や焼嵌めでもよい。
上記ロータ30は、ロータコア31と、このロータコア31に軸方向に埋め込まれると共に周方向に配列された磁石32とを有する。
上記ステータ40は、ステータコア41と、このステータコア41の軸方向の両端面に取り付けられたインシュレータ51と、上記ステータコア41および上記インシュレータ51に巻回されたコイル50とを有する。
図2の平面図に示すように、上記ステータコア41は、円筒部45と、この円筒部45の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された9つのティース部46とを有する。
上記コイル50は、複数の上記ティース部46に渡って巻かれておらず各ティース部46に巻かれている集中巻きである。なお、図2では、仮想線にて、上記コイル50を一部のみ描いている。
上記ステータコア41は、内周側に開口すると共に周方向に配列された9つのスロット部47を有する。つまり、このスロット部47は、隣り合う上記ティース部46の間に形成される。
上記円筒部45は、上記ティース部46の径方向外側の位置に、外周面から切り欠いた油通過溝42を有する。この油通過溝42は、上記円筒部45の軸方向両端面を貫通する。この油通過溝42は、略半円形に形成されている。この油通過溝42は、上記各ティース部46に対応して、9つ設けられている。この油通過溝42は、例えば、冷媒や油を通す通路や、冷却用通路に利用される。
図3の平面図に示すように、上記インシュレータ51は、環状部55と、この環状部55の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された9つの歯部56と、上記環状部55の軸方向の端面に立てられた円筒状の壁部57とを有している。
上記インシュレータ51は、例えば、液晶ポリマー(LCP)やポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリイミドやポリエステル等の耐熱性のよい樹脂材料からなる。
上記インシュレータ51は、上記ステータコア41と上記コイル50との間に挟持され、上記ステータコア41と上記コイル50とを絶縁している。
上記インシュレータ51の上記環状部55は、上記ステータコア41の上記円筒部45に対向して接触し、上記インシュレータ51の上記複数の歯部56は、それぞれ、上記ステータコア41の上記複数のティース部46に対向して接触している。
上記ステータコア41の上記ティース部46と、上記インシュレータ51の上記歯部56とは、上記ステータコア41の軸方向からみて、略同じ形状である。
上記環状部55の外周面には、上記円筒部45の上記油通過溝42を塞がないように、上記歯部56の径方向外側の位置に切り込み部52が設けられている。この切り込み部52は、上記環状部55の軸方向両端面を貫通する。この切り込み部52は、上記各歯部56に対応して、9つ設けられている。
この切り込み部52は、略半円形に形成されている。つまり、上記切り込み部52の形状は、軸方向からみて、上記油通過溝42の形状に対応している。
上記壁部57における上記歯部56の径方向外側に位置する部分は、上記歯部56の幅以上に、切り欠かれている。つまり、上記歯部56の径方向外側には、上記壁部57は、存在しない。
図4の平面図に示すように、上記コイル50の一部の配線50aは、軸方向からみて、上記油通過溝42に重ならないように、上記配線50aの少なくとも一部は、上記壁部57の内側を這わされている。
ここで、上記配線50aとは、例えば、リード線や渡り線である。上記リード線とは、例えば図示しない基板に接続されて、外部から電流を供給される配線である。上記渡り線とは、上記コイルの各相を接続する配線である。この渡り線には、それぞれ、U相、V相およびW相の三相の電流が流される。
上記壁部57の内側を這わされている上記配線50aは、中性線50bで、上側から押さえられている。なお、図4では、中性点へ集約される渡り線は、省略して描いている。また、中性点を収納した絶縁キャップは、実際には、隣り合うコイル間の隙間に、嵌め込んで固定される。
上記構成のステータによれば、上記インシュレータ51の上記環状部55の外周面には、上記ステータコア41の上記円筒部45の上記油通過溝42を塞がないように、上記切り込み部52が設けられているので、上記油通過溝42は、上記インシュレータ51に塞がれず、油戻りの通路を確保できる。
また、油戻りの通路を確保したまま、上記環状部55の径方向の幅を大きくできるので、上記環状部55の剛性を保持できて、上記インシュレータ51の剛性を保持できる。
また、上記インシュレータ51の剛性を保持できるので、上記ステータコア41および上記インシュレータ51に巻回されるコイル50の巻線状態を良好な状態に維持できる。
また、上記切り込み部52の分だけ、上記インシュレータ51の材料を軽減できて、コストダウンを図れる。
また、上記切り込み部52の形状は、軸方向からみて、上記油通過溝42の形状に対応しているので、上記切り込み部52を必要最低限の大きさにできて、上記インシュレータ51の剛性を一層確実に保持できる。
また、上記インシュレータ51は、上記環状部55の軸方向の端面に立てられた円筒状の壁部57を有するので、巻線ノズルによって、上記ステータコア41および上記インシュレータ51にコイル50を巻回する際に、巻線ノズルの先端の軌跡を軸方向からみて円形としても、上記円筒状の壁部57は、巻線ノズルの走行の邪魔にならない。
また、上記壁部57における上記歯部56の径方向外側に位置する部分は、上記歯部56の幅以上に、切り欠かれているので、上記壁部57の上記油通過溝42に対する干渉を防止して、油戻りの通路を一層確実に確保できる。また、上記壁部57において切り欠かれている部分だけ、上記インシュレータ51の材料を軽減できて、コストダウンを図れる。
また、上記コイル50の一部の配線50aは、軸方向からみて、上記油通過溝42に重ならないように、上記配線50aの少なくとも一部は、上記壁部57の内側を這わされているので、上記配線50aの上記油通過溝42に対する干渉を防止して、油戻りの通路を一層確実に確保できる。
また、上記壁部57の内側を這わされている上記配線50aは、中性線50bで押さえられているので、上記配線50aの上記油通過溝42への進入を防止して、油戻りの通路を一層確実に確保できる。また、上記配線50aがロータ30やステータ40の外周側に配置された密閉容器1に接触することを防ぐことができる。
上記構成のモータによれば、上記ステータ40を備えるので、油戻りの通路を確保して油面切れを防止する。
上記構成の圧縮機によれば、上記モータ3を備えるので、油戻りの通路を確保して油面切れを防止する。
また、上記冷媒は、二酸化炭素であり、R410AやR22等に比べ、密閉容器1内の圧力が高くなり、高粘度の油を使う必要がある。この油は、例えば、(ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコール等の)ポリアルキレングリコールや、エーテル油や、鉱油である。高粘度の油を使うと、油が上記圧縮機構部2に戻り難いため、上記ステータコア41の上記油通過溝42を大きくする必要がある。上記油通過溝42を大きくしても、上記切り込み部52が設けられているので、上記油通過溝42は、上記インシュレータ51に塞がれず、油戻りの通路を確保できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、圧縮機構部として、ロータリタイプ以外に、スクロールタイプやレシプロタイプを用いてもよい。また、コイルを、複数のティースにわたって巻いた、いわゆる分布巻きとしてもよい。また、油通過溝および切り込み部の数の増減は、自由である。また、油通過溝および切り込み部の形状は、半円形以外に、半楕円形や多角形であってもよい。また、インシュレータとしては、隣り合う歯部の間に、ステータコア側に伸びる突起部が、設けられていてもよく、この突起部は、ステータコアのスロット部の輪郭に対応して形成され、スロット部に挿入されて、スロット部の輪郭面とコイルとを電気的に絶縁する。
本発明の圧縮機の一実施形態を示す縦断面図である。 ステータコアの平面図である。 インシュレータの平面図である。 ステータの平面図である。
符号の説明
1 密閉容器
2 圧縮機構部
3 モータ
4 回転軸
5 クランクピン
6 ピストン
7 圧縮室
8 上端部
9 下端部
11 吸入管
12 吐出管
20 本体部
21,22 軸受
30 ロータ
31 ロータコア
32 磁石
40 ステータ
41 ステータコア
42 油通過溝
45 円筒部
46 ティース部
47 スロット部
50 コイル
50a 配線
50b 中性線
51 インシュレータ
52 切り込み部
55 環状部
56 歯部
57 壁部

Claims (9)

  1. ステータコア(41)と、
    このステータコア(41)の軸方向の端面に取り付けられたインシュレータ(51)と
    を備え、
    上記ステータコア(41)は、円筒部(45)と、この円筒部(45)の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティース部(46)とを有し、
    上記円筒部(45)は、上記ティース部(46)の径方向外側の位置に、外周面から切り欠いた油通過溝(42)を有し、
    上記インシュレータ(51)は、環状部(55)と、この環状部(55)の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数の歯部(56)とを有し、
    上記環状部(55)の外周面には、上記円筒部(45)の上記油通過溝(42)を塞がないように、上記歯部(56)の径方向外側の位置に切り込み部(52)が設けられていることを特徴とするステータ。
  2. 請求項1に記載のステータにおいて、
    上記切り込み部(52)の形状は、軸方向からみて、上記油通過溝(42)の形状に対応していることを特徴とするステータ。
  3. 請求項1または2に記載のステータにおいて、
    上記インシュレータ(51)は、上記環状部(55)の軸方向の端面に立てられた円筒状の壁部(57)を有することを特徴とするステータ。
  4. 請求項3に記載のステータにおいて、
    上記壁部(57)における上記歯部(56)の径方向外側に位置する部分は、上記歯部(56)の幅以上に、切り欠かれていることを特徴とするステータ。
  5. 請求項3または4に記載のステータにおいて、
    上記ステータコア(41)および上記インシュレータ(51)に巻回されたコイル(50)を備え、
    上記コイル(50)の一部の配線(50a)は、軸方向からみて、上記油通過溝(42)に重ならないように、上記配線(50a)の少なくとも一部は、上記壁部(57)の内側を這わされていることを特徴とするステータ。
  6. 請求項5に記載のステータにおいて、
    上記壁部(57)の内側を這わされている上記配線(50a)は、中性線(50b)で押さえられていることを特徴とするステータ。
  7. ロータ(30)と、
    このロータ(30)の外周側を囲むように配置された請求項1から6の何れか一つに記載のステータ(40)と
    を備えることを特徴とするモータ。
  8. 密閉容器(1)と、
    この密閉容器(1)内に配置された圧縮機構部(2)と、
    上記密閉容器(1)内に配置されると共に上記圧縮機構部(2)を駆動する請求項7に記載のモータ(3)と
    を備えることを特徴とする圧縮機。
  9. 請求項8に記載の圧縮機において、
    上記密閉容器(1)内の冷媒は、二酸化炭素であることを特徴とする圧縮機。
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