JP2017153248A - モータおよびモータを用いた圧縮機 - Google Patents

モータおよびモータを用いた圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の口出線を有するモータであって、口出線を所望の位置に、所望の姿勢で配置することが容易な、取付作業性に優れたモータを提供する。【解決手段】モータは、複数の口出線を備えたモータである。口出線は、第1U相口出線210および第2U相口出線220を含む。第1U相口出線210は、絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体である。第2U相口出線220は、ステータコイル116から直出しされる直出線である。第2U相口出線220は、第1U相口出線210に巻きつけられている。【選択図】図4

Description

本発明は、モータおよびモータを用いた圧縮機に関する。
従来、複数の口出線を有するモータが知られている(例えば、特許文献1(特開2010−213527号公報))。このようなモータには、口出線として、絶縁被覆された、編組導体やより線導体(導体である編組線又はより線を、絶縁被覆した電線)が広く利用されている。
口出線が、モータのステータやモータを収容するケーシング内の各種部材等に接触し、運転中の振動により擦れると、口出線の絶縁が破壊される場合がある。そのため、口出線は、モータを収容するケーシング内に、モータのステータ等に接触しないように配置される。
ところで、モータを使用する各種機器には、高能力化や、機器サイズの小型化が求められる場合が多い。このようなモータを使用する各種機器に対するニーズに応えるため、モータを収容するケーシングにおいて、より狭いスペースに口出線を配置することが求められている。狭いスペースに口出線を配置する場合、口出線とモータのステータ等との接触を防止するため、口出線を所望の位置に、所望の姿勢で配置することが特に求められる。
しかし、口出線に使用される、絶縁被覆された、編組導体やより線導体は、可撓性が高く、振動が吸収されやすい反面、クセ付けしにくい(変形させても、その形状が維持されにくい)という特徴がある。そのため、口出線を所望の位置に所望の姿勢で配置する際には、口出線の長さを厳密に管理する必要がある、口出線の接続作業の作業時間が長くなりやすい、というような取付作業性に関する問題が生じやすい。
本発明の課題は、複数の口出線を有するモータであって、口出線を所望の位置に、所望の姿勢で配置することが容易な、取付作業性に優れたモータを提供することにある。
また、本発明の他の課題は、このようなモータを備えた圧縮機を提供することにある。
本発明の第1観点に係るモータは、複数の口出線を有するモータである。口出線は、少なくとも第1口出線および第2口出線を含む。第1口出線は、絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体である。第2口出線は、コイルから直出しされる直出線であり、第1口出線に巻き付けられている。
本発明の第1観点に係るモータでは、クセ付けのしにくい第1口出線(絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体)に、クセ付けのし易い第2口出線(直出線)が巻き付けられている。そのため、第1口出線を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することが容易であり、取付作業性に優れたモータが実現される。
また、ここでは、全ての口出線を第1口出線とするのではなく、一部の口出線を直出線としているため、口出線が嵩張りにくい。そのため、限られたスペース内に、多くの口出線を配置することが容易である。
また、ここでは、一部の口出線を柔軟性に優れた第1口出線としているため、全ての口出線を直出線とする場合に比べ、口出線の振動が吸収されやすい。さらに、一部の口出線が強度の比較的高い第1口出線であるため、口出線に仮に引張力等が負荷される場合にも、破損等が生じにくい。
本発明の第2観点に係るモータは、第1観点に係るモータであって、第1口出線および第2口出線は、同一の相に接続される。
本発明の第2観点に係るモータでは、第1口出線と、第1口出線に巻き付けられる第2口出線とが同一の相に接続されため、口出線の誤接続を防止することが可能で、かつ、口出線の接続作業の作業性を向上させることができる。
本発明の第3観点に係るモータは、第1観点又は第2観点に係るモータであって、第1口出線には、コイルとの接続部に絶縁キャップが巻き付けられる。
本発明の第3観点に係るモータでは、第1口出線とコイルとの接続部に、絶縁キャップが巻き付けられる。一方、第2口出線は、直出線であって接続部がないため、絶縁キャップが不要である。口出線の一部を直出線としているため、口出線を全て第1口出線とする場合に比べて絶縁キャップの個数を削減し、モータの組立作業を減らすことが可能で、モータの製造コストを低減できる。
本発明の第4観点に係るモータは、第1観点から第3観点のいずれかに係るモータであって、口出線は、第3口出線を更に含む。第3口出線は、コイルから直出しされる直出線であり、第1口出線に巻き付けられている。
本発明の第4観点に係るモータでは、1本の第1口出線に、2本の直出線が巻きつけられているため、より容易に、第1口出線を所望の位置に、所望の姿勢で配置することができる。また、ここでは、1本の第1口出線に2本の直出線を巻きつけているため、口出線が特に嵩張りにくい。そのため、限られたスペースの内に、多くの口出線を配置することが特に容易である。
本発明の第5観点に係るモータは、第1観点から第4観点のいずれかに係るモータであって、第1口出線の絶縁被覆は編組構造である。
本発明の第5観点に係るモータでは、特にクセ付けのしにくい(言い換えれば柔軟性の高い)、編組構造の絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体が、第1口出線に用いられる場合にも、第1口出線を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することができ、取付作業性に優れたモータが実現される。
本発明の第6観点に係る圧縮機は、第1観点から第5観点のいずれかに係るモータと、モータにより駆動される圧縮機構と、を備える。
本発明の第6観点に係る圧縮機では、口出線を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することの可能なモータが用いられる。そのため、圧縮機の高容量化や、圧縮機のサイズの小型化が求められる場合にも、口出線と、モータのステータや圧縮機内の各種部材との接触を防止できる。
本発明の第1観点に係るモータでは、クセ付けのしにくい第1口出線(絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体)に、クセ付けのし易い第2口出線(直出線)が巻き付けられている。そのため、第1口出線を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することが容易であり、取付作業性に優れたモータが実現される。
本発明の第2観点に係るモータでは、口出線の誤接続を防止することが可能で、かつ、口出線の接続作業の作業性を向上させることができる。
本発明の第3観点に係るモータでは、口出線の一部を直出線としているため、口出線を全て第1口出線とする場合に比べて絶縁キャップの個数を削減し、モータの組立作業を減らすことが可能で、モータの製造コストを低減することができる。
本発明の第4観点に係るモータでは、より容易に、第1口出線を、圧縮機内の所望の位置に、所望の姿勢で配置することができる。
本発明の第5観点に係るモータでは、特にクセ付けのしにくい、編組構造の絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体が、第1口出線に用いられる場合にも、第1口出線を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することができ、取付作業性に優れたモータが実現される。
本発明の第6観点に係る圧縮機では、口出線を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することができるモータが用いられる。そのため、圧縮機の高容量化や、圧縮機のサイズの小型化が求められる場合にも、口出線と、モータのステータや圧縮機内の各種構成部材との接触を防止できる。
本発明の一実施形態に係るモータを備えた圧縮機の概略縦断面図である。 図1の圧縮機のケーシングの円筒部材を上方から見た概略平面図である。 図1のモータの口出線の模式図である。 図3の口出線において、第2口出線が第1口出線に巻き付けられた状態を描画した図である。特に、図4では、第2U相口出線が、第1U相口出線に巻きつけられた状態を描画している。 図1の圧縮機のターミナルを、圧縮機のケーシング内部であって、ターミナルピンが延びる方向から見た側面図である。 図1の圧縮機における、ターミナルと口出線との接続状態を描画した図である。図6は、ターミナルを、ターミナルピンが延びる方向に沿って、ケーシング内部から見た図である。 変形例Cのモータの口出線の模式図である。
本発明の一実施形態に係るモータ100およびモータ100を備えた圧縮機10を、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施形態は、実施例に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(1)全体構成
本発明の一実施形態に係るモータ100について説明する。また、本発明の一実施形態に係る圧縮機10について説明する。ここでは、モータ100は、圧縮機10用のモータである。ここでは、圧縮機10は、スクロール圧縮機である。ただし、圧縮機10のタイプは、これに限定されるものではなく、例えばロータリ圧縮機等であってもよい。圧縮機10は、例えば、空気調和装置の室外機に使用され、空気調和装置の冷媒回路の一部を構成する。
図1は、本発明の一実施形態に係るモータ100を備えた圧縮機10の概略縦断面図である。圧縮機10は、ケーシング20、圧縮機構30、モータ100、クランク軸50、ターミナル60、および下部軸受90を主に有する。
(2)圧縮機の詳細構成
圧縮機10の説明を通して、モータ100について以下に詳細に説明する。圧縮機10の、モータ100以外の構成(ケーシング20、圧縮機構30、クランク軸50、ターミナル60、および下部軸受90)についても以下に説明する。
なお、以下の説明では、方向や配置を説明するために、「上」、「下」等の表現を用いる場合があるが、特に断りの無い場合、図1中の矢印Aの方向を上とする。また、以下の説明では、平行、直角、水平、垂直等の表現を用いる場合があるが、これには実質的に平行、直角、水平、垂直等である場合を含む。
(2−1)ケーシング
圧縮機10のケーシング20は、上下が開口した円筒状の円筒部材21と、円筒部材21の上端および下端にそれぞれ設けられた上蓋22aおよび下蓋22bと、を有する(図1参照)。円筒部材21と、上蓋22aおよび下蓋22bとは、気密を保つように溶接により固定される。
ケーシング20は、その内部に、圧縮機構30、モータ100、クランク軸50、および下部軸受90を含む圧縮機10の構成機器を収容する(図1参照)。また、ケーシング20の円筒部材21の側面には、ターミナル60が取り付けられる。
ケーシング20の上部には、圧縮機構30の圧縮対象である低圧のガス冷媒を、圧縮機10が接続される冷媒回路から吸入する吸入管23が、ケーシング20の上蓋22aを貫通して設けられる(図1参照)。吸入管23の下端は、後述する圧縮機構30の固定スクロール31に接続される。吸入管23は、圧縮機構30の圧縮室Scと連通する。
ケーシング20の円筒部材21の中間部には、ケーシング20外に吐出されるガス冷媒が通過する吐出管24が設けられる(図1参照)。吸入管23から吸入され、圧縮機構30により圧縮されたガス冷媒は、吐出管24を通過してケーシング20外に吐出される。
ケーシング20の下部には、圧縮機構30やクランク軸50の摺動部分を潤滑するための冷凍機油Lが溜められる、油溜空間25が形成される。油溜空間25の冷凍機油Lは、後述するクランク軸50の内部に形成された給油経路を通って、圧縮機構30やクランク軸50の摺動部分に供給される。圧縮機構30やクランク軸50を潤滑した冷凍機油Lの一部は、後述するモータ100のステータ110の上方に配置される油戻し板26と、円筒部材21との間に形成される、油流路27を通って、ケーシング20の下部の油溜空間25へと戻る(図2参照)。上方から見た時に、油戻し板26は、円筒部材21の内壁から、円筒部材21の中心側に向かって内部に張り出すように突出している(図2参照)。
(2−2)圧縮機構
圧縮機構30は、主に、ハウジング33と、ハウジング33の上方に配置される固定スクロール31と、固定スクロール31とハウジング33との間に配置される可動スクロール32と、を有する(図1参照)。圧縮機構30は、モータ100により駆動される。
圧縮機構30では、固定スクロール31の下面と可動スクロール32の上面とが対向する状態で、固定スクロール31の下面から下方に突出する渦巻状の固定側ラップ31aと、可動スクロール32の上面から上方に突出する渦巻状の可動側ラップ32aとが組み合わされる。その結果、隣接する固定側ラップ31aと可動側ラップ32aとの間には、圧縮室Scが形成される。
可動スクロール32は、その下部に設けられたボス部32bにクランク軸50の偏心部51が挿入されることで、クランク軸50と連結される。クランク軸50は、後述するモータ100のロータ120とも連結されている。モータ100が駆動され、ロータ120と連結されているクランク軸50が回転すると、可動スクロール32は固定スクロール31に対して自転することなく公転する。その結果、圧縮室Sc内の冷媒が圧縮される。圧縮室Scで圧縮された冷媒は、固定スクロール31の上部に形成された吐出口31bから上方に吐出され、固定スクロール31およびハウジング33に形成された、図示しない冷媒通路を通過して、ハウジング33の下方の空間へと流入する。
ハウジング33は、ケーシング20の円筒部材21に圧入され、ハウジング33の外周面の全周が、円筒部材21の内周面に固定されている。ハウジング33の上面には、固定スクロール31が固定される。また、ハウジング33は、可動スクロール32を下方側から支持する。また、ハウジング33の下部には、クランク軸50を軸支する上部軸受35が設けられる(図1参照)。上部軸受35は、クランク軸50の主軸52を回転自在に軸支する。
(2−3)モータ
モータ100は、ターミナル60を介して3相交流電流の供給を受け、圧縮機構30を駆動する。モータ100は、ハウジング33に設けられた上部軸受35と、後述する下部軸受90との間に配置される(図1参照)。
モータ100は、ステータ110(図1参照)と、ロータ120(図1参照)と、口出線(リード線)200(図3参照)と、を主に有する。ステータ110は、円筒状に形成されている。円筒状に形成されたステータ110の内部(中空部)には、僅かな隙間(エアギャップG)を介して、ロータ120が収容される(図1参照)。口出線200は、後述するステータ110のステータコイル116と、ターミナル60と、を結ぶ。
(2−3−1)ステータ
ステータ110は、ステータコア112と、インシュレータ114と、ステータコイル116と、を有する(図1参照)。
ステータコア112は、円筒状に形成されている。ステータコア112は、ケーシング20の円筒部材21の内周面に固定されている。ステータコア112の円筒状の外周面の一部には、径方向中心側に凹む様に切り欠かれた、コアカット部112aが形成されている(図1参照)。油戻し板26と円筒部材21との間に形成される油流路27を下方に向かって通過した冷凍機油Lは、更にコアカット部112aを通過して、ケーシング20の下部の油溜空間25へと戻る。
インシュレータ114は、ステータコア112の上下両端部に取り付けられている。インシュレータ114は、ステータコア112とステータコイル116とを絶縁するために設けられている。
ステータコイル116は、ステータコア112およびインシュレータ114に巻回されている。ステータコイル116は、ターミナル60および口出線200を介して、外部から3相交流電流の供給を受ける。ステータコイル116のU相は、後述する口出線200の第1U相口出線210および第2U相口出線220により、ターミナル60と接続される(図3参照)。ステータコイル116のV相は、口出線200の第1V相口出線230および第2V相口出線240により、ターミナル60と接続される(図3参照)。ステータコイル116のW相は、口出線200の第1W相口出線250および第2W相口出線260により、ターミナル60と接続される(図3参照)。
(2−3−2)ロータ
ロータ120は、ステータ110の中空部に、回転自在に収容されている。ロータ120の中央部には、クランク軸50の主軸52を挿入するための中央穴120aが形成されている(図1参照)。ロータ120の中央穴120aに主軸52が挿入されることで、ロータ120は、クランク軸50を介して可動スクロール32と連結される。
ロータ120には、複数の永久磁石(図示せず)が埋め込まれている。ステータコイル116に電流が供給されると、回転磁界が発生する。ロータ120は、ロータ120に設けられた永久磁石が回転磁界の影響を受けることで回転し、クランク軸50を介して連結される可動スクロール32を回転させる。
ロータ120の下方には、下部バランスウェイト80が取り付けられている。下部バランスウェイト80は、後述する上部バランスウェイト53と共に用いられて、モータ100のロータ120およびクランク軸50を含む回転体の質量分布の不釣合いを解消し、回転体の振動を抑制する。
(2−3−3)口出線
口出線200は、ステータ110のステータコイル116とターミナル60とを結び、ターミナル60に供給された電力を、ステータコイル116へと供給する電線である。口出線200には、第1U相口出線210、第2U相口出線220、第1V相口出線230、第2V相口出線240、第1W相口出線250、および第2W相口出線260を含む(図3参照)。
第1U相口出線210および第2U相口出線220は、一端がターミナル60側のU相に接続され、他端がステータコイル116側のU相に接続される。第1V相口出線230および第2V相口出線240は、一端がターミナル60側のV相に接続され、他端がステータコイル116側のV相に接続される。第1W相口出線250および第2W相口出線260は、一端がターミナル60側のW相に接続され、他端がステータコイル116側のW相に接続される。つまり、ここでは、ステータコイル116のU相、V相、W相は、各々2本の口出線200を介して、ターミナル60のU相、V相、W相と結ばれる。
第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250は、絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体である。言い換えれば、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250は、導体である編組線又はより線を、絶縁被覆した電線である。ここでは、絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体を、第1口出線と呼ぶ。第1口出線の導体材料には、例えば、銅、銅合金、錫メッキ銅等が用いられるが、これに限定されるものではない。第1口出線の絶縁被覆は、例えば、編組構造の絶縁被覆や、チューブ状の絶縁被覆である。第1口出線は、例えばシリコーンゴム絶縁ガラス編組電線である。シリコーンゴム絶縁ガラス編組電線は、導体が、シリコーンゴムで被覆され、更にガラス繊維の編組構造の絶縁被覆で覆われた電線である。ただし、シリコーンゴム絶縁ガラス編組電線は、第1口出線の具体例であって、これに限定されるものではない。
第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250として使用される第1口出線は、可撓性が高く、振動が吸収されやすい。一方で、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250として使用される第1口出線は、クセ付けしにくいという特徴がある。言い換えれば、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250として使用される第1口出線は、変形させても、その形状が維持されにくいという特徴がある。
第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250の、ステータコイル116の電線116aとの接続部には、絶縁キャップ270が巻きつけられる(図3参照)。絶縁キャップ270は、電線116aと、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250のそれぞれと、の接続部を、他の部材から絶縁するための部材である。絶縁キャップ270は、絶縁フィルムを、電線116aと、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250のそれぞれと、の接続部の周囲に巻きつけたものである。
第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260は、ステータコイル116から直出しされる直出線である。ここでは、第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260、すなわち直出線を、第2口出線と呼ぶ。
例えば、第2U相口出線220について説明すると、第2U相口出線220は、電線220aと、絶縁部材220bと、を有する(図4参照)。絶縁部材220bは、例えば、樹脂製の絶縁チューブであり、内部に電線220aが通されている。なお、絶縁部材220bは、絶縁チューブに限定されるものではなく、電線220aの周りに絶縁部材220bとしての絶縁フィルムが巻きつけられていてもよい。第2V相口出線240および第2W相口出線260の詳細構成については、第2U相口出線220と同様であるので、ここでは説明は省略する。
直出線である第2口出線(第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260)は、第1口出線に比べ、クセ付けが容易である。つまり、第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260では、一度変形をさせると、その形状が維持されやすい。
同一の相(U相)に接続される第1U相口出線210および第2U相口出線220は、それぞれ第1口出線および第2口出線である。また、同一の相(V相)に接続される第1V相口出線230および第2V相口出線240は、それぞれ第1口出線および第2口出線である。また、同一の相(W相)に接続される第1W相口出線250および第2W相口出線260は、それぞれ第1口出線および第2口出線である。第2U相口出線220は、第1U相口出線210に巻きつけられている(図3および図6参照)。第2V相口出線240は、第1V相口出線230に巻きつけられている(図3および図6参照)。第2W相口出線260は、第1W相口出線250に巻きつけられている(図3および図6参照)。
第1U相口出線210と第2U相口出線220とを例に説明すれば、第2U相口出線220(第2口出線)は、特に、第1U相口出線210(第1口出線)の、変形させられ曲げられた部分に、巻きつけられている(図4および図6参照、第2V相口出線240および第2W相口出線260についても同様)。このように、クセ付けのしにくい第1U相口出線210(第1口出線)を変形させた部分に、クセ付けのし易い第2U相口出線220(第2口出線)を巻き付けることで、第1U相口出線210(第1口出線)の形状が変形させられた状態で維持されやすい。そのため、第1U相口出線210(第1口出線)を、圧縮機10内の所望の位置に、所望の姿勢で配置することが容易であり、取付作業性に優れたモータ100が実現される。
第1U相口出線210、第2U相口出線220、第1V相口出線230、第2V相口出線240、第1W相口出線250、および第2W相口出線260のターミナル60側の先端には、それぞれ端子280が取り付けられている。端子280は、ターミナル60の、後述するターミナルピン62に固定された端子板63に接続される部材である。端子280は、例えばファストン端子である。ただし、端子280のタイプは、ファストン端子に限定されるものではなく、他のタイプの端子であってもよい。第1U相口出線210に取り付けられた端子280は、後述するターミナル60のU相のターミナルピン62に固定されている一対の端子板63の一方に接続され、第2U相口出線220に取り付けられた端子280は、U相のターミナルピン62に固定されている一対の端子板63の他方に接続される。第1V相口出線230に取り付けられた端子280は、後述するターミナル60のV相のターミナルピン62に固定されている一対の端子板63の一方に接続され、第2V相口出線240に取り付けられた端子280は、V相のターミナルピン62に固定されている一対の端子板63の他方に接続される。第1W相口出線250に取り付けられた端子280は、後述するターミナル60のW相のターミナルピン62に固定されている一対の端子板63の一方に接続され、第2W相口出線260に取り付けられた端子280は、W相のターミナルピン62に固定されている一対の端子板63の他方に接続される。
(2−4)クランク軸
クランク軸50は、モータ100の駆動力を可動スクロール32に伝達する伝動軸である。クランク軸50は、ケーシング20の円筒部材21の軸心に沿って上下方向に延びるように配置され、モータ100のロータ120と、圧縮機構30の可動スクロール32とを連結する(図1参照)。
クランク軸50は、円筒部材21の軸心と中心軸Oが一致する主軸52と、主軸52の中心軸Oに対して(円筒部材21の軸心に対して)偏心した偏心部51とを有する(図1参照)。
偏心部51は、主軸52の上端に配置され、可動スクロール32のボス部32bに連結される。
主軸52は、ハウジング33に設けられた上部軸受35、および、後述する下部軸受90により、回転自在に軸支される。また、主軸52は、上部軸受35と下部軸受90との間で、モータ100のロータ120と連結される。主軸52は、上下方向に延びる中心軸O周りを回転する(図1参照)。主軸52には、上部バランスウェイト53が取り付けられている。上部バランスウェイト53は、ロータ120の上方であって、ハウジング33の下方に配置される(図1参照)。
クランク軸50の内部には、圧縮機構30や、クランク軸50と上部軸受35および下部軸受90との摺動部に冷凍機油Lを供給するための給油経路54が形成されている。油溜空間25の冷凍機油Lは、給油経路54を通って圧縮機構30等に供給される。
(2−5)ターミナル
ターミナル60は、ケーシング20の円筒部材21に取り付けられる。ターミナル60は、主に、ターミナルボディ61と、3本のターミナルピン62と、各ターミナルピン62に2つずつ設けられる端子板63と、を有する(図5参照)。
ターミナルボディ61は、3本のターミナルピン62を支持する部材である。ターミナルボディ61は、円筒部材21に溶接により固定されている。
ターミナルピン62は、円柱状に形成されている。ターミナルピン62は、ケーシング20の外部から、ケーシング20の内部まで、ターミナルボディ61を貫通して延びる。ターミナルピン62は、ケーシング20の外部から、圧縮機10の中心側に向かって、言い換えれば円筒部材21の中心側に向かって延びる。3本のターミナルピン62は、それぞれ他のターミナルピン62と平行に延びる。
各ターミナルピン62のケーシング20の内部側には、それぞれ一対の端子板63が固定されている(図5参照)。各ターミナルピン62に固定される一対の端子板63は、互いに平行に対向する。ターミナルピン62のケーシング20の外部側には、外部電源が接続される。U相のターミナルピン62の端子板63には、第1U相口出線210および第2U相口出線220に取り付けられた端子280が、V相のターミナルピン62の端子板63には、第1V相口出線230および第2V相口出線240に取り付けられた端子280が、W相のターミナルピン62の端子板63には、第1W相口出線250および第2W相口出線260に取り付けられた端子280がそれぞれ接続される。
(2−7)下部軸受
下部軸受90は、クランク軸50を軸支する軸受であって、モータ100の下方に配置される(図1参照)。下部軸受90は、ケーシング20の円筒部材21に固定されている。下部軸受90は、クランク軸50の主軸52を回転自在に軸支する。
(3)スクロール圧縮機の動作説明
圧縮機10の動作について簡単に説明する。
ターミナル60および口出線200を介してステータコイル116に電流が供給され、モータ100が駆動されると、ロータ120が回転し、ロータ120と連結されたクランク軸50が回転する。クランク軸50が回転することで、可動スクロール32が駆動される。可動スクロール32は、自転することなく固定スクロール31に対して公転する。可動スクロール32の公転に伴い、圧縮機構30の圧縮室Scの容積は周期的に変化する。圧縮室Scの容積が増加する際には、低圧のガス冷媒が、吸入管23を通って圧縮室Scに供給される。一方、圧縮室Scの容積が減少する際には、圧縮室Sc内でガス冷媒が圧縮され、最終的に高圧のガス冷媒となる。高圧のガス冷媒は、固定スクロール31の上面の中心付近に位置する吐出口31bから吐出され、固定スクロール31およびハウジング33に形成された図示されない冷媒通路を通過して、ハウジング33の下方の空間へと流入する。圧縮機構30により圧縮された高圧のガス冷媒は、最終的に吐出管24から圧縮機10外に吐出される。
(4)特徴
(4−1)
本実施形態のモータ100は、複数の口出線200を有するモータである。口出線200は、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250を含む。第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250は、第1口出線である。また、口出線200は、第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260を含む。第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260は、第2口出線である。第1口出線である、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250は、絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体である。第2口出線である、第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260は、ステータコイル116から直出しされる直出線である。第2U相口出線220は第1U相口出線210に、第2V相口出線240は第1V相口出線230に、第2W相口出線260は第1W相口出線250に、それぞれ巻きつけられている。
ここでは、クセ付けのしにくい第1口出線(絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体)に、クセ付けのし易い第2口出線(直出線)が巻き付けられている。そのため、第1口出線(第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250)を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することが容易であり、取付作業性に優れたモータ100が実現される。
また、ここでは、全ての口出線200を第1口出線とするのではなく、一部の口出線(第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260)を直出線としているため、口出線200が嵩張りにくい。そのため、限られたスペース内に、多くの口出線200を配置することが容易である。また、モータ100の配置される圧縮機10内に、円筒部材21の内面から、円筒部材21の内部に向かって突出する油戻し板26のような、口出線200の取り回しの障害となる構造物が存在する場合にも、障害となる構造物に配線を接触させることなく、口出線200を配置することが容易である。
また、ここでは、一部の口出線(第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250)を柔軟性に優れた第1口出線としているため、全ての口出線200を直出線とする場合に比べ、口出線200の振動が吸収されやすい。さらに、一部の口出線(第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250)が強度の比較的高い第1口出線であるため、口出線200に仮に引張力等が負荷される場合にも、破損等が生じにくい。
(4−2)
本実施形態のモータ100では、第1U相口出線210と、第1U相口出線210に巻きつけられる第2U相口出線220とは、同一の相(U相)に接続される。また、同様に、第1V相口出線230と、第1V相口出線230に巻きつけられる第2V相口出線240とは、同一の相(V相)に接続される。また、同様に、第1W相口出線250と、第1W相口出線250に巻きつけられる第2W相口出線260とは、同一の相(W相)に接続される。
ここでは、第1口出線と、第1口出線に巻き付けられる第2口出線とが(例えば、第1U相口出線210と、第1U相口出線210に巻きつけられる第2U相口出線220とが)、同一の相に接続されるため、口出線200の誤接続を防止することが可能で、かつ、口出線200の接続作業の作業性を向上させることができる。
(4−3)
本実施形態のモータ100では、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250には、ステータコイル116との接続部に絶縁キャップ270が巻き付けられる。
一方で、第2U相口出線220、第2V相口出線240、および第2W相口出線260は、直出線であって接続部がないため、絶縁キャップ270が不要である。
口出線200の一部を直出線としているため、口出線200を全て第1口出線とする場合に比べて絶縁キャップ270の個数を削減し、モータ100の組立作業を減らすことが可能で、モータ100の製造コストを低減できる。
(4−4)
本実施形態のモータ100では、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250の絶縁被覆は、編組構造である。
ここでは、特にクセ付けのしにくい(言い換えれば柔軟性の高い)、編組構造の絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体が、第1口出線に用いられる場合にも、第1口出線を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することができ、取付作業性に優れたモータが実現される。
(4−5)
本実施形態の圧縮機10は、上記のような特徴を有するモータ100と、モータ100により駆動される圧縮機構30と、を備える。
ここでは、口出線200を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することができるモータ100が用いられる。そのため、圧縮機の高容量化や、圧縮機のサイズの小型化が求められる場合にも、口出線200とモータ100のステータ110や、圧縮機10内の各種部材(例えば油戻し板26)との接触を防止できる。
(5)変形例
以下に上記実施形態の変形例を示す。なお、以下に示す変形例は、互いに矛盾しない範囲で、複数組み合わして適用されてもよい。
(5−1)変形例A
上記実施形態では、第1口出線と、それに巻きつけられる第2口出線とは、ターミナル60の同一の相のターミナルピン62に接続されるが、これに限定されるものではない。例えば、第1口出線には、その第1口出線とは別の相に接続される第2口出線(直出線)が巻きつけられてよい。ただし、第1口出線と、それに巻きつけられる第2口出線とが、ターミナル60の同一の相のターミナルピン62に接続されるよう構成することで、口出線200の誤接続を防止することが容易で、かつ、口出線200の接続作業の作業性を向上させることができる。
(5−2)変形例B
上記実施形態では、相毎に、第1口出線と、それに巻きつけられる第2口出線とが存在するが、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態において、第1U相口出線210および第1W相口出線250だけを第1口出線として、他の口出線220,230,240,250は直出線(第2口出線)としてもよい。そして、例えば、第1U相口出線210に、第2U相口出線220および第1V相口出線230が巻きつけられ、第1W相口出線250に、第2V相口出線240および第2W相口出線260が巻きつけられてもよい。
このように、第1口出線ではない口出線200(すなわち直出線)の本数を増やすことで、口出線200がより嵩張りにくくなり、限られた圧縮機10スペース内に多くの口出線200を配置することが容易になる。
また、例えば、第1V相口出線230をクセ付けする必要がない場合には、第1U相口出線210、第1V相口出線230、および第1W相口出線250に加え、第2V相口出線240も第1口出線としてもよい。つまり、V相に接続される口出線200は、両方共、第1口出線としてもよい。そして、第1V相口出線230に、第2V相口出線240を巻きつけないという構成が採用されてもよい。
(5−3)変形例C
上記実施形態では、口出線200の本数が6本である場合を例に説明したが、口出線200の本数は例示であってこれに限定されるものではない。例えば、3相交流電流がモータに供給される場合において、モータの口出線300の本数は、図7に示す様に各相1本ずつ(計3本)であってもよい。
つまり、変形例Cに係るモータは、複数の口出線300を有するモータである。口出線300は、第1口出線であるU相口出線310、第2口出線であるV相口出線320、および、第3口出線であるW相口出線330を含む(図7参照)。U相口出線310は、絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体である。V相口出線320は、ステータコイル116から直出しされる直出線である。W相口出線330は、ステータコイル116から直出しされる直出線である。V相口出線320およびW相口出線330は、U相口出線310に巻きつけられている。
ここでは、1本の第1口出線(U相口出線310)に、2本の直出線(V相口出線320およびW相口出線330)が巻きつけられているため、より容易に、第1口出線(U相口出線310)を、所望の位置に、所望の姿勢で配置することができる。
また、ここでは、1本の第1口出線(U相口出線310)に2本の直出線(V相口出線320およびW相口出線330)を巻きつけているため、口出線300が特に嵩張りにくい。そのため、限られたスペースに、多くの口出線300を配置することが特に容易である。
(5−4)変形例D
上記実施形態および変形例において、第1口出線に1本又は2本の直出線が巻きつけられる構成を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1口出線には、3本以上の直出線が巻きつけられてよい。
(5−5)変形例E
上記実施形態および変形例において、モータ100は圧縮機用のモータであるが、モータ100は他の用途に用いられるものであってもよい。
本発明は、複数の口出線を有するモータに広く適用可能であり、有用である。
10 圧縮機
30 圧縮機構
100 モータ
116 ステータコイル(コイル)
200,300 口出線
210 第1U相口出線(第1口出線)
220 第2U相口出線(第2口出線)
230 第1V相口出線(第1口出線)
240 第2V相口出線(第2口出線)
250 第1W相口出線(第1口出線)
260 第2W相口出線(第2口出線)
270 絶縁キャップ
310 U相口出線(第1口出線)
320 V相口出線(第2口出線)
330 W相口出線(第3口出線)
特開2010−213527号公報

Claims (6)

  1. 複数の口出線(200,300)を有するモータであって、
    前記口出線は、少なくとも第1口出線(210,230,250,310)および第2口出線(220,240,260,320)を含み、
    前記第1口出線は、絶縁被覆に覆われた、編組導体又はより線導体であり、
    前記第2口出線は、コイル(116)から直出しされる直出線であり、前記第1口出線に巻き付けられている、
    モータ(100)。
  2. 前記第1口出線(210,230,250)および前記第2口出線(220,240,260)は、同一の相に接続される、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記第1口出線には、前記コイルとの接続部に絶縁キャップ(270)が巻き付けられる、
    請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記口出線は、第3口出線(330)を更に含み、
    前記第3口出線は、前記コイルから直出しされる直出線であり、前記第1口出線に巻き付けられている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
  5. 前記絶縁被覆は編組構造である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のモータと、
    前記モータにより駆動される圧縮機構(30)と、
    を備える、圧縮機(10)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111357172A (zh) * 2017-11-24 2020-06-30 三菱电机株式会社 电动机、压缩机以及制冷循环装置

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