JP5353017B2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5353017B2 JP5353017B2 JP2008014679A JP2008014679A JP5353017B2 JP 5353017 B2 JP5353017 B2 JP 5353017B2 JP 2008014679 A JP2008014679 A JP 2008014679A JP 2008014679 A JP2008014679 A JP 2008014679A JP 5353017 B2 JP5353017 B2 JP 5353017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil passage
- fitting groove
- groove
- stator core
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
密閉容器と、
この密閉容器内に配置された圧縮機構部と、
上記密閉容器内に配置されると共に上記圧縮機構部を駆動するモータと
を備え、
上記モータは、
ロータと、
このロータの外周側を囲むように配置されたステータと
を備え、
上記ステータは、
ステータコアと、
このステータコアの軸方向の端面に取り付けられたインシュレータと
を備え、
上記ステータコアは、円筒部と、この円筒部の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティース部とを有し、
上記円筒部は、上記ティース部の径方向外側の位置に、外周面から切り欠かれると共に両端面を貫通する油通過溝と、この油通過溝の内面に連設された嵌合用溝部とを有し、
上記インシュレータは、上記嵌合用溝部に嵌合される嵌合用爪部を有し、
上記嵌合用溝部の軸直交方向断面における輪郭線は、上記油通過溝の内面から離隔する側で径方向内側に位置する1つの辺および2つの角部を有する略四角形であり、
上記ステータコアの軸方向からみた上記嵌合用溝部の幅に関して、上記油通過溝の内面側で径方向外側に位置する幅に比べて、上記油通過溝の内面から離隔する側で径方向内側に位置する上記1つの辺の幅が、小さく、
上記油通過溝は、略半円形に形成され、上記密閉容器内の冷媒は、二酸化炭素であり、
上記2つの角部は、曲線に形成され、
上記角部の曲率半径をRとし、上記嵌合用溝部の上記油通過溝内面側の幅をAとし、上記嵌合用溝部の側辺をBとしたとき、Rは、(A/4またはB/2のどちらか小さい方)よりも大きく、(A/2またはBのどちらか小さい方)よりも小さいことを特徴としている。
また、上記冷媒は、二酸化炭素であり、R410AやR22等に比べ、密閉容器内の圧力が高くなり、高粘度の油を使う必要がある。高粘度の油を使うと、油が上記圧縮機構部に戻り難いため、上記ステータコアの上記油通過溝を大きくする必要がある。上記油通過溝を大きくしても、上記嵌合用溝部は、磁束通路の妨げになり難く、性能の低下を防ぐことができる。
また、上記嵌合用溝部の輪郭線は、略四角形であるが、上記油通過溝の内面から離隔する側の2つの角部が、曲線に形成されているので、上記嵌合用溝部は、磁束通路の妨げになり難く、一層、性能の低下を防ぐ。
図1は、この発明の圧縮機の一実施形態である縦断面図を示している。この圧縮機は、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮機構部2およびモータ3とを備えている。この圧縮機は、ロータリ圧縮機である。
図5と図6は、この発明のステータの第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、ステータコアの嵌合用溝部およびインシュレータの嵌合用爪部の形状が相違する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図7と図8は、この発明のステータの第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、ステータコアの嵌合用溝部およびインシュレータの嵌合用爪部の形状が相違する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
2 圧縮機構部
3 モータ
4 回転軸
5 クランクピン
6 ピストン
7 圧縮室
8 上端部
9 下端部
11 吸入管
12 吐出管
20 本体部
21,22 軸受
30 ロータ
31 ロータコア
32 磁石
40 ステータ
41,41A,41B ステータコア
42 油通過溝
43,43A,43B 嵌合用溝部
45 円筒部
46 ティース部
47 スロット部
50 コイル
51,51A,51B インシュレータ
53,53A,53B 嵌合用爪部
55 環状部
56 歯部
Claims (2)
- 密閉容器(1)と、
この密閉容器(1)内に配置された圧縮機構部(2)と、
上記密閉容器(1)内に配置されると共に上記圧縮機構部(2)を駆動するモータ(3)と
を備え、
上記モータ(3)は、
ロータ(30)と、
このロータ(30)の外周側を囲むように配置されたステータ(40)と
を備え、
上記ステータ(40)は、
ステータコア(41A)と、
このステータコア(41A)の軸方向の端面に取り付けられたインシュレータ(51A)と
を備え、
上記ステータコア(41A)は、円筒部(45)と、この円筒部(45)の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティース部(46)とを有し、
上記円筒部(45)は、上記ティース部(46)の径方向外側の位置に、外周面から切り欠かれると共に両端面を貫通する油通過溝(42)と、この油通過溝(42)の内面に連設された嵌合用溝部(43A)とを有し、
上記インシュレータ(51A)は、上記嵌合用溝部(43A)に嵌合される嵌合用爪部(53A)を有し、
上記嵌合用溝部(43A)の軸直交方向断面における輪郭線は、上記油通過溝(42)の内面から離隔する側で径方向内側に位置する1つの辺および2つの角部を有する略四角形であり、
上記ステータコア(41A)の軸方向からみた上記嵌合用溝部(43A)の幅に関して、上記油通過溝(42)の内面側で径方向外側に位置する幅(A)に比べて、上記油通過溝(42)の内面から離隔する側で径方向内側に位置する上記1つの辺の幅が、小さく、
上記油通過溝(42)は、略半円形に形成され、上記密閉容器(1)内の冷媒は、二酸化炭素であり、
上記2つの角部は、曲線に形成され、
上記角部の曲率半径をRとし、上記嵌合用溝部(43A)の上記油通過溝(42)内面側の幅をAとし、上記嵌合用溝部(43A)の側辺をBとしたとき、Rは、(A/4またはB/2のどちらか小さい方)よりも大きく、(A/2またはBのどちらか小さい方)よりも小さいことを特徴とする圧縮機。 - 請求項1に記載の圧縮機において、
上記嵌合用溝部(43,43A,43B)の内面と、隣り合う上記ティース部(46)の間に形成されるスロット部(47)の内面との間の最短距離(L)は、上記ティース部(46)の幅(W)の50%以上であることを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008014679A JP5353017B2 (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008014679A JP5353017B2 (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009177971A JP2009177971A (ja) | 2009-08-06 |
JP5353017B2 true JP5353017B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=41032471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008014679A Active JP5353017B2 (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5353017B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147225A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Yaskawa Electric Corp | 回転電機 |
JP5482383B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-05-07 | 株式会社富士通ゼネラル | 電動機の固定子及びロータリ圧縮機 |
JP5709461B2 (ja) * | 2010-10-28 | 2015-04-30 | 三菱電機株式会社 | 電動機の固定子および電動機 |
JP6364703B2 (ja) * | 2013-04-08 | 2018-08-01 | ダイキン工業株式会社 | 固定子、モータ及び圧縮機 |
JP6853643B2 (ja) * | 2016-09-30 | 2021-03-31 | 愛知電機株式会社 | 電動機および圧縮機 |
US11296560B2 (en) | 2017-05-25 | 2022-04-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor, compressor, and air conditioner |
CN113555980B (zh) * | 2021-07-12 | 2022-09-27 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 一种电机及包括其的压缩机 |
JP2023027428A (ja) * | 2021-08-17 | 2023-03-02 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 回転電機、電動送風機、及び電気掃除機 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5553935U (ja) * | 1978-10-04 | 1980-04-11 | ||
JP2000350390A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-15 | Daikin Ind Ltd | スイッチトリラクタンスモータ |
JP3587246B2 (ja) * | 2000-10-13 | 2004-11-10 | トヨタ自動車株式会社 | 電気モータ |
JP2002142390A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ及びそれを用いた圧縮機 |
JP2005020856A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機 |
JP4457612B2 (ja) * | 2003-09-01 | 2010-04-28 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機、電動機及びその固定子 |
US7116023B2 (en) * | 2004-03-23 | 2006-10-03 | Emerson Electric Co. | End cap for interconnecting winding coils of a segmented stator to reduce phase-on-phase conditions and associated methods |
-
2008
- 2008-01-25 JP JP2008014679A patent/JP5353017B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009177971A (ja) | 2009-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5353017B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP4841536B2 (ja) | モータ及びそれを備えた冷媒圧縮機 | |
JP4758484B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP2011055576A (ja) | 圧縮機 | |
JP2008211873A (ja) | ステータ、モータおよび圧縮機 | |
JP6037362B2 (ja) | 永久磁石埋込型電動機、圧縮機及び冷凍空調装置 | |
JP2010063351A (ja) | ステータ、モータおよび圧縮機 | |
JP6811222B2 (ja) | ロータ、モータ、及び圧縮機 | |
JP2019115157A (ja) | 電動機用ステータ、電動機、及び回転圧縮機 | |
JP2010252511A (ja) | モータ、圧縮機及び空気調和機 | |
JP2010259318A (ja) | インシュレータ、モータ、及び、圧縮機 | |
JP5733336B2 (ja) | 固定子、モータ及び圧縮機 | |
JP2008148526A (ja) | モータ用のステータ、モータおよび圧縮機 | |
JP2010041851A (ja) | 固定子とケーシングとの固定構造及びそれを備えた圧縮機 | |
JP2011102543A (ja) | 圧縮機 | |
JP6486492B2 (ja) | ロータ、永久磁石埋込型電動機および圧縮機 | |
JP6364703B2 (ja) | 固定子、モータ及び圧縮機 | |
JP2010081735A (ja) | ステータ、モータおよび圧縮機 | |
JP2012036822A (ja) | 圧縮機 | |
JP5211713B2 (ja) | ステータ、モータおよび圧縮機 | |
JP7497811B2 (ja) | ロータ、モータ、圧縮機、冷凍装置 | |
JP7410533B2 (ja) | ロータ、モータ、圧縮機、冷凍装置 | |
JP7122145B2 (ja) | ステータ、モータ、及び圧縮機 | |
JP5874418B2 (ja) | モータ及び圧縮機 | |
JP2014107947A (ja) | 圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120718 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130730 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130812 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5353017 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |