JP2007103825A - 基板の処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で基板を処理液で処理したり、カップ体と処理槽を洗浄液で洗浄できる基板の処理装置を提供することにある。
【解決手段】処理槽1と、処理槽内に設けられ基板を保持して回転駆動される回転テーブル16を内部に有するカップ体2と、先端に回転テーブルに保持された基板を処理する処理液を噴射する処理用ノズル58が設けられた第1のアーム体56と、先端に処理槽及びカップ体を洗浄する洗浄液を噴射する洗浄用ノズル59が設けられた第2のアーム体57と、処理槽に設けられ第1のアーム体と第2のアーム体との基端が取り付けられた可動体51と、可動体を駆動して第1のアーム体に設けられた処理用ノズルをカップ体の上方に位置決めして基板を処理液で処理するプロセス状態と、第2のアーム体に設けられた洗浄用ノズルをカップ体の上方に位置決めしてカップ体と処理槽を洗浄液で洗浄する洗浄状態とに切り換える回転駆動源52とを具備する。
【選択図】図1

Description

この発明はカップ体内に設けられた回転テーブルに基板を保持して回転させながら処理液で処理する基板の処理装置に関する。
フォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基板あるいは半導体ウエハなどの基板には、回路パターンを形成するために現像処理、エッチング処理、レジストの剥離処理などの処理が処理液を用いて行なわれる。基板を処理液によって処理する場合、基板を回転させながらその板面に処理液を供給して処理するようにしている。
このようにして基板を処理するいわゆるスピン方式の処理装置は処理槽を有する。この処理槽内にはカップ体が設けられている。このカップ体内には回転テーブルが設けられ、この回転テーブルに上記基板が保持されて一体的に回転されるようになっている。
上記処理槽内の上部には上記基板に処理液を噴射する処理用ノズルが設けられている。この処理用ノズルは回転する上記基板に向けて処理液を噴射する。それによって、上記基板の板面が処理液によって処理される。
基板に向けて噴射された処理液は、回転する基板や回転テーブルの遠心力で飛散したり、反射して跳ね返るなどのことがあるため、カップ体の内面や処理槽の内面に付着する。付着した処理液は、その処理液の種類、たとえばエッチング用の処理液として用いられるバッファードフッ酸(BHF)などの場合には乾燥することで結晶化し、上記カップ体や処理槽の内面に付着残留する。カップ体や処理槽の内面に付着残留した結晶は、処理液によって処理された基板の板面に付着することがあるから、そのような場合には基板を汚染させる原因となる。
そこで、処理槽内に洗浄液を噴射するための洗浄用ノズルを設け、この洗浄用ノズルから洗浄液を定期的に噴射させ、上記カップ体や処理槽の内面に付着した処理液を洗浄除去するということが行われている。従来、上記洗浄用ノズルは処理槽の上部に固定して設けるようにしていた。
洗浄用ノズルから噴射される洗浄液によってカップ体及び処理槽を均一に洗浄できるようにするためには、上記洗浄用ノズルをカップ体の中央部上方に設ける必要がある。しかしながら、洗浄用ノズルをカップ体の上方に設けると、この洗浄用ノズルからの液ダレの可能性があるから、上記洗浄用ノズルをカップ体の中央部上方に配置することは好ましくない。
一方、上記処理用ノズルはカップ体の上端縁に固定して設けたり、水平方向に回転駆動されるアーム体の先端に設け、処理液を噴射するときには上記処理用ノズルがカップ体の中央部上方に位置するよう、上記アーム体を回転させるということが行われている。
そこで、上記洗浄用ノズルを処理用ノズルと同様、アーム体の先端に設け、カップ体や処理槽を洗浄処理するときにカップ体の中央部上方に位置させるということが行われている。
しかしながら、洗浄用ノズルをアーム体に設け、このアーム体を回転駆動して洗浄時に位置決めするようにすると、処理用ノズルのアーム体を駆動する駆動機構とは全く別の駆動機構が必要となる。そのため、処理槽には2つの駆動機構を設けるようになるから、構造の複雑化や部品点数の増大によるコスツアップ、さらには装置の大型化を招くということがある。
この発明は、1つの駆動手段によって処理用ノズルと洗浄用ノズルを選択的にカップ体の上方に位置決めできるようにした基板の処理装置を提供することにある。
この発明は、基板を回転させながら処理する基板の処理装置であって、
処理槽と、
この処理槽内に設けられ上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルを内部に有するカップ体と、
先端に上記回転テーブルに保持された基板を処理する処理液を噴射する処理用ノズルが設けられた第1のアーム体と、
先端に上記処理槽及びカップ体を洗浄する洗浄液を噴射する洗浄用ノズルが設けられた第2のアーム体と、
上記処理槽に設けられ上記第1のアーム体と第2のアーム体との基端が取り付けられた可動体と、
上記可動体を駆動して上記第1のアーム体に設けられた処理用ノズルを上記カップ体の上方に位置決めして上記基板を処理液で処理するプロセス状態と、上記第2のアーム体に設けられた洗浄用ノズルを上記カップ体の上方に位置決めして上記カップ体と処理槽を洗浄液で洗浄する洗浄状態とに切り換える駆動手段と
を具備したことを特徴とする基板の処理装置にある。
上記可動体は上記駆動手段で回転駆動されるようになっていて、上記第1のアームと第2のアームは上記可動体の外周面に回転方向に対して所定の角度で取り付けられていることが好ましい。
上記可動体は上記カップ体の径方向に沿って直線駆動されるようになっていて、上記第1のアーム体と第2のアーム体は上記可動体の移動方向に対して所定間隔で離間して取り付けられていることが好ましい。
上記洗浄用ノズルによる洗浄液の噴射範囲は上記カップ体の上方に位置決めされたときに、上記カップ体と上記洗浄槽の両方に対して洗浄液を噴射することが好ましい。
この発明によれば、1つの駆動手段によって処理用ノズルが設けられた第1のアーム体と、洗浄用ノズルが設けられた第2のアーム体を駆動して各ノズル体を位置決めできるから、構成の複雑化や装置の大型化を招くことなく、処理用ノズルと洗浄用ノズルとを選択的にカップ体の中央部上方に位置決めすることが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1はこの発明の一実施の形態の処理装置を示す縦断面図であって、この処理装置は処理槽1を備えている。処理槽1内にはカップ体2が配置されている。このカップ体2は、上記処理槽1の底板上に設けられた下カップ3と、この下カップ3に対して図示しない上下駆動機構により上下動可能に設けられた上カップ4とからなる。
上記下カップ3の底壁には周方向に所定間隔で複数の排出管5が接続されている。これら排出管5は排気ポンプ6に連通している。この排気ポンプ6は制御装置7によって発停及び回転数が制御されるようになっている。
上記カップ体7の下面側にはベース板8が配置されている。このベース板8には、上記下カップ3と対応する位置に取付け孔9が形成されている。この取付け孔9には制御モータ11の固定子12の上端部が嵌入固定されている。制御モータ11は上記制御装置7によって発停及び回転数が制御されるようになっている。
上記固定子12は筒状をなしていて、その内部には同じく筒状の回転子13が回転自在に嵌挿されている。この回転子13の上端面には筒状の連結体14が下端面を接触させて一体的に固定されている。この連結体14の下端には上記固定子12の内径寸法よりも大径な鍔部15が形成されている。この鍔部15は上記固定子12の上端面に摺動自在に接触しており、それによって回転子13の回転を阻止することなくこの回転子13が固定子12から抜け落ちるのを防止している。
上記下カップ3には上記回転子13と対応する部分に通孔3aが形成され、上記連結体14は上記通孔3aからカップ体2内に突出している。この連結体14の上端には回転テーブル16が取付けられている。この回転テーブル16の周辺部には周方向に所定間隔、この実施の形態では60度間隔で6本(2本のみ図示)の円柱状の保持部材17が図示しない駆動機構によって回転可能に設けられている。
上記保持部材17の上端面には、この保持部材17の回転中心から偏心した位置にテーパ面を有する支持ピン18が設けられている。回転テーブル16には、基板としての半導体ウエハWが周縁部の下面を上記支持ピン18のテーパ面に当接するよう供給される。その状態で上記保持部材17を回転させれば、支持ピン18が偏心回転するから、回転テーブル16に供給された半導体ウエハWは、上記支持ピン18によって保持される。
上記回転テーブル16は乱流防止カバー21によって覆われている。この乱流防止カバー21は上記回転テーブル16の外周面を覆う外周壁22と、上面を覆う上面壁23とを有し、上記外周壁は上側が下側より小径に形成されている。回転テーブル16を回転させたときに、この乱流防止カバー21によって回転テーブル16の上面で乱流が発生するのが防止される。上記上カップ4の上面は開口していて、その内周面にはリング状部材25が設けられている。
上記回転テーブル16に未処理の半導体ウエハWを供給したり、乾燥処理された半導体ウエハWを取り出すときには、上記上カップ4が下降させられる。
上記処理槽1の上部壁には開口部31が形成されている。この開口部31にはULPAやHEPAなどのファン・フィルタユニット32が設けられている。このファン・フィルタユニット32はクリーンルーム内の空気をさらに清浄化して処理槽1内に導入するもので、その清浄空気の導入量は上記ファン・フィルタユニット32の駆動部33を上記制御装置7によって制御して行うようになっている。つまり、上記駆動部33により、ファン・フィルタユニット32のファン(図示せず)の回転数を制御することで、処理槽1内への清浄空気の供給量を制御できるようになっている。
上記処理槽1の一側には出し入れ口34が開口形成されている。この出し入れ口34は、処理槽1の一側に上下方向にスライド可能に設けられたシャッタ35によって開閉される。このシャッタ35は圧縮空気で作動するシリンダ36によって駆動される。つまり、上記シリンダ36には圧縮空気の流れを制御する制御弁37が設けられ、この制御弁37を上記制御装置7によって切換え制御することで、上記シャッタ35を上下動させることができるようになっている。
上記制御モータ11の回転子13内には筒状の固定軸41が挿通されている。この固定軸41の上端には、上記回転テーブル16に形成された通孔42から上記回転テーブル16の上面側に突出したノズルヘッド43が設けられている。このノズルヘッド43には上記回転テーブル16に保持された半導体ウエハWの下面に向けてエッチング液や現像液などの処理液を噴射する一対の下部ノズル44が設けられている。一方の下部ノズル44は半導体ウエハWの下面に処理液を噴射し、他方の下部ノズル44は純水などの洗浄液を噴射する。
上記乱流防止カバー21の上面壁23には上記ノズルヘッド43と対向して開口部45が形成され、この開口部45によって上記下部ノズル44から噴射された処理液或いは洗浄液が半導体ウエハWの下面に到達可能となっている。
上記処理槽1の角部には支柱状の可動体51が軸線を垂直にして設けられている。この可動体51の下端部は上記処理槽1の底壁に形成された通孔1aを貫通し、その貫通部分ラビリンス1bによって液密になっている。上記可動体51の下端は駆動手段としての回転駆動源52に連結されている。この駆動源52は上記ベース板8に垂設された取付け板53に保持されている。上記回転駆動源52としてはモータや回転シリンダなどが用いられ、上記制御装置7によって駆動が制御されるようになっている。
上記可動体51の上記カップ体2の上面よりも上方に位置する上端部には、第1のアーム体56と、この第1のアーム体56よりも高い位置に第2のアーム体57とが基端を固着して水平に設けられている。これら第1のアーム体56と第2のアーム体57は、上記可動体51の軸線を中心にして周方向に所定の角度、この実施の形態では45度の角度をなしている。
第1のアーム体56の先端部には処理液が供給される処理用ノズル58が設けられ、第2のアーム体57の先端部には洗浄液が供給される洗浄用ノズル59が設けられている。上記回転駆動源52によって上記可動体51を回転駆動すれば、図2(a)に示すように上記処理用ノズル58が上記カップ体2の中央部上方に位置して上記回転テーブル16に保持された半導体ウエハWに処理液を噴射するプロセス状態と、図2(b)に示すように上記洗浄用ノズル59が上記カップ体2の中央部上方に位置する洗浄状態とに選択的に切り換えることができるようになっている。
なお、上記処理用ノズル58から噴射される処理液の噴射領域はカップ体2内の半導体ウエハWの全面にわたるよう設定され、洗浄用ノズル59から噴射される洗浄液の噴射領域はカップ体3及び処理槽1の内面にわたるよう設定されている。なお、洗浄用ノズル59の噴射領域が広いから、第2のアーム体57の先端部に複数の洗浄用ノズルを設けることで、噴射領域全体に洗浄液を噴射できるようにしてもよい。
上記第1のアーム体56と第2のアーム体57は可動体51に対して水平方向に45度の角度で設けられている。そのため、第1のアーム体56の先端部が図2(a)に示すようにカップ体2の中央部上方に位置するとき、第2のアーム体57は処理槽1の一側壁の内面に沿って位置する。その状態から可動体51が図2(b)に矢印で示す反時計方向に45度の角度で回転駆動されると、第2のアーム体57の先端部がカップ体2の中央部上方に位置し、第1のアーム体56は上記処理槽1の上記一側壁に隣接する他側壁の内面に沿って位置することになる。つまり、プロセス状態のときには第2のアーム体57がカップ体2の上方から退避し、処理状態のときには第1のアーム体56がカップ体2の上方から退避するよう、第1のアーム56と第2のアーム57の角度が設定されている。
このような構成の処理装置によれば、半導体ウエハWを処理液によって処理するときには、図2(a)に示すように、第1のアーム体56がカップ体2の上方に位置するよう可動体51を回転駆動源52によって回転させて位置決めする。つまり、プロセス状態とする。
第1のアーム体56をプロセス状態に位置決めしたならば、この第1のアーム体56の先端に設けられた処理用ノズル58からカップ体3内の回転テーブル16に保持されてこの回転テーブル16とともに回転駆動される半導体ウエハWに向けて処理液を噴射する。
それによって、半導体ウエハWは処理液によって所定の処理、たとえばエッチング処理などが行なわれる。半導体ウエハWに向けて噴射された処理液は、回転する半導体ウエハWの遠心力で周囲に飛散したり、半導体ウエハWの板面で反射するなどしてカップ体3の内周面や処理槽1の内周面に付着する。
処理液による半導体ウエハWの処理を所定回数行なったならば、図2(b)に示すように、可動体51を回転駆動して第1のアーム体56をカップ体2の上方から退避させ、第2のアーム体57をカップ体2の上方に位置決めする洗浄状態とする。
それによって、第2のアーム体57の先端に設けられた洗浄用ノズル59がカップ体2の中央部上方に位置決めされるから、この洗浄用ノズル59から洗浄液を噴射させれば、洗浄液はカップ体2と処理槽1の内面を洗浄することになる。つまり、半導体ウエハWを処理することで、カップ体2や処理槽1に付着した処理液を洗浄除去することがきる。
すなわち、上記構成の処理装置によれば、第1のアーム体56と第2のアーム体57とを可動体51に取り付け、この可動体51を回転駆動源52によって回転させることで、プロセス状態から洗浄状態に切り換えることができるようにしている。
そのため、1つの可動体51と回転駆動源52とで処理用ノズル58と洗浄用ノズル59を選択的にカップ体2の中央部上方に位置決めすることができるから、別々の駆動手段を用いていた従来に比べて構成の簡略化や装置全体の小型化を図ることができる。
可動体51を回転駆動することで、処理用ノズル58と洗浄用ノズル59のどちらか一方をカップ体2の上部中央部に選択的に位置決めすることができる。そのため、処理用ノズル58からは半導体ウエハWの板面全体に処理液を均一に噴射することができ、洗浄用ノズル59からは洗浄液をカップ体2と処理槽1の内周面に対して均一に噴射することができる。つまり、カップ体2の中央部上方から処理液や洗浄液を噴射できるから、処理液による処理や洗浄液による洗浄を均一かつ確実に行なうことが可能となる。
処理用ノズル58から噴射される処理液によって半導体ウエハWを処理する際、洗浄用ノズル59は半導体ウエハWの上方から退避している。そのため、洗浄用ノズル59から洗浄液が垂れる、いわゆる液ダレがあっても、半導体ウエハWを汚す虞がない。
図3と図4(a),(b)はこの発明の他の実施の形態を示す。この実施の形態は軸線を垂直にした可動体51に代わり、図3に示すように可動体51Aは軸線を水平にした水平部材61と、この水平部材61の長手方向中央部に垂設された垂直部材62からなる。この垂直部材62の下端はブロック64に取付け固定されている。
上記ブロック64は駆動手段としてのシリンダ65のロッド66の先端に設けられている。したがって、上記シリンダ65のロッド66を駆動すれば、上記可動体51Aの水平部材61は長手方向に沿って駆動される、つまりカップ体2の側方に沿って直線駆動されるようになっている。
上記水平部材61の一端には第1のアーム56の基端が取付け固定され、他端には第2のアーム57の基端が取付け固定されている。各アーム56,57の先端には上記一実施の形態と同様、処理用ノズル58と洗浄用ノズル59がそれぞれ設けられている。
なお、上記シリンダ62は処理槽1内に設けてもよいが、外部に設けても差し支えない。外部に設けた場合には、上記垂直部材62を処理槽1の底壁を液密に、しかも所定方向に沿って移動可能に貫通させて設ければよい。
このような構成によれば、上記シリンダ65によって上記可動体51Aの水平部材61を長手方向に沿って水平方向に駆動すれば、図4(a)に示すように第1のアーム体56がカップ体2の上方に位置するプロセス状態と、図4(b)に示すように第2のアーム体57がカップ体2の上方に位置する洗浄状態とに切り換えることができる。
そして、第1のアーム体56と第2のアーム体57は駆動手段である、1つのシリンダ62によって駆動されるから、2つの駆動手段によって別々に駆動する従来に比べて部品点数の減少や装置の小型化を図ることができる。
なお、この発明は上記各実施の形態に限定されず、たとえば第1のアーム体の先端部に処理用ノズルだけでなく、処理液によって処理された基板の板面から処理液を洗浄除去するための洗浄液を噴射するノズルを設けるようにしてもよい。
この発明の一実施の形態を示す処理装置の縦断面図。 (a)は第1のアーム体がカップ体の上方に位置するプロセス状態の説明図、(b)は第2のアーム体がカップ体の上方に位置する洗浄状態の説明図。 この発明の他の実施の形態を示す可動体及びこの可動体を駆動するシリンダを示す側面図。 (a)は第1のアーム体がカップ体の上方に位置するプロセス状態の説明図、(b)は第2のアーム体がカップ体の上方に位置する洗浄状態の説明図。
符号の説明
1…処理槽、2…カップ体、16…回転テーブル、51,51A…可動体、52…回転駆動源(駆動手段)、56…第1のアーム体、57…第2のアーム体、58…処理用ノズル、59…洗浄用ノズル。

Claims (4)

  1. 基板を回転させながら処理する基板の処理装置であって、
    処理槽と、
    この処理槽内に設けられ上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルを内部に有するカップ体と、
    先端に上記回転テーブルに保持された基板を処理する処理液を噴射する処理用ノズルが設けられた第1のアーム体と、
    先端に上記処理槽及びカップ体を洗浄する洗浄液を噴射する洗浄用ノズルが設けられた第2のアーム体と、
    上記処理槽に設けられ上記第1のアーム体と第2のアーム体との基端が取り付けられた可動体と、
    上記可動体を駆動して上記第1のアーム体に設けられた処理用ノズルを上記カップ体の上方に位置決めして上記基板を処理液で処理するプロセス状態と、上記第2のアーム体に設けられた洗浄用ノズルを上記カップ体の上方に位置決めして上記カップ体と処理槽を洗浄液で洗浄する洗浄状態とに切り換える駆動手段と
    を具備したことを特徴とする基板の処理装置。
  2. 上記可動体は上記駆動手段で回転駆動されるようになっていて、上記第1のアーム体と第2のアーム体は上記可動体の外周面に回転方向に対して所定の角度で取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の基板の処理装置。
  3. 上記可動体は上記カップ体の径方向に沿って直線駆動されるようになっていて、上記第1のアーム体と第2のアーム体は上記可動体の移動方向に対して所定間隔で離間して取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の基板の処理装置。
  4. 上記洗浄用ノズルによる洗浄液の噴射範囲は上記カップ体の上方に位置決めされたときに、上記カップ体と上記洗浄槽の両方に対して洗浄液を噴射することを特徴とする請求項1記載の基板の処理装置。
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