JP4189196B2 - スピン処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は基板を回転させながら処理液によって洗浄処理してから乾燥処理するスピン処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば液晶表示装置や半導体装置の製造工程においては、矩形状のガラス基板や半導体ウエハなどの基板に回路パタ−ンを形成するための成膜プロセスやフォトプロセスがある。これらのプロセスでは、スピン処理装置を用いて基板を薬液で処理した後、処理液としての洗浄液で洗浄処理し、ついで洗浄液を除去する乾燥処理が繰り返して行われる。
【0003】
上記スピン処理装置は、周知のように処理槽を有し、この処理槽内にはカップ体が設けられ、このカップ体には駆動源によって回転駆動される回転テーブルが設けられている。この回転テーブルには上記基板が着脱可能に保持される。
【0004】
上記基板は板面に洗浄液が供給されながら毎分数百回転の速度で回転させられることで洗浄処理される。洗浄処理を所定時間行った後、基板は毎分千回転以上の高速度で回転させられる。それによって、基板に付着残留した洗浄液が遠心力によって除去されるから、基板が乾燥処理されることになる。
【0005】
従来、上記基板の乾燥処理時間は、基板が乾燥するであろう時間を予め設定しておき、その設定時間にしたがって乾燥処理するということが行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基板の乾燥処理時間を予め設定しておくと、その乾燥処理時間(設定時間)が必要以上に長くなったり、短くなるということがある。乾燥処理時間が長く設定された場合には、基板1枚を乾燥処理するために要する時間が長くなるから、生産性の低下を招くことになり、処理時間が短く設定された場合には、基板の乾燥状態が不十分となり、パーティクルが付着し易くなったり、残留する液滴によってウオータマークが形成されるなどして汚れの発生原因となる。
【0007】
この発明は、基板が乾燥処理されたか否かを検出し、その検出に基づいて乾燥処理を終了させるようにしたスピン処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項の発明は、処理液によって処理された基板を回転させて乾燥させるスピン処理装置において、上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルと、この回転テーブルによって回転させられることで乾燥処理される上記基板の乾燥状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出に基づいて上記基板の乾燥処理を終了させる制御手段とを具備し、上記検出手段は、上記基板の温度を検出する温度センサであることを特徴とするスピン処理装置にある。
【0010】
請求項の発明は、処理液によって処理された基板を回転させて乾燥させるスピン処理装置において、上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルと、この回転テーブルによって回転させられることで乾燥処理される上記基板の乾燥状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出に基づいて上記基板の乾燥処理を終了させる制御手段とを具備し、上記検出手段は、上記基板の上面の液滴の有無を撮像検出する撮像装置であることを特徴とするスピン処理装置にある。
【0011】
請求項の発明は、処理液によって処理された基板を回転させて乾燥させるスピン処理装置において、上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルと、この回転テーブルによって回転させられることで乾燥処理される上記基板の乾燥状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出に基づいて上記基板の乾燥処理を終了させる制御手段とを具備し、上記検出手段は、回転する基板から液滴の飛散の有無を検出する飛散物検出センサであることを特徴とするスピン処理装置にある。
【0012】
請求項5の発明は、上記回転テーブルはカップ体内に収容され、上記検出手段は、上記カップ体から排出される処理液の有無を検出する流量検出センサであることを特徴とする請求項1記載のスピン処理装置にある。
【0013】
請求項6の発明は、処理液によって処理された基板を回転させて乾燥させるスピン処理方法において、
処理液によって処理された基板を回転させる工程と、
回転されることで乾燥処理される上記基板の乾燥状態を検出する工程と、
乾燥状態の検出に基づいて上記基板の乾燥処理を終了させる工程と、
を具備したことを特徴とするスピン処理方法にある。
【0014】
この発明によれば、回転させることで乾燥処理される基板の乾燥状態を検出し、その検出結果に基づいて乾燥処理を終了させるため、基板の乾燥処理に要する時間を過不足なくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態を説明する。
【0016】
図1乃至図3はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1はスピン処理装置を示し、このスピン処理装置は処理槽1を備えている。この処理槽1内にはカップ体2が配置されている。このカップ体2は、上記処理槽1の底板上に設けられた下カップ3と、この下カップ3に対して図示しない上下駆動機構により上下動可能に設けられた上カップ4とからなる。
【0017】
上記下カップ3の底壁には周方向に所定間隔で複数の排出管5が接続されている。これら排出管5は排気ポンプ6に連通している。この排気ポンプ6は制御装置7によって発停及び回転数が制御されるようになっている。
【0018】
上記カップ体7の下面側にはベース板8が配置されている。このベース板8には、上記下カップ3と対応する位置に取付け孔9が形成されている。この取付け孔9には駆動手段を構成する制御モータ11の固定子12の上端部が嵌入固定されている。制御モータ11は上記制御装置7によって発停及び回転数が制御されるようになっている。
【0019】
上記固定子12は筒状をなしていて、その内部には同じく筒状の回転子13が回転自在に嵌挿されている。この回転子13の上端面には筒状の連結体14が下端面を接触させて一体的に固定されている。この連結体14の下端には上記固定子12の内径寸法よりも大径な鍔部15が形成されている。この鍔部15は上記固定子12の上端面に摺動自在に接触しており、それによって回転子13の回転を阻止することなくこの回転子13が固定子12から抜け落ちるのを防止している。
【0020】
上記下カップ3には上記回転子13と対応する部分に通孔3aが形成され、上記連結体14は上記通孔3aからカップ体2内に突出している。この連結体14の上端には回転テーブル16が取付けられている。この回転テーブル16の周辺部には周方向に所定間隔、この実施の形態では60度間隔で6本(2本のみ図示)の円柱状の保持部材17が図示しない駆動機構によって回転可能に設けられている。
【0021】
上記保持部材17の上端面には、この保持部材17の回転中心から偏心した位置にテーパ面を有する支持ピン18が設けられている。回転テーブル16には、基板としての半導体ウエハWが周縁部の下面を上記支持ピン18のテーパ面に当接するよう供給される。その状態で上記保持部材17を回転させれば、支持ピン18が偏心回転するから、回転テーブル16に供給された半導体ウエハWは、上記支持ピン18によって保持される。
【0022】
上記回転テーブル16は乱流防止カバー21によって覆われている。この乱流防止カバー21は上記回転テーブル16の外周面を覆う外周壁22と、上面を覆う上面壁23とを有し、上記外周壁は上側が小径部22a、下側が大径部22bに形成されている。回転テーブル16を回転させたときに、この乱流防止カバー21によって回転テーブル16の上面で乱流が発生するのが防止される。上記上カップ4の上面は開口していて、その内周面にはリング状部材25が設けられている。
【0023】
上記回転テーブル16に未処理の半導体ウエハWを供給したり、乾燥処理された半導体ウエハWを取り出すときには、上記上カップ4が後述するごとく下降させられる。
【0024】
上記処理槽1の上部壁には開口部31が形成されている。この開口部31にはULPAやHEPAなどのファン・フィルタユニット32が設けられている。このファン・フィルタユニット32はクリーンルーム内の空気をさらに清浄化して処理槽1内に導入するもので、その清浄空気の導入量は上記ファン・フィルタユニット32の駆動部33を上記制御装置7によって制御して行うようになっている。つまり、上記駆動部33により、ファン・フィルタユニット32のファン(図示せず)の回転数を制御することで、処理槽1内への清浄空気の供給量を制御できるようになっている。
【0025】
上記処理槽1の一側には出し入れ口34が開口形成されている。この出し入れ口34は、処理槽1の一側に上下方向にスライド可能に設けられたシャッタ35によって開閉される。このシャッタ35は圧縮空気で作動するシリンダ36によって駆動される。つまり、上記シリンダ36には圧縮空気の流れを制御する制御弁37が設けられ、この制御弁37を上記制御装置7によって切換え制御することで、上記シャッタ35を上下動させることができるようになっている。
【0026】
上記制御モータ11の回転子13内には筒状の固定軸41が挿通されている。この固定軸41の上端には、上記回転テーブル16に形成された通孔42から上記回転テーブル16の上面側に突出したノズルヘッド43が設けられている。このノズルヘッド43には上記回転テーブル16に保持された半導体ウエハWの下面に向けて処理液としての薬液及び純水を噴射する一対のノズル44が設けられている。
【0027】
上記乱流防止カバー21の上面壁23には上記ノズルヘッド43と対向して開口部45が形成され、この開口部45によって上記ノズルから噴射された処理液が半導体ウエハWの下面に到達可能となっている。
【0028】
回転テーブル16に保持された半導体ウエハWの上方には、洗浄処理時に半導体ウエハWの上面に処理液を供給する上部ノズル体46及び乾燥処理時に半導体ウエハWの表面温度を検出する検出手段としての温度センサ47が配置されている。温度センサ47としては放射温度計などが用いられている。
【0029】
乾燥処理時に半導体ウエハWの表面温度を検出した上記温度センサ47からの検出信号は上記制御装置7に入力される。この制御装置7は温度センサ47が検出する半導体ウエハWの表面の温度変化によって後述するごとく半導体ウエハWの乾燥処理が終了したか否かを判定し、終了したと判定したならば回転テーブル16の回転を直ちに停止するようになっている。
【0030】
つぎに、上記構成のスピン処理装置によって半導体ウエハWを洗浄処理してから乾燥処理する手順を図2と図3を参照して説明する。
【0031】
図2は半導体ウエハWを洗浄処理してから乾燥処理するフローチャートで、未洗浄の半導体ウエハWを回転テーブル16に供給した後、洗浄処理を開始すると、S1では回転テーブル16が毎分数百の回転速度で回転駆動され、ついでS2では半導体ウエハWに上部ノズル体46から洗浄液が供給される。
【0032】
回転する半導体ウエハWに洗浄液が供給されることで、基板Wの上面が洗浄処理される。S3では洗浄液による洗浄処理時間が予め設定された時間に到達したか否かが判定される。洗浄処理時間が予め設定された時間に到達すると、S4では洗浄液の供給が停止され、洗浄処理が終了する。
【0033】
つぎに、S5では回転テーブル16が洗浄処理時に比べて高速度で回転駆動される。回転テーブル16は、たとえば毎分千回転以上で高速回転させられる。それと同時に、S6では半導体ウエハWの上面の温度が温度センサ47によって検出される。温度センサ47による検出信号は制御装置7に入力される。制御装置7では、温度センサ47の検出信号によって半導体ウエハWの上面が乾燥したか否かを図3に示す半導体ウエハWの温度変化特性に応じて判定する。
【0034】
図3は半導体ウエハWを洗浄処理し、ついで乾燥処理するときの回転テーブル16の回転速度と、半導体ウエハWの上面の温度変化特性とを示している。同図において、曲線Xは回転テーブル16の回転数の変化を示し、曲線Yは半導体ウエハWの表面温度の温度変化特性を示す。
【0035】
乾燥処理時に回転テーブル16の回転数を上昇させると、半導体ウエハWの上面から粒径の比較的大きな洗浄液が飛散し、ついで、半導体ウエハWの上面に残留する粒径の小さな液滴やミスト状の洗浄液が半導体ウエハWの回転によって生じる気流で蒸発するため、その蒸発による気化熱によって半導体ウエハWは温度低下する。そのため、乾燥処理を開始してから所定の時間が経過するまで、つまり半導体ウエハWに付着残留する洗浄液が気化し終わるまでは、半導体ウエハWの温度は気化熱によって低下する。
【0036】
半導体ウエハWの上面に付着した洗浄液の蒸発が進むにつれて半導体ウエハWの温度が上昇し始めて常温(室温)に近づき、蒸発が完了するT時間後には半導体ウエハWの温度変化がなくなる。つまり、半導体ウエハWの温度変化がなくなった時点を半導体ウエハWの乾燥処理が終了したと見なすことができる。
【0037】
したがって、S6では制御装置7によって温度センサ47が検出した半導体ウエハWの上面の温度が変化しているか否かが判定され、変化しているときには半導体ウエハWの上面から洗浄液が気化しているため、未乾燥であると判定して乾燥処理が継続され、変化がなくなったならば半導体ウエハWの上面からの処理液の気化が終了し、乾燥処理が終了したと判定される。
【0038】
S7では、制御装置7が半導体ウエハWの乾燥処理が終了したと判定したなら、直ちに回転テーブル16の回転を停止する。それによって、半導体ウエハWの乾燥処理が終了する。
【0039】
このように、半導体ウエハWの表面の温度変化を測定し、その温度変化によって半導体ウエハWが乾燥処理されたか否かを判定し、その判定に基づいて即時に乾燥処理を終了させるようにしたため、半導体ウエハWの乾燥処理を時間的に過不足なく行なうことができる。
【0040】
したがって、半導体ウエハWの乾燥処理時間を予め所定時間に設定して行なっていた従来のように、乾燥処理時間が長くなり過ぎて生産性の低下を招いたり、短過ぎて乾燥処理が不確実になるなどのことなく行なうことができる。
【0041】
なお、この第1の実施の形態において、温度センサ47として放射温度計を挙げたが、温度センサ47としては半導体ウエハWを支持する支持ピン18に熱伝対を埋め込み、この支持ピン18を介して半導体ウエハWの温度を検出するようにしてもよい。
【0042】
図4はこの発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は、半導体ウエハWの乾燥状態の検出を撮像装置51によって行うようにした。すなわち、撮像装置51は、回転テーブル16に保持された半導体ウエハWの上方に設置されたカメラ52と、このカメラ52が撮像した半導体ウエハWの撮像信号が入力される画像処理装置53とからなる。画像処理装置53は撮像信号を処理し、半導体ウエハWの上面に液滴が残留するか否かを検出する。
【0043】
画像処理装置53からの検出信号は制御装置7に入力される。半導体ウエハWの上面に液滴が残留していることが上記画像処理装置53によって検出されると、上記制御装置7はその検出信号に基いて回転テーブル16の回転を停止させずに、乾燥処理を継続する。
【0044】
上記画像処理装置53によって半導体ウエハWの上面に液滴が残留しないことが検出されると、上記制御装置7はその検出信号に基いて回転テーブル16の回転を即時に停止する。つまり、乾燥処理を終了する。
【0045】
したがって、この場合も、半導体ウエハWの乾燥処理を時間的に過不足なく終了させることができる。
【0046】
図5はこの発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は、半導体ウエハWの乾燥状態の検出を飛散物検出センサ55によって行うようにした。すなわち、半導体ウエハWの上方で、この半導体ウエハWの外周面から外れた位置には、たとえば反射型レーザセンサなどの上記飛散物検出センサ55が配設されている。この飛散物検出センサ55は高速回転する半導体ウエハWから液滴が飛散しているか否かを検出し、その検出信号を制御装置7に入力する。それによって、制御装置7は半導体ウエハWが乾燥処理されたか否かを判定し、その判定に基づいて回転テーブル16の回転を制御する。
【0047】
つまり、半導体ウエハWが未乾燥状態であれば、高速回転する半導体ウエハWからは液滴が飛散する。したがって、飛散物検出センサ55が液滴を検出している間は半導体ウエハWは未乾燥状態であるから、回転テーブル16を回転させ続けて乾燥処理が継続される。
【0048】
回転する半導体ウエハWから液滴が飛散しなくなり、飛散物検出センサ55が液滴を検出しなくなったならば、半導体ウエハWは乾燥処理されたことになる。したがって、その場合には制御装置7が回転テーブル16の回転を即時に停止させ、乾燥処理が終了する。つまり、飛散物検出センサ55を用いた場合であっても、半導体ウエハWの乾燥処理を時間的に過不足なく終了させることができる。
【0049】
図6はこの発明の第4の実施の形態を示す。この実施の形態は、半導体ウエハWの乾燥状態の検出を流量検出センサ58によって行うようにした。すなわち、カップ体2の下カップ3に接続された複数の排出管5の1つには、その排出管5を流れる洗浄液を検出する上記流量検出センサ58が設けられている。この流量検出センサ58の検出信号は制御装置7に入力される。制御装置7は流量検出センサ58の検出信号によって半導体ウエハWの乾燥処理が終了したか否かを判定し、その判定に基づいて回転テーブル16の回転を制御する。
【0050】
つまり、半導体ウエハWが未乾燥状態であれば、回転テーブル16とともに高速回転する半導体ウエハWから液滴が飛散し、その液滴は上記排出管5を流れる。したがって、流量検出センサ58が洗浄液を検出している間は半導体ウエハWが未乾燥状態にあるから、乾燥処理が継続される。
【0051】
排出管5に洗浄液が流れなくなり、流量検出センサ58が洗浄液を検出しなくなったならば、半導体ウエハWは乾燥処理されたことになる。したがって、その場合には制御装置7が回転テーブル16の回転を即時に停止して乾燥処理を終了する。そのため、流量検出センサ58を用いても、半導体ウエハWが乾燥処理を時間的に過不足なく終了させることができる。
【0052】
なお、図4乃至図6に示す上記第2乃至第4の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略する。
【0053】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、回転させることで乾燥処理される基板の乾燥状態を検出し、その検出結果に基づいて乾燥処理を終了させるようにした。
【0054】
そのため、基板が乾燥したならば、その時点で乾燥処理を終了することができるから、基板の乾燥処理を時間的に過不足なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るスピン処理装置の概略的構成の断面図。
【図2】半導体ウエハの処理工程を示したフローチャート。
【図3】乾燥処理時における半導体ウエハの温度変化特性を示すグラフ。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係るスピン処理装置の概略的構成の断面図。
【図5】この発明の第3の実施の形態に係るスピン処理装置の概略的構成の断面図。
【図6】この発明の第4の実施の形態に係るスピン処理装置の概略的構成の断面図。
【符号の説明】
7…制御装置(制御手段)
16…回転テーブル
47…温度センサ(検出手段)
51…撮像装置(検出手段)
55…飛散物検出センサ(検出手段)
58…流量検出センサ(検出手段)

Claims (3)

  1. 処理液によって処理された基板を回転させて乾燥させるスピン処理装置において、
    上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルと、
    この回転テーブルによって回転させられることで乾燥処理される上記基板の乾燥状態を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出に基づいて上記基板の乾燥処理を終了させる制御手段とを具備し、
    上記検出手段は、上記基板の温度を検出する温度センサであることを特徴とするスピン処理装置。
  2. 処理液によって処理された基板を回転させて乾燥させるスピン処理装置において、
    上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルと、
    この回転テーブルによって回転させられることで乾燥処理される上記基板の乾燥状態を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出に基づいて上記基板の乾燥処理を終了させる制御手段とを具備し、
    上記検出手段は、上記基板の上面の液滴の有無を撮像検出する撮像装置であることを特徴とするスピン処理装置。
  3. 処理液によって処理された基板を回転させて乾燥させるスピン処理装置において、
    上記基板を保持して回転駆動される回転テーブルと、
    この回転テーブルによって回転させられることで乾燥処理される上記基板の乾燥状態を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出に基づいて上記基板の乾燥処理を終了させる制御手段とを具備し、
    上記検出手段は、回転する基板から液滴の飛散の有無を検出する飛散物検出センサであることを特徴とするスピン処理装置。
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