JP2007090615A - サーマルヘッドプリンタ、プリントキオスク装置、総印刷時間予測装置、総印刷時間予測方法、総印刷時間表示方法及びプログラム - Google Patents

サーマルヘッドプリンタ、プリントキオスク装置、総印刷時間予測装置、総印刷時間予測方法、総印刷時間表示方法及びプログラム Download PDF

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重信 大賀
Koichi Sawada
康一 沢田
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俊之 長澤
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Abstract

【課題】昨今のサーマルヘッドプリンタでは、サーマルヘッドの冷却回数が増えており、結果として、印刷条件に基づいて予測した総印刷時間と実際の総印刷時間とが一致しない状況が生じている。
【解決手段】総印刷時間予測装置に、(a)印刷条件に基づく実印刷時間を予測する実印刷時間予測機能、(b)サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する冷却時間予測機能、(c)実印刷時間と冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する総印刷時間予測機能を実装する。
【選択図】図4

Description

発明は、印刷実行時の総印刷時間を予測する技術に関する。
なお、この発明は、サーマルヘッドプリンタ、プリントキオスク装置、印刷時間予測装置、印刷時間予測方法、印刷時間表示方法及びプログラムとしての側面を有する。
昇華型カラープリンタは、サーマルヘッドをインクリボン及びプリント紙を介してプラテンに圧着し、インクリボンに塗付された熱溶融性又は熱昇華性のインクを、サーマルヘッドにより1ライン分ずつプリント紙に熱転写する。
この種のカラープリンタには、印刷条件(例えば、入力装置により転送される印刷データのデータ量、印刷モード、印刷用紙サイズ、印刷枚数)の設定により、総印刷時間を予測演算し、演算された総印刷時間をユーザに告知する機能を搭載するものがある。
また、この種のカラープリンタには、総印刷時間より印刷終了時間を演算して表示する機能や、印刷残り時間の表示を時間経過に従って更新する機能を搭載するものがある。
特開平07−329402号公報
ところで、昨今におけるデジタルフォト市場では、高速かつ連続に画像を印刷することが求められている。すなわち、単位時間当たりにできるだけ多数の画像を印刷することが求められている。
しかし、このような印刷サイクルでサーマルヘッドを駆動すると、必然的にサーマルヘッドの温度が適正温度よりも高くなってしまう。
ところが、サーマルヘッドの温度が適正温度より高くなると、印字濃度や印字速度が不安定になるだけでなく、サーマルヘッドの耐久性に影響が現れる。
このため、昨今のサーマルヘッドプリンタでは、サーマルヘッドを冷却(クーリング)する回数が従来にもまして増えている。すなわち、サーマルヘッドの冷却時間が従来以上に増加している。
結果として、印刷条件に基づいて予測した総印刷時間と実際の総印刷時間とが一致しない状況が生じている。
そこで、発明者らは、以下の処理機能を搭載する総印刷時間の予測技術を提案する。
(a)印刷条件に基づく実印刷時間を予測する実印刷時間予測機能
(b)サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する冷却時間予測機能
(c)実印刷時間と冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する総印刷時間予測機能
発明に係る予測技術の適用により、サーマルヘッドプリンタの総印刷時間を従来技術に比してより正確に予測することが可能になる。
また、機内温度に応じて冷却時間を予測することにより、サーマルヘッドプリンタの設置場所による機内温度の違いや時間帯や季節の移り変わりによる機内温度の違いがある場合でも、総印刷時間を正確に予測することができる。
以下、発明に係る技術を搭載したプリントキオスク装置について形態例を説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
(A)プリントキオスク装置
ここでは、業務用装置の一つであるプリントキオスク装置について説明する。
プリントキオスク装置は、写真画像を高い画質で印刷できるセルフサービス型の印刷装置をいう。プリントキオスク装置は、店頭、街頭、特定のイベント会場その他に設置される。
(a)外観構成例
図1に、プリントキオスク装置1の外観構成例を示す。プリントキオスク装置1は、箱形の筐体3に制御装置と印刷装置とを内蔵する。
筐体3の正面上部には、タッチパネルスクリーン5を配置する。このタッチパネルスクリーン5は、表示画面の表面にタッチパネルを配置した構造を有している。
筐体3の正面中央部には、外部記憶媒体の挿入口(スロット)7を配置する。挿入口7は、可搬型の記憶媒体の形状や規格に応じて複数種類用意する。可搬型の記憶媒体には、例えばディスク状の光学読み取り式記憶媒体、カード形状や棒状の半導体記憶装置、磁気記憶媒体等を使用する。
筐体3の正面下部には、写真取出口9を配置する。写真取出口9には、印刷された写真が排出される。利用者は、写真取出口9に手を差し込むことにより、印刷された写真を取り出すことができる。
なお、筐体3の正面には、不図示の入金口や返却口も配置する。
(b)内部構成
図2に、プリントキオスク装置1の内部構成例を示す。このプリントキオスク装置1は、画像表示部11、操作入力部13、外部記憶媒体制御部15、外部記憶媒体挿入口17、プリンタ制御部19、プリンタコネクタ21、プリンタ23、システム制御部25、補助記憶装置27、精算装置29、音声処理部31、スピーカ33、温度センサー35、冷却ファンモーター37を有する。
画像表示部11は、写真印刷や保守管理に関連する操作画面を表示する表示デバイスである。例えば、CRTディスプレイ、フラットパネルディスプレイで構成される。操作画面としては、例えば印刷画像、出力枚数、出力サイズ、印刷モードの選択を受け付ける画面が表示される。
操作入力部13は、使用者の操作に応じた指示内容をシステム制御部25に与える入力デバイスである。この形態例では、タッチパネルで構成する。なお、操作入力部13は、ボタン、スイッチ、ポインティングデバイスで構成しても良い。
外部記憶媒体制御部15は、外部記憶媒体挿入口17(図1の挿入口7)に挿入された外部記憶媒体を制御する制御デバイスである。外部記憶媒体制御部15は、外部記憶媒体のファイルシステムにアクセスし、必要なデータファイルを読み出す機能を実現する。読み出された画像ファイルは補助記憶装置27に記憶される。
プリンタ制御部19は、プリンタコネクタ21に接続されたプリンタ23に対する画像データの出力を制御する制御デバイスである。通常、プリンタ23は、サイズ別に複数台搭載する。従って、プリンタ制御部19は、利用者の指示したサイズに対応する印刷キューに画像データを出力する機能を提供する。なお、印刷サイズには、例えばLサイズ、KGサイズ、2Lサイズ、パノラマサイズを使用する。
勿論、インクリボンについても印刷サイズに対応したサイズが用意される。インクリボンを構成する基体上には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ラミネートフィルム(L)が順番に繰り返し塗布されている。
システム制御部25は、ファームウェアに従ってシステム全体を制御する制御デバイスである。例えば、マイクロプロセッサで構成する。システム制御部25は、管理機能や印刷機能(受付画面の表示機能やヘルプガイダンスの表示機能を含む。)に関連した各種の制御動作を提供する。システム制御部25の機能構成は後述する。
補助記憶装置27は、ファームウェア、画像データ、広告データその他の格納に使用される記憶デバイスである。例えば、磁気記憶装置の一つであるハードディスク装置で構成する。
精算装置29は、写真画像の印刷に伴う精算処理を実現する処理装置及び機構である。 音声処理部31は、操作説明や広告を音声出力する信号処理デバイスである。音声や楽音は、スピーカ33を通じて出力される。
温度センサー35は、サーマルヘッド又はその近傍に設置され、機内温度の検出に用いられる。例えば、サーミスタで構成される。サーミスタは、温度に応じて抵抗値が変化する抵抗素子であり、温度変化を電流変化として検出する。
図3に、温度センサーの配置例を示す。図3に示すように、温度センサー35で検出された温度信号は、電圧変換回路41を通じてアナログ/ディジタル変換器43に与えられ、ディジタルデータ(温度データ)へと変換される。この温度データは、システム制御部25に与えられる。
なお、図中、昇華性の材料が塗布されたインクリボン45は、供給リール47から巻き取りリール49に搬送される。また、印刷用紙51は、プラテン53とサーマルヘッド55を通じてインクリボン45に圧接された状態で搬送される。
冷却ファンモーター37は、その回転軸に冷却ファンが取り付けられたモーターである。冷却ファンモーター37は、サーマルヘッドの温度が適正温度よりも高い場合に駆動制御され、サーマルヘッドの温度を適正温度に下げるのに使用される。
なお、サーマルヘッドの温度が適正温度よりも低い場合は、サーマルヘッドに電流を流すことでサーマルヘッドの加熱が必要である。
この予備加熱に要する時間(加熱時間)も機内温度の状態により変動する。従って、厳密には、総印刷時間の予測時に加熱時間も考慮する必要がある。
もっとも、加熱時間は一般に冷却時間に比して非常に短い。また、印刷サイクルが高速かつ連続である場合には、総印刷時間の変動要因は主に冷却時間である。
このため、図2においては、サーマルヘッドの加熱制御に関連する素子の説明を省略している。
以下の説明でも、主に冷却時間を加味した総印刷時間の予測機能について説明する。
(c)システム制御部の機能構成例
図4に、システム制御部25の機能構成例を示す。ここでは、総印刷時間を予測する総印刷時間予測装置61としての機能構成を示す。なお、総印刷時間予測装置61としての機能は、ファームウェアを通じて実現される。
総印刷時間予測装置61は、実印刷時間予測部63と、冷却時間予測部65と、総印刷時間予測部67とで構成される。
実印刷時間予測部63は、印刷条件に基づく実印刷時間を予測する処理機能に対応する。この実印刷時関与側部63には、周知の技術を適用する。実印刷時間予測部63は、例えば入力装置により転送される印刷データのデータ量、印刷モード、印刷用紙サイズ、印刷枚数に基づいて純粋に情報の印刷に要する実時間を予測する。
冷却時間予測部65は、サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する処理機能に対応する。
この形態例における冷却時間予測部65は、温度センサー35で検知された機内温度と連続印刷枚数とに基づいて、一連の印刷動作中に必要になるサーマルヘッドの冷却時間を予測する。
この形態例の場合、冷却時間予測部65は、図5に示すテーブルメモリを使用する。図5に示すテーブルメモリは、5つの温度区分と4つの印刷枚数区分で構成される。
すなわち、テーブルメモリは、機内温度と連続印刷枚数について20通りの組み合わせに対応する冷却時間を記憶する。
冷却時間予測部65は、このテーブルメモリより各印刷回の機内温度と連続印刷枚数に対応する冷却時間を読み出して出力する。
総印刷時間予測部67は、実印刷時間と冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する処理機能に対応する。
このように、総印刷時間予測部67が予測する総印刷時間には、既存の技術で得られる実印刷時間だけでなく、サーマルヘッドの冷却時間が加味される。
なお、より厳密な意味での総印刷時間を予測する必要がある場合には、総印刷時間予測部67の出力値にサーマルヘッドの加熱時間を加算すれば良い。
(B)受付画面の表示例
次に、プリントキオスク装置に用いられる操作画面の表示例を説明する。
操作画面では、「初期画面」に続いて「言語選択画面」が表示される。ここで、「初期画面」は、電源投入後の最初に表示される待ち受け画面又は直前回の利用終了後に表示される待ち受け状態で表示される画面である。
利用者がいずれかの言語を選択すると、次に「警告画面」が表示される。利用者が「警告画面」の「OK」キーに触れ、警告内容に同意する意思を示すと、タッチパネル画面には図6に示す「メモリカード挿入ガイド画面」が表示される。
「メモリカード挿入ガイド画面」が表示されると、複数種類のメモリカードの実写画像とともに、「メモリカードを挿入してください」とのガイダンス文71が表示される。
この「メモリカード挿入ガイド画面」において、利用者が所定のメモリカードを各メモリカード専用のスロット7に挿入すると、「メニュー選択画面」に移行する。
なお、利用者が既にメモリカードをスロット7に挿入している場合には、「警告画面」の次に「メニュー選択画面」が表示される。
また、図6に示す「メモリカード挿入ガイド画面」において、「トップメニュー」ボタン73が操作された場合、操作画面は「初期画面」に移行する。
「メニュー選択画面」には、選択画像のプリントを受け付ける「プリント」メニューキー、インデックス用の一覧プリントを受け付ける「インデックス・プリント」メニューキー、証明写真用の分割プリントを受け付ける「スプリットプリント」メニューキー、テンプレートとの合成プリントを受け付ける「ボーダープリント」メニューキー等の各種プリントメニューに対応する複数のメニューキーが表示される。
ここでは、利用者が「プリント」メニューキーを操作したものとする。この場合、画面は図7に示す「一覧表示画面」に移行する。
この際、「一覧表示画面」には、メモリカードから読み出された実写画像がサムネイル形式で表示される。同時に、複数の操作キーが画面上に表示される。
なお、利用者がいずれかのサムネイル画像に触れると、画面右上の拡大画像表示領域75に選択された画像が拡大表示される。同時に、オーダー枚数欄77に「1」の文字が表示される。これにより、プリントオーダーが受け付けられたことが分かる。勿論、オーダー枚数欄77には、任意の枚数を指定入力できる。
この「一覧表示画面」には、表示形式を変更する表示形式変更キー79も用意されている。この表示形式変更キー79の操作により、メモリカードから読み出された実写画像を1枚づつ確認できるプレビュー形式に変更できる。
図8に、「プレビュー画面」の表示例を示す。なお、「プレビュー画面」にも、表示形式の変更用に表示形式変更キー79が配置される。
因みに、「一覧表示画面」と「プレビュー画面」の画面右下隅には、画面上での画像の選択を確定する「プリント」キー81が配置される。
また、「一覧表示画面」と「プレビュー画面」の画面右側には、総印刷時間表示欄83が配置される。総印刷時間表示欄83に表示される印刷時間は、各時点までに印刷対象に指定された全ての画像を印刷するのに必要な印刷時間である。勿論、総印刷時間表示欄83に表示される「総印刷時間」は、前述したように、「実印刷時間」に「冷却時間」を加算した値として予測される。
利用者は、この総印刷時間表示欄83の確認により、印刷対象の画像の選択中でも正確に予測された総印刷時間を参照することができる。
なお、総印刷時間の表示は、不図示の印刷時間通知部が実行する。
さて、「プリント」キー81の操作により印刷対象とする画像の選択が確定すると、「オーダー確認画面」が表示される。
図9に、「オーダー確認画面」の表示例を示す。「オーダー確認画面」には、「オーダーを確認し、「印刷スタート」ボタンを押してください」とのガイダンス文85が表示される。
「オーダー確認画面」には、確認情報(例えばオーダー番号、プリントサイズ、印刷枚数、単価、価格、残存リボン(印刷可能枚数)、総印刷時間)が所定のレイアウトで画面表示される。
この例の場合、オーダー番号は「010A」、プリントサイズは「5×7”」、印刷枚数は「24」枚である。
また、単価は「0.50」米ドル、税込み価格は「525」米ドルである。
また、残存リボンは「120」枚分であり、推定される総印刷時間は「20秒」である。図中、総印刷時間の表示は、「時:分:秒」で表している。
この総印刷時間は、「プリント」キー81の操作により画像の選択が確定した時点に演算された値である。
なお、「オーダー確認画面」で「キャンセル」キー87が操作されると、画面表示は直前の画面(例えば「一覧表示画面」又は「プレビュー画面」)に戻る。
また、「オーダー確認画面」で「印刷スタート」キー89が操作されると、選択された画像の印刷が実際に開始される。
図10に、印刷開始後の表示画面例を示す。この表示画面は、印刷の進行状況を利用者に通知するための画面(以下「進捗確認画面」という。)である。例えば現在印刷中の画像が総印刷枚数のうちの何番目かを示す情報(例では、8/24)、残りの総印刷時間(例では、12秒)、進行度合い(例では、棒グラフ表示)が表示される。
(C)プリントキオスク装置に応用した場合の効果
オフィスや街頭などの公共の場に設置され、多種多様な利用者層の利用が見込まれるプリントキオスク装置に以上の機能を搭載することにより、従来装置とは異なり、印刷に要する正確な総印刷時間を利用者(店員も含む。)に提示することが可能になる。
またこの際、複数の印刷オーダー(実行待ちの印刷オーダーや実行中の印刷オーダーを含む。)も含めた総印刷時間を表示すれば(基本的には、個々の印刷オーダーについて予測された総印刷時間の合計値で与えられる。)、既に複数の印刷オーダーがある場合にも正確な待ち時間を予測することが可能になる。
(D)他の形態例
(a)冷却時間の補正1
前述の形態例においては、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせに対応する冷却時間を記録したテーブルメモリを参照して、総印刷時間を予測する場合について説明した。
この際、テーブルメモリの冷却時間には、予め設定した固定値を使用した。しかし、冷却時間の設定値と実測値との間に差が生じる可能性もある。
そこで、実測値をテーブルメモリの該当値に反映させる仕組みを提案する。
図11に、システム制御部25の他の機能構成例を示す。図11には、図4との対応部分に同一符号を付して示す。
なお、総印刷時間予測装置91としての機能も、ファームウェアを通じて実現される。
総印刷時間予測装置91は、実印刷時間予測部63と、冷却時間予測部65と、総印刷時間予測部67と、冷却時間実測部93と、冷却時間補正部95とで構成される。
冷却時間実測部93は、サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要した冷却時間を実測する処理機能に対応する。
冷却時間補正部95は、冷却時間の実測値を次回以降の冷却時間の予測に反映する補正機能に対応する。
この補正機能を、図12を用いて説明する。ここでは、印刷実行時の機内温度が25℃で、連続印画枚数が20枚とする。この場合、図12(A)に太線で囲んで示すように、冷却時間の初期設定値は40秒である。
一方、冷却時間の実測値が30秒であった場合、図12(B)に太枠で囲んで示すように、冷却時間補正部95は、直前回の設定値「40秒」と実測値「30秒」の平均値、すなわち「35秒」に更新する。
なお、次回の印刷時に実測された冷却時間が「28秒」であれば、直前回の設定値「35秒」を平均値「31.5秒」に更新する。
このように、実測値に基づいてテーブルメモリを更新すれば、予測される総印刷時間の精度を使用環境に最適化できる。
因みに、図12においては、直前回の設定値と実測値との平均値を補正後の設定値として用いる場合について説明した。
しかし、補正方法は、勿論これに限るものでない。例えば、加重平均値を用いても良いし、過去数回の履歴を参照しても良い。
(b)冷却時間の補正2
前述した冷却時間の補正例1では、各印刷回で使用した機内温度と連続印刷枚数の組み合わせ部分についての実測値に基づいて、テーブルメモリに記憶された特定の設定値を補正する場合について説明した。
しかし、ある特定の組み合わせについて実測値が得られれば、その周辺に位置する組み合わせについても、設定値と実測値との関係を予測することは可能である。
そこで、冷却時間補正部95(図11)に、冷却時間の実測値を対応する組み合わせ部分だけでなくその周辺の組み合わせ部分にも反映する補正機能を搭載することを提案する。
この補正機能を、図13を用いて説明する。図13も、印刷実行時の機内温度が25℃で、連続印画枚数が20枚の場合について表している。
この例の場合、機内温度が20℃〜30℃、連続印刷枚数が10枚〜20枚の組み合わせ区分だけでなく、その周辺に位置する8つの組み合わせ区分(計9つの部分を網掛けで示す)についても実測値を参照して記憶値を補正している。この例では、直前回の設定値よりも小さい値に補正している。
なお、組み合わせ区分の違いにより、実測値の影響度合いは一般に異なる。従って、補正量は組み合わせ区分に応じて異なる。
例えば補正量は、連続印刷枚数に比例させたり、機内温度に比例させる方法がある。
また図13では、周囲8つの組み合わせ区分について設定値を補正しているが、テーブルメモリの上下左右に位置する4つの組み合わせ区分についてのみ設定値を補正する等、実測値を反映させる範囲は任意に設定することが可能である。
いずれにしても、実測値に基づいてテーブルメモリを更新すれば、予測される総印刷時間の精度を使用環境に最適化できる。
(c)冷却時間の予測1
前述した形態例や補正例では、テーブルメモリを参照して冷却時間を予測する場合について説明した。
しかし、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせについて過去に実測された冷却時間を保存し、過去の実測結果を統計処理して冷却時間を予測する手法を採用しても良い。
なお、実測値は、機内温度と連続印刷枚数との組み合わせ区分と関連付けて保存する。すなわち、この例は、使用環境下での実測値に基づいて形態例で説明したテーブルメモリを自律的に生成する方法である。
なお、冷却時間の予測に使用する統計処理には、例えば平均値、加重平均値、標準偏差、分散その他の統計処理を適用すれば良い。
(d)冷却時間の予測2
前述した形態例や補正例では、テーブルメモリを参照して冷却時間を予測する場合について説明した。
しかし、機内温度と連続印刷枚数を変数とする関数を使用して、各印刷回で必要とされる冷却時間を予測する手法を採用しても良い。
この手法を用いても、テーブルメモリを用いる場合と同様の効果、すなわち従来装置に比して正確な総印刷時間の予測を実現できる。
なお、この予測手法の場合、総印刷時間の予測に使用する関数の係数や関数自体を変更することにより、予測精度を微調整することができる。
例えば、前述例と同様、実測値に基づいて関数の係数や関数自体を微調整することにより、使用環境に応じて予測結果を最適化しても良い。
(e)冷却時間の予測3
前述した形態例では、冷却時間を機内温度と連続印刷枚数との組み合わせに基づいて予測する場合について説明した。
しかし、簡易なシステムでは、冷却時間を機内温度のみに基づいて予測しても良い。この場合、予測精度は、前述した形態例に比して低下する可能性がある。しかし、この場合でも使用環境に応じた機内温度を反映した冷却時間が加味されるため、従来装置に比して総印刷時間の予測精度を向上することができる。
勿論、この場合も、前述した形態例と同様に機内温度と冷却時間との関係をテーブルメモリに保存する手法を適用できる。また、テーブルメモリの対応関係を補正する手法や関数を用いて冷却時間を算出する手法も適用できる。
また、簡易なシステムでは、冷却時間を連続印刷枚数のみに基づいて予測する手法を適用することもできる。昨今では、空調の完備した環境下で使用されることも多い。このような使用環境では、連続印刷枚数に基づいて冷却時間を予測する手法を適用しても良い。
(f)総印刷時間の予測手順例
前述の形態例では、図4に示すように、実印刷時間の予測処理と冷却時間の予測処理を並列的に実行する場合について説明した。
しかし、図14に示すように、最初に印刷条件に基づいて実印刷時間を予測し(S1)、その次に印刷実行中に必要となるサーマルヘッドの冷却時間を予測し(S2)、最後にこれらを加算して総印刷時間を予測しても良い(S3)。
もっとも、実印刷時間の予測は、冷却時間の予測後に実行しても良い。
(g)総印刷時間の通知態様1
前述の形態例では、プリントキオスク装置を構成するタッチパネルスクリーン5に総印刷時間を表示する場合について説明した。
しかし、プリントキオスク装置とは別の表示装置に総印刷時間を表示させても良い。
図15に、システム例を示す。図15は、プリントキオスク装置1とは別に設置された表示装置97に総印刷時間を表示する例である。
図15の場合、プリントキオスク装置1と表示装置97とは無線接続されているが、有線接続でも良い。この表示方法の場合、店舗内でプリントキオスク装置の利用待っている又は印刷の終了を待っている利用者に現在の利用状況を一斉に通知できる。
また、この表示装置は、予め登録した利用者個人の情報処理端末や情報機器を構成する表示装置でも良い。この場合、利用者個人の情報のみを提供する仕組みとすることが望ましい。
この機能は、例えばオーダー情報と情報の出力先となる機器情報とを、プリントキオスク装置1に登録することで実現できる。また例えば、情報機器側から問い合わせのあったオーダー情報に関する待ち時間を通知することで実現できる。
(h)総印刷時間の通知態様2
前述の形態例では、印刷対象とする画像の選択画面(例えば「一覧表示画面」、「プレビュー画面」)と、「オーダー確認画面」と、「進捗確認画面」との全てにおいて総印刷時間を表示する場合について説明した。
しかし、総印刷時間の表示は、これら画面の一部でのみ表示しても良い。例えば「オーダー確認画面」においてのみ、総印刷時間を表示する構成としても良い。
(i)総印刷時間の通知態様3
前述の形態例においては、総印刷時間を文字情報として画面上に表示する場合について説明した。
しかし、総印刷時間は音声を通じて利用者に通知しても良い。
(j)応用例1
前述の形態例では、予測した総印刷時間を利用者に通知する場合について説明した。
しかし、予測した総印刷時間は、印刷オーダーの受付に使用することもできる。
例えば、図16(A)に示すように、予測された総印刷時間を利用して、次回印刷オーダーの印刷開始時間の予測に利用しても良い。この場合、総印刷時間の予測精度が高い分、次回印刷オーダーの印刷開始時刻を正確に予測することが可能になる。
この機能の搭載により、待ち時間が非常に長い場合には印刷オーダーを事前に取りやめる等の判断が可能になる。
また例えば、図16(B)に示すように、印刷オーダーの受付を拒否するのに使用することもできる。
この機能は、総印刷時間が予め設定した基準値よりも大きい場合には、予め印刷オーダー自体を受け付けないようにすることで、待ち時間の長期化による利用者とのトラブルを事前に回避することが可能になる。
図17に、この処理機能(印刷オーダ受付可否判定機能)を実現する処理手順例を示す。
この処理機能では、まず現時点での総印刷時間を取得する処理を実行する(S11)。勿論、総印刷時間は、前述した形態例で説明したように、実印刷時間に冷却時間を加算することにより予測された総印刷時間である。
次に、この処理機能では、予測された総印刷時間と基準値THとを比較する(S12)。
ここで、総印刷時間が基準値THを越えなければ(S12で否定結果)、印刷オーダーの受付を許可する(S13)。
一方、総印刷時間が基準値THを越えるとき(S12で肯定結果)、新たな印刷オーダーを一時的に停止する設定とする(S14)。
当該機能の搭載により、利用者は、印刷オーダー後に不当に長く待機する必要から解放される。
(k)応用例2
前述の形態例では、冷却時間を加味した総印刷時間の予測機能をプリントキオスク装置に搭載する場合について説明した。
しかし、この予測機能は、プリントキオスク装置以外にも適用することができる。
例えば、サーマルヘッドプリンタとは独立した画像処理装置に搭載することができる。ここでの画像処理装置には、コンピュータ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゲーム機器、スキャナ、携帯情報端末(携帯型のコンピュータ、携帯電話機、携帯型ゲーム機、電子書籍等)、時計、画像再生装置(例えば、光ディスク装置、ホームサーバー)、モニタ、テレビジョン受像器、発明に係る機能を搭載した処理ボードや処理カード等が含まれる。
図18に一例を示す。図18は、コンピュータ101に前述した予測機能を搭載した例である。コンピュータ101のディスプレイ103に総印刷時間が表示されている。
この他、サーマルヘッドプリンタ(印刷装置)そのものに、予測機能を搭載することもできる。
図19に一例を示す。図19に示すサーマルヘッドプリンタ111は、家庭等での利用を想定した普及タイプについて表している。この筐体113には、メディア挿入口115と表示部117とが配置されている。
なお、このタイプのサーマルヘッドプリンタ111の内部構成も、課金に関する機能を除けば基本的にプリントキオスク装置と同様である。勿論、搭載するサーマルヘッドの数等は異なるが、発明との関係では本質ではないため説明を省略する。
なお、サーマルヘッドプリンタ111が表示部117を搭載しないか、表示部117の大きさが総印刷時間の表示用として十分な大きさを有しない場合には、外部の表示装置に予測された総印刷時間を表示する仕組みを採用する。
(l)応用例3
前述の形態例では、冷却時間を加味した総印刷時間の予測機能をプログラムとして実現する場合、当該プログラムは記憶媒体に格納して配布しても良く、ネットワーク経由で配信しても良い。なお、記憶媒体は、磁気記憶媒体、光学式記憶媒体、半導体記憶媒体その他を含む。
(m)応用例4
前述の形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される各種の変形例及び応用例も考えられる。
プリントキオスク装置の外観構成例を示す図である。 プリントキオスク装置の内部構成例を示す図である。 温度センサーの配置例を示す図である。 システム制御部の機能構成例を示す図である。 機内温度と連続印刷枚数との組み合わせに冷却時間を対応付けたテーブルメモリ例を示す図である。 メモリカード挿入ガイド画面の表示例を示す図である。 一覧表示画面の表示例を示す図である。 プレビュー画面の表示例を示す図である。 オーダー確認画面の表示例を示す図である。 進捗確認画面の表示例を示す図である。 システム制御部の他の機能構成例を示す図である。 実測値に基づくテーブル値の補正機能を説明する図である。 実測値に基づくテーブル値の補正機能を説明する図である。 総印刷時間の予測手順例を示す図である。 総印刷時間の通知態様例を示す図である。 印刷オーダーの受付可否への応用例を示す図である。 印刷オーダーの受付可否機能を実現する処理手順例を示す図である。 総印刷時間の予測機能を搭載するシステム例を示す図である。 総印刷時間の予測機能を搭載するシステム例を示す図である。
符号の説明
25 システム制御部
35 温度センサー
61 総印刷時間予測装置
63 実印刷時間予測部
65 冷却時間予測部
67 総印刷時間予測部
91 総印刷時間予測装置
93 冷却時間実測部
95 冷却時間補正部

Claims (17)

  1. サーマルヘッドと、給紙機構とを有するサーマルヘッドプリンタにおいて、
    印刷条件に基づく実印刷時間を予測する実印刷時間予測部と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する冷却時間予測部と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する総印刷時間予測部と
    を有することを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  2. 請求項1に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    算出された総印刷時間を画面上に表示する印刷時間通知部
    を更に有することを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  3. 請求項1に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    前記冷却時間予測部は、前記冷却時間を機内温度に応じて予測する
    ことを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  4. 請求項1に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    前記冷却時間予測部は、前記冷却時間を連続印刷枚数に応じて予測する
    ことを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  5. 請求項1に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    前記冷却時間予測部は、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせに対応する冷却時間を記録したテーブルメモリを有し、各印刷回で必要とされる冷却時間を、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせに基づいてテーブルメモリより読み出す
    ことを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  6. 請求項1に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    前記冷却時間予測部は、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせについて過去に実測された冷却時間を保存し、過去の実測結果を統計処理して冷却時間を予測する
    ことを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  7. 請求項1に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要した冷却時間を実測する冷却時間実測部と、
    冷却時間の実測値を次回以降の冷却時間の予測に反映する冷却時間補正部と
    を有することを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  8. 請求項7に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    前記冷却時間予測部が、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせに対応する冷却時間を記録したテーブルメモリを有し、各印刷回で必要とされる冷却時間を、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせに基づいてテーブルメモリより読み出す場合、
    前記冷却時間補正部は、
    実測された特定の組み合わせ部分に対応する記録値のみを更新する
    ことを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  9. 請求項7に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    前記冷却時間予測部が、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせに対応する冷却時間を記録したテーブルメモリを有し、各印刷回で必要とされる冷却時間を、機内温度と連続印刷枚数の組み合わせに基づいてテーブルメモリより読み出す場合、
    前記冷却時間補正部は、
    実測された特定の組み合わせ部分とその周辺の組み合わせ部分に対応する記録値を更新する
    ことを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  10. 請求項1に記載のサーマルヘッドプリンタにおいて、
    前記冷却時間予測部は、機内温度と連続印刷枚数を変数とする関数を使用して、各印刷回で必要とされる冷却時間を算出する
    ことを特徴とするサーマルヘッドプリンタ。
  11. サーマルヘッドと、給紙機構と、タッチパネル式の操作画面とを有するプリントキオスク装置において、
    印刷条件に基づく実印刷時間を予測する実印刷時間予測部と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する冷却時間予測部と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する印刷時間予測部と
    を有することを特徴とするプリントキオスク装置。
  12. サーマルヘッドと、給紙機構とを有するサーマルヘッドプリンタにおける各印刷回又は複数印刷回分の総印刷時間を予測する総印刷時間予測装置において、
    印刷条件に基づく実印刷時間を予測する実印刷時間予測部と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する冷却時間予測部と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する総印刷時間予測部と
    を有することを特徴とする総印刷時間予測装置。
  13. サーマルヘッドと、給紙機構とを有するサーマルヘッドプリンタにおける各印刷回又は複数印刷回分の総印刷時間を予測する総印刷時間予測方法において、
    印刷条件に基づく実印刷時間を予測する処理と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する処理と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する処理と
    を有することを特徴とする総印刷時間予測方法。
  14. 印刷条件に基づく実印刷時間を予測する処理と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する処理と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する処理と、
    予測された総印刷時間を画面上に表示する処理と
    を有することを特徴とする総印刷時間表示方法。
  15. 印刷条件に基づく実印刷時間を予測する処理と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する処理と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  16. 印刷条件に基づく実印刷時間を予測する処理と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する処理と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する処理と、
    予測された総印刷時間を画面上に表示する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  17. 印刷条件に基づく実印刷時間を予測する処理と、
    サーマルヘッドを適温まで冷却するのに要する冷却時間を予測する処理と、
    前記実印刷時間と前記冷却時間の合計値を総印刷時間として予測する処理と、
    予測された総印刷時間と基準値とを比較し、総印刷時間が基準値を越えるとき、新たな印刷オーダーを一時的に停止する旨を画面上に表示する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014085903A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Seiko Epson Corp 印刷システム、印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の制御方法、およびプログラム
JP2015136807A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 ブラザー工業株式会社 印刷物作成装置
JP2016013638A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 ブラザー工業株式会社 印刷物作成装置
WO2022130486A1 (ja) * 2020-12-15 2022-06-23 三菱電機株式会社 印刷システムおよび印刷方法

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