JP2008009239A - プリント注文受付端末装置 - Google Patents

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泰宏 矢川
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Abstract

【課題】顧客が操作するプリント注文受付端末装置を利用して、顧客に提供する料金面でのサービスを的確に管理できるようにする。
【解決手段】入力された写真プリントの作製条件での写真プリントの作製を指示するプリント注文受付端末装置において、入力された前記作製条件を、その作製条件を入力したプリント注文者を特定するための識別情報と対応付けて、写真プリント作製注文の履歴情報として記憶装置59に記憶すると共に、プリント注文者による入力情報と、その入力情報を入力したプリント注文者の前記識別情報に対応して前記記憶装置59に記憶されている前記履歴情報とに基づいて、そのプリント注文者について適用する料金計算手順を設定条件に従って特定し、その特定した料金計算手順を指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、写真プリントの作製注文をするプリント注文者が、少なくとも写真プリントの作製枚数情報を含む写真プリントの作製条件を入力操作する入力操作部と、その入力操作部への入力操作時の操作案内を表示するモニタと、前記作製条件の入力情報に基づいて写真プリント作製料金を計算する料金計算部と、写真プリントの作製注文の受付けを制御するプリント注文制御部とが備えられ、写真プリント装置による前記作製条件での写真プリントの作製を指示するプリント注文受付端末装置に関する。
かかるプリント注文受付端末装置は、顧客からの写真プリントの作製注文(以下、単に「プリント注文」と称する場合がある)を受付ける端末装置であり、このプリント注文受付端末装置で受付けたプリント注文の内容を写真プリント装置へ送って写真プリントを作製させる。
このようなプリント注文受付端末装置は、通常、プリントショップの店頭に設置され、顧客自らがプリント注文受付端末装置を操作して、写真プリントの作製注文をするのに必要な事項(写真プリントの作製条件)を入力操作する。
尚、顧客は写真プリントの作製を希望する画像の画像データを記録したメモリーカード等の記録媒体をプリントショップへ持ち込んでプリント注文を行うが、一般には、プリント注文受付端末装置に、そのような記録媒体に記録されている画像データを読取る読取り装置も備えられている。
ところで、写真プリントの作製注文を受付けて写真プリントを作製するプリントショップでは、一度プリントショップを訪れて写真プリントの作製依頼をしてくれた顧客に、その後も継続してそのプリントショップを利用してもらえるようにと各種のサービスを提供する場合が多い。
従来、そのようなサービスの一つとして、例えば、下記特許文献1にも記載のような「クーポン」を発行して、繰り返して利用してくれる顧客に対して料金の割引等の便宜を図るサービスも考えられている。
特開平7−121772号公報
しかしながら、従来の「クーポン」を発行して顧客にサービスを提供するような方式では、顧客は、そのクーポンを利用したサービスを受けようとすると、そのクーポンを発行したプリントショップへクーポンを持参する必要がある。
ところが、実際には、顧客がクーポンを持参するのを忘れてしまうケースが多く、そのような場合には、顧客に十分なサービスを提供することができず、又、却って顧客に不快感を与えてしまうことにもなりかねない。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、顧客が操作するプリント注文受付端末装置を利用して、顧客に提供する料金面でのサービスを的確に管理できるようにする点にある。
本出願の第1の発明は、写真プリントの作製注文をするプリント注文者が、少なくとも写真プリントの作製枚数情報を含む写真プリントの作製条件を入力操作する入力操作部と、その入力操作部への入力操作時の操作案内を表示するモニタと、前記作製条件の入力情報に基づいて写真プリント作製料金を計算する料金計算部と、写真プリントの作製注文の受付けを制御するプリント注文制御部とが備えられ、写真プリント装置による前記作製条件での写真プリントの作製を指示するプリント注文受付端末装置において、前記料金計算部は、前記プリント注文制御部からの指示によって、写真プリント作製料金の料金計算手順を切換えるように構成され、前記プリント注文制御部は、前記入力操作部から入力された前記作製条件を、その作製条件を入力したプリント注文者を特定するための識別情報と対応付けて、写真プリント作製注文の履歴情報として記憶装置に記憶すると共に、前記入力操作部からの入力情報と、その入力情報を入力したプリント注文者の前記識別情報に対応して前記記憶装置に記憶されている前記履歴情報とに基づいて、そのプリント注文者について前記料金計算部において適用する料金計算手順を設定条件に従って特定し、その特定した料金計算手順を前記料金計算部に指示するように構成されている。
すなわち、プリントショップを利用する個々の顧客について、その顧客が入力操作する前記作製条件を利用して、その顧客のプリントショップの利用実績を前記履歴情報として記憶保存しておき、その顧客がプリントショップに再度来店してプリント注文をする際には、適宜にその顧客に固有の履歴情報を読出して、顧客の利用実績に対応した料金計算手順を適用して写真プリント作製料金を計算する。
この料金計算手順は、顧客の利用実績が多い程、料金の割引が大きくなるように計算手順が設定されるものであり、顧客は、クーポン等の提示を要することなく、顧客の利用実績に応じた写真プリント作製料金の割引を受けられる。
又、本出願の第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、前記プリント注文制御部は、プリント注文者が前記作製条件の前記入力操作部への入力操作を完了したときに、前記履歴情報に基づいて、前記料金計算部における料金計算手順を切換えるために必要となる条件を特定し、その条件を前記モニタに表示するように構成されている。
すなわち、顧客が入力操作部から入力操作を行ったときに、あと何をすれば料金計算手順の切換え、すなわち、写真プリント作製料金の割引を受けられるかがモニタに表示される。
又、本出願の第3の発明は、上記第1又は第2の発明の構成に加えて、前記プリント注文制御部は、前記入力操作部から入力操作を行ったプリント注文者について前記料金計算部において適用する料金計算手順の情報を前記モニタに表示するように構成されている。
従って、プリント注文者は、前記料金計算手順が切換えられて、写真プリント作製料金の割引を受けられるときは、モニタにてそれを確認することができる。
上記第1の発明によれば、顧客は、クーポン等の提示を要することなく、顧客の利用実績に応じた写真プリント作製料金の割引を受けられるので、顧客が操作するプリント注文受付端末装置を利用して、顧客に提供する料金面でのサービスを的確に管理できるものとなった。
又、上記第2の発明によれば、顧客が入力操作部から入力操作を行ったときに、あと何をすれば料金計算手順の切換え、すなわち、写真プリント作製料金の割引を受けられるかがモニタに表示されるので、顧客は、自己の受け得る可能性のあるサービスを的確に把握でき、プリント注文をする際の利便性を向上できる。
又、上記第3の発明によれば、前記料金計算手順が切換えられて、写真プリント作製料金の割引を受けられるときは、顧客は、モニタにてそれを確認することができるので、プリント注文をする際の利便性を更に向上できる。
以下、本発明のプリント注文受付端末装置を備えた写真プリントシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態で例示する写真プリントシステムDPは、いわゆるデジタルミニラボシステムと称されるシステムであり、ブロック構成図として示す図1及びプリントショップの店舗内に設置した状態の外観を示す図4に示すように、プリント注文受付端末装置ORと、プリント動作用の画像データに基づいて写真プリントを作製する写真プリント装置EPと、各種の記録媒体から画像データを取込んで前記プリント動作用の画像データを生成する画像入力装置IRとを主要部として構成され、これらがネットワーク接続されている。
このシステムでは、顧客がメモリーカード等の記録媒体をプリントショップの従業者であるオペレータに手渡して写真プリントを作製依頼することができる他、顧客自身がプリント注文受付端末装置ORを操作してメモリーカード等の各種の記録媒体等の画像データから写真プリントの作製を注文することもできる。
尚、図4では同一構成のプリント注文受付端末装置ORを複数台(具体的には2台)備える場合を例示しているが、図1のブロック図ではそのうちの1台のみについて図示している。
〔画像入力装置IRの概略構成〕
画像入力装置IRには、図1及び外観斜視図である図2に示すように、パーソナルコンピュータにて構成される主制御装置4と、写真プリント装置EPへ送るプリント動作用の画像データを生成する画像処理部5とが備えられ、主制御装置4には、メモリーカードリーダ/ライタ,光磁気ディスクドライブ及びCD−R/RWドライブ等を備えた外部入出力装置4aと、各種の制御用の情報等を表示するモニタ4bと、操作卓4cと、マウス4dとが接続されている。
画像処理部5は、写真プリント装置EPにて出力する写真プリントにおいて良好な画像が得られるように、主制御装置4を経て入力される画像データに対して、所定の色補正、シャープネスその他の画像処理を施して、前記プリント動作用の画像データを生成する。
主制御装置4には大容量のハードディスク装置が内蔵されており、外部入出力装置4aやプリント注文受付端末装置ORにおいて各種の記録媒体から取込んだ多数のオーダー(プリント注文の単位)の画像データを記憶保持できるようにしている。
〔プリント注文受付端末装置ORの概略構成〕
プリント注文受付端末装置ORは、図1及び図3の外観斜視図に示すように、CD−Rメディアやメモリーカード等の各種の記録媒体を読取るための複数種類のドライブを備えて各種の記録媒体から画像データを読取るための読取り装置51と、プリント注文を受付けるための操作案内を表示する表示機能と各種の指示を入力操作するための入力機能とを兼ね備えたタッチパネル式のモニタ52と、上部筐体53に内蔵されてパーソナルコンピュータにより構成される制御装置54と、下部筐体55に内蔵された入出金ユニット56と、各種の制御用データや後述の顧客の入力データ等を記憶する記憶装置59とが備えられている。記憶装置59は、例えばハードディスク装置にて構成すれば良い。
入出金ユニット56は、プリント注文受付端末装置ORを利用して写真プリントの作製を注文する際の料金を徴収するための装置であり、下部筐体55の正面側側面に紙幣及び硬貨を投入するための料金投入部57と、釣り銭を排出するための釣り銭排出口58とが備えられている。写真プリントの作製を依頼する顧客は、この入出金ユニット56を利用して支払う方法と、プリントショップの従業者に直接支払う方法とを選択できる。
〔写真プリント装置EPの全体構成〕
写真プリント装置EPは、図1に示すように、筐体内部に、印画紙2上へ画像を露光形成する画像形成装置EXと、画像形成装置EXにて画像が露光形成された印画紙2を現像処理する現像処理装置PPと、筐体上部側に設置された印画紙マガジン6から引き出された印画紙2を多数の搬送ローラ9等にて現像処理装置PPへ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている。
写真プリント装置EPの筐体外部には、図4に示すように、現像処理装置PPにて現像処理及び乾燥処理された印画紙2をオーダ毎に分類するためのソータ7と、現像処理装置PPから排出された印画紙2をソータ7へ搬送するコンベア8とが設けられている。
更に、印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン6から引き出された長尺の印画紙2を設定プリントサイズに切断するカッタ10が備えられている。
〔画像形成装置EXの構成〕
画像形成装置EXは、印画紙2上に露光画像を形成する画像形成ヘッド13と、画像形成ヘッド13を制御する露光制御装置14とを主要部として構成されている。
画像形成ヘッド13は、設定プリントサイズに切断された印画紙2の搬送経路の途中箇所を画像形成位置とするように取り付けられ、その画像形成位置において印画紙搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)でレーザビームを走査する。
露光制御装置14は、画像処理部5にて生成されたプリント動作用の画像データを受け取って、その画像データに基づいて画像形成ヘッド13から出射されるレーザビームを強度変調する。
印画紙搬送系PTにて搬送駆動される印画紙2に対して上述のように強度変調されたレーザビームが走査されることで、印画紙2上に画像が露光形成され、それが現像処理装置PPにて現像処理されると写真プリントとして仕上がる。
〔プリント注文の受付〕
次ぎに、顧客が自らプリント注文受付端末装置ORを操作して、写真プリントの作製注文を行う際の動作を、プリント注文受付端末装置ORの制御装置54が実行する図6のフローチャートに基づいて説明する。
プリント注文をする顧客が、プリント注文受付端末装置ORのタッチパネル式のモニタ52を操作して、住所,氏名,電話番号あるいはプリントショップがその顧客に対して設定している顧客番号等を入力操作すると、制御装置54は図6の処理を開始する。
先ず、制御装置54に接続されている記憶装置59に、上記の入力操作を行った顧客の写真プリント作製注文の履歴情報が記憶されているか否かを確認する(ステップ#1)。
この履歴情報は、プリント注文受付端末装置ORによってプリント注文を行った顧客がそのプリント注文の際に入力した写真プリントの作製条件を、その顧客(プリント注文者)を特定するための識別情報と対応付けて記憶装置59に記憶したものである。
この写真プリント作製条件には、詳しくは後述するが、写真プリントの作製枚数の情報が含まれている。
又、プリント注文者を特定するための上記識別情報は、顧客が入力した住所,氏名,電話番号あるいはプリントショップがその顧客に設定している顧客番号をそのまま用いても良いし、この履歴情報の記憶のために特別に設定した文字等を上記識別情報として用いても良い。
尚、本実施の形態では、プリント注文受付端末装置ORが2台備えられる場合を例示しているが、これらのプリント注文受付端末装置ORに備えられた記憶装置59は、上記の履歴情報については、記憶データを授受して同一内容の履歴情報を保持するようにリンクさせている。もちろん、2台のプリント注文受付端末装置ORに共通の記憶装置を備えるようにしても良い。
記憶装置59に、プリント注文受付端末装置ORを操作する顧客の履歴情報が存在しないときは(ステップ#1)、写真プリントの作製料金の料金計算手順を標準のものに設定する(ステップ#2)。この料金計算手順については詳しくは後述する。
この後、プリント注文の内容を詳細に設定する「注文内容入力処理」を実行する(ステップ#3)。
この「注文内容入力処理」においては、プリント注文受付端末装置ORのモニタ52に、図5に例示する顧客による入力操作のための画面表示を行う。
図5の画面表示では、6個の画像表示欄40と、各画像表示欄40に対応するプリント枚数入力欄41及びプリントサイズ入力欄42と、更に後続の画像についての入力操作を指示するための「次へ」ボタン表示43と、入力操作の完了を指示するための「完了」ボタン表示44を表示している。
画像表示欄40に表示される画像は、顧客が読取り装置51にセットした記録媒体から読出した画像に対して所定の画像処理を施して縮小処理した画像である。
顧客は、この画面表示において、画像表示欄40の画像を確認しながら、適宜に表示されるテンキーウィンドウ等からプリント枚数入力欄41及びプリントサイズ入力欄42への入力操作を行う。
顧客がこのような写真プリントの作製条件の入力操作を完了し、「完了」ボタン表示44を押し操作すると、ステップ#3の「注文内容入力処理」が終了し、顧客が図5の画面表示でプリント枚数入力欄41やプリントサイズ入力欄42において入力した情報(写真プリントの作製条件)が、その顧客(プリント注文者)の前記識別情報と対応付けて、写真プリント作製注文の履歴情報として記憶装置59に記憶される(ステップ#4)。
本実施の形態では、記憶装置59に記憶された顧客の履歴情報は、写真プリントの作製料金の割引サービスの提供のために利用される。
この写真プリントの作製料金の割引サービスについて説明すると、本実施の形態の写真プリントシステムDPは、プリントショップが顧客の利用実績に応じて写真プリントの作製料金を割り引くサービスを提供するのを支援する機能が備えられている。
更に具体的に説明すると、プリントショップの提供する割引サービスは、設定期間内(例えば、3ヶ月以内)に同一顧客についての写真プリントの作製枚数が、15枚,30枚あるいは45枚に達したとき、次回のプリントショップへの来店時に、写真プリントの作製料金を、夫々、1枚分,2枚分あるいは3枚分だけ割り引くというサービスである。
このようなサービスの提供を支援するために、制御装置54は、写真プリントの作製料金の計算のための料金計算手順として、写真プリントの作製枚数(プリント枚数入力欄41の入力値の累計)をPN、写真プリント1枚当たりの作製単価(プリントショップで任意に設定する価格)をPCで表して、「PN×PC」(標準計算)、「(PN−1)×PC」(第1割引計算)、「(PN−2)×PC」(第2割引計算)、「(PN−3)×PC」(第3割引計算)の4つの計算式による料金計算手順を保持しており、適宜にこれらを切換えて料金計算を実行する。第1割引計算が上記の1枚分の割引、第2割引計算が上記の2枚分の割引、第3割引計算が上記の3枚分の割引に相当する。
又、上記のステップ#2において設定した標準の料金計算手順とは上記の「標準計算」のことである。
尚、設定期間内での写真プリント作製枚数という条件を設けている関係上、ステップ#4で記憶装置59に記憶された履歴情報は、その設定期間が上述のように3ヶ月である場合、記憶した時点から3ヶ月が経過すると別途処理によってその履歴情報が削除される。
上記のような料金割引サービスの基礎情報となる上記履歴情報を記憶した後、モニタ52に、今後受けられる可能性のある割引サービスについての情報を表示する(ステップ#5)。
具体的には、その顧客の識別情報と対応して記憶装置59に記憶されている履歴情報に基づいて、上述の料金計算手順を切換えて写真プリント作製料金の割引サービスを受けられるために必要となる条件を特定して、その条件をモニタ52に表示する。
例えば、その顧客の履歴情報に、上記設定期間である3ヶ月以内での写真プリントの総作製枚数が10枚と記憶されているとき、その履歴情報の最初の記憶日付から3ヶ月以内に5枚以上のプリント注文を行うことと、更に、そのプリント注文の次ぎにもそのプリントショップを利用することを条件として特定し、制御装置54のカレンダー機能等を利用して「○月×日までに5枚以上のプリント注文をして頂くと、その次の来店時に1枚分のプリント料金をサービス致します。」のような文言でモニタ52に表示する。
又、例えば、その顧客の履歴情報で、既に写真プリントの総作製枚数が45枚を超えているときには、次回もそのプリントショップを利用することを条件として特定し、「○月×日までにご来店頂くと、3枚分のプリント料金をサービス致します。」のような文言でモニタ52に表示する。
このような案内表示の後、写真プリントの作製料金を計算して、求めた作製料金と入金のための操作案内をモニタ52に表示する(ステップ#11)。
この時点では、上記「標準計算」が料金計算手順として設定されている。
モニタ52の案内表示に従って、顧客が、料金投入部57から必要な料金を投入すると(ステップ#12)、この処理を終了する。
制御装置54は、このようにしてプリント注文を受付けた後、写真プリントを作製させるべく、写真プリントの作製の指示として、写真プリント作製対象の画像の画像データと、顧客が入力した写真プリントの作製条件のデータとを画像入力装置IRへ送る。この画像データ等を受け取った画像入力装置IRは、オペレータの管理下で、適宜のタイミングでその画像データを写真プリント装置EPへ送って写真プリントを作製させる。
一方、ステップ#1において、プリント注文受付端末装置ORを操作する顧客の履歴情報が記憶装置59に存在することを確認したときは、その履歴情報に基づいて、その顧客についての料金計算の際に、上記の「標準計算」以外の、「第1割引計算」,「第2割引計算」あるいは「第3割引計算」のうちの何れかの割引を適用すべき条件が満たされているか否かを確認する(ステップ#6)。
この確認処理は、例えば、その顧客の履歴情報に記録されている写真プリントの総作製枚数が10枚であるときは、割引を適用するための最低枚数である15枚に達しないので割引を適用できないと判断し、又、例えば、その顧客の履歴情報に記録されている写真プリントの総作製枚数が45枚を超えているときには、上記の「第3割引計算」を適用し得るものと判断する。
このようにして、上記の「第1割引計算」,「第2割引計算」あるいは「第3割引計算」の何れかを適用できる条件を満たしていると判断したときは、その顧客についての料金計算において適用する料金計算手順の情報をモニタ52に表示する(ステップ#7)。
例えば、上記「第3割引計算」を適用できる場合には、「総プリント枚数が45枚以上になっていますので、プリント3枚分を割り引きします。」のようにモニタ52に表示する。
この後、ステップ#11の料金計算において適用する料金計算手順として、上記のようにして適用できると判断した料金計算手順を設定する(ステップ#8)。
すなわち、モニタ52のタッチパネルからの入力情報(本実施の形態では、読出すべき履歴情報を特定するための顧客の入力情報)と、その顧客(プリント注文者)の識別情報に対応して記憶装置59に記憶されている履歴情報とに基づいて、その顧客についての料金計算の際に適用する料金計算手順を上述の設定条件で特定し、その特定した料金計算手順をステップ#11の料金計算で使用するように指示していることになっている。
このような処理の後、その顧客の識別情報に対応付けて記憶されている履歴情報を記憶装置59から削除して(ステップ#9)、上記のステップ#3と同様に、図5に例示するようなモニタ表示を行って、顧客からの写真プリントの作製条件の入力操作を受付ける(ステップ#10)。
以降は、上記と同様に、設定されている料金計算手順で写真プリントの作製料金の計算を行い(ステップ#11)、必要額が入金されると(ステップ#12)処理を終了する。
尚、ステップ#6において、その顧客の履歴情報が存在するものの、「第1割引計算」,「第2割引計算」あるいは「第3割引計算」の割引を適用するための条件を満たしていないときは、履歴情報が存在しない状態と同様の取扱いとなる。
以上のように、プリント注文受付端末装置ORの制御装置54は、顧客(プリント注文者)が入力した写真プリントの作製条件の入力情報に基づいて写真プリントの作製料金を計算する料金計算部CCとしての機能(図6のステップ#11の処理部分に相当)と、写真プリントの作製注文の受付けを制御するプリント注文制御部OCとしての機能(図6のステップ#11以外の処理部分)とを併せ持っており、料金計算部CCは、プリント注文制御部OCからの指示(図6のステップ#2及びステップ#8の処理部分)によって、写真プリント作製料金の料金計算手順を切換えている。
又、モニタ52は、図5の画面表示等により写真プリントの作製条件の入力操作時の操作案内を表示するモニタとしての機能と、写真プリントの作製条件を入力操作する入力操作部MNとしての機能とを兼ね備えている。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、プリントショップが提供する割引サービスは、設定期間内に同一顧客についての写真プリントの作製枚数が、15枚,30枚あるいは45枚に達したときに、次回のプリントショップへの来店時に、写真プリントの作製料金を、夫々、1枚分,2枚分あるいは3枚分だけ割り引くというケースを例示して、その割引のための料金計算手順として「第1割引計算」,「第2割引計算」及び「第3割引計算」の料金計算手順を例示しているが、この割引を適用するための具体的な条件等は種々に変更可能である。
例えば、設定期間内に同一顧客についての写真プリントの作製枚数が、15枚,30枚あるいは45枚に達した時点で、直ちに、写真プリントの作製料金を、夫々、1枚分,2枚分あるいは3枚分だけ割り引く、というようなものでも良いし、あるいは、設定期間内に同一顧客についての写真プリントの作製枚数が、15枚,30枚あるいは45枚に達した時点で、写真プリントの作製単価を下げるというような割り引き方でも良く、割り引き方の設定に応じて、上記の料金計算手順も適宜に設定されるものである。
(2)上記実施の形態では、プリント注文者が写真プリントの作製条件を入力操作する入力操作部MNとしてタッチパネル式のモニタ52を例示しているが、画像入力装置IRの主制御装置4に備えられている操作卓4cやマウス4dと同等のものを入力操作部MNとして備えても良い。
(3)上記実施の形態では、プリント注文受付端末装置ORの制御装置54が、プリント注文制御部OCの機能と料金計算部CCの機能とを併せ持つ場合を例示しているが、これらを夫々別個の組み込み型コンピュータ等にて構成しても良い。
本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの概略構成図 本発明の実施の形態にかかる画像入力装置の外観斜視図 本発明の実施の形態にかかるプリント注文受付端末装置の外観斜視図 本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの配置例を示す図 本発明の実施の形態にかかるモニタの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態にかかるフローチャート
符号の説明
CC 料金計算部
MN 入力操作部
OC プリント注文制御部
52 モニタ

Claims (3)

  1. 写真プリントの作製注文をするプリント注文者が、少なくとも写真プリントの作製枚数情報を含む写真プリントの作製条件を入力操作する入力操作部と、その入力操作部への入力操作時の操作案内を表示するモニタと、前記作製条件の入力情報に基づいて写真プリント作製料金を計算する料金計算部と、写真プリントの作製注文の受付けを制御するプリント注文制御部とが備えられ、写真プリント装置による前記作製条件での写真プリントの作製を指示するプリント注文受付端末装置であって、
    前記料金計算部は、前記プリント注文制御部からの指示によって、写真プリント作製料金の料金計算手順を切換えるように構成され、
    前記プリント注文制御部は、前記入力操作部から入力された前記作製条件を、その作製条件を入力したプリント注文者を特定するための識別情報と対応付けて、写真プリント作製注文の履歴情報として記憶装置に記憶すると共に、前記入力操作部からの入力情報と、その入力情報を入力したプリント注文者の前記識別情報に対応して前記記憶装置に記憶されている前記履歴情報とに基づいて、そのプリント注文者について前記料金計算部において適用する料金計算手順を設定条件に従って特定し、その特定した料金計算手順を前記料金計算部に指示するように構成されているプリント注文受付端末装置。
  2. 前記プリント注文制御部は、プリント注文者が前記作製条件の前記入力操作部への入力操作を完了したときに、前記履歴情報に基づいて、前記料金計算部における料金計算手順を切換えるために必要となる条件を特定し、その条件を前記モニタに表示するように構成されている請求項1記載のプリント注文受付端末装置。
  3. 前記プリント注文制御部は、前記入力操作部から入力操作を行ったプリント注文者について前記料金計算部において適用する料金計算手順の情報を前記モニタに表示するように構成されている請求項1又は2記載のプリント注文受付端末装置。
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