JPH07160945A - 自動カード作成販売装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 顧客が希望とする各種のカードを自由に作成
することができる自動カード作成販売装置を提供する。 【構成】 自動カード作成販売装置１は、幅サイズの異
なるロール状のカード作成用紙５，６を搬送するカード
作成用紙搬送手段７，８と、このカード作成用紙搬送手
段７，８により搬送されるカード作成用紙５，６に所定
の画像及び文字等を記録してカードを作成するカード作
成プリンタ９，１０と、作成するカードの種類を選択す
るカード選択手段１１と、画像及び文字等を入力する入
力手段１２と、この入力された画像及び文字等あるいは
予め入力された画像及び文字等から作成するカードの画
像及び文字等を編集する編集手段１３と、この編集情報
をカード作成プリンタ９，１０に送る送信手段１４と、
投入された貨幣から作成されたカードの料金を計算して
カードを発行するカード販売手段１５とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、名刺、サークルグル
ープカード、ギフトカード、メッセージカード、メンバ
ーカード、ポストカード、連絡カード、パーティー券等
の各種のカードを自動的に作成して販売する自動カード
作成販売装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば、名刺、サークルグループ
カード、ギフトカード、メッセージカード、メンバーカ
ード、ポストカード、連絡カード、パーティー券等の各
種のカードを作成するには、それぞれ専用のカード作成
装置を用いて作成される。

【０００３】また、それぞれのカードの作成は、顧客の
注文に応じてオペレータが操作して文字や数字、記号、
イラスト画像等を入力し、これをＣＲＴに表示して編集
し、プリンタにより所定の用紙に出力して作成するもの
がある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このように、希望する
種類のカードと、そのカードのレイアウト等を、その都
度オペレータに注文することは面倒である。

【０００５】ところで、オペレータを介さないで、顧客
が自分自身で操作しながら各種カードの選択から文字や
数字、記号、イラスト画像等を入力、編集をすることが
できれば、希望する種類のカードを顧客が自由に作成す
ることができ便利である。

【０００６】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、顧客が希望とする各種のカードを自由に作成する
ことができる自動カード作成販売装置を提供することを
目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載の自動カード作成販売装置の発明は、
幅サイズの異なるロール状のカード作成用紙を搬送する
カード作成用紙搬送手段と、このカード作成用紙搬送手
段により搬送されるカード作成用紙に所定の画像及び文
字等を記録してカードを作成するカード作成プリンタ
と、作成するカードの種類を選択するカード選択手段
と、画像及び文字等を入力する入力手段と、この入力さ
れた画像及び文字等あるいは予め入力された画像及び文
字等から作成するカードの画像及び文字等を編集する編
集手段と、この編集情報を前記カード作成プリンタに送
る送信手段と、投入された貨幣から作成されたカードの
料金を計算してカードを発行するカード販売手段とを備
えることを特徴としている。

【０００８】請求項２記載の自動カード作成販売装置の
発明は、前記カードが、名刺、サークルグループカー
ド、ギフトカード、メッセージカード、メンバーカー
ド、ポストカード、連絡カード、パーティー券等である
ことを特徴としている。

【０００９】請求項３記載の自動カード作成販売装置の
発明は、前記編集手段が、カードの画像及び文字等を選
択されたカードに応じて縦横に編集可能であることを特
徴としている。

【００１０】請求項４記載の自動カード作成販売装置の
発明は、前記編集手段が、カードの画像及び文字等の編
集の終了で固有のＩＤナンバーを設定し、以後このＩＤ
ナンバーの入力で同じカードの画像及び文字等が入力可
能であることを特徴としている。

【００１１】請求項５記載の自動カード作成販売装置の
発明は、前記送信手段が、ＳＣＳＩインターフェースを
介して前記カード作成プリンタに送信し、このカード作
成プリンタにＳＣＳＩインターフェース及びロール状の
カード作成用紙対応のラインサーマルページプリンタを
用いたことを特徴としている。

【００１２】請求項６記載の自動カード作成販売装置の
発明は、前記カード販売手段が、前記カード発行共に、
領収書にＩＤナンバーを付して発行し、前記ＩＤナンバ
ーに有効期限を設定可能であることを特徴としている。

【００１３】請求項７記載の自動カード作成販売装置の
発明は、前記カード販売手段が、カード発行情報、カー
ド売上情報等を記憶して集計等による情報管理を行い、
この情報管理内容を出力可能であることを特徴としてい
る。

【００１４】

【作用】請求項１記載の発明では、顧客がカードの種類
を選択し、選択されたカードに応じて画像及び文字等を
入力し、この入力された画像及び文字等あるいは予め入
力された画像及び文字等から作成するカードの画像及び
文字等を編集し、この編集されたカードの画像及び文字
等をカード作成プリンタによりロール状のカード作成用
紙に出力してカットしてカードを発行し、顧客の簡単な
操作で希望とする各種のカードを自由に作成することが
できる。

【００１５】請求項２記載の発明では、カードが、名
刺、サークルグループカード、ギフトカード、メッセー
ジカード、メンバーカード、ポストカード、連絡カー
ド、パーティー券等であり、顧客の希望する各種のカー
ドが作成できる。

【００１６】請求項３記載の発明では、カードの画像及
び文字等を選択されたカードに応じて縦横に編集可能で
あり、縦形あるいは横形のカードに対応することができ
る。

【００１７】請求項４記載の発明では、カードの画像及
び文字等の編集の終了で固有のＩＤナンバーを設定し、
以後このＩＤナンバーの入力で同じカードの画像及び文
字等が入力されるため、その分顧客の操作が簡単にな
る。

【００１８】請求項５記載の発明では、カードの編集情
報を、ＳＣＳＩインターフェースを介してカード作成プ
リンタに送信するから、情報の伝送が速くなり、しかも
ラインサーマルページプリンタで高精度な出力が可能で
ある。

【００１９】請求項６記載の発明では、カード発行共
に、領収書にＩＤナンバーを付して発行するため便利で
あり、しかもＩＤナンバーに有効期限を設定すること
で、期限が切れたＩＤナンバーを自動的に消去する等の
管理が行われる。

【００２０】請求項７記載の発明では、カード発行情
報、カード売上情報等を記憶して集計等による情報管理
を行い、この情報管理内容を出力することで、売上代金
回収、ロール状のカード作成用紙の補給、アフタサービ
スに便利である。

【００２１】

【実施例】以下、この発明の自動カード作成販売装置の
実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図１は自動
カード作成販売装置の正面図、図２は自動カード作成販
売装置の断面図、図３は自動カード作成販売装置の概略
構成ブロック図である。

【００２２】自動カード作成販売装置１は、その装置本
体２の下部にキャスタ３及びレベルジャッキ４が設けら
れ、このキャスタ３により室内や屋外の所定の設置場所
に移動して、レベルジャッキ４で高さの調節が行われ
る。

【００２３】この自動カード作成販売装置１には、幅サ
イズの異なるロール状のカード作成用紙５，６を搬送す
るカード作成用紙搬送手段７，８と、このカード作成用
紙搬送手段７，８により搬送されるカード作成用紙５，
６に所定の例えば文字、数字、記号、イラスト画像等、
即ち画像及び文字等を記録してカードを作成するカード
作成プリンタ９，１０と、作成するカードの種類を選択
するカード選択手段１１と、画像及び文字等を入力する
入力手段１２と、この入力した画像及び文字等あるいは
予め入力された画像及び文字等から作成するカードの画
像及び文字等を編集する編集手段１３と、この編集情報
をカード作成プリンタ９，１０に送る送信手段１４と、
投入された貨幣から作成されたカードの料金を計算して
カードを発行するカード販売手段１５とが備えられてい
る。さらに、自動カード作成販売装置１には、操作の指
示をアナウンスするアナウンス装置１６が設けられてい
る。

【００２４】この自動カード作成販売装置１で、名刺、
サークルグループカード、ギフトカード、メッセージカ
ード、メンバーカード、ポストカード、連絡カード、パ
ーティー券等の各種のカードを自動的に作成して販売す
ることができ、顧客の希望する各種のカードが作成でき
るようになっている。

【００２５】カード作成用紙搬送手段７，８は、カード
作成用紙５，６を収納したマガジン１７，１８と搬送ロ
ーラ１９，２０等から構成され、それぞれ幅サイズの異
なるロール状のカード作成用紙５，６を搬送する。この
カード作成用紙搬送手段７，８は、装置本体２内の後方
位置に上下２段にして配置されている。下段のマガジン
１７から搬送されるカード作成用紙５は、名刺、サーク
ルグループカード、ギフトカード、メッセージカード、
メンバーカード等を作成するために用いられる。また、
上段のマガジン１８から搬送されるカード作成用紙６
は、ポストカード、連絡カード、パーティー券等を作成
するために用いられる。このように、ロール状のカード
作成用紙５，６を使用することで、搬送機構として搬送
ローラ１９，２０等を用いる簡素化した構造になり、紙
づまり等のトラブルも軽減する。さらに、ロール状のカ
ード作成用紙５，６を使用することで、カット位置を変
えることで種々のサイズのカードを作成することができ
る。

【００２６】カード作成プリンタ９，１０はカード作成
用紙搬送手段７，８に対向して上下２段に配置され、そ
れぞれのカード作成プリンタ９，１０は熱転写プリンタ
で構成されている。このカード作成プリンタ９，１０
は、ＳＣＳＩインタフェース及び幅サイズの異なるロー
ル状のカード作成用紙５，６対応のラインサーマルペー
ジプリンタが用いられ、高速プリントが可能である。ま
た、それぞれのカード作成プリンタ９，１０にはペーパ
カッタ２１，２２が設けられ、カード作成プリンタ９，
１０でカード画像が出力されたロール状のカード作成用
紙５，６を各種カードの種類に合わせて所定サイズに切
断してカードを作成する。

【００２７】上段に配置されるカード作成プリンタ１０
に対応して郵便番号を記入する枠を出力する郵便番号枠
作成プリンタ２３が配置されている。作成されたカード
は、装置本体２の下部の前扉２４に設けられたカード取
出口２５から取り出される。

【００２８】カード選択手段１１及び入力手段１２は、
ＣＲＴ２６の表示画面２７に設けられたタッチパネルス
イッチ２８で構成されている。ＣＲＴ２６は装置本体２
の内部に配置され、表示画面２７は装置本体２の前側上
面に配置され、顧客が外部から容易に操作できるように
なっている。タッチパネルスイッチ２８は超音波式タッ
チパネルが用いられ、ＣＲＴ２６の表示画面２７を指で
触れるだけの選択操作で操作が簡便になっている。

【００２９】カード選択手段１１は、作成するカードの
種類を選択し、このカードの選択はＣＲＴ２６の表示画
面２７に表示された指示を確認し、表示画面２７を指で
軽く触れるだけでタッチパネルスイッチ２８が作動して
画面が変わり、カードの選択ができる。この実施例で
は、操作途中にカード選択の変更を３回だけ可能になっ
ており、３回に限定することで１人の顧客が長時間を使
用することを防止している。このカード選択の変更もＣ
ＲＴ２６の表示画面２７を指で軽く触れるだけの選択式
操作でタッチパネルスイッチ２８が作動して簡単にカー
ド変更ができる。

【００３０】入力手段１２は画像及び文字等を入力し、
またタッチパネルスイッチ２８を使用することで、簡単
な顧客独自の図柄も簡単に入力することができる。

【００３１】さらに、顧客固有のＩＤナンバーを操作指
示に従って入力すると、前回作成したカードと同じカー
ドの画像及び文字等が入力でき、これらの画像及び文字
等はＣＲＴ２６の表示画面２７に表示され、同じものを
作成する場合には簡単にカードを発行することができ
る。また、名刺等はカードを選択するだけで縦形名刺を
横形名刺に簡単に変更することができる。さらに、カー
ドの画像及び文字等を変更するしないに拘らず、顧客固
有のＩＤナンバーは新しいＩＤナンバーになる。このＩ
Ｄナンバーには、有効期限が設定可能であり、このよう
にＩＤナンバーに有効期限を設定することで、期限が切
れたＩＤナンバーを自動的に消去する等の管理が行わ
れ、これによりＩＤナンバーの登録容量が確保される。

【００３２】アナウンス装置１６はアナウンスコンポー
ネント２９、スピーカ３０等から構成され、スピーカ３
０は装置本体２の上部に、ファン３１と共に配置されて
いる。このアナウンス装置１６は音声ＲＯＭをアナウン
スコンポーネント２９で変換してスピーカ３０により出
力する。従って、操作内容は、ＣＲＴ２６の表示画面２
７上への表示と共に、アナウンス装置１６によって音声
で指示されるので、表示だけのものよりわかりやすく操
作ができる。

【００３３】編集手段１３は、入力された画像及び文字
等あるいは予め入力された画像及び文字等から作成する
カードの画像及び文字等を編集し、さらにカードの画像
及び文字等を選択されたカードに応じて縦横に編集可能
であり、縦形あるいは横形のカードに対応することがで
きる。また、編集手段１４は、カードの画像及び文字等
の編集の終了で顧客固有のＩＤナンバーを設定し、以後
このＩＤナンバーの入力で同じカードの画像及び文字等
が入力可能であり、その分顧客の入力操作が簡単にな
る。

【００３４】この編集手段１３はコンピュータ３２で構
成され、このコンピュータ３２はＣＰＵ、メモリを有し
ており、画像及び文字等の編集に限らず、この装置全体
の制御を行っている。

【００３５】送信手段１４は、編集情報をＳＣＳＩイン
ターフェース３３，３４を介してカード作成プリンタ
９，１０に送信し、送信手段１４もコンピュータ３２で
構成されている。このように、編集情報を、ＳＣＳＩイ
ンターフェース３３，３４を介してカード作成プリンタ
９，１０に送信するから、情報の伝送が速くなり、しか
もラインサーマルページプリンタで高精度な出力が可能
である。

【００３６】カード販売手段１５は、紙幣が投入される
ビルバリ装置３５、コインが投入されるコインメック装
置３６、領収書を発行する領収書発行装置３７等から構
成され、投入された貨幣から作成されたカードの料金を
計算してカードを発行する共に、領収書にＩＤナンバー
を付して発行する。このように、カード販売手段１５で
は、カード発行共に、領収書にＩＤナンバーを付して発
行するため便利である。

【００３７】ビルバリ装置３５は装置本体２の上部に配
置され、紙幣投入口３８が上部の前扉３９に設けられて
いる。コインメック装置３６も装置本体２の上部に配置
され、コイン投入口４０とつり銭返却口４１が上部の前
扉３９に設けられている。領収書発行装置３７は装置本
体２の下部に配置され、領収書は下部の前扉２４に設け
られたカード取出口２５にカードと共に取出可能になっ
ている。

【００３８】カード販売手段１５は、カード発行情報、
カード売上情報等を記憶して集計等による情報管理を行
う。この情報管理内容は、コンピュータ３２に設けた補
修スイッチ５０を操作することで出力可能であり、例え
ば累計売上高、累計カード作成枚数、月次売上高、月次
カード作成枚数等がプリントアウトされる。

【００３９】このように、カード発行情報、カード売上
情報等を記憶して集計等による情報管理を行い、この情
報管理内容を出力することで、売上代金回収、ロール状
のカード作成用紙の補給、アフタサービスに便利であ
る。

【００４０】この自動カード作成販売装置１により、顧
客がカードの種類を選択し、選択されたカードに応じて
画像及び文字等を入力し、この入力された画像及び文字
等あるいは予め入力された画像及び文字等から作成する
カードの画像及び文字等を編集し、この編集されたカー
ドの画像及び文字等をカード作成プリンタ９，１０によ
りロール状のカード作成用紙５，６に出力してカットし
てカードを発行するようになっており、顧客の簡単な操
作で希望とする各種のカードを自由に作成することがで
きる。

【００４１】次に、この自動カード作成販売装置のカー
ド発行を、図４乃至図１８に基づいて説明する。図４は
メインフローチャート、図５は名刺選択のフローチャー
ト、図６は葉書選択のフローチャート、図７は名刺見本
選択のフローチャート、図８は葉書見本選択のフローチ
ャート、図９はその他の各種カード選択のフローチャー
ト、図１０は縦形名刺選択のフローチャート、図１１は
横形名刺選択のフローチャート、図１２は各種葉書選択
のフローチャート、図１３は画面１を示す図、図１４は
画面２を示す図、図１５は画面３を示す図、図１６は画
面４を示す図、図１７は画面５を示す図、図１８は画面
６を示す図である。

【００４２】まず、図４のメインフローチャートについ
て説明する。ステップａ１で操作のデモ表示が行われ、
ステップｂ１で入金されると、図１３に示す選択画面表
示が行われる（ステップｃ１）。図１３の画面１に基づ
いて、表示されている項目のタッチパネルスイッチに触
れて選択を行い（ステップｄ１）、名刺の選択の場合に
は図５の名刺選択のフローチャートへ、葉書の選択の場
合には図６は葉書選択のフローチャートへ、名刺見本の
選択の場合には図７は名刺見本選択のフローチャート
へ、葉書見本の選択の場合には図８は葉書見本選択のフ
ローチャートへ、その他のカードの選択の場合には図９
はその他の各種カード選択のフローチャートへ、返却の
場合には作業を中止して、ステップｅ１で払い戻しを行
い、ステップａ１に移行する。

【００４３】次に、図５の名刺選択のフローチャートに
ついて説明する。ステップａ２で図１４に示す選択画面
表示が行われる。図１４の画面２に基づいて、表示され
ている項目のタッチパネルスイッチに触れて選択を行い
（ステップｂ２）、作業中止の選択の場合には図４のス
テップｃ１に移行し、図１３の画面１に戻る。縦形名刺
の選択の場合には図１０の縦形名刺選択のフローチャー
トへ、横形名刺の選択の場合には図１１の横形名刺選択
のフローチャートへ移行する。

【００４４】次に、図６の葉書選択のフローチャートに
ついて説明する。ステップａ３で図１５に示す選択画面
表示が行われる。図１５の画面３に基づいて、表示され
ている項目のタッチパネルスイッチに触れて選択を行い
（ステップｂ３）、作業中止の選択の場合には図４のス
テップｃ１に移行し、図１３の画面１に戻る。各種葉書
の選択の場合には図１２の各種葉書選択のフローチャー
トへ移行する。

【００４５】次に、図７の名刺見本選択のフローチャー
トについて説明する。ステップａ４で図１４に示す選択
画面表示が行われる。図１４の画面２に基づいて、表示
されている項目のタッチパネルスイッチに触れて選択を
行い（ステップｂ４）、作業中止の選択の場合には図４
のステップｃ１に移行し、図１３の画面１に戻る。一
方、図１３の画面１で名刺見本６枚の選択の場合には、
指定カードのプリントを行なってカットし、領収書のプ
リントを行なってカットし（ステップｃ４）、ステップ
ｄ４でつり銭がある場合にはつり銭の払い戻しを行い
（ステップｅ４）、図４のステップａ１に移行する。

【００４６】次に、図８の葉書見本選択のフローチャー
トについて説明する。ステップａ５で図１５に示す選択
画面表示が行われる。図１５の画面３に基づいて、表示
されている項目のタッチパネルスイッチに触れて選択を
行い（ステップｂ５）、作業中止の選択の場合には図４
のステップｃ１に移行し、図１３の画面１に戻る。一
方、図１３の画面１で葉書見本４枚の選択の場合には、
図７のステップｃ４に移行して指定カードのプリントを
行なってカットし、領収書のプリントを行なってカット
し（ステップｃ４）、ステップｄ４でつり銭がある場合
にはつり銭の払い戻しを行い（ステップｅ４）、図４の
ステップａ１に移行する。

【００４７】次に、図９のその他の各種カード選択のフ
ローチャートについて説明する。ステップａ６で図１６
に示す選択画面表示が行われる。図１６の画面４に基づ
いて、表示されている項目のタッチパネルスイッチに触
れて選択を行い（ステップｂ６）、作業中止の選択の場
合には図４のステップｃ１に移行し、図１３の画面１に
戻る。一方、図１３の画面１でその他の各種カードの選
択の場合には、ステップｃ６で図１７の画面５が表示さ
れる。図１７の画面５に基づいて、表示されている項目
のタッチパネルスイッチに触れてＩＤナンバーの確認が
行われる（ステップｃ６）。即ち、ステップｄ６でＩＤ
ナンバーが分からない場合にはステップｅ６で名前、住
所、ＴＥＬ等必要項目を入力し、ステップｆ６で指定カ
ードの表示を行い、訂正がなければ（ステップｇ６）、
図７のステップｃ４に移行して指定カードのプリントを
行なってカットし、領収書のプリントを行なってカット
し（ステップｃ４）、ステップｄ４でつり銭がある場合
にはつり銭の払い戻しを行い（ステップｅ４）、図４の
ステップａ１に移行する。

【００４８】ステップｇ６で訂正があると、ステップｅ
６へ移行して再度名前、住所、ＴＥＬ等必要項目を入力
する。また、ステップｄ６でＩＤナンバーが分かってい
ると、ステップｆ６へ移行して指定カードの表示を行
い、訂正がなければ（ステップｇ６）、図７のステップ
ｃ４に移行して指定カードのプリントを行なってカット
し、領収書のプリントを行なってカットし（ステップｃ
４）、ステップｄ４でつり銭がある場合にはつり銭の払
い戻しを行い（ステップｅ４）、図４のステップａ１に
移行する。

【００４９】次に、図１０の縦形名刺選択のフローチャ
ートについて説明する。ステップａ７で図１７の画面５
が表示される。図１７の画面５に基づいて、表示されて
いる項目のタッチパネルスイッチに触れてＩＤナンバー
の確認が行われる。即ち、ステップｂ７でＩＤナンバー
が分からない場合にはステップｃ７で名前、住所、ＴＥ
Ｌ等必要項目を入力する。また、ステップｂ７でＩＤナ
ンバーが分かっている場合にはそのままステップｄ７へ
移行し、図柄の選択の場合には、ステップｅ７で図１８
に示す選択画面表示が行われる。図１８の画面６に基づ
いて、表示されている項目のタッチパネルスイッチに触
れて選択を行い、ステップｆ７で指定カードの表示を行
い、訂正がなければ（ステップｇ７）、図７のステップ
ｃ４に移行して指定カードのプリントを行なってカット
し、領収書のプリントを行なってカットし（ステップｃ
４）、ステップｄ４でつり銭がある場合にはつり銭の払
い戻しを行い（ステップｅ４）、図４のステップａ１に
移行する。

【００５０】ステップｂ７及びステップｇ７で訂正があ
ると、ステップｅ７へ移行して再度名前、住所、ＴＥＬ
等必要項目を入力し、再びステップｄ７からステップｇ
７の作動が行われる。

【００５１】次に、図１１の横形名刺選択のフローチャ
ートについて説明するが、ステップａ８からステップｇ
８で図１０のステップａ７からステップｇ７と同様に作
動するから説明を省略する。

【００５２】次に、図１２の各種葉書選択のフローチャ
ートについて説明するが、ステップａ９からステップｇ
９で図１０のステップａ７からステップｇ７と同様に作
動するから説明を省略する。

【００５３】

【発明の効果】前記したように、請求項１記載の発明
は、顧客がカードの種類を選択し、選択されたカードに
応じて画像及び文字等を入力し、この入力された画像及
び文字等あるいは予め入力された画像及び文字等から作
成するカードの画像及び文字等を編集し、この編集され
た画像及び文字等をカード作成プリンタによりロール状
のカード作成用紙に出力してカットしてカードを発行す
るから、顧客の簡単な操作で希望とする各種のカードを
自由に作成することができる。

【００５４】請求項２記載の発明は、名刺、サークルグ
ループカード、ギフトカード、メッセージカード、メン
バーカード、ポストカード、連絡カード、パーティー券
等、顧客の希望する各種のカードが作成できる。

【００５５】請求項３記載の発明は、カード画像を選択
されたカードに応じて縦横に編集可能であるから、縦形
あるいは横形のカードに対応することができる。

【００５６】請求項４記載の発明は、カードの画像及び
文字等の編集の終了で固有のＩＤナンバーを設定するか
ら、以後このＩＤナンバーの入力で同じカードの画像及
び文字等が入力可能であり、その分顧客の操作が簡単に
なる。

【００５７】請求項５記載の発明は、カードの編集情報
を、ＳＣＳＩインターフェースを介してカード作成プリ
ンタに送信するから、情報の伝送が速くなり、しかもラ
インサーマルページプリンタで高精度な出力が可能であ
る。

【００５８】請求項６記載の発明は、カード発行共に、
領収書にＩＤナンバーを付して発行するため便利であ
り、しかもＩＤナンバーに有効期限を設定することで、
期限が切れたＩＤナンバーを自動的に消去する等の管理
が可能である。

【００５９】請求項７記載の発明は、カード発行情報、
カード売上情報等を記憶して集計等による情報管理を行
い、この情報管理内容を出力可能であるから、情報管理
内容を出力することで、売上代金回収、ロール状のカー
ド作成用紙の補給、アフタサービスに便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】自動カード作成販売装置の正面図である。

【図２】自動カード作成販売装置の断面図である。

【図３】自動カード作成販売装置の概略構成ブロック図
である。

【図４】メインフローチャートである。

【図５】名刺選択のフローチャートである。

【図６】葉書選択のフローチャートである。

【図７】名刺見本選択のフローチャートである。

【図８】葉書見本選択のフローチャートである。

【図９】その他の各種カード選択のフローチャートであ
る。

【図１０】縦形名刺選択のフローチャートである。

【図１１】横形名刺選択のフローチャートである。

【図１２】各種葉書選択のフローチャートである。

【図１３】画面１を示す図である。

【図１４】画面２を示す図である。

【図１５】画面３を示す図である。

【図１６】画面４を示す図である。

【図１７】画面５を示す図である。

【図１８】画面６を示す図である。

【符号の説明】

１ 自動カード作成販売装置 ５，６ カード作成用紙 ７，８ カード作成用紙搬送手段 ９，１０ カード作成プリンタ １１ カード選択手段 １２ 入力手段 １３ 編集手段 １４ 送信手段 １５ カード販売手段

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 幅サイズの異なるロール状のカード作成
   用紙を搬送するカード作成用紙搬送手段と、このカード
   作成用紙搬送手段により搬送されるカード作成用紙に所
   定の画像及び文字等を記録してカードを作成するカード
   作成プリンタと、作成するカードの種類を選択するカー
   ド選択手段と、画像及び文字等を入力する入力手段と、
   この入力された画像及び文字等あるいは予め入力された
   画像及び文字等から作成するカードの画像及び文字等を
   編集する編集手段と、この編集情報を前記カード作成プ
   リンタに送る送信手段と、投入された貨幣から作成され
   たカードの料金を計算してカードを発行するカード販売
   手段とを備えることを特徴とする自動カード作成販売装
   置。
2. 【請求項２】 前記カードは、名刺、サークルグループ
   カード、ギフトカード、メッセージカード、メンバーカ
   ード、ポストカード、連絡カード、パーティー券等であ
   ることを特徴とする請求項１記載の自動カード作成販売
   装置。
3. 【請求項３】 前記編集手段は、カードの画像及び文字
   等を選択されたカードに応じて縦横に編集可能であるこ
   とを特徴とする請求項１記載の自動カード作成販売装
   置。
4. 【請求項４】 前記編集手段は、カードの画像及び文字
   等の編集の終了で固有のＩＤナンバーを設定し、以後こ
   のＩＤナンバーの入力で同じカードの画像及び文字等が
   入力可能であることを特徴とする請求項１記載の自動カ
   ード作成販売装置。
5. 【請求項５】 前記送信手段は、ＳＣＳＩインターフェ
   ースを介して前記カード作成プリンタに送信し、このカ
   ード作成プリンタにＳＣＳＩインターフェース及びロー
   ル状のカード作成用紙対応のラインサーマルページプリ
   ンタを用いたことを特徴とする請求項１記載の自動カー
   ド作成販売装置。
6. 【請求項６】 前記カード販売手段は、前記カード発行
   共に、領収書にＩＤナンバーを付して発行し、前記ＩＤ
   ナンバーに有効期限を設定可能であることを特徴とする
   請求項１記載の自動カード作成販売装置。
7. 【請求項７】 前記カード販売手段は、カード発行情
   報、カード売上情報等を記憶して集計等による情報管理
   を行い、この情報管理内容を出力可能であることを特徴
   とする請求項１記載の自動カード作成販売装置。