JP2007090369A - ビーム溶接装置、及びビーム溶接方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リッド10aとパッケージ10bを備えるワークに対してレーザビームLB2又は電子ビームを照射することによってワークが封止されるように溶接を行う方法であって、リッドとパッケージの双方同時にビームスポットがかかる位置にビームを照射する。これにより、リッドの側面が溶融すると共に、パッケージの温度上昇によってリッドの底面が効果的に溶融し、さらにパッケージ自体が加熱されることによって、パッケージのシール面の濡れ性が向上する。したがって、上記のビーム溶接装置によれば、リッドとパッケージとを確実に溶接することができる。また、リッド上の熱の拡散が抑制されるため、ビームのパワー出力を低減することが可能となる。
【選択図】図4
Description
まず、本実施例に係るレーザ溶接装置の構成について説明する。
次に、本実施例に係るレーザ溶接方法について説明する。本実施例では、リッド10aとパッケージ10bの両方に対して同時にレーザビームLB2を照射する。詳しくは、リッド10aにレーザビームLB2が照射される位置と、パッケージ10bにレーザビームLB2が照射される位置とが近傍に位置するようにレーザビームLB2を照射する。
ここで、リッド10aとパッケージ10bとの仮付けについて説明する。なお、本明細書では、「仮付け」とは、リッド10aとパッケージ10bとを完全に封止する前に行う仮の接着をいう。
ここで、磁石を用いてリッド10aをパッケージ10bに対して固定する方法について説明する。本実施例では、封止溶接を行う際に、磁石による磁力をリッド10aに対して付与することによって、リッド10aをパッケージ10bに対して固定すると共に、リッド10aとパッケージ10bをトレイ20に対して固定する。こうするのは、封止溶接時に、リッド10aがパッケージ10bに対して動かなくすると共に、ワーク10がトレイ20に対して動かなくするためである。なお、前述したように、封止溶接時にワーク10は仮付け溶接された状態にあるが、本実施例では、封止溶接時におけるリッド10aとパッケージ10bとの固定を更に確実にするために磁石を用いて固定を行っている。例えば、封止溶接時には仮付け部分が溶融するためリッド10aがパッケージ10bに対して移動し易くなるが、磁石を用いて固定を行うことにより、このような移動を確実に抑制することが可能となる。また、封止溶接時に、ワーク10がトレイ20に対して移動することを抑制することが可能となる。
以下で、本発明の変形例に係るレーザ溶接装置について説明する。
10a リッド
10b パッケージ
20 トレイ
30 ビームスポット
35 レーザビーム出射装置
36 ガルバノヘッド
100 レーザ溶接装置
LB1、LB2 レーザビーム
Claims (7)
- リッドとパッケージを備えるワークに対してビームを照射することによって、前記ワークが封止されるように溶接を行うビーム溶接装置であって、
前記溶接を行う際に、前記リッドと前記パッケージの両方に対して同時に前記ビームを照射するビーム照射手段を備えることを特徴とするビーム溶接装置。 - 前記ビーム照射手段は、
前記ビームを出射するビーム出射部と、
前記ビーム出射部から出射されたビームを照射する位置を変更する照射位置変更部と、を備え、
前記照射位置変更部は、前記リッドと前記パッケージの両方に前記ビームによるビームスポットが形成されるように、前記ビームを照射する位置を変更することを特徴とする請求項1に記載のビーム溶接装置。 - 前記照射位置変更部は、前記パッケージの温度上昇を利用することによって、前記ビームのパワー出力を小さくしても前記ワークの溶接が十分に行われるような位置に前記ビームスポットを形成することを特徴とする請求項2に記載のビーム溶接装置。
- 前記照射位置変更部は、前記リッドの厚さ、前記ビームの幅、及び前記ビームの貫通力に基づいて、前記ビームスポットを形成する位置を決定することを特徴とする請求項2又は3に記載のビーム溶接装置。
- 前記リッドと前記パッケージとが仮付けされた状態にあるワークに対して、前記ワークを封止するための溶接を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のビーム溶接装置。
- 磁石による磁力を前記リッドに対して付与することによって、前記リッドを前記パッケージに対して固定すると共に、前記ワークが載置されるトレイに対して前記リッド及び前記パッケージを固定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のビーム溶接装置。
- リッドとパッケージを備えるワークに対してビームを照射することによって、前記ワークが封止されるように溶接を行うビーム溶接方法であって、
前記溶接を行う際に、前記リッドと前記パッケージの両方に対して同時に前記ビームを照射するビーム照射工程を備えることを特徴とするビーム溶接方法。
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