JP2007088143A - エッジ研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体ウエハのエッジ研磨装置のスループットを向上させる。
【解決手段】 半導体ウエハ40のエッジ部を研磨するエッジ研磨装置100には、バフユニット11bを隔てて半導体ウエハ40と対向する位置に、バフ18をドレッシングするドレッサ12を配置する。半導体ウエハ40を搭載するウエハ保持部15及びドレッサ12は、それぞれバフユニット11bと接近する方向及び離反する方向に移動可能である。半導体ウエハ40とバフとの接触圧、及び、バフとドレッサ12との接触圧はそれぞれ所定値に制御され、バフによる半導体ウエハ40のエッジ部の研磨中に、ドレッサ12によるバフのIn−Situドレッシングを可能にする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エッジ研磨装置に関し、更に詳しくは、半導体ウエハのエッジ部を研磨するエッジ研磨装置の改良に関する。
半導体デバイスは、シリコン単結晶ウエハや化合物半導体ウエハなどの半導体ウエハの表面に、スパッタリングや、CVD、エッチングなど、半導体製造分野で既知の成膜加工技術を利用し、酸化膜、窒化膜、炭化物膜、多結晶膜体、金属膜などを積層して製造される。各膜を構成する酸化物、窒化物、多結晶、炭化物、金属などの物質は、成膜の際に、半導体ウエハのエッジ及びその近傍を含むエッジ部を被覆する。このエッジ部に形成された被膜は、半導体ウエハ上に形成される配線や積層膜としては不要のもので、且つ、エッジ部から容易に剥離するものであり、ウエハ洗浄工程や各工程間でのウエハ搬送などの際に、ウエハエッジと製造装置の各部との接触により剥離する。製造プロセス中に、皮膜がエッジ部から剥離すると、ウエハ表面に形成される半導体装置にとって重大な汚染源となるという問題がある。このため、従来から、半導体製造プロセス中では、半導体ウエハのエッジ部に形成された被膜を除去するための研磨が、必要な都度行われている。
従来、半導体ウエハのエッジ部に形成された被膜の除去は、発泡ポリウレタンや硬質ウレタン樹脂などを周囲や側面に取り付けた円筒状バフに、半導体ウエハのエッジを押し付ける研磨装置によって行われる。特許文献1は、このような研磨装置を記載している。図5に示す従来のエッジ研磨装置では、バフ31が、軸31aを中心に回転可能に構成されており、バフ31の研磨面の近傍に、研磨剤であるスラリーを供給する図示しない機構を有する。このバフ31の研磨部に、半導体ウエハ40のエッジを押し付けることにより、ウエハ40のエッジ部を研磨する。バフ31における研磨では、ウエハ40のエッジ部全体を研磨するために、ウエハ40をバフ31との接触部を中心にして上下に傾動させている。
同特許文献には、図6及び図7に示す研磨装置も記載されている。図7は、図6の断面詳細図である。円筒状バフ32は、軸32aを中心に回転可能に構成され、スラリー供給ノズル34により、バフ32の研磨部近傍に研磨剤であるスラリーを供給する。バフ32の外周円筒面に形成される研磨溝32bに、ウエハ40のエッジ部を押し付けることによりエッジ部を研磨する。ウエハ40は軸33を中心に回転可能であり、軸32aと軸33とは平行であり、ウエハ40の表面は軸33と垂直である。この円筒状バフ32における研磨では、研磨溝32bの縦断面形状が、ウエハ40のエッジ部の縦断面形状と相補的(嵌合的)な関係を持つため、ウエハ40を、バフ32との接触部を中心にして上下に傾動させずとも、ウエハ40のエッジ部全体を研磨することができる。
研磨剤であるスラリーには、一般に、シリカ(酸化珪素微粒子)を含有するアルカリ性又は酸性の液体が用いられる。バフの表面および内部には、例えば素材が発泡ポリウレタンの場合には、無数の微小な気泡が存在し、またウレタン樹脂などの場合には、無数の微小な隙間が存在する。これらの気泡や隙間は、バフ表面へのスラリーの保持力を強める作用があり、研磨効率を高める効果をもつ。
特開平7-40214号公報(図8、図9)
上記従来の研磨装置では、複数枚のウエハを繰り返し研磨し、或いは、1枚のウエハであっても長時間研磨すると、ウエハのエッジ部から剥がれた研磨屑や、研磨屑を含んだ使用済みスラリーが、バフの微小な気泡や隙間に入りこんで、バフ表面が目詰まりする問題がある。バフの目詰まりにより、研磨時に供給される新鮮なスラリーがバフ表面に保持されにくくなり、エッジ部の研磨効率が低下する。このため、研磨工程を安定化させ、且つ、研磨の際のスループットを高く維持するためには、頻繁にバフを新しいものに交換する必要がある。しかし、この交換のために、メンテナンス頻度が増大し、研磨装置の稼働率が低下し、結果的に研磨の際のスループットが低下する。
本発明は、上記に鑑み、半導体装置のエッジ部を研磨する際に必要となるバフの取り替え回数を削減し、これによってバフの取り替えに要する時間を削減することで、エッジ部の研磨処理の際におけるスループットを高めることが出来るエッジ研磨装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のエッジ研磨装置は、半導体ウエハを搭載するウエハ搭載部と、前記ウエハ搭載部と相対的に接近する方向及び離反する方向に移動可能に配設され、該ウエハ搭載部に搭載された半導体ウエハのエッジ部を研磨するバフを有する研磨部と、前記研磨部と相対的に接近する方向及び離反する方向に移動可能に配設され、該研磨部のバフをドレッシングするドレッサとを備えることを特徴とする。
本発明のエッジ研磨装置によると、バフの取り替えが必要になる前に、バフを装着したままで、ドレッサによるバフのドレッシングを行うことにより、バフの取り替えに要する時間を削減することができるので、半導体ウエハのエッジ部の研磨処理におけるスループットが向上する。
本発明のエッジ研磨装置の好ましい態様では、前記バフによる半導体ウエハの研磨と、前記ドレッサによる前記バフのドレッシングとを同時に進行させることができ、或いは、バフによる半導体ウエハの研磨と、前記ドレッサによる前記バフのドレッシングとを交互に進行させることも出来る。何れの場合にも、バフを装着したままで、バフのドレッシングが可能になる。
前記バフが、前記半導体ウエハ及び前記ドレッサと接触する円筒面を有し、前記ウエハ搭載部と前記ドレッサとがそれぞれ、エッジ研磨部の軸と平行方向に移動可能であり、前記ウエハ搭載部と前記ドレッサの前記移動における周期が相互に同じで且つ位相が相互に異なる構成を採用することも本発明の好ましい態様である。この場合、バフと半導体ウエハのエッジ部との間に供給するスラリーがドレッサによって掻き出されることが少ないので、スラリーが半導体ウエハとバフとの接触面に滞留し、良好な研磨が可能になる。
前記ウエハ搭載部、バフ及びドレッサがそれぞれ、独立に回転可能であることも本発明の好ましい態様である。この場合、それぞれの回転を最適な状態に維持可能である。
前記半導体ウエハ及びドレッサと、前記バフとの接触圧をそれぞれ制御する接触圧制御装置を更に備える構成も本発明の好ましい態様である。この場合、研磨によるバフや半導体ウエハの半径方向の縮小があっても、引き続き良好なエッジ部の研磨及びドレッシングが維持できる。
本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るエッジ研磨装置100の構成示す平面図であり、図2は、そのエッジ研磨装置100の側面図である。エッジ研磨装置100は、半導体ウエハ40を回転可能に保持するウエハ保持部15と、それぞれが半導体ウエハ40のエッジ部を研磨するバフ18を有する一対のバフユニット11a、11bと、バフ18のドレッシングを行うドレッサ12と、バフ18と半導体ウエハ40のエッジ部との接触部分に研磨用スラリーを供給するスラリー供給ノズル13a、13bと、バフ18とドレッサ12との接触部分に洗浄用純水を供給する純水供給ノズル14a、14bとを備える。各バフ18は、バフユニット11a、11b内の対応するユニット固定部16に回転可能に固定され、また、ドレッサ12は、ドレッサ固定部17に回転可能に固定される。各部の回転方向は、上から見て、例えば、ウエハ40が反時計方向、バフ18が時計方向、ドレッサ12が反時計方向と、各接触部分が互いに逆方向に回転する。上記構成により、エッジ研磨装置100は、ウエハ保持部15に保持された半導体ウエハ40のエッジ部を、バフ18で研磨すると同時に、ドレッサ12によって、バフ18の略円筒面をドレッシングして、バフ18の略円筒面での半導体ウエハ40のエッジ部の研磨を補助する。
半導体ウエハ40は、ウエハ保持部15によって真空吸着により固定される。ウエハ保持部15は、エアシリンダー(図示せず)と、ステッピングモータ(図示せず)と、回転用可変速モータ(図示せず)とを用いた可動及び回転機構を有し、図2の座標軸で示されるX方向(水平方向)、及び、Z方向(高さ方向)に可動であり、且つ、その軸芯回り(θ方向)に回転可能である。エアシリンダーには、圧力センサが設けられており、この圧力センサの検出値に基づいて、ウエハ40とバフユニット11a、11bとの間の接触圧が制御される。
ドレッサ12は、ステンレス鋼製の円板の外周面に、多数の微小な人工ダイヤモンド砥粒を電着固定しており、ドレッサ固定部17に嵌め込み固定するための形状加工が施されている。ドレッサ固定部17は、ウエハ保持部15と同様に、エアシリンダー(図示せず)と、ステッピングモータ(図示せず)と、回転用可変速モータ(図示せず)とを用いた可動及び回転機構を有し、図2の座標軸で示されるX方向(水平方向)、及び、Z方向(高さ方向)に可動であり、且つ、軸芯回りに回転可能である。エアシリンダーには、圧力センサが設けられており、この圧力センサの検出値に基づいて、ドレッサ12とバフユニット11a、11bとの間の接触圧が制御される。
スラリー供給ノズル13a、13bは、そのノズルから供給された研磨用スラリーが、ウエハ40とバフ18との接触部に直接に届く位置及び角度に設置されている。純水供給ノズル14a、14bは、そのノズルから供給された洗浄用純水が、ドレッサ12とバフ18との接触部に直接に届く位置及び角度に設置されている。
バフユニット11a、11bについて説明する。バフユニット11aと11bとは、同じ構造、材質及び寸法を有するものであるため、一方のバフユニット11bについて、図3及び図4を参照して詳細に説明する。図3は、バフユニット11bの側面図であり、バフユニット11bは、バフ18、バフ18内を貫通する支柱19、支柱19の表面部分に取り付けられたすべり回転止め用ボス20とを有する。支柱19の下端が、バフユニット固定部16の挿入孔23に挿入される嵌め込み部21を構成する。バフ18は、略中空円筒状の発泡ポリウレタン製であり、中空円筒体の外側面が軸方向の中央部分で窪んだ形状に加工されている。側方から見たバフ18の輪郭は中心軸に関して対称形である。バフ18の側縁は、上部から見て順次に、上部フランジ状部分、上側カーブ18a、中央の窪んだ平坦部、下側カーブ18b、及び、下部フランジ状部分から成るU字形状を有する。バフ18の材質は、発泡ポリウレタン樹脂の他に硬質ウレタン樹脂でもよい。
半導体ウエハ40の研磨によってバフ18が磨耗するので、バフユニット11a、11bは、一般に、定期的に交換が必要な消耗部材である。図4は、バフユニット11bをバフユニット固定部16に取り付ける際の様子を示す斜視図である。バフユニット11bの取り付け作業は、バフユニット11bのすべり回転止め用ボス20と、バフユニット固定部16のスロット22とを位置合わせして、嵌め込み部21を挿入孔23に嵌め込んだ後、固定用ネジ24によりバフユニット11bを、バフユニット固定部16に固定することで行われる。バフユニット11bの取り外しは、この取り付け作業の逆の手順で行う。
上記実施形態に係る研磨装置の動作について、図1〜図3を更に参照しつつ説明する。まず、第1のステップでは、半導体ウエハ40が、ウエハカセットなどから、ウエハ搬送機構(図示せず)により、ウエハ保持部15の頂部に受け渡される。半導体ウエハ40の裏面が、ウエハ保持部15の頂部で真空吸着されることにより、半導体ウエハ40はウエハ保持部15に固定される。次いで、第2のステップでは、スラリー供給ノズル13a、13bから、予め設定された流量で研磨用スラリーが供給され、バフユニット11a、11bが、バフユニット固定部16の回転により、設定された回転数で回転する。
次いで第3のステップでは、ドレッサ12が、ドレッサ固定部17の動作により、設定された回転数で回転しながら、X軸方向(水平方向)に移動し、バフユニット11a、11bのバフ18に接触する。このとき、ドレッサ12のバフ18への接触圧は、ドレッサ固定部17のエアシリンダーによる圧力制御機構により制御される。次いで、第4のステップでは、半導体ウエハ40が、ウエハ保持部15の軸芯回りに回転しながらX軸方向に移動し、ウエハ40のエッジ部がバフユニット11a、11bのバフ18に接触する。このとき半導体ウエハ40のエッジ部が、バフ18に押し付けられる圧力は、ウエハ保持部15のエアシリンダーによる圧力制御機構により制御される。このように、ウエハ40、バフユニット11a、11b、ドレッサ12は、それぞれ独立した回転機構を持ち、ウエハ40とドレッサ12とはそれぞれに設定された接触圧でバフ18を押し付ける。
次いで、第5のステップでは、ウエハ40は、回転しながらバフ18のU字型の側面に沿ってZ方向(垂直方向)およびX方向に移動し、ウエハ40のエッジ部が研磨される。このとき、ウエハ40のエッジの上側、及び、下側のベベル部分は、それぞれ図3に示すバフ18の上側及び下側カーブ18a、18bに押し付けられて、研磨される。ドレッサ12も、回転しながら図3に示すバフ18のU字型の外側面に沿って、Z方向およびX方向に移動しながら、バフ18の側面を削る。このように、バフ18の表面を削り、随時新たな表面を露出させることにより、研磨屑を含んだ使用済みスラリーによるバフ18表面の目詰まりを除去し、バフ18表面を常に新鮮な表面状態に維持する。
半導体ウエハ40のエッジ部の研磨中における半導体ウエハ40のZ方向の動きと、ドレッサ12のZ方向の動きとは、双方の移動周期が同じであり、且つ、双方の移動の位相が半周期ずれるように制御される。例えば、ウエハ40がバフ18の上側カーブ18aの部分に位置しているときには、ドレッサ12はバフ18の下側カーブ18bの部分に位置する。逆に、ウエハ40がバフ18の下側カーブ18bの部分に位置しているときには、ドレッサ12はバフ18の上側カーブ18aの部分に位置する。このような位置関係を採用することにより、ウエハ40とドレッサ12とがZ軸上の同じ座標に位置し続けることにより生ずる、ノズル13a、13bからバフ18上に供給される新鮮なスラリーをドレッサ12が掻きだしてしまう不都合が回避され、ウエハ40とバフ18との間には、新鮮なスラリーが充分に滞留し、研磨効率の低下を防止している。
半導体ウエハ40のエッジ部の研磨作業終了後には、第6のステップに移行し、半導体ウエハ40はウエハ搬送機構により製造装置内のウエハ洗浄機構(図示せず)に移動し、付着スラリーなどが除去され、元のウエハカセットなどに戻る。ウエハ保持部15には、次に処理される半導体ウエハ40が搬送されると共に、純水供給ノズル14a、14bから、純水がバフ18とドレッサ12との間に供給され、バフの18の表面洗浄及びドレッシングが行われる。上記ステップ1から6までが、繰り返され、多数の半導体ウエハ40のエッジ部が研磨される。
上記実施形態のエッジ研磨装置では、半導体ウエハのエッジを研磨するバフの表面をドレッシングするドレッサを組み込み、エッジ部の研磨を行いながらバフ表面をドレッシングすることで、研磨効率低下の要因であるスラリー屑によるバフ表面の目詰まりを除去し、目詰まりのない新鮮なパッド表面を維持している。これにより、エッジ部の研磨効率の低下を防止し、研磨に際して安定したスループットが得られる。
また、バフのドレッシングにより、バフ表面の目詰まりが除去されることで、目詰まりが原因でのバフ交換が無くなり、バフの交換頻度を削減させることができる。このため、研磨装置の稼働率が改善できる。
上記実施形態では、ドレッシングにより、バフ18の表面は徐々に磨耗していき、バフ18は半径方向に寸法が縮小するが、半導体ウエハ40とドレッサ12とは、それぞれX方向にバフ18と定接触圧で接触するように移動可能であるため、磨耗によるバフ18の半径方向の寸法の縮小にも拘わらず、連続的なエッジ研磨が可能である。
上記実施形態では、エッジの研磨とドレッシングとを同時に行うIn−situドレッシングを採用している。In−situドレッシング処理により、バフのドレッシングをウエハエッジの研磨処理と同時に進行させることで、バフを取り外すことなく複数枚のウエハの連続研磨がが可能となり、高い作業効率を維持することができる。しかし、本発明のエッジ研磨機構では、上記制御シーケンスを変更し、1枚のウエハ研磨処理と次のウエハの研磨処理との間に、或いは、場合によっては複数枚のウエハの研磨処理と、複数枚のウエハの研磨処理との間に、1回のバフのドレッシング工程を挿入するEx−situドレッシング処理を採用することも可能である。
以上、本発明をその好適な実施態様に基づいて説明したが、本発明のエッジ研磨装置は、上記実施態様の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施態様の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。また、本発明の好適な態様として記載した各構成や実施形態で記載した各構成については、本発明の必須の構成と共に用いることが好ましいが、単独であっても有益な効果を奏する構成については、必ずしも本発明の必須の構成として説明した全ての構成と共に用いる必要はない。
本発明の一実施形態に係るエッジ研磨装置の平面図である。 図1のエッジ研磨装置の側面図である。 図1のエッジ研磨装置におけるバフユニットの側面図である。 図3のバフユニットをユニット固定部へ取り付ける様子を示す斜視図である。 従来のエッジ研磨装置の斜視図である。 他の従来のエッジ研磨装置の斜視図である。 図6のエッジ研磨装置の研磨部分の拡大断面図である。
符号の説明
100:エッジ研磨装置
11a、11b:バフユニット
12:ドレッサ
13a、13b:スラリー供給ノズル
14a、14b:純水供給ノズル
15:ウエハ保持部
16:バフユニット固定部
17:ドレッサ固定部
18:バフ
18a:バフ側面の上側カーブ
18b:バフ側面の下側カーブ
19:支柱
20:すべり回転止め
21:嵌め込み部
22:スロット
23:挿入孔
24:固定用ネジ
31、32:バフ
31a、32a:バフ回転軸
32b:研磨溝
33:ウエハ回転軸
34:スラリー供給ノズル
40:ウエハ

Claims (6)

  1. 半導体ウエハを搭載するウエハ搭載部と、
    前記ウエハ搭載部と相対的に接近する方向及び離反する方向に移動可能に配設され、該ウエハ搭載部に搭載された半導体ウエハのエッジ部を研磨するバフを有する研磨部と、
    前記研磨部と相対的に接近する方向及び離反する方向に移動可能に配設され、該研磨部のバフをドレッシングするドレッサとを備えることを特徴とするエッジ研磨装置。
  2. 前記バフによる半導体ウエハの研磨と、前記ドレッサによる前記バフのドレッシングとを同時に進行させる、請求項1に記載のエッジ研磨装置。
  3. 前記バフによる半導体ウエハの研磨と、前記ドレッサによる前記バフのドレッシングとを交互に進行させる、請求項1に記載のエッジ研磨装置。
  4. 前記バフは、前記半導体ウエハ及び前記ドレッサと接触する円筒面を有し、前記ウエハ搭載部と前記ドレッサとがそれぞれ、少なくとも前記円筒面に接触する範囲で前記研磨部の軸と平行方向に移動可能であり、前記ウエハ搭載部と前記ドレッサの前記移動における周期が相互に同じで且つ位相が相互に異なる、請求項1〜3の何れか一に記載のエッジ研磨装置。
  5. 前記ウエハ搭載部、バフ及びドレッサがそれぞれ、独立に回転可能である、請求項1〜4の何れか一に記載のエッジ研磨装置。
  6. 前記半導体ウエハ及びドレッサと、前記バフとの接触圧をそれぞれ制御する接触圧制御装置を更に備える、請求項1〜5の何れか一に記載のエッジ研磨装置。
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