JP2007085859A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 関連性の強い複数の情報の視認性を向上することのできる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】 指針8を支持腕部8bとポインタ部8cとにより略コ字状を成す形状とし、文字盤2を指針8のポインタ部8cの裏側と支持腕部8bの表側との間に支持腕部8bの回転平面と略平行に配置し、指針8のポインタ部8c先端を文字盤2中央部に配置される液晶表示器9の輪郭内まで延伸させ、液晶表示器9には指針8のポインタ部8cにより指示され且つ第1指標部である文字2bおよび目盛3aにより表示されるエンジン回転速度と関連の強い指標である経済走行インジケータ9aを形成している。これにより、運転者は、エンジン回転速度および自動車走行中の燃料経済状態を即座に正確に把握することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の運転席に設置されて乗員に対して各種情報を表示する車両用表示装置に関するものであり、たとえば自動車等に用いて好適である。
近年、自動車等に搭載される車両用表示装置において、従来の指針計器に加えて液晶表示器が用いられている。
たとえば、文字盤およびその表面に沿って回転する指針からなる指針計器の前面側に視認方向において指針計器と部分的に重ねて液晶表示器を配置した構成のもがある(特許文献1参照)。
この場合、指針計器の中央部を表示スペースとして利用できるとともに、液晶表示器を表示手段として用いることで表示方法の自由度をさせることができる。
特開2003−344118号公報
しかしながら、上述の従来の表示装置においては、液晶表示器に表示される情報と指針計器により指示される情報との関連が無い。すなわち、指針計器の指針は文字盤上の表示意匠、たとえば目盛や数字を指示しており、液晶表示器の画面に表示される表示意匠とは無関係である。指針計器により指示される情報と関連のある情報は指針計器の外部に表示されている、つまり、お互いに関連性の強い複数の情報が離れて表示されており、両情報を正確に素早く読取ることが困難となっている。
上述の従来の表示装置においては、仮に液晶表示器に指針計器と関連のある指標を表示しても、従来の表示装置の構造上、指針は液晶表示器の画面上に延出することができず、したがって、液晶表示器上の指標を指針により正確に読取ることは困難である。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、指針計器および液晶表示器の構成に工夫を凝らして、関連性の強い複数の情報の視認性を向上することのできる車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の車両用表示装置は、第1指標部を備える文字盤と、この文字盤の中央に配置される液晶表示器と、文字盤の前面側に配置され文字盤の第1指標部を指示する指針と、この指針を回動させるムーブメントとを備え、指針は、ムーブメントのシャフトに固定されるボス部と、ボス部から文字盤の外周側へ向けて延出される支持腕部と、支持腕部先端から文字盤の表面に沿い文字盤の内周側へ向けて延出されるポインタ部とを有し、支持腕部とポインタ部とにより略コ字状を成し、文字盤は、指針のポインタ部の裏側と支持腕部の表側との間に支持腕部の回転平面と略平行に配置される車両用表示装置であって、指針のポインタ部は液晶表示器の輪郭内まで延出され、液晶表示器には指針のポインタ部により指示され且つ第1指標部に関連する第2指標部が形成されることを特徴としている。
上述した構成によれば、指針のポインタ部は、文字盤上の第1指標部と液晶表示器の第2指標部とを同時に指示することができる。すなわち、指針のポインタ部は、視認方向において液晶表示器の第2指標部と重なるので、第2指標部を第1指標部と同等の正確さで指示することができるので、運転者は、両指標部が指示する物理量を、正確且つ素早く読取ることが可能となる。
これにより、関連性の強い複数の情報の視認性を向上することのできる車両用表示装置を実現することができる。
本発明の請求項2に記載の車両用表示装置は、第1指標部はエンジンの回転速度を指示する目盛および数字であり第2指標部はエンジンの燃料消費率を指示するバーグラフであることを特徴としている。
この場合、運転者は、指針のポインタ部および第1指標部によりエンジンの回転速度を読取ると同時に、指針のポインタ部および第2指標部によりエンジンの燃料消費率、つまり単位時間当たりの燃料消費量を読取ることができる。これにより、運転者が、たとえば、アクセルペダルの踏み込み量を調節してエンジンの運転状態をより燃料消費率の低い状態に制御すれば、燃料使用量を節約でき且つ排出ガス量を低減する運転状態を実現することが可能となる。
したがって、本発明の請求項2に記載の車両用表示装置は、本発明の第1実施形態による車両用表示装置の効果を最大限に活かすことができる。
本発明の請求項3に記載の車両用表示装置は、第1指標部は車両の走行速度を指示する目盛および数字であり第2指標部は車両が走行中の道路の制限速度を指示するバーグラフであることを特徴している。
この場合、運転者は、指針のポインタ部および第1指標部により車両の走行速度を読取ると同時に、指針のポインタ部および第2指標部により、車両の走行速度が道路の制限速度を超過しているかそれ以下であるかを素早く読取ることができる。これにより、運転者は、常に安全運転を実行することが可能となる。
したがって、本発明の請求項3に記載の車両用表示装置は、本発明の第1実施形態による車両用表示装置の効果を最大限に活かすことができる。
本発明の請求項4に記載の車両用表示装置は、指針のポインタ部よりも前面側且つ文字盤2の外周側に配置される環状のリング部材を備え、このリング部材に第1指標部の一部が形成されたことを特徴としている。
上述した構成によれば、運転者の視認方向において、リング部材は文字盤よりも運転者の眼に近い位置にある。言い換えると、リング部材と文字盤とは視認距離が異なっている。したがって車両用表示装置の見映えを、奥行き感が強調された斬新なものとすることができる。
以下、本発明による車両用表示装置を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。図1においては、タコメータT部を示している。
図2は、図1中のII−II線断面図である。図2において、左側が運転席側であり、コンビネーションメータ1は、左方から視認される。
図3は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に設置されている。タコメータTは、このコンビネーションメータ1内に形成され、当該自動車のエンジン回転速度を指針の回動角度により指示するものである。
以下に、コンビネーションメータ1の構成、すなわちタコメータTの構成について説明する。
タコメータTは、大きくは、第1指標部である数字2bを備えた文字盤2、第1指標部である目盛3aを備えた外周リング3、数字2bおよび目盛3aを指示する指針8、および文字盤2の中央部に配置された液晶表示器9から構成されている。
文字盤2は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板から形成されている。文字盤2は、第1指標部としてエンジン回転速度を表す「1」、「2」等の文字2bを備えている。文字2bは、文字盤2の表面2a(図2において左側の面)に印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成されている。すなわち、文字2b以外の部分に不透光性着色層あるいは半透光性着色層を設けると共に、数字2bおよび文字2cを透明なままとする、あるいは半透光性着色層を設ける等の処理を施してある。これにより、文字盤2の裏側に配置される後述する発光ダイオード5が点灯されると、それが発する光により文字盤2は透過照明されて、文字2bが発光表示される。
文字盤2は、図1に示すように、その中央部に円形の開口窓2cが設けられている。この開口窓2dを介して、文字盤2の背後に設けられた液晶表示器9が運転者により視認される。
文字盤2の背後には、図2に示すように、指針8を回動させるムーブメント7が配置されている。ムーブメント7は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機等の電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号(タコメータTにおいてはエンジンの回転速度信号)に対応した角度だけシャフト7aを回動させるものである。ムーブメント7は、図2に示すように、文字盤2中央の開口窓2cに臨んで、すなわち液晶表示器9の背後に配置されている。ムーブメント7のシャフト7aの先端には、図2に示すように、指針8が固定されている。
指針8は、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成されている。指針8は、図2に示すように、ムーブメント7のシャフト7aに固定されるボス部8a、ボス部8aから文字盤2の外周側へ向けて延出される支持腕部8b、支持腕部8b先端から文字盤2の表面2aに沿い文字盤2の内周側へ向けて延出するポインタ部8cとを有している。すなわち、指針8は、図2に示すように、指示腕部8bとポインタ部8cとにより略コ字状を成している。指針8は、指示腕部8bとポインタ部8cとが文字盤2を挟むように配置されている。言い換えると、文字盤2は、指針8のポインタ部8cの裏側と指示腕部8bの表側との間に、支持腕部8b(つまりポインタ部8c)との回転平面と平行に配置されている。
ここで、指針8のポインタ部8cは、図1に示すように、液晶表示器9の輪郭内まで延出されている。
指針8を上述したような形状に形成することにより、ムーブメント7のシャフト7aが文字盤2を貫通する必要が無くなる。したがって、文字盤2上における指針8の回転中心周囲の領域を表示領域として活用する、つまり液晶表示器9を配置することができる。
なお、指針8においては、図2に示すように、ボス部8aの支持腕部8bの反対側に、釣合錘部8dを設けている。釣合錘部8dは、指針8のシャフトa回りの不釣合い量を小さくして、指針8の回転運動を滑らかにするためのものである。釣合錘部8dには、比重量の大きい材質、たとえば金属材料等からなる錘を付加してもよい。
指針8のポインタ部8cより前面側(図2において左側)且つ文字盤2の外周側には、図2に示すように、リング部材としての外周リング3が配置されている。外周リング3は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成されている。外周リング3は、第1指標部である目盛3aを備えている。目盛3aは、外周リング3の表面3bに、目盛3aのみが透光性を有し、目盛3aを除く部分が不透光性となるように、印刷あるいはホットスタンプを施して形成されている。これにより、文字盤2の裏側に配置される後述する発光ダイオード5が点灯されると、その光により透過照明されて、目盛3aのみが発光表示される。
文字盤2の背後、すなわち指針8の支持腕部8bの背後には、図2に示すように、文字盤2、外周リング3および指針8を照明するための導光板4および発光ダイオード5が配置されている。導光板4は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成されている。発光ダイオード5からの光は、導光板4に入射しその内部で反射を繰り返し発光面4aから出射して文字盤2を照明する。これにより、文字2bが透過照明される。また、発光ダイオード5からの光は、導光板4に入射しその内部で反射を繰り返し発光面4bから出射して外周リング3を照明する。これにより、目盛3aが透過照明される。
文字盤2の裏側には、図2に示すように、開口窓2cに臨んで液晶表示器9が配置されている。液晶表示器9は、たとえばマトリクス型液晶表示器が用いられている。液晶表示器9には、指針計器8のポインタ部8cに指示され且つ第1指標部である文字2bおよび目盛3aに関連する、言い換えるとエンジン回転速度に関連する第2指標部でありバーグラフとしての経済走行インジケータ9aが画像として形成されている。経済走行インジケータ9aは、液晶表示器9に内蔵されるバックライト(図示せず)により透過照明されて発光表示される。
経済走行インジケータ9aは、図1に示すように、扇形のグラフ、すなわち、指針8の回転中心と同軸上の扇形のグラフとして形成され、本発明の第1実施形態によるタコメータTにおいては、エンジンの燃料消費率を表している。
エンジンの燃料消費率は、エンジン回転速度やエンジン負荷の変化に伴って変動する。すなわち、第1指標部である文字2bおよび目盛3aにより表示されるエンジン回転速度と関連の強い指標である。自動車が変速機のあるギヤ(たとえば4速ギヤ)で走行中のとき、エンジンの燃料消費率が最小となるエンジン回転速度が存在し、その回転速度から離れる、つまりその回転速度よりも低下する、あるいは上昇するに連れて、燃料消費率は悪化、つまり増大する。
経済走行インジケータ9aは、図1に示すように、3つの領域、つまり、経済走行領域9aaとその両側の2つの不経済走行領域9ab、9acとから構成されている。経済走行領域9aaは、その時点の自動車の走行条件下における燃料消費率の最良点およびそれに準ずる領域であり経済走行(省エネルギ走行)状態領域を表し、黄緑色で発光表示されている。不経済走行領域9ab、9acは、経済走行領域9aaから外れ燃料消費率が高く燃料を無駄使いする不経済な領域を表し、赤色で発光表示されている。指針8が指示する領域が、その時点における自動車の燃料経済状態である。
発光ダイオード5、ムーブメント7は、図2に示すように、文字盤2の裏側(図2において左側)に配置されたプリント基板6に実装されている。プリント基板6は、たとえばガラスエポキシ基板等からなり、タコメータTを含むコンビネーションメータ1の電気回路部を形成している。液晶表示器9も、フレキシブルプリント基板(図示せず)等により、プリント基板6に電気的に接続されている。
プリント基板6には、発光ダイオード5の点灯・消灯制御、ムーブメント7の駆動制御、液晶表示器9の表示駆動制御を行なうコントローラ10が実装されている。コントローラ10は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
以上説明した、文字盤2、外周リング3、導光板4、プリント基板6、ムーブメント7等は、図2に示すように、樹脂材料から成形されるケーシング11内に収容保持されている。
また、文字盤2の前面側には、図2に示すように、略枠状の見返し板12が装着され、さらに見返し板12の先端部には透明カバー13が装着されている。見返し板12は、たとえば樹脂材料から形成されている。透明カバー12は、透明な樹脂の薄板あるいはガラス等から形成されている。見返し板12および透明カバー13は、コンビネーションメータ1の見映えを整えると同時に、コンビネーションメータ1内部への埃、水分等の侵入を防止している。
一方、ケーシング11の背後には、図2に示すように、ロアカバー14が装着されている。ロアカバー14は、たとえば樹脂材料から形成されている。
次に、以上説明した、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図3に基づいて説明する。
図3の電気回路構成図に示すように、コントローラ10には、バッテリ20から電力が常時供給されている。また、コントローラ10は、イグニッションスイッチ19が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ10には、各種のセンサ類、すなわち当該自動車のエンジン回転速度を検出するエンジン回転センサ15、変速機(図示せず)のギヤポジションを検出するシフトポジションセンサ16、当該自動車の走行速度を検出する速度センサ17が、検出信号を入力可能に接続されている。
一方、コントローラ10には、その制御対象である、発光ダイオード5、ムーブメント7、液晶表示器9が接続されている。
次に、このように構成した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の作動および本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴である、文字盤2、指針8および液晶表示器9の構成による作用効果、主に視認性におよぼす効果について説明する。
(1)イグニッションスイッチ19がONされた場合。
運転者によりイグニッションスイッチ19がONされると、コントローラ10はイグニッションスイッチ19がONされたことを検知して、コンビネーションメータ1の表示制御作動を開始する。
コントローラ10は先ず発光ダイオード5を点灯させる。これにより、文字盤2の文字2b、外周リング3の目盛3aおよび指針8が発光表示される。
同時に、コントローラ10は、エンジン回転センサ15からの検出信号に基づきムーブメント7を駆動して、シャフト7aを所定角度、すなわち当該自動車のエンジン回転速度に対応する角度に回動させる。これにより、タコメータT部においては、指針8、詳しくはポインタ部8cが文字盤2の文字2bおよび外周リング3の目盛3aを指示してエンジン回転速度が表示される。
続いて、コントローラ10は、液晶表示器9を駆動して、その画面に当該自動車の経済走行インジケータ9aを表示させる。経済走行インジケータ9aの表示に当たっては、コントローラ10は、エンジン回転センサ15、シフトポジションセンサ16および速度センサ17からの各検出信号およびコントローラ10内に予め記憶されているデータに基づいて、その時点の自動車走行条件下における経済走行インジケータ9aのパタン、つまり経済走行領域9aa、不経済走行領域9ab、9acの範囲を算出して液晶表示器9に表示させる。
このように、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1では、タコメータT部において、指針8は、文字2bおよび目盛3aと協働してエンジン回転速度を指示すると同時に、経済走行インジケータ9aにより、自動車走行中の燃料経済状態を表示している。つまり、1本の指針8が2つの計器の表示を行っている。
これにより、運転者は、エンジン回転速度および自動車走行中の燃料経済状態を即座に正確に把握することができる。さらに、自動車走行中の燃料経済状態が不経済走行領域9ab、9acにある場合においては、経済走行領域9aaとするために運転者が採るべき対処方法を正確且つ速やかに理解することができる。すなわち、指針8が不経済走行領域9abを指示しているときには、アクセルペダルをさらに踏み込んでエンジン回転速度を上昇させればよい。一方、指針8が不経済走行領域9acを指示しているときには、アクセルペダルの踏み込み量を少し緩めてエンジン回転速度を下降させればよい。
(2)イグニッションスイッチ19がOFFされた場合。
運転者によりイグニッションスイッチ19がOFFされると、コントローラ10は、そのことを検知して、発光ダイオード5を消灯させる。また、コントローラ10は、ムーブメント7および液晶表示器9の駆動を停止する。
以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、指針8を支持腕部8bとポインタ部8cとにより略コ字状を成す形状とし、文字盤2を指針8のポインタ部8cの裏側と支持腕部8bの表側との間に支持腕部8bの回転平面と略平行に配置し、指針8のポインタ部8c先端を文字盤2中央部に配置される液晶表示器9の輪郭内まで延伸させ、液晶表示器9には指針8のポインタ部8cにより指示され且つ第1指標部である文字2bおよび目盛3aにより表示されるエンジン回転速度と関連の強い指標である経済走行インジケータ9aを形成している。
従来の表示装置においては、指針計器の中央部に配置された液晶表示器に表示される情報は、指針計器が指示する物理量とは関連が無い。
また、従来の表示装置において指針計器およびそれと関連のある表示を設ける場合、たとえばタコメータと経済走行インジケータあるいはエコノミーモニターを設ける場合、指針計器であるタコメータの外に経済走行インジケータあるいはエコノミーモニターが設けられている。このため、お互いに関連性の強い複数の情報が離れて表示されており、両情報を正確に素早く読取ることが困難となっている。この場合、指針計器の前面側に液晶表示器を重ねることは可能であるが、指針を液晶表示器内まで延伸させることができないため、液晶表示器上の表示の視認性が低下する。
これに対して、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、上述した構成とすることにより、お互いに関連性の強い複数の情報である、エンジン回転速度と経済走行インジケータ9aとを即座に正確に読取ることができる。
これにより、関連性の強い複数の情報の視認性を向上することのできるコンビネーションメータ1を実現することができる。
また、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、タコメータTの目盛3aを、指針8のポインタ部8cよりも前面側且つ文字盤2の外周側に配置される外周リング3に形成している。
これにより、運転者の視認方向において、目盛3aと文字2bとの視認距離を変えて、コンビネーションメータ1の見映えを奥行き感が強調された斬新なものとすることができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。
図5は、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1では、指針8、第1指標部である文字2bおよび目盛3aにより構成される指針計器を当該自動車の走行速度を指示するスピードメータSとし、且つ液晶表示器9に表示される第1指標部に関連する第2指標部を自動車が走行中の道路の制限速度を表示するバーグラフとしての制限速度インジケータ9bとしている。
上記以外の構成は、すなわち構造は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1と全く同じである
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図5に基づいて説明する。本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の場合と同じ部分については説明を省略する。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路においては、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路に対して、コントローラ10に、図5に示すように、制限速度検知手段18が追加接続されている。制限速度検知手段は、当該自動車が走行中の道路の制限速度を検知するためのものである。
制限速度検知手段18は、具体的には、道路に設置される制限速度標識を撮影しそれを画像解析処理することにより検出するもの、あるいは当該自動車に搭載されたナビゲーションシステムの記憶媒体に予め記憶された情報に基づいて検出するもの、あるいは道路に設置された情報発信装置と当該自動車間との通信により検出するもの等がある。
次に、液晶表示器9に表示される、第1指標部に関連する第2指標部でありバーグラフとして制限速度インジケータ9bについて説明する。
制限速度インジケータ9bは、図4に示すように、2つの領域、すなわち、適正速度領域9baと適正速度領域9baよりも高速側に位置する速度超過領域9bbとから構成されており、両領域9ba、9bbの境界が制限速度を表している。適正速度領域9baは黄緑色で発光表示され、一方速度超過領域9bbは赤色で発光表示されている。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、運転者は、指針8のポインタ部8cから、走行速度とその場所における制限速度との関係とを一目瞭然に読取ることができる。したがって、運転者は、容易に適正な速度に車速を制御して安全走行を行うことができる。
この場合、自動車の走行速度が制限速度を越えたとき、つまり指針8が速度超過領域9bb内を指示したときに、速度超過領域9bbを点滅表示する、あるいは輝度を交互に明暗2段階で切り替え表示する等して、運転手に警告する構成としてもよい。
これにより、関連性の強い複数の情報の視認性を向上することのできるコンビネーションメータ1を実現することができる。
なお、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においてはタコメータTおよび経済走行インジケータ9aを組み合わせ、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においてはスピードメータSおよび制限速度インジケータ9bを組み合わせているが、両実施形態を合体させる、つまり一つのコンビネーションメータ1内に、タコメータTおよび経済走行インジケータ9aのセットと、スピードメータSおよび制限速度インジケータ9bのセットとが存在してもよい。さらには、各組み合わせ以外の表示情報の組み合わせと置き換える、あるいは追加してもよい。たとえば、残存燃料量を表示する燃料計を指針計器で表示し残存燃料で走行可能な距離を液晶表示器に数字で表示する等してもよい。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図1中のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。 本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(車両用表示装置)
2 文字盤
2a 表面
2b 文字(第1指標部)
2c 開口窓
3 外周リング(リング部材)
3a 目盛(第1指標部)
3b 表面
4 導光板
4a 発光面
4b 発光面
5 発光ダイオード
6 プリント基板
7 ムーブメント
7a シャフト
8 指針
8a ボス部
8b 支持腕部
8c ポインタ部
8d 釣合錘部
9 液晶表示器
9a 経済走行インジケータ(第2指標部、バーグラフ)
9aa 経済走行領域
9ab 不経済走行領域
9ac 不経済走行領域
9b 制限速度インジケータ(第2指標部、バーグラフ)
9ba 適正速度領域
9bc 制限速度超過領域
10 コントローラ
11 ケーシング
12 見返し板
13 透明カバー
14 ロアカバー
15 エンジン回転センサ
16 シフトポジションセンサ
17 速度センサ
18 制限速度検知手段
19 イグニッションスイッチ
20 バッテリ
S スピードメータ
T タコメータ

Claims (4)

  1. 第1指標部を備える文字盤と、
    前記文字盤の中央に配置される液晶表示器と、
    前記文字盤の前面側に配置され前記文字盤の前記第1指標部を指示する指針と、
    前記指針を回動させるムーブメントとを備え、
    前記指針は、前記ムーブメントのシャフトに固定されるボス部と、前記ボス部から前記文字盤の外周側へ向けて延出される支持腕部と、前記支持腕部先端から前記文字盤の表面に沿い前記文字盤の内周側へ向けて延出されるポインタ部とを有し、前記支持腕部と前記ポインタ部とにより略コ字状を成し、
    前記文字盤は、前記指針の前記ポインタ部の裏側と前記支持腕部の表側との間に前記支持腕部の回転平面と略平行に配置される車両用表示装置であって、
    前記指針の前記ポインタ部は前記液晶表示器の輪郭内まで延出され、
    前記液晶表示器には前記指針の前記ポインタ部により指示され且つ前記第1指標部に関連する第2指標部が形成されることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記第1指標部はエンジンの回転速度を指示する目盛および数字であり前記第2指標部はエンジンの燃料消費率を指示するバーグラフであることを特徴とする記載の車両用表示装置。
  3. 前記第1指標部は車両の走行速度を指示する目盛および数字であり前記第2指標部は車両が走行中の道路の制限速度を指示するバーグラフであることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 前記指針の前記ポインタ部よりも前面側且つ前記文字盤2の外周側に配置される環状のリング部材を備え、
    前記リング部材に前記第1指標部の一部が形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用表示装置。
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JP2010030536A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Fujitsu Ten Ltd エコ運転支援装置及び方法
KR101012859B1 (ko) 2008-11-13 2011-02-08 한국전자통신연구원 차량 관리 방법
JP2014508283A (ja) * 2011-01-17 2014-04-03 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ エレクトロニクス エスエイエス ダッシュボード及びダッシュボードの組み立て方法
JP2016175640A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド 車両の複数の作動パラメータを表示するための表示システム

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